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根は熱血漢だが、比較的高年齢ということもあって思考は安定している。OG外伝では戦場での功を焦りがちなフォリアの押さえ役に回ることがほとんどで、良く言えば模範的、悪く言えば平凡な発言が多い。フォリアからもその点について「優等生だな、お前は。出世するよ」と評されている。この聞き分けの良さは長所ではあるが、濃いメンバーに囲まれると個性が埋没してしまう原因にもなっており、MXでは主人公であるにも関わらず今一つ目立っていないという意見もよく聞かれる。
 
根は熱血漢だが、比較的高年齢ということもあって思考は安定している。OG外伝では戦場での功を焦りがちなフォリアの押さえ役に回ることがほとんどで、良く言えば模範的、悪く言えば平凡な発言が多い。フォリアからもその点について「優等生だな、お前は。出世するよ」と評されている。この聞き分けの良さは長所ではあるが、濃いメンバーに囲まれると個性が埋没してしまう原因にもなっており、MXでは主人公であるにも関わらず今一つ目立っていないという意見もよく聞かれる。
   −
==[[スーパーロボット大戦MX]]==
+
=== [[スーパーロボット大戦MX]] ===
 
本作において主人公として初登場する。
 
本作において主人公として初登場する。
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終戦後は、[[パーソナルトルーパー]]操縦の経験を生かし、後進を育てる教官としての道を選んだ。
 
終戦後は、[[パーソナルトルーパー]]操縦の経験を生かし、後進を育てる教官としての道を選んだ。
   −
===MX PORTABLE===
+
==== MX PORTABLE ====
 
後継機登場イベントを中心にシナリオの変更がされている。
 
後継機登場イベントを中心にシナリオの変更がされている。
 
初期主人公機がメディウスに撃破された際に消息を絶ち(MIA認定、実際はプロジェクト側が回収)後に偵察任務中窮地に陥ったアクアたちの下に後継機に搭乗して駆けつける。
 
初期主人公機がメディウスに撃破された際に消息を絶ち(MIA認定、実際はプロジェクト側が回収)後に偵察任務中窮地に陥ったアクアたちの下に後継機に搭乗して駆けつける。
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エンディングでは元の身体に戻るための手術を控えている状態。
 
エンディングでは元の身体に戻るための手術を控えている状態。
   −
==スーパーロボット大戦OGシリーズ==
+
=== OGシリーズ ===
 
OG外伝にて初登場。MX本編の前段階のクライ・ウルブズ隊の壊滅までが描かれている。クライ・ウルブズを壊滅させた敵が[[イェッツトレジセイア]]に変更されている。
 
OG外伝にて初登場。MX本編の前段階のクライ・ウルブズ隊の壊滅までが描かれている。クライ・ウルブズを壊滅させた敵が[[イェッツトレジセイア]]に変更されている。
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大まかな流れはMXと同様だが、アクアとの関係が深く掘り下げられており復帰以降は自覚がないとはいえ少ない会話で意思疎通がなされ、さながら熟年夫婦のような掛け合いを見せる。
 
大まかな流れはMXと同様だが、アクアとの関係が深く掘り下げられており復帰以降は自覚がないとはいえ少ない会話で意思疎通がなされ、さながら熟年夫婦のような掛け合いを見せる。
   −
==登場作品と役柄==
+
== パイロットステーダス設定の傾向 ==
===単独作品===
+
=== [[精神コマンド]] ===
 +
;[[加速]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[覚醒]]([[魂]])
 +
:MX時にラインアップ。スーパー系だと[[覚醒]]、リアル系だと[[魂]]だけが違う。
 +
;[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[加速]]、[[同調]](ツイン)
 +
:OG外伝のラインアップ。
 +
;[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[闘志]](ツイン)
 +
:第2次OGのラインアップ。
 +
=== [[特殊技能]](特殊コマンド) ===
 +
;[[強運]]、[[援護攻撃]]Lv4、[[援護防御]]Lv4
 +
:MX時において、スーパー系のラインアップ。
 +
;[[強運]]、[[切り払い]]Lv4、[[援護攻撃]]Lv4
 +
:MX時において、リアル系のラインアップ。
 +
;[[援護攻撃]]Lv2、[[援護防御]]Lv2、[[ヒット&アウェイ]]、[[アタッカー]]
 +
:OG外伝のラインアップ。
 +
;[[援護攻撃]]Lv2、[[援護防御]]Lv1、[[ヒット&アウェイ]]、[[連続攻撃]]Lv2
 +
:第2次OGのラインアップ。
 +
=== 固有エースボーナス ===
 +
;受ける最終ダメージ-5%/命中率10%
 +
:OG外伝より。
 +
;最終回比率10%、受ける最終ダメージ-10%
 +
:第2次OGより。
 +
 
 +
== 登場作品と役柄 ==
 +
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]:初出作品。固定の主人公として登場。選んだ機体によって[[能力]]値や最後に習得する[[精神コマンド]]が違い、ガルムレイド選択時だと『[[覚醒]]』、サーベラス選択時には『[[魂]]』を習得する。サーベラス時に射撃を鍛えると後で泣きを見る。なお扱いが微妙に悪めで、AI1戦において、主役級の中で唯一'''戦闘前会話がない'''というのがその最たるもの。ただし、全パイロット中唯一対エルデの特殊戦闘台詞が存在する。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]:初出作品。固定の主人公として登場。選んだ機体によって[[能力]]値や最後に習得する[[精神コマンド]]が違い、ガルムレイド選択時だと『[[覚醒]]』、サーベラス選択時には『[[魂]]』を習得する。サーベラス時に射撃を鍛えると後で泣きを見る。なお扱いが微妙に悪めで、AI1戦において、主役級の中で唯一'''戦闘前会話がない'''というのがその最たるもの。ただし、全パイロット中唯一対エルデの特殊戦闘台詞が存在する。
 
;[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]:MXの移植作。一時、ヒューゴが行方不明になるエピソードが組まれている。
 
;[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]:MXの移植作。一時、ヒューゴが行方不明になるエピソードが組まれている。
   −
===[[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OG]]===
+
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]:OGシリーズでは本作で初登場。事前告知が一切ないサプライズ参戦(発売した週の雑誌にも載っていない徹底ぶり)。本作では時系列がクライ・ウルブズ所属時代のため、部隊に配備されている専用の量産型ゲシュペンストMk-IIに乗っている。
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]:OGシリーズでは本作で初登場。事前告知が一切ないサプライズ参戦(発売した週の雑誌にも載っていない徹底ぶり)。本作では時系列がクライ・ウルブズ所属時代のため、部隊に配備されている専用の量産型ゲシュペンストMk-IIに乗っている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]:[[サーベラス]]と[[ガルムレイド]]の両方が登場。今回はアクアにPTの操縦をレクチャーするシーンがあり、教え上手な一面も描かれた。抑制剤が尽きることを知り、生き急ぐ面が目立つ。その後はMX通りに行くと既プレイヤーは見ていたが、その場面で何と'''AI1に取り込まれる'''という未曾有の事態に直面する。数話過ぎたあたりで復帰し、抑制剤の投薬が十分という環境になったため最後まで戦う。エピローグではまだ治っていない様子で、教導隊預かりになった。なお、一時離脱のタイミングで搭乗していた機体も一緒に一時離脱してしまうため、どちらか一方しか強化してない場合は強化していないほうを乗せるようにしよう。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]:[[サーベラス]]と[[ガルムレイド]]の両方が登場。今回はアクアにPTの操縦をレクチャーするシーンがあり、教え上手な一面も描かれた。抑制剤が尽きることを知り、生き急ぐ面が目立つ。その後はMX通りに行くと既プレイヤーは見ていたが、その場面で何と'''AI1に取り込まれる'''という未曾有の事態に直面する。数話過ぎたあたりで復帰し、抑制剤の投薬が十分という環境になったため最後まで戦う。エピローグではまだ治っていない様子で、教導隊預かりになった。なお、一時離脱のタイミングで搭乗していた機体も一緒に一時離脱してしまうため、どちらか一方しか強化してない場合は強化していないほうを乗せるようにしよう。
 
:仲間になった次のシナリオで、模擬戦闘のため一時的に敵キャラとなる。この際、'''直前に施したキャラ育成がそのまま適用される'''ため、強化するならそれ以降にすべき。特に2,3周した後に再攻撃習得+技量アップなどをしてしまうと、SRポイントの取得が困難になる(SRポイントの条件が「ジョッシュが攻撃に被弾しない」なので)。同じ理由で、命中や地形適応も上げてはいけない。それ以前に、模擬戦の勝利条件が「3ターン以内でHPを一定以下にする」であり、ジョッシュが何の強化なしで挑むので最悪詰む可能性すらある(4ターン目まで逃げ切ればいいのだが)。
 
:仲間になった次のシナリオで、模擬戦闘のため一時的に敵キャラとなる。この際、'''直前に施したキャラ育成がそのまま適用される'''ため、強化するならそれ以降にすべき。特に2,3周した後に再攻撃習得+技量アップなどをしてしまうと、SRポイントの取得が困難になる(SRポイントの条件が「ジョッシュが攻撃に被弾しない」なので)。同じ理由で、命中や地形適応も上げてはいけない。それ以前に、模擬戦の勝利条件が「3ターン以内でHPを一定以下にする」であり、ジョッシュが何の強化なしで挑むので最悪詰む可能性すらある(4ターン目まで逃げ切ればいいのだが)。
   −
==主な搭乗機==
+
== 主な搭乗機 ==
 
MX及び第2次OGではガルムレイドまたはサーベラス系列の機体に乗るが、OG外伝では量産型ゲシュペンストMk-II系列の機体に乗っている。MXでもクライ・ウルブズ時代の回想(夢)シーンではゲシュペンストに乗っているのが確認出来る。
 
MX及び第2次OGではガルムレイドまたはサーベラス系列の機体に乗るが、OG外伝では量産型ゲシュペンストMk-II系列の機体に乗っている。MXでもクライ・ウルブズ時代の回想(夢)シーンではゲシュペンストに乗っているのが確認出来る。
 
;[[ガルムレイド]]:ツェントル・プロジェクトの試作7号機。特機サイズで、至近距離での格闘戦に重点を置いた機体。サーベラスと違い、後継機でもヒューゴの役割担当はそのままなので、格闘戦に特化した養成が通用する。その為、序盤からPPを有効に使った養成が可能。
 
;[[ガルムレイド]]:ツェントル・プロジェクトの試作7号機。特機サイズで、至近距離での格闘戦に重点を置いた機体。サーベラスと違い、後継機でもヒューゴの役割担当はそのままなので、格闘戦に特化した養成が通用する。その為、序盤からPPを有効に使った養成が可能。
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;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]:同じく機体色は赤。ロールアウト直後の3号機を受領している。イェッツトレジセイア戦で大破し、自身も再起不能の重傷を負うが…
 
;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]:同じく機体色は赤。ロールアウト直後の3号機を受領している。イェッツトレジセイア戦で大破し、自身も再起不能の重傷を負うが…
   −
==人間関係==
+
== 人間関係 ==
;[[アクア・ケントルム]]:ツェントル・プロジェクト移籍後のパートナー。初期のアクアはヒューゴをライバル視しており、彼自身も実戦経験のない彼女に信頼を寄せているとは言い難いものがあった。何かと衝突が絶えなかったが、様々な出来事を経て、やがては息が合った最良の関係を築いていく。第2次OGでは周囲の人間関係もあってか、比較的早期から着実に関係の改善がされていく。
+
;[[アクア・ケントルム]]
;[[アルベロ・エスト]]:[[メディウス・ロクス]]強奪の実行者でありそのパイロット。クライ・ウルブズ時代の隊長で、ヒューゴにとっては恩師にあたる。メディウス奪還作戦で正体が判明してからは敵対するが、度重なる死闘を通じてヒューゴの成長を認めてもいく。MXの物語終盤では、同じ因縁の敵である[[デビルガンダム]]戦や、世界の調律と補完を前に彼と共闘する場面もあるのだが…。ちなみに彼の影響で、ヒューゴは日本文化にも詳しい。
+
:ツェントル・プロジェクト移籍後のパートナー。初期のアクアはヒューゴをライバル視しており、彼自身も実戦経験のない彼女に信頼を寄せているとは言い難いものがあった。何かと衝突が絶えなかったが、様々な出来事を経て、やがては息が合った最良の関係を築いていく。第2次OGでは周囲の人間関係もあってか、比較的早期から着実に関係の改善がされていく。
;[[フォリア・エスト]]:恩師の息子でヒューゴとはクライ・ウルブズ時代の戦友だったが、[[デビルガンダム]]([[イェッツトレジセイア]])との戦いで死別してしまう。彼の死はヒューゴに深いトラウマを残し、以後も長く彼を苦しめることになる。
+
;[[アルベロ・エスト]]
;[[ミタール・ザパト]]:自らの目的のために、利用できるヒューゴを拾い『生かしている』。OGシリーズではクライ・ウルブズ壊滅を仕組んだ張本人であり、ヒューゴ自身もそれを察しているため、明確な憎しみを抱いている。
+
:[[メディウス・ロクス]]強奪の実行者でありそのパイロット。クライ・ウルブズ時代の隊長で、ヒューゴにとっては恩師にあたる。メディウス奪還作戦で正体が判明してからは敵対するが、度重なる死闘を通じてヒューゴの成長を認めてもいく。MXの物語終盤では、同じ因縁の敵である[[デビルガンダム]]戦や、世界の調律と補完を前に彼と共闘する場面もあるのだが…。ちなみに彼の影響で、ヒューゴは日本文化にも詳しい。
;[[エルデ・ミッテ]]:アルベロと共にメディウスへ同乗し、同機に搭載された人工知能『[[AI1]]』の完成に偏愛を注ぐ科学者。当初はさして接点を持っていなかったが、彼女の存在と正体が明らかになってからは敵対関係となる。
+
;[[フォリア・エスト]]
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]:第2次OGでは同時期に教導隊預かりになる。プロジェクトの都合に振り回されるという点でも似たもの同士。ルイーナの出現に悩むジョッシュを諭したりと気にかける場面が多い。ジョッシュにとっては戦友兼兄貴分といったところで、ヒューゴに気を遣うことも多い。
+
:恩師の息子でヒューゴとはクライ・ウルブズ時代の戦友だったが、[[デビルガンダム]]([[イェッツトレジセイア]])との戦いで死別してしまう。彼の死はヒューゴに深いトラウマを残し、以後も長く彼を苦しめることになる。
;[[アクセル・アルマー]]:ホワイトスターで大破したソウルゲインを回収したのを切欠に縁が生まれ、イエッツト戦で共闘。レジセイアに乗機を大破させられた際には彼が駆けつけたことで命を救われている。OG外伝では直に顔を合わせることは無く、第2次OGでの再開が初顔合わせ。
+
;[[ミタール・ザパト]]
 +
:自らの目的のために、利用できるヒューゴを拾い『生かしている』。OGシリーズではクライ・ウルブズ壊滅を仕組んだ張本人であり、ヒューゴ自身もそれを察しているため、明確な憎しみを抱いている。
 +
;[[エルデ・ミッテ]]
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:アルベロと共にメディウスへ同乗し、同機に搭載された人工知能『[[AI1]]』の完成に偏愛を注ぐ科学者。当初はさして接点を持っていなかったが、彼女の存在と正体が明らかになってからは敵対関係となる。
 +
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 +
:第2次OGでは同時期に教導隊預かりになる。プロジェクトの都合に振り回されるという点でも似たもの同士。ルイーナの出現に悩むジョッシュを諭したりと気にかける場面が多い。ジョッシュにとっては戦友兼兄貴分といったところで、ヒューゴに気を遣うことも多い。
 +
;[[アクセル・アルマー]]
 +
:ホワイトスターで大破したソウルゲインを回収したのを切欠に縁が生まれ、イエッツト戦で共闘。レジセイアに乗機を大破させられた際には彼が駆けつけたことで命を救われている。OG外伝では直に顔を合わせることは無く、第2次OGでの再開が初顔合わせ。
    
==版権作品との人間関係==
 
==版権作品との人間関係==
;[[ドモン・カッシュ]]:[[デビルガンダム]]関連における自らの不幸から初対面の際は[[デビルガンダム]]を早急に討てなかった彼に怒りを抱いたが、ドモン自身が最も[[デビルガンダム]]に振り回された被害者である事を思い起こしてその怒りを鎮めた。それ以上はわだかまりを示す事も無く、対等な戦友といった関係に。
+
;[[ドモン・カッシュ]]
;[[リィナ・アーシタ]]:物語序盤から常にヒューゴの体調を心配しており、彼女から幾度と無く精密検査を受けるよう勧められるが、その度に申し訳無く思いつつも断り続けていた。
+
:[[デビルガンダム]]関連における自らの不幸から初対面の際は[[デビルガンダム]]を早急に討てなかった彼に怒りを抱いたが、ドモン自身が最も[[デビルガンダム]]に振り回された被害者である事を思い起こしてその怒りを鎮めた。それ以上はわだかまりを示す事も無く、対等な戦友といった関係に。
;[[ケーン・ワカバ]]:軍属の先輩として、また、頼りになる兄貴分として彼から慕われている。[[グン・ジェム隊]]の罠に嵌りDチームと共に孤立した際には、自分と同じ運命を辿らせたくない一心で、イキがって玉砕上等を叫ぶ彼を一喝し、自制を促した。
+
;[[リィナ・アーシタ]]
;[[葛城ミサト]]:彼女からの報告で、[[エルデ・ミッテ|エルデ]]の手に掛かり[[ミタール・ザパト|ザパト博士]]が殺された事を知る。同時に、エルデが[[MAGI]]開発に携わった外部関係者である事から、現在も[[NERV]]及び[[ゼーレ]]と何らかの接点を持っている可能性を示唆された。
+
:物語序盤から常にヒューゴの体調を心配しており、彼女から幾度と無く精密検査を受けるよう勧められるが、その度に申し訳無く思いつつも断り続けていた。
 +
;[[ケーン・ワカバ]]
 +
:軍属の先輩として、また、頼りになる兄貴分として彼から慕われている。[[グン・ジェム隊]]の罠に嵌りDチームと共に孤立した際には、自分と同じ運命を辿らせたくない一心で、イキがって玉砕上等を叫ぶ彼を一喝し、自制を促した。
 +
;[[葛城ミサト]]
 +
:彼女からの報告で、[[エルデ・ミッテ|エルデ]]の手に掛かり[[ミタール・ザパト|ザパト博士]]が殺された事を知る。同時に、エルデが[[MAGI]]開発に携わった外部関係者である事から、現在も[[NERV]]及び[[ゼーレ]]と何らかの接点を持っている可能性を示唆された。
    
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
 
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「Burning Red」:ヒューゴのテーマ。デフォルトBGM。
+
;「Burning Red」
;「The Watchdog of Hell」:[[サーベラス・イグナイト]]搭乗後のBGM。『地獄の番犬』の直訳。
+
:ヒューゴのテーマ。デフォルトBGM。
;「Let's IGNITION!」:[[ガルムレイド・ブレイズ]]搭乗後のBGM。
+
;「The Watchdog of Hell」
 +
:[[サーベラス・イグナイト]]搭乗後のBGM。『地獄の番犬』の直訳。
 +
;「Let's IGNITION!」
 +
:[[ガルムレイド・ブレイズ]]搭乗後のBGM。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「多少の無茶は、承知の上だ!」:ヒューゴが戦闘時にしばしば発する口癖。いくつか台詞のバリエーションがあり、アクアとの信頼関係が強化された後には「多少の無茶は…」「承知の上よ!!」と掛け合う事がある。また、MXのエンディングでも「多少の無茶は、承知の上さ」と発言している(MXPでは会話の流れ上カット)。特徴的な口癖を持つバンプレストオリジナルキャラの中でも、彼は比較的口癖の使用頻度が高い。MXではオリジナルの敵および対する専用台詞が少なく、汎用の割合が高いためだろう。
+
;「多少の無茶は、承知の上だ!」
;「イグニション!!」:[[ガルムレイド]]のバーニング・ブレイカーや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)のエグゼキューション・レイドなど、スーパー系専用機体で最強武器を使用した時のみ聞ける。ヒューゴの代表的な叫びとして定着しており、非常に決まっている為、この台詞の為にガルムレイドを選ぶプレイヤーも少なくはない。なお[[アクア・ケントルム]]もブレイズ(S)のマシン・アニマリートレイドやトリニティ・デッドエンド使用時に、[[アルベロ・エスト]]は[[メディウス・ロクス (第2形態)]]でヘブン・アクセレレイション発動時に叫ぶ。
+
:ヒューゴが戦闘時にしばしば発する口癖。いくつか台詞のバリエーションがあり、アクアとの信頼関係が強化された後には「多少の無茶は…」「承知の上よ!!」と掛け合う事がある。また、MXのエンディングでも「多少の無茶は、承知の上さ」と発言している(MXPでは会話の流れ上カット)。特徴的な口癖を持つバンプレストオリジナルキャラの中でも、彼は比較的口癖の使用頻度が高い。MXではオリジナルの敵および対する専用台詞が少なく、汎用の割合が高いためだろう。
;「ディスチャージ!!」:[[サーベラス]]のターミナス・キャノンや、[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]のフォールティング・ツーウェイ・キャノンなどリアル系専用機体で最強武器を使用したときや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)でターミナス・ブラスターやエグゼキューション・レイドを使用した際に聞ける。此方もヒューゴの代表的な叫びとして定着。アルベロもまた、量産型ゲシュペンストMk-II改搭乗時にもフォールティング・ツーウェイ・キャノン使用時に叫ぶ。
+
;「イグニション!!」
 +
:[[ガルムレイド]]のバーニング・ブレイカーや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)のエグゼキューション・レイドなど、スーパー系専用機体で最強武器を使用した時のみ聞ける。ヒューゴの代表的な叫びとして定着しており、非常に決まっている為、この台詞の為にガルムレイドを選ぶプレイヤーも少なくはない。なお[[アクア・ケントルム]]もブレイズ(S)のマシン・アニマリートレイドやトリニティ・デッドエンド使用時に、[[アルベロ・エスト]]は[[メディウス・ロクス (第2形態)]]でヘブン・アクセレレイション発動時に叫ぶ。
 +
;「ディスチャージ!!」
 +
:[[サーベラス]]のターミナス・キャノンや、[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]のフォールティング・ツーウェイ・キャノンなどリアル系専用機体で最強武器を使用したときや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)でターミナス・ブラスターやエグゼキューション・レイドを使用した際に聞ける。此方もヒューゴの代表的な叫びとして定着。アルベロもまた、量産型ゲシュペンストMk-II改搭乗時にもフォールティング・ツーウェイ・キャノン使用時に叫ぶ。
 
=== MX ===
 
=== MX ===
;「男であの格好は勘弁してくれ」:[[MX]]序盤で、アクアのDFCスーツに関する話題の煽りを受け、話が自分のコスチュームにも及んだ時の反応。ヒューゴの言葉に男子一同、納得する。
+
;「男であの格好は勘弁してくれ」
;「チッ…。また同じ夢を見るようになっちまった」:かつてデビルガンダムとの戦いでクライ・ウルブズが壊滅した悪夢を見、目が覚めた時に口にした台詞。元ネタは[[アムロ・レイ|アムロ]]のそれだろうか。
+
:[[MX]]序盤で、アクアのDFCスーツに関する話題の煽りを受け、話が自分のコスチュームにも及んだ時の反応。ヒューゴの言葉に男子一同、納得する。
;「それとな、のぞきはやめておけ。中尉にバレたらタダではすまんぞ」:[[兜甲児|甲児]]とケーンが女風呂の覗きを企んでいた事をたしなめる。この、やんわりだが説得力のあるたしなめ方は流石に20代というところか。
+
;「チッ…。また同じ夢を見るようになっちまった」
;「ああ、そうだ!銀河と北斗は俺達の仲間だ…」<br/>「俺は目の前で仲間が失われるのを見るのは、もうたくさんなんだ!」:[[GEAR戦士電童|電童]]救出作戦での対[[アルテア]]戦闘前会話。かつてのクライ・ウルブズ壊滅の経験から、仲間を守るためには全ての力を尽くす。
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:かつてデビルガンダムとの戦いでクライ・ウルブズが壊滅した悪夢を見、目が覚めた時に口にした台詞。元ネタは[[アムロ・レイ|アムロ]]のそれだろうか。
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;「それとな、のぞきはやめておけ。中尉にバレたらタダではすまんぞ」
 +
:[[兜甲児|甲児]]とケーンが女風呂の覗きを企んでいた事をたしなめる。この、やんわりだが説得力のあるたしなめ方は流石に20代というところか。
 +
;「ああ、そうだ!銀河と北斗は俺達の仲間だ…」<br/>「俺は目の前で仲間が失われるのを見るのは、もうたくさんなんだ!」
 +
:[[GEAR戦士電童|電童]]救出作戦での対[[アルテア]]戦闘前会話。かつてのクライ・ウルブズ壊滅の経験から、仲間を守るためには全ての力を尽くす。
 
;「ああ、あれはやめとけ。腹を壊すぐらいじゃ済まないぞ」:ゲテモノ料理体験談を語った際、「部屋に生えてるキノコも食べたの?」と訊ねてきたアクアへの返答…'''食ったらしい'''。
 
;「ああ、あれはやめとけ。腹を壊すぐらいじゃ済まないぞ」:ゲテモノ料理体験談を語った際、「部屋に生えてるキノコも食べたの?」と訊ねてきたアクアへの返答…'''食ったらしい'''。
;「壊れたパーツは交換すれば済む…要はモビルスーツや特機と同じさ」:[[メディウス・ロクス]]に敗れた事で、身体の秘密を知られたアクアへ自嘲気味に語る。
+
;「壊れたパーツは交換すれば済む…要はモビルスーツや特機と同じさ」
;「ヘビは頭を潰せば終わる!こいつの場合、本当の頭は腹にあるようだ!」:[[ドラゴノザウルス]]との戦闘前会話。原作では[[車弁慶|弁慶]]が看破した弱点に関する台詞を、アレンジして言い放つ。蛇の頭云々は、前述のゲテモノ料理体験談で語ったサバイバル訓練時に得た知識だろうか。
+
:[[メディウス・ロクス]]に敗れた事で、身体の秘密を知られたアクアへ自嘲気味に語る。
;「ああ、下らないだろうさ。あんたにとってはな」<br/>「だが…貴様の理論が正しいなら、何故俺達はここにいる?」<br/>「何故、メディウス・ロクスは倒された?」<br/>「貴様とAI1はその下らないものを理解していない…!」<br/>「戦いの勝敗を決するもの、それは生き抜こうとする意思だ…!」<br/>「自分自身の力で生き抜こうとする決意だ…!」<br/>「己の身をも引きかえに、結果のみを求めようとする貴様に俺たちを排除することなど出来ない!」<br/>「多くの人が生きていこうとするこの世界を終わらせることなど出来ない!」:最終ステージ、AI1登場~戦闘開始までの会話から。『機動兵器の性能を引き出すのは人間である』と言う理論を認めた(少しは信じる気になった)と言いつつ、その本質をまるで理解していないエルデを痛烈に否定した台詞。
+
;「ヘビは頭を潰せば終わる!こいつの場合、本当の頭は腹にあるようだ!」
;「貴様などに世界の行く末を決めさせはしない!!」<br/>「エルデ!そしてAI1!貴様らの身体に…」<br/>「俺たちや隊長の生き様を!俺達の生きる意志を刻み込んでやる!!」:同じく、AI1登場時イベントの締めくくりの台詞。こうして戦闘開始前に思い切り啖呵を切ってしまうためか、彼にはAI1との戦闘前台詞が存在しない。
+
:[[ドラゴノザウルス]]との戦闘前会話。原作では[[車弁慶|弁慶]]が看破した弱点に関する台詞を、アレンジして言い放つ。蛇の頭云々は、前述のゲテモノ料理体験談で語ったサバイバル訓練時に得た知識だろうか。
 +
;「ああ、下らないだろうさ。あんたにとってはな」<br/>「だが…貴様の理論が正しいなら、何故俺達はここにいる?」<br/>「何故、メディウス・ロクスは倒された?」<br/>「貴様とAI1はその下らないものを理解していない…!」<br/>「戦いの勝敗を決するもの、それは生き抜こうとする意思だ…!」<br/>「自分自身の力で生き抜こうとする決意だ…!」<br/>「己の身をも引きかえに、結果のみを求めようとする貴様に俺たちを排除することなど出来ない!」<br/>「多くの人が生きていこうとするこの世界を終わらせることなど出来ない!」
 +
:最終ステージ、AI1登場~戦闘開始までの会話から。『機動兵器の性能を引き出すのは人間である』と言う理論を認めた(少しは信じる気になった)と言いつつ、その本質をまるで理解していないエルデを痛烈に否定した台詞。
 +
;「貴様などに世界の行く末を決めさせはしない!!」<br/>「エルデ!そしてAI1!貴様らの身体に…」<br/>「俺たちや隊長の生き様を!俺達の生きる意志を刻み込んでやる!!」
 +
:同じく、AI1登場時イベントの締めくくりの台詞。こうして戦闘開始前に思い切り啖呵を切ってしまうためか、彼にはAI1との戦闘前台詞が存在しない。
    
=== 第2次OG ===
 
=== 第2次OG ===
;「み、皆さん……自分のことで大変なご迷惑とご心配をお掛けしました。依然として予断を許さぬ状況でありますが、今後も……」:生還後、記念パーティーという大仰な事態になってしまい、一言求められて。対する周囲の反応は「[[ミチル・ハナテン|真面目]]」「[[エクセレン・ブロウニング|硬い]]」「[[コウタ・アズマ|カイ少佐かっつーの]]」というもので、「ただいまとでも言えと?」と当惑しながら返すことに。
+
;「み、皆さん……自分のことで大変なご迷惑とご心配をお掛けしました。依然として予断を許さぬ状況でありますが、今後も……」
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:生還後、記念パーティーという大仰な事態になってしまい、一言求められて。対する周囲の反応は「[[ミチル・ハナテン|真面目]]」「[[エクセレン・ブロウニング|硬い]]」「[[コウタ・アズマ|カイ少佐かっつーの]]」というもので、「ただいまとでも言えと?」と当惑しながら返すことに。
 
;シエンヌ「ははは!アルベロのは自分の教えを実践できなかったねぇ!死んでちゃ、意味ないだろうが!」</br>ヒューゴ「ならば、お前にそれが出来るか」</br>シエンヌ「何……!?」</br>ヒューゴ「お前はここで生き残れるか!俺達を相手にして」
 
;シエンヌ「ははは!アルベロのは自分の教えを実践できなかったねぇ!死んでちゃ、意味ないだろうが!」</br>ヒューゴ「ならば、お前にそれが出来るか」</br>シエンヌ「何……!?」</br>ヒューゴ「お前はここで生き残れるか!俺達を相手にして」
 
:「紅の聖夜祭(前編)」にて。ヒューゴの師であるアルベロの侮辱に対する、静かな怒り。数多くの修羅場を掻い潜ったヒューゴは仲間と共に切り抜いており、己の死を奪う相手には目的も言葉も必要ない。飼い主に尻尾を振る犬と地獄から還ってきた狼の差が明確に現れている。
 
:「紅の聖夜祭(前編)」にて。ヒューゴの師であるアルベロの侮辱に対する、静かな怒り。数多くの修羅場を掻い潜ったヒューゴは仲間と共に切り抜いており、己の死を奪う相手には目的も言葉も必要ない。飼い主に尻尾を振る犬と地獄から還ってきた狼の差が明確に現れている。
;(そうか……隊長……)<br/>(そうなのか……!)<br/>(それが……あなたの最後の命令なのか……!):境界空間([[ファブラ・フォレース]])での死闘の最中、アルベロの声を聞いて。幻のようなその言葉が、彼のクライ・ウルブズ隊長としての最後の命令であることを悟り、操縦桿を握りしめる。
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;(そうか……隊長……)<br/>(そうなのか……!)<br/>(それが……あなたの最後の命令なのか……!)
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:境界空間([[ファブラ・フォレース]])での死闘の最中、アルベロの声を聞いて。幻のようなその言葉が、彼のクライ・ウルブズ隊長としての最後の命令であることを悟り、操縦桿を握りしめる。
 
;「いや、AI1は隊長の肉体を取り込めても、その意思を封じ込めることはできない!」<br/>「死中に活を見出し、倒すべき敵を倒す! それが本当の……クライウルブズ最後のミッションだ!!」
 
;「いや、AI1は隊長の肉体を取り込めても、その意思を封じ込めることはできない!」<br/>「死中に活を見出し、倒すべき敵を倒す! それが本当の……クライウルブズ最後のミッションだ!!」
 
:第2次OGにて、AI1に起こった不調に意を課さないエルデに「全てを同化しても強い意思を封じることはできない」と告げる。そして、[[鋼龍戦隊]]にいるヒューゴのやるべきことは一つ、アルベロを初めとする多くの人間を利用し、AI1ですべてを飲み込まんとするエルデを倒すことだった。
 
:第2次OGにて、AI1に起こった不調に意を課さないエルデに「全てを同化しても強い意思を封じることはできない」と告げる。そして、[[鋼龍戦隊]]にいるヒューゴのやるべきことは一つ、アルベロを初めとする多くの人間を利用し、AI1ですべてを飲み込まんとするエルデを倒すことだった。
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:AI1を打ち倒した後、エルデを道連れに去りゆくアルベロに告げるかのようにこう呟いた。こうしてツェントル・プロジェクトから続く因縁が終焉を告げた……[[アダマトロン|だが]]。
 
:AI1を打ち倒した後、エルデを道連れに去りゆくアルベロに告げるかのようにこう呟いた。こうしてツェントル・プロジェクトから続く因縁が終焉を告げた……[[アダマトロン|だが]]。
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==余談==
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== 余談 ==
 
*電撃PSのMX攻略本での寺田氏インタビューによると、当初は『[[イグニス]]』と言う名前になる予定だったらしい。しかし発売済みのスパロボDで同名のキャラクターが既にいたため、没になった。
 
*電撃PSのMX攻略本での寺田氏インタビューによると、当初は『[[イグニス]]』と言う名前になる予定だったらしい。しかし発売済みのスパロボDで同名のキャラクターが既にいたため、没になった。
  
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