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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 幻
 
| 分類 = 幻
| 所属 = ファーレン
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| 所属 = [[ファーレン]]
 
| 遠隔操縦者 = [[パイロット::アスカ]]<br>[[パイロット::サンユン]]
 
| 遠隔操縦者 = [[パイロット::アスカ]]<br>[[パイロット::サンユン]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ファーレンの[[サンユン]]をモデルとした巨大な幻。
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[[ファーレン]]の[[サンユン]]をモデルとした巨大な幻。
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第一皇女の[[アスカ]]が奥義の「画竜転生の術」で創り出した。見た目は水墨画のような落書き(ただし、絵そのものはサンユン本人に非常によく似ている)で、サンユンや[[チャンアン]]からの評判も良くはなかった<ref>サンユンは卒倒し、チャンアンからも苦言を呈され、タータからも(ジンをポイ捨てされた事もあり)と怒りを露わにされている。一方でタトラからは元来のマイペース故か好評だった模様。</ref>。
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第一皇女の[[アスカ]]が奥義の「画竜転生の術」で創り出した。見た目は水墨画のような落書き(ただし、絵そのものはサンユン本人に非常によく似ている)で、サンユンや[[チャンアン]]からの評判も良くはなかった<ref>サンユンは卒倒し、チャンアンからも苦言を呈され、[[タータ]]からも(ジンをポイ捨てされた事もあり)と怒りを露わにされている。一方で[[タトラ]]からは元来のマイペース故か好評だった模様。</ref>。
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しかし、その見た目とは裏腹に城ほどもある巨体は脅威であり、口から放つ怪光線や腕を伸ばして攻撃を行う。事実、魔神や守護精霊をも圧倒し、オートザムの戦艦、[[NSX]]とも互角に戦って勝利している。その様子は海と風に「怪獣映画か香港映画」と評されている。
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しかし、その見た目とは裏腹に城ほどもある巨体は脅威であり、口から放つ怪光線や腕を伸ばして攻撃を行う。事実、魔神や守護精霊をも圧倒し、[[オートザム]]の戦艦、[[NSX]]とも互角に戦って勝利している。その様子は海と風に「怪獣[[映画]]か香港映画」と評されている。
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作中でも屈指の強さを誇っているが、それは単なる[[ギャグイベント|ギャグ補正]]ではなく、元になった絵を'''高い幻術の才能を秘めたアスカが心を込めて描いたから'''であり、そこに'''『信じる心が力になる』'''という、セフィーロの理が合致した結果である。ただし、アスカ自身の消耗も激しく、短時間しか幻術を維持できない。
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作中でも屈指の強さを誇っているが、それは単なる[[ギャグイベント|ギャグ補正]]ではなく、元になった絵を'''高い幻術の才能を秘めたアスカが心を込めて描いたから'''であり、そこに'''『信じる心が力になる』'''という、[[セフィーロ]]の理が合致した結果である。モデルがサンユンだったことも、アスカが心を込めて描くことが出来た要因だったのは間違いない。
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上記の通り、非常に強いのは間違いないのだが、アスカ自身の消耗も激しく、短時間しか幻術を維持できないのが弱点。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:だが本作ではエクストラアームズ系のパーツに前作よりも強力な品があり、それで攻撃力さえ補ってしまえば2Lサイズ補正と優秀なエースボーナスから各主人公の必殺技クラスの威力を低コストでばら撒ける強力なアタッカーになりえる素養も併せ持つ。
 
:だが本作ではエクストラアームズ系のパーツに前作よりも強力な品があり、それで攻撃力さえ補ってしまえば2Lサイズ補正と優秀なエースボーナスから各主人公の必殺技クラスの威力を低コストでばら撒ける強力なアタッカーになりえる素養も併せ持つ。
 
:そこそこの射程のP兵器であるため進撃戦、[[援護攻撃]]を育成しての援護砲台、「[[鉄壁]]」を使った反撃戦法と場面を選ばず活躍できるだろう。他の主人公機と遜色ない戦力に仕上げる為の投資は少なからず必要だが、支援だけで終わらせるのは勿体無い逸材であると言える。
 
:そこそこの射程のP兵器であるため進撃戦、[[援護攻撃]]を育成しての援護砲台、「[[鉄壁]]」を使った反撃戦法と場面を選ばず活躍できるだろう。他の主人公機と遜色ない戦力に仕上げる為の投資は少なからず必要だが、支援だけで終わらせるのは勿体無い逸材であると言える。
:ちなみに、20段階改造しても武器攻撃力が8000に惜しくも届かないが、武器を改造すればその分をパーツスロットをSP関連に回せるので、資金に余裕があるなら武器改造も手。
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:ちなみに、20段階改造しても武器攻撃力が8000に惜しくも届かないが、武器を改造すればその分のパーツスロットをSP関連に回せるので、資金に余裕があるなら武器改造も手。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;[[補給装置]]
 
;[[補給装置]]
:幻なのだが、補給装置持ち。
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:幻なのだが、補給装置持ち。幻によって弾薬を生み出すのはまだしも、ENを生み出しているのかと思うと、謎は深まるばかりである。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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;対[[NSX]]
 
;対[[NSX]]
 
:42話。セフィーロの城に潜入したイーグルと連絡が取れない事に痺れを切らしたオートザムは、セフィーロの城に強襲を仕掛ける。風の説得で柱が万能では無い事を知り諦めたアスカだったが、オートザムのNSXがセフィーロの城への攻撃を計画している事を知ると風との約束を守る為、巨大サンユンで介入した。
 
:42話。セフィーロの城に潜入したイーグルと連絡が取れない事に痺れを切らしたオートザムは、セフィーロの城に強襲を仕掛ける。風の説得で柱が万能では無い事を知り諦めたアスカだったが、オートザムのNSXがセフィーロの城への攻撃を計画している事を知ると風との約束を守る為、巨大サンユンで介入した。
:作戦の指揮を執っていたジェオとザスらオートザム陣営は、当初その見た目から舐めて掛かっていたが、巨大サンユンはNSXのミサイルやレーザー攻撃を全て弾き返し、シールドを張ったNSXのエンジンが逆にダメージを受けるほどの攻撃力で猛攻を仕掛け、堪り兼ねたジェオは雲の上に退避するが、巨大サンユンは追撃の手を緩めずジェオを驚愕させる。生半可な攻撃力では歯が立たない事から、ラグナ砲で仕留めるしかないとして、NSXの全エネルギーを艦の前方に集中させ特攻。巨大サンユンを雲の下に落とすと、ラグナ砲の充電を開始し(この時、既にNSXのエンジンはラグナ砲の発射に耐えられない程のダメージを受けており、ザズに猛反対されている)、再び雲の上に浮上した巨大サンユンにラグナ砲を発射。巨大サンユンも怪光線を発射し応戦した。
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:作戦の指揮を執っていたジェオとザズらオートザム陣営は、当初その見た目から舐めて掛かっていたが、巨大サンユンはNSXのミサイルやレーザー攻撃を全て弾き返し、シールドを張ったNSXのエンジンが逆にダメージを受けるほどの攻撃力で猛攻を仕掛ける。堪り兼ねたジェオは雲の上に退避するが、巨大サンユンは追撃の手を緩めずジェオを驚愕させる。生半可な攻撃力では歯が立たない事から、ラグナ砲で仕留めるしかないとして、NSXの全エネルギーを艦の前方に集中させ特攻。巨大サンユンを雲の下に落とすと、ラグナ砲の充電を開始し(この時、既にNSXのエンジンはラグナ砲の発射に耐えられない程のダメージを受けており、ザズに猛反対されている)、再び雲の上に浮上した巨大サンユンにラグナ砲を発射。巨大サンユンも怪光線を発射し応戦した。
 
:NSXのダメージは深刻でラグナ砲の発射でエンジンはオーバーヒートを起こし停止。艦橋のモニターも割れノイズが走る中、勝利を確信したジェオが外を見ると、ノイズ越し映されたのは無傷で迫り来る巨大サンユンだった。全ての攻撃を完封されたジェオは恐怖で顔が引きつり、オートザム陣営は沈黙。巨大サンユンはNSXを抱えるとセフィーロの領空外に飛び去った。
 
:NSXのダメージは深刻でラグナ砲の発射でエンジンはオーバーヒートを起こし停止。艦橋のモニターも割れノイズが走る中、勝利を確信したジェオが外を見ると、ノイズ越し映されたのは無傷で迫り来る巨大サンユンだった。全ての攻撃を完封されたジェオは恐怖で顔が引きつり、オートザム陣営は沈黙。巨大サンユンはNSXを抱えるとセフィーロの領空外に飛び去った。
 
:この時、アスカも脂汗をかき肩で息をして卒倒する程の精神的ダメージを受けたが、オートザム側はNSXがお釈迦寸前になり、イーグルの帰還までロクな軍事行動が行えなかった事を考えると正に完全勝利と言える。
 
:この時、アスカも脂汗をかき肩で息をして卒倒する程の精神的ダメージを受けたが、オートザム側はNSXがお釈迦寸前になり、イーグルの帰還までロクな軍事行動が行えなかった事を考えると正に完全勝利と言える。
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:なお、アスカの精神コマンドは、'''[[愛]]'''する人の絵を幻術で実体化(幻術には高度な'''[[集中]]力」'''が必要)させ、敵を'''[[脱力]]'''させた後に、'''[[鉄壁]]'''の防御力と'''[[気合]]''''''[[根性]]'''で攻め立てたこの戦いが元ネタと言えるだろう。
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:なお、アスカの精神コマンドは、「'''[[愛]]'''」する人の絵を、高度な「'''[[集中]]'''」を要する幻術で実体化させ、敵を「'''[[脱力]]'''」させた後に、「'''[[鉄壁]]'''」の防御力と「'''[[気合]]'''」と「'''[[根性]]'''」で攻め立てたこの戦いが元ネタと言えるだろう。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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