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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ペルフェクティオ]]が駆る、巨大な「機械体」。他の[[ルイーナ]]の機動兵器とは違い、異次元の[[エネルギー]]が実体化した存在。その正体は「破滅の王」自体が[[ファブラ・フォレース]]を通じて機動兵器として実体を持った姿であり、圧倒的な力を誇る。エネルギーの供給が為される限り(つまりは「破滅の王」が健在である限り=無限に)再生を繰り返すが、機械であるがゆえに攻撃が通じ、破壊することも出来る。
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[[ペルフェクティオ]]が駆る、巨大な「機械体」。他の[[ルイーナ]]の機動兵器とは違い、異次元の[[エネルギー]]が実体化した存在。エネルギーの供給が為される限り(つまりは「破滅の王」が健在である限り=無限に)再生を繰り返すが、機械であるがゆえに攻撃が通じ、破壊することも出来る。
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人型から離れた異形の姿を持ち、脚部は蜘蛛のようである。両腕についている、「絶望」と「恐怖」を示す男女の二つの顔面が特徴。実は機体全体が人面を象っており、機体下部の腰に当たる部分に唇がある。
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実は[[メリオルエッセ]]の機体の要素の集合体になっている(頭部:[[フォルティス・アーラ]]、右腕の「絶望の男面」:[[インペトゥス]]、左腕の「恐怖の女面」:[[ファービュラリス]]、多足の脚部と鋭角パーツ:[[ウィオラーケウム]]と[[プリスクス・ノクス]]、背中の黒と青のウイング:[[ストゥディウム]])。
    
何度破壊しても復活するという厄介極まりない特性を備えるが、『[[D]]』では[[トレーズ・クシュリナーダ]]の特攻によって世界の外に押し出され、ファブラ・フォレースが破壊されたことで『D』世界に干渉する術を失い、撤退することとなった。
 
何度破壊しても復活するという厄介極まりない特性を備えるが、『[[D]]』では[[トレーズ・クシュリナーダ]]の特攻によって世界の外に押し出され、ファブラ・フォレースが破壊されたことで『D』世界に干渉する術を失い、撤退することとなった。
    
『[[第2次OG]]』でもほぼ同様の状況で出現し、同様のプロセスで葬られることになるが、出現した「門」は[[クロスゲート]]になっている。
 
『[[第2次OG]]』でもほぼ同様の状況で出現し、同様のプロセスで葬られることになるが、出現した「門」は[[クロスゲート]]になっている。
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その詳細な正体は、集積された[[負念]]とメリオルエッセの機体を構成していた因子や物質が混ざり合い、フェリオの知識と経験に基づくデータを書き込まれたことで顕現した半実体の存在。随所にメリオルエッセ機の意匠があるのはそのためである。
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この存在が「有人機動兵器」という形で顕現したのは、ルイーナの運用する他の機体と同様、フェリオが持っていた「敵と戦うには機動兵器が必要であり、機動兵器にはパイロットが乗って動かすものである」という認識が強く影響したため。
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両腕の「絶望の男面」と「恐怖の女面」は、「破滅の王」のもとで男女が生み出すのが生命ではなく恐怖と絶望であり、これを以て世界を破滅させることを示している。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
:[[ラストボス|ラスボス機]]という事もあって、HPは20万という高い数値。更に一度破壊しても完全復活する為に強敵。武装も近距離から遠距離まで隙がなく、下手に密集させれば悲惨な事になる。唯一の救いは、[[ズール皇帝]]や[[ゲペルニッチ]]にあった[[HP回復]]の[[特殊能力]]を持っていないこと。ただし周回が40を超えると'''HP400000、装甲4000 底力L9 '''という絶望的な硬さを発揮して来る。また硬さ以外の能力値も歴代最強クラスまで改造・補正される。と書くと倒せないようにも思えるが、実際にそこまで周回すれば味方の武器及び機体性能やBPも十分すぎるほどに強化されており、相手の攻撃はまず当たらずこちらの攻撃では万単位のダメージが入る。硬いは硬いが問題なく倒せるだろう。まだ[[照準値]]が改造できなかった点や、パイロットのペルフェクティオ自身のステータスが強化されない点が幸いした形か。一応、強化リセットのないDで延々無強化の制限プレイを続けていればいつかは詰むかもしれない。<br/>なお、ウルティムムの消費ENが30で最大値が500であるため、ビーム兵器で攻撃&援護⇒反撃でウルティムムを撃たせる、を10回ほど繰り返すとENが切れ、6マスより先に反撃できなくなる。回復は(大)で150、マップ兵器で50消費するため、手番が来たら同じことを2回すればいい。
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:初登場作品。本作の[[ラストボス|ラスボス]]
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:HPは20万という高い数値を誇り、更に一度破壊しても完全復活する為に強敵。武装も近距離から遠距離まで隙がなく、下手に密集させれば悲惨な事になる。唯一の救いは、[[ズール皇帝]]や[[ゲペルニッチ]]にあった[[HP回復]]の[[特殊能力]]を持っていないこと。ただし周回が40を超えると'''HP400000、装甲4000 底力L9 '''という絶望的な硬さを発揮して来る。また硬さ以外の能力値も歴代最強クラスまで改造・補正される。と書くと倒せないようにも思えるが、実際にそこまで周回すれば味方の武器及び機体性能やBPも十分すぎるほどに強化されており、相手の攻撃はまず当たらずこちらの攻撃では万単位のダメージが入る。硬いは硬いが問題なく倒せるだろう。まだ[[照準値]]が改造できなかった点や、パイロットのペルフェクティオ自身のステータスが強化されない点が幸いした形か。一応、強化リセットのないDで延々無強化の制限プレイを続けていればいつかは詰むかもしれない。<br/>なお、ウルティムムの消費ENが30で最大値が500であるため、ビーム兵器で攻撃&援護⇒反撃でウルティムムを撃たせる、を10回ほど繰り返すとENが切れ、6マスより先に反撃できなくなる。回復は(大)で150、マップ兵器で50消費するため、手番が来たら同じことを2回すればいい。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:第59話「デザイア」に登場。HPが380000まで跳ね上がっているだけでなく、イベントで2度も全回復(1回目は70%以下、2回目は60%以下)する為'''実質的なHPは650000~700000'''。このHPは[[AI1|後に]][[応龍皇|控える]][[イルイ・ガンエデン|ボス]][[アダマトロン|達]]のそれを大きく上回っており、しぶとさはD以上どころか第2次OG随一。ペルフェクティオの能力が回避型なのと機体のサイズ(LL)、厄介な防御能力がないのが合わさってダメージ自体は通しやすいが、S-アダプター装備のため機体はおろか武器の地形適応までもがオールSになっており、反撃が非常に強い。ただし実は射程3マス目に状態異常武器を撃ち込めない(通常版ウルティムムが射程4~10、エデッセサペレが1~2)という弱点があるので、状態異常対策の出来ない機体もダメージのみに気をつければ安全に攻めることが可能。ただ専用能力「パッシーオ」でジワジワと気力を下げられてしまい、同ステージでは先に[[イグニス]]と[[ウンブラ]]を倒す必要がある為この2人に精神コマンドやEN・弾薬を使いすぎると文字通り「絶望」を見る事になるので戦闘は計画的に。
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:第59話「デザイア」に登場。HPが380000まで跳ね上がっているだけでなく、イベントで2度も全回復(1回目は70%以下、2回目は60%以下)する為'''実質的なHPは650000~700000'''。このHPは[[AI1|後に]][[真・龍王機|控える]][[イルイ・ガンエデン|ボス]][[アダマトロン|達]]のそれを大きく上回っており、しぶとさはD以上どころか第2次OG随一。ペルフェクティオの能力が回避型なのと機体のサイズ(LL)、厄介な防御能力がないのが合わさってダメージ自体は通しやすいが、S-アダプター装備のため機体はおろか武器の地形適応までもがオールSになっており、反撃が非常に強い。ただし実は射程3マス目に状態異常武器を撃ち込めない(通常版ウルティムムが射程4~10、エデッセサペレが1~2)という弱点があるので、状態異常対策の出来ない機体もダメージのみに気をつければ安全に攻めることが可能。もっとも、射程3に対応するオルクステレブラーがバリア貫通を持つので過信は禁物。専用能力「パッシーオ」でジワジワと気力を下げられてしまい、同ステージでは先に[[イグニス]]と[[ウンブラ]]を倒す必要がある為この2人に精神コマンドやEN・弾薬を使いすぎると文字通り「絶望」を見る事になるので戦闘は計画的に。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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