差分

1行目: 1行目: −
== マッスルシリンダー (MuscleCylinder)==
  −
   
『[[ボトムズシリーズ]]』に登場する[[アーマード・トルーパー]]に用いられる駆動装置。
 
『[[ボトムズシリーズ]]』に登場する[[アーマード・トルーパー]]に用いられる駆動装置。
   −
シリンダー内部にはポリマーリンゲル液(以下PR液)に満たされた化学繊維があり、これに電気信号を送ることでPR液が化学反応を起こし繊維が収縮する。この現象を利用することで[[AT]]は四肢を駆動させている。<br />一種の人工筋肉であり、従来のモーターを利用した駆動方式よりも、構造をはるかに簡素化できるという利点がある。
+
シリンダー内部にはポリマーリンゲル液(以下PR液)に満たされた化学繊維があり、これに電気信号を送ることでPR液が化学反応を起こし繊維が収縮する。この現象を利用することで[[AT]]は四肢を駆動させている。一種の人工筋肉であり、従来のモーターを利用した駆動方式よりも、構造をはるかに簡素化できるという利点がある。
   −
一度化学反応を起こしたPR液は劣化し反応が鈍くなるため、ポンプによって濾過器に送られ常時機体を循環しているが、PR液は極めて引火性が高い危険な物質であり、ATの生存性を著しく下げる要因となっている。<br />また、循環用のポンプはコックピット真下にあり、実質的に[[AT乗り|ATパイロット]]はATと運命を共にすることを強いられている。
+
一度化学反応を起こしたPR液は劣化し反応が鈍くなるため、ポンプによって濾過器に送られ常時機体を循環しているが、PR液は極めて引火性が高い危険な物質であり、ATの生存性を著しく下げる要因となっている。また、循環用のポンプはコックピット真下にあり、実質的に[[AT乗り|ATパイロット]]はATと運命を共にすることを強いられている。
    
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
17行目: 15行目:  
:強化パーツとして登場。こちらではユニット側も運動性ではなく回避なので、回避+10の効果(ただし、同作の強化パーツ全体に言えることだが'''パイロット側の方に追加される''')。トレードが素材パーツでのみで可能な強化パーツのひとつ。
 
:強化パーツとして登場。こちらではユニット側も運動性ではなく回避なので、回避+10の効果(ただし、同作の強化パーツ全体に言えることだが'''パイロット側の方に追加される''')。トレードが素材パーツでのみで可能な強化パーツのひとつ。
 
:上位版のマッスルシリンダーSも存在し、こちらは回避+15の効果。
 
:上位版のマッスルシリンダーSも存在し、こちらは回避+15の効果。
 +
 +
== 余談 ==
 +
*マッスルシリンダーとポリマーリンゲルの設定は後付け設定であり、明確に語られたのは『[[機甲猟兵メロウリンク]]』でのことで、中和剤ポンプの存在などは『ペールゼン・ファイルズ』で設定された。元々は同じ高橋作品である「[[太陽の牙ダグラム]]」における裏設定を流用したもの。
    
== リンク ==
 
== リンク ==
839

回編集