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1,386 バイト除去 、 2013年7月26日 (金) 21:50
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こうした点を踏まえ、前述の通り『α外伝』以降、運動性が攻撃側の命中能力計算に影響を与えない仕様に変更された。このため、今日では運動性が低い機体でも比較的攻撃を当てられるようになっている。
 
こうした点を踏まえ、前述の通り『α外伝』以降、運動性が攻撃側の命中能力計算に影響を与えない仕様に変更された。このため、今日では運動性が低い機体でも比較的攻撃を当てられるようになっている。
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しかし、運動性が命中に影響しなくなった事により、命中率の大幅な強化を施す事が難しくなった。この結果、極端に回避能力が高い敵パイロットに対して攻撃を命中させる事が益々厳しくなってしまった。<br>運動性で命中率を強化する事が不可能になった為、当てられないパイロットは「[[必中]]」を使うしかないのだが、必中を持たないパイロットはシナリオ上で攻撃を当てる事が出来ない([[集中]]等を併用しても)と何ら対策すら打てなくなってしまい、精神コマンド無しで攻撃を命中させるという点は解決されなかった。<br>この問題は仕様変更されたα外伝の時点で既に発生しており、代表的なのが特殊技能に[[カテゴリーF]]、[[念動力]]を持ち合わせ高い運動性と回避能力を持つ敵パイロットフロスト兄弟と難ルートのラスボスが該当する。<br>この事態を打開すべく後の作品では自軍パイロットに必中の効果を与える[[感応]]を採用し、必中を持たないパイロットに対してある程度救済が図られた。<br>ただ、結局感応が無ければ当てる事が出来ない点は変わらず、長い間プレイヤー達は敵の回避能力の高さに苦しめられていた。<br>そんな中、[[スーパーロボット大戦Z]]にて新たな機体能力として[[照準値]]が追加された。これはパイロットの命中能力に大きく影響する数値で、この数値が高ければパイロットの命中率も増加する。<br>つまり、この数値を改造する事で精神コマンドに頼らず(必中・感応が無くても)とも全てのパイロットが攻撃を当てる事が漸く可能となり、攻撃を命中させられない場面も大幅に減少した。
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反面、運動性が命中に影響しなくなった事により、命中率の大幅な強化を施す事が難しくなり、これをカバーするための命中率に補正をかけられる[[援護]][[信頼補正]]、[[指揮官|指揮]]といった補助系システムの重要性も高まった。
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また[[スーパーロボット大戦A|スーパーロボット大戦A PORTABLE]]以降の作品では、1ターン内に敵の攻撃対象となった回数に応じて敵機の命中率に補正がかかる「[[連続ターゲット補正]]」が採用されている場合がある。(これは運動性にのみ影響のある追加要素というわけではないが、)運動性・パイロット回避能力の双方が高水準である機体による[[無双]]のし易さに下方修正が加えられている。
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なお再び改造により命中を上げる仕様は[[スーパーロボット大戦MX]]で武器改造に命中率を上げる項目が追加されたが定着せず、その後[[スーパーロボット大戦Z]]において改めて[[照準値]]という機体用パラメータとして登場、以後定着に至っている。
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また[[スーパーロボット大戦A|スーパーロボット大戦A PORTABLE]]以降、1ターン内に攻撃対象となった回数ほど命中率に補正がかけられる「[[連続ターゲット補正]]」が採用されている。このシステムにより運動性・パイロット回避能力の双方が高水準である機体による[[無双]]のし易さに下方修正が加えられている。
    
== 運動性以外で回避率に関わる機体パラメータ ==
 
== 運動性以外で回避率に関わる機体パラメータ ==