16行目: |
16行目: |
| '''怪獣少女アノシラス (2代目)'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。 | | '''怪獣少女アノシラス (2代目)'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[響裕太]]の前に現れた謎の少女。ホームレスのような出で立ちで、裕太曰く「臭い」らしい<ref>設定画では衣服や軍手、寝袋に至るまで「臭い」との注釈がある。</ref>。 | + | [[響裕太]]の前に現れた謎の少女。ホームレスのような出で立ちで、裕太曰く「臭い」らしい<ref>設定画では衣服や軍手、寝袋に至るまで「臭い」との注釈がある。茶色い服を着ているように見えるがこれは汚れによる染みで、一部残っている緑色が本来の服の色である。</ref>。 |
| | | |
| 自らを[[怪獣]]と名乗り、実際に体の大きさを自由に変えることが出来るが<ref>何故か衣服も巨大化する。</ref>、彼女自身は[[新条アカネ]]が生み出した怪獣ではない。裕太を連れて電車に乗り、[[ツツジ台]]やアカネについての真実を語る。別れの際には、裕太に先代が世話になったからと礼を述べた。 | | 自らを[[怪獣]]と名乗り、実際に体の大きさを自由に変えることが出来るが<ref>何故か衣服も巨大化する。</ref>、彼女自身は[[新条アカネ]]が生み出した怪獣ではない。裕太を連れて電車に乗り、[[ツツジ台]]やアカネについての真実を語る。別れの際には、裕太に先代が世話になったからと礼を述べた。 |
22行目: |
22行目: |
| 裕太と接触する以前からもツツジ台を徘徊しており、バスに乗っていたり、地面に落書きをしたり、ツツジ台の駅前で自動販売機の下の小銭を集める等していた<ref>漫画版ではバスの窓から[[グールギラス]]を見たり、六花とすれ違うなどの描写が追加されている。また、アプリゲーム「戦姫絶唱シンフォギアXD」と「SSSS.DYNAZENON」のコラボイベントではボロボロのアパートに住んでおり、外見の変化について語られている。</ref>。 | | 裕太と接触する以前からもツツジ台を徘徊しており、バスに乗っていたり、地面に落書きをしたり、ツツジ台の駅前で自動販売機の下の小銭を集める等していた<ref>漫画版ではバスの窓から[[グールギラス]]を見たり、六花とすれ違うなどの描写が追加されている。また、アプリゲーム「戦姫絶唱シンフォギアXD」と「SSSS.DYNAZENON」のコラボイベントではボロボロのアパートに住んでおり、外見の変化について語られている。</ref>。 |
| | | |
− | [[グリッドマン]]と[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]の戦いの後、戦いで傷付いた[[アンチ]]を介抱した。その後、彼と共に「グリッドナイト同盟」を結成。2代目を名乗って別世界で怪獣との戦いに明け暮れる事になる。その際、成長してホームレスのような外見は消え眼鏡を着用している。 | + | [[グリッドマン]]と[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]の戦いの後、戦いで傷付いた[[アンチ]]を介抱した。その後、'''2代目'''と名乗ってナイトと名前を改めたアンチと共に「グリッドナイト同盟」を結成し、別世界で怪獣との戦いに明け暮れている。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
57行目: |
57行目: |
| :先代アノシラスのパートナーにあたる、「コンポイド」と呼ばれる電子生命体。2代目の服装は、先代アノシラスとユニゾンの両方がモチーフ。 | | :先代アノシラスのパートナーにあたる、「コンポイド」と呼ばれる電子生命体。2代目の服装は、先代アノシラスとユニゾンの両方がモチーフ。 |
| ;[[響裕太]] | | ;[[響裕太]] |
− | :彼に接触する。 | + | :彼に接触する。「先代が君に世話になった」と言っているので、アノシラスと接触したはずのない裕太に宿る正体を看破していた可能性もある。 |
| ;[[マックス]] | | ;[[マックス]] |
| :裕太と会話中の姿を彼に目撃される。 | | :裕太と会話中の姿を彼に目撃される。 |
108行目: |
108行目: |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「イヒヒヒヒ…。あたしも外の世界を見てみたかったんだ」 | | ;「イヒヒヒヒ…。あたしも外の世界を見てみたかったんだ」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ミッション「憂・鬱」より。ツツジ台での戦闘終了後、[[ドライクロイツ]]を見送ったかと思いきや、グリッドマン同盟の前に現れた際の台詞。 | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ミッション「憂・鬱」より。ツツジ台での戦闘終了後、[[ドライクロイツ]]を見送ったかと思いきや、[[グリッドマン同盟]]の前に現れた際の台詞。 |
| ;「や~だよ。それは自分の目で確かめなきゃ」 | | ;「や~だよ。それは自分の目で確かめなきゃ」 |
| :同上。内海にアカネのことについて聞かれた際の返答。この後、「戦いの時には手伝ってあげるね」と言い残した後、どこかへ行ってしまう。 | | :同上。内海にアカネのことについて聞かれた際の返答。この後、「戦いの時には手伝ってあげるね」と言い残した後、どこかへ行ってしまう。 |
115行目: |
115行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *初代アノシラスとは、原典『電光超人グリッドマン』は第6話に登場した「電子アニマル」と呼ばれる電子生命体で、初登場時は敵側の怪獣を倒しコンピューターワールドを修復したが、これに目を付けた敵によって洗脳され「'''音波怪獣アノシラス'''」となり暴れまわった。その後、グリッドマンの活躍でアノシラスは正気に戻すことに成功、お礼としてグリッドマンのプラズマブレードとバリアシールドを[[サムライ・キャリバー|電光雷撃剣グリッドマンソード]]に合体できるように強化している。 | + | *彼女の先代となる初代アノシラスとは、原典『電光超人グリッドマン』は第6話に登場した「'''電子アニマル'''」と呼ばれる電子生命体。初登場時はコンピューターワールドに現れた敵怪獣を撃破したが、敵によって「'''音波怪獣アノシラス'''」に洗脳され、グリッドマンと対決させられる事になった。戦闘中、グリッドマンの前に現れた人型電子生命体'''コンポイド・ユニゾン'''からアノシラスが操られている事を知り、グリッドマンはアノシラスを正気に戻すことに成功した。2代目の言っている「借り」とはこの時の事を言っているものと思われる。 |
| + | **コンポイド・ユニゾンは登場人物から'''音の精霊'''と称されていたが、合成カットの問題などが重なり『電光超人グリッドマン』での登場は1回限りのみだった。しかし、『SSSS.GRIDMAN』最終話でコンポイドの設定を述べる描写があり、続編の『SSSS.DYNAZENON』でもユニゾンの使うステッキが登場している。 |
| *企画段階では「アノシラス三世」と命名されていたが、原点との関連性を明示するために台本ではアノシラスJr.と記載され、ジュニアは男性に付ける名前の為、最終的に二代目に落ち着いたとの事。 | | *企画段階では「アノシラス三世」と命名されていたが、原点との関連性を明示するために台本ではアノシラスJr.と記載され、ジュニアは男性に付ける名前の為、最終的に二代目に落ち着いたとの事。 |
| *『電光超人グリッドマン』でアノシラスのデザインを担当したひがしなお氏は彼女を「孫娘」と呼んでいる。 | | *『電光超人グリッドマン』でアノシラスのデザインを担当したひがしなお氏は彼女を「孫娘」と呼んでいる。 |