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| 不良っぽい荒々しい口調をしているが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。 | | 不良っぽい荒々しい口調をしているが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。 |
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− | 一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。CGS時代に団員達共々大人達から虐げられ続けていた事実から、大人に対する反感や不信感も強く、[[名瀬・タービン]]の様に恩義のある人間を除いて、[[メリビット・ステープルトン]]を始めとする大人達からの自分達を想っての言葉には素直に聞き入れようとしない未熟さも見せている。これは他の団員達にも強い影響を与えてしまっており、特にブルワーズでヒューマンデブリとして散々酷使されていた過去を持つ団員達にその傾向があり、後々厄介な問題を招く事にも繋がっている。 | + | 一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。 |
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| + | CGS時代に団員達共々大人達から虐げられ続けていた事実から、大人に対する反感や不信感も強く、[[名瀬・タービン]]の様に恩義のある人間を除いて、[[メリビット・ステープルトン]]を始めとする大人達からの自分達を想っての言葉には素直に聞き入れようとしない未熟さも見せている。しかし、これは他の団員達も同様で、特にブルワーズでヒューマンデブリとして散々酷使されていた過去を持つ団員達にその傾向があり、後々厄介な問題を招く事にも繋がっている。 |
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| 少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。 | | 少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。 |
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| だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。 | | だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。 |
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− | その後、タービンズのメンバーが同行する形で地球へと向かう旅を続ける中、宇宙海賊である「ブルワーズ」からも狙われ、団員の[[昭弘・アルトランド]]がブルワーズの元で戦わされていた弟の[[昌弘・アルトランド]]と死別する事態となりながらも、ブルワーズの元で戦わされていたヒューマンデブリの子供達を仲間に加え、ブルワーズの戦力であった[[ガンダム・グシオン]]も回収する。その後、ビスケットの故郷であるコロニー「ドルト2」に立ち寄るも、ギャラルホルンに内通していたビスケットの兄であるサヴァランによってクーデリアに間違われる形で[[アトラ・ミクスタ]]が誘拐され、更にはクーデリアの存在が間接的な原因となる形でコロニー内に起きていた経営者側と労働者側の対立が激化。ギャラルホルンの直接介入にまで発展し、更には狙撃されたクーデリアを庇って[[フミタン・アドモス]]が落命してしまう事態にまで至るが、それを機に決意を固めたクーデリアの放送によって、ギャラルホルンを撤退させる事に成功し難を逃れる。だが、この事件が原因で、自責の念に駆られたサヴァランは首つり自殺してしまい、彼の遺した遺言を見たビスケットから、自らのリスクを度外視し続ける方針に反発され、遂には鉄華団からの脱退まで宣言されてしまう。苛立つ中、メリビットからサヴァランの件について聞かされた事でビスケットの態度の真意に気付き、ビスケットとの蟠りを解いた後、目的を達成させるまで今後の団の方針については棚上げする事になるのだが、その直後に起きたミレニアム島での戦いで、自身を庇ったビスケットは戦死してしまう。
| + | その後、タービンズのメンバーが同行する形で地球へと向かう旅を続ける中、ビスケットの故郷であるコロニー「ドルト2」に立ち寄る。ギャラルホルンに内通していたビスケットの兄であるサヴァランが、ドルト内の事件の影響でビスケットに遺言を残し首つり自殺してしまった影響で、ビスケットから自らのリスクを度外視し続ける方針に反発され、遂には鉄華団からの脱退まで宣言されてしまう。苛立つ中、メリビットからサヴァランの件について聞かされた事でビスケットの態度の真意に気付き、ビスケットとの蟠りを解いた後、目的を達成させるまで今後の団の方針については棚上げする事になるのだが、その直後に起きたミレニアム島での戦いで、自身を庇ったビスケットは戦死してしまう。 |
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− | ビスケットの死後、三日月に発破をかけられる形で何とか立ち直るのだが、団内で唯一対等な立場と言えたビスケットの死による損失は大きく、彼の死を「仇討ち」として団を纏め上げる為に利用するという短絡的な行動に出てしまう等、その様子は半ば自暴自棄に近い状態になっていたとも言える。しかし、それでも最後まで諦める事無く目的を完遂させ、前線で戦い続ける仲間達に「生きろ」と命令。三日月の駆るバルバトスの戦いを見届けた。
| + | ビスケットの死後、三日月に発破をかけられる形で何とか立ち直り、最後まで諦める事無く目的を完遂させ、前線で戦い続ける仲間達に「生きろ」と命令。三日月の駆るバルバトスの戦いを見届けた。しかし、団内で唯一対等な立場と言えたビスケットの死による損失は大きく、彼の死を「仇討ち」として団を纏め上げる為に利用するという短絡的な行動に出てしまう等、その様子は半ば自暴自棄に近い状態になっていたとも言える。 |
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| ==登場作品と役柄== | | ==登場作品と役柄== |
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| :ミッション「荒野に咲く鉄の華」で三日月と共に登場し、以降はサポーターとして自軍に参加する。 | | :ミッション「荒野に咲く鉄の華」で三日月と共に登場し、以降はサポーターとして自軍に参加する。 |
| :最初は[[ドライクロイツ]]を「恵まれた環境にいて頼りにならない、信頼できない連中」だと思い、「互いに利用し合う関係であるべき」として深く関わろうとはしなかったが、[[ハシュマル]]との戦いにおいて三日月を助けてもらった件から信頼を築いた。 | | :最初は[[ドライクロイツ]]を「恵まれた環境にいて頼りにならない、信頼できない連中」だと思い、「互いに利用し合う関係であるべき」として深く関わろうとはしなかったが、[[ハシュマル]]との戦いにおいて三日月を助けてもらった件から信頼を築いた。 |
− | :パッシブ効果も使用効果も「敵に突っ込んで攻撃する」ための支援に特化しており、戦艦や狙撃機体など移動後使用可能な攻撃に乏しいユニットの補佐として大いに役立つ。 | + | :パッシブ効果も使用効果も、敵に突っ込んで攻撃するための支援に特化しており、戦艦や狙撃機体など移動後使用可能な攻撃に乏しいユニットの補佐として大いに役立つ。 |
| :特に[[AOSアップデート]]の食堂と効果が重複するため、1ターン目の移動力を爆発的に高められる。 | | :特に[[AOSアップデート]]の食堂と効果が重複するため、1ターン目の移動力を爆発的に高められる。 |
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| ;[[ビスケット・グリフォン]] | | ;[[ビスケット・グリフォン]] |
| :自身とは逆に冷静で温厚なことから参謀として頼りにしている。しかし、ビスケットの兄・サヴァランの自殺が元で仲違いしてしまい、最終的にはオルガを庇う形でビスケットは戦死してしまう。 | | :自身とは逆に冷静で温厚なことから参謀として頼りにしている。しかし、ビスケットの兄・サヴァランの自殺が元で仲違いしてしまい、最終的にはオルガを庇う形でビスケットは戦死してしまう。 |
| + | :団の中では唯一オルガと方針に相談しあえる存在だったが故に、ビスケットの死はその後も重く圧し掛かっている。 |
| ;[[ユージン・セブンスターク]] | | ;[[ユージン・セブンスターク]] |
| :鉄華団のサブリーダー。[[ライバル]]視されながらも認められている。 | | :鉄華団のサブリーダー。[[ライバル]]視されながらも認められている。 |
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| ;「仕方ねぇだろ。もともと俺らは事務方の仕事は丸投げだったんだ」 | | ;「仕方ねぇだろ。もともと俺らは事務方の仕事は丸投げだったんだ」 |
| :第33話。地球支部が壊滅したための後始末でユージンが「ラディーチェに牛耳られていた」と愚痴った際に発言。 | | :第33話。地球支部が壊滅したための後始末でユージンが「ラディーチェに牛耳られていた」と愚痴った際に発言。 |
− | :ラディーチェの裏切りも支部壊滅に繋がったのは事実だがラディーチェ1人が支部の事務仕事全てを担っていたのは明らかに運営上の欠陥だった。学のない人員が非常に多く、急激すぎる団の発展に対応しきれていないとはいえ、団長としての責任感に欠ける発言である。 | + | :ラディーチェの裏切りも支部壊滅に繋がったのは事実だがラディーチェ1人が支部の事務仕事全てを担っていたのは明らかに運営上の欠陥だった。団長としての責任感に欠ける発言ではあるが、大人に反発心を抱きながら学のない人員が非常に多く、急激すぎる団の発展に対応しきれていないオルガ一人に団全体が依存しているという、団全体の体質的な問題が浮き彫りになった台詞でもある。 |
| ;「また長えな。レクス?」 | | ;「また長えな。レクス?」 |
| :第41話。改修の完了した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の名前を知ってのぼやき。確かに長いし、視聴者も思っただろうが、既にほぼ同等の[[ガンダム・グシオンリベイクフルシティ]]を鉄華団が運用しているので今更感はある。 | | :第41話。改修の完了した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の名前を知ってのぼやき。確かに長いし、視聴者も思っただろうが、既にほぼ同等の[[ガンダム・グシオンリベイクフルシティ]]を鉄華団が運用しているので今更感はある。 |