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戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆吼したり、歯を食いしばったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
 
戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆吼したり、歯を食いしばったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
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本来の機能に加えてアルが持つ魔術兵装<ref>本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の装備。</ref>を流用することができる。また、作中で明言されているわけではないが、ネクロノミコン以外でも力のある魔導書ならばデモンベインの起動は可能であるため、他の魔導書を使用すればその魔導書による魔術や魔術兵装を使用できるものと思われる。原作[[ライカ・クルセイド|ライカ]]ルートにおいて[[ブラックロッジ]]に強奪されたデモンベインを[[ティベリウス]]が操縦していた際は、彼の魔導書である『妖蛆の秘密』に記された魔術「怨霊呪弾」を使ったほか、[[漫画|漫画版]][[クラウディウス]]が乗り込んだ際には、彼が生身で使う魔具である剣玉を装備していた。
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本来の機能に加えてアルが持つ魔術兵装<ref>本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の装備。</ref>を流用することができる。また、作中描写では、ネクロノミコン以外の魔導書を用いてデモンベインを操縦し、その魔導書による魔術や魔術兵装を使用しているシーンも存在する<ref name="アンチクロス">原作[[ライカ・クルセイド|ライカ]]ルートにおいては、[[ブラックロッジ]]に鹵獲されたデモンベインを[[ティベリウス]]が操縦し、彼の魔導書である『妖蛆の秘密』に記された魔術「怨霊呪弾」を使用している。また、[[漫画|漫画版]]では同じく鹵獲後に[[クラウディウス]]が乗り込み、その際はシャンタクと同時に彼が生身で使う魔具である剣玉を装備していた。いずれもデモンベインの操縦者が固定ではないことが裏目に出た展開である。</ref>。
    
動力源・'''<ruby><rb>獅子の心臓</rb><rt>コル・レオニス</rt></ruby>'''は、あらゆる時空・場所・時間に繋がるヨグ=ソトースの影の一形態と同様のものであり、'''銀鍵守護神機関'''に組み込まれ制御されている。わかりやすく言うなら[[次元連結システム|開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関]]。これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れを起こすことがないが、[[魔力]]に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。
 
動力源・'''<ruby><rb>獅子の心臓</rb><rt>コル・レオニス</rt></ruby>'''は、あらゆる時空・場所・時間に繋がるヨグ=ソトースの影の一形態と同様のものであり、'''銀鍵守護神機関'''に組み込まれ制御されている。わかりやすく言うなら[[次元連結システム|開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関]]。これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れを起こすことがないが、[[魔力]]に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。
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しかしデモンベインはあくまで鬼械神のコピーであり、魔術ではなく通常の物質で生み出された機械であるため、その存在を維持するのに魔力を必要としない。動くためのエネルギーも[[平行世界]]から供給されるため、存在にも行動にも魔力を必要としない。そのため、パイロットへの負担が非常に少なく、長時間の戦闘も問題なくこなせるし、パイロットを消耗品のように扱う必要も人外に堕とさせる必要もない。このように、パイロット個人のためにも、人類全体のためにも非常に好ましい性質を持っていることから、「'''人間のための鬼械神'''」とも称される。
 
しかしデモンベインはあくまで鬼械神のコピーであり、魔術ではなく通常の物質で生み出された機械であるため、その存在を維持するのに魔力を必要としない。動くためのエネルギーも[[平行世界]]から供給されるため、存在にも行動にも魔力を必要としない。そのため、パイロットへの負担が非常に少なく、長時間の戦闘も問題なくこなせるし、パイロットを消耗品のように扱う必要も人外に堕とさせる必要もない。このように、パイロット個人のためにも、人類全体のためにも非常に好ましい性質を持っていることから、「'''人間のための鬼械神'''」とも称される。
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魔導書さえあれば理論上誰でも操縦が可能<ref>原作[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルートで九郎が負傷して搭乗できなくなった際、アルと瑠璃が操縦した。ただし、ほぼほぼ常人である瑠璃は操縦だけで多大な負担がかかり、途中まで実質アル一人の操縦であった。</ref><ref>この点はデメリットにもなり、先述の通り[[ライカ・クルセイド|ライカ]]ルートや漫画版では[[アンチクロス]]に奪われ、前者では[[ティベリウス]]、後者では[[クラウディウス]]に乗り回されてしまうが、後に九郎がアルと共に奪還している。</ref>。ただし、魔導書の力を引き出す関係上、基本的には魔術師でなければならない。また、不測の事態により魔導書を失った場合でも、それ自体が「魔術」であるため稼働不能になるオリジナルと違い、あくまで鬼械神を真似たロボットであるデモンベインは(代替となるものを用意できれば)パワーは落ちるものの問題なく動かすことができる。事実、原作アルルートやアニメ版でアルが戦闘不能に陥っていた期間、[[エルザ]]がその役割を魔術回路で代替することでフォローしていた<ref>とはいえ、力ある魔導書の代替など本来は不可能であり、世界最高の天才であるウェストがいたからこその荒業であった。</ref>。機械であるため、損傷箇所の修復やメンテナンス、細かな調整などが容易に行えることも重要なポイントである。
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魔導書さえあれば理論上誰でも操縦が可能<ref>原作[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルートでは、九郎が負傷して搭乗できなくなった際にアルと瑠璃が操縦した。ただし、ほぼほぼ常人である瑠璃は操縦だけで多大な負担がかかり、途中まで実質アル一人の操縦であった。</ref><ref name="アンチクロス"/>。ただし、魔導書の力を引き出す関係上、基本的には魔術師でなければならない。また、不測の事態により魔導書を失った場合でも、それ自体が「魔術」であるため稼働不能になるオリジナルと違い、あくまで鬼械神を真似たロボットであるデモンベインは(代替となるものを用意できれば)パワーは落ちるものの問題なく動かすことができる。事実、原作アルルートやアニメ版でアルが戦闘不能に陥っていた期間、[[エルザ]]がその役割を魔術回路で代替することでフォローしていた<ref>とはいえ、力ある魔導書の代替など本来は不可能であり、世界最高の天才であるウェストがいたからこその荒業であった。</ref>。機械であるため、損傷箇所の修復やメンテナンス、細かな調整などが容易に行えることも重要なポイントである。
    
このように、スペック自体はオリジナルの鬼械神に劣るものの、デッドコピーであるがゆえの長所をいくつも持っており、作中では「'''最弱無敵の魔を断つ剣'''」とも称されている。
 
このように、スペック自体はオリジナルの鬼械神に劣るものの、デッドコピーであるがゆえの長所をいくつも持っており、作中では「'''最弱無敵の魔を断つ剣'''」とも称されている。
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