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449 バイト追加 、 2021年11月5日 (金) 12:44
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:こめかみ部分に内蔵された火器。文字通りのただの機関砲だが、[[量産型破壊ロボ]]を一撃で破壊でき、魔術を織り込むこともできるため鬼械神相手でも牽制としては通用する。
 
:こめかみ部分に内蔵された火器。文字通りのただの機関砲だが、[[量産型破壊ロボ]]を一撃で破壊でき、魔術を織り込むこともできるため鬼械神相手でも牽制としては通用する。
 
:『UX』でも実装されたものの、格闘の陰に隠れてダメージ目的では使い道がない。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。撃ち落としでも使用。
 
:『UX』でも実装されたものの、格闘の陰に隠れてダメージ目的では使い道がない。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。撃ち落としでも使用。
;断鎖術式『ティマイオス』・『クリティアス』
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;断鎖術式1号『ティマイオス』・2号『クリティアス』
 
:両足の脚部シールドに内蔵した、時空間を歪曲させる機能を持つ装備。歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰めるといった[[真ゲッター1|慣性の法則を無視した荒業]]を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いないと巨体かつ超重量のデモンベインはろくに動けない。
 
:両足の脚部シールドに内蔵した、時空間を歪曲させる機能を持つ装備。歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰めるといった[[真ゲッター1|慣性の法則を無視した荒業]]を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いないと巨体かつ超重量のデモンベインはろくに動けない。
 
:;アトランティス・ストライク
 
:;アトランティス・ストライク
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:右掌に内蔵した「ヒラニプラ・システム」により発生させた無限熱量を、掌底のような形で相手に叩き込み「昇滅」させる第一近接昇華呪法。質量ゼロ・重力無限・熱量無限大の状況を作り出す結界に敵を封じ込め、昇滅させる。鬼械神をも跡形もなく消し去るだけの破壊力を持つ、デモンベインの代名詞と言える必殺技。発動時はこめかみの放熱フィンが展開するほか、バイザーの上から口部をフェイスガードが覆い、若干ではあるが頭部のデザインが変化する。
 
:右掌に内蔵した「ヒラニプラ・システム」により発生させた無限熱量を、掌底のような形で相手に叩き込み「昇滅」させる第一近接昇華呪法。質量ゼロ・重力無限・熱量無限大の状況を作り出す結界に敵を封じ込め、昇滅させる。鬼械神をも跡形もなく消し去るだけの破壊力を持つ、デモンベインの代名詞と言える必殺技。発動時はこめかみの放熱フィンが展開するほか、バイザーの上から口部をフェイスガードが覆い、若干ではあるが頭部のデザインが変化する。
 
:発動するには瑠璃の承認と彼女が送信するナアカル・コードを受信する必要があり、自由には使えない<ref>逆に言えば、瑠璃当人がパイロットの場合は自由に使うことができる。原作瑠璃ルートでは実際に対[[クラーケン]]戦で描写された。</ref>。というのはこの攻撃、原作での初使用時九郎が詳細を知らず無我夢中で放った時は街の一角に巨大なクレーターを作る<ref>幸いにして、廃棄区画であったため犠牲者は出なかった。</ref>ほど危険な破壊力を持ちながら、「平行世界から取り出した熱量をそのまま相手に叩き込む」という原理上、機体が健在である限り「'''平行世界が存在すれば無限に撃てる'''」というある種[[天のゼオライマー|メイオウ攻撃]]に近い無茶苦茶な必殺技であるため、操者による悪用・濫用を防ぐセーフティロックとしてナアカル・コードが存在する。最終決戦前には解除キーが九郎に託され、これを使うとナアカル・コード無しで発動可能になった<ref>瑠璃の同行しない最終決戦でレムリア・インパクトを撃つための措置。『UX』では瑠璃が最後まで同行するため、解除キーの存在には触れられない。</ref>。なお、ナアカル・コードとはクトゥルフ神話の世界観における古代ムー大陸の言語「ナアカル語」のこと。
 
:発動するには瑠璃の承認と彼女が送信するナアカル・コードを受信する必要があり、自由には使えない<ref>逆に言えば、瑠璃当人がパイロットの場合は自由に使うことができる。原作瑠璃ルートでは実際に対[[クラーケン]]戦で描写された。</ref>。というのはこの攻撃、原作での初使用時九郎が詳細を知らず無我夢中で放った時は街の一角に巨大なクレーターを作る<ref>幸いにして、廃棄区画であったため犠牲者は出なかった。</ref>ほど危険な破壊力を持ちながら、「平行世界から取り出した熱量をそのまま相手に叩き込む」という原理上、機体が健在である限り「'''平行世界が存在すれば無限に撃てる'''」というある種[[天のゼオライマー|メイオウ攻撃]]に近い無茶苦茶な必殺技であるため、操者による悪用・濫用を防ぐセーフティロックとしてナアカル・コードが存在する。最終決戦前には解除キーが九郎に託され、これを使うとナアカル・コード無しで発動可能になった<ref>瑠璃の同行しない最終決戦でレムリア・インパクトを撃つための措置。『UX』では瑠璃が最後まで同行するため、解除キーの存在には触れられない。</ref>。なお、ナアカル・コードとはクトゥルフ神話の世界観における古代ムー大陸の言語「ナアカル語」のこと。
:原作では初陣でいきなり使用するが、アニメ版ではアトランティス・ストライクが前倒しされて通算3戦目のデモンペイン戦で初使用。『UX』では第15話(アメリカルート)のベルゼビュート(ティベリウス)戦とさらに遅い。この時のイベントで一度使用されるのだが、技としては解禁されず<ref>イベントBGMだけはこの時点で解禁。</ref>、実装はなんと第2部の第33話(アーカムシティルート)のエルザ参戦ステージとなる。なお、エルザ同乗時のデモンベインは、総合性能ではかなり弱体化しているが、この武装の解禁とエルザの精神コマンドもあり、一部分ではアル離脱前より強化されている。弱体化によってプレイヤーにかかるストレスを最小限に抑えるため、武装解禁をこのタイミングにしているのかもしれない。
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:原作では初陣でいきなり使用するが、アニメ版ではアトランティス・ストライクが前倒しされて通算3戦目のデモンペイン戦で初使用。『UX』では第15話(アメリカルート)の[[ベルゼビュート]]戦とさらに遅い。この時のイベントで一度使用されるのだが、技としては解禁されず<ref>イベントBGMだけはこの時点で解禁。</ref>、実装はなんと第2部の第33話(アーカムシティルート)のエルザ参戦ステージとなる。なお、エルザ同乗時のデモンベインは、総合性能ではかなり弱体化しているが、この武装の解禁とエルザの精神コマンドもあり、一部分ではアル離脱前より強化されている。弱体化によってプレイヤーにかかるストレスを最小限に抑えるため、武装解禁をこのタイミングにしているのかもしれない。
 
:実装タイミングが前述の通りのため、解禁後のカットインは時系列順にエルザと素の九郎→アルとアニメ版後半マギウス・スタイル→アルと旧神版九郎(オッドアイ)の順で変遷。通常マギウス・スタイルのカットインは第15話(アメリカルート)のイベント戦闘とバンダイチャンネルの[[ツメスパロボ]]、キャンペーンマップ16のみ。各所で話題となった'''瑠璃のパンモロカットイン'''はこれで入る。通常版では掌底を撃ち込んで爆発するだけだが、[[トドメ演出]]ではアルかエルザの「昇華!」(エルザは「昇華ロボォ!」)のカットインが加わり黒と青の球体結界に敵が飲み込まれる。
 
:実装タイミングが前述の通りのため、解禁後のカットインは時系列順にエルザと素の九郎→アルとアニメ版後半マギウス・スタイル→アルと旧神版九郎(オッドアイ)の順で変遷。通常マギウス・スタイルのカットインは第15話(アメリカルート)のイベント戦闘とバンダイチャンネルの[[ツメスパロボ]]、キャンペーンマップ16のみ。各所で話題となった'''瑠璃のパンモロカットイン'''はこれで入る。通常版では掌底を撃ち込んで爆発するだけだが、[[トドメ演出]]ではアルかエルザの「昇華!」(エルザは「昇華ロボォ!」)のカットインが加わり黒と青の球体結界に敵が飲み込まれる。
 
:元ネタは漫画『覚悟のススメ』に登場した零式防衛術の技「螺旋波紋掌打」。「レムリア」はインド洋に存在したとされる大陸だが、オカルトでは太平洋に存在したムー大陸の別名のことを指し、こちらもクトゥルフ神話と縁のある設定。
 
:元ネタは漫画『覚悟のススメ』に登場した零式防衛術の技「螺旋波紋掌打」。「レムリア」はインド洋に存在したとされる大陸だが、オカルトでは太平洋に存在したムー大陸の別名のことを指し、こちらもクトゥルフ神話と縁のある設定。
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;ロイガー&ツァール
 
;ロイガー&ツァール
 
:二振りの小剣。二つを繋ぎ展開することで十字状の投擲武器として使用できる。
 
:二振りの小剣。二つを繋ぎ展開することで十字状の投擲武器として使用できる。
:PC版(18禁版)『斬魔大聖』には名前だけしか登場しておらず、PS2版(全年齢版)『機神咆吼』に付属するOVAではこの断片を手に入れるまでの一幕が描かれる……が、前述の通り『斬魔大聖』では名前しか登場しなかったからという関係で結局『機神咆吼』本編においても追加シーンにわずかに登場するのみで、アニメ版に至っては名前すら出ないという不遇の兵装で、SRWでも未登場。
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:PC版(18禁版)『斬魔大聖』には名前だけしか登場しておらず、PS2版(全年齢版)『機神咆吼』に付属するOVA<ref>原作の時系列としては第7話と第8話の間にあたる。</ref>ではこの断片を手に入れるまでの一幕が描かれる……が、前述の通り『斬魔大聖』では名前しか登場しなかったからという関係で結局『機神咆吼』本編においても追加シーンにわずかに登場するのみで、アニメ版に至っては名前すら出ないという不遇の兵装で、SRWでも未登場。
 
:双子の剣という設定がキャラクター設定とマッチしていたため、続編の『機神飛翔』ではデモンベイン・トゥーソードのメイン武器の一つとして採用されている。
 
:双子の剣という設定がキャラクター設定とマッチしていたため、続編の『機神飛翔』ではデモンベイン・トゥーソードのメイン武器の一つとして採用されている。
 
;ド・マリニーの時計
 
;ド・マリニーの時計
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:詠唱文は、始動が「荒ぶる螺旋に刻まれた 神々の原罪の果ての地で 我らは今聖約を果たす」、発動が「その切実なる命の叫びを胸に 祝福の華に誓って 我は世界を紡ぐ者なり」。リベル・レギスの方は形式だけ同じで内容が反対。召喚した瞬間に、所有者以外の一切が行動不能となる、処刑場或いは血戦場と称される空間が展開される。
 
:詠唱文は、始動が「荒ぶる螺旋に刻まれた 神々の原罪の果ての地で 我らは今聖約を果たす」、発動が「その切実なる命の叫びを胸に 祝福の華に誓って 我は世界を紡ぐ者なり」。リベル・レギスの方は形式だけ同じで内容が反対。召喚した瞬間に、所有者以外の一切が行動不能となる、処刑場或いは血戦場と称される空間が展開される。
 
:元ネタはもちろんクトゥルフ神話。覗くと異界を垣間見ることができ、闇の中では邪神「[[ナイア|闇を彷徨うもの]]」を呼び出すことができるとされる、惑星ユゴスで作られた「偏四角多面体」。伝説の大陸レムリアで発見された後アトランティスへと運ばれ、古代エジプトにて暗黒のファラオことネフレン=カが手にした。その後、現代になって邪教集団「星の智慧派」に渡ったとされる。
 
:元ネタはもちろんクトゥルフ神話。覗くと異界を垣間見ることができ、闇の中では邪神「[[ナイア|闇を彷徨うもの]]」を呼び出すことができるとされる、惑星ユゴスで作られた「偏四角多面体」。伝説の大陸レムリアで発見された後アトランティスへと運ばれ、古代エジプトにて暗黒のファラオことネフレン=カが手にした。その後、現代になって邪教集団「星の智慧派」に渡ったとされる。
:『UX』では「シャイニング・トラペゾヘドロン」表記(詳細画面では「輝くトラペゾヘドロン」表記)でアル復帰後に追加される。演出としてはデモンベインが全身でエルダーサインを描き、虚空から光の剣を取り出して振るうと敵背後の空間が両断され、そこに飲み込んでダメージを与える。トドメ演出では敵を飲み込んだまま空間の裂け目が閉じ、光剣が粒子に帰っていく。強力だが消費が60と重く、ボス戦向け。ただし、第51話のリベル・レギス戦で撃ち合いになった場合、カウンターで先手を貰うと'''フリーズしてしまう'''バグがある。より正確にはリベル・レギスの攻撃に対しこちらが反撃する形で撃ち合いになった場合フリーズする。先述の通り、このトラペゾヘドロンの激突がナイアの目的であるため、「原作再現っぽい」と原作ファンから若干好評を得た。なお、この戦闘では発動時の台詞が先述の詠唱文を使用した専用のものになるため、一度は見ておくといい。EPならばカウンターもないのでフリーズしない。ちなみにリベル・レギスの方もデモンベインに使う場合のみ専用の台詞が出る。
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:『UX』では「シャイニング・トラペゾヘドロン」表記(詳細画面では「輝くトラペゾヘドロン」表記)でアル復帰後の追加される。第42話ではイベント戦闘で使用されるが、追加されるのは第43話から。演出としてはデモンベインが全身でエルダーサインを描き、虚空から光の剣を取り出して振るうと敵背後の空間が両断され、そこに飲み込んでダメージを与える。トドメ演出では敵を飲み込んだまま空間の裂け目が閉じ、光剣(刀身)が粒子に帰っていき消滅し、顔面部(前から見る)のリアルカットインが発生する。強力だが消費が60と重く、ボス戦向け。ただし、第51話のリベル・レギス戦で撃ち合いになった場合、カウンターで先手を貰うと'''フリーズしてしまう'''バグがある。より正確にはリベル・レギスの攻撃に対しこちらが反撃する形で撃ち合いになった場合フリーズする。先述の通り、このトラペゾヘドロンの激突がナイアの目的であるため、「原作再現っぽい」と原作ファンから若干好評を得た。なお、この戦闘では発動時の台詞が先述の詠唱文を使用した専用のものになるため、一度は見ておくといい。EPならばカウンターもないのでフリーズしない。ちなみにリベル・レギスの方もデモンベインに使う場合のみ専用の台詞が出る。
 
:『X-Ω』ではファイター版の必殺スキルとして採用。
 
:『X-Ω』ではファイター版の必殺スキルとして採用。
 
;ファイナル・シャイニング・トラペゾヘドロン
 
;ファイナル・シャイニング・トラペゾヘドロン
 
:シャイニング・トラペゾヘドロンの強化型。本来ただひとつしか存在しないはずのトラペゾヘドロン二つを融合させた、あり得ざる存在であり、融合という手段により上述の邪神の目論見を破綻させた。
 
:シャイニング・トラペゾヘドロンの強化型。本来ただひとつしか存在しないはずのトラペゾヘドロン二つを融合させた、あり得ざる存在であり、融合という手段により上述の邪神の目論見を破綻させた。
:『UX』では最後に追加される武装。最終話の再現で、使用時にはスーパーロボットのお約束を踏襲して[[ゴッドマーズ|金色に]][[ゴッドガンダム|光り]][[ガオガイガー|輝く]]<ref>続編『機神飛翔』では、通常のシャイニング・トラペゾヘドロンを放つ際に金色になっている。</ref>。2つのトラペゾヘドロンが1つになり、通常版よりも大型の光剣を構成して一閃する。九郎とアルのラブラブなカットインも必見。
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:『UX』では最後に追加される武装。最終話の再現で、使用時にはスーパーロボットのお約束を踏襲して[[ゴッドマーズ|金色に]][[ゴッドガンダム|光り]][[ガオガイガー|輝く]]<ref>続編『機神飛翔』では、通常のシャイニング・トラペゾヘドロンを放つ際に金色になっている。</ref>。2つのトラペゾヘドロンが1つになり、通常版よりも大型の光剣を構成して一閃する。九郎とアルのラブラブなカットインも必見。トドメ演出では金色から元の配色に戻り、光剣(刀身)が粒子に帰っていき消滅し、顔面部(左横から見る)のリアルカットインが発生する。
 
:無改造での攻撃力7300というのは合体攻撃を除く武器の中では最高の数値であり、おまけに地形適応がすべてSという最終決戦に相応しい大技。追加されるのは第51話のマスターテリオン撃破後<ref>習得イベント発生後に第51話が終わるので'''実質最終話しか使えない'''。</ref>と[[オーガン (地球製)|オーガン]]のグランドクルスアタックよりも遅いが、[[カリ・ユガ]]があまりにも頑強なため活躍してくれる。消費MPは70と極めて重いが、幸い九郎が正義を持っているため[[援護攻撃]]などで連発することができる。
 
:無改造での攻撃力7300というのは合体攻撃を除く武器の中では最高の数値であり、おまけに地形適応がすべてSという最終決戦に相応しい大技。追加されるのは第51話のマスターテリオン撃破後<ref>習得イベント発生後に第51話が終わるので'''実質最終話しか使えない'''。</ref>と[[オーガン (地球製)|オーガン]]のグランドクルスアタックよりも遅いが、[[カリ・ユガ]]があまりにも頑強なため活躍してくれる。消費MPは70と極めて重いが、幸い九郎が正義を持っているため[[援護攻撃]]などで連発することができる。
 
;レムリア・インパクト零零零式(アイン・ソフ・オウル)
 
;レムリア・インパクト零零零式(アイン・ソフ・オウル)