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:キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。
 
:キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。
 
:なお余談だが、その後カミーユは実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「今はクワトロでいい」と返している。結局、物語終了まで「クワトロ大尉」と呼び続けるのだった。周りとは違う、二人の間の深い絆が伺える。
 
:なお余談だが、その後カミーユは実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「今はクワトロでいい」と返している。結局、物語終了まで「クワトロ大尉」と呼び続けるのだった。周りとは違う、二人の間の深い絆が伺える。
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;「ベルトーチカさん」<br />ベルトーチカ「あっ、カミーユ。ご苦労様」<br />「いえ…ベルトーチカさんこそ」<br />ベルトーチカ「不思議ね…あなたと、こんなに静かに話せるなんて…」<br />「そうですね」<br />ベルトーチカ「あっ、ふふっ、ふふっ、ふふっ!」<br />「人って、誤解を重ねて憎み合ったりしてしまうんですかね?」<br />ベルトーチカ「違うね。先が見えてる人と見えてない人がいるってこと。ふっ…一生懸命過ぎると何も見えない時があるって分かったのよ。私」<br />「え…? へぇ~」<br />ベルトーチカ「ほーら、私をバカにした!」<br />「違いますよ! 感動してんです。人って、絶対に共感できるって…」
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:第37話より、[[ダカール演説]]が大成功に終わり、アウドムラの一室でかつていがみ合っていたベルトーチカと労い合って。[[ミライ・ノア|ミライ]]に優しく諭されて変わっていったベルトーチカの静かに語った言葉にカミーユは感銘を受ける。香港の時のように顔を合わせるたびに衝突していた険悪な雰囲気は、もう両者の間にはなく、この時のベルトーチカは間違いなく文句なしにイイ女だった。だが…。
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;「でも…それには時間が必要です。一人二人が相手じゃないから…」<br />「でもね…すべての人達と共感が得られる時代が来たら、死んでいった人たちにもどこかで巡り会える…。そんな気がするんです」
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:上記の台詞の後、死者たちとの再会に希望を見出しているかに思えるその言葉は、どこか危ういものがあった。今思えば、カミーユが壊れつつある最初の兆候だったのかもしれない…。
 
;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」
 
;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」
 
:第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。
 
:第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。
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