差分

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:しかし、後に判明するがレコアも苦しい思いをしながら生きてきたのも知らずに、そんな過去を持つ彼女に僻み根性から「幸福に育った」などと言うべきではない。いかにこの時のカミーユが、自分の事しか考えていないかが分かるシーンである。
 
:しかし、後に判明するがレコアも苦しい思いをしながら生きてきたのも知らずに、そんな過去を持つ彼女に僻み根性から「幸福に育った」などと言うべきではない。いかにこの時のカミーユが、自分の事しか考えていないかが分かるシーンである。
 
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
 
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
:第5話にて。
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:第5話にて。若い女に溺れる父と、そんな父を無視して仕事に没頭する母。家庭を顧みない両親に育てられたカミーユにとっては、ありきたりな家庭、どこにでもいる親こそが理想の家族像であった。人一倍、親の愛に飢えていただけに、立て続けに親を亡くした喪失感は計り知れないものだったのだろう。
 
;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか⁉」
 
;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか⁉」
 
;クワトロ「そうだ。そして、次の世代の子供達の為の世作りをしなくてはならない…」
 
;クワトロ「そうだ。そして、次の世代の子供達の為の世作りをしなくてはならない…」
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;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
 
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
 
:「クワトロ・バジーナ」の[[偽名]]を使っていた[[シャア・アズナブル]]本人に、「シャア・アズナブルを知っているか」と問われた時の返答。
 
:「クワトロ・バジーナ」の[[偽名]]を使っていた[[シャア・アズナブル]]本人に、「シャア・アズナブルを知っているか」と問われた時の返答。
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:理不尽に両親を殺され、悲しみと怒りをぶち撒けるカミーユにクワトロは問いかけ、カミーユの境遇とシャアの生きざまをオーバーラップさせることで再び戦う力を引き出そうと狙ったが、今のカミーユには逆効果だった模様。
 
:全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただし、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。
 
:全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただし、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。
 
:なおさりげなく「この時代では『ジオン軍のエースパイロットであるシャア・アズナブル=ザビ家に簒奪されたジオン・ダイクンの子キャスバル』であることが一般的にも知られている」という事がアピールされている。
 
:なおさりげなく「この時代では『ジオン軍のエースパイロットであるシャア・アズナブル=ザビ家に簒奪されたジオン・ダイクンの子キャスバル』であることが一般的にも知られている」という事がアピールされている。
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