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− | 御使い(みつかい/Angel)とは『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』に登場する存在。
| + | '''御使い'''(みつかい)は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』に登場する存在。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
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| なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座([[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である)の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。 | | なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座([[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である)の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。 |
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− | [[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、『'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''』ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、「存在しようとする力」を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。 | + | [[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、「'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''」ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、「存在しようとする力」を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。 |
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| 最終的に3人の御使いは[[至高神Z]]誕生の為にアドヴェントに取り込まれ消滅し、[[Z-BLUE]]に敗れたアドヴェントも自分達の過ちを認め<ref>彼らの傲慢さは感情を4つに分けていたことも大きい。アドヴェントが自身の目的のために他の3人を取り込んだ結果、その感情も取りこんだことになり、再び喜怒哀楽が一つになったそれは、精神が再度「人間」になったことを示すものであった。アドヴェントが最後の最後で対話に応じたのはこの点も大きいだろう。</ref>、残った「消滅しようとする力」の余剰を抱え、[[AG]]と共に[[因果地平|因果地平の彼方]]へと去っていった。 | | 最終的に3人の御使いは[[至高神Z]]誕生の為にアドヴェントに取り込まれ消滅し、[[Z-BLUE]]に敗れたアドヴェントも自分達の過ちを認め<ref>彼らの傲慢さは感情を4つに分けていたことも大きい。アドヴェントが自身の目的のために他の3人を取り込んだ結果、その感情も取りこんだことになり、再び喜怒哀楽が一つになったそれは、精神が再度「人間」になったことを示すものであった。アドヴェントが最後の最後で対話に応じたのはこの点も大きいだろう。</ref>、残った「消滅しようとする力」の余剰を抱え、[[AG]]と共に[[因果地平|因果地平の彼方]]へと去っていった。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | 存在自体は随所で示唆されるものの、実際にその姿を見せるのは天獄篇の終盤から。
| + | 存在自体は随所で示唆されるものの、実際にその姿を見せるのは『天獄篇』の終盤から。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
| :[[両翅]]や[[アラン・ゲイブリエル]]等が御使いの名を語っているが、まだZシリーズが正式に成立されていなかった作品の為、その存在に特に触れられることはなかった。 | | :[[両翅]]や[[アラン・ゲイブリエル]]等が御使いの名を語っているが、まだZシリーズが正式に成立されていなかった作品の為、その存在に特に触れられることはなかった。 |
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| :終盤[[アンチスパイラル]]により、「根源的災厄」の正体は「'''[[スパイラルネメシス]]を恐れる神の怒りによる宇宙の滅亡'''」である事が語られる。 | | :終盤[[アンチスパイラル]]により、「根源的災厄」の正体は「'''[[スパイラルネメシス]]を恐れる神の怒りによる宇宙の滅亡'''」である事が語られる。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] |
− | :アドヴェントが実質的な[[主人公]]を務める。[[翠の地球]]に転移していた[[セツコ・オハラ|スフィア]][[ランド・トラビス|・リアク]][[クロウ・ブルースト|ター達]]と接触している。 | + | :アドヴェントが実質的な[[主人公]]を務める。[[翠の地球]]に転移していたスフィア・リアクター達と接触している。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | :[[第一次多元戦争|これ]][[破界事変|まで]][[再世戦争|の戦]][[時獄戦役|いの裏]]に存在した全ての黒幕であり、[[多元世界]]最大にして最後の敵として、[[天獄戦争]]終盤で遂に表舞台に姿を現す。 | + | :これまでの戦いの裏に存在した全ての黒幕であり、[[多元世界]]最大にして最後の敵として、[[天獄戦争]]終盤で遂に表舞台に姿を現す。 |
| :マップ上のユニットアイコンでは、アドヴェントは白い球体、他の3人は黒い球体で表示される。ちなみにアドヴェントが力を行使する際のサウンドエフェクトは「テンシの笑い声」と「御使いの啓示」の二種類がある。 | | :マップ上のユニットアイコンでは、アドヴェントは白い球体、他の3人は黒い球体で表示される。ちなみにアドヴェントが力を行使する際のサウンドエフェクトは「テンシの笑い声」と「御使いの啓示」の二種類がある。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
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