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3,986 バイト追加 、 2019年9月17日 (火) 23:15
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[漫画]]やアニメの恋愛においてもよく用いられる展開であり、「一人の対象を巡って恋敵が互いに火花を散らすパターン」と「Aに対してBが、Bに対してCが想いを寄せる」という二つのパターンが存在するが、いずれの場合も'''修羅場や泥沼化を含む非常に粘着質な展開'''がお約束になっている。「正々堂々の恋の[[ライバル]]関係」と呼べるような三角関係が成立している場合や、「[[ギャグイベント|ラブコメディの場面]]」としての描写も多いが、どちらかといえば三角関係という語には重苦しいイメージが強い。
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創作作品のドラマパートを盛り上げるためによく使われる恋愛物のお約束の展開。
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三角関係を扱ったロボットアニメとしては、三角関係が作品のメインテーマである「[[マクロスシリーズ]]」が何と言っても有名。シリーズ第1作『[[超時空要塞マクロス]]』における[[一条輝]]を巡る[[リン・ミンメイ]]、[[早瀬未沙]]の関係を筆頭として、マクロスシリーズがスパロボに参戦する際にはいずれも力の入った原作再現が行われている。
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「一人の対象を巡って二人が火花を散らすパターン」と「AはBに、BはCに対して恋愛感情がある」の二つのパターンが存在し、「正々堂々とした[[ライバル]]関係」や「[[ギャグイベント|ラブコメディ]]」の場合も多いが、ヤングアダルト向けにボーイ・ミーツ・ガール要素やドラマ性を持たせた作品も多いロボットSFものでは、昼ドラのようなドロドロとした恋愛関係が起きやすい。
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その他にもスパロボで再現される原作の三角関係は数多く存在するが、複数のシリーズ物が参戦する関係上、原作では生じることのなかった三角関係に陥ることもある。その代表例が、双方とも原作で[[アムロ・レイ]]の恋人的存在だった[[ベルトーチカ・イルマ]]と[[チェーン・アギ]]が出会う事によって生じた三角関係で、シリーズでは既に定番となっている。
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三角関係を扱ったロボットアニメとしては、何と言っても三角関係をメインテーマとした「[[マクロスシリーズ]]」が有名。シリーズ第1作『[[超時空要塞マクロス]]』における[[一条輝]]を巡る[[リン・ミンメイ]]、[[早瀬未沙]]の関係を筆頭として、マクロスシリーズがスパロボに参戦する際にはいずれも力の入った原作再現が行われている。
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その他にもスパロボで再現される原作の三角関係は数多く存在するが、複数のシリーズ物が参戦する関係上、原作では生じることのなかった三角関係に陥ることもある。その代表例が、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|小説版]]の[[アムロ・レイ]]の恋人[[ベルトーチカ・イルマ]]と[[機動戦士ガンダム|劇場版]]のアムロの恋人[[チェーン・アギ]]の対面で生じた修羅場であり、シリーズでは既に定番となっている。
    
== 原作における三角関係 ==
 
== 原作における三角関係 ==
あくまでも傾向としてではあるが、三角関係はどちらかと言えばリアル系作品の主人公周辺によく見られる展開である。
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あくまでも傾向ではあるが、比較的リアル系作品の主人公周辺によく見られる。主要三名の間に止まらず、サブキャラクター間で発生する場合も多い(その錯綜具合が特に極端な場合は後述する)。
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なお、実際に男女関係のもつれが発生しているのは主要三名の間に止まらず、彼らの周辺に更に恋模様を彩るキャラクターが存在している場合も多い(その錯綜具合が特に極端な場合は後述する)。また、実際には「強い絆で結ばれていて崩れようのない(或いは既定路線化している)カップルの一方に想いを寄せる第三者がいる」という、三角関係未満と捉えるべき構図もよく見られる。
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また、「崩れようがないほど強い絆で結ばれた(或いは既定路線化している)カップルの一方に想いを寄せる第三者がいる」という、三角関係未満と捉えるべき構図もよく見られる。
    
関係の展開や行く末の詳細については、個別キャラクターの記事を参照のこと。
 
関係の展開や行く末の詳細については、個別キャラクターの記事を参照のこと。
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=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
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;[[アムロ・レイ]]、[[フラウ・ボゥ]]、[[ハヤト・コバヤシ]]([[機動戦士ガンダム]])
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:幼馴染同士でハヤト⇒フラウ⇒アムロの一方通行の関係。ハヤトが一方的にアムロをライバル視していたが、最終的にフラウは手の届かない存在になっていったアムロを諦めてハヤトを選んでいる。
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;[[ララァ・スン]]、[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]]([[機動戦士ガンダム]])
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:シャアを恩人と慕うララァと彼女に母性を感じるシャアは男女の仲だが、アムロとララァが強力なニュータイプ同士の精神感応もあって急速に惹かれ合い、ニュータイプ能力の劣りを自覚するシャアが嫉妬して割り込むような流れ。ララァがシャアを庇ってアムロに撃墜された一件はアムロとシャアのトラウマであり、シャアは『逆シャア』の時代で女性と寝ている間にララァの名前を呼んでしまうことがよくあるらしく、アムロも少なくとも『ベルトーチカ・チルドレン』においてはうなされると寝言でララァと言ってしまう事をベルトーチカに知られているので同様の模様。
 
;[[コウ・ウラキ]]、[[アナベル・ガトー]]、[[ニナ・パープルトン]]([[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー]])
 
;[[コウ・ウラキ]]、[[アナベル・ガトー]]、[[ニナ・パープルトン]]([[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー]])
:かつての恋人同士であるニナとガトー、ガトーと対決するコウはニナに惚れている、という構図。
+
:ニナとガトーはかつての恋人同士であり、ガトーと対決するコウは現在ニナと惹かれ合っている、という構図。ガトーとコウの殺し合いを認められなかったニナはある行動を起こすが、そのせいで「紫豚」という不名誉なあだ名を付けられてしまう。
 
;[[ドモン・カッシュ]]、[[レイン・ミカムラ]]、[[アレンビー・ビアズリー]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
 
;[[ドモン・カッシュ]]、[[レイン・ミカムラ]]、[[アレンビー・ビアズリー]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
:ドモンとレインのカップルにアレンビーが絡んでくる構図。ドモンにはアレンビーに対する恋愛感情はなかったようだが、無神経に(且つドモンにしてはかなり気安く)アレンビーと武闘家付き合いをしたためにレインが嫉妬。また、アレンビーの側はそれなりに想いを抱いていたようだ。
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:ドモンとレインのカップルにアレンビーが絡んでくる構図。ドモンにはアレンビーに対する恋愛感情は特になかったようで純粋に武道家同士としての付き合いをしていただけだったのだが、親しい女性をよそに別の女性に絡んでしまうという無神経さや気安い接し方が要因となりレインを嫉妬させてしまった(ドモンと知り合って以降、アレンビーが頻繁にドモンの前に姿を現して絡んでいたことも大きい)。また、アレンビーの側は真剣に片想いしていたようで、終盤のレインとの一騎打ちではバーサーカーシステムの暴走状態によって自身の胸の内をさらけ出し、鬼の形相に一筋の涙を流しながら激白でままならない恋の情念をレインにぶつけた。終盤でレインの心を解き放つアドバイスの際にはドモンに思いを寄せていたことをさり気なく打ち明けている。
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:また、レインにはレインで学生時代の思い出の男性がネオトルコ代表として現われており、予選でドモンとのガンダムファイトも行っているのだが、SRWにそのエピソードが反映された事はない。(ちなみにTV版と漫画『超級!』とで結末が全く違うエピソードの1つ。)
 
;[[アスラン・ザラ]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[メイリン・ホーク]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]])
 
;[[アスラン・ザラ]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[メイリン・ホーク]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]])
 
:アスランとカガリのカップルにメイリンが絡んでくる構図。世界情勢に翻弄された結果でもあるのだが、アスランとカガリは一度距離を置くことになる。しかし、互いの心は決まっており、メイリンも二人の仲を察して遠慮している。尚、スパロボではSEED時代の仲を維持している場合が多く、更に[[スーパーロボット大戦K|作品]]によってはもっとひどいケースにまで発展する。
 
:アスランとカガリのカップルにメイリンが絡んでくる構図。世界情勢に翻弄された結果でもあるのだが、アスランとカガリは一度距離を置くことになる。しかし、互いの心は決まっており、メイリンも二人の仲を察して遠慮している。尚、スパロボではSEED時代の仲を維持している場合が多く、更に[[スーパーロボット大戦K|作品]]によってはもっとひどいケースにまで発展する。
 
;[[バナージ・リンクス]]、[[リディ・マーセナス]]、[[オードリー・バーン]]([[機動戦士ガンダムUC]])
 
;[[バナージ・リンクス]]、[[リディ・マーセナス]]、[[オードリー・バーン]]([[機動戦士ガンダムUC]])
:バナージの純粋さをオードリーは選び、リディは自分が裏切られたことや[[ラプラスの箱]]の真実を知ってしまったことで深い闇に堕ちていく。
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:バナージの純粋さをオードリーは選び、リディは自分が選ばれなかったことや[[ラプラスの箱]]の真実を知ってしまったことで深い闇に堕ちていく。
 
;[[ジロン・アモス]]、[[エルチ・カーゴ]]、[[ラグ・ウラロ]]([[戦闘メカ ザブングル]])
 
;[[ジロン・アモス]]、[[エルチ・カーゴ]]、[[ラグ・ウラロ]]([[戦闘メカ ザブングル]])
 
:エルチとラグはそれぞれ別の男性キャラに惚れる事が多く、逆に複数の男性から惚れられているのでかなり複雑であるが、作中では基本的にこの関係が一番目立つ。TV版においてはジロンとエルチが結ばれる形で決着が付いている。が、後日談でジロンの横に居るのは成長した[[チル]]だった。
 
:エルチとラグはそれぞれ別の男性キャラに惚れる事が多く、逆に複数の男性から惚れられているのでかなり複雑であるが、作中では基本的にこの関係が一番目立つ。TV版においてはジロンとエルチが結ばれる形で決着が付いている。が、後日談でジロンの横に居るのは成長した[[チル]]だった。
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:この一件は何よりも大切な存在を失ったキリコだけではなく、結果的にフィアナの死の一因を作ってしまったテイタニアの心にも深い影を落とす事となる。
 
:この一件は何よりも大切な存在を失ったキリコだけではなく、結果的にフィアナの死の一因を作ってしまったテイタニアの心にも深い影を落とす事となる。
 
;[[桂木桂]]、[[ミムジィ・ラース]]、スレイ([[超時空世紀オーガス]])
 
;[[桂木桂]]、[[ミムジィ・ラース]]、スレイ([[超時空世紀オーガス]])
:婚約者であるミムジィとスレイの間にプレイボーイである桂がちょっかいを出したもの。スレイが戦死し、その間際に桂にミムジィの事を頼んだことで二人の仲は公認となった(認めたのにはミムジィがもうすぐ妊娠不可能年齢になるというエマーン人独特の理由もある)。なお、前述の通り'''桂はプレイボーイなので、元の世界には何人も恋人が居た'''。
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:婚約中のミムジィとスレイの間にプレイボーイである桂がちょっかいを出したもの。いわゆる'''NTR'''であるが、スレイが戦死する間際、桂にミムジィを託したことで二人の仲は公認となった(認めたのにはミムジィがもうすぐ妊娠不可能年齢になるという[[エマーン]]人独特の理由もある)。なお、前述の通り'''桂はプレイボーイなので、元の世界には何人も恋人が居た'''。
:そして本編後半では[[アテナ・ヘンダーソン|ミムジィと同年齢な実の娘]]が登場、桂と敵対することとなる(第一話で桂が未来に飛ばされたせいで20歳にして18歳の子持ちになってしまった)。
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:そして本編後半では[[アテナ・ヘンダーソン|ミムジィと同年齢の実の娘]]が登場し、柱はプレイボーイぶりから長らく確執を持たれることとなる(第一話で未来に飛ばされた柱は20歳にして18歳の子持ちになってしまった)。
 
;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]]、[[メグミ・レイナード]]([[機動戦艦ナデシコ]])
 
;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]]、[[メグミ・レイナード]]([[機動戦艦ナデシコ]])
:アキトとユリカのカップルに他の女性キャラが絡んでくる。[[スバル・リョーコ]]や[[アオイ・ジュン]]も一応参戦してはいたのだが、アキト-ユリカ間の対抗馬となりえたのは実質的にメグミのみ。そんな彼女も作品中盤の山場以降は急速にフェードアウトする。
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:アキトとユリカのカップルに他の女性キャラが絡んでくる。[[スバル・リョーコ]]や[[アオイ・ジュン]]も一応参戦してはいたのだが、アキト・ユリカ間の対抗馬となりえたのは実質的にメグミのみ。そんな彼女も作品中盤の山場以降は急速にフェードアウトする。
 
;[[相良宗介]]、[[千鳥かなめ]]、[[テレサ・テスタロッサ]]([[フルメタル・パニックシリーズ]])
 
;[[相良宗介]]、[[千鳥かなめ]]、[[テレサ・テスタロッサ]]([[フルメタル・パニックシリーズ]])
 
:かなめとテッサによる宗介の取り合いという構図。もっとも、宗介は最初からかなめ一筋で、テッサには尊敬する上官という感情以上のものを最後まで持たなかった…。
 
:かなめとテッサによる宗介の取り合いという構図。もっとも、宗介は最初からかなめ一筋で、テッサには尊敬する上官という感情以上のものを最後まで持たなかった…。
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;[[アンジュ]]、[[タスク]]、[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]]([[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]])
 
;[[アンジュ]]、[[タスク]]、[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]]([[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]])
 
:タスクを巡っての三角関係…ではなく、'''アンジュを巡っての三角関係'''。とはいえ、三角関係が出来上がった頃には既にアンジュとタスクが相思相愛となっていたのでヒルダがタスクに対して一方的に嫉妬している。
 
:タスクを巡っての三角関係…ではなく、'''アンジュを巡っての三角関係'''。とはいえ、三角関係が出来上がった頃には既にアンジュとタスクが相思相愛となっていたのでヒルダがタスクに対して一方的に嫉妬している。
;[[渡瀬青葉]]、[[弓原雛]](=[[ヒナ・リャザン]])、[[ビゾン・ジェラフィル]](=[[エフゲニー・ケダール]])([[バディ・コンプレックス]])
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;[[渡瀬青葉]]、[[弓原雛]][[ヒナ・リャザン]][[ビゾン・ジェラフィル]][[エフゲニー・ケダール]][[バディ・コンプレックス]])
:青葉が高校のクラスメイトであり、自分が70年後の未来に飛ばされた一件にも関わっている「弓原雛」とヒナが瓜二つな事から彼女への接触を試み、ヒナも当初は青葉の事を「自分を弓原雛と呼び一方的に絡む奴」と見て、その事で一時はスパイ容疑も掛けられた事から個人的にも敵視するが、様々な事情もあって次第に敵意が薄れて彼に歩み寄る様になる。
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:青葉は70年後の未来に飛ばされた一件に関わっている高校の同級生「弓原雛」と瓜二つのヒナに接触を試みる。弓原雛と呼ばれて一方的に絡まれたヒナは、一時はスパイ容疑も掛けられてしまい青葉を敵視するが、紆余曲折で青葉への敵意が薄れて歩み寄る様になる。
:しかしその事でヒナの幼馴染であるビゾンが、元からあった彼女への好意や執着心が肥大化。ヒナに絡む青葉に対して殺意を抱くだけでなく、彼女に対しても猜疑心が強まり自らのエゴを剥き出しにして暴走を始めるがその結果彼女からの信頼も失ってしまい、ヒナが青葉と共に行く事を選びゾギリアから離反した事で完全に決裂、そしてエフゲニーとして70年の歳月を生きる内にヒナに対する想いも憎悪へと変貌を遂げる事となる。
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:しかし、青葉とヒナの急接近に激しく嫉妬したヒナの幼馴染ビゾンは、青葉に殺意を抱くにとどまらず、ヒナへの懐疑心を深めて暴走を始める。結果的にビゾンへの信頼を失ったヒナは青葉と同じ道を行くことを選び、ゾギリアを離反した。そしてビゾンはエフゲニーとして70年の歳月を生きる内、ヒナに対する想いも憎悪へと変貌を遂げてしまう…。(しかし、ビゾンの行動原理自体がDV束縛男のそれであるため、視聴者にはあんまり同情されていない)
:実はそもそもの始まりや過程からしてかなり複雑であり、詳しくは各キャラの項目参照。
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:彼らの三角関係にはもう少し複雑な背景があるのだが、詳しくはキャラクターの個別記事を参照。
 
;[[マスク]]、[[マニィ・アンバサダ]]、[[バララ・ペオール]]([[ガンダム Gのレコンギスタ]])
 
;[[マスク]]、[[マニィ・アンバサダ]]、[[バララ・ペオール]]([[ガンダム Gのレコンギスタ]])
 
:マスクがマスクを被る前のルイン・リーの頃からマニィと恋人関係であったが、そこにバララが入り込んだ形になる。
 
:マスクがマスクを被る前のルイン・リーの頃からマニィと恋人関係であったが、そこにバララが入り込んだ形になる。
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=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[壇闘志也]]、[[春日理恵]]、[[ミナコ・マルチーノ]]([[宇宙大帝ゴッドシグマ]])
 
;[[壇闘志也]]、[[春日理恵]]、[[ミナコ・マルチーノ]]([[宇宙大帝ゴッドシグマ]])
:闘志也を巡ってどちらかといえばミナコが理恵を一方的にライバル視する傾向であるが、理恵もミナコに対抗するような態度を取った事もある。作中全体の描写としては理恵の方が闘志也の相手という雰囲気が強い。
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:闘志也を巡ってミナコが理恵を一方的にライバル視する傾向であるが、理恵もミナコに対抗するような態度を取った事もある。作中全体の描写としては、理恵の方が闘志也の相手という雰囲気が強い。
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;[[神勝平]]、[[アキ]]、[[ミチ]]([[無敵超人ザンボット3]])
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:アキとミチは勝平に好意を寄せる親友コンビであり、勝平はアキに恋愛感情を持っている。[[神ファミリー]]が世間のバッシングを浴びた際は、避難民となったアキとミチも勝平を憎んだが、紆余曲折の末に和解した。[[人間爆弾|しかし]]…。
 
;[[破嵐万丈]]、[[三条レイカ]]、[[ビューティフル・タチバナ]]([[無敵鋼人ダイターン3]])
 
;[[破嵐万丈]]、[[三条レイカ]]、[[ビューティフル・タチバナ]]([[無敵鋼人ダイターン3]])
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:万丈を巡ってのライバル同士であるレイカとタチバナは口喧嘩が日常茶飯事だが、最終的に万丈はどちらの想いにも応えず姿を消してしまう。
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;[[藤原忍]]、[[結城沙羅]]、[[シャピロ・キーツ]]([[超獣機神ダンクーガ]])
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:恋人のシャピロの野望に加担しようとした沙羅を妨害したのが忍であり、以降シャピロと沙羅は愛憎入り組んだ敵対を繰り広げ、並行して忍と沙羅が惹かれ合う姿も展開していく。
 
;[[ジョウ・マヤ]]、[[レニー・アイ]]、[[ロミナ・ラドリオ]]([[忍者戦士飛影]])
 
;[[ジョウ・マヤ]]、[[レニー・アイ]]、[[ロミナ・ラドリオ]]([[忍者戦士飛影]])
:男性主人公・戦場の女性パートナーでもある幼馴染み・お姫様という関係。Wヒロイン制はOP映像でも明らか。
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:ジョウを巡って幼馴染のレニーがロミナ姫に嫉妬しており、ロミナ姫もレニーを恋敵と見ている。Wヒロイン制はOP映像でも明らかであり、最後まで三角関係の決着は付かなかった。
 
:『UX』ではTV版の[[早乙女アルト|アルト]]そのまんまの台詞を言ってプレイヤーを噴かせた。
 
:『UX』ではTV版の[[早乙女アルト|アルト]]そのまんまの台詞を言ってプレイヤーを噴かせた。
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;[[ジョウ・マヤ]]、[[ロミナ・ラドリオ]]、[[イルボラ・サロ]]([[忍者戦士飛影]])
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:イルボラ⇒ロミナ姫⇒ジョウの一方通行に近い関係であり、愛国心の強いイルボラは反抗的なジョウと仲が悪く、ロミナ姫がジョウに惹かれていくことへの嫉妬から[[ザ・ブーム軍]]に寝返ってしまう。
 
;[[ロクフェル]]、[[祗鎗]]、[[塞臥]]([[冥王計画ゼオライマー]])
 
;[[ロクフェル]]、[[祗鎗]]、[[塞臥]]([[冥王計画ゼオライマー]])
:祗鎗⇒ロクフェル⇒塞臥の方向で想いを寄せており、祗鎗と塞臥は互いに仲が悪く、塞臥はロクフェルの想いを知った上で利用しているというドロドロの間柄。
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:祗鎗⇒ロクフェル⇒塞臥の一方通行であり、寡黙で実直な祗鎗と陰湿な野心家の塞臥は仲が悪く、塞臥はロクフェルの想いを知った上で利用しているというドロドロの三角関係。
:とはいえ、塞臥はロクフェルが戦死した時には祗鎗共々激昂して[[ゼオライマー]]に突撃しており、少なくとも何とも想っていなかった訳ではないと思われる。
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:とはいえ、全ての想いを賭けてマサキが乗る[[ゼオライマー]]に突撃したロクフェルが滅ぼされてしまうと、意外にも塞臥は祗鎗同様に激昂してゼオライマーに突撃をしているため、彼女を愛していない訳ではなかったと思われる。
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;[[秋津マサト]]、[[氷室美久]]、[[木原マサキ]](冥王計画ゼオライマー)
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:マサトに上書きされた美久の製作者マサキの人格は、'''DV夫'''の様に美久を力づくで支配し、美久は内気な普通の少年のマサトを愛し見守っている。最終的にマサキの良心になって彼を吸収したマサトを美久が受け入れる形で運命を共にした。
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:本編は終始シリアスだが、ドラマCD『大冥界』や『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』中断メッセージでは三者によるコントがある。
 
;[[猿渡ゴオ]]、[[葵杏奈]]、[[ミラ・アッカーマン]]([[神魂合体ゴーダンナー!!]])
 
;[[猿渡ゴオ]]、[[葵杏奈]]、[[ミラ・アッカーマン]]([[神魂合体ゴーダンナー!!]])
 
:スパロボへの参戦時には綺麗にまとめられている三者の関係だが、原作では結構泥沼。
 
:スパロボへの参戦時には綺麗にまとめられている三者の関係だが、原作では結構泥沼。
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:昴治に恋心を抱くあおいだが、自身は祐希から恋心を抱かれると複雑な三角関係だが、あおい本人に自覚はない。
 
:昴治に恋心を抱くあおいだが、自身は祐希から恋心を抱かれると複雑な三角関係だが、あおい本人に自覚はない。
 
;[[エメロード]]、[[ザガート]]、[[アルシオーネ]]([[魔法騎士レイアース]])
 
;[[エメロード]]、[[ザガート]]、[[アルシオーネ]]([[魔法騎士レイアース]])
:エメロードと相思相愛であるザガートにアルシオーネが想いを抱いている。最終的に原作・アニメ共に三者全員が悲恋となってしまった。
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:エメロードと相思相愛であるザガートにアルシオーネが想いを抱いている。最終的に原作漫画版・アニメ共に三者全員が悲恋となってしまった。
 
:なお、主人公が三角関係に含まれていない珍しいケースである。
 
:なお、主人公が三角関係に含まれていない珍しいケースである。
;[[獅堂光]]、[[ランティス]]、[[イーグル・ビジョン]](魔法騎士レイアース(原作漫画版))
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:光自身に恋愛感情の自覚はないが、二人のことを同じくらい大切に想っており、またランティスとイーグルの両人もお互いに想い合っている。
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:三人の男女が互いを同等に想い、守り合っているという普通の三角関係とはかなりかけ離れたケース。
   
;[[獅堂光]]、[[ランティス]]、[[プリメーラ]](魔法騎士レイアース)
 
;[[獅堂光]]、[[ランティス]]、[[プリメーラ]](魔法騎士レイアース)
 
:プリメーラが一方的にランティスに想いを寄せているが、ランティス自身はその思いに応えることなく光と惹かれあう。
 
:プリメーラが一方的にランティスに想いを寄せているが、ランティス自身はその思いに応えることなく光と惹かれあう。
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