差分

「参戦済作品について」を中心に推敲
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;プラモ狂四郎
 
;プラモ狂四郎
 
:『コミックボンボン』で連載された漫画作品。『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]』にパーフェクトガンダムと京田四郎が登場済み。
 
:『コミックボンボン』で連載された漫画作品。『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]』にパーフェクトガンダムと京田四郎が登場済み。
:スパロボ的に不都合な点としては「ガンダムプラモデルの'''シミュレート'''対戦」(舞台自体はただゲームであること、扱いはスポーツ系作品と近い)。その故スパロボに限らず、他のガンダムシリーズと合わせるのも難しい。ただし、パーフェクトガンダムは後に『[[MSV]]』から登場の[[フルアーマーガンダム]]のデザインの元(つまり宇宙世紀正史への逆輸入)である為、結果として『[[SDガンダム]]シリーズ』同様、ガンダムシリーズ限定のクロスオーバー作品への出演機会は多い。
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:本作における戦闘は「ガンプラの'''シミュレート'''対戦」であり、スポーツ系作品に近いニュアンスなのがスパロボ的に不都合な点として挙げられる。ゆえにスパロボに限らず、他のガンダムシリーズと合わせるのも難しい。ただし、パーフェクトガンダムは後に『[[MSV]]』から登場の[[フルアーマーガンダム]]のデザインの元(宇宙世紀正史への逆輸入)である為、結果として『[[SDガンダム]]シリーズ』同様、ガンダムシリーズ限定のクロスオーバー作品への出演機会は多い。
 
:ちなみに『ACE3』登場時、公式クレジットでは『[[機動戦士ガンダム]]』からの参戦という扱いとなっている。
 
:ちなみに『ACE3』登場時、公式クレジットでは『[[機動戦士ガンダム]]』からの参戦という扱いとなっている。
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:1977年に放送された東映動画(現:東映アニメーション)制作の作品。ポピー(現:バンダイ)から超合金などの玩具が発売された。
 
:1977年に放送された東映動画(現:東映アニメーション)制作の作品。ポピー(現:バンダイ)から超合金などの玩具が発売された。
 
:版権表記は「東映アニメーション」となっているが、原作者として松本零士氏がクレジットされている。松本氏はロボットアニメ全般に否定的なスタンスを取っており、執筆した漫画版において主役ロボのダンガードAを最終回のラストシーンワンカットに登場させるのみであったことから、本作に良い感情を抱いておらず、ストーリー再現を行うスパロボ参戦も拒否しているという説がある。ただし、原作といっても実際はほぼ出来上がっていた作品原案に、キャラクター原案と一部ストーリーで関わったのみであるため、松本氏の意向が実際に影響しているかは不明。
 
:版権表記は「東映アニメーション」となっているが、原作者として松本零士氏がクレジットされている。松本氏はロボットアニメ全般に否定的なスタンスを取っており、執筆した漫画版において主役ロボのダンガードAを最終回のラストシーンワンカットに登場させるのみであったことから、本作に良い感情を抱いておらず、ストーリー再現を行うスパロボ参戦も拒否しているという説がある。ただし、原作といっても実際はほぼ出来上がっていた作品原案に、キャラクター原案と一部ストーリーで関わったのみであるため、松本氏の意向が実際に影響しているかは不明。
:ちなみに『[[F]]』発売直前の1998年には、バンプレストからクレーンゲーム用のプライズ商品「東映動画コンプリートコレクション」として、スパロボ参戦済みロボットに混じって未参戦ロボットから唯一ダンガードAの完成品フィギュアがラインナップされた事があり、このことから一時期は参戦を期待させる空気が漂ったが、結局は現在に至るまで未参戦となっている。
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:ちなみに『[[F]]』発売直前の1998年には、バンプレストからクレーンゲーム用のプライズ商品「東映動画コンプリートコレクション」として、参戦済みのロボットに混じってダンガードAが(SRW未登場の中では唯一)ラインナップされた事があり、このことから一時期は参戦を期待させる空気が漂ったが、結局は現在に至るまで未参戦となっている。
 
;機甲艦隊ダイラガーXV
 
;機甲艦隊ダイラガーXV
 
:1982年に放送された東映本社制作の作品。ポピーから超合金などの玩具が発売された。
 
:1982年に放送された東映本社制作の作品。ポピーから超合金などの玩具が発売された。
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:寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている。
 
:寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている。
 
;無限戦記ポトリス
 
;無限戦記ポトリス
:2003年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイから『ポトリス2』の日本版のサービスを開始し、玩具が発売された。
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:2003年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイから『ポトリス2』の日本版のサービスが開始され、玩具も発売された。
:韓国のオンラインゲーム『ポトリスシリーズ』を題材にしたアニメだが、登場キャラクターや世界観はポトリスシリーズと繋がりはない半オリジナル作品となっている。(ロボットアニメとしての要素もアニメ化する際に付けられたものである)
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:韓国のオンラインゲーム『ポトリスシリーズ』を題材にしたアニメだが、登場キャラクターや世界観はポトリスシリーズと繋がりはない半オリジナル作品となっており、ロボットアニメとしての要素もアニメ化する際に付け加えられたものである。日韓共同制作だが原作がオンラインゲームかつ海外の作品であり、2004年にポトリスの運営がバンダイからガンホー・オンライン・エンターテイメントに移行したりするなど版権問題が非常に複雑であることが問題と思われている。
:日韓共同制作だが原作がオンラインゲームかつ海外の作品であり、2004年にポトリスの運営がバンダイからガンホー・オンライン・エンターテイメントに移行したりするなど版権問題が非常に複雑であることが問題と思われている。
   
:ちなみに'''2000年代のアニメでありながら、日本国内では映像ソフト化はおろか再放送もされていない'''がこちらは版権問題が影響しているかは不明。
 
:ちなみに'''2000年代のアニメでありながら、日本国内では映像ソフト化はおろか再放送もされていない'''がこちらは版権問題が影響しているかは不明。
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<!--情報源不明
 
<!--情報源不明
 
:シリーズ中で唯一ダイナミック企画が制作に関わった『ジーグ』は2003年発売の[[第2次α]]より参戦しており、寺田Pはインタビューで「ようやく許可してもらった」と語っていることから、それまでは参戦に障害があったことが明らかになっている。-->
 
:シリーズ中で唯一ダイナミック企画が制作に関わった『ジーグ』は2003年発売の[[第2次α]]より参戦しており、寺田Pはインタビューで「ようやく許可してもらった」と語っていることから、それまでは参戦に障害があったことが明らかになっている。-->
:なお、2007年にはアニメ版ではなく漫画版の続編として『[[鋼鉄神ジーグ]]』が制作されたがそちらは企画段階からバンダイがスポンサーとして参画しており、スパロボにも参戦済みである。
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:なお、2007年にはアニメ版ではなく漫画版の続編として『[[鋼鉄神ジーグ]]』が制作されたが、そちらは企画段階からバンダイがスポンサーとして参画しており、スパロボにも参戦済みである。
 
;太陽の牙ダグラム
 
;太陽の牙ダグラム
 
:1981~83年に放送された、高橋良輔氏が原作・監督を務めた作品。タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。
 
:1981~83年に放送された、高橋良輔氏が原作・監督を務めた作品。タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。
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:ハズブロ社がタカラが80年代前半に販売していた『ダイアクロン カーロボット』『ミクロマン』のロボット玩具を仕様変更しアメリカで販売、アニメ化したのが始まりであり、日本でもタカラからの販売でアニメと共に1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として逆輸入、現在に至るまで新作が制作されている。中には『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』など日本独自の作品も存在しており、それらの作品は『勇者シリーズ』誕生のきっかけにもなっている。
 
:ハズブロ社がタカラが80年代前半に販売していた『ダイアクロン カーロボット』『ミクロマン』のロボット玩具を仕様変更しアメリカで販売、アニメ化したのが始まりであり、日本でもタカラからの販売でアニメと共に1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として逆輸入、現在に至るまで新作が制作されている。中には『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』など日本独自の作品も存在しており、それらの作品は『勇者シリーズ』誕生のきっかけにもなっている。
 
:新規キャラクターが投入されるようになった初代の後半以降は、主にハズブロ社のオファーを受けタカラトミーが開発、海外ではハズブロ社、日本国内ではタカラトミーが販売している。初代の成り立ちから過去の商品が色変えなどの仕様変更で別人として再版される事が頻繁にあり、日本独自タイトルにも過去の海外主導作で日本未発売だったキャラクターが仕様変更され別人として販売されている(ハズブロ社の権利が関与している)など、権利関係は極めて複雑である。
 
:新規キャラクターが投入されるようになった初代の後半以降は、主にハズブロ社のオファーを受けタカラトミーが開発、海外ではハズブロ社、日本国内ではタカラトミーが販売している。初代の成り立ちから過去の商品が色変えなどの仕様変更で別人として再版される事が頻繁にあり、日本独自タイトルにも過去の海外主導作で日本未発売だったキャラクターが仕様変更され別人として販売されている(ハズブロ社の権利が関与している)など、権利関係は極めて複雑である。
:再販枠は後の勇者シリーズにも継承され、トランスフォーマーから流用されたロボットの存在が同シリーズの版権問題における議論の的になっていた。
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:再販枠は後の『勇者シリーズ』にも継承され、トランスフォーマーから流用されたロボットの存在が同シリーズの版権問題における議論の的になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』への『[[勇者特急マイトガイン]]』の参戦に伴って[[飛龍]]と[[轟龍]]が登場したが、さほど影響がないのかは未だ不明。
 
;魔神英雄伝ワタル / 魔動王グランゾート / 魔神英雄伝ワタル2
 
;魔神英雄伝ワタル / 魔動王グランゾート / 魔神英雄伝ワタル2
 
:1988年から1990年にかけて放送された、いずれも原作・広井王子/製作・サンライズの作品。版権表記は「サンライズ・R」となっており、このRは広井氏が設立したレッドカンパニー(現:レッド・エンタテインメント)を指している。
 
:1988年から1990年にかけて放送された、いずれも原作・広井王子/製作・サンライズの作品。版権表記は「サンライズ・R」となっており、このRは広井氏が設立したレッドカンパニー(現:レッド・エンタテインメント)を指している。
:後にコナミの系列会社となるハドソン(現在は吸収合併され会社としては消滅)がスポンサーを務め、コンピュータゲームを発売していた。クロスオーバーについてはサンライズの直接の子会社であるサンライズインタラクティブ発売の『サンライズ英雄譚』や『ハロボッツ』シリーズには参戦を果たしているが、スパロボ参戦については2009年8月の「キャラホビ2009」における『[[NEO]]』のイベントにて、『ワタル』が『NEO』に出ないことについて「そのことを分かっていないわけではない」という寺田Pの発言があり、何らかの問題があることが示唆されている。
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:後にコナミの系列会社となるハドソン(現在は吸収合併され会社としては消滅)がスポンサーを務め、コンピュータゲームを発売していた。クロスオーバーについてはサンライズの直接の子会社であるサンライズインタラクティブ発売の『サンライズ英雄譚』や『ハロボッツ』シリーズには参戦を果たしているが、スパロボ参戦については2009年8月の「キャラホビ2009」における『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』のイベントにて、『ワタル』が『NEO』に出ないことについて「そのことを分かっていないわけではない」という寺田Pの発言があり、何らかの問題があることが示唆されている。
 
:後述の「サクラ大戦シリーズ」にあるように、広井氏は同氏原作の『サクラ大戦』について参戦に否定的な見解を示したと言う噂があり、『ワタル』も同様なのではないかとの意見があるが、明確なソースは存在していない。極端な誤認として「広井王子氏がスパロボそのものを嫌っており、『ワタル』についてもスパロボ参戦させないように努力している」などという説も無責任に広がっているが、少なくとも『ワタル』についてはただの悪意的推測以上のものではない。
 
:後述の「サクラ大戦シリーズ」にあるように、広井氏は同氏原作の『サクラ大戦』について参戦に否定的な見解を示したと言う噂があり、『ワタル』も同様なのではないかとの意見があるが、明確なソースは存在していない。極端な誤認として「広井王子氏がスパロボそのものを嫌っており、『ワタル』についてもスパロボ参戦させないように努力している」などという説も無責任に広がっているが、少なくとも『ワタル』についてはただの悪意的推測以上のものではない。
 
:玩具はタカラがスポンサーを務めプラモデルなどを発売していたが、現在はバンダイが完成品フィギュアの「ROBOT魂」シリーズで『ワタル』の商品も発売している一方で、タカラトミーも復刻版プラモデルを発売していた。おそらく既存商品の販売権は現在もタカラトミーが保有するものと思われる。
 
:玩具はタカラがスポンサーを務めプラモデルなどを発売していたが、現在はバンダイが完成品フィギュアの「ROBOT魂」シリーズで『ワタル』の商品も発売している一方で、タカラトミーも復刻版プラモデルを発売していた。おそらく既存商品の販売権は現在もタカラトミーが保有するものと思われる。
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:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より販売されたゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前述したようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)ため」といった推測が挙がっている。
 
:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より販売されたゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前述したようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)ため」といった推測が挙がっている。
 
;ジンキシリーズ
 
;ジンキシリーズ
:綱島志朗氏の漫画作品。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年にはアダルトゲーム『JINKI EXTEND Re:VISION』が発売された。現在は月刊チャンピオンREDにて『人狼機ウィンヴルガ』を連載中。
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:綱島志朗氏の漫画作品。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年には成人向けゲーム『JINKI EXTEND Re:VISION』が発売された。現在は月刊チャンピオンREDにて『人狼機ウィンヴルガ』を連載中。
:本作については過去に綱島氏自身がtwitterで、参戦の可能性について[https://twitter.com/dkoneko_giga/status/24184370807 「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」]と発言したが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した'''上に、1回目と3回目の移籍の際にはこれまでのエピソードの続きではなく、別のエピソードを始めている事を指していると思われる。元々シリーズ化は予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情がある。
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:本作については過去に綱島氏自身がtwitterで、ファンからの質問に対して[https://twitter.com/dkoneko_giga/status/24184370807 「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」]と答えたが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した'''上に、1回目と3回目の移籍の際にはこれまでのエピソードの続きではなく、別のエピソードを始めている事を指していると思われる。これには元々シリーズ化が予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情がある。
:他にも作品を重ねていくたびに描写がどんどん過激になっているためCERO的な意味での心配をする声も多い。
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:他にも作品を重ねていくたびに、性的描写がどんどん過激になっているためCERO的な意味での心配をする声も多いが、あくまで後続作品を指してのことなので、初期のものやアニメ版には無関係と思われる。
 
:なお、綱島氏は『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』にてED原画の一員として参加していた事がある。
 
:なお、綱島氏は『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』にてED原画の一員として参加していた事がある。
 
;超速変形ジャイロゼッター
 
;超速変形ジャイロゼッター
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:なお、なかま氏は大のスパロボファンとしても有名であり、多くの[[アンソロジーコミック]]において短編漫画やイラストを寄稿している。
 
:なお、なかま氏は大のスパロボファンとしても有名であり、多くの[[アンソロジーコミック]]において短編漫画やイラストを寄稿している。
 
;マブラヴ オルタネイティヴ
 
;マブラヴ オルタネイティヴ
:アージュより発売されている成人向けPCゲーム。後に全年齢版や家庭用ゲーム機用の移植版も発売されている。JAM Projectが主題歌を歌っていることでも有名。
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:アージュ制作の成人向けPCゲーム。後に全年齢版や家庭用ゲーム機用の移植版も発売されている。JAM Projectが主題歌を歌っていることでも有名。
:派生作品として、『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』『シュヴァルツェスマーケン』があり、双方ともにアニメ化されている。一方で、『マブラヴ オルタネイティヴ』単体のアニメ化はされておらず、家庭用ゲーム機用の移植版のCEROもDになってしまった為、参戦しにくいと考えられる。
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:派生作品として、『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』『シュヴァルツェスマーケン』があり、双方ともにアニメ化されている。一方で、『マブラヴ オルタネイティヴ』単体のアニメ化はされておらず、家庭用ゲーム機用の移植版のCEROもDになってしまった為、参戦しにくいと考えられている。
 
;ホビーロボットアニメ全般
 
;ホビーロボットアニメ全般
 
:プラモデルやフィギュア、ホビーロボット等を「競技」の範疇で戦わせる作品群で、先述の『プラモ狂四郎』と、同時期に連載されアニメにもなった漫画『プラレス三四郎』がルーツとされる。
 
:プラモデルやフィギュア、ホビーロボット等を「競技」の範疇で戦わせる作品群で、先述の『プラモ狂四郎』と、同時期に連載されアニメにもなった漫画『プラレス三四郎』がルーツとされる。
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;[[ボトムズシリーズ]] / [[機甲界ガリアン]]
 
;[[ボトムズシリーズ]] / [[機甲界ガリアン]]
 
:高橋良輔氏が原作・監督を務めた作品群。当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。後にそれぞれ『[[第2次Z]]』『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて初参戦を果たす。
 
:高橋良輔氏が原作・監督を務めた作品群。当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。後にそれぞれ『[[第2次Z]]』『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて初参戦を果たす。
:『ボトムズ』については、ゲーム作品も同社より多数発売されていたが、2007年からリリース開始された続編OVA『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』より製作にバンダイビジュアルが参画、加えて同年にはバンダイよりゲーム作品が発売された。このころからスパロボ参戦も可能との説が持ち上がっていた。
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:『ボトムズ』については、ゲーム作品も同社より多数発売されていたが、2007年からリリースされたOVA『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]』より製作にバンダイビジュアルが参画、加えて同年にはバンダイより[[PS2]]用ゲームが発売された。このころからスパロボ参戦も可能との説が持ち上がっていた。
 
;[[巨神ゴーグ]]
 
;[[巨神ゴーグ]]
 
:安彦良和氏が原作・監督等を務めた作品。当初からタカラがスポンサーを務めた。しかし2011年8月1日よりバンダイチャンネルにおいて参戦済みの『[[装甲騎兵ボトムズ]]』と共に配信が始まり、参戦の望みはあるかもしれないとされていた。後に『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で初参戦。
 
:安彦良和氏が原作・監督等を務めた作品。当初からタカラがスポンサーを務めた。しかし2011年8月1日よりバンダイチャンネルにおいて参戦済みの『[[装甲騎兵ボトムズ]]』と共に配信が始まり、参戦の望みはあるかもしれないとされていた。後に『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で初参戦。
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<!--情報源不明
 
<!--情報源不明
 
各イベントで寺田Pが「他社がスポンサーなので難しい」と明言して現在に至っている。-->
 
各イベントで寺田Pが「他社がスポンサーなので難しい」と明言して現在に至っている。-->
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=== 関係者が参戦を拒んでいるとの噂があった作品 ===
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;[[覇王大系リューナイト]]
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:他作品と絡ませにくい世界観の問題と共に、原作者の伊東岳彦氏がスパロボに否定的という噂があったが、『[[NEO]]』で参戦を果たしている。予約特典冊子では伊東氏がネット上の噂を公式に否定し、「次回登場のときはぜひ[[マジンカイザー]]みたいに新[[リュー]]とか描かせてほしいです」とコメントしている。
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;[[地球防衛企業ダイ・ガード]]
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:1999年に放送されたXEBEC制作のアニメ作品。版権表記は「XEBEC・ビクターエンターテインメント/創通」。未参戦の理由としては、「災害救助ものというダイ・ガードのテーマがスパロボの設定と折り合いが付かない」という理由でスパロボ制作サイドが見送っている、同作の監督である水島精二氏が同じ理由でやんわりと拒否している、といった諸説があった。ただし後者の説については、水島氏本人が2010年にtwitterで[https://twitter.com/oichanmusi/status/10194361437 参戦を希望する発言]をしており、実際に『[[第2次Z]]』に参戦した。
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:結局、「ダイガードに戦争をして欲しくない」という'''一部ファンの願望が、ネット上で語られるうちに上記のような噂になった'''のだろうと思われる。
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;[[サクラ大戦]]シリーズ
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:SEGAから発売されたゲーム作品。同タイトルでOVAやTVアニメも展開された。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。
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:シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされていたが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。
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:なお、同作は『[[PROJECT X ZONE]]』にてOGシリーズ共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものはスパロボに先行して実現していた。
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:ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。実際に初参戦を果たした『X-Ω』は開発にセガゲームスが関わっている。
 +
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=== 展開メディアの問題を疑われていた作品 ===
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;[[機神咆吼デモンベイン]]
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:ニトロプラス制作の成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』並びに、それを移植した全年齢向け[[PS2]]用ソフト『機神咆吼デモンベイン』を原作とするテレビアニメ。[[声優:緑川光|緑川光]]氏が推していたことでも有名。
 +
:原作は成人向け(18禁)作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現した。当時は「'''スパロボに18禁ゲームが参戦してしまった'''」と騒がれたが、これはよくある誤解。あくまでアニメ版として出ているので「全年齢向けのアニメ版が原作」扱いであり、そもそもアニメ版の元になったのも全年齢向けのゲームである。なお、同じように漫画版が18禁である『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』も同様。
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;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
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:富野由悠季氏が執筆した小説作品。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で機体のみ参戦。
 +
:『第4次』では[[Ξガンダム]]が[[没データ]]に存在しており、上記の[[Sガンダム]]と同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。
 +
:『閃光のハサウェイ』は、『[[逆襲のシャア]]』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、二人を同時参戦させるのは難しい。また『[[機動戦士ガンダムUC]]』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。
 +
:『[[ガンダム・センチネル]]』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''ハサウェイを出すとΞガンダム参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でのハサウェイさえも近年の出番が少なくなってるのではという説もある。
 +
:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ限定以外のクロスオーバーゲーム作品『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』にも出演経験を持っている。
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;[[劇中劇]]作品
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:『X-Ω』にて『[[クレヨンしんちゃん]]』の参戦に伴って[[カンタム・ロボ]]が、後に『[[無尽合体キサラギ]]』が劇中劇単独で参戦。
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:なお、『ゲキ・ガンガー3』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品として参戦したことはない。『[[機動戦艦ナデシコ]]』参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが未参戦のままなので、「劇中劇」ということ自体になにかしら問題があると疑われることもあった。
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;特撮作品全般
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、怪獣映画『ゴジラシリーズ』とアニメ作品『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のコラボ企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』が参戦。ちなみに『ゴジラシリーズ』単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。
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:スパロボにおいては'''ビジュアル的に他アニメ作品との折り合いが付かない'''などの理由で、基本的に特撮作品の参戦は無いと寺田Pが「東京ロボット新聞」で明言していた。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』では変身後のみを登場させている。
 +
:しかし、「肖像権による予算圧迫」は'''公式で明言されたことがない'''ため未だ推測の域を出ない。そもそも「ビジュアル面での相性」とは言うものの、原作サイド(権利者)がそれを理由に拒絶したのか、購入者向けのアンケート等で実写作品が敬遠されることが判明したのか、はたまたスパロボ制作スタッフの主観なのか、全く不透明なままとなっている。
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:ビジュアル面については前例が全くないわけではなく、過去に『[[スーパーヒーロー作戦]]』で似顔絵風の(写実すぎない)サムネイルにするという手法が使われている。
 +
:なお、スパロボの出発点ともいうべき『[[コンパチヒーローシリーズ]]』は、アニメと特撮のクロスオーバーの成功例として挙げられやすい。だが、あくまで変身後や[[モビルスーツ]]を登場人物として扱い、変身前やパイロットを除外しているのがほとんどなので、シリーズ全体を引き合いに出すのは不適切である。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[合身戦隊メカンダーロボ]]
 
;[[合身戦隊メカンダーロボ]]
:『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本]]』のインタビューで、寺田Pは「(作品に)出して誰が買うんだろう」と知名度の問題で参戦が難しい旨を語っていた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』P104より。</ref>が、『[[COMPACT3]]』で初参戦を果たした。
+
:『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本]]』のインタビューで、寺田Pは「(スパロボに)出して誰が買うんだろう」と知名度の低さで参戦が難しい旨を語っていた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』P104より。</ref>が、『[[COMPACT3]]』で初参戦を果たした。
 
;[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]
 
;[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]
 
:SEGAが展開しているアーケードの人気対戦ゲームシリーズ。[[Xbox360]]に移植もされている。他社版権、ゲーム作品、パイロットの設定という点で参戦は難しいとされていたが、『[[第3次α]]』で初参戦を果たした。
 
:SEGAが展開しているアーケードの人気対戦ゲームシリーズ。[[Xbox360]]に移植もされている。他社版権、ゲーム作品、パイロットの設定という点で参戦は難しいとされていたが、『[[第3次α]]』で初参戦を果たした。
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::[[フェイ・イェン]]をベースとした初音ミクとのコラボレーション機体。設定上は『バーチャロン』に関連しているが、コラボ故の版権問題、そして『バーチャロン』との設定の兼ね合いの難しさから参戦される可能性は低いと考えられていた。ところが、前者は母会社の二次創作やコラボレーションの寛容さによって、後者はなんと作品単位ではなくこの機体のみを参戦させるという方法によって解決し、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて初音ミクと共に参戦を果たした。
 
::[[フェイ・イェン]]をベースとした初音ミクとのコラボレーション機体。設定上は『バーチャロン』に関連しているが、コラボ故の版権問題、そして『バーチャロン』との設定の兼ね合いの難しさから参戦される可能性は低いと考えられていた。ところが、前者は母会社の二次創作やコラボレーションの寛容さによって、後者はなんと作品単位ではなくこの機体のみを参戦させるという方法によって解決し、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて初音ミクと共に参戦を果たした。
 
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;[[覇王大系リューナイト]]
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:他作品と絡ませにくい世界観の問題と共に、原作者の伊東岳彦氏がスパロボに否定的という噂があったが、『[[NEO]]』で参戦を果たしている。予約特典冊子では伊東氏がネット上の噂を公式に否定し、「次回登場のときはぜひ[[マジンカイザー]]みたいに新[[リュー]]とか描かせてほしいです」とコメントしている。
   
;[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]
 
;[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]
 
:2007年に放送されたGAINAX制作のTVアニメ作品。版権表記は「GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・ 電通」で、コナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が制作にも関わり、ゲーム作品も発売している。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」で、「'''出したいけれど、自分だけではなんともならない'''」と発言していた。参戦までの経緯は同作記事を参照。
 
:2007年に放送されたGAINAX制作のTVアニメ作品。版権表記は「GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・ 電通」で、コナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が制作にも関わり、ゲーム作品も発売している。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」で、「'''出したいけれど、自分だけではなんともならない'''」と発言していた。参戦までの経緯は同作記事を参照。
 
:2008年以降公開の劇場版については、『紅蓮篇』、『螺巌篇』共に「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」の版権表記となり、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。また、玩具面では放送終了後にバンダイがアクションフィギュア等の関連商品を複数発売している。
 
:2008年以降公開の劇場版については、『紅蓮篇』、『螺巌篇』共に「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」の版権表記となり、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。また、玩具面では放送終了後にバンダイがアクションフィギュア等の関連商品を複数発売している。
;[[地球防衛企業ダイ・ガード]]
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:1999年に放送されたXEBEC制作のアニメ作品。版権表記は「XEBEC・ビクターエンターテインメント/創通」。未参戦の理由としては、「災害救助ものというダイ・ガードのテーマがスパロボの設定と折り合いが付かない」という理由でスパロボ制作サイドが見送っている、同作の監督である水島精二氏が同じ理由でやんわりと拒否している、といった諸説があった。ただし後者の説については、水島氏本人が2010年にtwitterで[https://twitter.com/oichanmusi/status/10194361437 参戦を希望する発言]をしており、実際に『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』に参戦した。
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:結局、「ダイガードに戦争をして欲しくない」という'''一部ファンの願望が、ネット上で語られるうちに上記のような噂になった'''のだろうと思われる。
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;[[機神咆吼デモンベイン]]
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:ニトロプラス制作の成人向けPCゲーム『斬魔大聖デモンベイン』並びに、それを移植した全年齢向けPS2版『機神咆吼デモンベイン』を原作とするテレビアニメ。緑川光氏が推していたことでも有名。
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:原作は成人向け(18禁)作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現した。当時は「'''スパロボに18禁ゲームが参戦してしまった'''」と騒がれたが、これはよくある誤解。あくまでアニメ版として出ているので「全年齢向けのアニメ版が原作」扱いであり、そもそもアニメ版の元になったのも全年齢向けのゲームである。なお、同じように漫画版が18禁である『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』も同様。
   
;[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]、[[SDガンダム外伝]]
 
;[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]、[[SDガンダム外伝]]
 
:ガンダムシリーズ内の漫画・アニメ作品群「[[SDガンダムシリーズ]]」の1作、名前通り、[[スーパーデフォルメ]]頭身で描かれた作品。どんなスパロボでもガンダムシリーズ自体は必ず1つは参戦しているが、『[[UX]]』まではSDガンダムシリーズは一度の参戦もなかった。これは相性が抜群と思われる『[[NEO]]』も例外ではない。
 
:ガンダムシリーズ内の漫画・アニメ作品群「[[SDガンダムシリーズ]]」の1作、名前通り、[[スーパーデフォルメ]]頭身で描かれた作品。どんなスパロボでもガンダムシリーズ自体は必ず1つは参戦しているが、『[[UX]]』まではSDガンダムシリーズは一度の参戦もなかった。これは相性が抜群と思われる『[[NEO]]』も例外ではない。
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:共にギャグ漫画を原作としたアニメである為、上記と同じく「ロボットもの」という体裁は殆どない作品で、本格的な議論の対象になる事は殆ど無かった。また、『ケロロ軍曹』に関してはほぼ形骸化しているとはいえ'''主人公が地球を侵略する側の存在であり'''「他の侵略者と戦う作品との兼ね合いが難しい」という指摘が(半ばネタの域ではあるが)された事もある。
 
:共にギャグ漫画を原作としたアニメである為、上記と同じく「ロボットもの」という体裁は殆どない作品で、本格的な議論の対象になる事は殆ど無かった。また、『ケロロ軍曹』に関してはほぼ形骸化しているとはいえ'''主人公が地球を侵略する側の存在であり'''「他の侵略者と戦う作品との兼ね合いが難しい」という指摘が(半ばネタの域ではあるが)された事もある。
 
;[[初音ミク]]
 
;[[初音ミク]]
:音声合成ソフトのキャラクター。パイロットではないため正確には参戦ではなく登場にあたる。「ロボットもの」でないどころか「ストーリー」すら存在しない'''1人のキャラクター'''であり、一般的に考えられる「スーパーロボット大戦シリーズに参戦可能な作品」からかけ離れていたため、人気は非常に高いもののまさか登場するとは全く思われてなかった。『UX』では半ばオリジナルの設定を与えられて登場。
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:音声合成ソフト「VOCALOID2・初音ミク」のイメージキャラクター。パイロットではないため正確には参戦ではなく登場にあたる。「ロボットもの」でないどころかストーリーすら存在しない'''1人のキャラクター'''であり、一般的に考えられる「スーパーロボット大戦シリーズに参戦可能な作品」からかけ離れていたため、人気は非常に高いもののまさか登場するとは全く思われてなかった。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では半ばオリジナルの設定を与えられて登場。
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]]
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]]
 
:[[ガンダムシリーズ]]の一作。[[コンパチヒーローシリーズ]]の一作『スーパーヒーロージェネレーション』に参戦(正確に言えば再編集版である『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』である)。
 
:[[ガンダムシリーズ]]の一作。[[コンパチヒーローシリーズ]]の一作『スーパーヒーロージェネレーション』に参戦(正確に言えば再編集版である『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』である)。
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:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。
 
:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。
 
:[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコゲームスに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。
 
:[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコゲームスに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。
:このため、バンダイナムコゲームスが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。ただしマイクロソフトは携帯ゲーム機を発売していないため、他社の携帯ゲーム機を競合相手と位置付けておらず、『ブルードラゴン』の派生作品(バンダイナムコゲームス発売)を[[ニンテンドーDS]]で発売したこともある。2013年発売のPSP用ゲーム『バトルロボット魂』にはバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュアという扱いながらも参戦しており、2013年現在では携帯ゲーム機においては参戦可能という見方もある。
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:このため、バンダイナムコゲームスが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。ただしマイクロソフトは携帯ゲーム機を発売していないため、他社の携帯ゲーム機を競合相手と位置付けておらず、『ブルードラゴン』の派生作品(バンダイナムコゲームス発売)を[[ニンテンドーDS]]で発売したこともある。2013年発売のPSP用ゲーム『バトルロボット魂』にはバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュアという扱いながらも参戦した。
 
:また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに原作者の伊東岳彦氏は前述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『星方武侠アウトロースター』と共に参戦の依頼を待っている旨のコメントを発していた。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』で参戦。
 
:また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに原作者の伊東岳彦氏は前述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『星方武侠アウトロースター』と共に参戦の依頼を待っている旨のコメントを発していた。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』で参戦。
 
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情報源不明
 
情報源不明
 
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;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
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:「[[ガンダムシリーズ]]」の1作で、シリーズの原作者でもある富野由悠季氏が執筆した小説作品。
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:『第4次』ではΞガンダムが[[没データ]]に存在しており、上記のSガンダムと同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。
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:『閃光のハサウェイ』は、『逆襲のシャア』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、二人を同時参戦させるのは難しい。また[[機動戦士ガンダムUC|UC]]とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測される。
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:『ガンダム・センチネル』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]を出すとΞガンダム参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でのハサウェイさえも近年の出番が少なくなってるのではという説もある。
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:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ限定以外のクロスオーバーゲーム作品(『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』)にも出演経験を持っている。
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:2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。今回は機体のみの参戦となっている。
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;[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]
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:特撮怪獣映画『ゴジラシリーズ』とアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』で参戦。
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:前述の特撮作品全般の項目にあるようにコラボレーション企画ながら基本的に参戦は無いとされていた特撮作品からの参戦となった。
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:ちなみに『ゴジラシリーズ』単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。
   
;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]
 
;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]
 
:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。
 
:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。
 
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『機動戦士ガンダム』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。
 
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『機動戦士ガンダム』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。
;[[劇中劇]]作品
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:『[[クレヨンしんちゃん|超電導]][[カンタム・ロボ]]』『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』など、いわゆるアニメ内アニメ作品。[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]参戦時に『ゲキ・ガンガー』が隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、作中で扱われる事はともかく流石にユニットとして使用可能とまでなる事は無かったが、『X-Ω』にて、アニメ版『THE IDOL M@STER』の劇中劇『[[無尽合体キサラギ]]』が参戦。
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;[[サクラ大戦]]シリーズ
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:SEGAから発売されたゲーム作品。同タイトルでOVA作品やTVアニメ作品も展開されている。シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされていたが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。
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:なお、同作は『[[PROJECT X ZONE]]』にてOGシリーズ共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものはスパロボに先行して実現していた。
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:ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ|バーチャロン]]』が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。実際に参戦した『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』は開発にセガゲームスが関わっている。
   
;[[無限のリヴァイアス]]
 
;[[無限のリヴァイアス]]
 
:1999年から2000年にかけて放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイグループの一社であるバンダイビジュアルが製作に参画している。
 
:1999年から2000年にかけて放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイグループの一社であるバンダイビジュアルが製作に参画している。
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:放映終了後に版権を巡ってトラブルが発生したとの噂があり、ダイナミック企画と広告代理店のビックウエストが版権料の配分を巡ってもめているなど諸説ある。現在では関連商品の展開に制限がかかっていると見られる事例が散見されている。
 
:放映終了後に版権を巡ってトラブルが発生したとの噂があり、ダイナミック企画と広告代理店のビックウエストが版権料の配分を巡ってもめているなど諸説ある。現在では関連商品の展開に制限がかかっていると見られる事例が散見されている。
 
:例えば、『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』の「[[ネオゲッターロボ]]」はアニメ版『ゲッターロボ號』の主人公ロボットと'''似たデザイン'''となっており、『號』のメカが出せなかったための苦肉の策であったのではないかということが強く伺える。
 
:例えば、『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』の「[[ネオゲッターロボ]]」はアニメ版『ゲッターロボ號』の主人公ロボットと'''似たデザイン'''となっており、『號』のメカが出せなかったための苦肉の策であったのではないかということが強く伺える。
:PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』には原作版のデザインでアニメ版の武器を使うゲッターロボ各機が登場し、登場人物も原作漫画版のデザインや性格を採用している。また、アクションフィギュアシリーズの『REVOLTECH』シリーズで発売されたゲッター號も原作漫画版が出典となっている。
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:[[プレイステーション|PS]]用ソフト『ゲッターロボ大決戦!』には原作版のデザインでアニメ版の武器を使うゲッターロボ各機が登場し、登場人物も原作漫画版のデザインや性格を採用している。また、アクションフィギュアシリーズの『リボルテックシリーズ』で発売されたゲッター號も原作漫画版が出典となっている。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて参戦が決定したが、こちらも漫画版出典となっている。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて参戦が決定したが、こちらも漫画版出典となっている。
;特撮作品全般
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:スパロボの出発点ともいうべき[[コンパチヒーローシリーズ]]では「アニメ+特撮」ジャンルを超えたクロスオーバーが行われていたが、スパロボシリーズにおいては'''ビジュアル的に他アニメ作品との折り合いが付かない'''などの理由で、基本的に特撮作品の参戦は無いと寺田Pが「東京ロボット新聞」で明言していたが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にてコラボレーション企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』が参戦。
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:特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』では変身後のみを登場させることでこの点をクリアしている。
      
=== 再参戦が難しいとの噂がある作品 ===
 
=== 再参戦が難しいとの噂がある作品 ===