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| 姉であるアンジュリーゼ(以下、「アンジュ」と表記)を慕っており、アンジュにとってもシルヴィアを事故から救えなかった事を後悔し気に掛けている程だった。 | | 姉であるアンジュリーゼ(以下、「アンジュ」と表記)を慕っており、アンジュにとってもシルヴィアを事故から救えなかった事を後悔し気に掛けている程だった。 |
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− | しかし、結局はシルヴィアもまた世界の歪んだ常識を盲信しきっており、兄ジュリオに唆された事も相まって姐アンジュに憎しみを抱くようになっていた。
| + | しかし、結局はシルヴィアもまた[[世界観|世界]]の歪んだ常識を盲信しきっており、兄ジュリオに唆された事も相まって姉アンジュに憎しみを抱くようになっていた。 |
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− | それどころか、自分の身可愛さに主義主張を変える節が見受けられ、虎の威を借りる狐のような素振りも多い等「自己」というものが欠落しているようにも描かれている。身も蓋もない事を言ってしまえば、'''作中の主な人物とは別の方向で下衆い性格をしており、力ある人間からのお零れを授かろうとする厭な人となりをしている'''。そういう人間は得てして全てを失ってしまうのだが、シルヴィアは皇室であるということから自覚など全くしていない。
| + | その上、シルヴィアには我が身の可愛さに主義主張を変える節が見受けられ、虎の威を借りる狐のような素振りも多い等「自己」というものが欠落しているようにも描かれている。身も蓋も無い事を言ってしまえば、'''作中の主な人物とは別の方向で下衆い性格をしており、力ある人間からのお零れを授かろうとする厭な人となりをしている'''。そういう人間は得てして全てを失ってしまうのだが、シルヴィアは皇室であるということからか自覚など全くしていない。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
− | ;[[アンジュ]] | + | ;[[アンジュ|アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ]] |
| :姉。敬愛し慕っていたが、ジュリオに唆され恨むようになる。 | | :姉。敬愛し慕っていたが、ジュリオに唆され恨むようになる。 |
| :なお、シルヴィアの足の負傷は幼少期にアンジュと共に馬に乗っていた時に落馬したことによるもの。 | | :なお、シルヴィアの足の負傷は幼少期にアンジュと共に馬に乗っていた時に落馬したことによるもの。 |
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| :母。 | | :母。 |
| ;[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ]] | | ;[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ]] |
− | :兄。アンジュを恨むように唆した。彼の死後は唯一の皇族なので、皇帝に即位したと思われる。 | + | :兄。アンジュを恨むように唆した。なお、彼の死後はミスルギの唯一の皇族となったジュリアが皇帝に即位したものと思われる。 |
| ;[[リィザ・ランドッグ]] | | ;[[リィザ・ランドッグ]] |
| :ジュリオに薬を盛っているところを見てしまい、眠らされて監禁される。 | | :ジュリオに薬を盛っているところを見てしまい、眠らされて監禁される。 |
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| ;「今日、お姉さまを捕まえました。とても凶暴で怖かったです。か弱い妹だった私もナイフをぶんぶん振り回していました。酷い扱いでした、まる」 | | ;「今日、お姉さまを捕まえました。とても凶暴で怖かったです。か弱い妹だった私もナイフをぶんぶん振り回していました。酷い扱いでした、まる」 |
| :第9話の[[次回予告]]より。第9話自体がかなり[[トラウマイベント|暗い話]]な分、なかなかぶっ飛んだ次回予告である。 | | :第9話の[[次回予告]]より。第9話自体がかなり[[トラウマイベント|暗い話]]な分、なかなかぶっ飛んだ次回予告である。 |
− | ;「これは私を馬から落とした罪!これは私を歩けなくした罪!そして、これは生まれてきた罪です!」 | + | ;「これは私を馬から落とした罪! これは私を歩けなくした罪! そして、これは生まれてきた罪です!」 |
− | :第10話。処刑台に吊るされたアンジュを容赦なく鞭打つシルヴィア。彼女の恨みの根深さが垣間見える。 | + | :第10話。処刑台に吊るされたアンジュを容赦無く鞭打つシルヴィア。彼女の姉に対する(筋違いな)恨みの根深さが垣間見える。 |
| :ちなみにこの時、車椅子に乗ったままかなり大振りなフォームで鞭を振るっているが、まともに上半身を動かせない車椅子でそれをやってのけているという事は…? | | :ちなみにこの時、車椅子に乗ったままかなり大振りなフォームで鞭を振るっているが、まともに上半身を動かせない車椅子でそれをやってのけているという事は…? |
| ;「助けて! アンジュリーゼお姉様ーッ!!」 | | ;「助けて! アンジュリーゼお姉様ーッ!!」 |
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| ;「大人しく牢屋に入りなさい! エンブリヲおじ様に折檻してもらいますわよ!?」 | | ;「大人しく牢屋に入りなさい! エンブリヲおじ様に折檻してもらいますわよ!?」 |
| :第21話より。[[モモカ・荻野目|モモカ]]により牢を脱出したリィザに銃を向けて。完全にエンブリヲに依存しきっている。 | | :第21話より。[[モモカ・荻野目|モモカ]]により牢を脱出したリィザに銃を向けて。完全にエンブリヲに依存しきっている。 |
− | ;「誰か! 私は第一皇女…いえ、女帝シルヴィア一世ですよ!? 早く私を助けなさい!」 | + | ;「誰か! 私は第一皇女…いえ、女帝シルヴィア一世ですよ!? 早く私を助けなさい!」 |
| :第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。 | | :第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。 |
− | :ジュリオ死後、生き残っている皇族は彼女しかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、シルヴィアの国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの性格を表しているともとれるが。 | + | :兄ジュリオ死後、生き残っているミスルギの皇族はシルヴィアしかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、彼女の国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの[[性格]]を表しているともとれるが。 |
| ;「死にたくなければ、戦いなさい」 | | ;「死にたくなければ、戦いなさい」 |
− | :最終話ラストより。レジスタンスと思わしき仲間たちと共に武器を取り、大人に虐げられる子供を助けた際に放った一言。最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。 | + | :最終話ラストより。レジスタンスと思わしき仲間たちと共に武器を取り、大人に虐げられる子供を助けた際に放った一言。 |
| + | :最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。 |
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