差分

547 バイト追加 、 2013年1月5日 (土) 13:28
編集の要約なし
22行目: 22行目:  
主動力源は量子波動エンジン、装甲材質は[[ズフィルード・クリスタル]]が使われ、更には[[平行世界]]からエネルギーを取り出せるティプラー・シリンダーと呼ばれる特殊機関も搭載しており、その力で空間移動、平行世界への転移、タイムトラベルまでもが可能(これらが可能なことから[[クロスゲート・パラダイム・システム]]も組み込まれていると思われる。なお製作中にユーゼスからシステムを組み込んだか聞かれたイングラムの回答は「ご想像にお任せしましょう」)。兎にも角にも、本機は[[シュウ・シラカワ]]の開発した[[グランゾン]]並に謎の多い機体である事は確かである。目的はともかく、結果として似たような性能を持つグランゾンを凌ぐ能力を有すが、シュウ曰く両者(この場合はおそらくグランゾンではなく[[ネオ・グランゾン]]のほうであろう)が1対1で戦えば因果律が捻じ曲がり、宇宙が崩壊するという。
 
主動力源は量子波動エンジン、装甲材質は[[ズフィルード・クリスタル]]が使われ、更には[[平行世界]]からエネルギーを取り出せるティプラー・シリンダーと呼ばれる特殊機関も搭載しており、その力で空間移動、平行世界への転移、タイムトラベルまでもが可能(これらが可能なことから[[クロスゲート・パラダイム・システム]]も組み込まれていると思われる。なお製作中にユーゼスからシステムを組み込んだか聞かれたイングラムの回答は「ご想像にお任せしましょう」)。兎にも角にも、本機は[[シュウ・シラカワ]]の開発した[[グランゾン]]並に謎の多い機体である事は確かである。目的はともかく、結果として似たような性能を持つグランゾンを凌ぐ能力を有すが、シュウ曰く両者(この場合はおそらくグランゾンではなく[[ネオ・グランゾン]]のほうであろう)が1対1で戦えば因果律が捻じ曲がり、宇宙が崩壊するという。
   −
[[OGシリーズ]]においてエアロゲイターに復帰したイングラムは本機ではなく[[R-GUNリヴァーレ]]に搭乗するため、現在のところ『ディバインウォーズ』を除いてOGシリーズには登場していない機体。その理由について公式に言及されたことはないが、「あらゆる平行世界の中で一機しか存在しない」、「オリジナルの([[スーパーヒーロー作戦|SHO世界]]の)意識を宿したイングラムにしか呼び出せない」という裏設定がある、といった諸説があるが、現時点では俗説・予想の範疇を出ない。
+
[[OGシリーズ]]においてエアロゲイターに復帰したイングラムは本機ではなく[[R-GUNリヴァーレ]]に搭乗するため、現在のところ『ディバインウォーズ』を除いてOGシリーズには登場していない機体。その理由について公式に言及されたことはないが、「あらゆる平行世界の中で一機しか存在しない」、「オリジナルの([[スーパーヒーロー作戦|SHO世界]]の)意識を宿したイングラムにしか呼び出せない」という裏設定がある、といった諸説があるが、現時点では俗説・予想の範疇を出ない。少なくとも近年の描写を見る限り、後者に関しては否定されつつある。前者に関しては[[ディス・アストラナガン]]の存在もあるため、一応の説得力はある。
   −
この中には「GBAの性能では黒色がうまく表現できない」というものもあるが、同じく黒い機体である[[ゲシュペンスト]]がいるため、この可能性は低いと思われるが、やはり真意は定かではない。OGのもとになったドラマCDでは、「リュウセイ達が見てすぐにイングラムだとわかるように」との理由でリヴァーレが採用された経緯があり、これをそのまま引き継いでいるためだと思われる。
+
この中には「GBAの性能では黒色がうまく表現できない」というものもあるが、同じく黒い機体である[[ゲシュペンスト]]がいるため、この可能性は低いとされる。OGのもとになったドラマCDでは、「リュウセイ達が見てすぐにイングラムだとわかるように」との理由でリヴァーレが採用された経緯があり、これをそのまま引き継いでいるためだと思われる。
   −
スパロボ的な可能性としてはα世界とOG世界の技術力の差が挙げられる。そもそもアストラナガンは地球のテクノロジーや高性能機のデータをバルマーの技術でブラッシュアップして造られた機体なのだが、OGではそれが可能な状況がエアロゲイター側になく(技術自体は人間の改造が主で、機体は元々あるものや捕獲機を使用)、地球側の技術もL5戦役当時は試作機・旧式の改造機がほとんどだったため、開発の参考にするようなデータはなかったと思われる(そもそもイングラムの行動原理が違い、アストラナガン開発の動機自体も存在しない)。
+
スパロボ的な可能性としてはα世界とOG世界の技術力の差が挙げられる。そもそもアストラナガンは地球のテクノロジーや高性能機のデータをバルマーの技術でブラッシュアップして造られた機体なのだが、OGではそれが可能な状況がエアロゲイター側になく(技術自体は人間の改造が主で、機体は元々あるものや捕獲機を使用)、地球側の技術もL5戦役当時は試作機・旧式の改造機がほとんどだったため、開発の参考にするようなデータはなかったと思われる(そもそもイングラムの行動原理が違い、アストラナガン開発の動機自体も存在しない。これに関しては本人の項に詳しい)。
    
バルマーに取っては、イングラム亡き今も非常に特別な存在らしく、第3次αではベルグバウを利用して復活が試みられたほか、OG世界のユーゼスはデッドコピー機を開発している。
 
バルマーに取っては、イングラム亡き今も非常に特別な存在らしく、第3次αではベルグバウを利用して復活が試みられたほか、OG世界のユーゼスはデッドコピー機を開発している。
36行目: 36行目:  
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[イングラム・プリスケン]]専用。最終話以外は撤退してくれるが、少ないターン数ながらも倒せるチャンスはある。適当に相手をしていれば問題ないが、最終話では特定の[[説得]]フラグを満たしていないと真っ向から戦う羽目になる。無視しても耐えられるなら問題ないが、そうでない場合は悲惨な結果に。逆に、説得フラグを満たしている場合は味方となり、HP40000という、スパロボに登場する人型兵器では高い方のHPをもつ自軍ユニットとなる。ちなみに、スポット込みでこれを超えるのはMXの真聖ラーゼフォンと第3次αのナシム・ガンエデンのみ。
+
:[[イングラム・プリスケン]]専用。最終話以外は撤退してくれるが、少ないターン数ながらも倒せるチャンスはある。適当に相手をしていれば問題ないが、最終話では特定の[[説得]]フラグを満たしていないと真っ向から戦う羽目になる。無視しても耐えられるなら問題ないが、そうでない場合は悲惨な結果に。逆に、説得フラグを満たしている場合は味方となり、HP40000という、スパロボに登場する人型兵器では高い方のHPをもつ自軍ユニットとなる。ちなみに、スポット込みでこれを超えるのはMXの真聖ラーゼフォンと第3次αのナシム・ガンエデン、Jのラフトクランズ(アル=ヴァン機)のみ。
 
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:初登場時にキャラデモが用意された。追加ルートでは最終シナリオ前には改造出来てしまう…が出撃時にリセットされてしまうため改造しても意味なし。ほとんどの武器攻撃力が底上げされているが、インフィニティ・シリンダーの攻撃力のみマイナス修正を受けているため最大火力は落ちた。[[ネオ・グランゾン]]と究極の兵器同士が交えられるのは現段階ではこの作品のみ。
 
:初登場時にキャラデモが用意された。追加ルートでは最終シナリオ前には改造出来てしまう…が出撃時にリセットされてしまうため改造しても意味なし。ほとんどの武器攻撃力が底上げされているが、インフィニティ・シリンダーの攻撃力のみマイナス修正を受けているため最大火力は落ちた。[[ネオ・グランゾン]]と究極の兵器同士が交えられるのは現段階ではこの作品のみ。
66行目: 66行目:  
:宇宙に漂うダークマターの構成物質であるアキシオンを目標にぶつけ、ブラックホール並の超重力空間へのワームホールを発生させて問答無用で叩き落す。残酷非道だが、次のものに比べれば…。ちなみに本当のアキシオンは物質との結合が非常に弱いので"ぶつける"ことは不可能である。後にシヴァーが開発した[[ヴァイクラン]]には、この武装を元にした兵装「べリア・レディファー」が搭載されており、戦闘演出もアストラナガンのものと殆ど同じである。
 
:宇宙に漂うダークマターの構成物質であるアキシオンを目標にぶつけ、ブラックホール並の超重力空間へのワームホールを発生させて問答無用で叩き落す。残酷非道だが、次のものに比べれば…。ちなみに本当のアキシオンは物質との結合が非常に弱いので"ぶつける"ことは不可能である。後にシヴァーが開発した[[ヴァイクラン]]には、この武装を元にした兵装「べリア・レディファー」が搭載されており、戦闘演出もアストラナガンのものと殆ど同じである。
 
;インフィニティ・シリンダー
 
;インフィニティ・シリンダー
:両腕を翳し、十字のエネルギーを形成。そして、10個の中性子星を目標の周りで回転させることで超光速の時間逆行により対象を「存在する前」の状態に戻し、最初から存在しなかったことに歴史も人々の記憶も修正されて完全に消滅する。イングラムが男性主人公だった[[スーパーヒーロー作戦]]でも、[[クロスゲート・パラダイム・システム]]で因果律の乱れを抑えないかぎり時間を遡った物は時空の修復力でこうなるという説明があった。ちなみにアイン・ソフ・オウルもまったく同じ原理。<br />αではイベントでR-1がこれを食らう。どういう原理で耐えたのか非常に気になるところであるが……おそらく直撃はしなかったのだろう。これに限らず、防御が不可能と思われる武器は、スパロボでは枚挙にいとまがない(ブラックホールクラスターしかり、終焉の銀河しかり、ゴルディオンクラッシャーしかり)。どんなすごい攻撃も純粋な数値に直されてしまうゲームシステムの宿命である。
+
:ティプラー・シリンダーを応用した攻撃。両腕を翳し、十字のエネルギーを形成。そして、10個の中性子星を目標の周りで回転させることで超光速の時間逆行により対象を「存在する前」の状態に戻し、'''存在そのものを虚無へと消し去る'''、まさに究極の兵器である。ちなみにアイン・ソフ・オウルもまったく同じ原理。<br />αではイベントでR-1がこれを食らう。どういう原理で耐えたのか非常に気になるところであるが……おそらく直撃はしなかったのだろう。これに限らず、普通に考えれば防御が不可能と思われる武器は、スパロボでは枚挙にいとまがない(ブラックホールクラスターしかり、終焉の銀河しかり、ゴルディオンクラッシャーしかり)。どんな凄まじい攻撃も純粋な数値に直されてしまうゲームシステムの宿命である。<br />よく勘違いされがちなのは、この武器は対象のみの時間を逆行させる攻撃兵器であり、[[サイバスター]]の「アカシックバスター」とは違い、歴史から抹消するような機能はない(よって「存在していた」という痕跡は残る)。
 
;イミルアーム(仮)
 
;イミルアーム(仮)
 
:第3次αにてアイン・バルシェムの搭乗したヴァルク・ベンを拘束する際に使用した触手状の武器。アウルゲルミルのイミルアームに酷似。機体から計4本展開する形で使用する。本来のアストラナガンには存在しない筈だが、未来世界にてアウルゲルミルに取り込まれた事で生み出したのだろうか。
 
:第3次αにてアイン・バルシェムの搭乗したヴァルク・ベンを拘束する際に使用した触手状の武器。アウルゲルミルのイミルアームに酷似。機体から計4本展開する形で使用する。本来のアストラナガンには存在しない筈だが、未来世界にてアウルゲルミルに取り込まれた事で生み出したのだろうか。
112行目: 112行目:  
*「黒いライバルメカ」と言うお題で、寺田氏と杉浦氏が相談し合って作り上げたのだが、杉浦氏によれば相談の内容は「黒くて、2本角があって、翼があって、目が赤くて…」といったものでしかなかったらしい。[[ブラックオックス]](『[[太陽の使者 鉄人28号]]』)+ギャオス(『ガメラ』)のイメージだったとのこと。
 
*「黒いライバルメカ」と言うお題で、寺田氏と杉浦氏が相談し合って作り上げたのだが、杉浦氏によれば相談の内容は「黒くて、2本角があって、翼があって、目が赤くて…」といったものでしかなかったらしい。[[ブラックオックス]](『[[太陽の使者 鉄人28号]]』)+ギャオス(『ガメラ』)のイメージだったとのこと。
 
*識別コードである「ブラック・エンジェル」の他、αのシナリオタイトルでも「漆黒の天使来たりて」と呼ばれたりしているが、この名称は'''[[ギリアム・イェーガー]]の異名である'''(より正確には「漆黒の堕天使」)。<br />また、黒いボディに赤い目が[[ゲシュペンスト]]と共通している。
 
*識別コードである「ブラック・エンジェル」の他、αのシナリオタイトルでも「漆黒の天使来たりて」と呼ばれたりしているが、この名称は'''[[ギリアム・イェーガー]]の異名である'''(より正確には「漆黒の堕天使」)。<br />また、黒いボディに赤い目が[[ゲシュペンスト]]と共通している。
 +
*名前を聞いた時、寺田Pは友人から「レオの弟か」とツッコまれたとのこと(ウルトラマンレオの弟が「アストラ」という名前)。
 
<!-- DWで登場した説明がつかないので。 -->
 
<!-- DWで登場した説明がつかないので。 -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
匿名利用者