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| 合体形態については「[[Gコンパチブルカイザー]]」を参照。 | | 合体形態については「[[Gコンパチブルカイザー]]」を参照。 |
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− | === 原点 === | + | === コンパチカイザー === |
− | 原点となったのは[[コンパチヒーローシリーズ]]の『ザ・グレイトバトルIV』に登場する「コンパチカイザー」である。この機体は各ステージの通常ボス戦の後にある巨大ボス戦で、ファイター・ロア、[[V2ガンダム]]、ウルトラマンパワード、仮面ライダーZOが乗る機体が4体[[合体]]して完成する戦隊モノのロボの様な扱いのマシンであった。敵側のスキャンによると出力ポイントは16000でかなりの高出力らしい。グレバトIVのエンディングではラスボスの悪あがきで発射された巨大ミサイルを食い止めるためにヒーロー達がコンパチカイザーを発進させたところ、突如脱出装置が勝手に起動。それは最後の戦いの中で自意識を獲得し、共に戦ってきたヒーロー達を巻き込むまいとしたカイザーの意思だった。そのままカイザーは巨大ミサイルに特攻し爆発に飲まれ姿を消す。ロアがカイザーの死を悼んでおり同一の機体であるかは少々疑わしい。その後また巡り合う事があったのか、[[平行世界]]の存在か…関連性は不明。OGの戦士ロアの説明によれば、コンパチブルカイザーのオリジナルであるコンパチカイザーは、エミィの駆るGサンダーゲートとともにダークブレインを追い詰め、最後の戦いで次元の彼方へ逃走するダークブレインに特攻を仕掛けて大破、残骸同然の状態でOG世界の浅草に漂着したと言う事らしい。この経緯からすれば、ザ・グレイトバトルのカイザーの並行存在であると見るのがいいだろう。ちなみにグレイトバトルIVのラスボスはダークブレインではないものの、最終形態は巨大な脳であり、関連をうかがわせる。
| + | 特殊部隊「バトルフォース」が誇るスーパーロボット。[[コンパチヒーローシリーズ]]の『ザ・グレイトバトルIV』に登場する。 |
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− | 『ザ・グレイトバトルIV』が2人同時プレイ可能なゲームだが、ロボの操縦は一人でしかできない。残り一人はボタン連打でエネルギーを回復させる役を担う事となる。ロボは燃費が悪く、この回復が無いと苦戦を強いられる事になる。上述したとおり、OG外伝のコンパチブルカイザーはGサンダーゲートと合体するまでは機能が半分にも満たなかったとされるが、これはこの2人プレイのネタの再現である。
| + | この機体は各ステージの通常ボス戦の後にある巨大ボス戦で、ファイター・ロア、[[V2ガンダム]]、ウルトラマンパワード、仮面ライダーZOが乗るカイザーマシンが4体[[合体]]して完成する戦隊モノのロボのポジションにあった。敵側のスキャンによると出力ポイントは16000でかなりの高出力らしい。 |
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| + | グレバトIVのエンディングではラスボスの悪あがきでニューコンパチネイションめがけて発射された巨大ミサイルを食い止めるためにヒーロー達がコンパチカイザーを発進させたところ、突如脱出装置が勝手に起動。それは最後の戦いの中で自意識を獲得し、共に戦ってきたヒーロー達を巻き込むまいとしたカイザーの意思だった。そのままカイザーは巨大ミサイルに特攻し爆発に飲まれ姿を消す。 |
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| + | OGでは設定が変わっており、戦士ロアの説明によればこちらのコンパチカイザーは、エミィの駆るGサンダーゲートとともにダークブレインを追い詰め、最後の戦いで次元の彼方へ逃走するダークブレインに特攻を仕掛けて大破、残骸同然の状態でOG世界の浅草に漂着したと言う事らしい。 |
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| + | 『ザ・グレイトバトルIV』は2人同時プレイ可能なゲームだが、カイザーの操縦は一人でしかできない。もう一人はボタン連打でエネルギーを回復させる役を担う事となる。カイザーは燃費が悪く、この回復が無いと苦戦を強いられる事になる。上述したとおり、OG外伝のコンパチブルカイザーはGサンダーゲートと合体するまでは機能が半分にも満たなかったとされるが、これはこの2人プレイのネタの再現である。 |
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| まさかの懐かしの作品からの参戦で古参ファンを狂喜させ、概ね良好に受け入れられたが、対象が古参ファンであるはずなのにバリバリしたマシンへと改修されてしまったため、それに拒否感を持つファンも少なくなく、喜びを中途半端なものとしてしまった感は否めない。大本のコンパチカイザーは元々4機合体のロボットである(しかもその内3機は版権キャラが操縦し、おまけに一人はSDガンダム)ため、合体機構のオミットはOGの都合上仕方のないことではあるが。 | | まさかの懐かしの作品からの参戦で古参ファンを狂喜させ、概ね良好に受け入れられたが、対象が古参ファンであるはずなのにバリバリしたマシンへと改修されてしまったため、それに拒否感を持つファンも少なくなく、喜びを中途半端なものとしてしまった感は否めない。大本のコンパチカイザーは元々4機合体のロボットである(しかもその内3機は版権キャラが操縦し、おまけに一人はSDガンダム)ため、合体機構のオミットはOGの都合上仕方のないことではあるが。 |
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| + | ちなみに「コンパチ」は「コンパチブル」、「互換性」のことである。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
| :オープニングデモで遊園地「浅草花やしき」から発進するシーンが描かれた。C武器がないのでこの機体登場後はコウタの連続攻撃はとっとと上書きしてしまおう。 | | :オープニングデモで遊園地「浅草花やしき」から発進するシーンが描かれた。C武器がないのでこの機体登場後はコウタの連続攻撃はとっとと上書きしてしまおう。 |
| + | :性能自体はほぼ据え置きだが、コウタが「アタッカー」を失った関係で火力はやや低下。Gサンダーゲートの存在もあるので、合体するよりは分離したまま戦った方が良い。今作はとにかく敵の数が多いため、火力よりも手数が欲しい。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
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| :両腕のスパイラルナックルを射出して、カイザー・バーストを放射、止めに右腕で相手に渾身のカイザー・トルネードによる一撃を加える連続コンボ。カイザー・トルネード単体は、コンパチカイザーだった時の主力技。ちなみにカットインで入るカイザーの絵は、OGSとOG外伝で微妙に違う(OG外伝では叫ぶように口が開いている)。 | | :両腕のスパイラルナックルを射出して、カイザー・バーストを放射、止めに右腕で相手に渾身のカイザー・トルネードによる一撃を加える連続コンボ。カイザー・トルネード単体は、コンパチカイザーだった時の主力技。ちなみにカットインで入るカイザーの絵は、OGSとOG外伝で微妙に違う(OG外伝では叫ぶように口が開いている)。 |
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− | ==== 『ザ・グレイトバトルIV』でのみ使用する武装・必殺武器 ==== | + | ==== コンパチカイザーの武装・必殺武器 ==== |
| ;カイザースキャナー | | ;カイザースキャナー |
| :スキャン範囲を動かしてボスの弱点を探索可能。OG外伝では[[Gコンパチブルカイザー]]がオーバー・カイザー・ソードで使用している。 | | :スキャン範囲を動かしてボスの弱点を探索可能。OG外伝では[[Gコンパチブルカイザー]]がオーバー・カイザー・ソードで使用している。 |