差分

2,123 バイト追加 、 2012年9月22日 (土) 16:26
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
*無印Zの「[[黒歴史]]」は、この「黒の英知」に記された事象の顛末のほんの一部。第2次Zの多元世界においては、神話として伝えられる過去の話。
 
*無印Zの「[[黒歴史]]」は、この「黒の英知」に記された事象の顛末のほんの一部。第2次Zの多元世界においては、神話として伝えられる過去の話。
 
*どこかの[[ジ・エーデル・ベルナル]]がこれに触れた事で、全ての世界の「ジ・エーデル」は次元力に関する能力を手に入れた。
 
*どこかの[[ジ・エーデル・ベルナル]]がこれに触れた事で、全ての世界の「ジ・エーデル」は次元力に関する能力を手に入れた。
*また、[[平行世界]]の「ジ・エーデル」であるエルガンは並行世界の自分との交信能力と常人を超えた寿命を得ている。
+
*その一人であるエルガンは並行世界の自分との交信能力と常人を超えた寿命を得ている。
    
== 考察 ==
 
== 考察 ==
24行目: 24行目:  
この手がかりとなるのが[[アポロニアス]]である。Zの登場作品の世界の存在である彼は、第2次Zの登場作品の世界の存在であるガイオウやチェンゲの竜馬、ロージェノムやバジュラと共に、インベーダーなどバアルを相手に共闘していたことが示唆されているからである。
 
この手がかりとなるのが[[アポロニアス]]である。Zの登場作品の世界の存在である彼は、第2次Zの登場作品の世界の存在であるガイオウやチェンゲの竜馬、ロージェノムやバジュラと共に、インベーダーなどバアルを相手に共闘していたことが示唆されているからである。
   −
つまり、12000年のループを繰り返す中で何度も何度も構成・分離・再構成を繰り返す多元世界を構成する世界は常に一定ではなく、時々に応じて別の世界が入っている可能性もある。この推察で言うならば、前のループには「世界最後の日」「衝撃!Z編」が入っており、本編の世界では「ゲッターロボ」「マジンガーZ」が入った、ということである(無論、それ以前のループで「マクロスF」や「グレンラガン」が入っていた可能性も十分にある)。
+
つまり、12000年のループを繰り返す中で何度も何度も構成・分離・再構成を繰り返す多元世界を構成する世界は常に一定ではなく、時々に応じて別の世界が入っている可能性もある。この推察で言うならば、前のループには「世界最後の日」「衝撃!Z編」が入っており、本編の世界では「ゲッターロボ」「マジンガーZ」が入った、ということである(無論、それ以前のループで「マクロスF」や「グレンラガン」が入っていた可能性も十分にある)。であれば、第2次Zの世界における「過去の神話として伝えられる黒歴史」は、「Z本編以前に行われていた別のZEUTHの戦い」と解釈が出来る。
 +
 
 +
=== 「根源的な災厄」 ===
 +
黒の英知に記されているという「根源的な災厄」だが、この正体は「グレンラガン」の[[スパイラルネメシス]]ではないかと言われている。生命体の根源的な部分に起因し、時空を超えて全ての世界を巻き込み、滅ぼすというスケールの大きさと原因の類似性が推測の根拠だが、これについてはもう一つの候補がある。それは、OGシリーズでギリアムやクォヴレーが言及した「大いなる終焉」である。
 +
 
 +
スパロボシリーズにおいて「太極」の単語はZシリーズへの関わりを意味する。OGSでそれを発言したギリアムは、シュテルン・ノイレジセイアを見て「お前が大いなる終焉を導く因子であるのなら、この戦いは別の意味を持つ」と述べた上で、レジセイアがそれを理解できないのを知ると「ならば、お前は太極へ至るものではない」と断言している。
 +
 
 +
これを読み解いてみると、もしレジセイアが「因子」だったならば、それを討滅することは「大いなる終焉=全ての宇宙の終焉」を一歩遠ざけることに繋がる。そして、「太極へ至るものではない」という断言は、裏返すと「大いなる終焉を導く因子を持つ=太極へ至る可能性を持つ」ということになる。
 +
 
 +
これらから浮かび上がって来るのはスフィアの存在であり、再世篇におけるシャルルやアイムの言動からするに、「スフィアを持つ者は大いなる終焉を導く存在たりうる」ということになる。スフィアはZシリーズの世界観の根幹にある太極の欠片であるため、それが「終焉」を導く因子であるとすれば、「生命体の根源的な災厄」というフレーズは別の意味を持ってくることになる。
    
=== 関連用語 ===
 
=== 関連用語 ===
匿名利用者