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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ジオン公国軍]]大尉。「青い巨星」の[[異名]]を持つ優れた[[モビルスーツ]][[パイロット]]だが、元々はゲリラ戦の専門家でもある根っからの職業軍人である。作中では[[グフ]]に搭乗。
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[[ジオン公国軍]]大尉。「青い巨星」の[[異名]]を持つ優れた[[モビルスーツ]][[パイロット]]だが、元々はゲリラ戦の専門家でもある根っからの職業軍人である。これは父親のジンバ・ラルの教育と鍛錬による所がかなり大きい。父親により少しだけ粗暴だった青年期から騎士道精神を徹底的に叩き込まれことにより現在の彼の人格が形成された。作中では[[グフ]]に搭乗。
    
軍人としての実力と人柄で部下からの[[信頼|信任]]は厚いが、ジオン・ズム・ダイクンの側近ジンバ・ラルの息子なので、[[ザビ家|ザビ派]]で占められる軍上層部から疎まれ、出世が見込めなかった。
 
軍人としての実力と人柄で部下からの[[信頼|信任]]は厚いが、ジオン・ズム・ダイクンの側近ジンバ・ラルの息子なので、[[ザビ家|ザビ派]]で占められる軍上層部から疎まれ、出世が見込めなかった。
    
小説版によればアムロからはある種の父親像として見られており、彼もまた擬似的な息子として見ており一方でセイラに纏わり付く『悪い虫』とも呼び内心はかなり複雑なものがある。
 
小説版によればアムロからはある種の父親像として見られており、彼もまた擬似的な息子として見ており一方でセイラに纏わり付く『悪い虫』とも呼び内心はかなり複雑なものがある。
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なおジンバ・ラルはアルテイシアとラルを直接、引き合わせ当時から姫として息子のラルにも騎士として絶対の忠義と忠誠を誓わせた張本人でもある。
    
「ザビ家の子息の仇討ち」を命じられ、成功すれば家族や部下達の生活の安定に繋がるという動機でそれを受諾する。しかし戦場で大切な姫であるセイラことアルテイシアに手を出す事を決して良しとはしなかった忠義の人でもある。キャスバルとアルテイシアをザビ家から逃がして、父ジンバ・ラルの旧知の友人である資産家のドン・テアボロことテアボロ・マスに託し彼の家に匿い籍を入れ名を変えさせた張本人でもあり、一時期のみシャアとセイラの幼少時の養育役を務めた。「ザビ家の子息の仇討ち」を命じられたのはこれによるものが大きい。
 
「ザビ家の子息の仇討ち」を命じられ、成功すれば家族や部下達の生活の安定に繋がるという動機でそれを受諾する。しかし戦場で大切な姫であるセイラことアルテイシアに手を出す事を決して良しとはしなかった忠義の人でもある。キャスバルとアルテイシアをザビ家から逃がして、父ジンバ・ラルの旧知の友人である資産家のドン・テアボロことテアボロ・マスに託し彼の家に匿い籍を入れ名を変えさせた張本人でもあり、一時期のみシャアとセイラの幼少時の養育役を務めた。「ザビ家の子息の仇討ち」を命じられたのはこれによるものが大きい。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[クラウレ・ハモン]]
 
;[[クラウレ・ハモン]]
:内縁の妻。[[戦艦]]を指揮する能力を持っていた為か、戦場に同伴させても批判は出なかったらしい。
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:内縁の妻。[[戦艦]]を指揮する能力を持っていた為か、戦場に同伴させても批判は出なかったらしい。なお彼女自身もジオン・ズム・ダイクン派の1人。
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:なおキャスバルが産まれる際、当時は少女ながらに必死に手伝いキャスバル出産の場に立ち会っていたとされる。
 
;[[クランプ]]
 
;[[クランプ]]
 
:部下。副官に相当する。
 
:部下。副官に相当する。
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:部下。
 
:部下。
 
;ジンバ・ラル
 
;ジンバ・ラル
:ジオン・ズム・ダイクンの側近を務めていた父親。この繋がりから、キャスバルやアルテイシアとも面識が有った。
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:ジオン・ズム・ダイクンの政治的側近を務めていた父親。デギン・ソド・ザビとは対立していた。この繋がりから、キャスバルやアルテイシアとも面識が有った。ダイクンの死後2人を匿ったりしていた。
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:またアルテイシアからは『じいや』と呼ばれていたが彼女を表舞台に引っ張り出そうとする面だけは疎んじていた。息子のラルに武人としての心得や作法を徹底的に叩き込んだ厳しくも優しい父親としての面もある。
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:アルテイシアとラルを直接、引き合わせ当時から姫として息子のラルにも絶対の忠義と忠誠を誓わせた張本人で息子ランバ・ラルが冷飯食らいになり間接的な遠縁を作った人物でもある。
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:自分に何かあった場合は2人をラル守らせ旧友のテアボロ・マスに託す役目を父親の最後のたっての願いとして託していた。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
 
:中立地帯のバーで出会う。アムロにとってはシャアの次に壁となった存在。シリーズにおいては大人に成長した彼と対峙する事が数回あった。
 
:中立地帯のバーで出会う。アムロにとってはシャアの次に壁となった存在。シリーズにおいては大人に成長した彼と対峙する事が数回あった。
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