最新版 |
編集中の文章 |
1行目: |
1行目: |
− | {{登場人物概要
| + | == 野原ひろし(Hiroshi Nohara) == |
− | | 読み = のはら ひろし
| + | *[[登場作品]]:[[クレヨンしんちゃん]] |
− | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クレヨンしんちゃん}}
| + | *[[声優]]:藤原啓治 / 三田ゆう子・矢島晶子(少年時代) |
− | | 声優 = {{声優|藤原啓治}}(初代)<br/>{{声優|森川智之}}(二代目)
| + | *種族:地球人(日本人・秋田県出身) |
− | ; 少年時代
| + | *性別:男 |
− | : {{声優|山口勝平}}<br />{{声優|小林由美子}}<br />{{声優|矢島晶子}} 他
| + | *[[年齢]]:35歳 |
− | | キャラクターデザイン = 臼井儀人(原作)<br/>小川博司(アニメ)
| + | *身長:180cm |
− | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
| + | *所属:双葉商事(勤続15年) |
− | | SRWでの分類 = [[NPC]]
| + | *役職:係長 |
− | }}
| + | *好きな物:ビール、美人の女性 |
| + | *嫌いな物:妻のお仕置きとお説教、歯医者 |
| + | *キャラクターデザイン:臼井儀人(原作)、小川博司(アニメ) |
| | | |
− | {{登場人物概要
| + | [[野原しんのすけ]]の父親で野原一家の大黒柱。面長顔と無精ひげが特徴。平日は仕事に追われ、休日になると家でぐうたらする事が多いなど、どこにでもいる普通のお父さん。しかし家族の危機を始め、いざという時には活躍をする事が多く、特に劇場版では主役級の活躍を与えられている。壮絶なまでの足の臭さを誇り、履いた靴や靴下を相手にかがせて怯ませるなど攻撃に使った事もある。 |
− | | タイトル = プロフィール
| |
− | | 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
| |
− | | 性別 = [[種族::男]]
| |
− | | 年齢 = [[年齢::35]]歳
| |
− | | 出身 = 秋田県
| |
− | | 所属 = {{所属 (人物)|双葉商事}}(勤続15年)
| |
− | | 役職 = [[役職::係長]]
| |
− | | 好きな物 = 酒(特にビール)<ref>他には、枝豆と肉じゃがと刺身も好き。</ref><br/>美人の女性
| |
− | | 嫌いな物 = 妻のお仕置きとお説教<br/>歯医者
| |
− | }}
| |
− | '''野原ひろし'''は『[[クレヨンしんちゃん]]』の登場人物。
| |
| | | |
− | == 概要 ==
| + | ちなみにオカマにモテる事が多く、女性から惚れられても大抵裏があったり、それが原因で夫婦喧嘩の元になったりと<ref>あわや離婚寸前にまで行った事もある。</ref>結構な女難。 |
− | [[野原しんのすけ]]の父親で野原一家の大黒柱。秋田県出身で、ふたば商事(原作ではアクション商事)営業課の係長。
| |
| | | |
− | 面長顔と無精ひげが特徴。平日は仕事に追われ、休日になると家でぐうたらする事が多いなど、どこにでもいる普通のお父さん。しかし家族の危機を始め、いざという時には活躍をする事が多く、特に劇場版では主役級の活躍を与えられており、その活躍ぶりもあってか多くのファンから「'''世界最強の[[サラリーマン]]'''」と評されている。
| + | その活躍ぶりから、ファンからは「'''世界最強の[[サラリーマン]]'''」との呼び声も高い。 |
− | | |
− | 壮絶なまでの足の臭さと髭剃りの刃を直ぐダメにするほどの硬いヒゲが悩みの種で、劇場版を初めとした特別編では武器として大活躍。
| |
− | | |
− | 息子のしんのすけに遺伝する程の女好きであり<ref>さらに言えば、自身の父・銀の介譲り。ついでに言うと太眉も遺伝されている。</ref>、鼻の下を伸ばす度に、妻の[[野原みさえ]]に嫉妬されるが<ref>誤解なども加わり、離婚寸前にまで行った事もある。</ref>、根はみさえ一筋。
| |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | :初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。 | + | :初登場作品。イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて登場。 |
| :しんのすけを戦いに巻き込んだとして[[カンタム・ロボ|カンタム]]を叱責する場面があるなど、家族思いの父親としての姿は本作でも健在。 | | :しんのすけを戦いに巻き込んだとして[[カンタム・ロボ|カンタム]]を叱責する場面があるなど、家族思いの父親としての姿は本作でも健在。 |
− | :ただし顔グラが通常時・驚いた顔・キリッとした顔の3つだけと極端に少ないせいでカンタムを責める際に'''微笑みながら激昂する'''というシュールな絵面になってしまうのが難点。
| |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
44行目: |
29行目: |
| :息子。しんのすけからは「おバカでエッチで軽いノリの父ちゃん」とも思われている。 | | :息子。しんのすけからは「おバカでエッチで軽いノリの父ちゃん」とも思われている。 |
| ;[[野原みさえ]] | | ;[[野原みさえ]] |
− | :妻。尻に敷かれたり、金や家族全員で一緒に行く予定の変更などで夫婦喧嘩する事が多いが、互いに愛し合っている。 | + | :妻。尻に敷かれる事が多いが、互いに愛し合っている。 |
| ;[[野原ひまわり]] | | ;[[野原ひまわり]] |
| :娘。 | | :娘。 |
| ;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]] | | ;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]] |
| :ペットの犬。 | | :ペットの犬。 |
− | | + | === ひろしの家族 === |
− | === ひろしの家族・親族 === | |
| ;野原銀の介 | | ;野原銀の介 |
| :父。しんのすけ同様に破天荒であることから、ツッコミを入れることもしばしば。 | | :父。しんのすけ同様に破天荒であることから、ツッコミを入れることもしばしば。 |
| ;野原つる | | ;野原つる |
− | :母。豪快な性格の持ち主。 | + | :母。 |
| ;野原せまし | | ;野原せまし |
− | :実家を継いでいる兄。大らかな弟とは対照的に、頑固で融通の利かない性格。みさえ曰く「名前の通り心の狭い男」。 | + | :兄。アニメ版未登場。 |
− | ;野原育菜
| |
− | :「新クレヨンしんちゃん」にてせましと結婚したせましの妻。ひろしにとって義理の妹に当たる。<br>せましと同様にドケチで倹約家。
| |
− | ;野原菜摘、野原樹
| |
− | :育菜の連れ子。ひろしにとっては甥と姪に当たる。
| |
− | ;桜チル子
| |
− | :アニメ133話にて登場したひろしの姪っ子。「ひろしの姉の娘」らしいが上記の通りひろしの兄弟姉妹はせまししかおらず、せましは育菜と結婚するまで未婚である為矛盾している。'''''彼女はいったい何者なのだろうか?'''''
| |
− | | |
− | === みさえの家族 ===
| |
− | ;小山よし治
| |
− | :義父。カタブツで真面目な性格な為時に怒られることもあるが信頼はされている。
| |
− | ;小山ひさえ
| |
− | :義母。
| |
− | ;小山まさえ
| |
− | :義姉。元国語教師で、言葉遣いにうるさい為か苦手としている。
| |
− | ;小山むさえ
| |
− | :義妹。居候初日で風呂上がりの彼女をみさえと間違えて後ろから抱きついたせいで彼女からビンタをくらう。その後の関係は良好でありむさえの夢をみさえと同様に応援している。
| |
| | | |
| === 会社 === | | === 会社 === |
| ;川口 | | ;川口 |
| :仲の良い部下であり、互いに理解者。 | | :仲の良い部下であり、互いに理解者。 |
− | ;草加ユミ、朝霞リエ | + | ;草加ユミ |
− | :部下の若い女性社員。彼女らからも仕事振りや人柄を信頼されているが、女性に弱い性分のためかよく彼女らと浮気する夢を見たり、会社での浮気を密かに疑われる原因にもなっている。 | + | :部下の女性社員。ひろしは彼女の死んだペットの猿である「ゴンザレス」に似ているらしく手編みのベストをプレゼントした事も。 |
− | :特にユミとは彼女の死んだペットの愛猿ゴンザレスと顔が瓜二つなためか好意を寄せられ、手編みのセーターをプレゼントするなどされていい感じになっている<ref>ひろし本人もユミに対して満更でもなく思っていたところがあるようで、[[映画]]「暗黒タマタマ大追跡」ではひろしの心を読んでユミとの関係を知ったヘクソンに、「古女房より若い娘か」と言われてみさえに問い詰められ、大いに焦っている。</ref>。しかし、ひろしが妻子持ちであることは知らなかったようで、後に自身の行為が最悪不倫にも繋がり兼ねない愚挙だと知って野原家を訪れ、謝罪・和解して元の良き上司・部下の関係に戻っている。
| |
| ;部長 | | ;部長 |
| :上司。部下思いではあるが、仕事に厳しいことから叱られることも少なくない。 | | :上司。部下思いではあるが、仕事に厳しいことから叱られることも少なくない。 |
| | | |
| === その他 === | | === その他 === |
− | ;吉永みどり
| |
− | :しんのすけのクラスの担任。家庭訪問の際、しんのすけに誤って酒を飲まされて酔っ払った彼女に、恋人の石坂純一と勘違いされて抱き付かれるなど不倫になりかけた(しかも、本人も顔を赤くするなど満更でもなさそうにしていた)たり、髭面がお気に召されなかったことで「顔面大根おろし」の刑を受けるなど酷い目に遭わされた。
| |
− | ;鳩ヶ谷ヨシりん、鳩ヶ谷ミッチー
| |
− | :野原家の近所に住む新婚夫妻。かなり自己中心的な性格のバカップルであり、みさえ共々この二人の奇行にウンザリしている。原作漫画ではさらにヨシりんが'''部下になる'''羽目に…。
| |
| ;スーザン小雪 | | ;スーザン小雪 |
− | :またずれ荘で知り合ったニューハーフ。特に気に入られている。彼に限らずひろしは何故かオカマにモテる。 | + | :またずれ荘で知り合ったニューハーフ。特に気に入られている。 |
− | ;リョーコ | + | ;ロボひろし |
− | :ひろしが偶然助けた女子高生。この一件以来惚れられてしまうが、彼女の事を思ってひろしはあえて突き放した。 | + | :劇場版「逆襲のロボとーちゃん」に登場した自身のコピーロボット。 |
− | ;門呂マリ
| |
− | :原作漫画のみ登場する野原家の近所に住む女性。彼女の色気に釣られあったせいで、最後はみさえにこっぴどく怒られるなど悲惨な目にあう。息子のオサムがおり、母の色気に釣られるひろしをバカにしている。
| |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
| ;[[ツナシ・タクト]] | | ;[[ツナシ・タクト]] |
| :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて共演。宇宙魔人との戦いに臨むしんのすけを、カンタムと彼に託す事に。また、息子同様、ひろしも彼のイケメンオーラに当てられる場面も。 | | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて共演。宇宙魔人との戦いに臨むしんのすけを、カンタムと彼に託す事に。また、息子同様、ひろしも彼のイケメンオーラに当てられる場面も。 |
− | ;[[エンドウ・サリナ]] | + | ;[[ホランド・ノヴァク]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて共演。彼女の機転により、迷子になったしんのすけと再会できた。 | + | :声優が同じ。共演したことは無いが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではプレイヤーに明らかにひろしを意識させられる台詞を発する。 |
− | ;[[ミヤビ・レイジ]]
| |
− | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて共演。宇宙魔人の巻き起こす事態に無関心と不干渉の姿勢を貫く。直接顔を合わせることはなかったが、息子の危機という状況に対しての行動は(後述の台詞と合わせて)ひろしと真逆の存在とも言える。
| |
| | | |
− | == 名(迷)台詞 == | + | == 名台詞 == |
− | 決める時はしっかり決めてくれるが、普段の生活は周りの家族に振り回されることが多い。そういう気苦労の多さもまたファンの心を掴んで離さない…の、かもしれない。
| |
− | | |
− | === 原作・アニメ ===
| |
| ;「野原一家、ファイヤー!」 | | ;「野原一家、ファイヤー!」 |
| :映画などで奮起する際の合言葉。 | | :映画などで奮起する際の合言葉。 |
− | ;「きっと…最後の力を振り絞って、しんのすけにお礼が言いたかったんだよ…」
| |
− | :「かわいそうなスズメだゾ」(アニメ版サブタイトル)より。しんのすけが保護した傷だらけのスズメを野原家で世話するが'''スピルバーグ'''と名付けた(しんのすけ命名)スズメは一向に良くならなかった。ある朝、スピルバーグは元気に飛ぶ姿を見せるが力尽きて絶命。ひろしはしんのすけに上記の台詞をかけ、アニメ版ではしんのすけはスピルバーグの名を呼び、空に浮かぶ雲はスピルバーグの姿になって、幕引きとなる。
| |
− | :尚、スズメをスピルバーグと呼んでいたのはしんのすけだけでみさえは'''チッチ'''、ひろしは'''ひとみ'''と呼んでいた。
| |
| ;「俺の靴下はジャスミンの香り」 | | ;「俺の靴下はジャスミンの香り」 |
− | :酔ってフザけて歌った歌。しかし彼の靴下はジャスミンどころか家族から危険物扱いされるほどの刺激臭である。一方で劇場版『モーレツ!オトナ帝国の逆襲!!』では、洗脳されたひろしとみさえを正気に戻す重要な役割を果たしている。 | + | :酔ってフザけて歌った歌。しかし彼の足はジャスミンどこか家族から危険物扱いされるほどの刺激臭である。 |
− | ;リョーコちゃんへ<br />オレは君が思ってるようなカッコイイおじさんなんかじゃない。<br />あの時オレのカバンがグーゼンちかんにぶつかっただけだ。<br />だからオレのことはわすれなさい。オレもほんとうに勇気あるおじさんにがんばるから君も勉強ガンバレ!!!<br />家族を愛する普通のおじさんより。 | + | ;「違う!俺の人生はつまらなくなんかない!家族がいる幸せをアンタにも分けてやりたいぐらいさ!」 |
− | :29巻にて、偶然満員電車で痴漢から女子高生を救ったことから彼女にデートに誘われたひろし。当初はすっかり浮かれ切ってしまっていたが、こんな偶然でこれ以上女の子を騙しちゃいけない。何よりこんな浮気同然の関係をこれ以上続けてはいけないとあえて彼女を突き放した際のメールの全文。その後リョーコは泣いていた為恐らくひろしに惚れていたのだと思われる。そして……。
| + | :「オトナ帝国の逆襲」にて21世紀に絶望したケンを止める際の言葉。彼の家族への巨大な愛がこれでもかと伝わる名言であり、ひろし最大の名言と称するファンも多い。 |
− | ;「おっとゴメンよ」
| + | ;金有「くたばれぇ!」<br>ひろし「自分の子供もか!?自分の子供に「くたばれ」なんて言う父親がどこにいる!?父親なら…「生き抜け」っていうもんだろうがぁあああああああ!」 |
− | :同エピソード終盤、再び痴漢現場に遭遇したひろしは今度は本当に「勇気あるおじさん」となる為に痴漢を偶然を装って成敗した。文面ではアクセントマーク等は無いがこの時のひろしの表情は憤怒の表情となっており、彼の精神的な成長が垣間見れるシーンとなっている。
| + | :未来の世界にてしんのすけの花嫁・金有タミコをしんのすけもろとも葬り去ろうとする父親・金有増三に対してブチキレた際の台詞。ずっと父親としてしんのすけを見てきたひろしにとって同じ父親なのにこうも娘に対する価値観が違う金有には我慢ができず激昂する。 |
− | ;「家ってこんな簡単に壊れちゃうんですね」<br>「もう何もない…何も…」<br>「結婚してしんのすけが生まれて…この家を買って…ひまわりが生まれて」<br>「少しずつ家族の思い出が出来てきて…」<br>「そりゃああっという間、本当にあっという間…」<br>「ここに玄関があって…ここには階段」<br>「疲れて帰ってきて子供一緒に風呂入って。一緒に飯食って…一緒に寝て…」<br>「一緒に遊んだあの家が!!!!…ここにあったのに!!!」
| |
− | :アニメオリジナルエピソード「オラの家がなくなったゾ」にて、原作同様にガス爆発で倒壊した野原家の跡地で絶望する様子。心配しておにぎりを持ってきてくれた北本さん相手に人目もはばからずに家があった当たり前の幸せ、そしてなくなってしまった絶望を淡々と語る様は多くの視聴者の涙を誘った。奇しくも[[赤木駿介|某平和を守るサラリーマン]]が言っていた家がある当たり前の幸せが壊されるとどうなるのかを身をもって世に教える結果となった。
| |
− | :この時倒壊した家は、火災保険が降りたことで無事に再建され、一家は再建までの一時的なアパート生活を経て元の生活を取り戻している。
| |
− | ;「ありがとよ。でも花にストレスを与えてどうする、花は愛でてやるもんだ」
| |
− | :同上、旅行から帰ってきて野原家の現状を知った鳩ケ谷夫妻が土産にサボテンを持ってきた際の返答。絶望の淵に立たされたひろしの他人に八つ当たりをしない人格者っぷりもさながら、'''普段は登場する度に野原家に迷惑しかかけてこなかった鳩ケ谷夫妻が明確に気遣った'''とても貴重な場面でもある。
| |
− | ;「いいよ! お前はそれでいい! 一人の女をずっと愛せるなんてかっこいいじゃねぇか!それを悪く言う奴なんて気にするな!!!」
| |
− | :原作後半、自分と同じ会社に勤めたはいいがミッチーを忘れられず仕事に手がつかないヨシりんへの激励。美女に目移りしつつもみさえ一筋で愛し続けている彼だからこそ言える熱い台詞である。この後ヨシりんはひろしの言葉を糧にミッチーに早く会う為に仕事を頑張った結果ひろしと同じ部署に配属されることになる。 | |
− | ;「気楽にやってるだと!? サラリーマンだって大変なんだぞ! 結婚してない兄貴にわかるかよ!!」 | |
− | :田舎に帰省した際、思想の違いから兄弟喧嘩に発展した際にせましを責めた際の台詞。独身だが実家の農家を継いだせまし。上京し自分の家族を持ったひろしという其々種類が違う辛さがぶつかり合い仲たがいしてしまう。その後せましのエピソードを介して二人は仲直りをした。
| |
− | ;「死んでもはなさねぇぞくそぉぉぉっ」
| |
− | :40巻にて。退勤時に偶然出会ったスーパーマンに強さの源・スーパーネクタイを貰いその気になって悪漢を止めにかかるが間違えて普通のネクタイをつけて出勤してしまった為吹きとばされてしまう。しかしスーパーマンであろうとなかろうと目の前の悪を野放しに出来なかった彼は悪漢にタックルし掴みかかった。そして…
| |
− | ;「これ返すよ。オレやっぱりスーパーマンに向いてないよ」<br />「それに腕力が無くても正義の味方になれるってわかったし」
| |
− | :事件後の夜、スーパーマンにスーパーネクタイを返した際に自身の体験をこう評して返した。普段スケベで苦労人な部分が目立つひろしだが正義感に満ち溢れた男らしい部分もあるというひろしの魅力が垣間見れる台詞。以前リョーコを助けた経験も生きているものだと思われる。
| |
− | | |
− | === 映画 ===
| |
− | ;しんのすけ「ABBA<RUBY><RB>AB</RB><RT>・・</RT></RUBY>→→←!」<br />ひろし&みさえ「ABBA''<RUBY><RB>BA</RB><RT>・・</RT></RUBY>''→→←!」<br />しんのすけ「うわぁ失敗!」
| |
− | :映画『雲黒斎の野望』より。しんのすけの深層心理が具現化した[[カンタム・ロボ]]に一家揃って搭乗し戦う中、必殺技のアクションビームガンを発動する際の台詞。発動にはゲーム機のコントローラーでコマンド入力を成功させる必要があるが、息子が成功する中、夫婦揃って入力に失敗し、砲口から桜の木が飛び出すという、数あるロボット戦闘の中でも特にシュールな光景。
| |
− | ;ひろし「愛してるぜみさえ!」<br />みさえ「知ってるわ!」
| |
− | :同上。上述のミスで後がなくなった上でもう一度アクションビームガンの発動を試み、無事に発動させた際の台詞。不退転の状況で照れもなくさらっと出てくる夫婦愛の台詞が、とても二人らしい台詞である。
| |
− | ;「しょうがねぇだろ、ひまわりはまだ小さいんだから。誰かが守ってやんなきゃな。しんのすけだっていろんな人に守られて大きくなったんだぞ。とーちゃんもな」<br />しんのすけ「ほぉ~」<br />「ま、とーちゃんに言わせりゃ自分一人でデカくなった気でいる奴はデカくなる資格がない」<br />しんのすけ「おぉ〜わかったようなこと言うねとーちゃん」<br />「しんのすけ、とーちゃんに何かあったらひまわりのこと守ってやってくれよ」<br />しんのすけ「ん~考えとく」<br />「頼んだぜ、お兄ちゃん」
| |
− | :映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、ひまわりばかりにかまける周りに対して不満を漏らしたしんのすけに向けて、優しく諭す。一家の父親らしさに溢れた本映画屈指の名場面。
| |
− | ;「知るかー!!」
| |
− | :同映画にて、青森から敵の本拠地へと急いで向かっている最中に「全日本心の演歌カラオケ大会」の予選会場を尋ねに来た'''原作者・臼井儀人氏'''に向けて、この台詞と共に殴り飛ばした。 | |
− | :この時、緊急事態だった事もあってか作画が劇画タッチになっており、本映画の中でも人気の高いギャグシーンでもある。
| |
− | | |
− | === その他 ===
| |
− | ;「よくきけよ このゲームは しっぱいすると のこりの しんのすけの かずが ひとり へるんだ」<br />「しっぱい したまま ゲームオーバーになると ひとつまえの エリアから やりなおすことに なるからな」
| |
− | :アニメ化後ごく初期に発売されたゲーム『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』のスーパーファミコン版で発する台詞。同作におけるひろしは、ステージの節目に現れる突破必須のミニゲームのうち「カードさがしゲーム」で進行役として登場することとなり、その際のルール説明。
| |
− | :要はミニゲームに失敗すると残機が減るという話なのだが、同作においては'''残機の表現=しんのすけの数であるため、字面だけ見ると怖い台詞'''になってしまう。他のミニゲームでも同様の説明が入るが、父親であり、かつ同系ミニゲームで最初の進行役であるひろしの台詞が特に印象に残りやすい。後に移植されたメガドライブ版では、仕様変更により失敗してもしんのすけのかずがひとりへることなく次のステージに進めるため、台詞ごとカットされている。
| |
− | ;「そろそろこの家売るか!」
| |
− | :不動産売買サイト「センチュリー21」とのコラボCMで発した大迷言。
| |
− | :セリフだけならば普通なのだが、'''そもそも野原家は32年ローンが残っている為売る余裕などなく、家自体もしんのすけが少し成長してから引っ越してきた為2~3年しか経っておらず、原作29巻の爆発事故の末に建て直した家なので更に費用がかさんでおり、極めつけにはアニメオリジナルシーンでその爆発事故の際にひろしが上記のように絶望し慟哭するシーンがあるほど思い入れがある家'''なので明らかに原作と矛盾している。それでいいのかひろしよ…。
| |
| | | |
| == スパロボシリーズでの名(迷)台詞 == | | == スパロボシリーズでの名(迷)台詞 == |
| ;「ダメだ、この美少年オーラは俺たちにはキツすぎるぜ…!」 | | ;「ダメだ、この美少年オーラは俺たちにはキツすぎるぜ…!」 |
| :『X-Ω』にてタクトのイケメンオーラに当てられて。 | | :『X-Ω』にてタクトのイケメンオーラに当てられて。 |
− | ;「万年係長!野原ひろし!」「そんなもん、家族の愛に決まってんだろうが!」
| |
− | :『X-Ω』にて、最終決戦が行われているゼロ時間内に家族と共に駆けつけて。この時、青い光が煌めいていた為、'''野原一家はこの時、一時的に『家族愛の力』で戦士のシルシを得たと思われる'''。
| |
| | | |
| == 搭乗・関連機体 == | | == 搭乗・関連機体 == |
| 作品が作品のため、基本的に劇場作品でのみ搭乗。 | | 作品が作品のため、基本的に劇場作品でのみ搭乗。 |
| ;[[カンタム・ロボ]] | | ;[[カンタム・ロボ]] |
− | :映画『雲黒斎の野望』終盤にて、一家と共に乗り込む。 | + | :映画『雲黒斎の野望』にて、一家と共に乗り込む。 |
− | ;巨大ひろしロボ / 巨大ケツだけ星人型メカ | + | ;巨大ケツだけ星人型メカ |
− | :映画『逆襲のロボとーちゃん』にて搭乗。巨大五木ひろしロボと闘いを繰り広げる。 | + | :映画『逆襲のロボとーちゃん』にて搭乗。 |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *初代声優・藤原啓治氏の代名詞ともいえるキャラであり、転じて藤原氏が演じたキャラ全般が「ひろし」と呼ばれている事が多い。 | + | *声を担当している藤原啓治氏の代表キャラであり、藤原氏が演じたキャラ全般が「ひろし」と呼ばれている事が多い。 |
− | **[[アリー・アル・サーシェス]]等のような悪役キャラの場合、(炎との関連が多い事も相まって)「'''焼け野原ひろし'''」という俗称が付けられた。 | + | **[[アリー・アル・サーシェス]]等のような悪役キャラの場合、(炎と関連する事が多い事も相まって)「'''焼け野原ひろし'''」と呼ばれる事も多い。 |
− | **ひろしの影響からか、藤原氏は他作品においても父親役を演じた事が多い。また出演初期頃は藤原氏は当時新人でありその声域で演じていた都合上ひろし以外の父親や年配役は低めの声域で演じる事が多く、これは2代目の森川氏にも当てはまっている。 | + | **ひろしの影響からか、藤原氏は他作品においても父親役を演じる事が多いが、[[死亡フラグ|シリアスな作品で父親役を演じるとストーリー半ばで死んでしまう事が多いというジンクスも存在する。]] |
− | **『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[ホランド・ノヴァク]]がプレイヤーに明らかにひろしを意識させられる台詞を発する(ホランドの項目参照)。
| |
| *ネット上では野原ひろしの名言とされる台詞がいくつか見受けられるが、大半がファンの創作によるものであり鵜呑みにするのは非推奨<ref>よく知られているものとして「正義の反対は悪ではなく、別の正義」という台詞があるが、これはゲーム『パワプロクンポケット7』の黒野博士の台詞である。</ref>。 | | *ネット上では野原ひろしの名言とされる台詞がいくつか見受けられるが、大半がファンの創作によるものであり鵜呑みにするのは非推奨<ref>よく知られているものとして「正義の反対は悪ではなく、別の正義」という台詞があるが、これはゲーム『パワプロクンポケット7』の黒野博士の台詞である。</ref>。 |
− | *藤原氏は2016年8月8日をもって病気療養を理由として休業、代役として森川智之氏が同年8月26日よりひろしを演じることとなった。その後、藤原氏は2017年に仕事に復帰するものの、ひろし役には復帰せず、そのまま2020年に逝去したことで、事実上森川氏が2代目として役を引き継いだ形となった。なお、このキャスティングは藤原氏直々の指名であったという。
| |
− | **[[シャギア・フロスト]]や[[キョウスケ・ナンブ]]といった低音のクールなキャラを演じることが多い森川氏だが地声はむしろ高めで、ひろしは地声に近い声で演技を行っている。ただし、イケメン風になったときは素の森川氏の声が出るのはご愛嬌。なお生前の藤原氏の声に寄せているために他の父親役と比べると高い声の演技になっている。
| |
− | **ちなみに森川氏は『ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン』の主人公フジキド・ケンジの声を担当しているが、このフジキドが公式直々に'''「クレヨンしんちゃんでいえば、しんのすけとみさえをニンジャに殺され、自らも重傷を負ったひろしが、ニンジャとして生まれ変わってすべてのニンジャに復讐をしていくお話と思ってください。」'''と例えられていた。まさか本当にひろしの声を担当する事になるとは思わなかったであろう。<ref>こうしたダークヒーロー然としたキャラのために、フジキドも「焼け野原ひろし」扱いされる事がある。</ref>
| |
− | *2016年からは、ひろしを主人公としたスピンオフ作品『野原ひろし 昼メシの流儀』の連載が開始されている。
| |
− | **ただし「ひろしは常に愛妻弁当で外食等しないはず」など原作の設定から乖離しているという批判もある<ref>ただし、原作初期では部下の川口から「今日は愛妻弁当ですか?」といった台詞があったため、日によっては弁当がない日があるという解釈もできる。</ref>。
| |
− | **なお、作中にみさえやしんのすけは直接登場はせず、台詞やメールでのやり取りのみになっている。
| |
− | *ひろしは手取り月給30万<ref>アニメ1994年4月25日放送分「ひさんな給料日だゾ」作中描写より。ひまわりの生まれる前である。</ref>ながら家族から「安月給」などと扱き下ろされることがあったが、ボーナスを給与の2カ月分とした場合年収は600万円程。放送開始年である1994年(平成6年)の日本の平均給与は約456万円程<ref>[https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2000/menu/03.htm 平均給与|国税庁ホームページ]より。</ref>であり、実は当時から既に結構裕福な方である。
| |
− |
| |
− | == 関連商品 ==
| |
− | <amazon>B00HY2R6OK</amazon><amazon>B00Q8DAV0M</amazon><amazon>B01CTVNBQC</amazon><amazon>4575848662</amazon>
| |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |