「葛城ミサト」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 読み = かつらぎ みさと | | 読み = かつらぎ みさと | ||
− | | | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Misato Katsuragi]] |
− | *{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}( | + | | 登場作品 = |
− | + | *{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]) | |
− | *{{登場作品 (人物)| | + | *{{登場作品 (人物)|ヱヴァンゲリヲン新劇場版}} |
− | + | | 声優 = {{声優|三石琴乃|SRW=Y}} | |
− | | 声優 = {{声優 | + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|貞本義行}} |
− | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦F]] |
− | | 初登場SRW | ||
− | |||
}} | }} | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人(日本人) |
− | | 性別 = | + | | 性別 = 女 |
| 生年月日 = 1986年12月8日 | | 生年月日 = 1986年12月8日 | ||
| 星座 = いて座 | | 星座 = いて座 | ||
− | | 年齢 = | + | | 年齢 = 29歳<br>43歳(新劇場版『Q』以降) |
+ | | 没年月日 = | ||
| 出身 = [[日本]] | | 出身 = [[日本]] | ||
− | | 身長 = | + | | 身長 = 163 cm |
− | | 体重 = | + | | 体重 = 47 kg |
| スリーサイズ = B:88(Eカップ)、W:59、H:82 | | スリーサイズ = B:88(Eカップ)、W:59、H:82 | ||
| 髪色 = 濃青 | | 髪色 = 濃青 | ||
| 瞳の色 = 黒 | | 瞳の色 = 黒 | ||
− | | 血液型 = | + | | 血液型 = A型(AO型) |
− | | 所属 = [[ネルフ|特務機関NERV]] 本部戦術作戦部作戦局第一課<br | + | | 所属 = [[ネルフ|特務機関NERV]] 本部戦術作戦部作戦局第一課<br>反NERV組織ヴィレ総司令(新劇場版『Q』以降) |
| 最終学歴 = 第二東京大学 | | 最終学歴 = 第二東京大学 | ||
| 階級 = 一尉⇒三佐 | | 階級 = 一尉⇒三佐 | ||
| 好きな物 = 冷えたビール | | 好きな物 = 冷えたビール | ||
}} | }} | ||
− | '''葛城ミサト''' | + | '''葛城ミサト'''は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』および『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の登場人物。 |
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
特務機関[[ネルフ]]の作戦部長。対[[使徒]]の作戦立案から戦闘指揮を担当する。 | 特務機関[[ネルフ]]の作戦部長。対[[使徒]]の作戦立案から戦闘指揮を担当する。 | ||
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加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス]]の目撃、さらに[[加持リョウジ]]の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになった。その結果、シンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう事になった。所謂、ネグレクトであり安易に擬似的とはいえ家庭を持つと結果的にどういうことになるのかということを示している。父親とあまり変わらない結末を辿ってしまったのは皮肉である(とはいえシンジを置いていてから既に兆候は見られており、殆ど家を空けていたり思春期少年の自我を形成するに至る必要なコミュニケーションはあまり取っていなかった。そんなシーンは大概、他人を交えての話で個人間での話はその半分にも満たない。故に彼女を知るリツコは猛反対していた)。そうでなくとも、前述の通り家事が壊滅的であったため、それら一切を代わって行うシンジ(パイロットである時点で彼の負担はかなり大きいし、分担しているのにも関わらずサボっていた)にさらなる負担をかけていただけ、という状態であった。はっきり言ってしまえばこの疑似家族、開始初日で暗雲が立ち込めていたのである。'''病み気味だった少年を引き取ったのは末期的なほどに病んでいた女性'''、という視聴終了後に見てみれば180度イメージが変わってしまうキャラクター像であった。彼女だけではなく、病んでいるのは他の大人たちもだが。 | 加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス]]の目撃、さらに[[加持リョウジ]]の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになった。その結果、シンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう事になった。所謂、ネグレクトであり安易に擬似的とはいえ家庭を持つと結果的にどういうことになるのかということを示している。父親とあまり変わらない結末を辿ってしまったのは皮肉である(とはいえシンジを置いていてから既に兆候は見られており、殆ど家を空けていたり思春期少年の自我を形成するに至る必要なコミュニケーションはあまり取っていなかった。そんなシーンは大概、他人を交えての話で個人間での話はその半分にも満たない。故に彼女を知るリツコは猛反対していた)。そうでなくとも、前述の通り家事が壊滅的であったため、それら一切を代わって行うシンジ(パイロットである時点で彼の負担はかなり大きいし、分担しているのにも関わらずサボっていた)にさらなる負担をかけていただけ、という状態であった。はっきり言ってしまえばこの疑似家族、開始初日で暗雲が立ち込めていたのである。'''病み気味だった少年を引き取ったのは末期的なほどに病んでいた女性'''、という視聴終了後に見てみれば180度イメージが変わってしまうキャラクター像であった。彼女だけではなく、病んでいるのは他の大人たちもだが。 | ||
− | + | 原作における首尾一貫した戦術としては、「戦力が低い順にEVAを使徒にぶつける(ないし危険なポジションにする)」である。これは使徒が完全に未知の敵であったため、戦力の低いEVAを囮に使い能力を把握した後で後衛のEVAをぶつけて倒そうという作戦である。現実の人間同士の戦争では下策とされるが、対・使徒の場合「一斉にかかったEVAが一度に全て撃破される」可能性を回避する為の選択であり、彼女なりに一番成功率の高い作戦=一番チルドレンを死なせずに済む方法を考えた結果である。 | |
− | ちなみに[[セカンドインパクト]] | + | ちなみに[[セカンドインパクト]]発生時、現場に現場の最も近くにいた人物でもある(ショックで一時失語症になる程だった)。その際、学者であった父を失っている為、[[使徒]]迎撃という使命はミサトにとって同時に、「父の敵討ち」という意味合いを帯びる。しかし、同輩のリツコと違って、ネルフの中核メンバーでありながら、セントラルドグマに存在する第2使徒リリスの存在や[[人類補完計画]]等、詳細な事は殆ど知らされていなかった。 |
得意な[[食べ物・料理|料理]]はカレー…である。口に入れたリツコは青い顔をしていたが、作った本人は壊滅的な味オンチであるためカップラーメンの上にかけて美味そうに食べていた。 | 得意な[[食べ物・料理|料理]]はカレー…である。口に入れたリツコは青い顔をしていたが、作った本人は壊滅的な味オンチであるためカップラーメンの上にかけて美味そうに食べていた。 | ||
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好物から分かるようにかなりの酒豪である。しかし、加持の死後、部屋の中にはビールではなく大量のコーヒーの空き缶(ちなみに旧・新劇場版とタイアップしたUCC)が散見されているなど、決して酒には溺れない芯の強さも伺える。 | 好物から分かるようにかなりの酒豪である。しかし、加持の死後、部屋の中にはビールではなく大量のコーヒーの空き缶(ちなみに旧・新劇場版とタイアップしたUCC)が散見されているなど、決して酒には溺れない芯の強さも伺える。 | ||
− | + | また、実は喫煙者である事が加持との密会シーンでの会話や灰皿の口紅が付いた吸い殻等から判明している。ただし、普段の彼女はシンジ達の前や自宅とかでは喫煙する様子はない。 | |
旧劇場版では、真実の多くを把握した直後、戦略自衛隊によるネルフ本部襲撃が発生。襲い掛かってくる兵士たちからシンジを救出し、致命傷を負いながらも彼を初号機に送り届ける事に成功。最後にして最大の「保護者」としての役目を果たし、息を引き取った。 | 旧劇場版では、真実の多くを把握した直後、戦略自衛隊によるネルフ本部襲撃が発生。襲い掛かってくる兵士たちからシンジを救出し、致命傷を負いながらも彼を初号機に送り届ける事に成功。最後にして最大の「保護者」としての役目を果たし、息を引き取った。 | ||
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+ | 貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においてもミサトは旧劇場版に近い最後を遂げるのだが、シンジを初号機の元に向かうエレベーターで自身が身につけていたペンダントを渡した後エレベーターホールに乗り込んできた戦略自衛隊ごと[[自爆]]した。しかし、シンジに渡したペンダントは彼がL.C.Lに融けた後も何故か残っており、世界が復元された後もシンジの鞄に繋がれていた。 | ||
=== 新劇場版 === | === 新劇場版 === | ||
『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは旧世紀版とほぼ同様ではあるものの、[[碇シンジ]]の保護者役として徹している等、人間関係が変わった事もありイメージ的にはスパロボ参戦時のものに近いものであった。 | 『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは旧世紀版とほぼ同様ではあるものの、[[碇シンジ]]の保護者役として徹している等、人間関係が変わった事もありイメージ的にはスパロボ参戦時のものに近いものであった。 | ||
− | しかし、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]] | + | しかし、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』ではシンジの覚醒によるニア・サードインパクトの影響によりシンジを冷たく突き放す言動が多く見られる等、一転したイメージとなっている。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | 原作での立場上、スパロボシリーズにおいても部隊の参謀や[[指揮官]]として腕を振るう場面が多い。対[[使徒]] | + | 原作での立場上、スパロボシリーズにおいても部隊の参謀や[[指揮官]]として腕を振るう場面が多い。対[[使徒]]戦以外でも作戦を立案・指揮する場面も多く、ブライト達からも強い信頼を得ている名参謀として活躍する。また、その立ち位置や[[性格]]ゆえ様々な人物と絡む場面も多く、[[ベガ|中の人が]][[マリュー・ラミアス|同じキャラ]]や[[アムロ・レイ|某美少女アニメで中の人]][[紫東遙|同士が共演したキャラ]]と仲良くなるのはお約束である。ついでに、死亡することもない。 |
− | + | ||
− | + | === [[旧シリーズ]] === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | : | + | :初出演作品。連邦「軍」所属という事もあり、[[軍階級|階級]]が原作の「一尉」ではなく「大尉」となっている。中の人つながり(◯ーラームーン)で[[アムロ・レイ|アムロ]]と親しくなる。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
:[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の'''[[ノーベルガンダム]]を見て「セーラーガンダム」と呼ぶ'''。 | :[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の'''[[ノーベルガンダム]]を見て「セーラーガンダム」と呼ぶ'''。 | ||
− | + | === [[αシリーズ]] === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
:階級の表記(一尉)も含め原作と大体同じであるが、[[ロンド・ベル]]の参謀格として[[インターミッション]]での出番はかなり多く、原作の[[ヤシマ作戦]]以外に[[ハハヤ作戦]]や[[星二号作戦]]を考案したりする。 | :階級の表記(一尉)も含め原作と大体同じであるが、[[ロンド・ベル]]の参謀格として[[インターミッション]]での出番はかなり多く、原作の[[ヤシマ作戦]]以外に[[ハハヤ作戦]]や[[星二号作戦]]を考案したりする。 | ||
:原作を再現したルートでは「軽傷」で助かり、すぐに戦線に復帰する(シンジフラグを満たしていると、シンジの救助に行く必要がないので負傷すらしない)。 | :原作を再現したルートでは「軽傷」で助かり、すぐに戦線に復帰する(シンジフラグを満たしていると、シンジの救助に行く必要がないので負傷すらしない)。 | ||
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | |
− | ; | + | :音声あり。『α』ラストで拘束されていたが、色々な諸事情で[[イカロス基地]]の作戦部長として[[αナンバーズ]]の面々と再会。今回は(同じ声の)[[マリュー・ラミアス|マリュー]]と仲良くなり、まだ艦長として未熟な彼女を巧くカバーした。 |
− | :音声あり。『α』ラストで拘束されていたが、色々な諸事情で[[イカロス基地]]の作戦部長として[[αナンバーズ]]の面々と再会。今回は(同じ声の)[[マリュー・ラミアス|マリュー]] | ||
− | === | + | === [[Zシリーズ]] === |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | |
− | + | :新劇場版設定。戦闘では[[碇シンジ|シンジ]]や[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]との掛け合いが存在する。アスカ役の宮村優子氏に新録をあまり多く頼めない事情故に戦闘台詞のバリエーションを増やすための苦肉の策ともとれる。もっとも原作を考えると、今まで掛け合いがなかったのが不自然なのだが。 | |
− | + | :また、コミカルな場面においての怒り、ツッコミを行う際の表情には、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』にて、2人きりで居るリツコと加持を窓ガラスの外から鬼の形相で見下ろしている場面のものが使われており、今作では'''誰かに怒る度に窓ガラスに顔を押し付けている'''。 | |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | |
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− | :また、コミカルな場面においての怒り、ツッコミを行う際の表情には、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』にて、2人きりで居るリツコと加持を窓ガラスの外から鬼の形相で見下ろしている場面のものが使われており、今作では'''誰かに怒る度に窓ガラスに顔を押し付けている''' | ||
− | ; | ||
:引き続き新劇場版設定。……なのだが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』設定のシンジ達が転移してくるという展開上、序盤の『破』終盤のシナリオ以降は他のNERVメンバー共々出番が一切無い。 | :引き続き新劇場版設定。……なのだが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』設定のシンジ達が転移してくるという展開上、序盤の『破』終盤のシナリオ以降は他のNERVメンバー共々出番が一切無い。 | ||
:シンジも仲間たちからミサトのことを聞かれてもだんまりな為、おそらく元の世界でのミサトは原作通りの行動を取っていたと思われる。 | :シンジも仲間たちからミサトのことを聞かれてもだんまりな為、おそらく元の世界でのミサトは原作通りの行動を取っていたと思われる。 | ||
− | |||
− | + | === 携帯機シリーズ === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
− | : | + | :新劇場版設定で登場、といっても彼女は新旧での変化が『破』までではあまり大きくないのだが。 |
:中盤以降の[[LOTUS]]現場指揮官となるが、それまでの現場指揮官である[[森次玲二|森次]]と比べて少々不手際が目立っている一面もある。 | :中盤以降の[[LOTUS]]現場指揮官となるが、それまでの現場指揮官である[[森次玲二|森次]]と比べて少々不手際が目立っている一面もある。 | ||
− | ==== VXT三部作 | + | === Scramble Commanderシリーズ === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
+ | :各地のスーパーロボットをスカウトして隊を作るという珍しい役回り。また、本作では彼女が部隊の指揮を執っている。 | ||
+ | |||
+ | === VXT三部作 === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦V]] | ||
:NPC。『第3次Z』同様、エヴァパイロットの掛け合い要員としても登場。 | :NPC。『第3次Z』同様、エヴァパイロットの掛け合い要員としても登場。 | ||
:今作ではニア・サードインパクトは起こらず、シンジとの関係も良好のまま(その代わり、ニア・サードインパクト以上の災厄の危機が訪れたが……)。 | :今作ではニア・サードインパクトは起こらず、シンジとの関係も良好のまま(その代わり、ニア・サードインパクト以上の災厄の危機が訪れたが……)。 | ||
− | + | === 単独作品 === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | + | :『[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]]』の[[ベガ]]や『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』の[[紫東遙]]とは年が近いからか親しくなっている…というか、やはり中の人繋がり([[ベガ]]は声が同じで、遙は担当声優が『美少女戦士セーラームーン』で共演)。今回、担当声優が一緒の[[ベガ]]が参戦したので声も入った。 | |
− | + | :基本的にシリアスな役回りではあるが、[[マンダラガンダム]]を[[TERRA]]の新戦力と大真面目に誤解するというコメディエンヌぶりも発揮している。終盤、原作同様[[ネルフ]]襲撃作戦が決行され窮地に陥るが、[[月臣元一朗]]に救出される。出演作品の中で唯一[[加持リョウジ|加持]]が生存していることが明らかになっている作品であるため、その意味では最も救われた話かもしれない。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | |
− | : | + | :NPC。2018年4月のイベント「1246秒の奇跡」で登場したエヴァ3機のΩスキル演出ではボイス付きカットインが存在する。 |
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− | ; | ||
− | : | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[碇シンジ]] | ;[[碇シンジ]] | ||
− | : | + | :同居人1。彼に対する母親、姉代わりを目指していたが、女としての微妙な感情も抱いてしまったようである。ただし、スパロボでは保護者、母、姉代わりに徹している。 |
:『新劇場版』でも『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは同様のスタンスだったが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では敵対関係になってしまう。 | :『新劇場版』でも『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは同様のスタンスだったが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では敵対関係になってしまう。 | ||
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;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ||
− | : | + | :同居人2。シンジに比べると構っていない。一方で『新劇場版』の「[[式波・アスカ・ラングレー|式波]]」に対しては、その辺は改善している。 |
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;[[加持リョウジ]] | ;[[加持リョウジ]] | ||
:元彼。別れたものの、互いに未練をみせていた。ただ、彼と最終的に結ばれることには、彼の気質を悟っていたために否定的な見方をしていた。死後はその遺志を受け継ぐことに。 | :元彼。別れたものの、互いに未練をみせていた。ただ、彼と最終的に結ばれることには、彼の気質を悟っていたために否定的な見方をしていた。死後はその遺志を受け継ぐことに。 | ||
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:中の人が同じその1。ポジションも近いものがあり、『[[MX]]』では無二の親友同士になる。また、同作においては彼女がミサトの口まねをした(しかも[[DVE]]で)。 | :中の人が同じその1。ポジションも近いものがあり、『[[MX]]』では無二の親友同士になる。また、同作においては彼女がミサトの口まねをした(しかも[[DVE]]で)。 | ||
;[[紫東遙]] | ;[[紫東遙]] | ||
− | : | + | :中の人が某美少女アニメにて競演。一応、歳やポジションが近いこともあるが。『MX』では彼女とも無二の親友同士となる。 |
;[[神名綾人]] | ;[[神名綾人]] | ||
:『MX』の[[EVA3号機]]事件では、シンジと[[鈴原トウジ|トウジ]]の生命を救った彼に深く感謝し、[[一色真|一色]]の手からその身柄を守るべく尽力する。 | :『MX』の[[EVA3号機]]事件では、シンジと[[鈴原トウジ|トウジ]]の生命を救った彼に深く感謝し、[[一色真|一色]]の手からその身柄を守るべく尽力する。 | ||
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;[[一色真]] | ;[[一色真]] | ||
:『MX』では何度か彼と腹の探り合いを演じる。内心彼の嫌味な態度に腹を立てていた。 | :『MX』では何度か彼と腹の探り合いを演じる。内心彼の嫌味な態度に腹を立てていた。 | ||
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
174行目: | 153行目: | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:中の人が某美少女アニメ繋がりでよく絡む。恋愛感情はなく、友人関係に近い関係か? | :中の人が某美少女アニメ繋がりでよく絡む。恋愛感情はなく、友人関係に近い関係か? | ||
− | :『[[F]]』ではアプローチしようとしたが、アムロに恋人が二人もいるのを知って断念した。『[[MX]]』においては遙と[[ベガ]] | + | :『[[F]]』ではアプローチしようとしたが、アムロに恋人が二人もいるのを知って断念した。『[[MX]]』においては遙と[[ベガ]]も加えて某美少女アニメネタを繰り広げる。 |
− | ;[[シャア・アズナブル]] | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:スパロボでは、彼やアムロと共に作戦を立てる事が多い。 | :スパロボでは、彼やアムロと共に作戦を立てる事が多い。 | ||
:『[[α]]』では、自分が考えていた[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]を打倒するべく、[[ヤシマ作戦]]と同じ内容の作戦をすぐに提案したため、彼とミサトの頭の回転の速さがほぼ同格である事が判明するイベントがある。 | :『[[α]]』では、自分が考えていた[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]を打倒するべく、[[ヤシマ作戦]]と同じ内容の作戦をすぐに提案したため、彼とミサトの頭の回転の速さがほぼ同格である事が判明するイベントがある。 | ||
207行目: | 186行目: | ||
;[[マリュー・ラミアス]] | ;[[マリュー・ラミアス]] | ||
:中の人が同じその2。『第3次α』では初対面時に何となく他人と思えないと感じており、艦長として未熟な面があるマリューをよく支えた。 | :中の人が同じその2。『第3次α』では初対面時に何となく他人と思えないと感じており、艦長として未熟な面があるマリューをよく支えた。 | ||
− | |||
;[[ナタル・バジルール]] | ;[[ナタル・バジルール]] | ||
:『第3次α』では共にマリューを補佐した。見かけによらず、お酒を飲まない下戸な彼女に驚いていた。 | :『第3次α』では共にマリューを補佐した。見かけによらず、お酒を飲まない下戸な彼女に驚いていた。 | ||
236行目: | 214行目: | ||
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | ||
:『第3次Z』では、彼の発案を基に[[ヤシマ作戦]]を決行する。 | :『第3次Z』では、彼の発案を基に[[ヤシマ作戦]]を決行する。 | ||
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;[[ジル]] | ;[[ジル]] | ||
:直接的な絡みは無いが、『[[V]]』では彼女が死亡している場合、彼女の台詞を一部代わって言う([[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[メリッサ・マオ|マオ]]を祝福したり、[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]を冗談交じりに相手に勧められたり等) | :直接的な絡みは無いが、『[[V]]』では彼女が死亡している場合、彼女の台詞を一部代わって言う([[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[メリッサ・マオ|マオ]]を祝福したり、[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]を冗談交じりに相手に勧められたり等) | ||
253行目: | 228行目: | ||
=== 共通 === | === 共通 === | ||
;「この次も、サービスサービスゥ!」 | ;「この次も、サービスサービスゥ!」 | ||
− | :[[次回予告]] | + | :[[次回予告]]のシメで言う台詞。ただし、第拾九話「第拾九話」からは話の流れがシリアスなものに変更されたため、言われる事はなくなった。 |
:しかし、[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]の次回予告においてまさかの復活を果たしファンを驚かせ、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』ではテレビシリーズ以上にシリアスな状況にも関わらず引き続き採用された。 | :しかし、[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]の次回予告においてまさかの復活を果たしファンを驚かせ、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』ではテレビシリーズ以上にシリアスな状況にも関わらず引き続き採用された。 | ||
:スパロボではパロディーとして『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では[[碇シンジ|シンジ]]と[[綾波レイ|レイ]]が、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]もこの台詞を[[中断メッセージ]]で発言した。 | :スパロボではパロディーとして『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では[[碇シンジ|シンジ]]と[[綾波レイ|レイ]]が、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]もこの台詞を[[中断メッセージ]]で発言した。 | ||
260行目: | 235行目: | ||
;(…しっかし、もうサイテー! せっかくレストアしたばっかだったのに、早くもベッコベコ…。ローンが後33回プラス修理費かあ…。おまけに、一張羅の服まで台無し…せッかく気合入れてきたのにィ、トホホぉ~……) | ;(…しっかし、もうサイテー! せっかくレストアしたばっかだったのに、早くもベッコベコ…。ローンが後33回プラス修理費かあ…。おまけに、一張羅の服まで台無し…せッかく気合入れてきたのにィ、トホホぉ~……) | ||
:第壱話「使徒、襲来」より。N2地雷による爆風の煽りを受け、ベッコベコにされた愛車・ルノーA310に対する嘆き。この時点では、視聴者にフランクな印象を与えたミサトだったが…。 | :第壱話「使徒、襲来」より。N2地雷による爆風の煽りを受け、ベッコベコにされた愛車・ルノーA310に対する嘆き。この時点では、視聴者にフランクな印象を与えたミサトだったが…。 | ||
− | |||
;「そっか、苦手なのね、お父さんが。あたしと同じね…」 | ;「そっか、苦手なのね、お父さんが。あたしと同じね…」 | ||
:同上。[[碇シンジ|シンジ]]との会話より。実は、ミサトもまたシンジと同じく父親(葛城博士)を苦手としていたのだ。 | :同上。[[碇シンジ|シンジ]]との会話より。実は、ミサトもまたシンジと同じく父親(葛城博士)を苦手としていたのだ。 | ||
266行目: | 240行目: | ||
:同上。[[EVA初号機|エヴァ]]搭乗を拒否するシンジに対し言った台詞。肝心のシンジの心にはあまり届かなかったようだが…。 | :同上。[[EVA初号機|エヴァ]]搭乗を拒否するシンジに対し言った台詞。肝心のシンジの心にはあまり届かなかったようだが…。 | ||
;「ぬゎんてインチキっ!」 | ;「ぬゎんてインチキっ!」 | ||
− | :第九話「瞬間、心、重ねて」より。[[第7使徒イスラフェル]] | + | :第九話「瞬間、心、重ねて」より。[[第7使徒イスラフェル]]の分裂能力を目の当たりにして。 |
;「は~い。ゆ~あ~なんば~わ~ん!」 | ;「は~い。ゆ~あ~なんば~わ~ん!」 | ||
:第拾六話「死に至る病、そして」より。シンクロ率が初めてトップになったシンジに対して。ミサトの意図としては今ひとつ戦う意味を見出せていないシンジのモチベーションを上げ、かつ負けず嫌いな[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]のプライドを刺激させる効果を見込んでというところであったと思われる。 | :第拾六話「死に至る病、そして」より。シンクロ率が初めてトップになったシンジに対して。ミサトの意図としては今ひとつ戦う意味を見出せていないシンジのモチベーションを上げ、かつ負けず嫌いな[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]のプライドを刺激させる効果を見込んでというところであったと思われる。 | ||
283行目: | 257行目: | ||
=== 旧劇場版 === | === 旧劇場版 === | ||
;「何甘ったれたこと言ってんのよ!アンタまだ生きてるんでしょ!だったらしっかり生きて、それから死になさい! 」 | ;「何甘ったれたこと言ってんのよ!アンタまだ生きてるんでしょ!だったらしっかり生きて、それから死になさい! 」 | ||
− | : | + | :第25話「Air」より。エヴァ初号機が格納されているケージに向かい始める際、初号機の搭乗を拒み現実逃避をし続けるシンジに対して。 |
;「他人だからどうだってのよ!あんたこのままやめるつもり!?今、ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!?一生あんたを許さないからね! 」 | ;「他人だからどうだってのよ!あんたこのままやめるつもり!?今、ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!?一生あんたを許さないからね! 」 | ||
− | : | + | :初号機が格納されているケージへ向かうエレベーターの前で「人を傷つけてまでエヴァに乗る位なら何もしないほうがいい」と戦いを拒む上に「ミサトさんだって他人の癖に!」と叫ぶシンジに対して涙ながらに言った台詞。 |
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;「大人のキスよ…。帰ってきたら、続きをしましょう…」 | ;「大人のキスよ…。帰ってきたら、続きをしましょう…」 | ||
:上記の台詞の後に戦う事を拒むシンジに[[キスシーン|キス]]をして奮い立たせようとして。この時点でミサトは致命傷を負っており、おそらくシンジも[[死亡フラグ|「続き」が無い]]という事を理解していたはずだが、ミサトの意志を汲み取ってEVAに乗ることを決意する。 | :上記の台詞の後に戦う事を拒むシンジに[[キスシーン|キス]]をして奮い立たせようとして。この時点でミサトは致命傷を負っており、おそらくシンジも[[死亡フラグ|「続き」が無い]]という事を理解していたはずだが、ミサトの意志を汲み取ってEVAに乗ることを決意する。 | ||
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:『[[α]]』や『[[MX]]』でも一連の台詞が再現される(特に『MX』では[[DVE]]として採用)が、ミサトは死なず、シンジもミサトの元に帰ってきている。このため、「続き」についてはミサトによってうやむやにされてしまっている。 | :『[[α]]』や『[[MX]]』でも一連の台詞が再現される(特に『MX』では[[DVE]]として採用)が、ミサトは死なず、シンジもミサトの元に帰ってきている。このため、「続き」についてはミサトによってうやむやにされてしまっている。 | ||
;「こんなことなら…アスカの言うとおりに…カーペット替えときゃよかった…[[ペンペン]]…[[加持リョウジ|加持君]]…私…これでよかったわよね…」 | ;「こんなことなら…アスカの言うとおりに…カーペット替えときゃよかった…[[ペンペン]]…[[加持リョウジ|加持君]]…私…これでよかったわよね…」 | ||
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;「碇シンジ君、あなたはもう…何もしないで」 | ;「碇シンジ君、あなたはもう…何もしないで」 | ||
:劇中で14年が経過した『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では一転して、シンジに冷酷な態度を取るようになる。この結果、シンジとは敵対することになる。 | :劇中で14年が経過した『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では一転して、シンジに冷酷な態度を取るようになる。この結果、シンジとは敵対することになる。 | ||
− | : | + | :このシーンにも限らず、シンジを冷たく突き放した行動を問題視する意見も少なからずある。だが、『Q』最後の登場場面では…。 |
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;「違うわ!! レイはもう居ないのよ、シンジ君…」 | ;「違うわ!! レイはもう居ないのよ、シンジ君…」 | ||
− | : | + | :頑なにレイの生存を叫びながら彼女の許へ向かおうとするシンジに対し、彼の首に嵌めたDSSチョーカーの起動スイッチに指を掛けつつ制止するが…。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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;「それは…私にも分からないわ」<br />「ただ、一つだけ言えるのは…私達は補完計画とは別の方法で未来へ進まなければならないという事よ」<br />「そして…それを成し遂げる為に私達は生き残ったんだわ」 | ;「それは…私にも分からないわ」<br />「ただ、一つだけ言えるのは…私達は補完計画とは別の方法で未来へ進まなければならないという事よ」<br />「そして…それを成し遂げる為に私達は生き残ったんだわ」 | ||
:『α(DC)』第64話「Air」の戦闘終了後、再会したシンジから「[[碇ゲンドウ|父]]の真意」を訊ねられ、慎重に言葉を選びつつ自己の見解を告げる。 | :『α(DC)』第64話「Air」の戦闘終了後、再会したシンジから「[[碇ゲンドウ|父]]の真意」を訊ねられ、慎重に言葉を選びつつ自己の見解を告げる。 | ||
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;「同じ女性としてその肌のハリとプロポーション…見習いたいですわ、市長」 | ;「同じ女性としてその肌のハリとプロポーション…見習いたいですわ、市長」 | ||
− | : | + | :『[[第3次α]]』より。50代となった[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]と再会した際、50代には見えない若々しいミリアの肌とプロポーションを敬して。 |
:'''何気に『第3次α』のミサトは30代に到達している'''ので、美容にも相当気を使っていると思われる。 | :'''何気に『第3次α』のミサトは30代に到達している'''ので、美容にも相当気を使っていると思われる。 | ||
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;「彼らとの戦いに主義主張も和平も有りはしないわ。生きるか死ぬか、ただそれだけよ」<br />「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も関係無い。[[太陽]]を彼らの巣にされ、人類は皆殺しにされるわよ」 | ;「彼らとの戦いに主義主張も和平も有りはしないわ。生きるか死ぬか、ただそれだけよ」<br />「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も関係無い。[[太陽]]を彼らの巣にされ、人類は皆殺しにされるわよ」 | ||
:『第3次α』第26話「かりそめの旅人」より。[[クロスゲート|ゲート]]の中から転移してきた[[宇宙怪獣]]に初めて遭遇する[[ユウキ・コスモ|コスモ]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]達へ、[[STMC]]が知的生命体の天敵であり、必ず殲滅しなければならない存在である事を告げる。 | :『第3次α』第26話「かりそめの旅人」より。[[クロスゲート|ゲート]]の中から転移してきた[[宇宙怪獣]]に初めて遭遇する[[ユウキ・コスモ|コスモ]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]達へ、[[STMC]]が知的生命体の天敵であり、必ず殲滅しなければならない存在である事を告げる。 | ||
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:『第3次α』第50話「二つの星と二つの門」より。[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]を失い、酒に溺れるようになった[[フォルモッサ・シェリル|シェリル]]を自身の亡き友人であり、シェリルと同じ[[科学者・技術者|科学者]]であった[[赤木リツコ|リツコ]]に重ね合わせた忠告。 | :『第3次α』第50話「二つの星と二つの門」より。[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]を失い、酒に溺れるようになった[[フォルモッサ・シェリル|シェリル]]を自身の亡き友人であり、シェリルと同じ[[科学者・技術者|科学者]]であった[[赤木リツコ|リツコ]]に重ね合わせた忠告。 | ||
;「みんな…」<br />「…………」<br />「最優先事項を変更! 各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」 | ;「みんな…」<br />「…………」<br />「最優先事項を変更! 各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」 | ||
− | : | + | :『第3次α』第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。「カルネアデスの舟板」の意味を反芻し、一時はシンジの生命を諦めかけたミサトが、[[αナンバーズ]]の諦観する事の無い強固な意志に後押しされて叫ぶ救出指令。 |
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
358行目: | 320行目: | ||
== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
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;「あのね、あなたのセーラーガンダムに、ちょっと乗せてくれない? なんか、ものすごく気になるデザインなのよね、あれって」<br/>アレンビー「あのね、変な名前で呼ばないでくれる? あれはノーベルガンダムって言うんだから! 第一、おばさんにはモビルトレースシステムは無理だよ」<br/>「ちょ、おばさんって… わたしはまだ29よ! リツコと一緒にしないでちょうだい!」 | ;「あのね、あなたのセーラーガンダムに、ちょっと乗せてくれない? なんか、ものすごく気になるデザインなのよね、あれって」<br/>アレンビー「あのね、変な名前で呼ばないでくれる? あれはノーベルガンダムって言うんだから! 第一、おばさんにはモビルトレースシステムは無理だよ」<br/>「ちょ、おばさんって… わたしはまだ29よ! リツコと一緒にしないでちょうだい!」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』にて、[[ノーベルガンダム]]へ興味を持っての[[アレンビー・ビアズリー]]との会話。 |
:言わずもがな某美少女戦士を意識した[[声優ネタ]]だが、乗せてくれとのお願いをおばさん扱いのダメ出し付きで一蹴されるという年齢ネタも兼ねる。 | :言わずもがな某美少女戦士を意識した[[声優ネタ]]だが、乗せてくれとのお願いをおばさん扱いのダメ出し付きで一蹴されるという年齢ネタも兼ねる。 | ||
:しかし、売り言葉に買い言葉でついこぼれた本音。加えて[[赤木リツコ|ご本人]]にも聞かれてしまっていた。いろいろと散々である。 | :しかし、売り言葉に買い言葉でついこぼれた本音。加えて[[赤木リツコ|ご本人]]にも聞かれてしまっていた。いろいろと散々である。 | ||
369行目: | 329行目: | ||
;(手で動かすって…[[アベルト・デスラー|デ○ラー機雷]]じゃあるまいし…そんな方法で上手くいくのかしら) | ;(手で動かすって…[[アベルト・デスラー|デ○ラー機雷]]じゃあるまいし…そんな方法で上手くいくのかしら) | ||
:『α(DC)』([[ゴラオン]]隊ルート)第43話「静止した闇の中で」にて、手動でEVAを発進させようとするゲンドウに対して。ちなみに補足すると「メカに反応する機雷を人力で取り除く」というシーンが元ネタである。 | :『α(DC)』([[ゴラオン]]隊ルート)第43話「静止した闇の中で」にて、手動でEVAを発進させようとするゲンドウに対して。ちなみに補足すると「メカに反応する機雷を人力で取り除く」というシーンが元ネタである。 | ||
− | :…まさか、本当に[[宇宙戦艦ヤマト2199|(リメイク作品であるが)元ネタ]]が[[スーパーロボット大戦V|αの17年後にスパロボ参戦]] | + | :…まさか、本当に[[宇宙戦艦ヤマト2199|(リメイク作品であるが)元ネタ]]が[[スーパーロボット大戦V|αの17年後にスパロボ参戦]]するとは当時誰も思わなかっただろう。 |
;(お約束の会話ねえ…)<br/>(でも、よく考えてみたら年甲斐も無く水着着てんの私だけ…?リツコも誘えばよかったわね…) | ;(お約束の会話ねえ…)<br/>(でも、よく考えてみたら年甲斐も無く水着着てんの私だけ…?リツコも誘えばよかったわね…) | ||
:『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第54話「思い出を未来へ」より。[[沖縄]]のビーチでひと時の休息を満喫中、互いのプロポーションを賛美し合う[[銀鈴]]&[[エレ・ハンム|エレ]]の遣り取りにツッコミを入れつつも、10代の少女が大半を占めるロンド・ベル女性陣と同レベルで海水浴を楽しんでいるアラサー女性が自分だけしか居ない事にふと気付き、居心地の悪さを覚える。 | :『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第54話「思い出を未来へ」より。[[沖縄]]のビーチでひと時の休息を満喫中、互いのプロポーションを賛美し合う[[銀鈴]]&[[エレ・ハンム|エレ]]の遣り取りにツッコミを入れつつも、10代の少女が大半を占めるロンド・ベル女性陣と同レベルで海水浴を楽しんでいるアラサー女性が自分だけしか居ない事にふと気付き、居心地の悪さを覚える。 | ||
394行目: | 354行目: | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ;「では、あなた達に辞令を言い渡します」<br /> | + | ;「では、あなた達に辞令を言い渡します」<br />「結果としてこんな立場になってるけど、私は自分の想いをあなた達に託すことしか出来ない…」<br />「実際辛い思いをするのがあなた達なのは知ってる…。それが重荷になるのも知ってる…!」<br />「でも、お願い…!」<br />「アイドルコンテストの司会と余興の幹事を…浩一君、絵美ちゃん、あなた達にお願いしたいのっ!」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦L|L]] | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』より。アイドルコンテスト開催が[[LOTUS]]内で話題になる中、[[早瀬浩一]]と[[城崎絵美]]に対してミサトが出した辞令。 |
:やけに真剣そうで長い前置きからさぞ重要な事かと思いきや、フタを開ければ「幹事をやって」という[[ギャグイベント|ギャグシーン]]である。 | :やけに真剣そうで長い前置きからさぞ重要な事かと思いきや、フタを開ければ「幹事をやって」という[[ギャグイベント|ギャグシーン]]である。 | ||
410行目: | 370行目: | ||
*葛城ミサトを演じた声優の三石琴乃氏にとっても「ミサトは思い入れのある役柄」と語っていると同時に、初めて演じた自分の実年齢より年上のキャラクターだったとも振り返っている。(『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』放送当時、三石氏本人は28歳だった。) | *葛城ミサトを演じた声優の三石琴乃氏にとっても「ミサトは思い入れのある役柄」と語っていると同時に、初めて演じた自分の実年齢より年上のキャラクターだったとも振り返っている。(『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』放送当時、三石氏本人は28歳だった。) | ||
**三石氏は出世作であるアニメ『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役でブレイクしたものの、セーラームーンのイメージが強すぎたためかその後はどこの現場に行っても『セーラームーンのうさぎ役の三石琴乃』というイメージが付いてまわってしまい、うさぎと似たような役柄の仕事しか貰えずイメージを中々払拭する事ができない辛い時期があったが、「葛城ミサトを演じた事によってそのイメージを脱却する事ができた」と述懐している。 | **三石氏は出世作であるアニメ『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役でブレイクしたものの、セーラームーンのイメージが強すぎたためかその後はどこの現場に行っても『セーラームーンのうさぎ役の三石琴乃』というイメージが付いてまわってしまい、うさぎと似たような役柄の仕事しか貰えずイメージを中々払拭する事ができない辛い時期があったが、「葛城ミサトを演じた事によってそのイメージを脱却する事ができた」と述懐している。 | ||
− | **三石氏は『[[クレヨンしんちゃん]]』映画第6作目「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」にてゲストキャラクターであるお色気役を演じているが、これは監督の原恵一氏がエヴァにハマっていた事が起用理由であり、キャラ造形([[野原しんのすけ]]を[[声優ネタ|「しんちゃん」と呼ぶ]]など)もミサトを意識している。 | + | **三石氏は『[[クレヨンしんちゃん]]』映画第6作目「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」にてゲストキャラクターであるお色気役を演じているが、これは監督の原恵一氏がエヴァにハマっていた事が起用理由であり、キャラ造形([[野原しんのすけ]]を[[声優ネタ|「しんちゃん」と呼ぶ]]など)もミサトを意識している。 |
*TVシリーズ制作時、庵野秀明監督はミサトの愛車について当初「マットビハイクル(特撮番組『帰ってきたウルトラマン』の特殊車両)にしたい」との理由でマツダ・コスモスポーツを想定していたが、貞本義行氏が難色を示した為ルノーA310に変更されたという経緯が有る。 | *TVシリーズ制作時、庵野秀明監督はミサトの愛車について当初「マットビハイクル(特撮番組『帰ってきたウルトラマン』の特殊車両)にしたい」との理由でマツダ・コスモスポーツを想定していたが、貞本義行氏が難色を示した為ルノーA310に変更されたという経緯が有る。 | ||
**[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]では初期構想通り、「MATペイント」に酷似したカラーリングのコスモスポーツがミサトの愛車に据えられている。 | **[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]では初期構想通り、「MATペイント」に酷似したカラーリングのコスモスポーツがミサトの愛車に据えられている。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<amazon>B000ZGJQVS</amazon><amazon>B000NJM33U</amazon> | <amazon>B000ZGJQVS</amazon><amazon>B000NJM33U</amazon> | ||
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{{DEFAULTSORT:かつらき みさと}} | {{DEFAULTSORT:かつらき みさと}} | ||
[[Category:登場人物か行]] | [[Category:登場人物か行]] | ||
[[Category:新世紀エヴァンゲリオン]] | [[Category:新世紀エヴァンゲリオン]] |