「北辰」を編集中
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| 声優 = {{声優|山寺宏一|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|山寺宏一|SRW=Y}} | ||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|後藤圭二}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|後藤圭二}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦R]] |
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
}} | }} | ||
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'''北辰'''は『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の登場人物。 | '''北辰'''は『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[草壁春樹]]直属の[[暗殺]]集団・[[北辰衆]]のリーダー。暗殺術の使い手であり、ロボットの操縦もエース級である。その名の由来は北極星の中国名からきている。 | [[草壁春樹]]直属の[[暗殺]]集団・[[北辰衆]]のリーダー。暗殺術の使い手であり、ロボットの操縦もエース級である。その名の由来は北極星の中国名からきている。 | ||
− | + | 自他ともに認める外道であり、[[テンカワ・アキト]]を拉致し、彼が苛烈な人体実験の末に五感の大半を奪われる原因を作った張本人でもある。同時に、北辰衆に[[ミスマル・ユリカ]]を攫うように命じているためか、アキトにとっては命を賭して倒すべき仇敵である。 | |
通常は三度笠を被って行動しており、機動兵器での実戦では白い甲冑のようなパイロットスーツを装着する。また、左目は赤い義眼。 | 通常は三度笠を被って行動しており、機動兵器での実戦では白い甲冑のようなパイロットスーツを装着する。また、左目は赤い義眼。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | :初登場作品。序盤の現代世界では原作の展開が再現される。過去編では[[白鳥九十九]]に不信を抱く[[月臣元一朗]]とともに[[デンジン]]で出撃。その後技術の前倒しが起き、[[地球]]と[[木連]] | + | :初登場作品。序盤の現代世界では原作の展開が再現される。過去編では[[白鳥九十九]]に不信を抱く[[月臣元一朗]]とともに[[デンジン]]で出撃。その後技術の前倒しが起き、[[地球]]と[[木連]]の和平交渉時から夜天光に乗り、幾度と戦いを仕掛けてくる。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
:第1部ではアキト[[暗殺]]の命を受け、アキトの搭乗機に壊滅的なダメージを与えるも、[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]の登場により阻まれ、[[草壁春樹|草壁]]と共に行方不明に。 | :第1部ではアキト[[暗殺]]の命を受け、アキトの搭乗機に壊滅的なダメージを与えるも、[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]の登場により阻まれ、[[草壁春樹|草壁]]と共に行方不明に。 | ||
:第2部ではアキト、ユリカのほか、より[[ボソンジャンプ]]の精度を上げるために[[千鳥かなめ|かなめ]]と[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]、さらに[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と協力し[[ラクス・クライン|ラクス]]も拉致する。 | :第2部ではアキト、ユリカのほか、より[[ボソンジャンプ]]の精度を上げるために[[千鳥かなめ|かなめ]]と[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]、さらに[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と協力し[[ラクス・クライン|ラクス]]も拉致する。 | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :今作の彼は'''最後の[[メガノイド]]という設定となっており''' | + | :今作の彼は'''最後の[[メガノイド]]という設定となっており'''(メガボーグのように巨大化は出来ないようだが、技術を使用して生体改造されている)、[[破嵐万丈]]との因縁が存在するクロスオーバーが展開される。人の苦痛や苦悩に悦を感じ、エゴを増大させているのがメガノイドなので彼らしい設定と言える。 |
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:火星の後継者壊滅後、通常ルートでは[[グレムト・ゲール]]の戦力の一員、困難ルートでは[[エンブリヲ]]の配下となるが、この時点で既に復讐鬼を脱しているアキトからは復讐相手ではなく、単に邪魔な存在と見なされてしまう。この為、常に余裕な態度を崩さなかった北辰が心底取り乱すという珍しい姿を見ることができる。撃破した場合は呆気なく戦死するが、アキトからは「どうでもいい」と完全に無視されていた。 | :火星の後継者壊滅後、通常ルートでは[[グレムト・ゲール]]の戦力の一員、困難ルートでは[[エンブリヲ]]の配下となるが、この時点で既に復讐鬼を脱しているアキトからは復讐相手ではなく、単に邪魔な存在と見なされてしまう。この為、常に余裕な態度を崩さなかった北辰が心底取り乱すという珍しい姿を見ることができる。撃破した場合は呆気なく戦死するが、アキトからは「どうでもいい」と完全に無視されていた。 | ||
:通常ルートで撃破せずにクリアした場合、真の[[アルゼナル]]消滅に伴う空間の歪みに巻き込まれ、機体が爆発し死亡する。一方、困難ルートで撃破しなかった場合は何処かへと去って行く。 | :通常ルートで撃破せずにクリアした場合、真の[[アルゼナル]]消滅に伴う空間の歪みに巻き込まれ、機体が爆発し死亡する。一方、困難ルートで撃破しなかった場合は何処かへと去って行く。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
− | : | + | :概ね原作通りだが、復讐鬼達と恋路を踏みにじったことに激怒する男達に狙われる。[[火星]]での決戦で死亡したかと思われたが、やはり生き残っており、その後は[[UND]]に身を寄せる。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | : | + | :原作通りに暗躍するほか、『[[機甲戦記ドラグナー]]』の[[ドルチェノフ]]に対して協力を装い、彼を使い捨てのコマにする。最後は原作通り、[[火星]]でアキトとの死闘の末に撃墜され、敗北した。 |
:なお、PVでは2種類のカットインがあったが、製品版では1種類になっている。 | :なお、PVでは2種類のカットインがあったが、製品版では1種類になっている。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]] | ;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]] | ||
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[気迫]]、[[かく乱]]''' | :'''[[集中]]、[[必中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[気迫]]、[[かく乱]]''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
; [[スーパーロボット大戦R|R]] | ; [[スーパーロボット大戦R|R]] | ||
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;[[スーパーロボット大戦T|T]] | ;[[スーパーロボット大戦T|T]] | ||
:'''[[底力]]L7、[[極]]、[[闘争心]]L3、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2、[[フルカウンター]] | :'''[[底力]]L7、[[極]]、[[闘争心]]L3、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2、[[フルカウンター]] | ||
− | : | + | :底力が伸びた分、確実に手強くなっている。 |
=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[草壁春樹]] | ;[[草壁春樹]] | ||
− | : | + | :主君。 |
;[[北辰衆]] | ;[[北辰衆]] | ||
:6人によって構成される直属の部下で、本名は不明。北辰六人衆とも呼ばれる。全員が殺し屋であり、ロボットの操縦もこなす。 | :6人によって構成される直属の部下で、本名は不明。北辰六人衆とも呼ばれる。全員が殺し屋であり、ロボットの操縦もこなす。 | ||
;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]] | ;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]] | ||
− | : | + | :彼ら夫婦を拉致する。以来、アキトからは仇敵として付け狙われる。 |
− | |||
;[[ラピス・ラズリ]] | ;[[ラピス・ラズリ]] | ||
− | : | + | :ネルガルの研究所から彼女を誘拐した張本人。彼女の目の前で研究員を殺害し、入る試験管を叩き割って誘拐する。 |
;[[ダイゴウジ・ガイ]] | ;[[ダイゴウジ・ガイ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では(TV版の)アキトにトドメを刺そうとしたところを彼の乱入によって阻まれる。 | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では(TV版の)アキトにトドメを刺そうとしたところを彼の乱入によって阻まれる。 | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[レナード・テスタロッサ]] | ;[[レナード・テスタロッサ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では一時的な協力者。 | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では一時的な協力者。 | ||
;[[夏玉蘭]] | ;[[夏玉蘭]] | ||
− | : | + | :『W』ではかなめを暗殺しに現れた彼女をかなめとレナードの眼前で殺害した。 |
;[[千鳥かなめ]]、[[テレサ・テスタロッサ]] | ;[[千鳥かなめ]]、[[テレサ・テスタロッサ]] | ||
:『W』では彼女達を拉致する。 | :『W』では彼女達を拉致する。 | ||
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:『W』では、当初は北辰を「油断できない敵」と見ていたが、最後の対決では完全に一蹴した。 | :『W』では、当初は北辰を「油断できない敵」と見ていたが、最後の対決では完全に一蹴した。 | ||
;[[ドルチェノフ]] | ;[[ドルチェノフ]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | + | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では彼を体よく利用する。ドルチェノフ自身は自分こそが北辰衆を利用していると思っていたようだが…。 |
;[[メイ]] | ;[[メイ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではアキトに揺さぶりを掛けるために、彼女にアキト宛ての果たし状を渡している。 | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではアキトに揺さぶりを掛けるために、彼女にアキト宛ての果たし状を渡している。 | ||
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;[[エンブリヲ]] | ;[[エンブリヲ]] | ||
:『V』では[[火星の後継者]]壊滅後、彼の配下となり終盤に再登場する。 | :『V』では[[火星の後継者]]壊滅後、彼の配下となり終盤に再登場する。 | ||
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
137行目: | 117行目: | ||
:『W』では、一時的な協力者。彼の底知れぬ闇に気付いており、「恐ろしい男」と評した。 | :『W』では、一時的な協力者。彼の底知れぬ闇に気付いており、「恐ろしい男」と評した。 | ||
;[[キラ・ヤマト]] | ;[[キラ・ヤマト]] | ||
− | :『W』では、彼を「'''[[スーパーコーディネイター|コーディネイターの最高傑作]]''' | + | :『W』では、彼を「'''[[スーパーコーディネイター|コーディネイターの最高傑作]]'''」と評した。立場上、彼の出生の秘密も調査済みだったのだろう。 |
;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
:『W』では、かなめとテッサ同様、彼女も拉致する。 | :『W』では、かなめとテッサ同様、彼女も拉致する。 | ||
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;[[ルラーン]] | ;[[ルラーン]] | ||
:『MX』では彼の要請に応じ、[[マグネイト・テン]]への陽動作戦を行う。 | :『MX』では彼の要請に応じ、[[マグネイト・テン]]への陽動作戦を行う。 | ||
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;[[破嵐万丈]] | ;[[破嵐万丈]] | ||
:『V』では上述の通り、最後の[[メガノイド]]という設定のためか彼とも因縁を持っている。 | :『V』では上述の通り、最後の[[メガノイド]]という設定のためか彼とも因縁を持っている。 | ||
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:『V』では、彼の両親(旋風寺旭・ルリ子夫妻)の事故死(に見せかけた[[暗殺]])は、[[エグゼブ|火星の後継者の協力者]]から北辰に依頼されたものだと語られている。 | :『V』では、彼の両親(旋風寺旭・ルリ子夫妻)の事故死(に見せかけた[[暗殺]])は、[[エグゼブ|火星の後継者の協力者]]から北辰に依頼されたものだと語られている。 | ||
;[[ショーグン・ミフネ]] | ;[[ショーグン・ミフネ]] | ||
− | :『V』にて彼率いる[[影の軍団]] | + | :『V』にて彼率いる[[影の軍団]]と同盟を結ぶ。その際に彼から引き抜きを受けるも一笑に付している。 |
;[[ヴァン]] | ;[[ヴァン]] | ||
− | : | + | :『T』において、彼からも憎悪を向けられる。アキトの大切な人たちを奪った北辰に、自分と同じ目には遭わせまいと敵意を向ける。特殊セリフではアキトには悪いがこいつは俺が殺る、といった旨のものも。 |
+ | ;[[スパイク・スピーゲル]] | ||
+ | :『T』で、女攫って得意顔決め込んでいる北辰を狙う。ちなみに声優は同じく山寺氏。特殊セリフも実装されている。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
170行目: | 150行目: | ||
;「…滅!」 | ;「…滅!」 | ||
:攻撃時の台詞。北辰衆に指示を出すときもこれ。 | :攻撃時の台詞。北辰衆に指示を出すときもこれ。 | ||
− | ; | + | ;「一夜にて 天津国にまで 伸び行くは 瓢の如き 宇宙のらせん……女の前で死ぬか?」 |
:アマテラスでアキトと対峙して。前半の短歌はヒサゴプランを揶揄したもの。 | :アマテラスでアキトと対峙して。前半の短歌はヒサゴプランを揶揄したもの。 | ||
− | |||
;「あやつは捕らえよ」<br>「ラピスと同じ金色の瞳、人の業にて生み出されし白き妖精。地球の連中はほとほと遺伝子細工が好きと見える」 | ;「あやつは捕らえよ」<br>「ラピスと同じ金色の瞳、人の業にて生み出されし白き妖精。地球の連中はほとほと遺伝子細工が好きと見える」 | ||
− | : | + | :地球で遭遇したルリに対して。過去にネルガルのラボから誘拐した少女に似ている事から同種の存在と見抜く。もっとも北辰がかつて所属していた木連もボソンジャンプの為に遺伝子改良をしている辺り、これに関しては地球側が批難される言われは無い。 |
− | :なお、『[[スーパーロボット大戦W|W]] | + | :なお、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では「地球の連中は遺伝子操作が好きなのか憎悪しているのかわからんな」と[[コーディネイター]]と[[ナチュラル]]の対立を皮肉っているようなセリフにアレンジされている。 |
;「ジャンプによる奇襲は諸刃の剣だ。アマテラスがやられた時、我々の勝ちは五分と五分。地球側にA級ジャンパーが生きていたという時点で、我々の勝ちは…」 | ;「ジャンプによる奇襲は諸刃の剣だ。アマテラスがやられた時、我々の勝ちは五分と五分。地球側にA級ジャンパーが生きていたという時点で、我々の勝ちは…」 | ||
:火星の周辺一体のシステムを掌握したナデシコCを奇襲した際に部下から質問されて。確定した敗北を前に、なおも北斗七星の使者は戦いに臨む。 | :火星の周辺一体のシステムを掌握したナデシコCを奇襲した際に部下から質問されて。確定した敗北を前に、なおも北斗七星の使者は戦いに臨む。 | ||
185行目: | 164行目: | ||
:一騎打ちでビームガンを納めたアキトを嘲笑して。ブラックサレナに一撃を与えたが、アキトが捨て身で放った抜き打ちの拳がコックピットに直撃する。 | :一騎打ちでビームガンを納めたアキトを嘲笑して。ブラックサレナに一撃を与えたが、アキトが捨て身で放った抜き打ちの拳がコックピットに直撃する。 | ||
;「…ゴフッ…見事、だ……」 | ;「…ゴフッ…見事、だ……」 | ||
− | : | + | :最期の台詞。…尤も、ドラマCDでは北辰当人の遺体が見つからなかったため、この台詞が最期と呼べるかは怪しい。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[DVE]]。 |
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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;「月臣少佐。私もゲキ・ガンガー3は好きだ…」 | ;「月臣少佐。私もゲキ・ガンガー3は好きだ…」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』で。月臣をこれではぐらかす。確かに[[木連]]の人間である以上、彼の言葉は決して嘘ではないのだろうが、彼が[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー]]を見ている情景など、'''あまりにも異様過ぎて'''凡人の想像の及ぶものではない。ちなみに彼がゲキ・ガンガーのファンであることは一応公式設定<ref>劇場版ナデシコのムックやDVDボックスの設定資料等で確認できる。</ref>である。 |
;「……どうやらここまでのようだな。だが、一度負った任は果たすが我が信条」<br />「その首、預けたぞ」 | ;「……どうやらここまでのようだな。だが、一度負った任は果たすが我が信条」<br />「その首、預けたぞ」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』より「それぞれの『自分らしく』」での去り際。北辰のこの言葉は、半年の時を経て[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|現実]]となる……。 | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』より「それぞれの『自分らしく』」での去り際。北辰のこの言葉は、半年の時を経て[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|現実]]となる……。 | ||
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=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
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;「ショーグンは冗談がお好きと見えますな」 | ;「ショーグンは冗談がお好きと見えますな」 | ||
:『V』第16話にて、天下を治めた後には召し抱えたいと勧誘してきた[[ショーグン・ミフネ]]に対し、その誘いを蹴った台詞。[[アベルト・デスラー|なんだか妙に]][[ドーテム・ゲルヒン|見覚えのある台詞である]]。 | :『V』第16話にて、天下を治めた後には召し抱えたいと勧誘してきた[[ショーグン・ミフネ]]に対し、その誘いを蹴った台詞。[[アベルト・デスラー|なんだか妙に]][[ドーテム・ゲルヒン|見覚えのある台詞である]]。 | ||
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;(弾除けが来たか) | ;(弾除けが来たか) | ||
− | :同上、[[増援|援軍]]としてミフネの元から派遣された[[影の軍団 (一般兵)|影の軍団]] | + | :同上、[[増援|援軍]]としてミフネの元から派遣された[[影の軍団 (一般兵)|影の軍団]]たちを見て。 |
;「き、貴様ぁぁぁぁっ!!」 | ;「き、貴様ぁぁぁぁっ!!」 | ||
:『V』第50話より。例によってアキトを精神的に嬲ろうとするも、復讐を乗り越え妻と仲間達と世界のために戦うアキトから「どけ」と一蹴されたことで逆上するというなんとも情けない姿を晒してしまった。 | :『V』第50話より。例によってアキトを精神的に嬲ろうとするも、復讐を乗り越え妻と仲間達と世界のために戦うアキトから「どけ」と一蹴されたことで逆上するというなんとも情けない姿を晒してしまった。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;「中断!」 | ;「中断!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』の[[中断メッセージ]]。この後アキトが「何っ!?」と言って、唐突に終わる。 | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』の[[中断メッセージ]]。この後アキトが「何っ!?」と言って、唐突に終わる。 | ||
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;「我は七曜九執の至尊として、千帝万王の暦数を司り、紫徴に正位し…天下の興滅、人の死後生を司る者なり」 | ;「我は七曜九執の至尊として、千帝万王の暦数を司り、紫徴に正位し…天下の興滅、人の死後生を司る者なり」 | ||
:『MX』24話「冥府への扉」のインターミッションにて、幽羅帝と対面した際の名乗り。簡単に言うと「我は冥府の使者である」と語っており、それゆえに幽羅帝の影に相応しいと嘯いた。 | :『MX』24話「冥府への扉」のインターミッションにて、幽羅帝と対面した際の名乗り。簡単に言うと「我は冥府の使者である」と語っており、それゆえに幽羅帝の影に相応しいと嘯いた。 | ||
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:その後、ルラーンとの会話にて。マサキの「冥王計画」についてもとっくにお見通しだったらしい。 | :その後、ルラーンとの会話にて。マサキの「冥王計画」についてもとっくにお見通しだったらしい。 | ||
;北辰「流派東方不敗か…!さすがにやる!」</br>ドモン「その身のこなし…日の当たる場所で使う技ではないな!」</br>北辰「いかにも!我らの生業は暗殺…故に我らの技を見し者に待つは地獄のみ!!」 | ;北辰「流派東方不敗か…!さすがにやる!」</br>ドモン「その身のこなし…日の当たる場所で使う技ではないな!」</br>北辰「いかにも!我らの生業は暗殺…故に我らの技を見し者に待つは地獄のみ!!」 | ||
− | : | + | :『MX』24話「冥府への扉」におけるドモンとの戦闘前会話。ドモンは過去に暗殺者に狙われた経験があるからか、北辰が何者かを即座に感じ取っていた。 |
;「子供に用はない」 | ;「子供に用はない」 | ||
:『MX』24話「冥府への扉」における[[出雲銀河|銀河]]との戦闘前会話。敵に対し時に挑発し、時に皮肉を浴びせた上で容赦なく葬る北辰にしては不似合いな台詞にも見えるが、逆に考えれば「いくら北辰でも11歳児に対して事を構える気はあまりない」とも捉えられる台詞である。 | :『MX』24話「冥府への扉」における[[出雲銀河|銀河]]との戦闘前会話。敵に対し時に挑発し、時に皮肉を浴びせた上で容赦なく葬る北辰にしては不似合いな台詞にも見えるが、逆に考えれば「いくら北辰でも11歳児に対して事を構える気はあまりない」とも捉えられる台詞である。 | ||
246行目: | 202行目: | ||
;「愚かな…あたら優れた力を持ちながら、女一人に我を忘れるか」 | ;「愚かな…あたら優れた力を持ちながら、女一人に我を忘れるか」 | ||
:『MX』中盤における[[ギガノス帝国|ギガノス]]統合参謀本部内での[[竜崎一矢|一矢]]との戦闘前会話。これに留まらず、北辰は常に[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]の身を案じる彼の心情を嘲笑し続ける。 | :『MX』中盤における[[ギガノス帝国|ギガノス]]統合参謀本部内での[[竜崎一矢|一矢]]との戦闘前会話。これに留まらず、北辰は常に[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]の身を案じる彼の心情を嘲笑し続ける。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
253行目: | 207行目: | ||
:劇場版での搭乗機。 | :劇場版での搭乗機。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では最初に搭乗した時は撃墜されると、慣れぬ機体は扱い辛いとぼやいて離脱するシーンが存在する。 | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では最初に搭乗した時は撃墜されると、慣れぬ機体は扱い辛いとぼやいて離脱するシーンが存在する。 | ||
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;[[デンジン]] | ;[[デンジン]] | ||
:木連所属時代の機体。ステルス性能が強化されたカラーリングの異なる専用機を駆っていた。 | :木連所属時代の機体。ステルス性能が強化されたカラーリングの異なる専用機を駆っていた。 | ||
− | : | + | :「R」で搭乗しているが、専用機は未登場。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *山寺宏一氏が演じたキャラクターの中でも異質なダークさを持つキャラクターであり、そのダークな魅力に魅了されるファンも少なくない。 |
− | ** | + | **同業者である細谷佳正氏もその一人であり、『劇場版ナデシコ』の北辰を見て「自分も[[ボソンジャンプ|ワープ]]してみたい」と思い声優を志したというエピソードがある。なお、奇しくも細谷氏は『劇場版ナデシコ』も参戦する『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて(『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の[[加藤三郎]]役で)SRW初参加となる。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |