「マスターガンダム」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Master Gundam]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Master Gundam]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}} | *{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}} | ||
− | | | + | | メカニックデザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}} |
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}} | ||
| SRWでの分類 = [[機体]] | | SRWでの分類 = [[機体]] | ||
38行目: | 38行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 第13回[[ガンダムファイト]]における、[[東方不敗マスター・アジア]]の乗機。その正体は[[デビルガンダム]]四天王筆頭のガンダムであり、初登場時は[[DG細胞]] | + | 第13回[[ガンダムファイト]]における、[[東方不敗マスター・アジア]]の乗機。その正体は[[デビルガンダム]]四天王筆頭のガンダムであり、初登場時は[[DG細胞]]の力で[[クーロンガンダム]]に偽装していた。 |
− | + | 背中のウイングシールドをマントのような装甲に[[変形]]させて、首から下を覆った'''ノーマルモード'''から、ウイングシールドを2枚のスタビライザーにすることで'''アタックモード'''に変わる。ノーマルモード時はマント型装甲の効果で高い防御能力を誇り、アタックモードに比べれば使用可能な技・武装も減るが、マントの一部を展開して片腕を出し、技を繰り出すなどの変幻自在な一面も見せる<ref>『Gガンダム』第14話ではほんの一瞬ではあるものの、ノーマルモードのまま空を飛ぶシーンが描かれた。</ref>。アタックモードでは機動力が向上し、武闘家・東方不敗の真価を最大限に発揮する。 | |
− | + | また、マスター・アジアの愛馬「[[風雲再起]]」が駆る同名の[[モビルホース]]「[[風雲再起 (モビルホース)|風雲再起]]」は、台座形態「'''ペデステルモード'''」への変形機構を備えており、この状態でもサブフライトシステム的にマスターガンダムを乗せることができる。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
基本的にはボスユニットとして自軍の前に立ちはだかる。スーパー系でも油断できない高威力の必殺技「ダークネスフィンガー」や「石破天驚拳」に加え、[[マップ兵器]]「超級覇王電影弾」は攻撃範囲が広いため不用意に近づけば大きな被害が出る。 | 基本的にはボスユニットとして自軍の前に立ちはだかる。スーパー系でも油断できない高威力の必殺技「ダークネスフィンガー」や「石破天驚拳」に加え、[[マップ兵器]]「超級覇王電影弾」は攻撃範囲が広いため不用意に近づけば大きな被害が出る。 | ||
− | ただし、フラグ次第では原作で死亡する東方不敗が生き残り、本機と共に自軍に加わることも多い。自軍に加入した場合は[[ゴッドガンダム]]と同等かそれ以上の能力を持ち、師弟の[[合体攻撃]] | + | ただし、フラグ次第では原作で死亡する東方不敗が生き残り、本機と共に自軍に加わることも多い。自軍に加入した場合は[[ゴッドガンダム]]と同等かそれ以上の能力を持ち、師弟の[[合体攻撃]]も極めて強力。 |
− | |||
− | |||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
:初登場作品。ノーマル・アタックの両モードが登場。とにかく攻撃は回避しよう。 | :初登場作品。ノーマル・アタックの両モードが登場。とにかく攻撃は回避しよう。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
:イベントでのみ登場。以後『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』まで登場はない。 | :イベントでのみ登場。以後『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』まで登場はない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
:敵の時は[[2回行動]]と[[マップ兵器]]の組み合わせが特に危険。ギアナ高地での後半戦では、撃破時に[[ファティマ]]を落としてくれるが、デビルガンダムを先に倒すと撤退してしまうのでこちらから倒そう。 | :敵の時は[[2回行動]]と[[マップ兵器]]の組み合わせが特に危険。ギアナ高地での後半戦では、撃破時に[[ファティマ]]を落としてくれるが、デビルガンダムを先に倒すと撤退してしまうのでこちらから倒そう。 | ||
:[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]で仲間になる。使えるシナリオは少ないが、かなり強い。未改造なので、愛を持って改造しよう。[[ゴッドガンダム]]との差は低燃費かつ武器改造ができる点。また、東方不敗が[[必中]]を覚えるので、[[運動性]]が圧倒的な[[バラン・シュナイル]]や[[ヴァルシオン|ラスボス]]への攻撃要員としても使える。 | :[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]で仲間になる。使えるシナリオは少ないが、かなり強い。未改造なので、愛を持って改造しよう。[[ゴッドガンダム]]との差は低燃費かつ武器改造ができる点。また、東方不敗が[[必中]]を覚えるので、[[運動性]]が圧倒的な[[バラン・シュナイル]]や[[ヴァルシオン|ラスボス]]への攻撃要員としても使える。 | ||
68行目: | 60行目: | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | + | :序盤で一時的に使用できる。待機時はノーマルモードだが、攻撃に移る際にアタックモードに変化する一手間かかった演出の戦闘アニメになっている。 | |
− | + | :[[隠し要素/IMPACT|フラグ立ての末]]第3部で入手が可能。性能的にはハイパーモード状態の[[ゴッドガンダム]]とほぼ同等で、改造段階がこちらの方が1段階多いので最終的にやや上回る形に。しかしENだけは負けているうえに必殺技の燃費も悪いので、継戦能力ではゴッドにやや劣る。飛び抜けた性能ではないものの、東方不敗の能力と合わせて十分一線で活躍できる。ドモンと共に[[デビルガンダム]]を追っている時点ですでにマスターガンダムになっているため、[[DG細胞]]製ではないと思われる。 | |
− | |||
:ポスターで[[ペルゼイン・リヒカイト]]と共に何故か主役ロボットに混ざり、PVではゴッドガンダムと合体攻撃を放つなど、味方になることが全く隠されていなかった(もっとも、そのためのフラグは斜め上の方法で立つのだが)。 | :ポスターで[[ペルゼイン・リヒカイト]]と共に何故か主役ロボットに混ざり、PVではゴッドガンダムと合体攻撃を放つなど、味方になることが全く隠されていなかった(もっとも、そのためのフラグは斜め上の方法で立つのだが)。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | + | :序盤~中盤にかけて敵として登場。パイロットのハイスペックさに加え、武装も高火力のものが揃い、直撃を食らうと装甲を改造したスーパー系ですら一撃で叩き潰されかねないほどの驚異的な破壊力を誇る。マップ兵器の範囲も広く陣形を組みづらいことや、風雲再起騎乗時では一度倒してもノーマル状態で復活するのも嫌らしい(それでも手加減をしていて、スーパーモードと石破天驚拳は使用しない)。 | |
:[[隠し要素/A|条件次第]]では自軍に参入。代わりに[[ダイゴウジ・ガイ]]や[[ララァ・スン]]を仲間にするフラグとの二者択一になる。「ディスタントクラッシャー」を始めコストの少ない優秀な武装を擁し、加えて機体性能は敵バージョンのままなので非常に高水準。さらに風雲再起という専用のサポーターまで有しているので、全てにおいて欠点が少なく、本作における強ユニットの一角となる。 | :[[隠し要素/A|条件次第]]では自軍に参入。代わりに[[ダイゴウジ・ガイ]]や[[ララァ・スン]]を仲間にするフラグとの二者択一になる。「ディスタントクラッシャー」を始めコストの少ない優秀な武装を擁し、加えて機体性能は敵バージョンのままなので非常に高水準。さらに風雲再起という専用のサポーターまで有しているので、全てにおいて欠点が少なく、本作における強ユニットの一角となる。 | ||
− | : | + | :;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] |
− | |||
::戦闘アニメがいくつか『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』から流用されている本作だが、『MX』にマスターガンダムは登場しないので戦闘アニメは完全新規になっている。 | ::戦闘アニメがいくつか『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』から流用されている本作だが、『MX』にマスターガンダムは登場しないので戦闘アニメは完全新規になっている。 | ||
− | :: | + | ::基本的にリメイク前と同じで仲間になるのもかなり終盤になるが、相変わらずパイロット共々条件の厳しさに見合う高性能。東方不敗のエースボーナス「'''気力限界200'''」は周回プレイの敵パイロット時にも適用されるので用心すべし。スーパーモードを発動すると武器の消費ENが何故か増えてしまう。 |
− | + | ::ちなみに合体攻撃版「超級覇王電影弾」と「酔舞・再現江湖デッドリーウェイブ」を使用できるのは『[[スーパーロボット大戦F|F]]』以来、実に11年ぶりとなる。PS2並みの戦闘アニメでこれらの技が見られるのは事実上本作のみ。特に「究極石破天驚拳」の戦闘アニメは一見の価値あり。 | |
− | :: | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | ; | + | :正確にはマスターガンダムのレプリカ。そのため[[DG細胞]]による強化がなく、[[HP回復]]がオミット。 |
− | :正確にはマスターガンダムのレプリカ。そのため[[DG細胞]]による強化がなく、[[HP回復]] | ||
:「DG細胞なしで再現したレプリカゆえ、本機の性能はオリジナル機に比べるとそこまででもない」とは[[レイン・ミカムラ]]の弁だが、それに応じる東方不敗の言葉の通り、パイロットの腕で十分な性能を発揮する。ただし参戦が遅く、マップ兵器版「超級覇王電影弾」がオミットされたので撃墜数を稼ぎにくい。 | :「DG細胞なしで再現したレプリカゆえ、本機の性能はオリジナル機に比べるとそこまででもない」とは[[レイン・ミカムラ]]の弁だが、それに応じる東方不敗の言葉の通り、パイロットの腕で十分な性能を発揮する。ただし参戦が遅く、マップ兵器版「超級覇王電影弾」がオミットされたので撃墜数を稼ぎにくい。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | : | + | :久しぶりに自軍での使用は不可。通常時はマントを覆っているが、「十二王方牌大車併」など一部の必殺技使用時には折り畳んでアタックモードに移行するアクションが入る。他のGガンキャラ同様、技の演出はド派手。 |
− | |||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
− | :基本的に敵だが、[[隠し要素/T | + | :基本的に敵だが、[[隠し要素/T|フラグを満たせば]]第47話「鋼鉄の7人」にて正式加入する。困難ルートに進めば無条件加入。一部ステージではスポット参戦で操作できる。 |
:今回は特殊能力を一切持っておらず、全武装がEN消費になっている。基本グラフィックはノーマルモードで、「ダークネスショット」以外の攻撃時にアタックモードに移行する。 | :今回は特殊能力を一切持っておらず、全武装がEN消費になっている。基本グラフィックはノーマルモードで、「ダークネスショット」以外の攻撃時にアタックモードに移行する。 | ||
:飛行可能で[[空]]Aだが、東方不敗が[[地形利用]]を持っている関係で、敵対する際、地上マップの場合は常に[[陸]]に降りるという仕様がある<ref>味方への正式参入後は他の飛行ユニットと同じくデフォルトで空移動となる。地形利用を活かすなら都度下ろしてやる必要があることに注意。</ref>。 | :飛行可能で[[空]]Aだが、東方不敗が[[地形利用]]を持っている関係で、敵対する際、地上マップの場合は常に[[陸]]に降りるという仕様がある<ref>味方への正式参入後は他の飛行ユニットと同じくデフォルトで空移動となる。地形利用を活かすなら都度下ろしてやる必要があることに注意。</ref>。 | ||
102行目: | 90行目: | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[新スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :地上編に両モードが登場するが、イベントにより倒すことは不可能。必殺技の再現度は高い。 |
− | :; | + | :;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]] |
::フリーバトルに登場。おまけマップではボスとして登場する。 | ::フリーバトルに登場。おまけマップではボスとして登場する。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]] |
− | : | + | :ラスボスであるアマデウスが使用する敵専用ユニット。だが必ずしも使ってくるとは限らない飢え、アマデウスに勝利すると再戦できないため、エンディングでしか見ることのないままゲームを終えることも。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | + | :今回は敵。スポット参戦で1マップのみ使用できるが、それよりも生身の師匠が目立つ。敵としては煩わしいダミーもなく、HPも10000を超える程度、さらには出てきた頃には自軍の気力が充分と思われるので、大して苦戦はしない。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | |
:敵味方両方で登場。 | :敵味方両方で登場。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
:R・SR・SSRディフェンダー、SSRアタッカー、大器型SSRアタッカーがそれぞれ登場。大器型はグラフィックがハイパーモード状態のものとなっている。 | :R・SR・SSRディフェンダー、SSRアタッカー、大器型SSRアタッカーがそれぞれ登場。大器型はグラフィックがハイパーモード状態のものとなっている。 | ||
:2018年9月のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」にてハイパーモード版がΩスキル搭載大器型ファイターで追加。 | :2018年9月のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」にてハイパーモード版がΩスキル搭載大器型ファイターで追加。 | ||
120行目: | 108行目: | ||
;[[スーパーヒーロー作戦]] | ;[[スーパーヒーロー作戦]] | ||
:東方不敗の戦闘時における姿。ラストダンジョンでは[[ウルベ・イシカワ]]がコピーに乗って現れる。 | :東方不敗の戦闘時における姿。ラストダンジョンでは[[ウルベ・イシカワ]]がコピーに乗って現れる。 | ||
− | : | + | :またアイテム『装備できるカード』としても登場。攻撃補正値と素早さがアップする。 |
;[[スーパーロボットスピリッツ]] | ;[[スーパーロボットスピリッツ]] | ||
:中ボスとして登場。ストーリーモード以外では自分で使用することもできる。[[シャイニングガンダム]]と同様に近距離戦を重視したタイプだが、とにかく手数で圧倒するスタイルを持ち味とする。遠距離も不得手とはいえ、画面端まで届くダークネスショットなどでシャイニングよりはそれなりに戦える。 | :中ボスとして登場。ストーリーモード以外では自分で使用することもできる。[[シャイニングガンダム]]と同様に近距離戦を重視したタイプだが、とにかく手数で圧倒するスタイルを持ち味とする。遠距離も不得手とはいえ、画面端まで届くダークネスショットなどでシャイニングよりはそれなりに戦える。 | ||
− | : | + | :超必殺技は「超級覇王電影弾」と「石破天驚拳」。超級覇王電影弾は発生が非常に早く使い勝手がいい。ダークネスフインガーも使用可能。シャイニングのシャイニングフィンガーと相打ちさせると……? |
:なお、隠しカラーとして明鏡止水の金色カラーも用意されている。 | :なお、隠しカラーとして明鏡止水の金色カラーも用意されている。 | ||
;[[リアルロボットレジメント]] | ;[[リアルロボットレジメント]] | ||
140行目: | 128行目: | ||
;ニアクラッシャー | ;ニアクラッシャー | ||
:肘から先を伸縮させて相手を貫く手刀。 | :肘から先を伸縮させて相手を貫く手刀。 | ||
− | |||
;ディスタントクラッシャー | ;ディスタントクラッシャー | ||
:腕に内蔵しているビーム式ワイヤーで肘から先を射出し、相手を貫く。[[シャイニングガンダム]]の腹部を貫いた(ただし、パイロットのドモンは脱出していたために仕留められず)。 | :腕に内蔵しているビーム式ワイヤーで肘から先を射出し、相手を貫く。[[シャイニングガンダム]]の腹部を貫いた(ただし、パイロットのドモンは脱出していたために仕留められず)。 | ||
− | |||
;ダークネスショット | ;ダークネスショット | ||
:掌に五つ並んだ小口径砲門からダークネスフィンガーのエネルギーを撃つ。 | :掌に五つ並んだ小口径砲門からダークネスフィンガーのエネルギーを撃つ。 | ||
;マスタークロス | ;マスタークロス | ||
:ビームで形成した布状の武器で、流派東方不敗の布技を応用したもの。[[クーロンガンダム]]時代から多用しており、刺す、弾く、雁字搦めにするなどその用途は様々である。丸めてビームサーベルのように使うことも可能で、前期OPではシャイニングと鍔迫り合いを行っている。 | :ビームで形成した布状の武器で、流派東方不敗の布技を応用したもの。[[クーロンガンダム]]時代から多用しており、刺す、弾く、雁字搦めにするなどその用途は様々である。丸めてビームサーベルのように使うことも可能で、前期OPではシャイニングと鍔迫り合いを行っている。 | ||
− | :大抵の作品では単にクロスで攻撃するだけだが、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではアタックモードに変形→マスタークロスで薙ぎ払う→ヒット後はクロスの連続攻撃→連続蹴り→叩き付け→『Gガンダム』第45話で描かれた''' | + | :大抵の作品では単にクロスで攻撃するだけだが、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではアタックモードに変形→マスタークロスで薙ぎ払う→ヒット後はクロスの連続攻撃→連続蹴り→叩き付け→『Gガンダム』第45話で描かれた'''東方不敗のカットインを挟んで'''上空から手刀を繰り出す連携攻撃になっている。 |
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では「'''ビームウイップ'''」名義。この表記は、番組放送直後の資料の乏しかった時期の名残であり、それ以降の作品ではすべて「マスタークロス」で統一されている。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では「'''ビームウイップ'''」名義。この表記は、番組放送直後の資料の乏しかった時期の名残であり、それ以降の作品ではすべて「マスタークロス」で統一されている。 | ||
154行目: | 140行目: | ||
;酔舞・再現江湖デッドリーウェイブ(すいぶ・さいげんこうこデッドリーウェイブ) | ;酔舞・再現江湖デッドリーウェイブ(すいぶ・さいげんこうこデッドリーウェイブ) | ||
:独特の構えから、左腕・右膝を突き出して相手に体当たりする。 | :独特の構えから、左腕・右膝を突き出して相手に体当たりする。 | ||
− | |||
:元ネタは放映当時発売されたゲームのオリジナル技「'''デッドリーウェイブ'''」。監督がゲームのプレイヤーに対するファンサービスとして本編に逆輸入したというエピソードがある。 | :元ネタは放映当時発売されたゲームのオリジナル技「'''デッドリーウェイブ'''」。監督がゲームのプレイヤーに対するファンサービスとして本編に逆輸入したというエピソードがある。 | ||
− | : | + | :また「再現江湖」とはかつて存在した、時期によって位置が変わる湖で「彷徨える湖」の別名がある「ロプノール」のこと。TV版『[[機動戦士ガンダム]]』第16話で塩を得るために探した塩湖の元ネタ……と言えば、ガンダムファンならピンとくるだろう。 |
;十二王方牌大車併(じゅうにおうほうぱいだいしゃへい) | ;十二王方牌大車併(じゅうにおうほうぱいだいしゃへい) | ||
:掌を大きく時計回りに回しながら気で12の梵字(ぼんじ)を出現させ、さらにそこから自らの小型の分身を生成し、相手に突撃させる。作中では[[ドラゴンガンダム]]、[[ガンダムローズ]]、[[ボルトガンダム]]らの同時攻撃を一蹴するほどの威力を見せている。使用後は「'''帰山笑紅塵'''(きざんしょうこうじん)」によって分身をマスターガンダム本体に回帰させることで、気の消費を抑えることもできる。 | :掌を大きく時計回りに回しながら気で12の梵字(ぼんじ)を出現させ、さらにそこから自らの小型の分身を生成し、相手に突撃させる。作中では[[ドラゴンガンダム]]、[[ガンダムローズ]]、[[ボルトガンダム]]らの同時攻撃を一蹴するほどの威力を見せている。使用後は「'''帰山笑紅塵'''(きざんしょうこうじん)」によって分身をマスターガンダム本体に回帰させることで、気の消費を抑えることもできる。 | ||
− | : | + | :一部の作品では「大車'''併'''」の部分が「大車'''輪'''」になっている。「牌」の字が[[ギャンブル|麻雀]]を連想させ、日本の麻雀にはローカル役としては比較的メジャーな部類の役に「大車輪(二筒から八筒までの筒子を2つずつ面前で揃える役。役満)」が存在するためと推定される。ついでに言えば「ぱい」が「はい」に間違われる場合もあるなど色々不憫な技。 |
− | :この表記ミスは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「モイモイ激動の7日間」にて、ついにセルフネタにされてしまった。<del>[[新人ロボット・モイモイ|モイモイ]]「前に勉強した時には確かに…!」</del> | + | :この表記ミスは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「モイモイ激動の7日間」にて、ついにセルフネタにされてしまった。 |
− | : | + | :<del>[[新人ロボット・モイモイ|モイモイ]]「前に勉強した時には確かに…!」</del> |
+ | :ちなみに表記ミスのままボイスが収録されている。そのため、「大車併」とちゃんと表記されている作品でも対応したボイスがなく、「十二王方牌!でやぁぁっ!」と「大車輪」部分を省略したセリフが使用されている。『T』では武装としてはオミットされているが、ボイスが新規収録されており、[[キャラクター事典]]にて正式名称で聞ける。 | ||
:冗談だが、「十二王方牌」の日本語読みは広東語では侮辱的な下ネタに聞こえる。『Gガンダム』が香港映画のパロディだと考えると、そういう命名由来だろう。 | :冗談だが、「十二王方牌」の日本語読みは広東語では侮辱的な下ネタに聞こえる。『Gガンダム』が香港映画のパロディだと考えると、そういう命名由来だろう。 | ||
;超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん) | ;超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん) | ||
:頭部以外の全身を渦巻状の気で覆い、敵陣に突っ込んで蹴散らす。最後は空中で蹴りのポージングをし「爆発!」。 | :頭部以外の全身を渦巻状の気で覆い、敵陣に突っ込んで蹴散らす。最後は空中で蹴りのポージングをし「爆発!」。 | ||
− | : | + | :単独技、合体攻撃、マップ兵器とゲームでの扱いは様々。 |
− | |||
;ダークネスフィンガー | ;ダークネスフィンガー | ||
:本機におけるフィンガー技。その威力はシャイニングフィンガーをも上回り、爆熱ゴッドフィンガーと同等。マスターの手が手刀であることから、貫手や斬撃としても使用可能。 | :本機におけるフィンガー技。その威力はシャイニングフィンガーをも上回り、爆熱ゴッドフィンガーと同等。マスターの手が手刀であることから、貫手や斬撃としても使用可能。 | ||
− | |||
:『T』ではアタックモードに変形→'''古いフィルムを模したエフェクトが画面全体にかかる中<ref>おそらく香港映画を意識したもの。</ref>、'''エネルギーを腕に溜める→突進して相手を掴む→掴みながら相手を何度も叩きつけて離して離脱→相手から離れて「爆発!」と叫ぶと同時に相手が大爆発を起こすという内容。 | :『T』ではアタックモードに変形→'''古いフィルムを模したエフェクトが画面全体にかかる中<ref>おそらく香港映画を意識したもの。</ref>、'''エネルギーを腕に溜める→突進して相手を掴む→掴みながら相手を何度も叩きつけて離して離脱→相手から離れて「爆発!」と叫ぶと同時に相手が大爆発を起こすという内容。 | ||
;石破天驚拳 | ;石破天驚拳 | ||
:流派東方不敗最終奥義。東方不敗の使用する石破天驚拳は、掌に「驚」と文字が刻まれる。 | :流派東方不敗最終奥義。東方不敗の使用する石破天驚拳は、掌に「驚」と文字が刻まれる。 | ||
− | |||
:『T』ではランタオ島の最終決戦時の演出がほぼそのまま再現されている。短射程・P属性になったゴッドの石破天驚拳に対してこちらの石破天驚拳は旧来のゴッド同様に長射程・非P属性だが、東方不敗が[[ヒット&アウェイ]]をデフォルトで所持し、[[突撃]]もあるのでほとんど不都合を感じさせない。 | :『T』ではランタオ島の最終決戦時の演出がほぼそのまま再現されている。短射程・P属性になったゴッドの石破天驚拳に対してこちらの石破天驚拳は旧来のゴッド同様に長射程・非P属性だが、東方不敗が[[ヒット&アウェイ]]をデフォルトで所持し、[[突撃]]もあるのでほとんど不都合を感じさせない。 | ||
:『T』の合体攻撃は「未出撃の参加ユニット数に応じて威力が低下する」という仕様なため、単体運用を想定した場合、シャッフル同盟拳の攻撃力は15段階改造・5体運用時の9700から実に8500まで落ちてしまう。一方、マスター版石破天驚拳の攻撃力は8300だが、フル改造ボーナスで全ての武器の攻撃力が+200されるため、フル改造後の最大攻撃力は8500になる。しかも[[プレッシャー]]L3に加えてエースボーナスを得ればさらに1.1倍補正がかかるので、弟子の技を軽々上回る威力を発揮することになる。 | :『T』の合体攻撃は「未出撃の参加ユニット数に応じて威力が低下する」という仕様なため、単体運用を想定した場合、シャッフル同盟拳の攻撃力は15段階改造・5体運用時の9700から実に8500まで落ちてしまう。一方、マスター版石破天驚拳の攻撃力は8300だが、フル改造ボーナスで全ての武器の攻撃力が+200されるため、フル改造後の最大攻撃力は8500になる。しかも[[プレッシャー]]L3に加えてエースボーナスを得ればさらに1.1倍補正がかかるので、弟子の技を軽々上回る威力を発揮することになる。 | ||
179行目: | 162行目: | ||
=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
− | ;ダブルダークネスフィンガー | + | ;ダブルダークネスフィンガー |
− | :SRWオリジナル。[[ドモン・カッシュ]]の[[ゴッドガンダム]] | + | :SRWオリジナル。[[ドモン・カッシュ]]の[[ゴッドガンダム]]のゴッドフィンガーとダークネスフィンガーを同時に繰り出す。 |
− | + | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では「爆熱!究極拳」、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では「ダークネスゴッドフィンガー」と表記されている。 | |
;石破究極天驚拳 / 究極石破天驚拳 | ;石破究極天驚拳 / 究極石破天驚拳 | ||
− | : | + | :和解したかつての師弟が放つ、究極にして最大・最強の合体奥義。 |
+ | :初出は『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』のイベント技で、初代キング・オブ・ハートが現れる。 | ||
:『A』にて「究極石破天驚拳」名義で初めて合体攻撃として実装。『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では敵を挟み撃ちにして石破天驚拳を打ち込む。『X-Ω』でも挟み撃ちがXΩスキルとして採用。トドメ演出として二機が拳を突き合わせるカットが追加されている。 | :『A』にて「究極石破天驚拳」名義で初めて合体攻撃として実装。『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では敵を挟み撃ちにして石破天驚拳を打ち込む。『X-Ω』でも挟み撃ちがXΩスキルとして採用。トドメ演出として二機が拳を突き合わせるカットが追加されている。 | ||
213行目: | 197行目: | ||
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
;「FLYING IN THE SKY」 | ;「FLYING IN THE SKY」 | ||
− | : | + | :『F完結編』で採用。 |
;「最強の証~キング・オブ・ハート~」 | ;「最強の証~キング・オブ・ハート~」 | ||
− | : | + | :『A』『A PORTABLE』で採用。 |
;「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」 | ;「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」 | ||
:『IMPACT』で採用。 | :『IMPACT』で採用。 | ||
;「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて~」 | ;「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて~」 | ||
:『T』で採用。 | :『T』で採用。 | ||
+ | |||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;対[[シャイニングガンダム]] | ;対[[シャイニングガンダム]] | ||
− | : | + | :新宿で初交戦。実力で上回りながらも1戦目ではドモンとレインの2人の力を込めてのシャイニングフィンガー、2戦目ではスーパーモードに押されたために、いずれも撤退。 |
;新宿最終戦 | ;新宿最終戦 | ||
− | : | + | :新宿における最終戦。DG細胞から解放された者たちと交戦するが、[[ガンダムマックスター]]を破ったのを皮切りに、[[ドラゴンガンダム]]、[[ガンダムローズ]]、[[ボルトガンダム]]も十二王方牌大車併で蹴散らす。 |
− | ; | + | ;対シャイニングガンダム(ギアナ高地) |
− | : | + | :スーパーモードの弱点を突いて、翻弄するが、明鏡止水による真のスーパーモードとの戦いでは押され、初の敗北を喫する。 |
;対[[ゴッドガンダム]] | ;対[[ゴッドガンダム]] | ||
− | : | + | :最終バトルロイヤルにおいて、互角の戦いを繰り広げ、石破天驚拳の打ち合いの末、石破天驚ゴッドフィンガーの前に敗北。 |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
243行目: | 228行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*『鉄人28号』の「[[ブラックオックス]]」が外見のモチーフとなっている。 | *『鉄人28号』の「[[ブラックオックス]]」が外見のモチーフとなっている。 | ||
− | |||
*『[[機神咆吼デモンベイン]]』に登場した「[[リベル・レギス]]」は、マスターガンダムのマント展開をモチーフにしたギミックを持つ。 | *『[[機神咆吼デモンベイン]]』に登場した「[[リベル・レギス]]」は、マスターガンダムのマント展開をモチーフにしたギミックを持つ。 | ||
− | |||
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |