「ホワン・ヤンロン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 漢字表記 = | + | | 漢字表記 = 黄炎龍 |
| 外国語表記 = [[外国語表記::Whan Yanglong]] | | 外国語表記 = [[外国語表記::Whan Yanglong]] | ||
− | | 登場作品 = [[ | + | | 登場作品 = [[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]]) |
− | *{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}} | + | *初登場:{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}} |
− | + | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD}} | |
− | + | *[[旧シリーズ]] | |
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− | + | **初登場:{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} | |
− | {{ | + | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|井上和彦|魔装機神シリーズ|SRW=Y}} |
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| 種族 = [[種族::地球人]](中国系) | | 種族 = [[種族::地球人]](中国系) | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
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| 役職 = [[魔装機神]]操者 | | 役職 = [[魔装機神]]操者 | ||
| 特技 = 中国拳法 | | 特技 = 中国拳法 | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン) | ||
}} | }} | ||
'''ホワン・ヤンロン'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。 | '''ホワン・ヤンロン'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者。中国人で漢字表記は「黄炎龍」。地上では学校の体育教師だった。 | [[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者。中国人で漢字表記は「黄炎龍」。地上では学校の体育教師だった。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | : | + | :初出演作品で、独自に抵抗軍を立ち上げた[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス]]将軍に協力、シュテドニアスへの抵抗活動を行っていた。その後[[地上人召喚事件]]に伴いラ・ギアスへと召喚された[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]と行動を共にする。本作の[[グランヴェール]]は射撃特化なので、彼の格闘術はまるで生かされない。それでもグランヴェールの攻撃力からリューネと共にメンバーの主力として活躍。 |
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] |
:地上に上がり、[[シュウ・シラカワ]]を追うこととなるが、戦乱の元凶[[テイニクェット・ゼゼーナン]]の発言に憤怒し、彼を討つために[[ロンド・ベル]]隊と行動を共にする。ただし魔装機神操者は極力地上の揉めことに干渉すべきではないという考えのため、そのまま仲間には加わらず、正式に仲間に加わるのは数シナリオ後になる。ただし、SFCの容量不足から、シュウ一行が仲間に加わると、「この戦力なら力を貸す必要はない」として、シュウが気に入らないリューネと一緒に仲間から外れてしまう。ヤンロンの能力よりグランヴェールの[[マップ兵器]]の使い勝手が良く、二分化したロンド・ベルの主力になるが、合流すると全く出番がなくなる。 | :地上に上がり、[[シュウ・シラカワ]]を追うこととなるが、戦乱の元凶[[テイニクェット・ゼゼーナン]]の発言に憤怒し、彼を討つために[[ロンド・ベル]]隊と行動を共にする。ただし魔装機神操者は極力地上の揉めことに干渉すべきではないという考えのため、そのまま仲間には加わらず、正式に仲間に加わるのは数シナリオ後になる。ただし、SFCの容量不足から、シュウ一行が仲間に加わると、「この戦力なら力を貸す必要はない」として、シュウが気に入らないリューネと一緒に仲間から外れてしまう。ヤンロンの能力よりグランヴェールの[[マップ兵器]]の使い勝手が良く、二分化したロンド・ベルの主力になるが、合流すると全く出番がなくなる。 | ||
− | :; | + | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
::音声が付いたキャラクターの1人。仲間に加わるのが若干だが速くなり、地上世界でロンド・ベルと接触した際にそのまま仲間に加わる。また容量不足の心配がなくなったため、シュウが仲間に加わっても仲間から外れなくなった。 | ::音声が付いたキャラクターの1人。仲間に加わるのが若干だが速くなり、地上世界でロンド・ベルと接触した際にそのまま仲間に加わる。また容量不足の心配がなくなったため、シュウが仲間に加わっても仲間から外れなくなった。 | ||
: | : | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | + | :参戦が絶望的に遅く、更に本作は魔装機神のユニット能力が低い(特に宇宙「B」なのが痛い)ため活躍は難しい。唯一の見せ場はメキドフレイムによる[[ソロモン]]の弾薬庫破壊だろう。ただし、[[バルーンダミー]]の作戦が成功してしまうと見られないので注意。 | |
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=== [[魔装機神シリーズ]] === | === [[魔装機神シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
− | :専用BGMがついた。ハードはSFCだがメキドフレイムを使うと喋る。 | + | :専用BGMがついた。ハードはSFCだがメキドフレイムを使うと喋る。<br />第一章はスポット参戦で、本格的に活躍するのは第二章からである。修行によりグランヴェールの必殺技「火風青雲剣」を独力で生み出す。彼自身も格闘値がメンバー中最高であり、更に[[気合]]を覚えるため必殺技を何の憂いもなく使えるので主力として活躍できる。当たり前だが最も出番が多い作品であり、彼の人となりの設定が本格的に肉付けされた作品でもある。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] | |
− | ; | ||
:南部・ヤンロンルートにおいてエルシーネとの悲恋が描かれマサキに並ぶ事実上の主人公の1人として活躍する。 | :南部・ヤンロンルートにおいてエルシーネとの悲恋が描かれマサキに並ぶ事実上の主人公の1人として活躍する。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]: |
:死亡したはずのエルシーネが現れ、彼女との戦いが主なイベントとなる。その中で、とうとう自由にポゼッションできるようになる。本作でもトップクラスのアタッカー。 | :死亡したはずのエルシーネが現れ、彼女との戦いが主なイベントとなる。その中で、とうとう自由にポゼッションできるようになる。本作でもトップクラスのアタッカー。 | ||
:自身が倒した[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス将軍]]の娘である、レミアとの関係も描かれる。 | :自身が倒した[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス将軍]]の娘である、レミアとの関係も描かれる。 | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | |
− | ; | ||
:中盤で他の魔装機神操者と同時期に自軍に加入。相変わらずアタッカーとして頼りがいがあり、格闘と回避に関しては自軍でも有数。シナリオ面ではシリアスかつ緊迫しているためか、逆にヤンロンらしい味方に説教などといった場面も無くやや地味ではある。レミアとの絡みは多少あるが進展は無いままシリーズは終了となったのが惜しまれる。 | :中盤で他の魔装機神操者と同時期に自軍に加入。相変わらずアタッカーとして頼りがいがあり、格闘と回避に関しては自軍でも有数。シナリオ面ではシリアスかつ緊迫しているためか、逆にヤンロンらしい味方に説教などといった場面も無くやや地味ではある。レミアとの絡みは多少あるが進展は無いままシリーズは終了となったのが惜しまれる。 | ||
+ | |||
+ | === [[αシリーズ]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
+ | :時系列的には[[地上人召喚事件]]をオミットされての参戦(いわゆる「α設定」による改編の影響)。戦闘ボイスも新規収録された。 | ||
+ | |||
+ | === 単独作品 === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
+ | :2018年10月の『魔装機神』期間限定参戦イベントにて愛機のグランヴェール共々登場。 | ||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
:おおよそEXと同じ。地上に出てきた後は泰北や夏喃と舌戦を繰り広げたり仙術関連の用語解説を行ったりと超機人がメインのシナリオで出番が多い。また、グラキエースとウェントスの帯同に最も強硬に反対した。 | :おおよそEXと同じ。地上に出てきた後は泰北や夏喃と舌戦を繰り広げたり仙術関連の用語解説を行ったりと超機人がメインのシナリオで出番が多い。また、グラキエースとウェントスの帯同に最も強硬に反対した。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] |
:シナリオデモのみの登場。 | :シナリオデモのみの登場。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
格闘と回避に優れる。射撃は平均値。 | 格闘と回避に優れる。射撃は平均値。 | ||
78行目: | 74行目: | ||
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ||
− | + | :'''[[加速]]、[[根性]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[威圧]]、[[覚醒]]''' | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦EX|EX]](PS) | |
− | + | :'''[[加速]]、[[根性]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[挑発]]、[[覚醒]]''' | |
− | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] / [[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]] | |
− | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] | ||
:'''[[集中]]、[[気合]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]''' | :'''[[集中]]、[[気合]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]''' | ||
+ | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | ||
+ | :'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[報復]]、[[熱血]]、[[覚醒]]''' | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] | ||
+ | :'''[[集中]]、[[気合]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、自由選択''' | ||
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ||
:'''[[熱血]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[覚醒]]''' | :'''[[熱血]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[覚醒]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[狙撃]]''' | :'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[狙撃]]''' | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ||
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[信念]](ツイン)''' | :'''[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[信念]](ツイン)''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ||
− | :'''[[切り払い]] | + | :'''[[切り払い]](L7)''' |
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
− | :'''[[底力]]、[[切り払い]] | + | :'''[[底力]]、[[切り払い]](L3)、[[援護]](L1)''' |
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ||
− | :'''[[底力]] | + | :'''[[底力]](L5)、[[援護攻撃]](L1)、[[連続攻撃]](L1)、[[カウンター]](L6)''' |
− | === [[エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
− | + | :'''カウンター発生率+40%''' | |
− | : | + | :キョウスケをも凌ぐカウンターの鬼と化す。ただし本作のグランヴェールはカロリックスマッシュ以外の武器の射程が短く、あまり反撃向きの機体ではないのが難点。カウンターを活かす方法としては、まず気力を上げてカロリックスマッシュを撃てる状態にした上で、同じく長射程ALLを持つ機体と組む。その後「加速」で敵の雑魚がヤンロンたちに移動後攻撃で集中してくる位置に陣取り、反撃カウンターでALL攻撃を連射して殲滅していくのがいいだろう。ペアの候補としては同じ魔装機神系ならばガッデス、他では長射程ALL持ちかつ気力制限が緩いギリアムのゲシュペンスト・タイプRVなどが向いているだろう。 |
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[ランシャオ]] | ;[[ランシャオ]] | ||
− | : | + | :彼のファミリアで、主人に似て説教好き。声といい姿といい、『バビルII世』のロデムそのもの。割と御節介焼きなところがある。風生獣という設定だが、どう見ても黒豹。あろうことか、ヤンロン本人もセニアに突っ込まれた際に「そんな事はどうでもいいでしょう」と認めている。 |
;[[マサキ・アンドー]] | ;[[マサキ・アンドー]] | ||
:彼の独断行動には手を焼いており、特に勝手に地上に出た彼を追いかけて行った際には必殺の「説教」を炸裂させる。しかし魔装機神第二章では彼の成長を認め、部隊の指揮権を預け彼の判断の下で戦う。第4次で見られるようにヤンロンは細かいことに拘ってしまい、為すべきことを見過ごしてしまうことがあるので、感情を優先させながらも己の為すべきことを為すマサキを羨ましく思っているようである。 | :彼の独断行動には手を焼いており、特に勝手に地上に出た彼を追いかけて行った際には必殺の「説教」を炸裂させる。しかし魔装機神第二章では彼の成長を認め、部隊の指揮権を預け彼の判断の下で戦う。第4次で見られるようにヤンロンは細かいことに拘ってしまい、為すべきことを見過ごしてしまうことがあるので、感情を優先させながらも己の為すべきことを為すマサキを羨ましく思っているようである。 | ||
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;[[リカルド・シルベイラ]] | ;[[リカルド・シルベイラ]] | ||
:かつての魔装機神操者の一人。第一章では彼がメンバーの中心であり、性格は正反対であるヤンロンも基本的に彼を信頼していたと思われる。リカルドの死を知った際には、ヤンロンもその死に涙した。 | :かつての魔装機神操者の一人。第一章では彼がメンバーの中心であり、性格は正反対であるヤンロンも基本的に彼を信頼していたと思われる。リカルドの死を知った際には、ヤンロンもその死に涙した。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[カークス・ザン・ヴァルハレビア]] |
:彼とはラングラン国土を解放するべく協力関係にあったが、野心に目覚めた彼を見限る。その後リューネと共に彼の下を去り、世界を乱す存在として彼を討つこととなる。一方でラングランの未来を案じていたことも理解しており、第2次OGでは後述の台詞と共に涙を流すこととなった。 | :彼とはラングラン国土を解放するべく協力関係にあったが、野心に目覚めた彼を見限る。その後リューネと共に彼の下を去り、世界を乱す存在として彼を討つこととなる。一方でラングランの未来を案じていたことも理解しており、第2次OGでは後述の台詞と共に涙を流すこととなった。 | ||
;[[テイニクェット・ゼゼーナン]] | ;[[テイニクェット・ゼゼーナン]] | ||
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:[[春秋戦争]]にて共に戦った地上世界の姫君で彼女に対しても礼節をもって接している。 | :[[春秋戦争]]にて共に戦った地上世界の姫君で彼女に対しても礼節をもって接している。 | ||
;[[ジェン・デミン]] | ;[[ジェン・デミン]] | ||
− | : | + | :マフィア風の中国人傭兵。絡みが少ないが、戦闘台詞が用意されている。なお、マサキも彼をヤンロンと比較している。 |
;[[フォーラン・デイクゼン]] | ;[[フォーラン・デイクゼン]] | ||
− | : | + | :エルシーネの侍女で彼女の姿に扮してネストリアス教徒を扇動していた。エルシーネの名誉を汚す行為に怒りの炎を燃やしポゼッションに至るきっかけになった。 |
=== 女性関係 === | === 女性関係 === | ||
一見堅物に見える彼だが、女性とのロマンスも多い。意外に情熱的な一面も持ち合わせている(その辺りも「炎」の影響であろうか)。が、悉く振られたり、死別したりと女運は良くない。男と次々死別するテュッティ、次から次へとフラグを立てまくるマサキとの対比だろうか? | 一見堅物に見える彼だが、女性とのロマンスも多い。意外に情熱的な一面も持ち合わせている(その辺りも「炎」の影響であろうか)。が、悉く振られたり、死別したりと女運は良くない。男と次々死別するテュッティ、次から次へとフラグを立てまくるマサキとの対比だろうか? | ||
;[[モニカ・グラニア・ビルセイア]] | ;[[モニカ・グラニア・ビルセイア]] | ||
− | : | + | :神聖ラングラン王国の王女(第二王位継承権保持者)。ヤンロンは彼女に騎士道的な忠誠を誓っているが、モニカの前でしばしば見せるしおらしい態度や彼女を気遣うような発言から、主従関係以上の感情を抱いていると思われる(後述のシーラとの出会いの際にランシャオが配慮を見せるぐらいであるから、相当程度の想いを抱いていたのだろう。周りの人間の目にも彼の行動はそのように映っていたようである)。しかし、当の彼女自身はシュウに首ったけで、それを察知したヤンロンは自分から身を引いた。 |
;[[シモーヌ・キュリアン]] | ;[[シモーヌ・キュリアン]] | ||
− | : | + | :魔装機ザインの操者。描写はないがLOE第一章ではヤンロンを意識していたらしく、第二章でラセツ側に付いた際はヤンロンを避けるような言動を取っている。仲間に戻ってきてウェンディが死んでいない場合はEDでシモーヌに言い寄られており、結局根負けしてデートに出かけている。<br />……が、魔装機神IIではこの辺りのことに全く触れられないばかりか、エルシーネの登場により一気にシモーヌの立場がなくなってしまった。 |
;[[サフィーネ・グレイス]] | ;[[サフィーネ・グレイス]] | ||
:彼女とは敵対関係ながら、情報を求めて何度か接触してきた。[[ヴォルクルス]]消滅後もその関係が続いており、たまにサフィーネがヤンロンにちょっかいをかけることがある。 | :彼女とは敵対関係ながら、情報を求めて何度か接触してきた。[[ヴォルクルス]]消滅後もその関係が続いており、たまにサフィーネがヤンロンにちょっかいをかけることがある。 | ||
158行目: | 149行目: | ||
:魔装機神IIのヤンロンルートでは彼女の一言でマサキが道を踏み外しかけたことで彼女と論戦を繰り広げるが、その後も彼女と関わることが多くお互いに惹かれあうようになる。<br />彼女の正体を知り、魔装機神操者とヴォルクルス教団大司教として互いの信念をかけた戦いを繰り広げながらも互いに惹かれ続け、彼女の死の間際、互いに愛の言葉を交し合う。 | :魔装機神IIのヤンロンルートでは彼女の一言でマサキが道を踏み外しかけたことで彼女と論戦を繰り広げるが、その後も彼女と関わることが多くお互いに惹かれあうようになる。<br />彼女の正体を知り、魔装機神操者とヴォルクルス教団大司教として互いの信念をかけた戦いを繰り広げながらも互いに惹かれ続け、彼女の死の間際、互いに愛の言葉を交し合う。 | ||
;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]] | ;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]] | ||
− | : | + | :カークスの娘。当初は彼女が言いたいことが言えずにギクシャクした関係だった。しかし彼女が怒りで暴走した際にカークスの事を交えた説教をした結果、彼女も吹っ切れることができた。その後、ヤンロンがフォーランと対峙しピンチに陥った際には彼女に救われ、その時の彼女の姿からポゼッションを制御するに至った。 |
== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
172行目: | 163行目: | ||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
;「火、崑岡に炎ゆれば。玉石倶に焚かる……カロリックスマァァッシュ!!」 | ;「火、崑岡に炎ゆれば。玉石倶に焚かる……カロリックスマァァッシュ!!」 | ||
− | : | + | :カロリックスマッシュ使用時の前置き。書経の一文「火炎崑岡。玉石倶焚」からの引用。「崑岡(崑崙山)が燃え上がれば、玉(善きもの)も石(悪しきもの)も共に消滅を免れえない」という意から、転じて戦乱を嘆く言葉として古来より引用されてきた。また、「 山(金気)を溶か(克)す火気の炎」と五行思想の意味合いを含んでの詠唱とも思われる。 |
:そのシャウトっぷりと名前が若干似ているために[[声優ネタ]]ではないにも関わらずよく[[ロム・ストール|同じ声の人]]の[[バイカンフー|必殺技]]と比較される。ちなみに'''声が付かない作品ではテキスト上でもここまで叫ばない'''。 | :そのシャウトっぷりと名前が若干似ているために[[声優ネタ]]ではないにも関わらずよく[[ロム・ストール|同じ声の人]]の[[バイカンフー|必殺技]]と比較される。ちなみに'''声が付かない作品ではテキスト上でもここまで叫ばない'''。 | ||
− | ; | + | ;「火気、金に克ち、地を覆え!臨・兵・闘・者・皆・陣・列・前・行ぉぉっ!」 |
− | :必殺技「火風青雲剣」の使用台詞。<br /> | + | :必殺技「火風青雲剣」の使用台詞。<br />ちなみに、この「臨兵闘者~」で始まる「九字」だが、一般的に「臨兵闘者皆陣列在前(行)」という呪文の知名度の方が高いため、ヤンロンの場合「在」が無いことが突っ込まれるが、九字について記された四世紀の中国の書物『抱朴子』では「臨兵闘者皆陣列前行」となっているため、間違ってはいない。 |
− | ; | + | ;「螢惑火徳真君ご照覧あれ!必神火帝万魔共服……」 |
:IIで登場した新必殺技「宝具火風青雲剣」の使用台詞の1つ。螢惑火徳真君(けいわくかとくしんくん)は螢惑火徳星君(けいわくかとくせいくん)とも呼ばれる古代中国の神様の名前。天界においては火星の守護と火部の長を歴任し、剣(刀)を司る戦神の一柱。 | :IIで登場した新必殺技「宝具火風青雲剣」の使用台詞の1つ。螢惑火徳真君(けいわくかとくしんくん)は螢惑火徳星君(けいわくかとくせいくん)とも呼ばれる古代中国の神様の名前。天界においては火星の守護と火部の長を歴任し、剣(刀)を司る戦神の一柱。 | ||
;「……さらばだ」 | ;「……さらばだ」 | ||
:「宝具火風青雲剣」のトドメ演出での台詞の一つ。エルシーネ辺りにこの台詞で決めると雰囲気合い過ぎである。 | :「宝具火風青雲剣」のトドメ演出での台詞の一つ。エルシーネ辺りにこの台詞で決めると雰囲気合い過ぎである。 | ||
− | ; | + | ;「それ、火の徳は水を圧し、金を熔かす!木を燃やし、土を生ず!」<br />「今将に、火気が三界を蔽わん!」 |
:IIIにおけるポゼッション発動時の必殺技「正伝・火風青雲剣」の使用台詞の1つ。陰陽道五行思想における火の役割を示している。 | :IIIにおけるポゼッション発動時の必殺技「正伝・火風青雲剣」の使用台詞の1つ。陰陽道五行思想における火の役割を示している。 | ||
195行目: | 186行目: | ||
=== 魔装機神シリーズ === | === 魔装機神シリーズ === | ||
==== 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL ==== | ==== 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL ==== | ||
− | ; | + | ;「マサキ!? では、お前がサイバスターに選ばれたというのか!? なんと……」 |
− | :LOE第一章にてマサキがサイバスターに選ばれたことを知って。[[F完結編]] | + | :LOE第一章にてマサキがサイバスターに選ばれたことを知って。[[F完結編]]のキャラクター辞典の一言モードでも聞くことが可能。ちなみにすでに撃墜されていた場合、人選を誤ったなと続ける。 |
− | ;ヤンロン「残念だったな。お前にそういうものが効かない事は、とうに承知だ。お前にはしばらく、僕の説教に付き合ってもらう」<br />サフィーネ「? 説教?」<br />マサキ「げっ!? そ、そいつぁ…ひでえ… お、おいヤンロン、そこまでやらなくても…」<br /> | + | ;ヤンロン「残念だったな。お前にそういうものが効かない事は、とうに承知だ。お前にはしばらく、僕の説教に付き合ってもらう」<br />サフィーネ「? 説教?」<br />マサキ「げっ!? そ、そいつぁ…ひでえ… お、おいヤンロン、そこまでやらなくても…」<br />セニア「そ、そうよ!それじゃあまりにも酷すぎるわよ!」<br />サフィーネ「え?え!? ど、どういう意味よ!?」 |
:LOE第一章「ボーダーライン」シナリオエンドデモにて拷問を所望するサフィーネに対して。およそ荒っぽさとは無縁な手段に聞こえるが、実際に彼から「説教」を受けたマサキとその顛末を知るセニアのただならぬ反応に、さすがのサフィーネも狼狽の色を見せる。 | :LOE第一章「ボーダーライン」シナリオエンドデモにて拷問を所望するサフィーネに対して。およそ荒っぽさとは無縁な手段に聞こえるが、実際に彼から「説教」を受けたマサキとその顛末を知るセニアのただならぬ反応に、さすがのサフィーネも狼狽の色を見せる。 | ||
;マサキ「とにかく、あの体験だけは二度と御免だね」<br />セニア「マサキ、あの後しばらくノイローゼ気味だったものね」<br />マサキ「けど、俺なんかまだマシだぜ。噂じゃ、プッツンいっちまったヤツもいるとか…ナンマンダブ」<br />ヤンロン「……そこまで言うことはなかろう」<br />サフィーネ「……ごくっ……」 | ;マサキ「とにかく、あの体験だけは二度と御免だね」<br />セニア「マサキ、あの後しばらくノイローゼ気味だったものね」<br />マサキ「けど、俺なんかまだマシだぜ。噂じゃ、プッツンいっちまったヤツもいるとか…ナンマンダブ」<br />ヤンロン「……そこまで言うことはなかろう」<br />サフィーネ「……ごくっ……」 | ||
203行目: | 194行目: | ||
;「……とはいえ、このままお前を動けなくしていては、敵の狙い撃ちにあう可能性もある。それで死なれては、寝覚めが悪いからな、自由にしてやる」 | ;「……とはいえ、このままお前を動けなくしていては、敵の狙い撃ちにあう可能性もある。それで死なれては、寝覚めが悪いからな、自由にしてやる」 | ||
:ラングランとバゴニアとの国境付近での戦闘でバゴニアとの戦闘にサフィーネが巻き込まれないように解放して。EXでサフィーネとの接触時に言った貸しの正体。 | :ラングランとバゴニアとの国境付近での戦闘でバゴニアとの戦闘にサフィーネが巻き込まれないように解放して。EXでサフィーネとの接触時に言った貸しの正体。 | ||
− | ; | + | ;「行け、マサキ、地上へ!そして、シュウを……」 |
:LOE第一章ラストにて。 | :LOE第一章ラストにて。 | ||
;ランシャオ「……人の無意識から生まれた私めですが、やはり人の心というのはなかなか理解しがたいものでございますね」<br />ヤンロン「そうだな、特に感情は制御しがたい。だが、魔装機神操者として、軽視もできん」<br />「時々マサキがうらやましく思える事すらあるくらいだ。あのまっすぐで、純粋な感情にな」 | ;ランシャオ「……人の無意識から生まれた私めですが、やはり人の心というのはなかなか理解しがたいものでございますね」<br />ヤンロン「そうだな、特に感情は制御しがたい。だが、魔装機神操者として、軽視もできん」<br />「時々マサキがうらやましく思える事すらあるくらいだ。あのまっすぐで、純粋な感情にな」 | ||
213行目: | 204行目: | ||
==== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD ==== | ==== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD ==== | ||
− | ; | + | ;「理屈で考えるな!感じろ!」 |
:ラスフィトートの言葉に迷いを見せるマサキに対して。恐らく元ネタは燃えよドラゴンでのブルース・リーの名言。 | :ラスフィトートの言葉に迷いを見せるマサキに対して。恐らく元ネタは燃えよドラゴンでのブルース・リーの名言。 | ||
;「ああ、精霊の意志を垣間見る事ができたのは得難い経験だった。できる事なら、使いこなせる様になりたいものだが……」 | ;「ああ、精霊の意志を垣間見る事ができたのは得難い経験だった。できる事なら、使いこなせる様になりたいものだが……」 | ||
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;「料理中に指を切ってしまってな」 | ;「料理中に指を切ってしまってな」 | ||
:北部ルートで治療室にいるエルシーネに会うための口実。北部ルートでの彼女とのカラミはここだけだったりする。 | :北部ルートで治療室にいるエルシーネに会うための口実。北部ルートでの彼女とのカラミはここだけだったりする。 | ||
− | ; | + | ;「エルシーネ!直接僕の声を聞け!そして、触れてみろ!そうすれば、必ず思い出すはずだ!」 |
:操られたエルシーネをコクピットから出て説得して。それでも彼の言葉は届かずエルシーネは撤退した。 | :操られたエルシーネをコクピットから出て説得して。それでも彼の言葉は届かずエルシーネは撤退した。 | ||
;「頼む。教えてくれ」 | ;「頼む。教えてくれ」 | ||
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:エルシーネの告白に対して。彼女がヤンロンの手を取らないように二人の道は交わることはなかった。 | :エルシーネの告白に対して。彼女がヤンロンの手を取らないように二人の道は交わることはなかった。 | ||
;「それは……いや、よそう。花発けば風雨多く、人生別離足る。これをもって別れの言葉としよう」 | ;「それは……いや、よそう。花発けば風雨多く、人生別離足る。これをもって別れの言葉としよう」 | ||
− | :魔装機神II南部ルート(通称ヤンロンルート)最終話「終末の黙示」にて、エルシーネからの[[説得]] | + | :魔装機神II南部ルート(通称ヤンロンルート)最終話「終末の黙示」にて、エルシーネからの[[説得]]に対する答え。于武陵の絶句「勧酒」からの引用。 |
;ヤンロン「'''愛して而もその悪を知り、憎んで而もその善を知る'''……これがあなたに贈る、最後の言葉だ」<br />エルシーネ「愛して……初めて、口に出して頂けましたね……」<br />ヤンロン「ああ……こんな時に言う言葉ではないとわかっているが……僕は、あなたを愛している」 | ;ヤンロン「'''愛して而もその悪を知り、憎んで而もその善を知る'''……これがあなたに贈る、最後の言葉だ」<br />エルシーネ「愛して……初めて、口に出して頂けましたね……」<br />ヤンロン「ああ……こんな時に言う言葉ではないとわかっているが……僕は、あなたを愛している」 | ||
− | :同話にて、エルシーネの[[ボランゾルン]] | + | :同話にて、エルシーネの[[ボランゾルン]]をグランヴェールで撃墜した際の台詞。「愛して而も~」は「礼記」からの引用。 |
;「……今更かける言葉もないが……せめて悼む気持ちは受け取ってくれ、エルシーネ。これで、本当にさよならだ、エルシーネ。今でも……愛している」 | ;「……今更かける言葉もないが……せめて悼む気持ちは受け取ってくれ、エルシーネ。これで、本当にさよならだ、エルシーネ。今でも……愛している」 | ||
:魔装機神IIヤンロンルートエンディングにて、エルシーネの墓に花束を手向けて。 | :魔装機神IIヤンロンルートエンディングにて、エルシーネの墓に花束を手向けて。 | ||
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;「そんなはずは無い……君は……死んだはずだ……エルシーネ!!」 | ;「そんなはずは無い……君は……死んだはずだ……エルシーネ!!」 | ||
:復活したエルシーネを目撃して。冷静沈着な彼もこの時は動揺していた。 | :復活したエルシーネを目撃して。冷静沈着な彼もこの時は動揺していた。 | ||
− | ;「……お前のような痴れ者に、掛ける言葉などあるものか!」<br /> | + | ;「……お前のような痴れ者に、掛ける言葉などあるものか!」<br />「父を想ってだと……!?お前は、こんな事で命を落として、それで、お父上に顔向けができるのか!?」<br />「貴様ごときが、将軍を語るな!」<br />「あの時……僕もカークス将軍も、それぞれの正義を何としても貫くという、覚悟を持って戦いに臨んだのだ!それに対して貴様はどうだ!?あんな程度の低い言葉に乗せられ、何の考えもなく暴れ回り……そんな軽薄な戦いをする人間に、誇り高く散った将軍の事を、語る資格などあるはずがない!」<br />「本当にそう考えているのなら、それこそが将軍に対する侮辱だ!こんなところで死ぬことが……それがどう、カークス将軍の為になる!?レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア!!」 |
:[[ロヨラ・ブラックバーン|ロヨラ]]のカークスを馬鹿にした挑発に乗って一人突撃したレミアに対する説教。普段彼が行う説教とは異なり自分の思いと言葉だけだった。 | :[[ロヨラ・ブラックバーン|ロヨラ]]のカークスを馬鹿にした挑発に乗って一人突撃したレミアに対する説教。普段彼が行う説教とは異なり自分の思いと言葉だけだった。 | ||
;「構わん。プレシアが上手く話をしてくれたようだったからな。僕が出て行っては、話がこじれるだけだったろう。……しかし、まだ僕も至らないな。自身に言い聞かせねばならぬ事を、他人にぶつけてしまうようでは」<br />「あれは、僕が言われるべき言葉だったのだ。……レミアに何かあって、その時カークス将軍に顔向けできないのは僕の方だ」<br />「僕はかつて、死んだ者に縛られて、生きている自分を見失うな、などとカークス将軍に言ったが……僕もまた、死んだ者に縛られているのだな」<br />「分かっている、ランシャオ。あの頃の僕は随分と唯物的だった。だが、様々な経験が僕を変えた。無論、今でもカークス将軍の行動を肯定するつもりはないが、その気持ちの一端は理解できる。死者の想い、過去の人々の想いは尊重して然るべきものだと」 | ;「構わん。プレシアが上手く話をしてくれたようだったからな。僕が出て行っては、話がこじれるだけだったろう。……しかし、まだ僕も至らないな。自身に言い聞かせねばならぬ事を、他人にぶつけてしまうようでは」<br />「あれは、僕が言われるべき言葉だったのだ。……レミアに何かあって、その時カークス将軍に顔向けできないのは僕の方だ」<br />「僕はかつて、死んだ者に縛られて、生きている自分を見失うな、などとカークス将軍に言ったが……僕もまた、死んだ者に縛られているのだな」<br />「分かっている、ランシャオ。あの頃の僕は随分と唯物的だった。だが、様々な経験が僕を変えた。無論、今でもカークス将軍の行動を肯定するつもりはないが、その気持ちの一端は理解できる。死者の想い、過去の人々の想いは尊重して然るべきものだと」 | ||
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;「エルシーネ……これがあなたの……あなたの本心だというのか!?」 | ;「エルシーネ……これがあなたの……あなたの本心だというのか!?」 | ||
:ネストリアス教徒を靈装機に乗せ戦わせるエルシーネの姿を見て。ヤンロン同様サフィーネも彼女のやり方を信じられなかった。 | :ネストリアス教徒を靈装機に乗せ戦わせるエルシーネの姿を見て。ヤンロン同様サフィーネも彼女のやり方を信じられなかった。 | ||
− | ; | + | ;「!!僕達を欺いただけでなく、復讐の為に他人を犠牲にして恥じぬとは……あまつさえ、その悪行をエルシーネの姿で、声で……貴様はエルシーネをも愚弄した!もはや貴様には、煉獄すら生温いっ!!」 |
:[[フォーラン・デイクゼン|エルシーネの名を騙る何者か]]の悪行の数々を前にしてヤンロンは怒りの炎を燃やしポゼッションが発動しようとするがあまりの怒りの強さに出力が高まり過ぎてカロリック・リサイクラーに異常が発生してしまう。 | :[[フォーラン・デイクゼン|エルシーネの名を騙る何者か]]の悪行の数々を前にしてヤンロンは怒りの炎を燃やしポゼッションが発動しようとするがあまりの怒りの強さに出力が高まり過ぎてカロリック・リサイクラーに異常が発生してしまう。 | ||
− | ;(そうか……怒りに目がくらんでは、見えるものも見えん……頭ではなく、心に怒りを……)<br /> | + | ;(そうか……怒りに目がくらんでは、見えるものも見えん……頭ではなく、心に怒りを……)<br />「いかん、レミア!!今のお前では!! !?そうか!!こういう事だったか!!我、開眼したり!!」<br />「怒りは消えず……しかし、頭は冴え渡っている……この力……この感覚は……」 |
− | : | + | :自分を護る為、偽のエルシーネに立ち向かうレミアに頭に血が上っていると指摘するが言葉を返されてしまう。彼女の言葉と危機で炎の精霊の司る境地に至った彼はついにポゼッションを発動させる。 |
− | ; | + | ;「罪を償うのは貴様の方だ!エルシーネの偽者め!エルシーネの姿を偽り、エルシーネの名を騙り、エルシーネを慕う人々を陥れ、そしてエルシーネを貶めた、貴様の所業、その全てを、僕の怒りは、決して赦さない!!」 |
:ポゼッションを発動させたグランヴェールの姿を見て不快感を露にする偽者に対して様々な人の怒りを乗せた正伝・火風青雲剣を放つ。 | :ポゼッションを発動させたグランヴェールの姿を見て不快感を露にする偽者に対して様々な人の怒りを乗せた正伝・火風青雲剣を放つ。 | ||
;「怒りで目を眩ませてはいかん。怒りの感情は、その胸に秘めるのだ」 | ;「怒りで目を眩ませてはいかん。怒りの感情は、その胸に秘めるのだ」 | ||
273行目: | 264行目: | ||
:サフィーネとの密会を終えて。モニカとの約束を思い出したのだが、残念ながらOGではその約束を果たすことはできなかった。 | :サフィーネとの密会を終えて。モニカとの約束を思い出したのだが、残念ながらOGではその約束を果たすことはできなかった。 | ||
;「道は違えてしまったが……カークス将軍とて、ラングランやラ・ギアスの将来を案じていたのは事実だ……」<br />「兵は国の大事、死生の地、存亡の道、察せざるべからずなり……僕達は、今回の事件からそれを学び取ならければならない……」 | ;「道は違えてしまったが……カークス将軍とて、ラングランやラ・ギアスの将来を案じていたのは事実だ……」<br />「兵は国の大事、死生の地、存亡の道、察せざるべからずなり……僕達は、今回の事件からそれを学び取ならければならない……」 | ||
− | : | + | :OG2ndで追加された、カークスとの決戦後の台詞で、涙を流しながらこう発言した。「兵は~」は孫子兵法を由来とするもの。 |
;「白眼を以て迎えるべき客だな」 | ;「白眼を以て迎えるべき客だな」 | ||
:対[[ゲスト]]の特殊戦闘台詞。発言の由来である「白眼視」は三国時代の阮籍が気に入らない人物に対しては白眼で対応し、気に入った人物に対しては青眼で対応することができて、阮籍が喪に服していた時に阮籍は気に入らない客を白眼、気に入った客を青眼で迎えたエピソードが由来である。「客」と「ゲスト」をかけている。白い目で見る、という言葉の由来とも言われているのが白眼という言葉である。 | :対[[ゲスト]]の特殊戦闘台詞。発言の由来である「白眼視」は三国時代の阮籍が気に入らない人物に対しては白眼で対応し、気に入った人物に対しては青眼で対応することができて、阮籍が喪に服していた時に阮籍は気に入らない客を白眼、気に入った客を青眼で迎えたエピソードが由来である。「客」と「ゲスト」をかけている。白い目で見る、という言葉の由来とも言われているのが白眼という言葉である。 | ||
290行目: | 281行目: | ||
;[[ディンフォース]] | ;[[ディンフォース]] | ||
:電光(ムック本では雷)の魔装機。描写はされていないが機体の特性から得意の拳法を生かして戦っていたと思われる。 | :電光(ムック本では雷)の魔装機。描写はされていないが機体の特性から得意の拳法を生かして戦っていたと思われる。 | ||
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