「フレイ・アルスター」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Flay Allster]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}} | ||
| 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}} | ||
− | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}} |
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| 血液型 = [[血液型::A]]型 | | 血液型 = [[血液型::A]]型 | ||
| 所属 = {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}} → [[ドミニオン]] | | 所属 = {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}} → [[ドミニオン]] | ||
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| 軍階級 = 二等兵 → 曹長 | | 軍階級 = 二等兵 → 曹長 | ||
}} | }} | ||
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育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか、世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面が有り、尚且つ感情的に任せて発言する事も多い為、それが原因で人間関係でのトラブルを起こす事も少なくなかった。 | 育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか、世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面が有り、尚且つ感情的に任せて発言する事も多い為、それが原因で人間関係でのトラブルを起こす事も少なくなかった。 | ||
− | また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]] | + | また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]]の幹部格であり、その影響で[[コーディネイター]]に強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。[[カズイ・バスカーク]]に「フレイはブルーコスモスなのか?」と指摘された際には否定はしても、彼等のコーディネイター排斥の主張は「正しい」と思っている。 |
=== 経緯 === | === 経緯 === | ||
− | [[ヘリオポリス]]が[[ザフト]]の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗する[[ストライクガンダム|ストライク]]に回収された。以後、[[アークエンジェル]] | + | [[ヘリオポリス]]が[[ザフト]]の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗する[[ストライクガンダム|ストライク]]に回収された。以後、[[アークエンジェル]]と行動を共にするが、目の前で父親が乗った艦がザフトの攻撃を受けて撃沈。これがきっかけで元々のコーディネイターへの偏見が憎しみへと変貌し、[[地球連合軍]]に入隊を志願。さらに復讐の手段として自らの身体を使ってキラを誘惑し、戦うように仕向ける。当然、サイとの婚約も一方的に破棄してしまっている。 |
しかし、キラとの[[三角関係|関係]]は最終的に破局し、さらにキラのMIAにショックを受け、サイとよりを戻そうとするものの、キラへの想いを見透かされた上に、コーディネイターへの復讐のあまりサイを含めた周囲の人間への日頃の行いの悪さが仇となって信用を失い、あまりにも独り善がりである為に拒絶された。そのショックからか、[[ミリアリア・ハウ]]と揉め事を起こしていた[[ディアッカ・エルスマン]]を、怒りに任せて撃ち殺そうとしたが、ミリアリアによって阻止されている。 | しかし、キラとの[[三角関係|関係]]は最終的に破局し、さらにキラのMIAにショックを受け、サイとよりを戻そうとするものの、キラへの想いを見透かされた上に、コーディネイターへの復讐のあまりサイを含めた周囲の人間への日頃の行いの悪さが仇となって信用を失い、あまりにも独り善がりである為に拒絶された。そのショックからか、[[ミリアリア・ハウ]]と揉め事を起こしていた[[ディアッカ・エルスマン]]を、怒りに任せて撃ち殺そうとしたが、ミリアリアによって阻止されている。 | ||
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その後は、クルーゼの保護下であったが、[[コロニー]]・[[メンデル]]戦で[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータをクルーゼに持たされて解放されるが、フレイがその内容の危険性など知る由も無く、[[ドミニオン]]に回収された事でニュートロンジャマーキャンセラーのデータが[[ムルタ・アズラエル]]の手に渡ってしまい、戦争は泥沼化してしまった。 | その後は、クルーゼの保護下であったが、[[コロニー]]・[[メンデル]]戦で[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータをクルーゼに持たされて解放されるが、フレイがその内容の危険性など知る由も無く、[[ドミニオン]]に回収された事でニュートロンジャマーキャンセラーのデータが[[ムルタ・アズラエル]]の手に渡ってしまい、戦争は泥沼化してしまった。 | ||
− | 以後は本人の希望と艦長[[ナタル・バジルール]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される<ref>小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受けた模様で、'''「自らの死を覚悟の上で贖罪の為に、再びキラに会う為にドミニオンに残る決意をした」'''事が描写される。</ref> | + | 以後は本人の希望と艦長[[ナタル・バジルール]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される<ref>小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受けた模様で、'''「自らの死を覚悟の上で贖罪の為に、再びキラに会う為にドミニオンに残る決意をした」'''事が描写される。</ref>。最期はアズラエルが暴走した際にナタルから「アークエンジェルに行くよう」に言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗する[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]の攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡する。 |
− | 死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、[[ジェネシス]]の直撃を受けて[[フリーダムガンダム|フリーダム]] | + | 死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、[[ジェネシス]]の直撃を受けて[[フリーダムガンダム|フリーダム]]は大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰だったのかもしれない。 |
=== キャラクターの総評 === | === キャラクターの総評 === | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 『第3次α』と『J』では原作同様に悪女のような一面が描写され最後はクルーゼに命を奪われてしまうが、『W』では悪女の様な一面は一切描写されず無条件で生き残る。 | |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
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:レアリティSRのサポートユニット。 | :レアリティSRのサポートユニット。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
− | : | + | :序章ワールド3から登場。キラを利用することしか考えていないからか、会話シーンではキラの個室に登場することが多い。そして食堂に登場することが少ないので他作品の登場人物との会話が殆どない。 |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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;アルスター家のお嬢様 | ;アルスター家のお嬢様 | ||
:SR。攻撃力大アップ、装甲大ダウン。 | :SR。攻撃力大アップ、装甲大ダウン。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;ジョージ・アルスター | ;ジョージ・アルスター | ||
:SRW未登場。父親で[[大西洋連邦]]事務次官。世間知らずで自己中心的で、他人に依存しないと何も出来ないところは父娘そっくりである。娘の眼前で乗艦のモントゴメリを沈められ死亡した。 | :SRW未登場。父親で[[大西洋連邦]]事務次官。世間知らずで自己中心的で、他人に依存しないと何も出来ないところは父娘そっくりである。娘の眼前で乗艦のモントゴメリを沈められ死亡した。 | ||
− | : | + | :なお、フレイも最終話で[[キラ・ヤマト|自分を大事に思ってくれた人間]]の前で自分が乗っていた艦艇を、[[ザフト]]によって沈められるという父と同じ死に方をする事に。 |
=== [[ヘリオポリス]]時代 === | === [[ヘリオポリス]]時代 === | ||
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:同じサークルに所属している一期先輩で同性という事もあり、親しい仲だった。 | :同じサークルに所属している一期先輩で同性という事もあり、親しい仲だった。 | ||
;[[キラ・ヤマト]] | ;[[キラ・ヤマト]] | ||
− | : | + | :同じ工業カレッジに通う、一期先輩でミリアリアの友人。想いを寄せられていたが、父を助ける事が出来なかったキラを恨み、自身の肉体を使ってまでキラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった。 |
− | : | + | :だが、図らずもそれにより自分が最も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。そして彼が一時行方不明になった際に自覚することになったが、この後キラとフレイが直接対面することは二度と無かった。 |
− | : | + | :キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後だった。死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守った。 |
− | : | + | :一方、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では生き残り、キラと和解する。 |
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;[[サイ・アーガイル]] | ;[[サイ・アーガイル]] | ||
− | : | + | :親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。その後キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、結果的に破局する。 |
− | : | + | :一方、『W』では和解した。 |
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;[[トール・ケーニヒ]] | ;[[トール・ケーニヒ]] | ||
− | : | + | :ヘリオポリスのカレッジのメンバーの仲では一番しっかりしていたため、自分の我儘を彼に諌められる事も少なくなかった。最も劇中の様子から見ても、フレイはトールの忠告に聞き入れた様子はなかったが…。 |
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;[[カズイ・バスカーク]] | ;[[カズイ・バスカーク]] | ||
:キラやサイ程繋がりは無いが、フレイの反コーディネイター感情を見てブルーコスモスではないのかと指摘する。実際、フレイの父親がブルーコスモスの幹部であった為に、「疑われても仕方が無かった」とも言える。 | :キラやサイ程繋がりは無いが、フレイの反コーディネイター感情を見てブルーコスモスではないのかと指摘する。実際、フレイの父親がブルーコスモスの幹部であった為に、「疑われても仕方が無かった」とも言える。 | ||
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=== 地球連合軍 === | === 地球連合軍 === | ||
;[[ナタル・バジルール]] | ;[[ナタル・バジルール]] | ||
− | : | + | :声が似ている人...と言いたいが、実際は桑島女史の演じ分けもあってそこまで似てはいない。彼女が艦長を務める[[ドミニオン]]に回収される。その後、彼女に頼み込んでフレイはドミニオンのオペレーターに。 |
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;[[ムルタ・アズラエル]] | ;[[ムルタ・アズラエル]] | ||
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:ドミニオンに回収された後は、クルーゼから'''「戦争を終わらせるための鍵」'''として、中身を知らずに手渡された[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータを彼に渡してしまい、戦争を激化させてしまう。 | :ドミニオンに回収された後は、クルーゼから'''「戦争を終わらせるための鍵」'''として、中身を知らずに手渡された[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータを彼に渡してしまい、戦争を激化させてしまう。 | ||
:最後は狂気的な本性を現し暴走する彼に反旗を翻し、彼の怒りの矛先が自分に向いてしまい殺されかける。 | :最後は狂気的な本性を現し暴走する彼に反旗を翻し、彼の怒りの矛先が自分に向いてしまい殺されかける。 | ||
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:なお殺されずに拉致されたのは、出会い頭に彼の事を思わず「パパ」と呼んでしまった事で、彼から自分がクルーゼ自身のルーツに繋がる血縁の者の可能性を疑われたためであるが、結局はクルーゼの思い違いであり他人の空似であった。 | :なお殺されずに拉致されたのは、出会い頭に彼の事を思わず「パパ」と呼んでしまった事で、彼から自分がクルーゼ自身のルーツに繋がる血縁の者の可能性を疑われたためであるが、結局はクルーゼの思い違いであり他人の空似であった。 | ||
:実は父親が落命した時の戦場で、父の乗っていたモントゴメリを沈めた時にザフト側での作戦を指揮していたのは、他ならぬこのクルーゼであり、最後まで彼が父を殺した憎むべき本当の敵である事は知らなかった。 | :実は父親が落命した時の戦場で、父の乗っていたモントゴメリを沈めた時にザフト側での作戦を指揮していたのは、他ならぬこのクルーゼであり、最後まで彼が父を殺した憎むべき本当の敵である事は知らなかった。 | ||
− | : | + | :HDリマスター版では、彼に拉致されていた時期に生き残るべく、彼とも肉体関係を持っていた事を示唆する描写が有る。 |
;[[イザーク・ジュール]] | ;[[イザーク・ジュール]] | ||
:ザフトで捕虜となっていた間、行動を共にしていたクルーゼの部下。[[クルーゼ隊]]の同期達が離散し唯一クルーゼの下に残った彼からも、上官に囲われている女とはいえナチュラル故に快く思われておらず、フレイ自身も彼がコーディネイターという事で終始怯えていた。 | :ザフトで捕虜となっていた間、行動を共にしていたクルーゼの部下。[[クルーゼ隊]]の同期達が離散し唯一クルーゼの下に残った彼からも、上官に囲われている女とはいえナチュラル故に快く思われておらず、フレイ自身も彼がコーディネイターという事で終始怯えていた。 | ||
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=== [[プラント]] === | === [[プラント]] === | ||
;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
− | : | + | :原作では[[コーディネイター]]である彼女に対しても激しく嫌悪感を示していた。 |
− | : | + | :『W』では彼女によって命を救われることになる。その後、キラに彼女の救出を頼み込んでいることから、この事に関しては本気で恩を感じていたようである。 |
=== [[オーブ連合首長国]] === | === [[オーブ連合首長国]] === | ||
;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ||
− | :オーブに着くまでしばらくの間行動を共にしていたが、[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]] | + | :オーブに着くまでしばらくの間行動を共にしていたが、[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]との戦いを終え心に傷を負ったキラを彼女が元気付けるところを見て無意識のうちに嫉妬する等、お互いにあまり快く思っていなかった。 |
− | :なお、どちらも世間知らずなところがあるが、[[バナディーヤ]] | + | :なお、どちらも世間知らずなところがあるが、[[バナディーヤ]]の街に買い出しに行った際に、どう考えても砂漠で手に入るはずのない「エリザリオの乳液」や「化粧水」といった代物を注文したのを彼女から呆れ果てられた事から、世界のあちこちを渡り歩いてるカガリの方が若干マシなようである。 |
:余談であるが、[[ゲームボーイアドバンス]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では、女の勘から「フレイが自分自身と同類のどこかの令嬢である」事に勘づくイベントが有る。 | :余談であるが、[[ゲームボーイアドバンス]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では、女の勘から「フレイが自分自身と同類のどこかの令嬢である」事に勘づくイベントが有る。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ||
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』序盤で父親を守れなかったキラに対するフレイの怒りが、むしろ憎悪に近い感情である事を敏感に感じ取る。一方で原作において彼自身も親を亡くした際に<ref>αシリーズのカミーユは両親と死別していない。</ref>錯乱するあまり[[シャア・アズナブル|周]][[エマ・シーン|囲]][[レコア・ロンド|に]]当り散らしていたため、カミーユだけはフレイの行動に一定の理解を示していた。 |
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;[[フォウ・ムラサメ]] | ;[[フォウ・ムラサメ]] | ||
− | :『第3次α』ではサイに拒絶されショックを受け、足を運んだ医務室でミリアリアとディアッカがいざこざを起こしていた時に、原作通りにディアッカを拳銃で射殺しようとしたところを、[[ファ・ユイリィ|ファ]] | + | :『第3次α』ではサイに拒絶されショックを受け、足を運んだ医務室でミリアリアとディアッカがいざこざを起こしていた時に、原作通りにディアッカを拳銃で射殺しようとしたところを、[[ファ・ユイリィ|ファ]]やジュドーと共にその場に居合わせた彼女に辞めるように忠告されるも、耳を貸そうとしなかった。 |
;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]] | ;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]] | ||
− | : | + | :『第3次α』の序盤に身勝手且つ空気の読めていない発言を繰り返したが為に、彼らにも不快感を抱かれる。また、ジュドーもカミーユ同様にフレイが発する負の感情に気付いていた。 |
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;[[サウス・バニング]] | ;[[サウス・バニング]] | ||
:『第3次α』では、地球の砂漠に降下して間もなく、自分の謀略でキラとサイがもめ事を起こした際に、彼から自分を含めた3人を'''「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」'''と皮肉と哀れみを込めて評された。 | :『第3次α』では、地球の砂漠に降下して間もなく、自分の謀略でキラとサイがもめ事を起こした際に、彼から自分を含めた3人を'''「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」'''と皮肉と哀れみを込めて評された。 | ||
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
+ | ;[[ユウキ・コスモ]] | ||
+ | :『第3次α』にて危機感の無いフレイ達の態度を嘲笑した。 | ||
;[[テンカワ・アキト]] | ;[[テンカワ・アキト]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、上記の台詞でラクスを拒絶した態度や物言いを、彼から注意される。 | :『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、上記の台詞でラクスを拒絶した態度や物言いを、彼から注意される。 | ||
− | : | + | ;[[千鳥かなめ]] |
+ | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では世話焼きな性分の彼女からお節介を焼かれるものの、彼女の心遣いが分からず拒絶してしまう。この時フレイは最愛の父を喪い、[[コーディネイター]]を憎み、女である事を最大限に利用して[[キラ・ヤマト|キラ]]を篭絡し、自分の復讐に差し向けようとしていた真っ最中だったので、それどころではなかったのかもしれない……。 | ||
=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
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;[[三輪防人]] | ;[[三輪防人]] | ||
:『第3次α』では(スパロボに登場しない)原作のウィリアム・サザーランドに代わり、ザフトに父を殺されて連邦軍に在籍するフレイを連邦軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。 | :『第3次α』では(スパロボに登場しない)原作のウィリアム・サザーランドに代わり、ザフトに父を殺されて連邦軍に在籍するフレイを連邦軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。 | ||
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;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ||
:『第3次α』では思い上がった考えを彼女に看破され、激しく非難を受けて動揺する。 | :『第3次α』では思い上がった考えを彼女に看破され、激しく非難を受けて動揺する。 | ||
:アスカとのイベントに代表されるように、『第3次α』におけるフレイは途中離脱もあったとはいえ、他作品のキャラと良好な関係を築くことが出来ず、後述のNJCデータ受け渡しの際の台詞を彼女からは「助けて欲しいが故のハッタリ」だと思われてしまっている。 | :アスカとのイベントに代表されるように、『第3次α』におけるフレイは途中離脱もあったとはいえ、他作品のキャラと良好な関係を築くことが出来ず、後述のNJCデータ受け渡しの際の台詞を彼女からは「助けて欲しいが故のハッタリ」だと思われてしまっている。 | ||
;[[葛城ミサト]] | ;[[葛城ミサト]] | ||
− | : | + | :『第3次α』ではミサトにいち早く自身の悪女的な本質を見抜かれている。ミサトにも似た様な経験が有ったため、ある意味では「同類」とも言うべき存在。 |
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=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
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;[[カズマ・アーディガン]] | ;[[カズマ・アーディガン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では[[ヘリオポリス]]壊滅後に[[ヴァルストーク]]に回収されたことから彼と出会って親しくなる。 | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では[[ヘリオポリス]]壊滅後に[[ヴァルストーク]]に回収されたことから彼と出会って親しくなる。 | ||
:キラとサイを利用してしまった事の対する苦悩を彼に打ち明ける等、良き相談相手になり、同作のフレイの行動に大きく関わった。'''ある意味、カズマとの出会い無くしてフレイも[[スパロボ補正|救われる事]]は無かっただろう'''。 | :キラとサイを利用してしまった事の対する苦悩を彼に打ち明ける等、良き相談相手になり、同作のフレイの行動に大きく関わった。'''ある意味、カズマとの出会い無くしてフレイも[[スパロボ補正|救われる事]]は無かっただろう'''。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「コーディネイターの癖に、なれなれしくしないで!」 | ;「コーディネイターの癖に、なれなれしくしないで!」 | ||
:初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して、コーディネイターへの偏見を露わにする。 | :初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して、コーディネイターへの偏見を露わにする。 | ||
− | : | + | :小説版ではキラが場にいたことに思い当り、彼には慌ててフォローを入れている。 |
;「この子を殺すわ!」<br />「パパの艦を撃ったら、この子を殺すって、『あいつら』に言って!!」<br />「そう言ってぇぇぇっ!!!」 | ;「この子を殺すわ!」<br />「パパの艦を撃ったら、この子を殺すって、『あいつら』に言って!!」<br />「そう言ってぇぇぇっ!!!」 | ||
− | : | + | :第9話で、父の乗る地球軍のネルソン級宇宙戦艦「モントゴメリ」が危機に晒されている事に居ても立ってもいられずクルーに訴えた台詞。しかし、直後にヴェサリウスの主砲がモンドゴメリの胴体を貫通。目の前で爆散してしまった。 |
− | + | :なお、[[第3次α]]でもほぼ同じやり取りがあるが、違うところは最初にブリッジに入ってきた時に、この事を思いついたので現場にラクスはいない点。そのため、台詞も「あの子を殺すわ!」といった具合に変更されている。 | |
− | + | ;「''嘘つき!!''」<br />「''大丈夫って言ったじゃない! 僕達も行くから大丈夫だって!''」<br />「''何でパパの艦を守ってくれなかったの!?''」<br />「''何であいつらをやっつけてくれなかったのよ!?''<br />「''あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!''」<br />「''パパを…パパを返してよ…!''」 | |
− | :なお、[[第3次α]] | + | :第10話でキラに対して。目の前で父親を吹き飛ばされてしまった以上、感情的になってしまうのは仕方がないが、キラ自身も相手がアスランが搭乗していたイージスだった事もあり、「本気で戦ってないんでしょう!!」の言葉は何よりも突き刺さってしまっていた。 |
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:[[第3次α]]でも[[DVE]]で収録されているが、若干シチュエーションが異なっており、その場にいた[[αナンバーズ]]のメンバーである[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]らにも怒りをぶちまけている(後述)。 | :[[第3次α]]でも[[DVE]]で収録されているが、若干シチュエーションが異なっており、その場にいた[[αナンバーズ]]のメンバーである[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]らにも怒りをぶちまけている(後述)。 | ||
;「このままには、しないわ…!」 | ;「このままには、しないわ…!」 | ||
− | : | + | :第10話でベッドでぼそりとつぶやいた独白。以前からコーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わった決定的な瞬間である。 |
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;「なら…私の想いが…あなたを護るわ」 | ;「なら…私の想いが…あなたを護るわ」 | ||
− | : | + | :第13話にてキラがフレイの元に戻ってきた際の台詞。この時はキラを利用しようとしていたが…。 |
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;「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」 | ;「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」 | ||
− | : | + | :一方的に別れ話を持ち出され、問い詰めようとしたサイに対する爆弾発言。ある意味『ガンダムSEED』を代表するシーン。 |
− | |||
;(馬鹿…!)<br />「サイ…馬鹿よね…あなたに敵うはず無いのに…」 | ;(馬鹿…!)<br />「サイ…馬鹿よね…あなたに敵うはず無いのに…」 | ||
− | : | + | :前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。サイに対しての思いが垣間見える。 |
− | |||
− | |||
;「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」<br />「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」<br />「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」<br />「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」<br />「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」 | ;「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」<br />「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」<br />「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」<br />「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」<br />「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」 | ||
− | : | + | :第28話。同級生たちが両親と再会する中、キラだけが親に会わずにM1アストレイの技術協力を行っていた。その姿を見たフレイは同情されたのだと思い癇癪を起こし、結果的に二人は破局を迎えた。さりげなくキラに対する理解が表れているのもポイント。 |
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;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」 | ;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」 | ||
− | : | + | :キラのMIA報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。 |
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;「コーディネイターなんて…みんな、死んじゃえばいいのよ!」 | ;「コーディネイターなんて…みんな、死んじゃえばいいのよ!」 | ||
− | :[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を殺そうとした[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]] | + | :[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を殺そうとした[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に同調する形で彼を殺そうとする。しかし、直後にミリアリアに止められた。 |
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;「あんただって憎いんでしょ、こいつが! トールを殺したコーディネイターが!」<br />「何よ…あんただって、同じじゃない! あんただって、私と同じなんじゃない!」 | ;「あんただって憎いんでしょ、こいつが! トールを殺したコーディネイターが!」<br />「何よ…あんただって、同じじゃない! あんただって、私と同じなんじゃない!」 | ||
− | : | + | :ディアッカを銃撃しようとしたのをミリアリアに止められて。確かに怒りに任せて殺そうとしたという共通点はあるものの、ミリアリアの怒りはあくまでもディアッカ個人に対してのものであり、コーディネイター全体に対しての怒りではない。 |
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:一連の台詞は『第3次α』において[[DVE]]となった。 | :一連の台詞は『第3次α』において[[DVE]]となった。 | ||
;「嫌よ! 嫌です私! ぇ…離して! うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」 | ;「嫌よ! 嫌です私! ぇ…離して! うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」 | ||
− | : | + | :転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。直後、ナタルに咎められる。自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。 |
− | : | + | :ちなみにアラスカ基地が戦闘状態に突入した際も脱出の潜水艦の列から離れてアークエンジェルに戻ろうとしたが、小説版では誰かに泣き付けば押し通せる程度にしか考えておらず、命令違反をしているとの意識は全くないとの事。 |
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:余談だが、フレイとナタルを演じた桑島氏は'''「(声優が同じ両者の)共演シーンは別録ではなく同時収録」'''とラジオで語っていた。 | :余談だが、フレイとナタルを演じた桑島氏は'''「(声優が同じ両者の)共演シーンは別録ではなく同時収録」'''とラジオで語っていた。 | ||
;「パパ?」 | ;「パパ?」 | ||
:[[アラスカ基地]]内部で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されて[[ザフト]]の捕虜となってしまう。 | :[[アラスカ基地]]内部で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されて[[ザフト]]の捕虜となってしまう。 | ||
− | :余談だが、この台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため''' | + | :余談だが、この台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため'''「そこまで歳は取っていない」'''事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。 |
;「私、持ってるわ! この戦争を終わらせる『鍵』を!」 | ;「私、持ってるわ! この戦争を終わらせる『鍵』を!」 | ||
− | :第46話より。『鍵』とはクルーゼに持たされた[[ニュートロンジャマーキャンセラー]] | + | :第46話より。『鍵』とはクルーゼに持たされた[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータのこと。クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。この時、フレイは皮肉にもキラが戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。 |
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;「でも、私…どうしても会いたいんです。」<br/>「キラ、生きてた……!だから、あって今度こそちゃんと話っ、私…みんなとも。」<br/>「怖いけど!私、何も分かってなかった!…ずっと!」 | ;「でも、私…どうしても会いたいんです。」<br/>「キラ、生きてた……!だから、あって今度こそちゃんと話っ、私…みんなとも。」<br/>「怖いけど!私、何も分かってなかった!…ずっと!」 | ||
− | : | + | :第47話より。ナタルに頼み込んで前線へ出るドミニオンのクルーになることを望んだのは敵同士でも最もアークエンジェルに会える可能性が高いから。ブリッジを選んだのも戦闘中、ただ部屋で震えているだけのアークエンジェル時代の自分を恥じたから。父を失った時もキラだけでなくサイやミリアリアも本当は怖かったはずだと実感した。 |
− | : | + | :みんなが心の何処かで抱いた戦場の怖さを自分も味わわなければという、自分自身の罪への戒め。同じお嬢様でもラクスやカガリと違い、ただの我が儘なお嬢様から大きく成長したことをうかがわせる。 |
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;「駄目! もうやめて! アークエンジェル、逃げて!!」 | ;「駄目! もうやめて! アークエンジェル、逃げて!!」 | ||
− | :第49話の[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦において、[[ムルタ・アズラエル]] | + | :第49話の[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦において、[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]が「(一時的に無防備状態になっていた)アークエンジェルをローエングリンで沈めろ!」と命じる光景を見かね、アークエンジェルの仲間たちに通信を送った台詞。 |
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;キラ「''うっ…うっ…うぅ…''」<br />「''キラ…''」<br />キラ「''そんな…フレイ…そんな…!''」<br />「''ありがとう…ごめんね…''」<br />キラ「''…どうして……''」<br />「''…ずっと…あやまりたかった…''」<br />キラ「''くっ…どうして…君が…フレイ!''」<br />「''苦しかった…怖くて、ずっと…。知らなかったから…私…何もわかってなかったから…''」<br />キラ「''フレイ!''」<br />「''でも、今…やっと自由だわ。とても素直に…あなたが見える''」<br />キラ「''僕は…くっ…!''」<br />「''だから、泣かないで…''」<br />キラ「''ちくしょお…僕は…!''」<br />「''あなたはもう泣かないで…''」<br />キラ「''君に何も…!''」<br />「''…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…''」<br />キラ「''…!''」 | ;キラ「''うっ…うっ…うぅ…''」<br />「''キラ…''」<br />キラ「''そんな…フレイ…そんな…!''」<br />「''ありがとう…ごめんね…''」<br />キラ「''…どうして……''」<br />「''…ずっと…あやまりたかった…''」<br />キラ「''くっ…どうして…君が…フレイ!''」<br />「''苦しかった…怖くて、ずっと…。知らなかったから…私…何もわかってなかったから…''」<br />キラ「''フレイ!''」<br />「''でも、今…やっと自由だわ。とても素直に…あなたが見える''」<br />キラ「''僕は…くっ…!''」<br />「''だから、泣かないで…''」<br />キラ「''ちくしょお…僕は…!''」<br />「''あなたはもう泣かないで…''」<br />キラ「''君に何も…!''」<br />「''…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…''」<br />キラ「''…!''」 | ||
− | : | + | :死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。第13話での台詞の対比となっている。 |
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:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも、桑島氏と保志氏の[[DVE]]で収録されている。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも、桑島氏と保志氏の[[DVE]]で収録されている。 | ||
− | :[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ララァ・スン|ララァ]] | + | :[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]を彷彿とさせるシーンだが、'''キラは[[ニュータイプ]]でも霊能者でもないので、実際にはこの時のフレイとは会話していない'''。微妙に通じていない会話の内容が、それを物語っている。 |
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:なお、監督の福田己津央氏は'''「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、[[カイ・シデン|カイ]]に語り掛ける[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]がモデル」'''だと語っている。 | :なお、監督の福田己津央氏は'''「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、[[カイ・シデン|カイ]]に語り掛ける[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]がモデル」'''だと語っている。 | ||
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== スパロボシリーズでの名台詞 == | == スパロボシリーズでの名台詞 == | ||
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;「…キラ…ごめんなさい…。私…あなたにひどい事をした…」<br />「こんな事…私が言うのもおかしいし…本当なら、あの子にも謝らなくちゃいけないけど…」<br />「ラクスって子…助けてあげて…。あの子…私を守ってくれた…。だから…」<br />「ごめんなさい…。それだけ…言いたかったの…」<br />「食事…持ってきたから…。よかったら、食べてね…」 | ;「…キラ…ごめんなさい…。私…あなたにひどい事をした…」<br />「こんな事…私が言うのもおかしいし…本当なら、あの子にも謝らなくちゃいけないけど…」<br />「ラクスって子…助けてあげて…。あの子…私を守ってくれた…。だから…」<br />「ごめんなさい…。それだけ…言いたかったの…」<br />「食事…持ってきたから…。よかったら、食べてね…」 | ||
:キラへの謝罪。フレイの謝罪と献身によりキラは立ち直ることが出来たため、そういう点でも今作のフレイは本当に綺麗な存在になっている。 | :キラへの謝罪。フレイの謝罪と献身によりキラは立ち直ることが出来たため、そういう点でも今作のフレイは本当に綺麗な存在になっている。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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*対戦アーケードゲーム『ガンダムエクストリームバーサス』の家庭移植版にて「[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に搭乗する[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[カットイン]]には、霊体となったフレイが登場する」というサプライズが有る。フレイのファンならば、感涙ものである。 | *対戦アーケードゲーム『ガンダムエクストリームバーサス』の家庭移植版にて「[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に搭乗する[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[カットイン]]には、霊体となったフレイが登場する」というサプライズが有る。フレイのファンならば、感涙ものである。 | ||
*アニメ製作の初期段階では、当初フレイが[[MS]]パイロットになる予定であり、その際の搭乗機が[[ストライクルージュ]]であった。あの赤色はフレイが乗る事を想定して塗られた色である。なお、現在のところフレイがMSに乗って戦う作品は、スパロボには無い(Gジェネシリーズでは何度か有るが)。 | *アニメ製作の初期段階では、当初フレイが[[MS]]パイロットになる予定であり、その際の搭乗機が[[ストライクルージュ]]であった。あの赤色はフレイが乗る事を想定して塗られた色である。なお、現在のところフレイがMSに乗って戦う作品は、スパロボには無い(Gジェネシリーズでは何度か有るが)。 | ||
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*サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、'''「フレイの死」'''というタイトルの曲が収録されている。 | *サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、'''「フレイの死」'''というタイトルの曲が収録されている。 | ||
**なお、上記のサントラの発売日の前日に放送された第49話の[[次回予告]]では、次話(最終話。2003年9月27日放送)においてフレイが[[死亡フラグ|戦死する]]事が一切触れられていなかった為、結果的にネタバレになってしまった。 | **なお、上記のサントラの発売日の前日に放送された第49話の[[次回予告]]では、次話(最終話。2003年9月27日放送)においてフレイが[[死亡フラグ|戦死する]]事が一切触れられていなかった為、結果的にネタバレになってしまった。 |