「ナナリー・ランペルージ」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Nunnally]] <ref>[https://geass.jp/first/world_03_ex.html?pid=chara_05.html キャラクター]、コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト、2022年2月17日閲覧。</ref><br />[[外国語表記::Nunnally Lamperouge]] <ref>ゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』より。</ref>
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Nunnally Lamperouge]]
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版}}
+
| 声優 = {{声優|名塚佳織|SRW=Y}}
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 復活のルルーシュ}}
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|名塚佳織|コードギアスシリーズ|SRW=Y}}
 
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|CLAMP|コードギアスシリーズ}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|木村貴宏|コードギアスシリーズ}}(アニメ版)
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|CLAMP|コードギアスシリーズ}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|木村貴宏|コードギアスシリーズ}}(アニメ版)
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
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| 血液型 = [[血液型::AB]]型
 
| 血液型 = [[血液型::AB]]型
 
| 所属 = [[アッシュフォード学園]]中等部(第一期)<br />[[神聖ブリタニア帝国]](R2)
 
| 所属 = [[アッシュフォード学園]]中等部(第一期)<br />[[神聖ブリタニア帝国]](R2)
| 称号 = [[称号::皇女]]→エリア11総督→ブリタニア皇帝→ブリタニア代表・世界人道支援機関名誉顧問
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| 称号 = [[称号::皇女]]→エリア11総督→ブリタニア皇帝(自称)→ブリタニア代表
 
}}
 
}}
 
'''ナナリー・ランペルージ'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。
 
'''ナナリー・ランペルージ'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。
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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
==== 原作アニメ版 ====
+
幼少期、ブリタニアの皇女だった頃は、ルルーシュですら手を焼くほどのやんちゃな子供だった(ノベライズ版では母親譲りの苛烈な[[性格]]とも言われていた)が、様々な出来事が原因で、歩行能力と視力を失っており、現在では大人しく物静かな性格となっている。しかし、自身に対して高圧的に接してくる人物に対しても臆しない気丈な一面もあり、[[漫画]]『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』ではこの一面がやや強調されている。また、日本人への差別意識も無く、彼らの事を「[[イレヴン]]」ではなく、ちゃんと「日本人」と呼んでいる心優しい人物でもある。こういった面からか、アッシュフォード学園内でも、ブリタニア人、日本人(漫画版のみ)を問わず皆から好かれ、アイドル的存在として人気があった。
幼少期、ブリタニアの皇女だった頃は、ルルーシュですら手を焼くほどのやんちゃな子供だったが、様々な出来事が原因で、歩行能力と視力を失っており、現在では大人しく物静かな性格となっている。しかし、自身に対して高圧的に接してくる人物に対しても臆しない気丈な一面もあり、[[漫画]]『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』ではこの一面がやや強調されている。また、日本人への差別意識も無く、彼らの事を「[[イレヴン]]」ではなく、ちゃんと「日本人」と呼んでいる心優しい人物でもある。こういった面からか、アッシュフォード学園内でも、ブリタニア人、日本人(漫画版のみ)を問わず皆から好かれ、アイドル的存在として人気があった。
 
  
 
手を触れただけで相手の様子の判別が出来る。また感受性も強く、手を触れた人物の心の中を見抜く特技もある。猫のアーサーの足音を聞いただけで、足を負傷している事にも気付いている。
 
手を触れただけで相手の様子の判別が出来る。また感受性も強く、手を触れた人物の心の中を見抜く特技もある。猫のアーサーの足音を聞いただけで、足を負傷している事にも気付いている。
  
==== ノベライズ版 ====
+
小説版によるとマリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、[[C.C.]]の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、また[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]の策略で[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の[[ギアス]]をかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、「この時」は諦めている。
本性は、母[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]譲りの苛烈な[[性格]]と設定されており、マリアンヌと同じく人格面について多くの設定を追加変更されている。
 
 
 
マリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、[[C.C.]]の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、また[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]の策略で[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の[[ギアス]]をかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、シャルルに対して己の本心を隠し「この時」は諦めている。
 
  
 
また、小説版ではナナリーの大人しい性格は幼少期に母を失い、彼女を護るために苦労していたルルーシュに配慮して我侭を自制した結果、形成されたものだが、本質は一切変わっていない。結果、ナナリーの本性は苛烈な人格の持ち主が多いとされる他のブリタニア皇族に劣るものではなく、彼女自身も非常に芯の強い部分を覗かせる。ある意味で彼女はルルーシュに負担を掛けまいと兄や周囲の人々に「'''大人しい少女という仮面を掛けて生きてきた'''」ともいえ、そうした本質に気付いた者は殆どいなかった。ただし、シュナイゼルの副官である[[カノン・マルディーニ]]のみはナナリーの事を「'''怖い'''」と称しており、マリアンヌに通じる苛烈さに感づいていた節がある。
 
また、小説版ではナナリーの大人しい性格は幼少期に母を失い、彼女を護るために苦労していたルルーシュに配慮して我侭を自制した結果、形成されたものだが、本質は一切変わっていない。結果、ナナリーの本性は苛烈な人格の持ち主が多いとされる他のブリタニア皇族に劣るものではなく、彼女自身も非常に芯の強い部分を覗かせる。ある意味で彼女はルルーシュに負担を掛けまいと兄や周囲の人々に「'''大人しい少女という仮面を掛けて生きてきた'''」ともいえ、そうした本質に気付いた者は殆どいなかった。ただし、シュナイゼルの副官である[[カノン・マルディーニ]]のみはナナリーの事を「'''怖い'''」と称しており、マリアンヌに通じる苛烈さに感づいていた節がある。
  
黒の騎士団や多くの日本人達が中華連邦に亡命した後の日本での動向が詳しく描かれている。'''「自らの理想を実現させる為には、過去の事から逃げようとはせず、きれいな事だけでなく汚い事もやらねばならない」という覚悟を決めている'''(これは奇しくも、ルルーシュと同じである)。また、行政特区日本の再建に失敗してしまった事には落胆するものの、日本人に不利益にならない政策を推し進めようとしたり、作中で起きた事件の首謀者のいる敵地に残って、一人で[[説得]]を行おうとする大胆さも見せている。これらの活躍が功を成したのか、エリア11を「矯正エリア」から「途上エリア」にまで昇格させるという実績も残している。これまでエリア11に派遣されてきた総督達が日本人に対して弾圧を行ったことが原因で反乱を招いてきた事実を考えると、改めてナナリーの統治者としての有能さがうかがえるであろう。しかし、こうした経過は日本人をブリタニアに[[同化]]させ、独立の気概を失いかねなくさせるため、ルルーシュからはナナリーは問題のある存在になりつつあると危惧されていた。
+
ちなみに[[ドラマCD]]のいわゆるギャグ回では結構黒い。こんなところでも母親の血を色濃く受け継いでいるのだろうか……。
 
 
 
 
==== その他 ====
 
R2の[[ドラマCD]]ギャグ回では、「反逆 学園 ギアス 先生 !」「おでん屋 ナナちゃん」など登場するが、結構黒い。
 
  
 
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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物語の中盤で、C.C.を求めて来日した[[マオ]]に拉致されてしまうが、ナナリーは気丈な態度をもってマオに屈しようとはせず、ルルーシュとスザクの二人の活躍によって救出される事になった。後に異母姉である副総督[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]と再会し喜び、彼女の宣言した行政特区日本の設立にも賛同していたが、彼女が[[ギアス]]で暴走し、日本人の虐殺を行った上でゼロに殺されたという事実については、この当時は知らなかった。
 
物語の中盤で、C.C.を求めて来日した[[マオ]]に拉致されてしまうが、ナナリーは気丈な態度をもってマオに屈しようとはせず、ルルーシュとスザクの二人の活躍によって救出される事になった。後に異母姉である副総督[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]と再会し喜び、彼女の宣言した行政特区日本の設立にも賛同していたが、彼女が[[ギアス]]で暴走し、日本人の虐殺を行った上でゼロに殺されたという事実については、この当時は知らなかった。
  
ユーフェミアの死の直後に起こった[[ブラックリベリオン]]において、突如現れた[[V.V.]]により、ルルーシュをおびき寄せるべく拉致されてしまう。その後は神根島に連行されていたが、ルルーシュの救出は叶わず、[[V.V.]]の手引きによってブリタニア本国へ送還され、ブリタニア帝国第12皇女として、皇族に帰属する事になった。<ref>劇場版では本国送還の経緯が新規カットで描かれており、表向きはキョウトの人質にされていた事となっている。</ref>
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ユーフェミアの死の直後に起こった[[ブラックリベリオン]]において、突如現れた[[V.V.]]により、ルルーシュをおびき寄せるべく拉致されてしまう。その後は神根島に連行されていたが、ルルーシュの救出は叶わず、[[V.V.]]の手引きによってブリタニア本国へ送還され、ブリタニア帝国第12皇女として、皇族に帰属する事になった。
  
 
==== R2 ====
 
==== R2 ====
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以前とはルルーシュとスザクの関係が変化したことを察するが詳細なことは知らされなかった。ユーフェミアの遺志を継ぐつもりで[[行政特区日本]]の再建を宣言するが、1年前の虐殺とそこからブラックリベリオンに至ったという事実から日本人にもブリタニア人にも歓迎されておらず、ゼロと黒の騎士団および彼らの支持者たちの国外脱出に利用されるだけに終わった。ちなみに、シャルルからの命令で、アッシュフォード学園の生徒会メンバーに会ってはならない事になっている。これはメンバーたちがシャルルのギアスでナナリーの記憶を失っていることへの措置である。
 
以前とはルルーシュとスザクの関係が変化したことを察するが詳細なことは知らされなかった。ユーフェミアの遺志を継ぐつもりで[[行政特区日本]]の再建を宣言するが、1年前の虐殺とそこからブラックリベリオンに至ったという事実から日本人にもブリタニア人にも歓迎されておらず、ゼロと黒の騎士団および彼らの支持者たちの国外脱出に利用されるだけに終わった。ちなみに、シャルルからの命令で、アッシュフォード学園の生徒会メンバーに会ってはならない事になっている。これはメンバーたちがシャルルのギアスでナナリーの記憶を失っていることへの措置である。
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ノベライズ版では、黒の騎士団や多くの日本人達が中華連邦に亡命した後の日本での同行が詳しく描かれている。'''「自らの理想を実現させる為には、過去の事から逃げようとはせず、きれいな事だけでなく汚い事もやらねばならない」という覚悟を決めている'''(これは奇しくも、ルルーシュと同じである)。また、行政特区日本の再建に失敗してしまった事には落胆するものの、日本人に不利益にならない政策を推し進めようとしたり、作中で起きた事件の首謀者のいる敵地に残って、一人で[[説得]]を行おうとする大胆さも見せている。これらの活躍が功を成したのか、エリア11を「矯正エリア」から「途上エリア」にまで昇格させるという実績も残している。これまでエリア11に派遣されてきた総督達が日本人に対して弾圧を行ったことが原因で反乱を招いてきた事実を考えると、改めてナナリーの統治者としての有能さがうかがえるであろう。しかし、こうした経過は日本人をブリタニアに[[同化]]させ、独立の気概を失いかねなくさせるため、ルルーシュからはナナリーは問題のある存在になりつつあると危惧されていた。
  
 
後に黒の騎士団がエリア11に襲撃してきた「第二次トウキョウ決戦」の混戦の最中、[[枢木スザク]]の[[ランスロット・コンクエスター]]が放った[[フレイヤ]]の衝撃波で死亡したかに思われたが、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の策略によって救出されており、代わりに囮のシャトルに乗せられたローマイヤが、フレイヤの衝撃波で死亡する事になった。ルルーシュの皇帝即位後、シュナイゼルによって次期ブリタニアの皇帝に擁立され、同時にルルーシュがゼロである事実や[[ギアス]]の秘密についても聞かされる。ルルーシュが自分の為にゼロになってブリタニアに反逆し、兄弟にまで手にかけているのかと問いただすも、本心を偽ったルルーシュに、自身を「俺が否定した[[貴族]]そのもの」と痛烈に批判されてしまう。
 
後に黒の騎士団がエリア11に襲撃してきた「第二次トウキョウ決戦」の混戦の最中、[[枢木スザク]]の[[ランスロット・コンクエスター]]が放った[[フレイヤ]]の衝撃波で死亡したかに思われたが、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の策略によって救出されており、代わりに囮のシャトルに乗せられたローマイヤが、フレイヤの衝撃波で死亡する事になった。ルルーシュの皇帝即位後、シュナイゼルによって次期ブリタニアの皇帝に擁立され、同時にルルーシュがゼロである事実や[[ギアス]]の秘密についても聞かされる。ルルーシュが自分の為にゼロになってブリタニアに反逆し、兄弟にまで手にかけているのかと問いただすも、本心を偽ったルルーシュに、自身を「俺が否定した[[貴族]]そのもの」と痛烈に批判されてしまう。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:サポートユニット。シナリオには2017年12月の特別イベント「伝えたい 言葉」にて登場した。
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:サポートユニット。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド3から登場。
 
:序章ワールド3から登場。
;[[スーパーロボット大戦30]]
 
:『復活のルルーシュ』設定のためブリタニア代表として登場。原作同様、ジルクスタンに拉致されてしまう。
 
:『復活のルルーシュ』シナリオでしか登場せず、シナリオ終了後は戦線ミッション「北米戦線」でコーネリアから名前を出されるだけに留まっている。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
:最愛の兄。兄が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]としてブリタニアと戦っていることは知らない。そして[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|兄]][[ユーフェミア・リ・ブリタニア|妹]]たちを手にかけたことも…。結果としてナナリーの行動はゼロとしての兄の行動の足を引っ張ることもある。
 
:最愛の兄。兄が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]としてブリタニアと戦っていることは知らない。そして[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|兄]][[ユーフェミア・リ・ブリタニア|妹]]たちを手にかけたことも…。結果としてナナリーの行動はゼロとしての兄の行動の足を引っ張ることもある。
:『R2』終盤で事実を知り、独裁者の道を選んだルルーシュを軽蔑し兄と敵対する道を選ぶ。しかし、ルルーシュが自らの全てを犠牲にして世界を変えようとしていた真意に気づく事は出来ず、彼が命を落とす寸前に知ったナナリーは、事切れたルルーシュの遺体に泣きすがるしかなかった。
+
:『R2』終盤で事実を知り、独裁者の道を選んだルルーシュと敵対する道を選ぶ。しかし、ルルーシュが自らの全てを犠牲にして世界を変えようとしていた真意に気づく事は出来ず、彼が命を落とす寸前に知ったナナリーは、事切れ永遠に目を開ける事の無いルルーシュの遺体に泣きすがるしかなかった(ただし、ルルーシュ皇帝の最期の後の描写が少なく、また劇中で不死身の人物が存在するためルルーシュがそうなった可能性を示唆するような描写がある)。
 
;[[枢木スザク]]
 
;[[枢木スザク]]
:幼少期に仲良くしてもらっていた。今でも何かと気にかけてくれ、ナナリーはスザクに淡い想いを寄せていたようだが、彼がユーフェミアと惹かれ合ってる事に気付いた時には、複雑な物言いをしていたが、『R2』終盤では彼が裏でやっていたことを知るや軽蔑する。
+
:幼少期に仲良くしてもらっていた。今でも何かと気にかけてくれ、ナナリーはスザクに淡い想いを寄せていたようだが、彼がユーフェミアと惹かれ合ってる事に気付いた時には、複雑な物言いをしていた。
 
:小説版ではスザクが父親を殺したことに当初から気づいており、最終決戦ではスザクへの想いを断ち切る為、あえて彼がそのことへの罪悪感に囚われていることを貶す言葉を浴びせる。
 
:小説版ではスザクが父親を殺したことに当初から気づいており、最終決戦ではスザクへの想いを断ち切る為、あえて彼がそのことへの罪悪感に囚われていることを貶す言葉を浴びせる。
 
;枢木ゲンブ
 
;枢木ゲンブ
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;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
 
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
 
:母親。彼女の暗殺に巻き込まれ、視力と歩行能力を失ったということになっている。実際は目撃者に仕立てられてそういう役割を父のギアスによって押し付けられてしまった。
 
:母親。彼女の暗殺に巻き込まれ、視力と歩行能力を失ったということになっている。実際は目撃者に仕立てられてそういう役割を父のギアスによって押し付けられてしまった。
:事件の真相も最終的に兄のルルーシュが父だけでなく母にも引導を渡した事も最後まで知ることはなかった。もっとも真相を知ってしまったら一層ナナリーの心は絶望に支配されてしまうであろうからそのほうがいいと思うが……。
+
:事件の真相も最終的に兄のルルーシュが父だけでなく母にも引導を渡した事も最後まで知ることはなかった。もっとも真相を知ってしまったら一層ナナリーの心は絶望に支配されてしまうであろうからそのほうがいいと思うが……
:幼いながらも生前に母の本性を悟っていたらしく、兄とは対照的に亡くなった後母への言及はほとんど無い。
 
 
:小説版では「良くも悪くも母の血を継いでいる」と評されている。
 
:小説版では「良くも悪くも母の血を継いでいる」と評されている。
 
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
 
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
 
:異母姉であるが、皇女時代は彼女にも可愛がってもらっていた。小説版では「コゥお姉様」と呼んでいる。
 
:異母姉であるが、皇女時代は彼女にも可愛がってもらっていた。小説版では「コゥお姉様」と呼んでいる。
:再会したときにはルルーシュへの復讐として剣を向けられた(本気で斬るつもりはなかった)。コーネリアからルルーシュがゼロであった事やギアスの秘密を教えられる様子が描写されている。その後も彼女からはナナリーがユーフェミアの仇であるルルーシュにとっての宝であるため複雑な気持ちを抱かれている。TV版ではダモクレス要塞に共に移動した後も、コーネリアからは気を遣われる場面もあり、結局のところコーネリアがナナリーを憎むことは無かった。
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:再会したときにはルルーシュへの復讐として剣を向けられた(本気で斬るつもりはなかった)。コーネリアからルルーシュがゼロであった事やギアスの秘密を教えられる様子が描写されている。その後も彼女からはナナリーがユーフェミアの仇であるルルーシュにとっての宝であるため複雑な気持ちを抱かれている。
 
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
 
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
 
:異母兄。トウキョウからの脱出の手引きをしたり、ダモクレスの鍵を受け取っていた。小説ではシュナイゼルが嘘をついていると感づいていたらしい。そして、彼に対しても引導を渡そうとしていた。
 
:異母兄。トウキョウからの脱出の手引きをしたり、ダモクレスの鍵を受け取っていた。小説ではシュナイゼルが嘘をついていると感づいていたらしい。そして、彼に対しても引導を渡そうとしていた。
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:『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場。自身に力を与えた謎の人物。外見はC.C.に似ている。
 
:『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場。自身に力を与えた謎の人物。外見はC.C.に似ている。
 
;アリス
 
;アリス
:『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場する親友。終始戦うも、兄とスザクほどいがみ合うことはなく和解する。
+
:『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場する親友。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:[[アッシュフォード学園]]の学園祭で偶然[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]と再会し、二人でお茶をしながら[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]達に自分たちが生きていることを知らせないでほしいと懇願する。
 
:[[アッシュフォード学園]]の学園祭で偶然[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]と再会し、二人でお茶をしながら[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]達に自分たちが生きていることを知らせないでほしいと懇願する。
 
:後者の言葉で最愛の兄と暮らせていければいいと理由を語っているが、当の兄ルルーシュは妹がそんな境遇に甘んじ続けなければならない現実に納得せず幾度も死に掛けながらもブリタニアと戦っていたのである。
 
:後者の言葉で最愛の兄と暮らせていければいいと理由を語っているが、当の兄ルルーシュは妹がそんな境遇に甘んじ続けなければならない現実に納得せず幾度も死に掛けながらもブリタニアと戦っていたのである。
:R2でのダモクレス要塞内部でもルルーシュと相対した際にも同様の返答をしており、ナナリーにとってはこの境遇は満足に足るものであったことが窺える。
 
 
;「ええ、お兄様だって好きでしょう?」
 
;「ええ、お兄様だって好きでしょう?」
 
:ルルーシュに「ユフィのこと、好きかい?」と聞かれての返答。ルルーシュがゼロであることを知らず、ブリタニアに反逆していることを知らないナナリーはユフィの[[行政特区日本]]によって反逆手段である[[黒の騎士団]]を失いかねないことに彼が怒りを覚えていることも知らない。
 
:ルルーシュに「ユフィのこと、好きかい?」と聞かれての返答。ルルーシュがゼロであることを知らず、ブリタニアに反逆していることを知らないナナリーはユフィの[[行政特区日本]]によって反逆手段である[[黒の騎士団]]を失いかねないことに彼が怒りを覚えていることも知らない。
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:初めてゼロと一人で対峙したとき(それ以前にも一度アッシュフォード学園の生徒会メンバーと共にゼロと会ったことがある)の独白。
 
:初めてゼロと一人で対峙したとき(それ以前にも一度アッシュフォード学園の生徒会メンバーと共にゼロと会ったことがある)の独白。
 
:クロヴィス、ユーフェミアを殺した相手を目の前にして恐怖と向き合い、兄に願いを送っている。しかし、目の前のゼロがその兄であるとは夢にも思っていない。
 
:クロヴィス、ユーフェミアを殺した相手を目の前にして恐怖と向き合い、兄に願いを送っている。しかし、目の前のゼロがその兄であるとは夢にも思っていない。
;「目も見えず、歩くことも出来ない私ならみんなの同情を誘えるからでしょう?」
 
:ゼロから自分が皇帝に利用されていると告げられたナナリーの解答。一年もの間、スザク以外の生徒会メンバーやルルーシュから離れていたこともあってナナリーも成長していた。実際、小説版ではシュナイゼルがそれも利用するつもりで、ナナリー本人もある程度察していた。
 
:どちらかだけでも反対派からの害意を躊躇させるが、両方しかも年端のいかない子供が相手ならば尚のことで、総督就任の演説でナナリーは『お願いします』と頭まで下げるので、玉城達でさえ「調子が狂う」というのが第一印象であった。
 
;「もう一度この計画を見直してください。イレヴンの人達にも不利益がないように。」
 
;「ミス・ローマイヤ。そ…総督は…私です。」
 
:特区の再開で第二の虐殺皇女を疑われたが、それを回避してゼロがいなくなった後のエリア11でナナリーはゲットーの再開発を始め、イレヴンにも目に見える形で潤いのある政策を進める。眼と足が不自由な子供というのを良いことに傀儡政権を推し進めようとする専門家らを牽制し、総督としてエリア11全体を考えた政策をとる。結果論だが、ナナリーの第一印象に加えてゼロの追放と各ゲットーの環境改善などが功を奏して、短期間で衛星エリアへの昇格を認められた。尚、小説版では労働条件の改善政策はブリタニア企業の経営者から名誉ブリタニア人、一般のイレヴンどころかある意味反対派の代弁者であるゼロの意見まで伺うという大胆な方法を取っている。
 
 
;「お兄さま…スザクさん…。私は…お二人の敵です!」
 
;「お兄さま…スザクさん…。私は…お二人の敵です!」
 
:物語終盤、シュナイゼルにより通信モニターを通じてルルーシュとスザクの前に現れた際の台詞。全ての真相を知ったナナリーは二人に対する怒りに満ちていた。
 
:物語終盤、シュナイゼルにより通信モニターを通じてルルーシュとスザクの前に現れた際の台詞。全ての真相を知ったナナリーは二人に対する怒りに満ちていた。
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:だが、'''ナナリーの考えは奇しくもルルーシュの真意と同じものであった'''。そして、だからこそルルーシュは彼女の意思を否定する……
 
:だが、'''ナナリーの考えは奇しくもルルーシュの真意と同じものであった'''。そして、だからこそルルーシュは彼女の意思を否定する……
 
;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で! なんて…なんてひどい!」
 
;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で! なんて…なんてひどい!」
:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。しかし、あくまでナナリーの前では一瞬勝ち誇る様な笑みを浮かべ、倒れたナナリーを冷たい目線で見るのみだったため、ナナリーは兄の本心を察する事は出来なかった。
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:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。
 
:小説版ではモノローグで続きがあり、「'''なぜ、分かってくれない。私はただ貴方のそんな姿を見たくないだけなのに。お兄さまにこれ以上の罪を犯してほしくないだけなのに――'''」と嗚咽する。
 
:小説版ではモノローグで続きがあり、「'''なぜ、分かってくれない。私はただ貴方のそんな姿を見たくないだけなのに。お兄さまにこれ以上の罪を犯してほしくないだけなのに――'''」と嗚咽する。
 
;「そんな…お兄様は、今まで……お兄様、愛しています!」<br />「お兄様! いや! 目を開けてください! お兄様! お兄様―――!!」
 
;「そんな…お兄様は、今まで……お兄様、愛しています!」<br />「お兄様! いや! 目を開けてください! お兄様! お兄様―――!!」
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:最愛の兄を失い、ただ慟哭するしかなかったナナリーの周りでは、魔王ルルーシュを討ち取った英雄を讃える声――民衆によるゼロ・コールが響いていた……
 
:最愛の兄を失い、ただ慟哭するしかなかったナナリーの周りでは、魔王ルルーシュを討ち取った英雄を讃える声――民衆によるゼロ・コールが響いていた……
 
;「はい。[[ジェレミア・ゴットバルト|オレンジ卿]]に解除していただきました」
 
;「はい。[[ジェレミア・ゴットバルト|オレンジ卿]]に解除していただきました」
:エピローグに当たるピクチャードラマにて、アッシュフォードを来訪した際に、ミレイ達がナナリーを知っていることに驚く[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]達に対して。
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:エピローグに当たるピクチャードラマにて、アッシュフォードを来訪した際に、目が開いていることに驚く[[紅月カレン|カレン]]達に対して。
;「ロロ…。私達、きっと仲良しになれましたよね…。だって、2人ともルルーシュお兄様のことが、大好きだったんですもの!!」
 
:ピクチャードラマにて、ルルーシュの「弟」として共に行動していた[[ロロ・ランペルージ]]に思いを馳せる。血のつながりはなくともルルーシュを兄として慕っていた者どうし、分かり合えたことを喜んだ
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
; 「にゃ~」
 
: 第一期STAGE06「奪われた 仮面」より。ゼロの仮面を奪って逃走している[[アーサー]]の鳴き声を真似たのだが、この時、放送機器のスイッチが入ったままになっており、学園中に声が流れて全校生徒が萌え死んだ。なお、これを聞いたロイドとセシルは「能天気な学園」と呆れていた。
 
 
;「あ~あ、残念……美人のお兄様、私だけ見られなくて……」
 
;「あ~あ、残念……美人のお兄様、私だけ見られなくて……」
 
:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、異様に女装の似合う(と皆が言う)ルルーシュに対して。兄が兄なら妹も妹、ブラコン全開である。
 
:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、異様に女装の似合う(と皆が言う)ルルーシュに対して。兄が兄なら妹も妹、ブラコン全開である。
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:[[ドラマCD]]「反逆学園 ギアス先生」より、ルルーシュの記憶をいじって遊ぶ[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]に対しての一言。しかもナナリーはこの茶番に参加しているので余計に性質が悪い。いいのかそれで……
 
:[[ドラマCD]]「反逆学園 ギアス先生」より、ルルーシュの記憶をいじって遊ぶ[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]に対しての一言。しかもナナリーはこの茶番に参加しているので余計に性質が悪い。いいのかそれで……
  
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「私も同じです…」
 
;「私も同じです…」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、マリナがユーフェミアの虐殺命令を今でも信じられないと語った際の台詞。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、マリナがユーフェミアの虐殺命令を今でも信じられないと語った際の台詞。

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