「ドレイク・ルフト」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Drake Luft]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Drake Luft]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}} | ||
− | | 声優 = {{声優|大木正司|SRW=Y}}(TV版・SRW)<br />{{声優 | + | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|大木正司|聖戦士ダンバイン|SRW=Y}}(TV版・SRW)<br />{{声優|柴田秀勝}}(総集編) |
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}} | ||
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦EX}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦EX}} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アの国]] | + | [[アの国]]の地方領主。知略と決断力に富み、自身も高い[[オーラ力]]を持つ。その野望は娘・[[リムル・ルフト]]の必死の願いさえもはねのける強固な意志に支えられている。 |
− | + | 地上人[[ショット・ウェポン]]の開発した[[オーラマシン]]を使い、[[バイストン・ウェル]]の制覇を目論む。まず、[[オーラバトラー]]を量産し、地上人の召喚を行い戦力を増強した。[[資金]]繰りの為ゲドを他国に売り渡したりもしている。力を蓄えた後は、主君だったアの国王のフラオン・エルフを討ち、巨大戦艦の[[ウィル・ウィプス]]を完成させ、バイストン・ウェルの制覇に乗り出す。 | |
− | + | [[ジャコバ・アオン]]によって地上に追放された後もその野心は尽きず、今度は地上の征服を目指し、戦火を拡大した<ref>地上の征服を目指していたのは、地上界の英知を結集してバイストン・ウェルに凱旋する目的もあった他、地上征服をなすことが「'''ルーザを黙らせることにもなる'''」と考えていたためでもあった。だが、そのルーザも地上に出ており、自身はそれとも知らずに戦いを繰り広げていた。</ref>。その野望に見合った才能と器の持ち主であったものの、娘のリムルは敵の[[ニー・ギブン]]の元に走り、妻の[[ルーザ・ルフト]]は同盟相手の[[ビショット・ハッタ]]と密通する等、家庭的には不幸であった。 | |
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− | [[ジャコバ・アオン]] | ||
ビショットやショットの策謀および妻の不貞等の自軍内の不和の中で、[[シーラ・ラパーナ]]&[[エレ・ハンム]]の連合軍と戦うが、太平洋での最終決戦で戦場を離脱しようとした所をニーに討たれ、その野望は潰えた。 | ビショットやショットの策謀および妻の不貞等の自軍内の不和の中で、[[シーラ・ラパーナ]]&[[エレ・ハンム]]の連合軍と戦うが、太平洋での最終決戦で戦場を離脱しようとした所をニーに討たれ、その野望は潰えた。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 原作同様首領としての器や度量を持った人物として描かれる事が多く、劇中でも潔く敗北を受け入れたり、地球圏における己の立場を弁えた台詞を吐くことも多々ある。 | |
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
:初登場作品。[[ウィル・ウィプス]]に乗って登場。 | :初登場作品。[[ウィル・ウィプス]]に乗って登場。 | ||
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
:[[ティターンズ]]と同盟を結ぶ。複数のシナリオでウィル・ウィプスに乗って登場し、最後は「栄光の落日」で死亡するが、何気に当シナリオではプレイヤー側に『ダンバイン』系のキャラは一人もいない。 | :[[ティターンズ]]と同盟を結ぶ。複数のシナリオでウィル・ウィプスに乗って登場し、最後は「栄光の落日」で死亡するが、何気に当シナリオではプレイヤー側に『ダンバイン』系のキャラは一人もいない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
:声が入った。今回は顔見せ。[[技量]]が高く性格「強気」な為、[[クリティカル]]が狙い辛い・倒した雑魚の数に応じて[[気力]]上昇の二重苦により撃破は難しい。 | :声が入った。今回は顔見せ。[[技量]]が高く性格「強気」な為、[[クリティカル]]が狙い辛い・倒した雑魚の数に応じて[[気力]]上昇の二重苦により撃破は難しい。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | : | + | :『第4次』同様に[[ティターンズ]]と手を組むが、一定の距離を置き、ティターンズが崩壊したと同時に[[ロンド・ベル]]隊に総攻撃を仕掛ける。この辺りの会話は[[DVE]]が多く、必聴。最終決戦で、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]に[[暗殺]]されてしまうことがある。 |
− | :ウィル・ウィプスが更に硬くなった上、[[運動性]]が[[戦艦]]に有るまじき140もあるので、戦艦やスーパーロボットはおろか、リアル系でもヘタな[[オールドタイプ]] | + | :ウィル・ウィプスが更に硬くなった上、[[運動性]]が[[戦艦]]に有るまじき140もあるので、戦艦やスーパーロボットはおろか、リアル系でもヘタな[[オールドタイプ]]では攻撃が当てられない。これも彼の[[オーラ力]]の故か。 |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :バイストン・ウェルにやってきた[[アーガマ]] | + | :バイストン・ウェルにやってきた[[アーガマ]]隊を自軍に引き込もうとするがショウらの手によって失敗。地上に出てからはビショットと共に地上征服を企むが、最終的には[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[グランゾン]]によってバイストン・ウェルに強制送還させられる。耐久力の高い[[ウィル・ウィプス]]に乗って何度か登場するが、クリアするだけなら相手にする必要は一度もない。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
:シーン1から登場。今回はウィル・ウィプスの能力が火力以外は控えめな関係で相対しやすくなった。 | :シーン1から登場。今回はウィル・ウィプスの能力が火力以外は控えめな関係で相対しやすくなった。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]] |
:第1部と第3部に登場。第1部はルート次第では登場しない。ルーザとは別の[[アインスト|何者か]]に野心を駆り立てられた我が身の滑稽さを知りつつも「道化は道化らしく、夢を見ていたいものよ」とうそぶき、戦いを止めはしなかった。 | :第1部と第3部に登場。第1部はルート次第では登場しない。ルーザとは別の[[アインスト|何者か]]に野心を駆り立てられた我が身の滑稽さを知りつつも「道化は道化らしく、夢を見ていたいものよ」とうそぶき、戦いを止めはしなかった。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
:『C2』と同じく第1部ではルート選択次第では登場しない。 | :『C2』と同じく第1部ではルート選択次第では登場しない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] |
− | : | + | :原作1話から再現が始まるため「アの国の地方領主」として策謀を尽くすドレイクの姿も描かれる。原作どおり、最終決戦の後ウィル・ウィプスを捨て再起を図ったがニーによって倒された。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | + | :第10話で初登場。ライブラリ出演となっており、一般兵との掛け合いで戦闘台詞のバリエーションを補っている。待望の[[マーダル]]とのクロスオーバーがあり、彼に影響されていく。中盤からは原作通りに立ち回ったはずのルーザなど知ったことかと自らの野心に完全な火が点き、自らがどこまでいけるのか地上侵攻を行っていく。 | |
− | : | + | :ビショットの死後ショットの伝手で[[GAIL]]の客将となり[[オウストラル島]]で[[ブライティクス]]との最後の戦いに挑むも敗れ、潔く己の負けを認めて散っていった。……この時、ウィル・ウィプスを落とした際に手に入るスキルアイテムが1/1チャム人形なのはどういうことなのだろうか。 |
− | : | ||
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=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] |
: | : | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
;[[スーパーロボット大戦X]] | ;[[スーパーロボット大戦X]] | ||
− | : | + | :原作終了後の設定の為、既に死亡している。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | :序盤と中盤の間くらいに登場し、バイストン・ウェルに落ちてきた[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]を仲介として[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ帝国]]と共闘態勢を取りながら、独自の方針で動く。 | + | :序盤と中盤の間くらいに登場し、バイストン・ウェルに落ちてきた[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]を仲介として[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ帝国]]と共闘態勢を取りながら、独自の方針で動く。[[オペレーション・デイブレイク]]後は一時敗退する帝国軍と行動を共にするが、自軍が宇宙で上がる前に決戦となる。OZルートではシャピロに捨て石にされるが、どう考えてもシャピロ(およびムゲ幹部勢)よりドレイク勢の方が強い。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | |
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− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
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;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
:'''[[ド根性]]、[[威圧]]、[[必中]]、[[集中]]、[[加速]]、[[激怒]]''' | :'''[[ド根性]]、[[威圧]]、[[必中]]、[[集中]]、[[加速]]、[[激怒]]''' | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦F|F]] | + | ;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] |
:'''[[根性]]、[[加速]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[かく乱]]、[[鉄壁]]''' | :'''[[根性]]、[[加速]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[かく乱]]、[[鉄壁]]''' | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | + | ; [[スーパーロボット大戦α|α]] |
− | :'''[[根性]]、[[気合]]、[[努力]]、[[ド根性]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]''' | + | : '''[[根性]]、[[気合]]、[[努力]]、[[ド根性]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]''' |
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | + | ; [[スーパーロボット大戦α|α]] |
− | :'''[[底力]]''' | + | : '''[[底力]]''' |
− | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | + | ; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] |
− | :'''[[底力]]L9''' | + | : '''[[底力]]L9''' |
− | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | + | ; [[スーパーロボット大戦BX|BX]] |
− | :'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[プレッシャー]]L4、[[気力限界突破]]''' | + | : '''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[プレッシャー]]L4、[[気力限界突破]]''' |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;フラオン・エルフ | ;フラオン・エルフ | ||
:アの国の王にして、かつての主。バイストン・ウェル制覇の野望を抱くドレイクの下克上に遭って、討たれてしまう。 | :アの国の王にして、かつての主。バイストン・ウェル制覇の野望を抱くドレイクの下克上に遭って、討たれてしまう。 | ||
− | : | + | :絵に描いたような暗君で、最後はドレイク兵に追い詰められてわめき散らしていた所を城壁から転落し死亡した。SRW未登場。 |
;[[ビショット・ハッタ]] | ;[[ビショット・ハッタ]] | ||
− | : | + | :クの国の王で、ドレイクの同盟相手。そして、妻ルーザの不倫相手でもある。 |
:暗愚で臆病な彼を同盟相手としては全くを以て頼りにしておらず、せいぜい予備戦力か敵を引き付けるための囮程度にしか見ていない。徐々に地上人等の有力者を引き抜いた挙句、最終的には捨て駒にしてしまう。 | :暗愚で臆病な彼を同盟相手としては全くを以て頼りにしておらず、せいぜい予備戦力か敵を引き付けるための囮程度にしか見ていない。徐々に地上人等の有力者を引き抜いた挙句、最終的には捨て駒にしてしまう。 | ||
;[[バーン・バニングス]] | ;[[バーン・バニングス]] | ||
:配下の騎士。地上人以外の部下では一番の手練れにして、バイストン・ウェル人としては非常に高いオーラ力を持つ彼を信頼していたが、ショウ相手に失態を続けたため、罰として降格させ前線から遠ざける。 | :配下の騎士。地上人以外の部下では一番の手練れにして、バイストン・ウェル人としては非常に高いオーラ力を持つ彼を信頼していたが、ショウ相手に失態を続けたため、罰として降格させ前線から遠ざける。 | ||
;[[ショット・ウェポン]] | ;[[ショット・ウェポン]] | ||
− | : | + | :地上人。オーラマシンを作り、バイストン・ウェルの混乱の発端になった人物。ドレイクを陥れようとするも切り抜けた。ドレイク曰く「よくよく徳のない男」。 |
;[[ショウ・ザマ]] | ;[[ショウ・ザマ]] | ||
− | : | + | :地上から呼び寄せ、部下として働かせようとする。だが…。 |
;[[ミュージィ・ポー]] | ;[[ミュージィ・ポー]] | ||
− | : | + | :最終決戦の最中に暗殺されそうになるが、男一人への[[愛]]に生きる彼女に思うところでもあったのか、処断しなかった。 |
;[[ニー・ギブン]] | ;[[ニー・ギブン]] | ||
− | : | + | :ドレイク領の隣の地方領主[[ロムン・ギブン]]の息子。ドレイクとは敵対関係にあるが、彼の愛娘リムルはニーの元へと走ってしまう。 |
:最終決戦にてドレイクはニーによって引導を渡された。 | :最終決戦にてドレイクはニーによって引導を渡された。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ; | + | ;「善だよ。私は善きことをしている。ふっふっふっふ…信心だな…」 |
− | : | + | :第1話「聖戦士たち」より。ドレイクが掲げた軍を動かす大義名分について「偽善ですか」という妻[[ルーザ・ルフト|ルーザ]]の感想に対する返事。 |
:この状況ではギブン家の勢力がゲリラ的に先制攻撃を仕掛けてきたので名分は立つ。 | :この状況ではギブン家の勢力がゲリラ的に先制攻撃を仕掛けてきたので名分は立つ。 | ||
− | |||
− | |||
;「ふん! ルーザ、賢しいぞ。わしは血縁なぞ百害有って一利無しと考えておる。実力だ! 力だよ!!」 | ;「ふん! ルーザ、賢しいぞ。わしは血縁なぞ百害有って一利無しと考えておる。実力だ! 力だよ!!」 | ||
:娘[[リムル・ルフト|リムル]]を政略結婚に利用しようとする妻ルーザに対して放った台詞。 | :娘[[リムル・ルフト|リムル]]を政略結婚に利用しようとする妻ルーザに対して放った台詞。 | ||
:リムルについては「厳しさは要らない。誰からも好かれる娘であれば」とも考えていたが、その結果が[[ニー・ギブン|ニー]]との密通、そして反逆だとしたら報われない…。 | :リムルについては「厳しさは要らない。誰からも好かれる娘であれば」とも考えていたが、その結果が[[ニー・ギブン|ニー]]との密通、そして反逆だとしたら報われない…。 | ||
;「ロムン・ギブンの息子が!」 | ;「ロムン・ギブンの息子が!」 | ||
− | : | + | :第7話「開戦前夜」より。ニーと接触した時の台詞。この時は目障りな男の息子程度に思っていたようであるが、最終局面まで続く因縁になるとまでは考えていただろうか。 |
;「確かに、謀議の件は私の捏ち上げだ。しかし、捏ち上げではあっても私はアの国王から軍を動かす許可を貰った。」<br>「つまり私は正義だ。正義の前には賊軍は敗れる…」 | ;「確かに、謀議の件は私の捏ち上げだ。しかし、捏ち上げではあっても私はアの国王から軍を動かす許可を貰った。」<br>「つまり私は正義だ。正義の前には賊軍は敗れる…」 | ||
:第11話「キロン城攻防」より。ミの国のキロン城からの和平の使者との会談の席で。非を認めつつも自分を「[[正義]]」と評し、使者を[[バーン・バニングス|バーン]]に殺害させてしまう。自分の覇道の為に和平も許さない。 | :第11話「キロン城攻防」より。ミの国のキロン城からの和平の使者との会談の席で。非を認めつつも自分を「[[正義]]」と評し、使者を[[バーン・バニングス|バーン]]に殺害させてしまう。自分の覇道の為に和平も許さない。 | ||
;「勇敢なる兵達よ! 国を思う民たちよ! 働けど働けど豊かにならぬのは何故か。問うまでもない。フラオン・エルフのためである!!」<br/>「今こそアの国は、我々コモンそのものの手に取り戻されなければならない!!」 | ;「勇敢なる兵達よ! 国を思う民たちよ! 働けど働けど豊かにならぬのは何故か。問うまでもない。フラオン・エルフのためである!!」<br/>「今こそアの国は、我々コモンそのものの手に取り戻されなければならない!!」 | ||
− | : | + | :第14話「エルフ城攻略戦」より。アの国の暗君フラオン・エルフ(SRW未登場)を攻め滅ぼすべく、ぶち上げた演説。さりげなくフラオン王をコモン(人間)ですらないかのように切り捨てている。 |
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;「リムルという餌をちらつかせても、この体たらくか。バーンめ…」 | ;「リムルという餌をちらつかせても、この体たらくか。バーンめ…」 | ||
:同上話。城攻めに失敗したバーンについて一人毒づく。 | :同上話。城攻めに失敗したバーンについて一人毒づく。 | ||
:ルーザに比べれば親としての愛情は持っていたが、一方で娘をバーンへの褒美と見なす打算も同時に持っていた事がうかがえる。バーンへの失望もまた含む。 | :ルーザに比べれば親としての愛情は持っていたが、一方で娘をバーンへの褒美と見なす打算も同時に持っていた事がうかがえる。バーンへの失望もまた含む。 | ||
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;「ふん、分かる話だ…。前非は問わぬ。やってみせい」 | ;「ふん、分かる話だ…。前非は問わぬ。やってみせい」 | ||
:第31話「黒騎士の前兆」より。「顔は出せないがドレイクに忠誠を誓う者だ」と言って[[ズワァース]]に乗ったまま現れた[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]に対して。 | :第31話「黒騎士の前兆」より。「顔は出せないがドレイクに忠誠を誓う者だ」と言って[[ズワァース]]に乗ったまま現れた[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]に対して。 | ||
− | : | + | :「前非(過去)は聞かない」という辺り、初対面で既に[[バーン・バニングス|彼の正体]]がバレていたようである。 |
;「迂闊に手を出してはならんぞ。ショットの仲間なら、味方にもなろう。」 | ;「迂闊に手を出してはならんぞ。ショットの仲間なら、味方にもなろう。」 | ||
:第33話「マシン展開」より。上に立つものとして状況と損得を理解し、地上人を攻撃しないように部下に指示を出す。…が、離れた場所に出た部下達は既に「兎狩り」に例えて虐殺を始めてしまっていた。 | :第33話「マシン展開」より。上に立つものとして状況と損得を理解し、地上人を攻撃しないように部下に指示を出す。…が、離れた場所に出た部下達は既に「兎狩り」に例えて虐殺を始めてしまっていた。 | ||
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:なお、当のビショットは「むしろ[[ショット・ウェポン]]の動きがおかしい」と疑惑をかわそうとしたが通じず(ショットが腹に一物抱えていたのも事実であるが)、ドレイクの口車に乗って先鋒に立てられてしまった。 | :なお、当のビショットは「むしろ[[ショット・ウェポン]]の動きがおかしい」と疑惑をかわそうとしたが通じず(ショットが腹に一物抱えていたのも事実であるが)、ドレイクの口車に乗って先鋒に立てられてしまった。 | ||
;「[[トッド・ギネス]]は一言も教えてくれなんだ。兵士とて噂を聞いていたはずだ。わしだけが何も知らず、道化だったというのか…。ルーザめ、あの女こそこの戦いの元凶であったか。八つ裂きにしてカ・オスにくれてやるわ…」 | ;「[[トッド・ギネス]]は一言も教えてくれなんだ。兵士とて噂を聞いていたはずだ。わしだけが何も知らず、道化だったというのか…。ルーザめ、あの女こそこの戦いの元凶であったか。八つ裂きにしてカ・オスにくれてやるわ…」 | ||
− | :第47話「ドレイク・ルフト」より。ルーザが地上に出ていた事、[[ビショット・ハッタ|ビショット]] | + | :第47話「ドレイク・ルフト」より。ルーザが地上に出ていた事、[[ビショット・ハッタ|ビショット]]と密通して裏切っていた事を娘リムルより知らされての呟き。 |
:怒りを燃え滾らせてはいるものの、他の男女がらみの台詞も見るとルーザには相当の未練を持っていたと言える。 | :怒りを燃え滾らせてはいるものの、他の男女がらみの台詞も見るとルーザには相当の未練を持っていたと言える。 | ||
:なお、「カ・オス」とはガロウ・ランの世界よりさらに下層に位置するという「闇の世界」あるいは「地獄の使者」とも称される何者かの事である。 | :なお、「カ・オス」とはガロウ・ランの世界よりさらに下層に位置するという「闇の世界」あるいは「地獄の使者」とも称される何者かの事である。 | ||
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:単純に世界支配を夢見ていた訳ではなく、ドレイクも[[オーラマシン]]を「過ぎたる力」と認めていた模様。だが、「個人的な感情の決着だけは付けさせてもらう」と、ビショット&ルーザの粛清は止めなかった。 | :単純に世界支配を夢見ていた訳ではなく、ドレイクも[[オーラマシン]]を「過ぎたる力」と認めていた模様。だが、「個人的な感情の決着だけは付けさせてもらう」と、ビショット&ルーザの粛清は止めなかった。 | ||
:『F完結編』では「異質なるモノへの挽歌」において散り際のDVEとして採用された。 | :『F完結編』では「異質なるモノへの挽歌」において散り際のDVEとして採用された。 | ||
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;「ショットの策を知らせるバーン・バニングスか。それをさせるショットという男、よくよく徳のない男だな。なぁミュージィ?」 | ;「ショットの策を知らせるバーン・バニングスか。それをさせるショットという男、よくよく徳のない男だな。なぁミュージィ?」 | ||
− | : | + | :第49話(最終話)「チャム・ファウ」より。先走った[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]がショットの為とドレイク[[暗殺]]を企てた時、ショットは黒騎士に阻止を依頼した(ただし既に事は起こっていた)のだが、当の黒騎士はドレイクに直接「刺客が来る」と教えた。 |
:それを聞いたドレイクは失敗したミュージィとショットを笑う。ちなみに[[バーン・バニングス|黒騎士の正体]]もしっかりバレていた。 | :それを聞いたドレイクは失敗したミュージィとショットを笑う。ちなみに[[バーン・バニングス|黒騎士の正体]]もしっかりバレていた。 | ||
;「ルーザにもお前のような可愛さがあれば、こうは…」 | ;「ルーザにもお前のような可愛さがあれば、こうは…」 | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;「ここが地上であれば、なおさら戦いを止めるわけにはいかんのだ。我々はこの世界にあっては異質な存在なのだからな」 | ;「ここが地上であれば、なおさら戦いを止めるわけにはいかんのだ。我々はこの世界にあっては異質な存在なのだからな」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』「デビルガンダム出現」にて[[グラン・ガラン]] | + | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』「デビルガンダム出現」にて[[グラン・ガラン]]を追って初登場したときのセリフ。既に自分達が異質であることは理解しているものの、その野心を隠す意思はないようだ。 |
;「戦には大義が必要というのはわかるが…これほどに気を配らねばならんとは、地上の政治とは器の小さいものよ…とはいえ、つまるところ利用の仕方によってはまたとない武器ともなるか…ふ、一興よな」 | ;「戦には大義が必要というのはわかるが…これほどに気を配らねばならんとは、地上の政治とは器の小さいものよ…とはいえ、つまるところ利用の仕方によってはまたとない武器ともなるか…ふ、一興よな」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「トレーズ、立つ」より。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]演説そのものではなく、演説の衛星放送を阻止する行動に出たティターンズを陰で笑いながら。 | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「トレーズ、立つ」より。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]演説そのものではなく、演説の衛星放送を阻止する行動に出たティターンズを陰で笑いながら。 | ||
;「己が命を張る…ショットめにそれほどの人徳があるとは思えんな。まことに男と女の関係は複雑怪奇…」<br/>「ふふふ…この異郷で朽ち果てるのもまた天命、か…」 | ;「己が命を張る…ショットめにそれほどの人徳があるとは思えんな。まことに男と女の関係は複雑怪奇…」<br/>「ふふふ…この異郷で朽ち果てるのもまた天命、か…」 | ||
− | : | + | :『F完結編』「異質なるモノへの挽歌」でミュージィと刺し違えることになった場合の最期のセリフ。これも自らの人間関係、殊更ルーザについて何か含みがあるように聞こえる。 |
;「うぬっ!? このワシとしたことが引き際を間違えるとは…」<br/>「我々は地上にあっては粛清されなければならぬ存在なのだ」<br/>「分かっていた。分かっていたのだ…ただ…」 | ;「うぬっ!? このワシとしたことが引き際を間違えるとは…」<br/>「我々は地上にあっては粛清されなければならぬ存在なのだ」<br/>「分かっていた。分かっていたのだ…ただ…」 | ||
− | : | + | :同上。『F完結編』の最期のセリフ。あくまで覇王として戦いに死することを望んでいたのだろう。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
;「ウィル・ウィプスが沈むか…フフフ、それもよかろう…こうなる事も、また運命だったのであろう」<br />「ワシは、ワシが求めたものに間違いは無かったと信じる…心残りが有るとすれば…ワシらを利用した者どもの正体を掴めなかった事だ」<br />「リムル…馬鹿な親であったが…お前には伝えておかねばならん。オーラロードを開き、地上人を[[バイストン・ウェル]]に導いた力は…」 | ;「ウィル・ウィプスが沈むか…フフフ、それもよかろう…こうなる事も、また運命だったのであろう」<br />「ワシは、ワシが求めたものに間違いは無かったと信じる…心残りが有るとすれば…ワシらを利用した者どもの正体を掴めなかった事だ」<br />「リムル…馬鹿な親であったが…お前には伝えておかねばならん。オーラロードを開き、地上人を[[バイストン・ウェル]]に導いた力は…」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」に於ける最期の台詞。 | + | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」に於ける最期の台詞。[[アインスト]]に体よく利用された無念さを滲ませつつ、[[リムル・ルフト|愛娘]]へと謝罪の言葉を告げるが、全て言い終わらぬ内に[[ウィル・ウィプス]]は爆散した。 |
− | |||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話「皇の浮上」より。[[マジンカイザーSKL|カイザー]]の攻撃でウィル・ウィプスが大打撃を被った挙句、疲弊した[[ブライティクス|自軍部隊]]を一気に叩くべく出撃させた[[オーラバトラー]]部隊が[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]を除いて全滅した後に言っているため、防衛隊を一方的に蹂躙した時ならともかくこの状態ではどこか説得力が無いような気が…。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話「皇の浮上」より。[[マジンカイザーSKL|カイザー]]の攻撃でウィル・ウィプスが大打撃を被った挙句、疲弊した[[ブライティクス|自軍部隊]]を一気に叩くべく出撃させた[[オーラバトラー]]部隊が[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]を除いて全滅した後に言っているため、防衛隊を一方的に蹂躙した時ならともかくこの状態ではどこか説得力が無いような気が…。 | ||
;「私も王である前に、人の親であったという事だ。フフ、マーダルには見せられぬな」 | ;「私も王である前に、人の親であったという事だ。フフ、マーダルには見せられぬな」 | ||
− | :『BX』第36話「光る島」インターミッションより。[[ブライティクス]] | + | :『BX』第36話「光る島」インターミッションより。[[ブライティクス]]との決戦の直前、自分との別離を決意したリムルを送り出した後の台詞。自分と敵対する道を選んだにも拘らず、娘に最後の慈悲として[[ズワァース|オーラバトラー]]を与えた自分の甘さを自嘲しながらも、自らが受けるべき粛清に愛娘を巻き込まずに済んだ事に安堵してもいた。 |
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;「フ、フフ…全てのしがらみを捨て、この戦い、挑んだつもりであったが…」<BR/>ドレイク軍兵士「ドレイク様…!」<BR/>「よい。ルーザが死に、ひとりの人間として挑み、それでも敗れた…我々が地上に出た事自体、戦いを排除せんとするバイストン・ウェルの意志だったのやも…しれんな…」 | ;「フ、フフ…全てのしがらみを捨て、この戦い、挑んだつもりであったが…」<BR/>ドレイク軍兵士「ドレイク様…!」<BR/>「よい。ルーザが死に、ひとりの人間として挑み、それでも敗れた…我々が地上に出た事自体、戦いを排除せんとするバイストン・ウェルの意志だったのやも…しれんな…」 | ||
:同上。死に際の台詞。 | :同上。死に際の台詞。 | ||
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;[[ウィル・ウィプス]] | ;[[ウィル・ウィプス]] | ||
:アの国で開発された、総合力において最強を誇る[[オーラマシン|オーラ・バトル・シップ]]。アの国の軍の旗艦にして覇王ドレイク・ルフトの座乗艦である。 | :アの国で開発された、総合力において最強を誇る[[オーラマシン|オーラ・バトル・シップ]]。アの国の軍の旗艦にして覇王ドレイク・ルフトの座乗艦である。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |