「トレーズ・クシュリナーダ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Treize Khushrenada]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Treize Khushrenada]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | *{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]] | + | 地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]]」の代表という立場で、5人のガンダムパイロットの前に立ち塞がる人物。 |
『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、トレーズが負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。 | 『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、トレーズが負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。 | ||
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小説『FrozenTeardrop』によれば[[宇宙]]の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥アイン・ユイと、当時の[[ロームフェラ財団]]党首の娘アンジェリーナ・クシュリナーダの子。両親が引き離された後、母が再婚した継父フンデルト・カタロニア<ref>[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]]の息子。ただしTV版の「デルマイユはトレーズの叔父」という設定であれば「弟」でなければならないはずなので矛盾する。</ref>との間に設けた義弟ヴァンがいる。 | 小説『FrozenTeardrop』によれば[[宇宙]]の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥アイン・ユイと、当時の[[ロームフェラ財団]]党首の娘アンジェリーナ・クシュリナーダの子。両親が引き離された後、母が再婚した継父フンデルト・カタロニア<ref>[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]]の息子。ただしTV版の「デルマイユはトレーズの叔父」という設定であれば「弟」でなければならないはずなので矛盾する。</ref>との間に設けた義弟ヴァンがいる。 | ||
− | トレーズは美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、士官学校では教官のキーリア・カタロニアから「戦争の天才」と評される程の才を発揮、常に首席で[[騎士道|騎士道精神]]を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に'''「エレガント」''' | + | トレーズは美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、士官学校では教官のキーリア・カタロニアから「戦争の天才」と評される程の才を発揮、常に首席で[[騎士道|騎士道精神]]を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に'''「エレガント」'''であることを追求しているといった超人ぶりを発揮していた。一方、戦いという行為に対しては「人類は自ら血を流し、自らの力で戦うことでこそより高みへと昇ることが出来る」という信条を持っており、自らの手を血に染めない殺戮を認めない一方で、戦いの逃避の結果としての平和主義に対しても否定的であり、そのような相手に対しては自ら手を汚して排除することも厭わない。 |
敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも'''「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから、自分は悪であり勝者になってはならない」'''という考え方の表れである。 | 敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも'''「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから、自分は悪であり勝者になってはならない」'''という考え方の表れである。 | ||
− | それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、[[指揮官]]としての手腕や[[モビルスーツ]] | + | それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、[[指揮官]]としての手腕や[[モビルスーツ]]パイロットとしての技量など、多くの分野で優れた資質を合わせ持っている。それゆえ軍内部では若きカリスマとして指導力を発揮しており、特にOZ内部では、副官である[[レディ・アン]]を筆頭に彼個人に心酔している将兵が多い。 |
トレーズは[[地球]]の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。トレーズはそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。 | トレーズは[[地球]]の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。トレーズはそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。 | ||
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作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。 | 作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。 | ||
− | 地球圏の代表として宇宙に上がったトレーズは、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]] | + | 地球圏の代表として宇宙に上がったトレーズは、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし、トレーズもまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。 |
− | 自らの信念に従って行動し、信念に殉じたトレーズの墓碑には'''「平和のための礎となり、信念のままに死す」''' | + | 自らの信念に従って行動し、信念に殉じたトレーズの墓碑には'''「平和のための礎となり、信念のままに死す」'''との文章が刻まれた。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}} | ||
− | : | + | :[[NPC]]。[[ティターンズ]]の幹部として[[ゲスト]]・[[ポセイダル軍|ポセイダル]]への[[オペレーション・レコンキスタ|反抗作戦]]を成功させた他、[[ロンド・ベル]]に腹心のゼクスとノインを送り込んだ。 |
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ||
− | : | + | :原作準拠で一時幽閉させられるが、[[ロンド・ベル]]に救出され、議会での演説によって[[ティターンズ]]の謀略を明らかにして以後の地球連邦の主導権を握る。終盤には[[トールギスII]]に乗って[[NPC]]として共に戦う。ポセイダルルートで死亡イベントを回避させ続けて最終シナリオまで生き残らせると、[[バイオリレーションシステム]]を破るために[[ヴァルシオン]]に[[特攻]]し、[[ロンド・ベル]]に後を任せて死亡する。[[DC]]ルートでは地球に落下するアクシズの破片を破壊するためにミリアルドと共に自爆するという、原作の五博士のような役割を担う。 |
:[[碇ゲンドウ]]、[[シャピロ・キーツ|シャピロ・キーツ]]と密約を交わすシーンが存在したが、ライター交代の影響か有耶無耶になった。[[人類補完計画]]に賛同しているとは考え難いのだが、[[ゼーレ]]を壊滅させるためだけの集まりだったのだろうか。 | :[[碇ゲンドウ]]、[[シャピロ・キーツ|シャピロ・キーツ]]と密約を交わすシーンが存在したが、ライター交代の影響か有耶無耶になった。[[人類補完計画]]に賛同しているとは考え難いのだが、[[ゼーレ]]を壊滅させるためだけの集まりだったのだろうか。 | ||
:また、ロンド・ベルに限らず色々な人から警戒心を抱かれる描写が何度もなされたが、結局最期までプレイヤー陣営の味方のままだった。本気でミスリードだったのか、実はトレーズと決戦ルートは構想にあったが没になったのかはこれまた謎である。 | :また、ロンド・ベルに限らず色々な人から警戒心を抱かれる描写が何度もなされたが、結局最期までプレイヤー陣営の味方のままだった。本気でミスリードだったのか、実はトレーズと決戦ルートは構想にあったが没になったのかはこれまた謎である。 | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
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:: | :: | ||
: | : | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
:故人の為登場しないが、最終話で霊体となって[[αナンバーズ]]に力を貸す。残念ながら参戦作品の都合上、顔グラが用意されておらず、会話シーンも無い。 | :故人の為登場しないが、最終話で霊体となって[[αナンバーズ]]に力を貸す。残念ながら参戦作品の都合上、顔グラが用意されておらず、会話シーンも無い。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 殆どの作品で[[NPC]]或いは敵パイロットとして登場する。『[[ | + | 殆どの作品で[[NPC]]或いは敵パイロットとして登場する。『[[D]]』において自軍参戦するが、総合能力ならば[[ヒイロ・ユイ]]や[[ゼクス・マーキス]]よりも高い。W系[[MS]]は[[格闘]]、[[射撃]]の偏重が大きいがトレーズはどの機体でも力を発揮できる。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ||
:'''[[不屈]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]''' | :'''[[不屈]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]''' | ||
+ | :[[集中]]を持たないのが欠点。 | ||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
:'''[[底力]]L8、[[Eセーブ]]、[[極]]、[[ガード]]、[[サイズ差補正無視]]、[[気力+ボーナス]]、[[精神耐性]]、[[指揮官]]L4''' | :'''[[底力]]L8、[[Eセーブ]]、[[極]]、[[ガード]]、[[サイズ差補正無視]]、[[気力+ボーナス]]、[[精神耐性]]、[[指揮官]]L4''' | ||
− | :トレーズの能力の高さに加え、高レベルの底力・極・ガードとかなりの難敵。大型のユニットに対してもサイズ差補正無視でカバーし、特殊効果武器も精神耐性で防いでしまう。さらに本作の精神耐性には「精神コマンド[[脱力]]による[[気力]]低下を100にまで制限する(脱力では気力が100未満にならない)」という新効果が追加されている為、脱力連打による能力の弱体化もあまり期待できず、気力+ボーナスと後述する[[エースボーナス]] | + | :トレーズの能力の高さに加え、高レベルの底力・極・ガードとかなりの難敵。大型のユニットに対してもサイズ差補正無視でカバーし、特殊効果武器も精神耐性で防いでしまう。さらに本作の精神耐性には「精神コマンド[[脱力]]による[[気力]]低下を100にまで制限する(脱力では気力が100未満にならない)」という新効果が追加されている為、脱力連打による能力の弱体化もあまり期待できず、気力+ボーナスと後述する[[エースボーナス]]の相乗効果で気力の上昇も非常に速い。デフォルトでカンストしている指揮官スキルにより、[[ミリアルド・ピースクラフト]]と[[ミスター・ブシドー]]も強化され、トレーズ自身もミリアルドのエースボーナスで強化される。『再世篇』では[[ブロッキング]]が廃止され、剣や盾を所持する全てのユニットが[[切り払い]]・[[シールド防御]]を発動できるようになった為、トレーズの高い[[技量]]の前には下手なパイロットではビームサーベルあたりでバッサリ返り討ちにあってしまう。 |
;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ||
:'''[[底力]]L4、[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]、[[指揮官|指揮]]L3、[[カウンター]]、[[コンボ]]L3、[[援護攻撃|援護攻撃L1]]、[[援護防御]]L1、[[ヒット&アウェイ]]''' | :'''[[底力]]L4、[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]、[[指揮官|指揮]]L3、[[カウンター]]、[[コンボ]]L3、[[援護攻撃|援護攻撃L1]]、[[援護防御]]L1、[[ヒット&アウェイ]]''' | ||
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=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
;ターン開始時に自軍ユニットの気力+3、HP1000回復 | ;ターン開始時に自軍ユニットの気力+3、HP1000回復 | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。自軍ユニットの[[気力]]を底上げし、[[HP]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。自軍ユニットの[[気力]]を底上げし、[[HP]]を回復する能力。仕留め損なった雑魚に対して、この能力がかかってしまうと攻撃力と防御力が強化されてしまい、鬱陶しい。本作の[[モビルドール]]はシリーズ最強クラスに強化されているので、益々厄介。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:教官時代の教え子。 | :教官時代の教え子。 | ||
;[[レディ・アン]] | ;[[レディ・アン]] | ||
− | : | + | :誰よりも信頼する腹心。ただし、物語開始当初の彼女はトレーズの「信奉者」だが、「理解者」ではない。最期は彼女とリリーナに後事を託す。 |
;[[張五飛]] | ;[[張五飛]] | ||
:好敵手であり、「最大の理解者」。ここでの「理解者」とはトレーズを「悪」と断じていた事を指す。 | :好敵手であり、「最大の理解者」。ここでの「理解者」とはトレーズを「悪」と断じていた事を指す。 | ||
159行目: | 159行目: | ||
:実の娘らしいが、真偽不明。 | :実の娘らしいが、真偽不明。 | ||
;ヴァルダー・ファーキル | ;ヴァルダー・ファーキル | ||
− | : | + | :『新機動戦記ガンダムWデュアルストーリー G-UNIT』(SRW未参戦)の登場人物で[[OZ]]の元軍人。トレーズをライバル視している。 |
;指導者ヒイロ・ユイ | ;指導者ヒイロ・ユイ | ||
:ガンダムパイロットのヒイロの名前の由来となった人物。 | :ガンダムパイロットのヒイロの名前の由来となった人物。 | ||
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;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:『[[第2次Z]]』では次元震で転移してきた彼を保護した。『[[破界篇]]』EDでは下記の7人と共にOZに招き入れるが、『[[再世篇]]』では対峙する事に。 | :『[[第2次Z]]』では次元震で転移してきた彼を保護した。『[[破界篇]]』EDでは下記の7人と共にOZに招き入れるが、『[[再世篇]]』では対峙する事に。 | ||
− | ;[[シャア・アズナブル]] | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:『[[64]]』では彼の理解者であり信奉者の一人である。『[[D]]』では彼と共に[[ブルー・スウェア]]の中心人物として活躍する。『第2次Z』ではアムロと共に次元震で転移してきた彼を保護しており、『破界篇』EDではアムロと下記の6人と共にOZに招き入れる。『再世篇』でも彼の理解者となっており、最終的に彼と対峙する事になってしまうが、トレーズは彼が「自分と違ったよい方法」で世界を変えてくれる事を望んでおり、トレーズの生き様は、彼の心に大きく刻まれる事になった。 | :『[[64]]』では彼の理解者であり信奉者の一人である。『[[D]]』では彼と共に[[ブルー・スウェア]]の中心人物として活躍する。『第2次Z』ではアムロと共に次元震で転移してきた彼を保護しており、『破界篇』EDではアムロと下記の6人と共にOZに招き入れる。『再世篇』でも彼の理解者となっており、最終的に彼と対峙する事になってしまうが、トレーズは彼が「自分と違ったよい方法」で世界を変えてくれる事を望んでおり、トレーズの生き様は、彼の心に大きく刻まれる事になった。 | ||
;[[カミーユ・ビダン]]、[[ファ・ユイリィ]] | ;[[カミーユ・ビダン]]、[[ファ・ユイリィ]] | ||
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;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ||
:『第2次Z再世篇』では彼を伴って[[ZEXIS]]の元に訪れるも、消息不明となった[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]の安否を気遣う彼の心情を察し、捜索に向かわせる配慮を見せた。 | :『第2次Z再世篇』では彼を伴って[[ZEXIS]]の元に訪れるも、消息不明となった[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]の安否を気遣う彼の心情を察し、捜索に向かわせる配慮を見せた。 | ||
− | ;[[グラハム・エーカー]] | + | ;[[グラハム・エーカー]]([[ミスター・ブシドー]]) |
:『第2次Z再世篇』でのゼクスの戦友。ifルートではトレーズ達のクーデターによる[[イノベイター]]と[[アロウズ]]の失脚後、トレーズの配下となる。 | :『第2次Z再世篇』でのゼクスの戦友。ifルートではトレーズ達のクーデターによる[[イノベイター]]と[[アロウズ]]の失脚後、トレーズの配下となる。 | ||
;[[アーサー・グッドマン]] | ;[[アーサー・グッドマン]] | ||
270行目: | 270行目: | ||
:嫌われ者は強くないといけない。トレーズの哲学が見え隠れするセリフ。 | :嫌われ者は強くないといけない。トレーズの哲学が見え隠れするセリフ。 | ||
;「ゼクス、はやく戻ってきてくれ。君がいないとOZは、つまらぬ人間のくだらぬ行動を許してしまう…」 | ;「ゼクス、はやく戻ってきてくれ。君がいないとOZは、つまらぬ人間のくだらぬ行動を許してしまう…」 | ||
− | :自らの手で[[モビルドール]] | + | :自らの手で[[モビルドール]]部隊を壊滅させてのセリフ。 |
;「私は…敗者になりたい…!」 | ;「私は…敗者になりたい…!」 | ||
:モビルドールなどでは作れない未来を作る心。その自分の心の理念を超えた人間、ガンダムのパイロットに感銘を受けたトレーズは、モビルドール主義を唱える面々にこの台詞を向けて表舞台から去る。 | :モビルドールなどでは作れない未来を作る心。その自分の心の理念を超えた人間、ガンダムのパイロットに感銘を受けたトレーズは、モビルドール主義を唱える面々にこの台詞を向けて表舞台から去る。 | ||
280行目: | 280行目: | ||
;「笑わないでくれ、レディ…。人々の為には、これくらいの三文芝居は見せてやらねばな」 | ;「笑わないでくれ、レディ…。人々の為には、これくらいの三文芝居は見せてやらねばな」 | ||
:自分に不似合いな言葉で世界に訴えるのは、彼のスタイルらしくないと認識している。 | :自分に不似合いな言葉で世界に訴えるのは、彼のスタイルらしくないと認識している。 | ||
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;「[[核ミサイル|ボタン一つ]]で全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」<BR />「その忌わしい精神の根源が、この[[モビルドール]]というものだ。そして延長にあるものが、あの[[リーブラ]]だ…」<BR />「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。[[神]]は、どちらにもその手を差し伸べてはくれない」 | ;「[[核ミサイル|ボタン一つ]]で全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」<BR />「その忌わしい精神の根源が、この[[モビルドール]]というものだ。そして延長にあるものが、あの[[リーブラ]]だ…」<BR />「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。[[神]]は、どちらにもその手を差し伸べてはくれない」 | ||
:五飛に対し、今まで自分が表舞台を去り再び舞い戻った理由と目的を淡々と口にする。 | :五飛に対し、今まで自分が表舞台を去り再び舞い戻った理由と目的を淡々と口にする。 | ||
;「聞きたいかね? 昨日までの時点では、99822人だ」 | ;「聞きたいかね? 昨日までの時点では、99822人だ」 | ||
− | : | + | :五飛に「貴様の野望のために何人の人間が犠牲になったと思っている」と言われて。この手の質問に素で答えた人物はそうそう居ないであろう。'''しかもその犠牲になった人間の名前を全て暗記しているらしく'''、加えて自身は「それしか出来ない」と、せめてもの償い以下の行為だと捉えている節がある。『再世篇』では'''90万人増えている'''(後述)。 |
− | |||
:ちなみに小説ではキリの良い数字ではないためか10人減っている。 | :ちなみに小説ではキリの良い数字ではないためか10人減っている。 | ||
;「[[ノベンタ]]、セプテム、ベンティ、[[ドーリアン外務次官|ドーリアン]]、[[ワーカー]]、[[オットー]]、ブント…みな忘れえぬ人々だ」 | ;「[[ノベンタ]]、セプテム、ベンティ、[[ドーリアン外務次官|ドーリアン]]、[[ワーカー]]、[[オットー]]、ブント…みな忘れえぬ人々だ」 | ||
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:「聞きたいかね」のあと本当に名前を言い始めるのだが、人選が妙に前半1クールでの死者、しかも7名中5名が地球圏統一連合関係者に偏っている(視聴者が忘れているであろう面々を敢えて挙げていったとも言えるが)。 | :「聞きたいかね」のあと本当に名前を言い始めるのだが、人選が妙に前半1クールでの死者、しかも7名中5名が地球圏統一連合関係者に偏っている(視聴者が忘れているであろう面々を敢えて挙げていったとも言えるが)。 | ||
:オペレーションデイブレイクのためにトレーズ自ら策に落としたノベンタら平和論者や、戦場で派手に散ったワーカーやオットーはともかく、ブントは五飛復活のための踏み台にされた端役である(小説版ではブントの名は抜かされている)。小説版『EW』での五飛はブントの名を聞いてショックを受けたらしい。 | :オペレーションデイブレイクのためにトレーズ自ら策に落としたノベンタら平和論者や、戦場で派手に散ったワーカーやオットーはともかく、ブントは五飛復活のための踏み台にされた端役である(小説版ではブントの名は抜かされている)。小説版『EW』での五飛はブントの名を聞いてショックを受けたらしい。 | ||
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;「ミリアルド、先に逝っているぞ…」 | ;「ミリアルド、先に逝っているぞ…」 | ||
:最期の言葉。この言葉と共に、トレーズは10万と10人目(小説ではちょうど10万人目)の戦死者となったのであった…。 | :最期の言葉。この言葉と共に、トレーズは10万と10人目(小説ではちょうど10万人目)の戦死者となったのであった…。 | ||
303行目: | 293行目: | ||
=== 他媒体 === | === 他媒体 === | ||
;「私は何でも知っているんだよ。例えば……そうだな、ノイン特尉のスリーサイズを教えてあげようか?」<br />「だからこれ(ガンダムパイロットのデータ)は個人的な楽しみに使うつもりだよ」<br />「趣味だ」 | ;「私は何でも知っているんだよ。例えば……そうだな、ノイン特尉のスリーサイズを教えてあげようか?」<br />「だからこれ(ガンダムパイロットのデータ)は個人的な楽しみに使うつもりだよ」<br />「趣味だ」 | ||
− | : | + | :ボイスカセット『シークレットオペレーション』におけるゼクスとの対話中の迷言の数々。コメディ色の強い本ドラマではどこからともなくガンダムパイロットの個人データを入手しており、2行目はレディ・アンの仕事を取らないようにと自分で処理した際の台詞。3行目はゼクスに「どうして面白半分に物事をややこしくする?」と聞かれた際の返答であり、どことなくイタズラ心が見える。事実、この後OZのデータにハッキングしているのを知り、嘘の情報を流すことを提案する。ちなみにゼクスはノインのスリーサイズを知っており、トレーズも珍しく動揺していた。…全く以てエレガントではない。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |