「ジャミル・ニート」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Jamil Neate]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}} | *{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}} | ||
| 声優 = {{声優|堀内賢雄|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|堀内賢雄|SRW=Y}} | ||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西村誠芳}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西村誠芳}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦α外伝]] |
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
}} | }} | ||
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}} | }} | ||
'''ジャミル・ニート'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。 | '''ジャミル・ニート'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[フリーデン]] | + | [[フリーデン]]艦長、元[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]の[[バルチャー]]。 |
− | 15年前の戦争で[[ | + | 15年前の戦争で[[エース]]パイロットとして[[ガンダムエックス]]に搭乗していたが、自分が引き金を引いたサテライトキャノンが[[コロニー落とし]]の切っ掛けになってしまったことがトラウマとなり、ニュータイプ能力が不安定になった上にコクピット恐怖症になってしまう。 |
− | + | 戦後、バルチャーとなった彼は自身の苦い体験から、ニュータイプが再び戦争の道具にされる事を防ぐため、彼らを保護すべく活動を始めるのだった。 | |
− | + | 作品中盤からはコクピットへのトラウマを乗り越え、[[ガンダムエックス・ディバイダー]]に乗り込む。仲間の女性が受け継ぐことが多かった前半[[主人公]]機を受け継いだ初の男性である。ニュータイプとしての力をほとんど失ってはいるが、[[人工ニュータイプ]]である[[カリス・ノーティラス]]が駆る[[ベルティゴ]]のビットによる[[オールレンジ攻撃]]をニュータイプの力を使わず操縦技術のみで完封するなど、そのパイロットとしての能力はいまだに高い。 | |
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なお、ときた洸一による[[漫画]]『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』では15年前の活躍が描かれている。 | なお、ときた洸一による[[漫画]]『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』では15年前の活躍が描かれている。 | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
:初登場作品。未来の世界の住人として登場。「ガンダムXのパイロットとして戦ったことが[[地球]]環境荒廃の要因となった」という背景は原作と共通だが、背景設定は原作とはまったく違い、かつては[[ムーンレィス]]所属で[[イノセント]]との戦争にて環境荒廃の原因を作った罪で冷凍刑にされていた。そして15年前に地球帰還作戦に際して刑が解除、[[ロラン・セアック|ロラン]]と同様献体として地球に降りたことで、原作の設定と合流した。 | :初登場作品。未来の世界の住人として登場。「ガンダムXのパイロットとして戦ったことが[[地球]]環境荒廃の要因となった」という背景は原作と共通だが、背景設定は原作とはまったく違い、かつては[[ムーンレィス]]所属で[[イノセント]]との戦争にて環境荒廃の原因を作った罪で冷凍刑にされていた。そして15年前に地球帰還作戦に際して刑が解除、[[ロラン・セアック|ロラン]]と同様献体として地球に降りたことで、原作の設定と合流した。 | ||
− | :[[∀ガンダム]] | + | :[[∀ガンダム|ターン]][[ターンX|タイプ]]同士の戦闘も目の当たりにしており、その際にターンXに乗っていた[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]との因縁も濃く、彼との戦闘前台詞はもちろん、掛けあいの[[DVE]]も存在する。自らの素性を明かしてからは「味方の[[黒歴史]]の生き証人」という[[コレン・ナンダー|コレン]]の立ち位置をある意味では奪ってしまっている。 |
− | :戦闘では初期は[[フリーデン]]艦長、23話以降は[[モビルスーツ]] | + | :戦闘では初期は[[フリーデン]]艦長、23話以降は[[モビルスーツ]]パイロットとなる。元エースパイロットらしく高いリアル系寄り能力を誇り、技能には[[指揮官]]と、後半から徐々にレベルが上がる[[ニュータイプ (X)]]を持つ。精神コマンドも優秀で、乗り換え系列で唯一[[努力]]を覚え、味方中唯一[[加速]]、[[覚醒]]を同時に覚えるため、レベル上げやサテライトキャノンの位置取りなどに活用できる。[[援護]]を覚えないのが欠点だが、援護の自動選択ではサテライトキャノンの優先度が非常に高いためサテライトキャノンのチャージを援護で消費したくない場合にはある意味メリットとなる。 |
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :原作通りに途中からMSに搭乗。今回は原作の設定を反映してか、NT技能が1レベル止まりで成長しないが、能力値は元エースなので高水準。[[てかげん]]を持つので[[マップ兵器]]を削りだけに使う人は重宝する。Gビットなどを使うためにEセーブを習得するといい。戦闘台詞が新規収録され、[[中断メッセージ]] | + | :原作通りに途中からMSに搭乗。今回は原作の設定を反映してか、NT技能が1レベル止まりで成長しないが、能力値は元エースなので高水準。[[てかげん]]を持つので[[マップ兵器]]を削りだけに使う人は重宝する。Gビットなどを使うためにEセーブを習得するといい。戦闘台詞が新規収録され、[[中断メッセージ]]では問答を曲解されると言うコミカルな場面も。戦闘前会話ではガロード共々主人公扱いされており、シナリオ上でもそこそこ目立つなど結構優遇されている。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:中盤から参戦。今回エースボーナスを取得するとなんとNT(X)がLv9になり全盛期の力を取り戻す。元々の能力の高さに加え見切りとこのエースボーナスによりトップクラスの回避力を持ち[[ガンダムエアマスターバースト]]あたりに乗せるとまさにエースとして活躍できる。更に指揮官も持つため周りの味方の能力も底上げできる。前作と違い戦闘前会話で主人公扱いされなくなった。 | :中盤から参戦。今回エースボーナスを取得するとなんとNT(X)がLv9になり全盛期の力を取り戻す。元々の能力の高さに加え見切りとこのエースボーナスによりトップクラスの回避力を持ち[[ガンダムエアマスターバースト]]あたりに乗せるとまさにエースとして活躍できる。更に指揮官も持つため周りの味方の能力も底上げできる。前作と違い戦闘前会話で主人公扱いされなくなった。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:今回は[[NPC]]。最終話で地球を守る軍勢の中にもその姿が確認できる。 | :今回は[[NPC]]。最終話で地球を守る軍勢の中にもその姿が確認できる。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
:ほぼ原作どおりの設定で過去の世界で登場する。ティファを始め、アムロやファなどNTの保護活動を行っている。最初はフリーデンの艦長だが、コロニー落としの阻止に向かう際にMSパイロットに転向する。ビットやGビットも使用可能で[[能力]]が高く、主力として使える。 | :ほぼ原作どおりの設定で過去の世界で登場する。ティファを始め、アムロやファなどNTの保護活動を行っている。最初はフリーデンの艦長だが、コロニー落としの阻止に向かう際にMSパイロットに転向する。ビットやGビットも使用可能で[[能力]]が高く、主力として使える。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 前大戦時のエースパイロットなだけあり[[技量]]を初め、[[ | + | 前大戦時のエースパイロットなだけあり[[技量]]を初め、[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]全てが高い。ただし、リアル系エースのお約束通り[[防御]]は低い。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | [[集中]]、[[熱血]] | + | [[集中]]、[[熱血]]等を覚える。R、α外伝時は[[覚醒]]を覚える為、[[マップ兵器]]持ちの[[ガンダムエックス]]等と相性が良い。 |
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[覚醒]]''' | :'''[[集中]]、[[努力]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[覚醒]]''' | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ||
+ | :'''[[集中]]、[[努力]]、[[直撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]''' | :'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]''' | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z 再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z 再世篇]] | ||
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[熱血]]''' | :'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[熱血]]''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | + | 参戦当初の『α外伝』や『R』時はNT(X)はLv7まで伸びたが、『Z』ではLv1止まりとなった。『第2次Z再世篇』においてはエースボーナスを取得する事により最高のLv9に到達する。 | |
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[ニュータイプ (X)]]L7、[[指揮官]]L2、[[切り払い]]L3''' | :'''[[ニュータイプ (X)]]L7、[[指揮官]]L2、[[切り払い]]L3''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
:'''[[ニュータイプ (X)]]L1、[[援護攻撃]]L2、[[ブロッキング]]、[[指揮官]]L3''' | :'''[[ニュータイプ (X)]]L1、[[援護攻撃]]L2、[[ブロッキング]]、[[指揮官]]L3''' | ||
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− | === [[小隊長能力 | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
;隣接する味方の武器消費EN-10%(艦長時) / 命中率+10%、回避率+10%(パイロット時) | ;隣接する味方の武器消費EN-10%(艦長時) / 命中率+10%、回避率+10%(パイロット時) | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | ||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
;[[特殊能力]]「[[ニュータイプ (X)]]」がレベル9になる | ;[[特殊能力]]「[[ニュータイプ (X)]]」がレベル9になる | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のエースボーナス。エースになると全盛期の力を取り戻したのか一気にレベル1から最高位のレベル9に跳ね上がる。もちろん、レベル急上昇に伴う能力補正も非常に高く、使い勝手に拍車がかかる。<br />他のNT系パイロット達と違い、敵機を70機撃墜してエースボーナスを獲得すればどれだけジャミルのレベルが低くともNTレベルが最高位になる(逆を言えば、彼をエースにしないといつまでもNTレベルは1のまま)。<br />エースボーナス無しの状態と比較して常時[[集中]]状態に等しいほど命中・回避に大幅な補正がかかるので主戦力として使うのであれば、彼の早期のエース育成は必須であろう。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のエースボーナス。エースになると全盛期の力を取り戻したのか一気にレベル1から最高位のレベル9に跳ね上がる。もちろん、レベル急上昇に伴う能力補正も非常に高く、使い勝手に拍車がかかる。<br />他のNT系パイロット達と違い、敵機を70機撃墜してエースボーナスを獲得すればどれだけジャミルのレベルが低くともNTレベルが最高位になる(逆を言えば、彼をエースにしないといつまでもNTレベルは1のまま)。<br />エースボーナス無しの状態と比較して常時[[集中]]状態に等しいほど命中・回避に大幅な補正がかかるので主戦力として使うのであれば、彼の早期のエース育成は必須であろう。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[ティファ・アディール]] | ;[[ティファ・アディール]] | ||
:ニュータイプの仲間として、保護する。 | :ニュータイプの仲間として、保護する。 | ||
;[[ガロード・ラン]] | ;[[ガロード・ラン]] | ||
− | : | + | :未来を期待し、彼を導く。「少年時代の自分を見ているみたいだ」と発言することもあるが、回想場面に登場する15年前のジャミルは、その特徴的なもみあげを除けば風貌がガロードと瓜二つである。 |
;[[テクス・ファーゼンバーグ]] | ;[[テクス・ファーゼンバーグ]] | ||
− | : | + | :古くからの知り合い。『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』では、旧連邦の軍医としてニュータイプ関連の医療データを集めている時にジャミルと出会った。 |
− | : | + | ;[[ルチル・リリアント]] |
+ | :旧連邦時代の上官でニュータイプ。若き日のジャミルの憧れの存在だった。「Lシステム」に組み込まれてしまう。 | ||
;[[サラ・タイレル]] | ;[[サラ・タイレル]] | ||
− | : | + | :副官的存在。 |
− | ;[[ | + | ;[[ランスロー・ダーウェル]] |
− | : | + | :15年前の戦争で[[ライバル]]関係だった。但し直接の面識は原作終盤までなかった。 |
− | + | ;グリーツ・ジョー/ローザ・インテンソ/ロッソ・アラマント | |
− | + | :アルタネイティヴ社を襲撃する際に応援に駆け付けた、艦所有バルチャーの艦長たち。グリーツは過去の恩を返すため、ローザはジャミルに対しての好意から参加。ロッソはジャミルが敬語を使う程のバルチャーであった。 | |
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− | : | ||
;キナ | ;キナ | ||
− | :『機動新世紀ガンダムX外伝 | + | :『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』に登場したジャミルの相棒。当時の新型試作機Gファルコン・デルタを操縦し、若きジャミルをサポートするがランスローの操るベルティゴのビット攻撃に若い命を散らす。コロニー落とし後の大気圏突入で死にかけたジャミルの前に幻影が現れ、宇宙を漂っていたGファルコン・デルタを使い、ジャミルのXを摩擦熱から救った。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
− | : | + | :共に地球側のニュータイプ戦士という似たような境遇から、彼にニュータイプとしての意味を問う場面もある。 |
− | ;[[シャア・アズナブル]] | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼や隼人と共に[[ラウンドナイツ]]の中心に。サングラス仲間。ランスローが仲間になった時とまどった際、好敵手が仲間になるのは、これ以上ない頼もしい事だと語られる。 | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼や隼人と共に[[ラウンドナイツ]]の中心に。サングラス仲間。ランスローが仲間になった時とまどった際、好敵手が仲間になるのは、これ以上ない頼もしい事だと語られる。 | ||
;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
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;[[ギム・ギンガナム]] | ;[[ギム・ギンガナム]] | ||
:『α外伝』ではかつて[[イノセント]]を相手に共に戦った戦友だが、戦後は彼と[[アグリッパ・メンテナー|アグリッパ]]により冷凍刑に処される。 | :『α外伝』ではかつて[[イノセント]]を相手に共に戦った戦友だが、戦後は彼と[[アグリッパ・メンテナー|アグリッパ]]により冷凍刑に処される。 | ||
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
− | ;[[ホランド・ノヴァク]] | + | ;[[ゲイン・ビジョウ]] |
− | :『Z』では彼らと共に[[ZEUTH]] | + | :『Z』では彼と共に[[ZEUTH]]アウトサイダー組の中心人物に。また、『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]』でも彼や[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]とは盟友同士である。 |
+ | ;[[ホランド・ノヴァク]] | ||
+ | :『Z』では彼らと共に[[ZEUTH]]アウトサイダー組の中心人物に。また、『A.C.E.3』でも彼らとは盟友同士である。 | ||
=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[神隼人 (OVA)]] | ;[[神隼人 (OVA)]] | ||
− | :『R』では、彼やクワトロと共にラウンドナイツの中心的存在。サングラス仲間。以前から面識があったようであり、[[上海]]で再会した折に彼や3人揃ったゲッターチームを連れて日本の[[GEAR]] | + | :『R』では、彼やクワトロと共にラウンドナイツの中心的存在。サングラス仲間。以前から面識があったようであり、[[上海]]で再会した折に彼や3人揃ったゲッターチームを連れて日本の[[GEAR]]本部まで同行させた。また、『A.C.E.3』でも盟友である。 |
;[[不動GEN]] | ;[[不動GEN]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では彼からの依頼を受け、ZEUTH世界の次元歪曲宙域の探索とアイムの追跡調査を行なっていた。後に彼の導きにより、[[エターナル]]でアビスを通過して[[ZEXIS]]世界への転移を果たす。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では彼からの依頼を受け、ZEUTH世界の次元歪曲宙域の探索とアイムの追跡調査を行なっていた。後に彼の導きにより、[[エターナル]]でアビスを通過して[[ZEXIS]]世界への転移を果たす。 | ||
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=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
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=== [[機動新世紀ガンダムX|TV版]] === | === [[機動新世紀ガンダムX|TV版]] === | ||
;「''[[月]]は出ているか?''」<br />「月は出ているかと聞いている…!」 | ;「''[[月]]は出ているか?''」<br />「月は出ているかと聞いている…!」 | ||
− | :第1話タイトル。[[ガンダムエックス|GX]] | + | :第1話タイトル。[[ガンダムエックス|GX]]が現れた事に驚き、「サテライトキャノンが撃てる状況にあるか?」を[[フリーデン]]のクルーに対して尋ねた言葉。 |
− | : | + | :[[トラウマイベント|トラウマ]]を持つジャミルは、立ち上がって緊張した様子で問うのだが、何も知らないクルーは「は?」という反応だった。 |
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;「照準は私が指示する。''<ruby><rb>銃爪</rb><rt>ひきがね</rt></ruby>はお前が引け…!''」 | ;「照準は私が指示する。''<ruby><rb>銃爪</rb><rt>ひきがね</rt></ruby>はお前が引け…!''」 | ||
:第5話タイトルを含む台詞。[[モビルアーマー|MA]]・[[グランディーネ]]を倒すため、[[ガロード・ラン|ガロード]]にサテライトキャノンのトリガーを預ける。 | :第5話タイトルを含む台詞。[[モビルアーマー|MA]]・[[グランディーネ]]を倒すため、[[ガロード・ラン|ガロード]]にサテライトキャノンのトリガーを預ける。 | ||
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:第11話タイトル。ジャミルは凍った湖にGコンを投げ捨て、ガロードに取ってくるよう指示する。 | :第11話タイトル。ジャミルは凍った湖にGコンを投げ捨て、ガロードに取ってくるよう指示する。 | ||
:ガロードはGコンを回収するが、その時氷が割れそうになる。そんなガロードに対してジャミルが叫んだ台詞である。一連のジャミルの叱咤のおかげでガロードは迷いを振り切り、再び走り出した。 | :ガロードはGコンを回収するが、その時氷が割れそうになる。そんなガロードに対してジャミルが叫んだ台詞である。一連のジャミルの叱咤のおかげでガロードは迷いを振り切り、再び走り出した。 | ||
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;「ガロード自身のセンスだ。あいつの操縦センスは桁外れに高い。特に順応性については天才的なカンを発揮する」 | ;「ガロード自身のセンスだ。あいつの操縦センスは桁外れに高い。特に順応性については天才的なカンを発揮する」 | ||
− | :第12話「私の最高傑作です」より。急襲してきた[[フロスト兄弟]] | + | :第12話「私の最高傑作です」より。急襲してきた[[フロスト兄弟]]の部隊の前にパワーアップしたGXを駆るガロードが舞い戻る。 |
− | : | + | :フィールドテストもロクに済ませていないながらも、ジュラッグ部隊を次々に撃墜していくガロードに対してのジャミル評。[[キッド・サルサミル|キッド]]も「バカそうなノリからは想像つかないけどね」と付け足す。 |
;「今のあいつは自分の限界を知っている」<br/>テクス「だから、無茶はしても無理はしないか。私は懐疑的だ。15なんて半分、子供だからな」<br/>「だが残りの半分は、大人だ」 | ;「今のあいつは自分の限界を知っている」<br/>テクス「だから、無茶はしても無理はしないか。私は懐疑的だ。15なんて半分、子供だからな」<br/>「だが残りの半分は、大人だ」 | ||
:第12話より。 | :第12話より。 | ||
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;「方向を見失った者には、時には拳を振り上げ、突き放す勇気がいる。氷の湖を思い出せ」 | ;「方向を見失った者には、時には拳を振り上げ、突き放す勇気がいる。氷の湖を思い出せ」 | ||
:13話。カリスとの邂逅により、力を求めるカリスの姿を自分に重ねて戸惑うガロードは「力を求める事が悪いことなのか」とブリッジで心中の迷いを打ち明ける。それに対してジャミルは氷原の一件を例えとして出し、ガロードに道を示す。 | :13話。カリスとの邂逅により、力を求めるカリスの姿を自分に重ねて戸惑うガロードは「力を求める事が悪いことなのか」とブリッジで心中の迷いを打ち明ける。それに対してジャミルは氷原の一件を例えとして出し、ガロードに道を示す。 | ||
− | ;「戦争はもう終わったのだ! 次の世代に怨念をぶつけて、何の進歩がある! なぜ未来に託さない!」<br />ノモア「あの戦争が無意味であったなら、私は存在の意味を失う! 未来に想いを馳せるより、私は過去を認めねばならん!」<br/>「なぜ未来を信じない!?」<br/>ノモア「それが人というモノだ…!」 | + | ;「戦争はもう終わったのだ! 次の世代に怨念をぶつけて、何の進歩がある! なぜ未来に託さない!」<br />ノモア「あの戦争が無意味であったなら、私は存在の意味を失う! 未来に想いを馳せるより、私は過去を認めねばならん!」<br />「なぜ未来を信じない!?」<br />ノモア「それが人というモノだ…!」 |
:第14話「俺の声が聞こえるか!」より。[[パトゥーリア]]で破壊の限りを尽くす[[ノモア・ロング|ノモア]]に向けて。戦争という過去に憑りつかれた者と未来を信じる者、両者の対比が印象的。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[DVE]]。 | :第14話「俺の声が聞こえるか!」より。[[パトゥーリア]]で破壊の限りを尽くす[[ノモア・ロング|ノモア]]に向けて。戦争という過去に憑りつかれた者と未来を信じる者、両者の対比が印象的。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[DVE]]。 | ||
;「こんな物は、もういらないんだっ!」 | ;「こんな物は、もういらないんだっ!」 | ||
207行目: | 173行目: | ||
; 「お前も私も、戦争という呪縛から、逃れられんのかもしれんな…」 | ; 「お前も私も、戦争という呪縛から、逃れられんのかもしれんな…」 | ||
: 第27話より。かつての愛機が形を変えたものでもある[[ガンダムダブルエックス]]を見つめながらの発言。以前、アイムザットに「ニュータイプという言葉の呪縛から逃れることはできない」と言われたこともあり、ジャミルの苦悩は増していく。 | : 第27話より。かつての愛機が形を変えたものでもある[[ガンダムダブルエックス]]を見つめながらの発言。以前、アイムザットに「ニュータイプという言葉の呪縛から逃れることはできない」と言われたこともあり、ジャミルの苦悩は増していく。 | ||
− | ; | + | ;「''飛べ、ガロード!''」 |
:第31話タイトル。[[宇宙]]へ上がるガロードを支援した時の台詞。 | :第31話タイトル。[[宇宙]]へ上がるガロードを支援した時の台詞。 | ||
;「こうして、直接顔を合わせるのは初めてだな…!」 | ;「こうして、直接顔を合わせるのは初めてだな…!」 | ||
:第38話より。[[D.O.M.E.]]内で15年前の第七時宇宙戦争時の[[ライバル]]だった[[ランスロー・ダーウェル]]と初めて顔合わせして。 | :第38話より。[[D.O.M.E.]]内で15年前の第七時宇宙戦争時の[[ライバル]]だった[[ランスロー・ダーウェル]]と初めて顔合わせして。 | ||
:ランスローはガロードや[[ティファ・アディール|ティファ]]を通してジャミルの現状を知っており、互いを認め合った二人は握手を交わした。 | :ランスローはガロードや[[ティファ・アディール|ティファ]]を通してジャミルの現状を知っており、互いを認め合った二人は握手を交わした。 | ||
− | ; | + | ;「私は自分が何者かであるかを追い求めて、ここまでやってきた。答えはまだ見つかっていない。だが、これだけは言える。ニュータイプは[[神]]ではない! 主義主張を語る道具でもない! ましてや、オールドタイプに利用されるべき存在でもない! ニュータイプの命を奪い…このような姿にする権利など、誰にもないはずだ!!」 |
: D.O.M.E.=ファーストニュータイプに関して、言い争いを始める、[[ザイデル・ラッソ|ザイデル]]と[[フィクス・ブラッドマン|ブラッドマン]]。そんな両者をニュータイプに関わる悲劇を見てきたジャミルは一喝する。 | : D.O.M.E.=ファーストニュータイプに関して、言い争いを始める、[[ザイデル・ラッソ|ザイデル]]と[[フィクス・ブラッドマン|ブラッドマン]]。そんな両者をニュータイプに関わる悲劇を見てきたジャミルは一喝する。 | ||
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:『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』後編より。ランスローとの決闘中、サテライトキャノンで決着をつけようとするが、コロニー落としで壊れ行く地球の姿がフラッシュバックし、トリガーが引けなくなってしまう。 | :『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』後編より。ランスローとの決闘中、サテライトキャノンで決着をつけようとするが、コロニー落としで壊れ行く地球の姿がフラッシュバックし、トリガーが引けなくなってしまう。 | ||
:余談だが、'''サテライトキャノンはどう考えても[[戦略・戦術兵器|戦略兵器]]であり、間違っても一対一の決闘でぶっ放すようなものではない'''。 | :余談だが、'''サテライトキャノンはどう考えても[[戦略・戦術兵器|戦略兵器]]であり、間違っても一対一の決闘でぶっ放すようなものではない'''。 | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「銃爪(ひきがね)は私が引く!」 | ;「銃爪(ひきがね)は私が引く!」 | ||
:射撃武器を使う時の台詞。原作第5話タイトルのパロディ。 | :射撃武器を使う時の台詞。原作第5話タイトルのパロディ。 | ||
− | ; | + | ;「う…ぐ……!動け!Gビット!」 |
:Gビット使用時。失った力を無理やりに引き出しているらしい。 | :Gビット使用時。失った力を無理やりに引き出しているらしい。 | ||
;「この手で、再び銃爪を…引くしかないと言うのか…!」 | ;「この手で、再び銃爪を…引くしかないと言うのか…!」 | ||
250行目: | 210行目: | ||
;「消せない過去の傷…この地に立つと、そんな言葉が頭に過ぎる」 | ;「消せない過去の傷…この地に立つと、そんな言葉が頭に過ぎる」 | ||
:「執行者」の本拠地である日本アルプスに刻まれた「[[時空振動弾|時空破壊]]の爪跡」を目の当たりにして、暗澹たる想いに囚われる。 | :「執行者」の本拠地である日本アルプスに刻まれた「[[時空振動弾|時空破壊]]の爪跡」を目の当たりにして、暗澹たる想いに囚われる。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[ガンダムエックス]] | ;[[ガンダムエックス]] | ||
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:;[[ガンダムエックス・ディバイダー]] | :;[[ガンダムエックス・ディバイダー]] | ||
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;[[ドートレス]] | ;[[ドートレス]] | ||
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;[[ベルティゴ]] | ;[[ベルティゴ]] | ||
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;[[フリーデン]] | ;[[フリーデン]] | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *彼のファミリーネーム「ニート」はよくネタにされるが、アルファベットの綴りはNeate。働かない若者を意味するNEETでは綴りが違う。 |
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |