「シン・アスカ」を編集中

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本質的には純粋で正義感の強い性格で妹マユやステラの一件を見ても心優しい一面を持っており、彼女達の悲劇を受けて自分の手で平和な世界を作り出そうとする信念は持っているが、未熟さ故に「守る為の力」のみを求めてしまっていた。それ故に、アスランの語っていた「力の使い方」についてまで理解出来なかったシンは、精神的に追い込まれていき、[[ギルバート・デュランダル]]の言葉に導かれるまま彼の計画へと身を投じていく。
 
本質的には純粋で正義感の強い性格で妹マユやステラの一件を見ても心優しい一面を持っており、彼女達の悲劇を受けて自分の手で平和な世界を作り出そうとする信念は持っているが、未熟さ故に「守る為の力」のみを求めてしまっていた。それ故に、アスランの語っていた「力の使い方」についてまで理解出来なかったシンは、精神的に追い込まれていき、[[ギルバート・デュランダル]]の言葉に導かれるまま彼の計画へと身を投じていく。
  
戦闘では射撃戦・格闘戦共にそつなくこなすが、特に戦闘におけるスピード面に秀でており、対艦刀を特に好んで使用し、ここぞという場面ではソードインパルスに換装して多大な戦果を挙げ、フォースインパルスでも換装せずにソードの装備であるエクスカリバーを使用するほどである。高速一撃離脱戦重視の[[デスティニーガンダム]]はそうしたシンの戦闘データに基づき調整されている。拳銃射撃は日頃からレイと共に訓練しているが、活かされる機会は無かった。スチール缶を片手で握りつぶす、(一般ザフト兵を一撃で昏倒させる程の)アスランの[[修正|本気パンチ]]を顔に受けてもびくともしない等、妙にタフな描写がされているが、これはモビルスーツ戦闘でも同様であり、[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]のレールガンが至近距離で直撃したにも関わらず即座に戦闘を継続するタフさを見せている。
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戦闘では射撃戦・格闘戦共にそつなくこなすが、特に戦闘におけるスピード面に秀でており、対艦刀を特に好んで使用し、ここぞという場面ではソードインパルスに換装して多大な戦果を挙げ、フォースインパルスでも換装せずにソードの装備であるエクスカリバーを使用するほどである。高速一撃離脱戦重視の[[デスティニーガンダム]]はそうしたシンの戦闘データに基づき調整されている。拳銃射撃は日頃からレイと共に訓練しているが、活かされる機会は無かった。スチール缶を片手で握りつぶす、(一般ザフト兵を一撃で昏倒させる程の)アスランの[[修正|本気パンチ]]を顔に受けてもびくともしない等、妙にタフな描写がされている。
  
原作序盤はさしたる戦果を挙げられなかったが、中盤に[[SEED]]が覚醒して以降は著しい成長を遂げる。しかし、力だけが成長していく反面それを制御する「心の成長」が伴っておらず、デュランダルのレイを使った策謀もあって、やがて「増長」という形で悪化していく事になる。
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原作序盤はさしたる戦果を挙げられなかったが、中盤に[[SEED]]が覚醒して以降は著しい成長を遂げる。しかし、力だけが成長していく反面それを制御する「心の成長」が伴っておらず、デュランダルのレイを使った策謀もあって、やがて「増長」という形で悪化していく事になる。実際のところ、SEED発動時はスーパーコーディネイターたるキラでさえ舌を巻く操縦技術を見せ、一度はインパルスでフリーダムを撃墜している。[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]対デスティニーの各会戦でも、オーブ戦にてアロンダイトの白刃取り+パワーダウンで一時的に撤退こそしたが、以降は一人では互角以上、2対1ならキラを追い込めるほどの実力を見せており、操縦技術に関してはキラに引けを取らない当時のザフト最高峰といえる。しかし心が成長どころか寧ろ摩耗していく一方だったためか、その原因のひとつたるアスランに対しては精神的要因もあって非常に弱く、最終的にアスランに[[説得]]される最中精神が限界に達し、精神崩壊寸前の状態に陥ってしまったため、それを止める形でアスランに撃墜されている。
 
 
実際のところ、SEED発動時は[[スーパーコーディネイター]]たるキラでさえ舌を巻く操縦技術を見せ、一度はインパルスでフリーダムを撃墜している。ストライクフリーダム対デスティニーの各会戦でも、オーブ戦にてアロンダイトの白刃取り+パワーダウンで一時的に撤退こそしたが、以降は一人では互角以上、2対1ならキラを追い込めるほどの実力を見せており、操縦技術に関してはキラに引けを取らない当時のザフト最高峰といえる。エンジェルダウン作戦が顕著だが、経験と習熟を重ねることでシンは飛躍的に強くなるポテンシャルを秘めている。
 
 
 
しかし心が成長どころか寧ろ摩耗していく一方だったためか、その原因のひとつたるアスランに対しては精神的要因もあって非常に弱く、最終的にアスランに[[説得]]される最中精神が限界に達し、精神崩壊寸前の状態に陥ってしまったため、それを止める形でアスランに撃墜されている。
 
  
 
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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福田監督は、2024年の劇場版『SEED FREEDOM』完成記念会見にてシンを「根は素直でかわいい子」と評している。実際この評通りに素直な喜びを表現する描写は『DESTINY』の時点で複数見受けられている。しかし序盤の時点でシンの描き方に失敗し、怒りの部分が強くなりすぎてしまった。また『DESTINY』初期の段階で「シンを最後まで主役に置くのは難しい」と思ったので福田監督はキラ、シリーズ構成の両澤千晶氏はアスランを主人公に据えたことを後に監督が証言している<ref name="animate"/>。
 
福田監督は、2024年の劇場版『SEED FREEDOM』完成記念会見にてシンを「根は素直でかわいい子」と評している。実際この評通りに素直な喜びを表現する描写は『DESTINY』の時点で複数見受けられている。しかし序盤の時点でシンの描き方に失敗し、怒りの部分が強くなりすぎてしまった。また『DESTINY』初期の段階で「シンを最後まで主役に置くのは難しい」と思ったので福田監督はキラ、シリーズ構成の両澤千晶氏はアスランを主人公に据えたことを後に監督が証言している<ref name="animate"/>。
  
ストーリーの途中で、前作主人公や他のキャラクターに出番を喰われる事例というのは、アニメや漫画等では決して少なくないが(スパロボ参戦作品では『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』終盤の[[剣鉄也]]や『[[機甲戦記ドラグナー]]』終盤のケーン・ワカバ等)、彼の場合2000年代の中でも著名な作品であるのも手伝い、OP演出や脚本進行上もそれが露骨に顕在化したため、主役の座を奪われた人物の代表的存在となってしまった。その影響も有って一部のメディア等においては『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公=キラ・ヤマトと紹介される事もある<ref>こうした扱いが公式側においても遂に無視できなくなってしまったのか月刊ガンダムエース連載[[漫画]]『HGに恋するふたり』第4話にて、扱いの悪さ(と作品への賛否評価)について言及される事態をも迎えている。</ref>(但し、劇場版の公開決定前後からはその影響か、2023年に発売されたBlu-rayボックス等の商品展開で再び『DESTINY』の主人公として扱われている)。
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ストーリーの途中で、前作主人公や他のキャラクターに出番を喰われる事例というのは、アニメや漫画等では決して少なくないが(スパロボ参戦作品では『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』終盤の[[剣鉄也]]や『[[機甲戦記ドラグナー]]』終盤のケーン・ワカバ等)、彼の場合2000年代の中でも著名な作品であるのも手伝い、OP演出や脚本進行上もそれが露骨に顕在化したため、主役の座を奪われた人物の代表的存在となってしまった。その影響も有って一部のメディア等においては『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公=キラ・ヤマトと紹介される事もある<ref>こうした扱いが公式側においても遂に無視できなくなってしまったのか月刊ガンダムエース連載[[漫画]]『HGに恋するふたり』第4話にて、扱いの悪さ(と作品への賛否評価)について言及される事態をも迎えている。</ref>(但し、近年では劇場版の公開も決定された影響か、2023年に発売されたBlu-rayボックス等の商品展開では再び『DESTINY』の主人公として扱われている)。
  
 
なお、一部では「復讐鬼」というイメージで語られる事もあるが、復讐の感情で戦っていたと取れるのはあくまでもステラ死後のフリーダム戦のみであり、本編全体としては当てはまるとは言い難い。どちらかと言うと感情のまま敵を倒しているので、「猪突猛進」という言葉の方が合っている。
 
なお、一部では「復讐鬼」というイメージで語られる事もあるが、復讐の感情で戦っていたと取れるのはあくまでもステラ死後のフリーダム戦のみであり、本編全体としては当てはまるとは言い難い。どちらかと言うと感情のまま敵を倒しているので、「猪突猛進」という言葉の方が合っている。
  
また初期の極一部の資料では、「強いナチュラル蔑視感情が有る」と記されているが、作中では他のミネルバクルーとは違ってナチュラル蔑視の発言は全く無く(事実、[[海]]で溺れたステラを救出した際にもナチュラル云々は一切口にしていない)、当初は妹のマユもナチュラルである説もあった(シンの両親はコーディネイターであった事が確定したため、シンもマユもコーディネイター夫婦から生まれた第二世代コーディネイターと判明し、現在では否定されている)ため、誤情報あるいは死に設定であると思われる<ref>SRWでも蔑視描写はなく、『X-Ω』のイベント「運命の騎兵隊」では[[ケーン・ワカバ]]が出会ったばかりのシンの目を「ナチュラル憎し、って感じの目じゃなかったね!」と評している。</ref>
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また初期の極一部の資料では、「強いナチュラル蔑視感情が有る」と記されているが、作中では他のミネルバクルーとは違ってナチュラル蔑視の発言は全く無く(事実、[[海]]で溺れたステラを救出した際にもナチュラル云々は一切口にしていない)、当初は妹のマユもナチュラルである説もあった(シンの両親はコーディネイターであった事が確定したため、シンもマユもコーディネイター夫婦から生まれた第二世代コーディネイターと判明し、現在では否定されている)ため、誤情報あるいは死に設定であると思われる。<ref>SRWでも蔑視描写はなく、『X-Ω』のイベント「運命の騎兵隊」では[[ケーン・ワカバ]]が出会ったばかりのシンの目を「ナチュラル憎し、って感じの目じゃなかったね!」と評している。</ref>
  
ただ、総じて本編や設定資料等において過去のオーブで暮らしていた頃の境遇(オーブに住んでいた期間は諸説有り定かではなく、家族とトダカ以外の人間関係も不明)や移民の立場から軍組織であるザフトに入った明確な理由(名台詞の項参照)等をはじめ、ストーリーを通じてのシンの心情があまり描写されなかった事も有って<ref>公式外伝である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』で本編開始直前のシンが登場しているが、あくまでメインがインパルスガンダムである為か殆ど台詞も無くキャラクター描写もほとんどされていない。</ref>、キラやアスランと比べると不明瞭。他媒体で掘り下げられる際もアカデミー時代が主であり、このあたりの設定は[[続編]]や後発の[[資料]]等による設定の統一と補完が待たれている。
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ただ、総じて本編や設定資料等において過去のオーブで暮らしていた頃の境遇(オーブに住んでいた期間は諸説有り定かではなく、家族とトダカ以外の人間関係も不明)や移民の立場から軍組織であるザフトに入った明確な理由(名台詞の項参照)等をはじめ、ストーリーを通じてのシンの心情があまり描写されなかった事も有って<ref>公式外伝である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』で本編開始直前のシンが登場しているが、あくまでメインがインパルスガンダムである為か殆ど台詞も無くキャラクター描写もほとんどされていない。</ref>、キラやアスランと比べると不明瞭であり、[[続編]]や後発の[[資料]]等による設定の統一と補完が待たれる。
  
 
=== 他媒体での描写 ===
 
=== 他媒体での描写 ===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作における設定上、[[アークエンジェル]]組を中心にした視点である『SC2』や『K』、『CC』では最終的には仲間になるものの、他の[[ミネルバ隊]]の面々と同様に[[メサイア]]攻防戦まで敵として登場する。逆に彼とミネルバ隊の視点である『Z』と『L』では、序盤から終盤まで一貫して自軍メインキャラである。今のところ必ず敵に回るのは前述の『SC2』『K』『CC』に加えて『DD』の4作品だが、『DD』では基本的に味方扱いで視点により敵側になるシーンがある程度(しかも、今回は主人公の選択や分岐ルートが存在せず、'''キラも必ず敵として戦わなければいけない'''のでシンだけに限った話では無い)。『Z』でも後半で敵に回るがフラグ次第で回避可能。『SC2』など例外もあるが、基本的には、キラに主役の座を奪われた原作と違い、「『SEED DESTINY』の主役」という扱いといっていい。
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原作における設定上、[[アークエンジェル]]組を中心にした視点である『SC2』や『K』、『CC』では最終的には仲間になるものの、他の[[ミネルバ隊]]の面々と同様に[[メサイア]]攻防戦まで敵として登場する。逆に彼とミネルバ隊の視点である『Z』と『L』では、序盤から終盤まで一貫して自軍メインキャラである。今のところ必ず敵に回るのは前述の『SC2』と『K』、『CC』『DD』の4作品だが、『DD』では基本的に味方扱いで視点により敵側になる程度。『Z』でも後半で敵に回るがフラグ次第で回避可能。『SC2』など例外もあるが、基本的には、キラに主役の座を奪われた原作と違い、「『SEED DESTINY』の主役」という扱いといっていい。
  
 
『SEED DESTINY』本編が一通り再現されてからは、原作終了後設定の作品も増えている。その場合は、迷いながらも戦いを止められず、誰かに命じられるがままだった過去を強く悔やんでおり、改めて世界から戦争を無くす為に努力を惜しまぬ姿勢を貫く覚悟を見せている。また、他作品の若年層のキャラクター達を良き先輩として導いていく役所も増えている。また作品によってはSEED技能が中盤まで封印状態になっていることもある。
 
『SEED DESTINY』本編が一通り再現されてからは、原作終了後設定の作品も増えている。その場合は、迷いながらも戦いを止められず、誰かに命じられるがままだった過去を強く悔やんでおり、改めて世界から戦争を無くす為に努力を惜しまぬ姿勢を貫く覚悟を見せている。また、他作品の若年層のキャラクター達を良き先輩として導いていく役所も増えている。また作品によってはSEED技能が中盤まで封印状態になっていることもある。
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:基本的にイベントクエストでの登場となるが、[[ソリス]]側のイベント「それは、小さなキセキ」に登場したのを反映してか、メインクエスト終盤でも若干ながら出演した。2021年1月のイベント「明日に咲く花」が最後の出番で、同イベントで追加されたユニットで遂にキラとの新旧主人公合体攻撃が実現した。
 
:基本的にイベントクエストでの登場となるが、[[ソリス]]側のイベント「それは、小さなキセキ」に登場したのを反映してか、メインクエスト終盤でも若干ながら出演した。2021年1月のイベント「明日に咲く花」が最後の出番で、同イベントで追加されたユニットで遂にキラとの新旧主人公合体攻撃が実現した。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:2023年8月のメインストーリー3章Part7より参戦。フォースインパルスガンダムとデスティニーガンダムに搭乗。参戦時点では[[ディバイン・ドゥアーズ]]には合流しないが、ゲーム的に敵として扱われるのは3章Part12で初と非常に遅かった(寧ろ、キラの方が先に敵として扱われていた)。
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:2023年8月のメインストーリー3章Part7より参戦。フォースインパルスガンダムとデスティニーガンダムに搭乗。参戦時点では[[ディバイン・ドゥアーズ]]には合流しないが、ゲーム的に敵として扱われるのは3章Part12で初と非常に遅かった。
 
:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展したが、後にディバイン・ドゥアーズの面々からの非難を受け止め一時的に協力している。
 
:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展したが、後にディバイン・ドゥアーズの面々からの非難を受け止め一時的に協力している。
 
:アスランやカガリに対しても暴言は原作より抑えめであり、後にアスランに「本当はフリーダムが悪い訳じゃない事は理解している」と話している一方で、その気になれば連合・ザフトの双方を簡単に壊滅させる事が可能なディバイン・ドゥアーズに関しては信用する事が出来ず、後述するがもしもの時彼らの抑止力になりたいとも語っているが、上述の悪感情に加え、シン個人が自分の力で守る事に固執している事、混乱を煽る[[ディスコード・ディフューザー]]等、一般人にはゲートや異世界の侵略者という本当の脅威の存在を知る術がない事、そして何よりディバイン・ドゥアーズ自体がその力と介入行動により(シン個人視点どころではなく)第3世界全体で悪感情を持たれ危険分子として認識されている等から、結果として本作のシンの言動は「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」となっている。総じて、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''であろう。
 
:アスランやカガリに対しても暴言は原作より抑えめであり、後にアスランに「本当はフリーダムが悪い訳じゃない事は理解している」と話している一方で、その気になれば連合・ザフトの双方を簡単に壊滅させる事が可能なディバイン・ドゥアーズに関しては信用する事が出来ず、後述するがもしもの時彼らの抑止力になりたいとも語っているが、上述の悪感情に加え、シン個人が自分の力で守る事に固執している事、混乱を煽る[[ディスコード・ディフューザー]]等、一般人にはゲートや異世界の侵略者という本当の脅威の存在を知る術がない事、そして何よりディバイン・ドゥアーズ自体がその力と介入行動により(シン個人視点どころではなく)第3世界全体で悪感情を持たれ危険分子として認識されている等から、結果として本作のシンの言動は「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」となっている。総じて、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''であろう。
:しかし、3章Part9にて『CC』同様にベルリンでの戦闘時は協力するが、ディスコード・ディフューザーの[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]と[[ガウルン]]によって、キラがステラを殺したかのように演出されてしまった事で'''「シンからしてみれば信じて協力したのにフリーダムに裏切られた」'''状況<ref>その為、サブタイトルも'''「仕組まれた悪夢」'''となっている。</ref>になってしまい、本格的に憎悪をぶつけ'''シミュレーション無しでフリーダムの戦法を即席で対策して撃墜'''してしまう。皮肉にも原作におけるデュランダルの奸計の比では無いほどの悪意に踊らされる事になり、あくまでこの時点ではフリーダムを憎悪するに留まっていたが、3章Part12にてディバイン・ドゥアーズまで含めて不信感が爆発、アズラエルに扇動される形で本格的に攻撃を仕掛ける(一応、上からの命令でもある)が、逆に彼らはシン達を敵としては見ておらず、極力攻撃しない様に細心の注意を心掛けていた。
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:しかし、3章Part9にて『CC』同様にベルリンでの戦闘時は協力するが、ディスコード・ディフューザーの[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]と[[ガウルン]]によって、キラがステラを殺したかのように演出されてしまった事で'''「シンからしてみれば信じて協力したのにフリーダムに裏切られた」'''状況<ref>その為、サブタイトルも'''「仕組まれた悪夢」'''となっている。</ref>になってしまい、本格的に憎悪をぶつけ'''シミュレーション無しでフリーダムの戦法を即席で対策して撃墜'''してしまう。皮肉にも原作におけるデュランダルの奸計の比では無いほどの悪意に踊らされる事になり、あくまでこの時点ではフリーダムを憎悪するに留まっていたが、3章Part12にて不信感が爆発、アズラエルに扇動される形でディバイン・ドゥアーズを今までよりも信用出来ずに本格的に攻撃を仕掛ける(一応、上からの命令でもある)が、その彼らはと言うとシンとレイに関しては敵としては見ておらず、極力攻撃しない様に細心の注意を心掛けていた。
:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や同情を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身の行く先を案じた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。
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:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や共感を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身を気に掛けた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:気力130以上の時、攻撃力・照準値が増加し、ステージ中一度だけ「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 
:気力130以上の時、攻撃力・照準値が増加し、ステージ中一度だけ「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 
:'''[Z]覚悟(シン)'''
 
:'''[Z]覚悟(シン)'''
:攻撃力・照準値・HPが増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下の時、「突撃」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」「[[根性]]」も追加される)がかかる(LV5で追加される)。被ダメージの気力上昇量が増加する(LV20で追加される)。
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:攻撃力・照準値・HPが増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下の時、「突撃」レベルが上がると「[[ひらめき]]」「[[根性]]」も追加される)がかかる(LV5で追加される)。被ダメージの気力上昇量が増加する(LV20で追加される)。
 
:'''アタッカー(シン)'''
 
:'''アタッカー(シン)'''
 
:全ての攻撃の与ダメージ・照準値が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
 
:全ての攻撃の与ダメージ・照準値が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
:'''[Z]起死回生(シン)'''
 
:防御力・照準値が増加する。反撃時、一定の確率で先制攻撃を行う。気力上限が増加する(LV5で追加される)。反撃時、照準値が増加する(LV15で追加される)。気力150以上の時、ステージ中一度「[[必中]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる(LV15で追加される)。
 
  
 
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
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=== [[プラント]] ===
 
=== [[プラント]] ===
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:軍の最高権力者。戦争のない平和な世界を目指す彼はシンにとっては頼りにしている存在であり、デュランダル自身もシンに大きく期待していた。
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:軍の最高権力者。戦争のない平和な世界を目指す彼はシンにとっては頼りにしている存在であり、デュランダル自身もシンに大きく期待していた。が、彼もまた戦争を利用して己の目的を達成せんとする人物で、その野望成就の為の駒としてシンを見ている面もあり、その食い違いがシンの悲劇に繋がってしまった。
:彼もまた戦争を利用して己の目的を達成せんとする人物で、その野望成就の為の駒としてシンを見ている面もあり、シンは彼の裏の顔を知る機会すらなく彼を疑う理由自体がなかった。結果としてこれがシンの悲劇に繋がってしまう。
 
 
:SRWでは彼との関係が改善されている場合もあり、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』や『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では死の間際に、シンにも人類の未来を託している。
 
:SRWでは彼との関係が改善されている場合もあり、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』や『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では死の間際に、シンにも人類の未来を託している。
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
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:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。
 
:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。
 
:漫画『THE EDGE』の短編集『THE EDGE Desire』においては、士官学校で知り合ったばかりの頃が描かれており、最初は衝突してばかりだったが逆にシンに対して激怒という形で感情を揺さぶられていた。
 
:漫画『THE EDGE』の短編集『THE EDGE Desire』においては、士官学校で知り合ったばかりの頃が描かれており、最初は衝突してばかりだったが逆にシンに対して激怒という形で感情を揺さぶられていた。
:スパロボでは敵対する展開もあり、彼に対する説得イベントがあるなど親友としての関係が強調されている。原作ではどの媒体においても最後はレイとは別れることになってしまうが、SRWでは『Z』『K』『L』と展開次第ではレイとの別れを回避できる作品も多く、[[Zシリーズ]]では『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の時点でもレイの生存がシンの口から語られている。
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:スパロボでは敵対する展開もあり、彼に対する説得イベントがあるなど親友としての関係が強調されている。原作ではどの媒体においても最後はレイとは別れることになってしまうが、SRWでは『Z』、『K』、『L』の展開次第ではレイとの別れを回避できる。
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:さらに[[Zシリーズ]]では[[再世篇]]の時点でもレイの生存がシンの口から語られている。
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
:士官学校からの友人。シンにとっては仲のよい異性の友達同士といった間柄だったが、お互い大事な人を失った事をきっかけに傷を舐めあうように惹かれあっていき、HDリマスター版Blu-ray付属ドラマCD時点で正式に恋人同士になった模様。
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:士官学校からの友人。シンにとっては仲のよい異性の友達同士といった間柄だったが、お互い大事な人を失った事をきっかけに傷を舐めあうように惹かれあっていく。
 
:コミックボンボン連載の漫画版では、[[メイリン・ホーク|メイリン]]がアスラン脱走回から登場しなくなるのもあってか最後まで進展しない。漫画『THE EDGE』の短編集『THE EDGE Desire』においては、士官学校時代ではシンとレイの喧嘩を面白がりながらも緩衝役として間に立っていた。
 
:コミックボンボン連載の漫画版では、[[メイリン・ホーク|メイリン]]がアスラン脱走回から登場しなくなるのもあってか最後まで進展しない。漫画『THE EDGE』の短編集『THE EDGE Desire』においては、士官学校時代ではシンとレイの喧嘩を面白がりながらも緩衝役として間に立っていた。
 
:SRWにおいても概ね原作通りに関係を深め、ほとんどの作品で恋人関係になっているが、『L』では付き合うきっかけとなった想い人との別れがストーリーの展開上なくなったため、生存するステラの存在もあって「戦友以上恋人未満」のような関係。
 
:SRWにおいても概ね原作通りに関係を深め、ほとんどの作品で恋人関係になっているが、『L』では付き合うきっかけとなった想い人との別れがストーリーの展開上なくなったため、生存するステラの存在もあって「戦友以上恋人未満」のような関係。
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:現地協力員としてミネルバ隊に合流した際に作戦の要となるシンが軽率な態度を取った事で口論となったが、作戦開始直前には連合に苦しめられている自分達の窮状を語りながらシンに望みを託していた。
 
:現地協力員としてミネルバ隊に合流した際に作戦の要となるシンが軽率な態度を取った事で口論となったが、作戦開始直前には連合に苦しめられている自分達の窮状を語りながらシンに望みを託していた。
 
;[[叢雲劾]]
 
;[[叢雲劾]]
:原作では絡みは無いが、ゲーム『GENERATION of C.E.』のゲームオリジナルパートではシンの動向を見定める役割を担っている。
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:原作では絡みは無いが『X-Ω』のイベント「夢見た楽園は遠く」にて共闘しており、ステラの治療に協力してくれた事にも深く感謝している。
:『X-Ω』のイベント「夢見た楽園は遠く」にて共闘しており、ステラの治療に協力してくれた事にも深く感謝している。
 
 
;ジェス・リブル
 
;ジェス・リブル
 
:外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』の主人公。ザフトの新型モビルスーツの取材に訪れた彼と出会い、絡みは少ないものの危機も救っている。
 
:外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』の主人公。ザフトの新型モビルスーツの取材に訪れた彼と出会い、絡みは少ないものの危機も救っている。
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;「…部屋じゃなくてこんなとこで落ち込んでたんですか。呑気なもんですね。ルナが心配してましたよ。どうしてるかって。自分もやられて怪我してるくせに」<br>「そうやって偉そうな顔したって何も出来なきゃ同じです!」<br>「悪いのは全部地球軍なんだ!あんただってそれと戦うためにザフト軍に戻ってきたんでしょ!?」<br>「だったらもっとしっかりしてくださいよ」
 
;「…部屋じゃなくてこんなとこで落ち込んでたんですか。呑気なもんですね。ルナが心配してましたよ。どうしてるかって。自分もやられて怪我してるくせに」<br>「そうやって偉そうな顔したって何も出来なきゃ同じです!」<br>「悪いのは全部地球軍なんだ!あんただってそれと戦うためにザフト軍に戻ってきたんでしょ!?」<br>「だったらもっとしっかりしてくださいよ」
 
:同上。ミネルバの甲板上で過去の事を考えているアスランに対して生意気な口を利きながらも上官としての自覚を持たせようとする。
 
:同上。ミネルバの甲板上で過去の事を考えているアスランに対して生意気な口を利きながらも上官としての自覚を持たせようとする。
:シンからすれば、かつての仲間の事で悩み続けて責務を果たせないアスランが頼りなく思えたのだろうが、この言葉とその苦悩は後に自分自身にも帰ってくることになる。
 
 
;「司令部にも俺のこと分かってくれる人はいるみたいです」<br />「貴方の言う正しさが全てじゃないってことですよ」
 
;「司令部にも俺のこと分かってくれる人はいるみたいです」<br />「貴方の言う正しさが全てじゃないってことですよ」
 
:「捕虜を勝手に返還した」という銃殺刑にもなりかねない自分の問題行動をデュランダルが認めてくれていると履き違えて増長してしまっている。アスランに対する不信がこの時点で出ていた台詞でもあるが、この横柄な態度もシンに対する批判の一因となっている。
 
:「捕虜を勝手に返還した」という銃殺刑にもなりかねない自分の問題行動をデュランダルが認めてくれていると履き違えて増長してしまっている。アスランに対する不信がこの時点で出ていた台詞でもあるが、この横柄な態度もシンに対する批判の一因となっている。
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;「あんたがステラを殺した! 止めようとしたのにぃぃぃっ!!」
 
;「あんたがステラを殺した! 止めようとしたのにぃぃぃっ!!」
 
:同上。この時のシンは完全にステラを失った悲しみと、彼女を討ったフリーダムとキラへの憎しみに心を支配されてしまっている。
 
:同上。この時のシンは完全にステラを失った悲しみと、彼女を討ったフリーダムとキラへの憎しみに心を支配されてしまっている。
:しかし、当時ファンの間ではこれを正当な物と擁護する一方で'''元々ベルリンの惨状も含めてシンが自分で蒔いた種であり、それらの結果全てをキラになすりつけている見当違いの逆恨み'''という意見もあり、視聴者では物議を醸すこととなった。
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:しかし、当時ファンの間ではこれを正当な物と擁護する一方で'''元々ベルリンの惨状も含めてシンが自分で蒔いた種であり、それらの結果全てをキラになすりつけている見当違いの逆恨み'''という意見も非常に多く、視聴者では物議を醸すこととなった。
 
:『Z』でのフリーダムとの決戦においてもキラへの[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。『DD』では3章Part9で発言する…が、同作ではキラが殺してはおらず、あたかも殺したかのように他者に演出されてしまい、シンもキラも敵の策略に嵌められてしまった形となる。詳細は後述。
 
:『Z』でのフリーダムとの決戦においてもキラへの[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。『DD』では3章Part9で発言する…が、同作ではキラが殺してはおらず、あたかも殺したかのように他者に演出されてしまい、シンもキラも敵の策略に嵌められてしまった形となる。詳細は後述。
 
;「あんたは俺が討つんだ…今日、ここで!」
 
;「あんたは俺が討つんだ…今日、ここで!」
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;「何でこんなことになるんだよ! 何であんたは!」<br />「逃げんなよ! 降伏しろ!」<br />「裏切るな! 基地へ戻れ!!」
 
;「何でこんなことになるんだよ! 何であんたは!」<br />「逃げんなよ! 降伏しろ!」<br />「裏切るな! 基地へ戻れ!!」
 
:第37話、脱走したアスランを追撃する任務に就いてしまった際、アスランに対して。エンジェルダウン作戦後の上述のいざこざで完全に破綻、敵対寸前にまで発展したかと思われていた関係だったが、裏切られて苦しむだけの想いがシンにあったことがここで垣間見えるため、必ずしも嫌い一色の感情ではなかったことが窺える。とはいえアスランの完全な背反行為を許せるような立場でもなく、「あんたが裏切るからーっ!」と撃墜せざるを得なかったことが、かえってシンを絶望に追い込んでしまうわけだが…。
 
:第37話、脱走したアスランを追撃する任務に就いてしまった際、アスランに対して。エンジェルダウン作戦後の上述のいざこざで完全に破綻、敵対寸前にまで発展したかと思われていた関係だったが、裏切られて苦しむだけの想いがシンにあったことがここで垣間見えるため、必ずしも嫌い一色の感情ではなかったことが窺える。とはいえアスランの完全な背反行為を許せるような立場でもなく、「あんたが裏切るからーっ!」と撃墜せざるを得なかったことが、かえってシンを絶望に追い込んでしまうわけだが…。
:この時、アスランがザフトを脱走したのはミーアを通じてデュランダルが「アスランはアークエンジェルを経由して情報を外部に漏らした内通者だった」という罪状を着せて処分するつもりなのに感付いたことであるため。半ば自己防衛的な意味での脱走なのだったのだが、デュランダルに全幅の信頼を寄せているシンには全く思い至る事は無かった。
 
 
;「こんな事をする……こんな事をする奴ら……ロゴス……! 許すもんかぁぁぁっ!! お前たちなんかがいるからッ! 世界はッ!!」
 
;「こんな事をする……こんな事をする奴ら……ロゴス……! 許すもんかぁぁぁっ!! お前たちなんかがいるからッ! 世界はッ!!」
 
:ヘブンズベース攻略戦である第38話より。ステラと同じくデストロイガンダムに乗っ[[スティング・オークレー|スティング]]に対して。そんなスティングやステラのような存在を生み出したロゴスに対し、シンは怒りを爆発させる。『[[L]]』第20話でのスティングとの戦闘前会話でも使用されている。『[[Z]]』では後半部分のみ、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]との特殊台詞で使用されている。
 
:ヘブンズベース攻略戦である第38話より。ステラと同じくデストロイガンダムに乗っ[[スティング・オークレー|スティング]]に対して。そんなスティングやステラのような存在を生み出したロゴスに対し、シンは怒りを爆発させる。『[[L]]』第20話でのスティングとの戦闘前会話でも使用されている。『[[Z]]』では後半部分のみ、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]との特殊台詞で使用されている。
 
;「これがビームだったら、もう終わってるって、そう言いたいのかよ! あんたは!」
 
;「これがビームだったら、もう終わってるって、そう言いたいのかよ! あんたは!」
 
:第42話。[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]との初対決にて、コクピットへのレールガンの直撃を受けてしまった際の台詞。…常人であれば'''そもそもビームでなくてもレールガンの衝撃で気絶し終わっている。'''いくら[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS装甲]]で機体は守られてもパイロット自体は無事では済まないのだが、冷静に考えるとここでダウンするどころか逆上できるのは相当のタフネスの持ち主でなければ不可能である。
 
:第42話。[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]との初対決にて、コクピットへのレールガンの直撃を受けてしまった際の台詞。…常人であれば'''そもそもビームでなくてもレールガンの衝撃で気絶し終わっている。'''いくら[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS装甲]]で機体は守られてもパイロット自体は無事では済まないのだが、冷静に考えるとここでダウンするどころか逆上できるのは相当のタフネスの持ち主でなければ不可能である。
;「何を言ってるんだあんたはッ!」<br />「何も分かってないくせにッ! 裏切り者のくせにィ!」
 
:第43話。[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]を駆って表れたアスランの姿に動揺。アスランはシンに力を求めた理由に立ち返るように説得するが、レイがキラとの戦闘の援護を邪魔されて徐々に感情的になった際の発言。議長とレイの機体に応えたい想いやアスランとの言葉に板挟みで混乱状態になってしまい、アスランを本気で撃墜すべく襲い掛かるが、腕を破壊されて返り討ちにされてしまう。
 
 
;「ジブリールを逃がしたって、それは!」
 
;「ジブリールを逃がしたって、それは!」
 
:レクイエムによってプラントが見舞われた大惨事が「ジブリールを自分達が逃がしたせい」だとするレイに対する反論。「ジブリールに逃げられたのはオーブが匿い、アークエンジェルがそれに着いたから」と一見して筋が通って見えるのだが、ジブリール捕縛作戦失敗は事実のため言い訳まではできない。自己正当化ととられても仕方がない。
 
:レクイエムによってプラントが見舞われた大惨事が「ジブリールを自分達が逃がしたせい」だとするレイに対する反論。「ジブリールに逃げられたのはオーブが匿い、アークエンジェルがそれに着いたから」と一見して筋が通って見えるのだが、ジブリール捕縛作戦失敗は事実のため言い訳まではできない。自己正当化ととられても仕方がない。
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;「うわぁぁぁぁっ!ステラ!マユ!やめろぉぉっ!!」
 
;「うわぁぁぁぁっ!ステラ!マユ!やめろぉぉっ!!」
 
:FINAL PLUS「選ばれた未来」の最終決戦。デスティニーとジャスティスの戦闘に割って入ろうとしたルナマリアのインパルス。しかしここまでのアスランとの戦いでシンの精神は極限まですり減ってしまっていた。割って入ったインパルスはシンの目にはフリーダムに映り、さらに傍らには守りたかった少女と今は亡き妹…ステラとマユの幻影まで現れていた。
 
:FINAL PLUS「選ばれた未来」の最終決戦。デスティニーとジャスティスの戦闘に割って入ろうとしたルナマリアのインパルス。しかしここまでのアスランとの戦いでシンの精神は極限まですり減ってしまっていた。割って入ったインパルスはシンの目にはフリーダムに映り、さらに傍らには守りたかった少女と今は亡き妹…ステラとマユの幻影まで現れていた。
:シンのトラウマが極限まで現れたシーンであり、錯乱したシンはインパルスにまで刃を向けようとする。結果的にはSEEDを発現したアスランによってすんでの所で止められたのだが、精神崩壊寸前というどん底にまで堕ちた、普通ならば戦闘不能であろう状態でありながらなおもSEED状態のアスランに抵抗できていたというのが恐ろしいところである。
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:シンのトラウマが極限まで現れたシーンであり、錯乱したシンはインパルスにまで刃を向けようとするも、SEEDを発現したアスランによってすんでの所で止められた。
  
 
=== その他の媒体 ===
 
=== その他の媒体 ===
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
;「えぇ~!? なんだよこりゃ!? 真っ暗ぁ!? くっそー! まじデータだけが頼りかよ!」<br/>「って、そんな問題じゃないだろうこれはッ! くっそー!」<br/>「何がお前になら出来ると思っただあの野郎! 自分でやりたくなかっただけじゃないのかぁ!?」<br/>「やってやるさ、畜生ーーッ!!」
 
:18話、ガルナハンゲート攻略の際にインパルスの構造を活かし、旧坑道を通っての襲撃するのだが、非常に暗い上に道も狭かったりと面倒な事この上無かった。これはその時に発した愚痴とアスランへの恨み節である。
 
 
;「どうして誰も、教えてくれなかったんだぁーーっ!!」
 
;「どうして誰も、教えてくれなかったんだぁーーっ!!」
 
:放送当時のNTT西日本のフレッツスクエアのCMにて。
 
:放送当時のNTT西日本のフレッツスクエアのCMにて。
:本編の映像を使い『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の見逃し配信のサービスやオリジナルコンテンツを宣伝するもので、現れたカオスガンダムの対策に先週のルナマリアの活躍を参考にするようにとタリアに指示されるが、シンは先週の『DESTINY』を見逃してしまっていた。そこで見逃し配信の広告が入り、前述の台詞を叫ぶというメタかつコミカルな内容。毎週ほぼ必ず流れていたので、この台詞を覚えている人も多いのでは?
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:本編の映像を使い[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]の見逃し配信のサービスやオリジナルコンテンツを宣伝するもので、現れたカオスガンダムの対策に先週のルナマリアの活躍を参考にするようにとタリアに指示されるが、シンは先週のSEED DESTINYを見逃してしまっていた。そこで見逃し配信の広告が入り、前述の台詞を叫ぶというメタかつコミカルな内容。毎週ほぼ必ず流れていたので、この台詞を覚えている人も多いのでは?
 
;「なんで議長まで、チェックしてるんだぁーーっ!!」
 
;「なんで議長まで、チェックしてるんだぁーーっ!!」
 
:上記のCMの別パターン。
 
:上記のCMの別パターン。
 
:出撃直前にデュランダルに'''「こんな時になんだが、君はフレッツスクエアで喋り過ぎだと思うのだが…」'''と言われて。本当にこんな時に言うことではない。その後この台詞を言いながら八つ当たりのようにカオスに斬りかかっている映像が流れ、視聴者の笑いと同情を誘う。
 
:出撃直前にデュランダルに'''「こんな時になんだが、君はフレッツスクエアで喋り過ぎだと思うのだが…」'''と言われて。本当にこんな時に言うことではない。その後この台詞を言いながら八つ当たりのようにカオスに斬りかかっている映像が流れ、視聴者の笑いと同情を誘う。
:これらのメタかつコミカルな流れのCMは劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)の見放題配信開始CMに引き継がれており、その時も'''やっぱりトリはシンだった'''<ref>なお、このCMが発表された当時シン役の鈴村健一氏は体調不良による一時的な休業中であったため、シンのCM用新録台詞「休暇は!こう使うんだああっ!」が状況にある意味合致してしまうという珍事も発生していた。</ref>。
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;「えぇ~!? なんだよこりゃ!? 真っ暗ぁ!? くっそー! まじデータだけが頼りかよ!
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;「って、そんな問題じゃないだろうこれはッ! くっそー!」
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;「何がお前になら出来ると思っただあの野郎! 自分でやりたくなかっただけじゃないのかぁ!?」
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;「やってやるさ、畜生ーーッ!!」
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:18話、ガルナハンゲート攻略の際にインパルスの構造を活かし、旧坑道を通っての襲撃するのだが、非常に暗い上に道も狭かったりと面倒な事この上無かった。これはその時に発した愚痴とアスランへの恨み節である。
 
;「…オレが知るわけないであります」
 
;「…オレが知るわけないであります」
 
:『ガンダムエース』で連載しているガンプラ日常コメディ漫画『HGに恋するふたり』より。
 
:『ガンダムエース』で連載しているガンプラ日常コメディ漫画『HGに恋するふたり』より。
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:ただ迷っていたところをレイにアスランとメイリンを討つように誘導された原作とは違い、はっきりと自分の意思を口にしている。
 
:ただ迷っていたところをレイにアスランとメイリンを討つように誘導された原作とは違い、はっきりと自分の意思を口にしている。
 
;「あんたもキラ・ヤマトと同じなのか! 自分が正しいと言うのならそれを示せよ!」<br />「一人だけ全てをわかったような顔をして!」<br />「どうして何も話してくれない!? 俺達はあんたの仲間じゃないのか!?」
 
;「あんたもキラ・ヤマトと同じなのか! 自分が正しいと言うのならそれを示せよ!」<br />「一人だけ全てをわかったような顔をして!」<br />「どうして何も話してくれない!? 俺達はあんたの仲間じゃないのか!?」
:同上。アスランとの戦闘前で条件を満たしている場合のセリフ。原作や通常時はアスランの言葉に戸惑っているが、この時はアスランの言い分を聞きつつ説得をしている。アスラン視点では、2行目の台詞はキラにかつて言い放った言葉がそのまま自分に跳ね返って来たような台詞となっている。
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:同上。
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:アスランとの戦闘前で条件を満たしている場合のセリフ。
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:原作や通常時はアスランの言葉に戸惑っているが、この時はアスランの言い分を聞きつつ説得をしている。
 
;「…本当にそうだったのか…。なあ、レイ…本当にそうなのか…」<br />「俺は…」
 
;「…本当にそうだったのか…。なあ、レイ…本当にそうなのか…」<br />「俺は…」
 
:第43話のアスラン撃墜後で条件を満たしている場合の台詞。
 
:第43話のアスラン撃墜後で条件を満たしている場合の台詞。
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:第51話(ミネルバ一時残留ルート)「決別」のシナリオパートより。
 
:第51話(ミネルバ一時残留ルート)「決別」のシナリオパートより。
 
:ザフトの本隊が動き出したことで、ZEUTHとの別離の時が近付いていることをシンとルナマリアに告げるレイ。
 
:ザフトの本隊が動き出したことで、ZEUTHとの別離の時が近付いていることをシンとルナマリアに告げるレイ。
:しかしシンは、この時点でどうするべきか、'''答え'''を決めていた。
+
:しかしシンは、この時点でどうするべきか、'''答えを決めていた。'''
;カミーユ「シン……」<br />「俺は…」<br />レイ「迷う必要はない。俺達はザフトだ。行くぞ」
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;「俺は…」<br />レイ「迷う必要はない。俺達はザフトだ。行くぞ」
 
:第51話(ミネルバ一時残留ルート)「決別」で勝利条件を達成した後に。
 
:第51話(ミネルバ一時残留ルート)「決別」で勝利条件を達成した後に。
 
:戦闘終了後に[[プラント]]と同盟を結んでいたはずの[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が、[[ZEUTH]]と[[エゥーゴ]]に共闘を申し入れてきたことでプラントがアクシズとの同盟を破棄、新たに[[宇宙革命軍]]と同盟を結んだのだと悟った[[タリア・グラディス|タリア]]が、ZEUTHを脱退し[[ミネルバ]]の針路をプラントに向けた際に、自分と[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]や[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の3人に、自分達の道は自分達で決めろと言われて、選択に苦悩する。
 
:戦闘終了後に[[プラント]]と同盟を結んでいたはずの[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が、[[ZEUTH]]と[[エゥーゴ]]に共闘を申し入れてきたことでプラントがアクシズとの同盟を破棄、新たに[[宇宙革命軍]]と同盟を結んだのだと悟った[[タリア・グラディス|タリア]]が、ZEUTHを脱退し[[ミネルバ]]の針路をプラントに向けた際に、自分と[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]や[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の3人に、自分達の道は自分達で決めろと言われて、選択に苦悩する。
:レイは養父である[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]への忠義故に迷うこと無くミネルバに戻ることを選択し、下の台詞で2人に同行を促しミネルバに付いて行ったが……。
+
:レイは養父である[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]への忠義故に迷うこと無くミネルバに戻ることを選択し、下の台詞で2人に同行を促しミネルバに付いて行ったが…。
 
;レイ「シン…! なぜ、来ない…!?」<br />「俺は…どうすればいいか…わからない…誰が正しくて、何が正しくないのか、そして、何をすればいいか…」<br />レイ「正義は議長が教えてくれる。俺達はそれを信じて戦えばいい」<br />「…わからない…。それが正しいか…俺にはわからない…」<br />カミーユ「シン…」<br />「だけど、俺には一つだけ信じられるものがある…」<br />タリア「それがZEUTHなのね?」<br />「はい…」
 
;レイ「シン…! なぜ、来ない…!?」<br />「俺は…どうすればいいか…わからない…誰が正しくて、何が正しくないのか、そして、何をすればいいか…」<br />レイ「正義は議長が教えてくれる。俺達はそれを信じて戦えばいい」<br />「…わからない…。それが正しいか…俺にはわからない…」<br />カミーユ「シン…」<br />「だけど、俺には一つだけ信じられるものがある…」<br />タリア「それがZEUTHなのね?」<br />「はい…」
 
:上記の台詞の後、レイと[[タリア・グラディス|タリア]]に対して出した答え。
 
:上記の台詞の後、レイと[[タリア・グラディス|タリア]]に対して出した答え。
1,000行目: 993行目:
 
;「あいつは俺と同じだ…!」<br />「何かにすがらなければ、生きていけないんだ! 自分で正しい事を見つけられなくて!俺は…俺達はあいつに負けちゃ駄目なんだ! あいつは今の世界そのものだ!」
 
;「あいつは俺と同じだ…!」<br />「何かにすがらなければ、生きていけないんだ! 自分で正しい事を見つけられなくて!俺は…俺達はあいつに負けちゃ駄目なんだ! あいつは今の世界そのものだ!」
 
:第59話にて[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]の死後に本性を現した[[シュラン・オペル|シュラン]]を見たときの台詞。
 
:第59話にて[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]の死後に本性を現した[[シュラン・オペル|シュラン]]を見たときの台詞。
:『Z』においては他人の考えに縋り付く故に自分の考えで戦うことが出来ないと言う負の描写が強調されていたが、後述のジ・エーデル戦の台詞とともに多くの戦いや仲間との出会いによって最後は成長したシンを象徴している。
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:Zにおいては他人の考えに縋り付く故に自分の考えで戦うことが出来ないと言う負の描写が強調されていたが、後述のジ・エーデル戦の台詞とともに多くの戦いや仲間との出会いによって最後は成長したシンを象徴している。
:実は漫画版のアスランも似たようなことをシンに言っている。
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:実は漫画版のアスランも似たようなことを言っている。
:名台詞ではあるのだが……'''恍惚な表情をしたシュランの「僕は君(レーベン)になるんだ!!」の次に「あいつは俺と同じだ」と続く'''ので、変に誤解されそうな言い回しになってしまっており、困惑したプレイヤーも少なからずいたらしい…。
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:名台詞ではあるのだが、'''恍惚な表情をしたシュランの「僕は君(レーベン)になるんだ!!」の次に「あいつは俺と同じだ」と続く'''ので、変に誤解されそうな言い回しになってしまっており、困惑したプレイヤーも少なからずいたらしい…。
 
;キラ「恐怖や不安に負けて、何かにすがってしまうのも人だけど…」<br />「大切なもののために命を懸けられるのも人間だ!!」
 
;キラ「恐怖や不安に負けて、何かにすがってしまうのも人だけど…」<br />「大切なもののために命を懸けられるのも人間だ!!」
 
:最終話(黒歴史エンド回避)の前半ステージにて。
 
:最終話(黒歴史エンド回避)の前半ステージにて。
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:[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。
 
:[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。
  
====第2次Z破界篇====
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《'''第2次Z破界篇'''》
 
;「俺は…嫌だ! あんな奴に手を貸すなんて!」<br />「あいつはセツコさんの…俺達の敵なのに!」
 
;「俺は…嫌だ! あんな奴に手を貸すなんて!」<br />「あいつはセツコさんの…俺達の敵なのに!」
 
:宇宙ルート第27話「黒衣の狩人」にて[[アサキム・ドーウィン]]と一時的に共闘する羽目になった場面より。
 
:宇宙ルート第27話「黒衣の狩人」にて[[アサキム・ドーウィン]]と一時的に共闘する羽目になった場面より。
1,129行目: 1,122行目:
 
:Zシリーズのシンは「'''いつまで経っても姉離れできない弟'''」と言った方がぴったり来るかもしれない。
 
:Zシリーズのシンは「'''いつまで経っても姉離れできない弟'''」と言った方がぴったり来るかもしれない。
 
;シャア「憎しみという感情を悪だというつもりはない。それも人間を形作る一つの要素だからな」<BR/>シン「だけどな! それを持たない人、それを越えた人がこの世にはいるんだよ!」
 
;シャア「憎しみという感情を悪だというつもりはない。それも人間を形作る一つの要素だからな」<BR/>シン「だけどな! それを持たない人、それを越えた人がこの世にはいるんだよ!」
:残されの海ルート第29話「深淵よりの目覚め」にて。
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:残されの海ルート第29話「深淵よりの目覚め」にて、[[ガルガンティア船団]]の人間にサソリの毒が効かなかったことに動揺する[[ギルター・ベローネ|ギルター]]に対して。
:[[ガルガンティア船団]]の人間にサソリの毒が効かなかったことに動揺する[[ギルター・ベローネ|ギルター]]に対して。
 
 
;「Z-BLUEがランドのおまけみたいだ」
 
;「Z-BLUEがランドのおまけみたいだ」
 
:第33話「黒歴史の闇」にて、ランドに固執するダバラーンの態度に呆れて。
 
:第33話「黒歴史の闇」にて、ランドに固執するダバラーンの態度に呆れて。
 
;「カイエンに何かあったのか!?」
 
;「カイエンに何かあったのか!?」
 
:第35話「1万2000年を越えて」にて、普段アクエリオンのパイロットであるカイエンではなく、妹のミコノが乗っていたことの驚き。鈴村氏の中の人ネタ繋がりでもある。
 
:第35話「1万2000年を越えて」にて、普段アクエリオンのパイロットであるカイエンではなく、妹のミコノが乗っていたことの驚き。鈴村氏の中の人ネタ繋がりでもある。
;フロンタル「君が余計な事を言って、レイ・ザ・バレルを迷わせたようだな」<BR/>「友達を心配する事が余計な事だって言うのか!」<BR/>フロンタル「残念だよ。彼は私の同志となるべき運命であったのに」<BR/>「勝手にレイの生き方を決めるな!レイは自分の意思で俺達と共に戦うと決めたんだ!」<BR/>「フル・フロンタル!お前に世界も俺の大事な友達も渡しはしないぞ!」
 
:宇宙ルート第40話「赤い彗星の未来」にて、[[フル・フロンタル]]との戦闘前会話。
 
;フロンタル「[[SEED|種]]を持つ者が来るか」<BR/>「フル・フロンタル!プラントを巻き込み、戦争を起こしたお前は俺が相手をする!」<BR/>フロンタル「この戦争の先に平穏がある」<BR/>フロンタル「その意味では、私に抵抗する君達の存在こそが平和への障害と言う事が出来る」<BR/>「お前の導く世界が平和でなどあるものか!」<BR/>「戦いがなければ平和ってわけじゃない!」<BR/>「そこで生きている人達の幸せを奪う世界は戦争と同じくらい憎むべきものだ!」
 
:第45話「虹の彼方に」にて、フル・フロンタル([[ネオ・ジオング]]搭乗)との戦闘前会話。
 
 
;「そっちから呼び出しておいて遅れて来るとは何様のつもりだ!」
 
;「そっちから呼び出しておいて遅れて来るとは何様のつもりだ!」
 
:第60話「永遠へ」にて、後から登場したアサキムに対して。
 
:第60話「永遠へ」にて、後から登場したアサキムに対して。
;「アサキム!お前のやってきた事の全てをここで償ってもらうぞ!」<BR/>アサキム「償いか…。それは僕にとっても望むところだよ」<BR/>「だったら、逃げるなよ!今日こそお前を倒す!!お前によって生命を奪われた人や、悲しい想いをしてきた人のためにも!」<BR/>アサキム「来るがいいさ。そして君では、その役目は無理な事を知るがいい!」
 
:同話において、アサキム([[シュロウガ・シン]]搭乗)との戦闘前会話。
 
 
;「俺…多元世界に感謝してる。だって、[[カミーユ・ビダン|お前]]やみんなに出会えたから」
 
;「俺…多元世界に感謝してる。だって、[[カミーユ・ビダン|お前]]やみんなに出会えたから」
:第61話「黒い太陽」のシナリオデモにて。
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:第61話「黒い太陽」にて。
 
:Zの時と同様、多元世界の、ひいてはスパロボという作品の妙を端的に表した台詞。
 
:Zの時と同様、多元世界の、ひいてはスパロボという作品の妙を端的に表した台詞。
;「全てがわかったぞ!お前達のような存在が、この宇宙に戦いを生むんだ!」<BR/>テンプティ「もしかして、クロノが宇宙の人間を迫害した事を怒ってる?」<BR/>ドクトリン「あれは進化を管理するために必要な事だ」<BR/>ドクトリン「汝のような一個人ではわからないだろうがな」<BR/>「その小さな人間の生命を奪っていった戦争を俺は許さない!」<BR/>ルナマリア「行こう、シン!」<BR/>レイ「奴等は俺達の…全ての生命の敵だ!」<BR/>「見せてやるぞ、御使い!」<BR/>「お前達の見下す小さな生命の生み出す力を」<BR/>「俺は戦争と、それを生み出す者を許さない!お前達を絶対に許さないっ!!」
 
:同話において、[[怒りのドクトリン]]&[[楽しみのテンプティ]]([[プロディキウム]])との戦闘前会話。
 
;聖アドヴェント「悲しみに彩られた君の戦いは今日で終わる」<BR/>聖アドヴェント「シン…君はもう自由だ」<BR/>「………」<BR/>聖アドヴェント「喜ぶといい。もうすぐ全ての戦いは終わる」<BR/>聖アドヴェント「そして宇宙は生まれ変わるんだ」<BR/>「黙れ…」<BR/>「黙れよ、アドヴェント!」<BR/>聖アドヴェント「いや、黙らない。認めるんだ、シン」<BR/>聖アドヴェント「君の戦いはもうすぐ終わる。全てが無に帰する事で」<BR/>「俺の戦いの終わりを決めるのは俺だ!そして、その終着点は見えている!」<BR/>「それはアドヴェント!お前を倒して、宇宙を救う事だ!」<BR/>聖アドヴェント「それは不可能だよ」<BR/>「お前の言葉なんかを聞く気はない!」<BR/>「俺は戦争を…お前という存在を越えてみせる!!」
 
:最終話「果てなき世界へ」にて、[[聖アドヴェント]]との戦闘前会話
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;「真っ二つにしてやる!」
 
;「真っ二つにしてやる!」
 
:スパロボにおける迷台詞パターンの1つ。最初の台詞は[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]への[[特殊戦闘台詞]]で、直後に[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]でエクスカリバーを使用した際の台詞に繋がる。一体、いつそんな約束をしたというのか。後に[[真壁一騎|後輩]]も同様の惨事を引き起こしてしまった。
 
:スパロボにおける迷台詞パターンの1つ。最初の台詞は[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]への[[特殊戦闘台詞]]で、直後に[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]でエクスカリバーを使用した際の台詞に繋がる。一体、いつそんな約束をしたというのか。後に[[真壁一騎|後輩]]も同様の惨事を引き起こしてしまった。
:もっとも、この手の台詞事故はスパロボに限らず、特定のアクションに対応して台詞が発生するゲームではよくある話ではある。
 
 
;「ここで終わりだなんて何考えてんだよ!」
 
;「ここで終わりだなんて何考えてんだよ!」
 
;「こんな所で…こんな所で終わるなんて 俺はっ!」  
 
;「こんな所で…こんな所で終わるなんて 俺はっ!」  
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;「何かが間違ってる!」
 
;「何かが間違ってる!」
 
:『第2次Z再世篇』の中盤に[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から[[リンダ・ヴァスティ|リンダ]]を紹介された際に[[沙慈・クロスロード|沙慈]]・[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]に続いて言った一言。直後にルナマリアから「そこでどうしてシンが怒るのよ!」と突っ込まれる事に。キラ曰く'''「イアンが羨ましいから」'''らしい。
 
:『第2次Z再世篇』の中盤に[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から[[リンダ・ヴァスティ|リンダ]]を紹介された際に[[沙慈・クロスロード|沙慈]]・[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]に続いて言った一言。直後にルナマリアから「そこでどうしてシンが怒るのよ!」と突っ込まれる事に。キラ曰く'''「イアンが羨ましいから」'''らしい。
:ちなみに'''『第3次Z天獄篇』でもまだ納得していなかった'''ようだが、その『天獄篇』では[[ミレイナ・ヴァスティ|娘]]の口から'''本当にイアンがアウトな事をしていた事が確定してしまった'''
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:そして、'''第3次Z天獄篇でもまだ納得していなかったようだ'''。尤も、天獄篇では[[ミレイナ・ヴァスティ|娘]]の口から'''本当にイアンがアウトな事をしていた事が確定してしまった'''ので……
 
;(だいたい、キラさんはちゃんとラクスさんに気持ちを言葉にしてるんですか?)
 
;(だいたい、キラさんはちゃんとラクスさんに気持ちを言葉にしてるんですか?)
 
;(その…好きだよ…とか、愛してるよ…とか…)
 
;(その…好きだよ…とか、愛してるよ…とか…)
 
:『第2次Z再世篇』の[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]ルート第41話より。美星学園での[[ランカ・リー|ランカ]]のコンサート開催を前に、[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[レオン・三島|三島]]の思惑によって対[[バジュラ]]作戦の為に歌う事を強いられるランカの現況を憂うラクスの姿に、キラに「(ラクスを元気づけるように)何とかしてください」と頼み込み、更に続けて発した一言。シンもキラとラクスの関係を気遣い、心配している様子である。
 
:『第2次Z再世篇』の[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]ルート第41話より。美星学園での[[ランカ・リー|ランカ]]のコンサート開催を前に、[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[レオン・三島|三島]]の思惑によって対[[バジュラ]]作戦の為に歌う事を強いられるランカの現況を憂うラクスの姿に、キラに「(ラクスを元気づけるように)何とかしてください」と頼み込み、更に続けて発した一言。シンもキラとラクスの関係を気遣い、心配している様子である。
 
:しかし、当のキラには逆に「いつもそう言ってもらってるの?」とルナマリアに訊ねられた挙句、彼女からシンもシンでそういった事は口にはしていない事を暴露され、トドメとばかりに「シンとルナがうまくいっているから自分もそうする」と言われ、言葉を詰まらせる事に。お互いの恋仲についてこんな軽口を叩き合うなど、すっかりキラとの関係が良くなった事を改めて認識させられる場面である。
 
:しかし、当のキラには逆に「いつもそう言ってもらってるの?」とルナマリアに訊ねられた挙句、彼女からシンもシンでそういった事は口にはしていない事を暴露され、トドメとばかりに「シンとルナがうまくいっているから自分もそうする」と言われ、言葉を詰まらせる事に。お互いの恋仲についてこんな軽口を叩き合うなど、すっかりキラとの関係が良くなった事を改めて認識させられる場面である。
:なお、実は原作でも『DESTINY』時点でのキラとラクスの関係が「恋人関係」と明言されたことはなく、ラクスはキラへの好意を示してはいるもののその逆の描写は乏しい。キラとラクスの微妙な関係に切り込んだ台詞でもある。
 
 
;「いわゆるラッキースケベか!」
 
;「いわゆるラッキースケベか!」
 
:『第3次Z時獄篇』ボーナスシナリオ「誠意のカタチ」で[[アマタ・ソラ|アマタ]]が[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]のスカートに頭を突っ込んだ事を聞いての発言。
 
:『第3次Z時獄篇』ボーナスシナリオ「誠意のカタチ」で[[アマタ・ソラ|アマタ]]が[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]のスカートに頭を突っ込んだ事を聞いての発言。
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;「竜馬さん! 貴方じゃ彼女を余計怖がらせるだけですって!」
 
;「竜馬さん! 貴方じゃ彼女を余計怖がらせるだけですって!」
 
:『CC』のイベント「聖バレンタインの騒乱」にて、ふとした勘違いで[[カイルス]]と対峙してしまった[[大場真来梓|真来梓]]を問いただそうとした竜馬に対して。
 
:『CC』のイベント「聖バレンタインの騒乱」にて、ふとした勘違いで[[カイルス]]と対峙してしまった[[大場真来梓|真来梓]]を問いただそうとした竜馬に対して。
:確かにOVA版竜馬は『真対ネオ』を除き総じて悪人顔とはいえあんまりな発言である。
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:確かにOVA版竜馬は「真対ネオ」を除き総じて悪人顔とはいえあんまりな発言である。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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*前作『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のHDリマスター版では映像を流用する形で家族共々カメオ出演している。
 
*前作『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のHDリマスター版では映像を流用する形で家族共々カメオ出演している。
 
*ラクス・クラインを演じた田中理恵女史は、シンが主人公ながら憎しみに陥っていく姿から、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の主人公であるアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)に似ていると評している。
 
*ラクス・クラインを演じた田中理恵女史は、シンが主人公ながら憎しみに陥っていく姿から、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の主人公であるアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)に似ていると評している。
**アナキンはEP3の敗北エンドの時点で以前に制作されていたEP6での救済が確約されていたが、シンも『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)での活躍によって同様の形でファンが溜飲を下げられるようになったとも言える。
 
 
*玩具企画『ピクチャースタジオ SEED club』での[[童話]]をパロディした企画において『三匹の子豚』、『人魚姫』、『竹取物語』、『かちかち山』で出演しているが、かちかち山における配役は'''タヌキ'''(タヌキを懲らしめる'''ウサギ役はカガリ''')という全く洒落にならない題材であった。
 
*玩具企画『ピクチャースタジオ SEED club』での[[童話]]をパロディした企画において『三匹の子豚』、『人魚姫』、『竹取物語』、『かちかち山』で出演しているが、かちかち山における配役は'''タヌキ'''(タヌキを懲らしめる'''ウサギ役はカガリ''')という全く洒落にならない題材であった。
 
*『テイルズ オブ レジェンディア』の[[主人公]]、セネル・クーリッジとは「[[声優]]が同じ鈴村健一氏」「好意を寄せる女性の名前が'''ステラ'''・テルメス」「そのステラがシナリオ中盤で死亡退場し、その際'''「ステラァァァァ!」と悲痛の叫びを上げる'''」など共通点が多い。
 
*『テイルズ オブ レジェンディア』の[[主人公]]、セネル・クーリッジとは「[[声優]]が同じ鈴村健一氏」「好意を寄せる女性の名前が'''ステラ'''・テルメス」「そのステラがシナリオ中盤で死亡退場し、その際'''「ステラァァァァ!」と悲痛の叫びを上げる'''」など共通点が多い。

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