「シャイニングガンダム」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
44行目: | 44行目: | ||
=== 機体概要 === | === 機体概要 === | ||
− | パイロットであるドモンの闘法に合わせ、機動性を重視している。固定武装は少なく、主な攻撃手段は[[流派東方不敗]] | + | パイロットであるドモンの闘法に合わせ、機動性を重視している。固定武装は少なく、主な攻撃手段は[[流派東方不敗]]の技。人間の気功をマシンで再現するために胸部には擬似的な「気」を発するエネルギーマルチプライヤーが設置されている。 |
機体背面に「コアランダー」というコクピット兼脱出装置となるメカが合体することで起動する。単体の性能としてはタイヤのないホバリング車輌(いわゆるエアカーのようなもの)で、ドモンは移動手段として平時からこれを活用している。また合体時にはバックパックとして機体の主推進装置となる。コアランダーはモビルファイターの標準装備というわけではないが、他国のモビルファイターにもいくつか装備している機体は存在する。 | 機体背面に「コアランダー」というコクピット兼脱出装置となるメカが合体することで起動する。単体の性能としてはタイヤのないホバリング車輌(いわゆるエアカーのようなもの)で、ドモンは移動手段として平時からこれを活用している。また合体時にはバックパックとして機体の主推進装置となる。コアランダーはモビルファイターの標準装備というわけではないが、他国のモビルファイターにもいくつか装備している機体は存在する。 | ||
51行目: | 51行目: | ||
==== バトルモード ==== | ==== バトルモード ==== | ||
− | + | フェイスマスクとアームプロテクターを展開した形態。必殺技のシャイニングフィンガーが使用できる。 | |
==== スーパーモード ==== | ==== スーパーモード ==== | ||
− | 機体の構成材である[[ガンダリウム合金]]がパイロットの感情の昂ぶりに反応することで、機体出力が向上する[[スーパーモード]] | + | 機体の構成材である[[ガンダリウム合金]]がパイロットの感情の昂ぶりに反応することで、機体出力が向上する[[スーパーモード]]になる。フェイスマスクやアームプロテクターの他、肩アーマーなど機体の各部が展開する。 |
− | + | 攻撃力は上昇するが、出力が上がるぶん細かい機体制御が行いにくくなり、パイロットも疲労しやすい。そうした事情に加えて、発動時は感情が昂ぶっているために動作が大振りになりがちで、[[東方不敗マスター・アジア]]のような達人からは「動きが見え見えで隙だらけ」と一蹴された。 | |
− | 後に[[シュバルツ・ブルーダー]]との特訓を経て、ドモンは感情を昂ぶらせながらも冷静さを失わない[[明鏡止水]] | + | 後に[[シュバルツ・ブルーダー]]との特訓を経て、ドモンは感情を昂ぶらせながらも冷静さを失わない[[明鏡止水]]の境地を会得し、上述の弱点を解消。東方不敗や[[デビルガンダム]]を逆に圧倒する実力を見せた。 |
=== 劇中での活躍 === | === 劇中での活躍 === | ||
68行目: | 68行目: | ||
見た目は[[ガンダム]]で一見[[リアル系]]のように見えるが、[[スーパー系]]に匹敵する必殺技を持つ、異彩を放つ機体。 | 見た目は[[ガンダム]]で一見[[リアル系]]のように見えるが、[[スーパー系]]に匹敵する必殺技を持つ、異彩を放つ機体。 | ||
− | + | [[能力]]面は参戦当初はスーパー系に匹敵する[[HP]]、[[装甲]]を持ち、高めの[[運動性]]を与えられていたが、近年ではHP、装甲も当初より控え目になり、[[運動性]]もリアル系にしては高いとは言えない中途半端な能力になりつつある。 | |
序盤はドモンの乗機で、威力の高い「シャイニングフィンガー」とドモンの[[熱血]]の修得が早い事が多く、戦力の揃わない序盤ではボスキラーとして活躍することとなる。 | 序盤はドモンの乗機で、威力の高い「シャイニングフィンガー」とドモンの[[熱血]]の修得が早い事が多く、戦力の揃わない序盤ではボスキラーとして活躍することとなる。 | ||
84行目: | 84行目: | ||
:スーパーモードで追加されるシャイニングフィンガーソードは射程3だが移動後不可なので使いどころが難しい。またビームソードが失われるため、燃費にも気を遣う必要が出てくる。 | :スーパーモードで追加されるシャイニングフィンガーソードは射程3だが移動後不可なので使いどころが難しい。またビームソードが失われるため、燃費にも気を遣う必要が出てくる。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}} | ||
− | : | + | :空中の敵には自慢の[[格闘 (武器属性)|格闘]]攻撃が届かないため、[[EVA初号機]]共々[[ミノフスキークラフト]]が必須な機体である。シャイニングフィンガーは敵のレベルが上がってくると容易に[[切り払い]]される。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]などのボス級にはまず当たらない。1話だけレインが搭乗するが[[射撃]]系の彼女ではきつい。 |
− | |||
− | |||
− | |||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ||
:怒りのスーパーモード・真のスーパーモードになるイベントがあるが、いずれも特定のシナリオ限定でプレイヤーの任意では使えない。 | :怒りのスーパーモード・真のスーパーモードになるイベントがあるが、いずれも特定のシナリオ限定でプレイヤーの任意では使えない。 | ||
106行目: | 103行目: | ||
:原作終了後の参戦だが、ゴッドガンダムがオーバーホール中という事で前半ではドモンが乗っている。本作より単独での飛行が可能となり、移動及び空中の敵への攻撃が容易になった。しかし、[[空]]:Bなので空中戦の際は注意。[[ライジングガンダム]]が登場しない為、後半レインが乗ることになる。改造は[[ゴッドガンダム]]に引き継がれる。この頃になると初期と比べて射程の短さが大分改善されてきた感がある。 | :原作終了後の参戦だが、ゴッドガンダムがオーバーホール中という事で前半ではドモンが乗っている。本作より単独での飛行が可能となり、移動及び空中の敵への攻撃が容易になった。しかし、[[空]]:Bなので空中戦の際は注意。[[ライジングガンダム]]が登場しない為、後半レインが乗ることになる。改造は[[ゴッドガンダム]]に引き継がれる。この頃になると初期と比べて射程の短さが大分改善されてきた感がある。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}} | ||
− | : | + | :火力が物足りない、足が遅い、飛べるのに空適応がB、スーパーモードの能力上昇値がいまひとつ、[[ゴッドガンダム]]への乗り換えが遅くそれまで[[合体攻撃]]が使えないなど散々な性能。Gガンダム系が全般的に不遇な本作だが、本機は特に弱体化が酷い。明鏡止水習得後も、ドモンのカットインは怒りのスーパーモードのまま。 ネットでは「スーパー系の運動性にリアル系の装甲」などと煽られる始末であった。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
141行目: | 138行目: | ||
==== 武装 ==== | ==== 武装 ==== | ||
;バルカン砲 | ;バルカン砲 | ||
− | : | + | :頭部に2門設置された牽制用の射撃兵装で、劇中ではよく使われた。ドモンは「バァルカン!!」と叫んで使用することもあった。 |
− | |||
;マシンキャノン | ;マシンキャノン | ||
:胸部上肩側に2門設置された機関砲。 | :胸部上肩側に2門設置された機関砲。 | ||
;シャイニングショット | ;シャイニングショット | ||
:両腕のアームプロテクター内部に装備されたビームガン。劇中で使用されたことは少ない。 | :両腕のアームプロテクター内部に装備されたビームガン。劇中で使用されたことは少ない。 | ||
− | : | + | :SRWにおいては射程があるP武器であり、空中の敵にも攻撃可能で扱いやすい性能であるため、使う機会が多い。また、[[射撃 (武器属性)|射撃]]属性のためレイン搭乗時の雑魚戦はこれに頼ることになるだろう。 |
− | |||
;ビームソード | ;ビームソード | ||
:大小2本(太刀と脇差のイメージ)を左腰にマウントしている。マウントしているホルダーは着脱が可能。因みにオープニングではビーム刃に「G GUNDAM」と刻まれている。 | :大小2本(太刀と脇差のイメージ)を左腰にマウントしている。マウントしているホルダーは着脱が可能。因みにオープニングではビーム刃に「G GUNDAM」と刻まれている。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | + | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではシャイニングストライク非採用の代わりか、敵にパンチの連打を叩き込み、最後にビームソード一閃という演出になっていた。 |
;煙幕弾 | ;煙幕弾 | ||
:缶状の煙幕弾。第1話において、射撃武器を主体に戦う[[ネロスガンダム]]から身を隠す際に一度だけ使用された。 | :缶状の煙幕弾。第1話において、射撃武器を主体に戦う[[ネロスガンダム]]から身を隠す際に一度だけ使用された。 | ||
158行目: | 153行目: | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;シャイニングフィンガー | ;シャイニングフィンガー | ||
− | : | + | :シャイニングガンダムの必殺技。指の股の関節から液体金属を噴出させて拳を覆い、掴んだ相手を液体金属から発するエネルギーで粉砕する。緑色に輝くが、ドモン自身は([[ミケロ・チャリオット]]の「銀色の脚」との対比の意味も込めて)「黄金の指」と評した。 |
− | |||
:局部の破壊に特化しているため、[[ガンダムファイト国際条約]]第一条「頭部を破壊されたものは失格となる」、第二条「コックピットを攻撃してはならない」の両方を遵守しやすい。 | :局部の破壊に特化しているため、[[ガンダムファイト国際条約]]第一条「頭部を破壊されたものは失格となる」、第二条「コックピットを攻撃してはならない」の両方を遵守しやすい。 | ||
:[[ガンダムシリーズ]]では珍しい'''「主題歌で歌われている必殺技」'''でもある…が、スパロボでは'''シャイニングフィンガーを使うと「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」が流れる事が多い'''。 | :[[ガンダムシリーズ]]では珍しい'''「主題歌で歌われている必殺技」'''でもある…が、スパロボでは'''シャイニングフィンガーを使うと「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」が流れる事が多い'''。 | ||
:放出したエネルギーで遠距離攻撃することも可能で、『新』ではこちらのバージョンが採用されている。 | :放出したエネルギーで遠距離攻撃することも可能で、『新』ではこちらのバージョンが採用されている。 | ||
− | |||
− | |||
;シャイニングフィンガーソード | ;シャイニングフィンガーソード | ||
:スーパーモード時に使用可能な必殺技で、シャイニングフィンガーのエネルギーをビームソードに注ぎ込んで相手を切り裂く。使用時に「シャイニングフィンガーソード」と叫んだのは実は第6話の初使用時のみで、その後は「シャイニングフィンガー」としか叫んでいない。 | :スーパーモード時に使用可能な必殺技で、シャイニングフィンガーのエネルギーをビームソードに注ぎ込んで相手を切り裂く。使用時に「シャイニングフィンガーソード」と叫んだのは実は第6話の初使用時のみで、その後は「シャイニングフィンガー」としか叫んでいない。 | ||
;超級覇王電影弾 | ;超級覇王電影弾 | ||
− | |||
:原作では[[クーロンガンダム]]との合体技。機体固有の機能ではなく、あくまで流派東方不敗の技なので、シャイニングガンダム単体でも使用可能と思われる。 | :原作では[[クーロンガンダム]]との合体技。機体固有の機能ではなく、あくまで流派東方不敗の技なので、シャイニングガンダム単体でも使用可能と思われる。 | ||
:SRWでは『第2次G』や『F』のイベントで使用。[[ゴッドガンダム]]の技のイメージが強いが、初出はこちらである。 | :SRWでは『第2次G』や『F』のイベントで使用。[[ゴッドガンダム]]の技のイメージが強いが、初出はこちらである。 | ||
182行目: | 173行目: | ||
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。 | :[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。 | ||
;[[スーパーモード]](特殊能力) | ;[[スーパーモード]](特殊能力) | ||
− | :イベントか、[[気力]] | + | :イベントか、[[気力]]130以上で発動する。怒りのスーパーモードと明鏡止水の境地による真のスーパーモードがある。作品によってシャイニングガンダムの能力か、パイロットの[[特殊技能]]が変わる。 |
− | |||
;[[分身]] | ;[[分身]] | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』のみ。恐らくはギアナ高地で明鏡止水に達した直後のマスター戦で見せた瞬間移動染みた高速機動の再現か、ゴッドガンダムの「分身殺法ゴッドシャドー」のシャイニング版<ref>分身はゴッドガンダム固有の能力ではなく流派東方不敗による技術(マスターガンダムも同様の分身技を持つ)であるため、シャイニングガンダムが使えても不自然ではない。</ref>。 |
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
213行目: | 203行目: | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;G(ガンダム)ファイト開始! 地球に落ちたガンダム | ;G(ガンダム)ファイト開始! 地球に落ちたガンダム | ||
− | :[[ネロスガンダム]] | + | :[[ネロスガンダム]]との第13回ガンダムファイト最初のバトル。シャイニングフィンガーで頭部を破壊したことで、ガンダムファイトのルール=頭部を破壊されたガンダムは失格になるを印象付けた。 |
;闘えドモン! 地球がリングだ | ;闘えドモン! 地球がリングだ | ||
− | : | + | :ドモンを再テストするべく、カラトは幻覚装置を使い、ファントマを[[デビルガンダム]]に見せかけて、ドモンにけしかける。キョウジへの怒りと憎しみを新たにしたドモンの怒りは、シャイニングガンダムのスーパーモードを起動させ、シャイニングフィンガーソードでファントマを撃破した。 |
;対[[マスターガンダム]] | ;対[[マスターガンダム]] | ||
− | : | + | :新宿とギアナ高地で対決。新宿では、レイン同乗によるシャイニングフィンガーやマスター・アジアが知らないスーパーモードで窮地を脱するが、ギアナ高地での戦いでは、フィンガー対決に敗れた上、マスター・アジアの挑発に乗って、怒りのスーパーモードに振り回されてしまう。シュバルツの身を挺した助けにより、落ち着きを取り戻したドモンは、明鏡止水に目覚め、真のスーパーモードを発動。マスターガンダムを圧倒・勝利する。 |
;宿命の闘い! ドモン対デビルガンダム | ;宿命の闘い! ドモン対デビルガンダム | ||
− | :新宿での戦闘では敵わなかったが、ギアナ高地での戦闘では、ドモンが明鏡止水を会得したことで形勢逆転し、シャイニングフィンガーで[[デビルガンダム (第2形態)| | + | :新宿での戦闘では敵わなかったが、ギアナ高地での戦闘では、ドモンが明鏡止水を会得したことで形勢逆転し、シャイニングフィンガーで[[デビルガンダム (第2形態)|デビル]]に勝利する。 |
;受け継がれる魂 | ;受け継がれる魂 | ||
:マスターはまだ倒れておらず、デビルガンダム撃破後に再び対決。お互い最後の力を振り絞るが、フィンガー対決で本機はエネルギーをほぼ使い果たしてしまう。脱出したドモンを襲うディスタントクラッシャー。その一撃を身を挺して守ったのは無人となったシャイニングであった。[[ゴッドガンダム|新たなガンダム]]の元へ彼を進ませるために…。 | :マスターはまだ倒れておらず、デビルガンダム撃破後に再び対決。お互い最後の力を振り絞るが、フィンガー対決で本機はエネルギーをほぼ使い果たしてしまう。脱出したドモンを襲うディスタントクラッシャー。その一撃を身を挺して守ったのは無人となったシャイニングであった。[[ゴッドガンダム|新たなガンダム]]の元へ彼を進ませるために…。 | ||
233行目: | 223行目: | ||
:シャイニングガンダムのプロトタイプ。共通している部品が多い(後述)。 | :シャイニングガンダムのプロトタイプ。共通している部品が多い(後述)。 | ||
;[[GUNDAM:シェイディングガンダム|シェイディングガンダム]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:シェイディングガンダム|シェイディングガンダム]](SRW未登場) | ||
− | : | + | :漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』に登場。外見はそのまま「黒いシャイニングガンダム」。 |
− | |||
=== 関連機 === | === 関連機 === | ||
;[[ゴッドガンダム]] | ;[[ゴッドガンダム]] | ||
:後継機。シャイニングの機体データが移植されている。 | :後継機。シャイニングの機体データが移植されている。 | ||
− | : | + | :前述の通り、「超級!」ではこの機体を模倣してシャイニングが開発されている。 |
;[[デビルガンダム]] | ;[[デビルガンダム]] | ||
:同じネオジャパン製MF。頭部、胴体部の形状が酷似している。部品の共有が可能。 | :同じネオジャパン製MF。頭部、胴体部の形状が酷似している。部品の共有が可能。 | ||
245行目: | 234行目: | ||
=== 他作品の関連機体 === | === 他作品の関連機体 === | ||
;[[ターンX]] | ;[[ターンX]] | ||
− | : | + | :シャイニングフィンガー(溶断破砕マニピュレーター)を装備している(ただし、見た目が似ているだけで原理は全く違う)。 |
− | |||
== 余談 == | == 余談 == |