「クリアーナ・リムスカヤ」を編集中

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
{{登場人物概要
+
== クリアーナ・リムスカヤ(Cliana Rimskaya) ==
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[OGシリーズ]]
+
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
+
**[[スーパーロボット大戦D]]
| 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}}
+
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|鈴木幸江}}<br/>{{キャラクターデザイン|糸井美帆}}(リデザイン)
+
*[[声優]]:桑島法子
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦D}}
+
*種族:地球人
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
+
*性別:女
}}
+
*年齢:17歳
 +
*身長:160 cm
 +
*体重:43 kg
 +
*髪色:赤味がかったオレンジ
 +
*髪型:ロングヘアー
 +
*所属:[[リ・テクノロジスト]]⇒[[ブルー・スウェア]](スパロボD)
 +
**[[リ・テクノロジスト]]⇒[[鋼龍戦隊]](OG)
 +
*好きなもの:甘いもの
 +
*キャラクターデザイン:鈴木幸江,糸井美帆(リデザイン)
  
{{登場人物概要
+
[[ジョシュア・ラドクリフ]]の義妹で、本作の女性[[主人公]]。愛称は「リム」。
| タイトル = プロフィール
 
| 愛称 = [[愛称::リム]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::女]]
 
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<ref name="ザ・コンプリートガイド">メディアワークス『スーパーロボット大戦D ザ・コンプリートガイド』14頁。</ref>
 
| 身長 = [[身長::160 cm]]<ref name="ザ・コンプリートガイド" />
 
| 体重 = [[体重::47 kg]]<ref name="ザ・コンプリートガイド" />
 
| 髪色 = 赤味がかったオレンジ
 
| 髪型 = ロングヘアー
 
| 所属 =
 
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|ブルー・スウェア}}(D)
 
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}(OG)
 
| 好きな物 = 甘いもの
 
}}
 
'''クリアーナ・リムスカヤ'''は『[[スーパーロボット大戦D]]』の女[[主人公]]
 
  
== 概要 ==
+
彼女と共鳴した[[ウェントス]]曰く、「二つの魂を持つ娘」であり、それぞれ'''クリス'''と'''リアナ'''という二つの人格を有していて、非戦闘時はおっとりした性格で天然ボケ気味のクリス、戦闘中は強気な性格であるリアナが表に出る(Dでは二つの人格の外見上の違いは目付き程度だったが、第2次OGでは目の色も変わっており、リアナの方は若干[[ゲッターロボシリーズ|グルグル目]]になっている)。また、二つの人格は意思疎通が可能で、姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どっちが本来の性格であったかというのは分からないとの事。<br />このような事が起こったのは、養父である[[フェリオ・ラドクリフ]]の実験の被検体になった事が原因であり、この事が切欠で[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]は父親に反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身は養父を恨んではおらず、EDでも彼の優しさを思い出す描写が見られた。
[[ジョシュア・ラドクリフ]]の義妹。
 
  
 
甘いものが好きで、ココアを濃い目に入れる事がある。ここまではまだいいが、後半ではおにぎりにジャムを入れるなどの珍行動を見せた事も。感情を共有していることが原因か定かではないが、独特の味覚はウェントスにも伝播している。
 
甘いものが好きで、ココアを濃い目に入れる事がある。ここまではまだいいが、後半ではおにぎりにジャムを入れるなどの珍行動を見せた事も。感情を共有していることが原因か定かではないが、独特の味覚はウェントスにも伝播している。
 
=== D ===
 
彼女と共鳴した[[ウェントス]]曰く、「二つの魂を持つ娘」であり、それぞれ'''クリス'''と'''リアナ'''という二つの人格を有していて、非戦闘時はおっとりした性格で天然ボケ気味のクリス、戦闘中は強気な性格であるリアナが表に出る(『D』では二つの人格の外見上の違いは目付き程度だったが、『第2次OG』では目の色も変わっており、リアナの方は若干[[ゲッターロボシリーズ|グルグル目]]になっている)。また、二つの人格は意思疎通が可能で、姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どっちが本来の性格であったかというのは分からないとの事。このような事が起こったのは、養父である[[フェリオ・ラドクリフ]]の実験の被検体になった事が原因であり、この事が切っ掛けで[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]は父親に反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身は養父を恨んではおらず、EDでも彼の優しさを思い出す描写が見られた。
 
  
 
その存在原理はメリオルエッセのそれに近く、彼ら6人が「不完全な体に不完全な魂を与えられた存在」であるのに対し、リムは「(既に魂の存在する)完全な体に完全な魂を与えられた存在」であるらしい。
 
その存在原理はメリオルエッセのそれに近く、彼ら6人が「不完全な体に不完全な魂を与えられた存在」であるのに対し、リムは「(既に魂の存在する)完全な体に完全な魂を与えられた存在」であるらしい。
  
彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立っており、後年リムのシナリオは未完成のままDを発売せざるを得なかった事を寺田プロデューサーが認めている。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。寺田氏自身この一件は後に[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で自虐ネタとして語っており、実際の所シナリオの未完成を知っていながらインタビューではそう言わざるを得なかったと語っている。
+
彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立つ。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。
  
=== OGシリーズ ===
+
第2次OGでは兄の付き添いとして伊豆へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。「私に、さよならを」では、グラキエース&ウェントスの参入と引き換えにクリスの人格が消えてしまい、以降リアナ単独で戦うことになる。ペルフェクティオとの最終決戦ではクロスゲートを封印しようとするウェントスの出迎えに現れ、リアナが残っていれば「クリアーナ・リムスカヤ」は生き続ける、と後を託して別世界に消えていった。
兄の付き添いとして[[伊豆基地]]へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。「私に、さよならを」では、グラキエース&ウェントスの参入と引き換えにクリスの人格が消えてしまい、以降リアナ単独で戦うことになる。ペルフェクティオとの最終決戦ではクロスゲートを封印しようとするウェントスの出迎えに現れ、リアナが残っていれば「クリアーナ・リムスカヤ」は生き続ける、と後を託して別世界に消えていった。
 
  
 
本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。
 
本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。
48行目: 36行目:
 
フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。
 
フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。
  
=== その他余談 ===
+
ちなみに二人ともが残存したDでも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは第2次OGとは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられ、リアナが表に出られるのはシュンパティアにリンクして人格が活性化した時のみとなる。
二人ともが残存した『D』でも全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは『第2次OG』とは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられ、リアナが表に出られるのはシュンパティアにリンクして人格が活性化した時のみとなる。
 
  
 
なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。
 
なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。
  
ちなみにクリスの方は'''リムの中で会話している'''扱いのため、'''戦闘台詞が鍵括弧ではなく丸括弧で括られる'''珍しいキャラクターとなっている。
+
ちなみにクリスの方は'''リムの中で会話している'''扱いのため、'''戦闘台詞が( )で括られたキャラクター'''となっており、歴代でもかなり珍しい扱いである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== 携帯機シリーズ ===
+
;[[スーパーロボット大戦D]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
+
:女主人公。主人公としては2013年1月現在ほぼ唯一の二重人格者であるが、声入りでないためその実感はないかもしれない。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。能力的にはブランシュネージュの方が向いている。
:初登場作品。本作の女主人公。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。能力的にはブランシュネージュの方が向いている。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
+
:[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べてDからの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。</br>CVが桑島法子女史であるため、「[[死亡フラグ]]が立った」とネタにされていた。Dでは語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2020年9月のイベント「蒼き誓い」より参戦。乗機はブランシュネージュ。
 
:割と珍しい、ステータス画面とカットインのグラフィックが異なるキャラ<ref>ステータス画面では設定画(クリス)だが戦闘時のカットインはゲーム仕様(リアナ)になっている。他には[[メロウリンク・アリティ|メロウリンク]]や[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]が該当。</ref>。
 
 
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
:音声初収録。[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べて『D』からの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。また、『D』ではクリスとリアナは目つき程度しか違わなかったが、本作では目つきに加え瞳の色などにもはっきりと差異を持たされている<ref>クリスは設定画と同じ濃いめの緑、リアナは瞳の色がやや薄く3段階の同心円状。</ref>。『D』では語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。
 
:アニメーションカットインはかなり気合いが入った美麗なもので、胸を強調した衣装のイメージどおり揺れまくる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:12話から参戦。今回は[[グラキエース|ラキ]]を[[フォルテギガス#OGシリーズ|フォルテギガス]]のサブにして彼女がデア・ブランシュネージュで出撃する事も可能。本作のデア・ブランシュネージュは命中率が悪く、足並みの悪い([[デア・ブランシュネージュ#OGシリーズ|概要は此方]])。場合によってはフォルテギガスのサブパイロットを終始務めることも視野に入れたい。
 
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
+
=== 能力値 ===
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
+
;スーパーロボット大戦D
:ジョッシュとほぼ同等。比較すると[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。
+
:ジョッシュとほぼ同等で、射撃に優れる。ただ、防御が全パイロット中58位とかなり低いので、ストレーガに乗せるのは厳しい。ちなみに、ジョッシュ編で仲間になるグラキエースと比べると、回避が10高い以外全く同じ(これはジョッシュとウェントスも同様)。
:技能はカウンターの代わりにヒット&アウェイを覚えるため、長射程武器との相性が良い。また、スーパー系機体を選んだ場合に「鉄壁」を覚えるのが最大の違い。
+
;第2次スーパーロボット大戦OG
:[[性格]]が「超強気」(攻撃命中・被弾でそれぞれ気力+2)なため、単独で前線に放り込んで反撃させると、ものすごい勢いで気力が上がって行く。
 
:ただし、防御が全パイロット中58位とかなり低いので、ユニットを強化した上で「鉄壁」を使わないと厳しい。
 
:ちなみに、ジョッシュ編で仲間になるグラキエースと比べると、回避が10高い以外全く同じ(これはジョッシュとウェントスも同様)。
 
;[[OGシリーズ]]
 
 
:最大の特徴は、抜群の伸びをみせる精神ポイント。それに裏打ちされた補助系精神コマンドを駆使しての耐久戦を得意とする。集中力とSPアップを取得して精神コマンドに特化する手もある。ちなみにジョッシュと違って「加速」を持っているため、実は搭乗機の性能に見合わず進撃戦が得意。ヒット&アウェイでMAP兵器を狙うのも悪くないが、範囲がDと変わらないのには注意。
 
:最大の特徴は、抜群の伸びをみせる精神ポイント。それに裏打ちされた補助系精神コマンドを駆使しての耐久戦を得意とする。集中力とSPアップを取得して精神コマンドに特化する手もある。ちなみにジョッシュと違って「加速」を持っているため、実は搭乗機の性能に見合わず進撃戦が得意。ヒット&アウェイでMAP兵器を狙うのも悪くないが、範囲がDと変わらないのには注意。
  
=== [[精神コマンド]] ===
+
=== 精神コマンド ===
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
+
;[[不屈]] [[鉄壁]] [[熱血]] [[必中]] [[気合]] [[愛]]
:
+
:スーパー系の場合はこちら。「必中」を覚えるのがレベル20と遅く、それまではOZやザンスカールに苦戦を強いられる。ジョッシュとの違いは「加速」が「鉄壁」になっていること。
:;スーパー系
+
;[[集中]] [[加速]] [[ひらめき]] [[熱血]] [[愛]] [[覚醒]]
::'''[[不屈]][[鉄壁]][[熱血]][[必中]][[気合]][[愛]]'''
+
:リアル系だとこうなる。総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。
::ジョッシュと同様に「必中」を覚えるのがレベル20と遅く、それまでは回避の高いリアル系に苦戦を強いられる。ジョッシュとの違いは「加速」が「鉄壁」になっていること。防御値の低さはこれである程度補えるが、ステージにターン制限がある時は少々辛い。
+
;[[加速]] [[不屈]] [[集中]] [[必中]] [[熱血]] [[絆]](ツイン)
:;リアル系
+
:『OG2nd』で取得する精神コマンドのラインナップ。フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。単独で戦闘する場合は絶対回避能力がないのがネックになるので、機体にハイパージャマーをつけるか、装甲をメチャ上げて保険をかけるか、となる。
::'''[[集中]][[加速]][[ひらめき]][[熱血]][[愛]][[覚醒]]'''
 
::総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。
 
:
 
;[[X-Ω]]
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[集中]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[必中]]、[[熱血]]、[[絆]]+'''
 
:
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 
:'''[[加速]][[不屈]][[集中]][[必中]][[熱血]][[絆]](ツイン)'''
 
:フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。単独で戦闘する場合は絶対回避能力がないのがネックになるので、機体にハイパージャマーをつけるか、装甲をメチャ上げて保険をかけるか、となる。OGMDではエースボーナスにより「必中」が「[[直感]]」に代わる。
 
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== エースボーナス ===
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
+
;最終命中率+15% SP+15(OG2nd)
:'''[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[底力]]L8、[[コンボ]]L3、[[ヒット&アウェイ]]、[[シールド防御]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]'''
+
:エースボーナスでSPが上昇する。回避率が上がらないので終盤のボス相手に単独戦闘は少々厳しい。
:系統に関わらず技能はこのラインナップ。さすがに主役だけあってなかなか豪華な構成。ジョッシュにはないヒット&アウェイをデフォルトで持っているため、長射程武器と相性がいい。
 
:援護攻撃・援護防御・コンボの修得時期も非常に早く、底力も高レベルまで伸びる。
 
:防御技能も全て覚えるが、これらは搭乗機によっては使えない物も多い。例えば[[ブランシュネージュ]]と[[デア・ブランシュネージュ]]の場合、「撃ち落とし」以外無意味化する。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 
:'''[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L2、[[底力]]L5'''
 
:射撃偏重のブランシュネージュに乗っている関係上、早急にヒット&アウェイが欲しい。意外と頼りない回避率を補う意味でも「見切り」か「集中力」があるといい。なお、エクセレンと同じ理由で援護防御をさせてはいけない。デアに乗り換えた後なら別だが。
 
  
=== [[エースボーナス]] ===
+
=== 特殊技能 ===
;最終命中率+15% SP+15
+
;[[援護攻撃]]L3 [[援護防御]]L3 [[底力]]L8 [[コンボ]]L3 [[ヒット&アウェイ]] [[シールド防御]] [[切り払い]] [[撃ち落とし]]
:[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』で採用。エースボーナスでSPが上昇する。回避率が上がらないので終盤のボス相手に単独戦闘は少々厳しい。
+
:系統に関わらず技能はこのラインナップ。さすがに主役だけあってなかなか豪華な構成だが、大体においてリムの搭乗機となるであろう[[ブランシュネージュ]]と[[デア・ブランシュネージュ]]の場合、防御技能が「撃ち落とし」以外無意味化するのが問題。
;精神コマンド「必中」を「直感」に変更
+
;[[援護攻撃]]L1 [[援護防御]]L2 [[底力]]L5
:『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』で採用。元々「不屈」を覚えているため意味が薄いように思えるが、ひらめきの効果で攻撃を回避できるようになるため、敵のステータス異常を受けずに済むようになる。デア・ブランシュネージュのメインとしてもフォルテギガスのサブとしても有用なボーナス。
+
:『OG2nd』で初期習得している技能。射撃偏重のブランシュネージュに乗っている関係上、早急にヒット&アウェイが欲しい。意外と頼りない回避率を補う意味でも「見切り」か「集中力」があるといい。なお、エクセレンと同じ理由で援護防御をさせてはいけない。デアに乗り換えた後なら別だが。
  
== パイロットBGM ==
+
== パイロット[[BGM]] ==
 
;「Duologue」
 
;「Duologue」
:通常戦闘時の[[BGM]]。曲名は第2次OGでつけられたもの。読みは『デュオローグ』、意味は『対話』。
+
:通常戦闘時のBGM。曲名は第2次OGでつけられたもの。読みは『デュオローグ』、意味は『対話』。
 
;「Duet」
 
;「Duet」
 
:必殺技使用時のBGM。「Duologue」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。読みは『デュエット』、意味は『二重奏』。
 
:必殺技使用時のBGM。「Duologue」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。読みは『デュエット』、意味は『二重奏』。
137行目: 92行目:
 
;[[ウンブラ]]
 
;[[ウンブラ]]
 
:リムが副主人公の場合、中盤でウンブラに重傷を負わされてしまう。
 
:リムが副主人公の場合、中盤でウンブラに重傷を負わされてしまう。
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
:『第2次OG』にて、先述の通り彼に激甘のコーヒーをお見舞いした。
 
  
== 版権作品との人間関係 ==
+
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[クェス・パラヤ]]
 
;[[クェス・パラヤ]]
 
:彼女と親友同士に。ニュータイプお得意の洞察力で両方の人格を感じ取ってくれる。
 
:彼女と親友同士に。ニュータイプお得意の洞察力で両方の人格を感じ取ってくれる。
155行目: 108行目:
 
:自身を呼んでいるウェントスがいるアイスランドに到着した時の台詞。
 
:自身を呼んでいるウェントスがいるアイスランドに到着した時の台詞。
  
=== OGシリーズ ===
+
=== スーパーロボット大戦OG ===
 
;「あたしが何者であっても、クリスが戻ってくるまで消えるわけには行かないのよ!」
 
;「あたしが何者であっても、クリスが戻ってくるまで消えるわけには行かないのよ!」
 
:自身の正体を飲み込み、破滅の王に立ち向かうリアナの台詞。戦闘台詞にも採用。
 
:自身の正体を飲み込み、破滅の王に立ち向かうリアナの台詞。戦闘台詞にも採用。
;クリス「お兄ちゃん……リアナ……私、ウェントスと一緒に行くね……」<br />リアナ「ま、待って! あ、あたしは! あたしは、クリアーナ・リムスカヤじゃない! シュンパティアによって植え付けられた、メリオルエッセのなり損ない! 行かなきゃならないのはクリスじゃない、あたしの方! 偽物のあたしなのよ!!」<br />クリス「ううん……どっちも本当の私……クリアーナ・リムスカヤだよ……」
+
;クリス「お兄ちゃん……リアナ……私、ウェントスと一緒に行くね……」<br />リアナ「ま、待って! あ、あたしは! あたしは、クリアーナ・リムスカヤじゃない!」<br />「シュンパティアによって植え付けられた、メリオルエッセのなり損ない!」<br />「行かなきゃならないのはクリスじゃない、あたしの方! 偽物のあたしなのよ!!」<br />クリス「ううん……どっちも本当の私……クリアーナ・リムスカヤだよ……」
 
:自分を消えるべき存在だと決めつけるリアナと、それを否定するクリス。ずっと一緒にいたクリスにとって、リアナがどこから来たかなど関係なかった。
 
:自分を消えるべき存在だと決めつけるリアナと、それを否定するクリス。ずっと一緒にいたクリスにとって、リアナがどこから来たかなど関係なかった。
;「私がいなくなっても、リアナがいれば……クリアーナ・リムスカヤは生き続けられる……それは、私も生きてるってことなんだよ……」<br/>「悲しまないで……リアナの傍にお兄ちゃんやグラキエースがいるように……私の傍にはウェントスがいてくれるから……」
+
;「私がいなくなっても、リアナがいれば……クリアーナ・リムスカヤは生き続けられる……」<br />「それは、私も生きてるってことなんだよ……」
 
:『自分』をもう一人の自分に託すクリス。
 
:『自分』をもう一人の自分に託すクリス。
:余談だが、似たような事をOG1で[[イングラム・プリスケン|イングラム]]も言っている。
+
;「悲しまないで……リアナの傍にお兄ちゃんやグラキエースがいるように……」<br />「私の傍にはウェントスがいてくれるから……」
 +
:
 
;「さよならは言わないよ、リアナ、お兄ちゃん、みんな……きっと、また会えるから……」
 
;「さよならは言わないよ、リアナ、お兄ちゃん、みんな……きっと、また会えるから……」
 
:永遠の別離ではないと励ます様に言うクリス。
 
:永遠の別離ではないと励ます様に言うクリス。
;「どうか、元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……大好きな……リアナ………………」
+
;「どうか、元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……」<br />「大好きな……リアナ………………」
 
:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再会できる日が来るのだろうか。<br/>なお、このやり取りはどうやらジョッシュ達にしか聞こえなかったらしく、次のステージ冒頭ではアヅキが通信ログから誰と話をしていたのかを察している。
 
:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再会できる日が来るのだろうか。<br/>なお、このやり取りはどうやらジョッシュ達にしか聞こえなかったらしく、次のステージ冒頭ではアヅキが通信ログから誰と話をしていたのかを察している。
 
;(あれ、ちょっと可愛いかも……)<br />「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
 
;(あれ、ちょっと可愛いかも……)<br />「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
:[[妖機人]]の[[孟槐]]と[[抱鴞]]に対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。
+
:[[妖機人]]の[[孟槐]]と[[抱キョウ]]に対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。
 
;「シュンパティア、RCファンクション!」<br/>「アクティブ・ビット! 行けっ!」
 
;「シュンパティア、RCファンクション!」<br/>「アクティブ・ビット! 行けっ!」
 
:[[デア・ブランシュネージュ]]の「アクティブ・ビット」使用時の台詞。実はこの時、リアナの目がウェントスと同調した際の色彩の消えたものになっている。ちなみにジョッシュが「ブレード・ビット」を使用した際はこうはならない。リアナがジョッシュに比べてメリオルエッセに近い存在であることが伺える。
 
:[[デア・ブランシュネージュ]]の「アクティブ・ビット」使用時の台詞。実はこの時、リアナの目がウェントスと同調した際の色彩の消えたものになっている。ちなみにジョッシュが「ブレード・ビット」を使用した際はこうはならない。リアナがジョッシュに比べてメリオルエッセに近い存在であることが伺える。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
以下4機から選択するが、最終機体のみスーパー系はフォルテギガス一本となる。また、機体コンセプトも大きく異なるので、周回プレイにおける育成にはジョッシュとリムには[[射撃 (能力)|射撃]]か[[格闘 (能力)|格闘]]のどちらかに特化させたい。『D』では前述通りリムの防御値はかなり低いためあまりスーパー系向きではない。
+
以下4機から選択するが、最終機体のみスーパー系はフォルテギガス一本となる。また、機体コンセプトも大きく異なるので、周回プレイにおける育成にはジョッシュとリムには[[射撃]]か[[格闘]]のどちらかに特化させたい。
;[[エール・シュヴァリアー]][[ジェアン・シュヴァリアー]]
+
;[[エール・シュヴァリアー]][[ジェアン・シュヴァリアー]]
:リアル系機体。ジェアン・シュヴァリアーには長射程低燃費の射撃武器があるため、ヒット&アウェイも無駄にはならない。
+
:リアル系機体。両機体とも[[分身]]機能を持ち合わせる。共に最強武器は[[格闘]]で、[[気力]]110を要するが、[[射程]]が1しかないのが問題。
;[[ブランシュネージュ]][[デア・ブランシュネージュ]]
+
;[[ブランシュネージュ]][[デア・ブランシュネージュ]]
:リアル系機体。防御面が非常に脆く「援護攻撃」「ヒット&アウェイ」を活かすべし。『D』のデモや『第2次OG』では本機に搭乗する。
+
:リアル系機体。共に最強武器が[[射撃]]で、[[気力]]110を要し、[[射程]]が”4~8“。[[マップ兵器]]も持つ。防御面が非常に脆く単体の戦力としては弱い。「援護攻撃」「ヒット&アウェイ」を活かすべし。第2次OGでは本機に搭乗する。
;[[ガナドゥール]][[フォルテギガス]]
+
;[[ガナドゥール]][[フォルテギガス]]
:スーパー系機体。初期機体4機の中では最も遠距離戦が苦手なので相性はやや悪い。
+
:スーパー系機体。両機体とも[[分身]]機能を持ち合わせる。フォルテギガスの最強武器は[[格闘]]で、[[気力]]120を要する。[[マップ兵器]]を持つ。
;[[ストレーガ]]→フォルテギガス
+
;[[ストレーガ]]⇒[[フォルテギガス]]
:スーパー系機体。長射程武器があるためガナドゥールよりは向いているが、折角の重装甲も本人の防御の弱さで活用しきれない恐れがある。『第2次OG』ではフォルテギガスはシステム上分離不可なものの、ストレーガにはリムが搭乗している。
+
:スーパー系機体。[[命中]]半減のスタンパンチで対ボス戦が格段に楽になる。
 +
 
 +
== 余談 ==
 +
*[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]にて、杉田智和は「'''Dでリム機の武器の名前を全て『杉田君好き』とかにした'''」と発言している(杉田智和はリム役の桑島法子のファン)。
 +
*また、リムの義兄のジョッシュ役は杉田智和の親友である中村悠一だが、中村がジョッシュ役に決まった際に杉田は「これでリムが桑島さんだったら許さない」と冗談で言い、 その後、杉田が演じる[[ブルックリン・ラックフィールド]]の恋仲である[[クスハ・ミズハ]]役の高橋美佳子氏のラジオ番組に出演した際、「'''血判状'''」を叩き出すまでに至り、実際にリム役が桑島だったため、それを聞いた杉田はかなりショックだったらしい(本人曰くショックのあまり無意識に'''紙を食べていた'''とか)。
 +
*[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]で桑島法子と中村悠一がゲスト出演した際は桑島は中村に「お兄ちゃん」と言っており、言われた中村は杉田に「羨ましいだろ?」と発言。杉田は「羨ましくなんかないよ!」と悔しそうに叫んでいた。
 +
*[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]でバレンタインがネタにされた際、杉田は「ジョッシュに兄妹がいたらチョコくれるんだろうな~、そのチョコレートの何分の一でもいいから欲しいな~、なぁ頼むよ中村」とぼやいていた。
 +
*特に何も関係ないはずだが、『OGクロニクル』作中において髪を下した[[ドナ・ギャラガー]]はリムと容姿が似ている。
  
== 脚注 ==
 
<references />
 
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
{{DEFAULTSORT:くりああな りむすかや}}
+
{{DEFAULTSORT:くりああなりむすかや}}
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦D]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦D]]
[[Category:OGシリーズの登場人物]]
+
[[Category:OGシリーズ]]

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)