「ギルバート・デュランダル」を編集中
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基本的に温和な紳士で、感情を剥き出しにする様な振る舞いは一切見られない。しかしその内には、目的の為なら手段を問わない非情な策士としての面も持ち、障害となる者はどんなに自分に尽くしても平然と切り捨てる。自分に可能な限り非が生じないようにと間接的に相手を動かすという狡猾な手法を躊躇うことなく使い、その結果として甚大な被害が出ても殆ど気にしない。このような部分からも、実際は[[ブルーコスモス]]の盟主である[[ロード・ジブリール]]以上に危険な人物である。 | 基本的に温和な紳士で、感情を剥き出しにする様な振る舞いは一切見られない。しかしその内には、目的の為なら手段を問わない非情な策士としての面も持ち、障害となる者はどんなに自分に尽くしても平然と切り捨てる。自分に可能な限り非が生じないようにと間接的に相手を動かすという狡猾な手法を躊躇うことなく使い、その結果として甚大な被害が出ても殆ど気にしない。このような部分からも、実際は[[ブルーコスモス]]の盟主である[[ロード・ジブリール]]以上に危険な人物である。 | ||
− | 最終的に敵役の立ち位置になり、味方から離反されても仕方のない行動も目立ったが、ラクス[[暗殺]]未遂事件や[[ロゴス]]を巡る争い、そして[[デスティニープラン]] | + | 最終的に敵役の立ち位置になり、味方から離反されても仕方のない行動も目立ったが、ラクス[[暗殺]]未遂事件や[[ロゴス]]を巡る争い、そして[[デスティニープラン]]の詳細など、肝心の部分がはっきりしないため、評価が難しい人物である。そのせいか、コミックボンボン版『SEED DESTINY』ではある程度悪役の面が強調されている。 |
=== 来歴 === | === 来歴 === | ||
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:フラグ次第では[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に撃たれず、[[メサイア]]の爆発で重傷を負い、そのまま死亡する。 | :フラグ次第では[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に撃たれず、[[メサイア]]の爆発で重傷を負い、そのまま死亡する。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}} | ||
− | : | + | :本作では終盤まで味方。ミネルバが終始自軍にいるため、[[LOTUS]]の支援者といった印象が強い。エンジェルダウンに関しても今回は「私も止めようとした」<ref>本作におけるエンジェルダウン作戦はデュランダルによって発案されたものではなく、協力関係にある[[セントラル]]がデュランダルに依頼したという形となっており、ザフト側はAA組との関係性の変化から'''シンすらやる気がなく'''、原作とは全く意味合いが異なりレイ以外の味方から総スカンをくらう作戦となっている。作戦自体の結末もミネルバとアークエンジェルの共謀による撃沈偽装となっており、デュランダル自身もそれを察しながら見逃すなど本当に乗り気ではなかった様子が伺える。</ref>とフォローがあり、Kより圧倒的に原作再現が多いためKとは打って変わって理解力のあるリーダーという印象がある。異世界から転移してきた[[マクロス・フロンティア船団]]を庇護し、船団と協力関係を築く。また、侵略者に少しでも対抗する為、原作では正面から否定していたキラ達の存在を敢えて見逃したりしている。終盤にこれまでのシリーズ同様に[[デスティニープラン]]を立ち上げるが、今作における'''デスティニープランは異星侵略者に対するカウンターの延長線'''、といった側面も大きかった。 |
:戦闘の際も[[セントラル]]と共同戦線を張り、原作と同じく[[ジェネシス|ネオ・ジェネシス]]を撃つなどして徹底抗戦するが、最後までLOTUSから投降の[[説得]]をされるなど、立ちはだかる敵という印象はなく「主義の相違によるやむをえない対立」という形になっている。デスティニープランそのものもLOTUSのメンバーからは勿論反発こそされたが、その真意については一定の理解を示されるなど、シリーズで最も良心的な人物描写が多く描かれている。またその最期も、単に[[メサイア]]の撃沈で散るのではなく、沈んだかと思われていたメサイアを引きずって[[月]]に現れ、ピンチの味方部隊を救うために[[クトゥルフ]]要塞に'''[[アクシズ|メサイア落とし]]'''を決行し、自らの命と引き換えに突破口を切り開くという劇的なものである。 | :戦闘の際も[[セントラル]]と共同戦線を張り、原作と同じく[[ジェネシス|ネオ・ジェネシス]]を撃つなどして徹底抗戦するが、最後までLOTUSから投降の[[説得]]をされるなど、立ちはだかる敵という印象はなく「主義の相違によるやむをえない対立」という形になっている。デスティニープランそのものもLOTUSのメンバーからは勿論反発こそされたが、その真意については一定の理解を示されるなど、シリーズで最も良心的な人物描写が多く描かれている。またその最期も、単に[[メサイア]]の撃沈で散るのではなく、沈んだかと思われていたメサイアを引きずって[[月]]に現れ、ピンチの味方部隊を救うために[[クトゥルフ]]要塞に'''[[アクシズ|メサイア落とし]]'''を決行し、自らの命と引き換えに突破口を切り開くという劇的なものである。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
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:本作は前作『SEED』から既に原作とは大きく異なる展開となっていて、その影響で[[ブレイク・ザ・ワールド]]の事件から早い段階でアークエンジェル隊と関わる事になる。 | :本作は前作『SEED』から既に原作とは大きく異なる展開となっていて、その影響で[[ブレイク・ザ・ワールド]]の事件から早い段階でアークエンジェル隊と関わる事になる。 | ||
:[[ディバイン・ドゥアーズ]]という未知の勢力に与している事もあり、既にアークエンジェル隊を「危険分子」と認定している等、強い警戒心を抱いており、ほんの僅かなやり取りではあったが、カガリを利用して狡猾に交渉を進める様を本作では生存している[[ナタル・バジルール]]からは疑念を持たれ、ディバイン・ドゥアーズの面々にも「かなりの策士」と警戒されている。 | :[[ディバイン・ドゥアーズ]]という未知の勢力に与している事もあり、既にアークエンジェル隊を「危険分子」と認定している等、強い警戒心を抱いており、ほんの僅かなやり取りではあったが、カガリを利用して狡猾に交渉を進める様を本作では生存している[[ナタル・バジルール]]からは疑念を持たれ、ディバイン・ドゥアーズの面々にも「かなりの策士」と警戒されている。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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;[[タリア・グラディス]] | ;[[タリア・グラディス]] | ||
:元恋人。生殖能力が低い第二世代以降の[[コーディネイター]]は、遺伝子調査の上で子を設けられる相手としか婚姻が許されていない[[プラント]]において、彼女との間には子を設けられないことが解ると、あくまで子供を授かりたいというタリアの意向を尊重し、デュランダルが身を引いて別れた。現在でも肉体関係は続いているが、この挫折がデュランダルにデスティニープランを推し進めさせることになる。 | :元恋人。生殖能力が低い第二世代以降の[[コーディネイター]]は、遺伝子調査の上で子を設けられる相手としか婚姻が許されていない[[プラント]]において、彼女との間には子を設けられないことが解ると、あくまで子供を授かりたいというタリアの意向を尊重し、デュランダルが身を引いて別れた。現在でも肉体関係は続いているが、この挫折がデュランダルにデスティニープランを推し進めさせることになる。 | ||
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;[[レイ・ザ・バレル]] | ;[[レイ・ザ・バレル]] | ||
− | :親代わりとなり、レイもデュランダルの期待に応えたが、最終的には彼自身の意志で討たれてしまう。<br /> | + | :親代わりとなり、レイもデュランダルの期待に応えたが、最終的には彼自身の意志で討たれてしまう。<br />公私共における信頼関係を築いていたが、クルーゼの死後、デュランダルはレイをラウの代わりとして扱っていた節があり、マガジンZ連載版では、自らの彼への過ちを認め、「君はレイ・ザ・バレルだ…ラウじゃない…」と告げる。コミックボンボン連載版では最期まで自分に付き添ってくれたレイを労い、共にメサイアの爆発に巻き込まれた(レイに撃たれない)。Lでもレイは最後まで付き従うが、条件を満たすと「自分の代わりに世界の変化を見届けてほしい」と後を託し脱出させ、仲間に復帰する。 |
;[[ラウ・ル・クルーゼ]] | ;[[ラウ・ル・クルーゼ]] | ||
:彼とは研究員時代からの友人。[[クローン]]のテロメアを抑える薬を渡すなど、その関係はレイを通して深いものであった。ラウとの出会いが、デスティニープランを作り出したと思われる。 | :彼とは研究員時代からの友人。[[クローン]]のテロメアを抑える薬を渡すなど、その関係はレイを通して深いものであった。ラウとの出会いが、デスティニープランを作り出したと思われる。 | ||
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;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
− | :彼女とは思想面で方向性が違っており、終始、敵視していた。結局、彼女と話し合いを持とうとせず最初から排除の対処としか見なしていなかった事が、自らの大きな失策へと繋がっていったといえる。 | + | :彼女とは思想面で方向性が違っており、終始、敵視していた。結局、彼女と話し合いを持とうとせず最初から排除の対処としか見なしていなかった事が、自らの大きな失策へと繋がっていったといえる。<br />スパロボでは、最終的には彼女にも人類の未来を託す展開が多い。また、Lでは暗殺未遂事件に関して「自分が指示した事だ」と明かし(ただしLではラクス暗殺計画はデュランダルの意思ではなく[[菅原マサキ]]との取引の結果となっている)、彼女に謝罪している。 |
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;[[キラ・ヤマト]] | ;[[キラ・ヤマト]] | ||
− | :彼の出自は研究員時代から知っており、ラクスと同様に脅威に感じており、最期は人類の是非を問う戦いを演じた。遺伝子操作で[[スーパーコーディネイター]] | + | :彼の出自は研究員時代から知っており、ラクスと同様に脅威に感じており、最期は人類の是非を問う戦いを演じた。遺伝子操作で[[スーパーコーディネイター]]として生み出されたが故に自らの遺伝子による世界統一であるデスティニープランを認めないだろうと判断したのか、あるいは親友ラウ・ル・クルーゼの仇であったからなのかは定かではないが、ラクスと同様、最初から排除の対象としか見ていなかったようで、そのことが逆に自らの首を絞めていく事になった(どちらにしろ、親友の仇を快く思っていなかったことは確かであろう)。 |
;[[アスラン・ザラ]] | ;[[アスラン・ザラ]] | ||
:彼を説得して[[ザフト]]に復帰させるが、[[エンジェルダウン作戦]]にて交渉もせず強引に[[アークエンジェル]]を排除しようとしたのをきっかけに、アスラン自身は次第に疑念を持つようになり、最終的にはデュランダルの手による拘束命令がきっかけとはいえ、彼の脱走を招くことになる。 | :彼を説得して[[ザフト]]に復帰させるが、[[エンジェルダウン作戦]]にて交渉もせず強引に[[アークエンジェル]]を排除しようとしたのをきっかけに、アスラン自身は次第に疑念を持つようになり、最終的にはデュランダルの手による拘束命令がきっかけとはいえ、彼の脱走を招くことになる。 | ||
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:目をかけている部下。互いに[[信頼]]していたとは言えるが、デュランダル自身はシンを自らの野望の駒と見ていた一面を持っていた。例えば、銃殺刑になりかねない重罪を免除したり、専用機である[[デスティニーガンダム]]の開発、ネビュラ勲章の授与や[[FAITH]]の任命も、より彼からの信頼を得て、彼を自身の忠実なる兵士にする為であった。 | :目をかけている部下。互いに[[信頼]]していたとは言えるが、デュランダル自身はシンを自らの野望の駒と見ていた一面を持っていた。例えば、銃殺刑になりかねない重罪を免除したり、専用機である[[デスティニーガンダム]]の開発、ネビュラ勲章の授与や[[FAITH]]の任命も、より彼からの信頼を得て、彼を自身の忠実なる兵士にする為であった。 | ||
:TV版劇中ではデュランダルのそれらのに真意にシン自身が気付く事は無かった。その一方で、漫画版等では「戦争のない世界」を実現させるために、デュランダルのやり方に対しては疑問を抱きながらも、あえて彼に従っていた。 | :TV版劇中ではデュランダルのそれらのに真意にシン自身が気付く事は無かった。その一方で、漫画版等では「戦争のない世界」を実現させるために、デュランダルのやり方に対しては疑問を抱きながらも、あえて彼に従っていた。 | ||
− | : | + | :SRWにおいても基本的に関係は変わらないが、シンが自身の未熟さや過ち、デュランダルにただ盲目的に従ってしまった事を悔いる展開も多く、[[Z]]のifルートや[[L]]では彼にも真っ向から[[デスティニープラン]]に反発される事になる。だが、どの作品でも彼のデュランダルに対する敬意は、最後まで揺るぐ事は無い。 |
:[[Zシリーズ]]で彼に目をかけていたのは、[[クロノ]]保守派から彼を守るためでもあった。 | :[[Zシリーズ]]で彼に目をかけていたのは、[[クロノ]]保守派から彼を守るためでもあった。 | ||
;[[ミーア・キャンベル]] | ;[[ミーア・キャンベル]] | ||
:自身が仕立て上げたラクスの[[偽物]]で、本物のラクスが表舞台に現れたのをきっかけに用済みとばかりに切り捨て、[[コペルニクス]]に幽閉。自身の立場に苦悩し、最後はラクスを庇い暗殺者に殺される。彼女のことも駒としか見れなかったのもデュランダルの失策であろう。 | :自身が仕立て上げたラクスの[[偽物]]で、本物のラクスが表舞台に現れたのをきっかけに用済みとばかりに切り捨て、[[コペルニクス]]に幽閉。自身の立場に苦悩し、最後はラクスを庇い暗殺者に殺される。彼女のことも駒としか見れなかったのもデュランダルの失策であろう。 | ||
;[[イザーク・ジュール]] | ;[[イザーク・ジュール]] | ||
− | : | + | :彼がSEEDで誤って犯した民間人虐殺の件を弁護し、処刑されないよう取り計らった。イザークもデュランダルの理念を信じていたのだが、デスティニープランを発表後、[[レクイエム]]を接収して使用したのがきっかけでデュランダルに疑念を抱くようになり、最後はジュール隊ごとラクス達に加勢する事に。 |
;[[ディアッカ・エルスマン]] | ;[[ディアッカ・エルスマン]] | ||
− | : | + | :SEEDにおける離反行動により本来なら間違いなく処刑されていたところ、それを免れるよう取り計らった。以後はイザークとほぼ同様。 |
:小説版ではデュランダルの裏の顔を鋭く察知していた。Lではデュランダルの命令を直接[[ミネルバ]]に伝えたりもしている。 | :小説版ではデュランダルの裏の顔を鋭く察知していた。Lではデュランダルの命令を直接[[ミネルバ]]に伝えたりもしている。 | ||
;[[サトー]] | ;[[サトー]] | ||
:デュランダルの体制を批判する。「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」を起こすが、デュランダルはそんな彼の行為をあえて見逃していた。 | :デュランダルの体制を批判する。「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」を起こすが、デュランダルはそんな彼の行為をあえて見逃していた。 | ||
;[[ステラ・ルーシェ]] | ;[[ステラ・ルーシェ]] | ||
− | : | + | :原作では特に関わらないが、[[K]]では条件を満たすと結果的に彼女の命の恩人になる。 |
;[[ロード・ジブリール]] | ;[[ロード・ジブリール]] | ||
:宿敵。知り合いだったような描写もあるが、詳細不明。 | :宿敵。知り合いだったような描写もあるが、詳細不明。 | ||
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:[[Z]]では[[多元世界]]形成前から彼と接触していた。<ref>これには[[クロノ]]改革派の同志である[[エルガン・ローディック]]の手引きである可能性が高い。</ref>彼によって[[黒歴史]]を知る事になるが、同時に彼の[[ジ・エーデル・ベルナル|正体]]や[[御使い|目的]]も知っているため、後にそれをシンやキラ達に警告した。 | :[[Z]]では[[多元世界]]形成前から彼と接触していた。<ref>これには[[クロノ]]改革派の同志である[[エルガン・ローディック]]の手引きである可能性が高い。</ref>彼によって[[黒歴史]]を知る事になるが、同時に彼の[[ジ・エーデル・ベルナル|正体]]や[[御使い|目的]]も知っているため、後にそれをシンやキラ達に警告した。 | ||
:また、'''黒のカリスマとの密約からも、デュランダルは彼や[[カイメラ]]による[[ZEUTH]]の情報操作についても気づいていた感がある'''。 | :また、'''黒のカリスマとの密約からも、デュランダルは彼や[[カイメラ]]による[[ZEUTH]]の情報操作についても気づいていた感がある'''。 | ||
− | |||
;[[エーデル・ベルナル]] | ;[[エーデル・ベルナル]] | ||
:Zでは早い段階から裏で手を組み、お互いを利用し合った。彼女からは内心「夢想家」と侮蔑・嘲笑されていた。 | :Zでは早い段階から裏で手を組み、お互いを利用し合った。彼女からは内心「夢想家」と侮蔑・嘲笑されていた。 | ||
242行目: | 235行目: | ||
;「[[ガーティ・ルー|ボギーワン]]か……本当の名は何と言うのだろうね? あの艦の」<br />「名はその存在を示すものだ。だが、もしそれが偽りだったとしたら?」<br />「もしそれが偽りだったとしたら、それはその存在そのものも偽り……という事になるのかな? アレックス…いや、アスラン・ザラ君?」 | ;「[[ガーティ・ルー|ボギーワン]]か……本当の名は何と言うのだろうね? あの艦の」<br />「名はその存在を示すものだ。だが、もしそれが偽りだったとしたら?」<br />「もしそれが偽りだったとしたら、それはその存在そのものも偽り……という事になるのかな? アレックス…いや、アスラン・ザラ君?」 | ||
:[[第1次連合・プラント大戦]]以降、[[偽名]]を使って行動していた[[アスラン・ザラ|アスラン]]を一発で見抜いてのセリフ。名前を4つも持っていた[[シャア・アズナブル|シャア]]の声でこう言われると、考えさせられるものである。ちなみに、スペシャルエディション版では「アレックス」が「[[アレックス・ディノ]]」とフルネームに変更されている。 | :[[第1次連合・プラント大戦]]以降、[[偽名]]を使って行動していた[[アスラン・ザラ|アスラン]]を一発で見抜いてのセリフ。名前を4つも持っていた[[シャア・アズナブル|シャア]]の声でこう言われると、考えさせられるものである。ちなみに、スペシャルエディション版では「アレックス」が「[[アレックス・ディノ]]」とフルネームに変更されている。 | ||
− | ; | + | ;「ではアスラン、私からも尋ねよう。想いが同じだというのなら、何故彼らは我々の元に来なかった?機会がなかったわけではあるまい。グラディス艦長も投降を呼び掛けたと聞いた。なのに何故彼らは我々の元に来ず、戦ったのだ?」 |
:アスランからアークエンジェル討伐の命令を下した理由を尋ねられたときの返答。ラクスが暗殺されかけ、その直後からラクスの偽者であるミーアが表舞台に登場したため、キラたちがそのミーアを手元に置いているデュランダルを信用するはずがないことをアスランは理解している。そのことを知っていながら堂々とこの言葉を述べるデュランダルに憤るが、事情を知らないシンが一緒にいるため、反論できず、傍にいるミーアに視線を向けるが・・・ | :アスランからアークエンジェル討伐の命令を下した理由を尋ねられたときの返答。ラクスが暗殺されかけ、その直後からラクスの偽者であるミーアが表舞台に登場したため、キラたちがそのミーアを手元に置いているデュランダルを信用するはずがないことをアスランは理解している。そのことを知っていながら堂々とこの言葉を述べるデュランダルに憤るが、事情を知らないシンが一緒にいるため、反論できず、傍にいるミーアに視線を向けるが・・・ | ||
;「ふ、ラクスだってこうして共に戦おうとしてくれているのに…」 | ;「ふ、ラクスだってこうして共に戦おうとしてくれているのに…」 | ||
:[[アークエンジェル]]の行動を否定したデュランダルが、自分の元にいる[[ラクス・クライン|ラクス]]が[[偽物|影武者]]の[[ミーア・キャンベル|ミーア]]である事実をアスランが知っているのを分かっていながら、彼に発した台詞。 | :[[アークエンジェル]]の行動を否定したデュランダルが、自分の元にいる[[ラクス・クライン|ラクス]]が[[偽物|影武者]]の[[ミーア・キャンベル|ミーア]]である事実をアスランが知っているのを分かっていながら、彼に発した台詞。 | ||
:デュランダルがただ単に平和を求める政治家ではないことを見せ始めたシーンであるが、アスランは激しても、一緒にいた[[シン・アスカ|シン]]やミーアには分らないでいた。ここに来てようやく、アスランはデュランダルを疑っていたキラ達が正しかったと己の浅はかさを痛感した。 | :デュランダルがただ単に平和を求める政治家ではないことを見せ始めたシーンであるが、アスランは激しても、一緒にいた[[シン・アスカ|シン]]やミーアには分らないでいた。ここに来てようやく、アスランはデュランダルを疑っていたキラ達が正しかったと己の浅はかさを痛感した。 | ||
− | ; | + | ;「アークエンジェル、いや君の友人のキラ・ヤマト君に限って言っても、そうだな、私は実に彼は不幸だったと思う。気の毒に思っているよ」<br />「あれだけの資質、力だ。彼は本来戦士なのだ。モビルスーツで戦わせたら当代彼に敵う者はないと言うほどの腕の」 |
− | :アークエンジェルを一方的に討つことを命じた事に反発するアスランに対して、デュランダルが発した[[キラ・ヤマト|キラ]] | + | :アークエンジェルを一方的に討つことを命じた事に反発するアスランに対して、デュランダルが発した[[キラ・ヤマト|キラ]]に対する考え。だが、デュランダルが不幸としているのは「他者の欲望によって生み出され翻弄されたキラ自身の人生」ではなく、「彼が自分の遺伝子の中にある才能に気付かなかったこと」、何より「'''その力が自身の役に立たず、無駄になったこと'''」である。 |
+ | :シンやミーアには、デュランダルが本気でキラを憐れんでいると思っていたようだが、アスランにはキラの心情を無視した傲慢な主張にしか受け取れなかっただろう。実際、要約すると「キラがMSパイロットとして最強の才能を有しながら、自分のその才能に気付く事なくその人生を歩まずに只の学生であった」事を不幸と断じている傲慢極まりない話であり、地球連合軍が[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]を戦闘兵器としている視点と大差はない。キラ自身の争いを好まない性格や殺したくない意志などが最初から含まれていないために、アスランはミーアの事実と合わせデュランダルが始めから相容れない者だったと悟る。 | ||
+ | :なお、『The EDGE』ではシンとミーアがいないため、さらに「人々の希望でありながらその役目を放棄したラクス・クライン」という言葉が加わっている。 | ||
;「ザフト軍最高責任者として私はあんなわけの分からない強大な力を、ただ野放しにしておくことは出来ない。だから討てと命じたのだ。それは仕方のないことだろう?」 | ;「ザフト軍最高責任者として私はあんなわけの分からない強大な力を、ただ野放しにしておくことは出来ない。だから討てと命じたのだ。それは仕方のないことだろう?」 | ||
:デュランダルがアークエンジェルの討伐を命令した理由をアスランに語った台詞。立場的に彼の主張は妥当なものであるが、捉え方によっては、「自分に従わない強大な力を持つ存在は排除するしかない」という事にもなる。ちなみに、小説版ではこの時アスランから「それでは連合やロゴスと同じではないのか?」と思われている。 | :デュランダルがアークエンジェルの討伐を命令した理由をアスランに語った台詞。立場的に彼の主張は妥当なものであるが、捉え方によっては、「自分に従わない強大な力を持つ存在は排除するしかない」という事にもなる。ちなみに、小説版ではこの時アスランから「それでは連合やロゴスと同じではないのか?」と思われている。 | ||
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;「彼もまた戦士でしかないというのにな、余計なことを考えすぎるんだ。」<br/>「キラ・ヤマトのせいかな?彼と出会ったのが不幸だったということだろう、アスランもまた。」 | ;「彼もまた戦士でしかないというのにな、余計なことを考えすぎるんだ。」<br/>「キラ・ヤマトのせいかな?彼と出会ったのが不幸だったということだろう、アスランもまた。」 | ||
:レイとの密会でアスランがもう自分の駒として機能しないと判断し、彼がそうなったのはキラのせいで、キラと出会ったことが不幸と断じた。聞き耳を立てていたミーアはアスランが失脚する危機程度にしか見ていなかったが、それを聞いたアスランは直前にキラを『不幸』と断じたことも含め、デュランダルが始めから敵であったと痛感し、後にキラとカガリを殺す側になった自分自身の行動の浅はかさに対する後悔もしていた。 | :レイとの密会でアスランがもう自分の駒として機能しないと判断し、彼がそうなったのはキラのせいで、キラと出会ったことが不幸と断じた。聞き耳を立てていたミーアはアスランが失脚する危機程度にしか見ていなかったが、それを聞いたアスランは直前にキラを『不幸』と断じたことも含め、デュランダルが始めから敵であったと痛感し、後にキラとカガリを殺す側になった自分自身の行動の浅はかさに対する後悔もしていた。 | ||
− | : | + | :分かりやすくいえば、『アスランはMSパイロットであることが一番幸せで、それ以外は必要ない。キラやカガリはその能力を阻害する不要な存在。』といっており、人をただの歯車もしくはシステムの一部程度にしか見ていない。同時に遺伝子の専門家故に人を遺伝子でしか見ない彼の本質を表している。 |
− | ; | + | ;「そうか分かった。君の判断を信じよう。撃墜を許可する。」 |
− | : | + | :37話より。アスランが[[メイリン・ホーク]]を連れて、[[グフイグナイテッド]]を強奪し、シンとレイが追跡している際に、レイから撃墜の許可を求められた際に。 |
− | : | + | :タリアからは抗議されるが、デュランダルは逆に冷たい眼でにらめ返して黙らせてしまう。 |
+ | :情報のエキスパートであるメイリンを連れているため、情報漏えいを危惧するのは当然ともいえるが、実際はアスランは役に立たないと判断し、それどころか厄介な秘密を知っているため、アークエンジェルとの繋がりを罪状に排除しようとしたが、逆に先手を打たれて逃げられてしまったため、始末するための正当な理由にするためである。 | ||
;「最早どうにもならんようだな。この期に及んでこんな茶番に付き合えるわけもない。我等の想いにこのような虚偽を以て応ずるというのなら、私は正義と切なる平和への願いを以て断固これに立ち向かう!ロード・ジブリールをオーブから引きずり出せ!」 | ;「最早どうにもならんようだな。この期に及んでこんな茶番に付き合えるわけもない。我等の想いにこのような虚偽を以て応ずるというのなら、私は正義と切なる平和への願いを以て断固これに立ち向かう!ロード・ジブリールをオーブから引きずり出せ!」 | ||
:第40話「黄金の意志」にて、ユウナの「ジブリールはオーブにいない」という苦し紛れの返答を受けて。デュランダルからすれば、オーブは「プラン」公開前に潰しておきたい思惑があったため、恰好な大義名分を得た形となった。 | :第40話「黄金の意志」にて、ユウナの「ジブリールはオーブにいない」という苦し紛れの返答を受けて。デュランダルからすれば、オーブは「プラン」公開前に潰しておきたい思惑があったため、恰好な大義名分を得た形となった。 | ||
266行目: | 262行目: | ||
;通信「いや…しかし」 | ;通信「いや…しかし」 | ||
;「いいから止めろ。乗せられているぞ、奴等の思惑に」 | ;「いいから止めろ。乗せられているぞ、奴等の思惑に」 | ||
− | : | + | :第44話。カガリの放送に現れたラクスが「デュランダル議長の行動を支持しない」と断じられてしまった際に。この時のラクスの偽物役を務めていたミーアは終始動揺し、ラクスの発言に絶句。手にしていた台本がカメラに映っている事にも気づいていなかった。この状態でのプラント側の放送遮断は事実上オーブ側のラクスが本物だと全世界に示してしまう事を意味しているが、もし放送を続けてもミーアに自身が本物だと示すアドリブが出来る筈もないため、デュランダルの戦略上の敗北となった。 |
;「どういう事だ!? どこからの攻撃だ! 一体何が起きたというのだッ!」 | ;「どういう事だ!? どこからの攻撃だ! 一体何が起きたというのだッ!」 | ||
:プラント本国が地球連合軍[[ダイダロス基地]]から軌道間全方位戦略砲「レクイエム」の攻撃を受け、一気に多数のプラントが残骸になった映像を呆然と見つめるメサイア司令室の全員を叱咤した際の台詞。 | :プラント本国が地球連合軍[[ダイダロス基地]]から軌道間全方位戦略砲「レクイエム」の攻撃を受け、一気に多数のプラントが残骸になった映像を呆然と見つめるメサイア司令室の全員を叱咤した際の台詞。 | ||
− | :彼はレクイエムの存在を知っていたため<ref> | + | :彼はレクイエムの存在を知っていたため<ref>廃コロニーを利用したレクイエムのビーム偏光ステーション(プラントとしてはこの時点ではこれがレクイエムの中継点とは知らなかった)を地球軍が移動させているという情報を報告された際も、「これの動きを逐一報告せよ」と言いつつも誰も見ていない所で笑みを浮かべてみせている。</ref>、怒りに任せた発言事体が演技である。事実、言葉を発する前にチラっと周囲の反応を確認している。 |
;「分かっている。だが、それを治めるのが仕事だろう。泣き言を言うなッ!」 | ;「分かっている。だが、それを治めるのが仕事だろう。泣き言を言うなッ!」 | ||
;「それも分かっているが、そうしている間に二射目を撃たれたらどうするッ!?」 | ;「それも分かっているが、そうしている間に二射目を撃たれたらどうするッ!?」 | ||
280行目: | 276行目: | ||
:第45話「変革の序曲」にて。運命に翻弄されている人類に、自分ならそれをやり遂げられるという自信から現れているようである。 | :第45話「変革の序曲」にて。運命に翻弄されている人類に、自分ならそれをやり遂げられるという自信から現れているようである。 | ||
;「ありがとう、ジブリール…。そして、さようなら、だ」 | ;「ありがとう、ジブリール…。そして、さようなら、だ」 | ||
− | :[[ロード・ジブリール|ジブリール]] | + | :[[ロード・ジブリール|ジブリール]]死亡の際のセリフ。小説版ではこの時、デュランダルの掌で踊り、そして自らの命までをも捧げた上で彼の野望実現の大義名分を作ったジブリールは「'''デュランダルの最大の協力者'''」と表現されており、そういう意味での「ありがとう」だったようである。ジブリールにとっては極めて不本意な事だろう。なお、コミックボンボン版では戦死直前に「重要の情報がデュランダルに知られていた = デュランダルの掌で踊らされていた」と気付く事になるが、何も知らないままの戦死とどちらの方が悲惨だろうか? |
;「しかし愚かなものだな我々も」<br/>「まさかそんなことになるまいと安易な思い込みが、とてつもない危機を生むということは既に充分知っていたはずなのに。今度のことをまたも未然に防げなかった」<br/>「いや君達を責めているわけではないよ。私もまた詫びねばならん立場だ。失われてしまった多くの命に。だがそう思うなら今度こそ本当にもう二度とこんなことの起きない世界を創らねばならん。それが亡くなった人々へのせめてもの償いだろう」 | ;「しかし愚かなものだな我々も」<br/>「まさかそんなことになるまいと安易な思い込みが、とてつもない危機を生むということは既に充分知っていたはずなのに。今度のことをまたも未然に防げなかった」<br/>「いや君達を責めているわけではないよ。私もまた詫びねばならん立場だ。失われてしまった多くの命に。だがそう思うなら今度こそ本当にもう二度とこんなことの起きない世界を創らねばならん。それが亡くなった人々へのせめてもの償いだろう」 | ||
:第46話「真実の歌」冒頭にて。全てがデュランダルの筋書き通りだが、知らない人間から見れば心から悼んでいるように見える。 | :第46話「真実の歌」冒頭にて。全てがデュランダルの筋書き通りだが、知らない人間から見れば心から悼んでいるように見える。 | ||
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:自分の理念こそが絶対と信じ、悪足掻きするデュランダルに対し、「自由」こそ平等と信じるキラに対して言った。 | :自分の理念こそが絶対と信じ、悪足掻きするデュランダルに対し、「自由」こそ平等と信じるキラに対して言った。 | ||
;「傲慢だね…。さすがは最高のコーディネイターだ…」 | ;「傲慢だね…。さすがは最高のコーディネイターだ…」 | ||
− | : | + | :自分のデスティニープランを受け容れなかったキラに対し、デュランダルが発した台詞。デュランダルは、キラが自分を否定したのは、彼が「あらゆる素質に恵まれたスーパーコーディネイター」だからと考えていたようであるが、キラはあくまでも[[スーパーコーディネイター]]としてではなく、「一個人の人間」として、デュランダルを否定する姿勢を貫いた。 |
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;「ああ…そうか…」 | ;「ああ…そうか…」 | ||
:[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に撃たれ、自己肯定するような言葉。これは小説版のあとがきで「全てを悟った上で、『レイならば構わない』という意味でのもの」と説明されている。 | :[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に撃たれ、自己肯定するような言葉。これは小説版のあとがきで「全てを悟った上で、『レイならば構わない』という意味でのもの」と説明されている。 | ||
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
;(君達は戦士なんだ…。余計な事を考える必要はない…。そう…彼のようになってはいけない…) | ;(君達は戦士なんだ…。余計な事を考える必要はない…。そう…彼のようになってはいけない…) | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦Z|Z]]第43話「運命と自由と」より。[[シン・アスカ|シン]]たちに新型機を託した際、デュランダルが心中でシンとレイに告げた台詞。デュランダルが本心では彼等を完全に「戦いに利用する存在」としてみなしている事をはっきりさせており、「彼」というのは他でもないアスランの事。この事から、デュランダルはアスランも同様の存在と見なしていた節がある。 |
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;「彼がアムロ・レイ…。[[シャア・アズナブル]]の宿敵か」 | ;「彼がアムロ・レイ…。[[シャア・アズナブル]]の宿敵か」 | ||
− | :Zの[[メサイア]]攻防戦での[[アムロ・レイ]]の[[戦闘前会話]] | + | :Zの[[メサイア]]攻防戦での[[アムロ・レイ]]の[[戦闘前会話]]。声を考えると実にシュールな台詞。 |
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;「…かつて私には[[タリア・グラディス|愛した人]]がいた。だが、彼女と私では遺伝子的に子供が望めず、それが原因で私達は、別々の道を歩む事になった…」<br/>「また、私には[[ラウ・ル・クルーゼ|友]]がいた。彼は己の運命を呪い、その憎しみは世界を滅ぼそうとさえした」<br/>「私は思ったよ。私達の経験した悲劇を繰り返さないためには、運命をこの手に収める事が必要だと」<br/>「その通りだ。人は己を真に知る事で、初めて新たな段階に進む事が出来る」<br/>「無知である故に欲望に翻弄され、社会は混沌に支配される」 | ;「…かつて私には[[タリア・グラディス|愛した人]]がいた。だが、彼女と私では遺伝子的に子供が望めず、それが原因で私達は、別々の道を歩む事になった…」<br/>「また、私には[[ラウ・ル・クルーゼ|友]]がいた。彼は己の運命を呪い、その憎しみは世界を滅ぼそうとさえした」<br/>「私は思ったよ。私達の経験した悲劇を繰り返さないためには、運命をこの手に収める事が必要だと」<br/>「その通りだ。人は己を真に知る事で、初めて新たな段階に進む事が出来る」<br/>「無知である故に欲望に翻弄され、社会は混沌に支配される」 | ||
− | : | + | :Zにて、デスティニープランの真意を語る。 |
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;「運命に打ち勝て」 | ;「運命に打ち勝て」 | ||
− | : | + | :Zにおける彼の遺言。直接彼の口から発せられるシーンは無いのだが、彼の遺志を感じ取った[[ティファ・アディール|ティファ]]によってシン達に伝えられた。 |
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=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
;「ああ、そしてプランの中でも君の存在は重要な位置を占める…。[[コーディネイター]]の存在が創造者である神への挑戦なのだとすれば、君達はまさに神が…自然が生み出した奇跡だ。君達…[[ニュータイプ]]はね」 | ;「ああ、そしてプランの中でも君の存在は重要な位置を占める…。[[コーディネイター]]の存在が創造者である神への挑戦なのだとすれば、君達はまさに神が…自然が生み出した奇跡だ。君達…[[ニュータイプ]]はね」 | ||
− | :[[SC2]]にて、[[デスティニープラン]]を共に決行せんとする同志である[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]] | + | :[[SC2]]にて、[[デスティニープラン]]を共に決行せんとする同志である[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との密談。アスランと[[メイリン・ホーク|メイリン]]に傍受されるが…。 |
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;「…シロッコ、君も安らかに眠ってくれたまえ。[[タリア・グラディス|タリア]]といい[[ラウ・ル・クルーゼ|ラウ]]といい君といい、みな私を一人で残して行くのだな…。安心してくれ。君との約束は果たす。必ずな…。」 | ;「…シロッコ、君も安らかに眠ってくれたまえ。[[タリア・グラディス|タリア]]といい[[ラウ・ル・クルーゼ|ラウ]]といい君といい、みな私を一人で残して行くのだな…。安心してくれ。君との約束は果たす。必ずな…。」 | ||
:SC2にて、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]やシロッコの戦死の報を聞き、「ありがとう…ジブリール。そして~」から続く台詞。 | :SC2にて、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]やシロッコの戦死の報を聞き、「ありがとう…ジブリール。そして~」から続く台詞。 | ||
;「…悲劇? ラウは確かに、悲しむべき運命を背負わされていた。そして彼は…その運命に殺された。それは君の言うように悲劇だ。私だってそれを憎むさ。意味なき生命を戯れに生み出す事はな。だが、今デバイスの中にいる彼は違う。彼は志願者だ。そうなる事を望んでいた。成長は加速され、脳に繋いだ教育システムによって、彼はオリジナルと同等の記憶を持って成長する…。彼だけではない。生まれてくる彼らはすべて…クローンである事を最初から受け入れ、外から人類を見守る事を決意した…志を同じくする人類の守護者だ」<br />「デスティニープランによって人類悲願の平和な社会は達成される。欲も、妬みも、嫉みも、憎しみもなく そしてもちろん戦争もない世界だ。唯一の例外は外敵の到来のみ…。だがそれも、守護者に徹する彼らの存在により阻止できる。姿を見せず、人とは交わらず、太陽系の外周から人類の歴史を見守る何万という守護者…。地球圏に暮らす人々は外敵が到来した事にも気付く事すらなく平穏な日々を送る事ができる…!」 | ;「…悲劇? ラウは確かに、悲しむべき運命を背負わされていた。そして彼は…その運命に殺された。それは君の言うように悲劇だ。私だってそれを憎むさ。意味なき生命を戯れに生み出す事はな。だが、今デバイスの中にいる彼は違う。彼は志願者だ。そうなる事を望んでいた。成長は加速され、脳に繋いだ教育システムによって、彼はオリジナルと同等の記憶を持って成長する…。彼だけではない。生まれてくる彼らはすべて…クローンである事を最初から受け入れ、外から人類を見守る事を決意した…志を同じくする人類の守護者だ」<br />「デスティニープランによって人類悲願の平和な社会は達成される。欲も、妬みも、嫉みも、憎しみもなく そしてもちろん戦争もない世界だ。唯一の例外は外敵の到来のみ…。だがそれも、守護者に徹する彼らの存在により阻止できる。姿を見せず、人とは交わらず、太陽系の外周から人類の歴史を見守る何万という守護者…。地球圏に暮らす人々は外敵が到来した事にも気付く事すらなく平穏な日々を送る事ができる…!」 | ||
− | :SC2より。 | + | :SC2より。[[メサイア]]にて[[キラ・ヤマト|キラ]]や[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]達に語った[[SC2]]版[[デスティニープラン]]の全容。 |
− | + | :なんと'''「外宇宙の脅威には、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の[[クローン]]軍団で対抗する」'''という、あまりにも衝撃的な構想である。しかも、シロッコの[[天才]]的能力故に、本当に守れてしまいそうだから困る。 | |
− | :なんと'''「外宇宙の脅威には、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の[[クローン]]軍団で対抗する」''' | + | :しかし、結果としてこの行動がレイに「自分やクルーゼの悲劇を繰り返そうとしている」と認識されてしまい、彼に銃撃される事になってしまう… |
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;「いや…私こそすまない…。裏切っていたのは私だ。君を…クルーゼを…。」 | ;「いや…私こそすまない…。裏切っていたのは私だ。君を…クルーゼを…。」 | ||
:レイに銃撃された後、レイが全てを知ってしまった事を理解して。 | :レイに銃撃された後、レイが全てを知ってしまった事を理解して。 | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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;「レクイエムやジェネシスもある。侵略者など恐るるに足らん…。地球圏は平和になるよ…!」 | ;「レクイエムやジェネシスもある。侵略者など恐るるに足らん…。地球圏は平和になるよ…!」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」より。 | + | :『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」より。[[地球連合軍]]を[[ジェネシス|ネオ・ジェネシス]]によって一掃して。[[宇宙怪獣|侵略者の規模が違い過ぎる]]とはいえ、これでは[[第3次α]]の[[パトリック・ザラ]]と同じである。当然、自軍部隊のメンバーからは散々に言われる。 |
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;「始末だなどと…そういう人達にはちょっと休んでもらうだけさ」 | ;「始末だなどと…そういう人達にはちょっと休んでもらうだけさ」 | ||
− | : | + | :同上。「遺伝子ではなく努力して夢を見る事こそが明日の未来を掴む」と部隊のメンバーに猛反発された際の返答で、「そういう人」とは「[[努力]]する人」の事。 |
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:ちなみに、後半の台詞は『逆シャア』での[[シャア・アズナブル|シャア]]の台詞のオマージュと思われる。 | :ちなみに、後半の台詞は『逆シャア』での[[シャア・アズナブル|シャア]]の台詞のオマージュと思われる。 | ||
;「私を理想家と言うか。だが、君も相当な理想家ではないのか…? 人間…いや、生物全ては自らの欲に負ける。争いを起こす。最終的には生きるためにだ。君はそれを認めようとしない…。ならば、君の示す平和はどうやって手に入れるのかね…?」 | ;「私を理想家と言うか。だが、君も相当な理想家ではないのか…? 人間…いや、生物全ては自らの欲に負ける。争いを起こす。最終的には生きるためにだ。君はそれを認めようとしない…。ならば、君の示す平和はどうやって手に入れるのかね…?」 | ||
− | : | + | :同上。シナリオエンドデモより。メサイア内部にて[[キラ・ヤマト|キラ]]との問答の場に割って入り自身に怒りの言葉をぶつけてきた[[ミスト・レックス|ミスト]]に対して、彼の言葉を論破した反論。作中におけるミストの振る舞いや言動<ref name="独善"/>を考えると、強烈な皮肉ともとれる発言である。論破された事で対するミストも「そんなの…!」と苦し紛れに返すのみで、デュランダルに対して何一つ具体的な反論をぶつける事はできなかった。 |
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;「そしてもうひとつ、皆さんに知っておいていただきたい事があります」 | ;「そしてもうひとつ、皆さんに知っておいていただきたい事があります」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦L|L]] | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第18話「奪還への想い」より。ロゴスの存在を暴露した演説の際の台詞。[[クワトロ・バジーナ|グラサンかけた同声優のキャラ]]が[[シャア・アズナブル|正体]]を明かす際の前口上のパロディである。 |
− | + | :この台詞の後、デュランダルは[[高蓋然性世界]]の面々が異世界から来た事を公表した。 | |
− | :この台詞の後、デュランダルは[[高蓋然性世界]] | + | ;(…猿渡氏の様子、まさかな…) |
− | ; | + | :『L』第20話ミネルバの支援メンバーへルート「舞い降りる天使達」より。[[ヘブンズベース]]攻略戦中に物騒極まりない発言をした[[猿渡ゴオ|ゴオ]]の様子を見て。ゴオの尋常ではない剣幕にただ流されるだけのタリアとは違い、デュランダルはゴオの[[ラビッドシンドローム|病状]]が悪化していることに気付いていた。 |
− | :『L』第20話ミネルバの支援メンバーへルート「舞い降りる天使達」より。 | ||
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;「ほう…最前線であのカラーリングとはなかなか度胸がある」 | ;「ほう…最前線であのカラーリングとはなかなか度胸がある」 | ||
− | : | + | :『L』第27話「戦うべき敵」より。増援に現れた[[アカツキ]]を見て。言うまでもなく、かつて[[百式|金色のMS]]を駆った[[声優ネタ|中の人ネタ]]。 |
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;「LOTUSを懐柔するために送り込んだ[[ミネルバ]]が逆に取り込まれるとはな。彼らは…特に[[シン・アスカ|シン]]は私の考えに共感してくれると思っていたのだがね…」 | ;「LOTUSを懐柔するために送り込んだ[[ミネルバ]]が逆に取り込まれるとはな。彼らは…特に[[シン・アスカ|シン]]は私の考えに共感してくれると思っていたのだがね…」 | ||
− | :『L』第33話「選ばれた未来」より。 | + | :『L』第33話「選ばれた未来」より。[[デスティニープラン]]の是非をめぐって[[LOTUS]]と袂を分かった[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の報告を聞いた際に。実際、原作ではシンはデュランダルの考えに共感、盲信あるいは縋っていた節があったため、原作の展開に対する皮肉のような意味合いにも取れる。 |
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;「フフフ…。二人のクィーンにしてやられたか…」 | ;「フフフ…。二人のクィーンにしてやられたか…」 | ||
− | : | + | :同上。LOTUSとの戦闘に陥った際に彼らを悪役に仕立て上げようと[[ミーア・キャンベル|ミーア]]に演説させたところ、本物の[[ラクス・クライン|ラクス]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]が割り込んで彼女達が[[デスティニープラン]]反対の演説を行った際の台詞。 |
− | + | :よくよく考えると、デュランダルはLOTUSに[[エターナル]]がいる事は(それこそレイが意図的に隠すような真似でもしない限り)知っていたはずで、この期に及んでミーアを表に出すというのはデュランダルにとって痛恨のミスであったと言える。 | |
− | :よくよく考えると、デュランダルはLOTUSに[[エターナル]] | + | :あるいは、後述の台詞の通り、心のどこかでは自分のやろうとしている事を止めて欲しかったためにこんなミスをしてしまったのかもしれない。 |
− | : | + | ;(私は止めて欲しかったのかもしれんな。心のどこかで…[[FAITH]]のタリア達やキラ君達に…) |
− | ; | + | :同上。デスティニープランを巡る戦闘に敗れた議長を説得すべく、[[メサイア]]を訪れたLOTUSメンバーたちと、[[タリア・グラディス|タリア]]に全てを託し見送った後の独白。このまま物語の舞台から降りるかに思われたが…。 |
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;「ならばその役目、私が果たそう」 | ;「ならばその役目、私が果たそう」 | ||
− | :『L』第34話「イクセリオの輝き」より。 | + | :『L』第34話「イクセリオの輝き」より。[[ネオスゴールド]]が操るバリアに拘束され、バリアを解除させるには要塞表面のパネルとネオスゴールド自身の両方に同時にダメージを与えなければならないが、味方機体はどれも動けず、バリアの中でも行動可能だと想われる[[イクサー3]]と[[アトロス]]だけでは両方を一度に破壊するのは厳しい…と言う危機的状況に陥ったLOTUSへの突然の通信。メサイアそのものによる体当たりと言う大質量攻撃でバリアを突破し、要塞のパネルを破壊する事に成功する。 |
− | + | :前話がメサイア攻防戦で、デュランダルが戦いの責任を取って崩壊するメサイアに残っていた事から、デュランダルは既に死亡しているとも思っていたため、驚いたプレイヤーも多い。 | |
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;「タリア…地球は美しいな…。真っ暗な宇宙に浮かぶ宝石と呼ぶにふさわしい…フフ…罪滅ぼしではないが、死ぬ前に君の役に立ててよかったよ」 | ;「タリア…地球は美しいな…。真っ暗な宇宙に浮かぶ宝石と呼ぶにふさわしい…フフ…罪滅ぼしではないが、死ぬ前に君の役に立ててよかったよ」 | ||
− | :『L』における、上記の[[特攻]]直前の最期の台詞。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『L』における、上記の[[特攻]]直前の最期の台詞。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』に続いて面目躍如の議長である。その最期は、[[LOTUS]]のメンバー全員に深く悼まれる事になる。 |
− | + | :この体当たりによってバリア発生装置である表面パネルだけでなく要塞の壁自体にも穴が開いており、「議長の作ってくれた道だ」とメンバーは[[クトゥルフ]]の要塞の内部へと突入していく。 | |
− | : | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;「貴艦の申し出を謹んでお受けする。ユニウスセブンの落下を阻止するため、今は共に力を合わせたい」<br/>「なお、この艦にはオーブのカガリ・ユラ・アスハ代表が同乗していることを付け加えさせていただく」 | ;「貴艦の申し出を謹んでお受けする。ユニウスセブンの落下を阻止するため、今は共に力を合わせたい」<br/>「なお、この艦にはオーブのカガリ・ユラ・アスハ代表が同乗していることを付け加えさせていただく」 | ||
− | :『DD』3章Part7「世界が終わる前に」より。原作より遥かに早く、[[ブレイク・ザ・ワールド]]の渦中に[[ディバイン・ドゥアーズ]]の一員としての[[アークエンジェル隊]] | + | :『DD』3章Part7「世界が終わる前に」より。原作より遥かに早く、[[ブレイク・ザ・ワールド]]の渦中に[[ディバイン・ドゥアーズ]]の一員としての[[アークエンジェル隊]]と遭遇、協力を申し出られた際に。人手の欲しい非常事態であるが、ミネルバに同乗しているカガリの存在を強調し、この後別視点のカメラで(護衛のアスランごと)その姿を確認させるという手法を取っている。 |
− | : | + | :アークエンジェル隊から攻撃を受ける可能性を減らすためと推測されており、緊急事態でありながらそれだけのことをする価値はあると危険視しての行動はディバイン・ドゥアーズ側からも策士と認識されている。尚、当のカガリは自分が人質同然に扱われた事に気付いておらず、少なくともこの時点では政治家として彼には全く及ばない事が顕になっており、更にこの直前に独断でアークエンジェル隊を攻撃したシンと合わせ、同作では既に世間から危険分子として認知されているアークエンジェル隊の第3世界での立場の悪さが明確になった一幕でもある。 |
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== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
;「何者だね、君は…? キラ君のお友達かね?」 | ;「何者だね、君は…? キラ君のお友達かね?」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編より。[[ミスト・レックス|ミスト]]とメサイア内部で対峙した際に。デュランダルは直前に彼を「報告にあった(主人公部隊への)謎の協力者」と認識しており、明らかに脚本のミスが見受けられる。 | :『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編より。[[ミスト・レックス|ミスト]]とメサイア内部で対峙した際に。デュランダルは直前に彼を「報告にあった(主人公部隊への)謎の協力者」と認識しており、明らかに脚本のミスが見受けられる。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == |