「カツ・コバヤシ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Katu Kobayashi]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}} | ||
− | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) |
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}} | ||
− | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|白石冬美|機動戦士ガンダム}}(1st)<br/>{{声優 (登場作品別)|難波圭一|機動戦士Ζガンダム | + | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|白石冬美|機動戦士ガンダム}}(1st)<br/>{{声優 (登場作品別)|難波圭一|機動戦士Ζガンダム}}(TV版[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]])<br/>{{声優 (登場作品別)|浪川大輔|劇場版 機動戦士Ζガンダム}}(劇場版Ζ) |
− | + | | 種族 = 地球人 | |
− | + | | 性別 = 男 | |
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| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0071年 | | 生年月日 = [[宇宙世紀]]0071年 | ||
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| 没年月日 = 宇宙世紀0088年2月22日 | | 没年月日 = 宇宙世紀0088年2月22日 | ||
− | | | + | | 年齢 = 7歳⇒15歳 |
− | | | + | | 所属 = [[エゥーゴ]] |
+ | | 階級 = パイロット候補生 | ||
+ | | キャラクターデザイン = 安彦良和 | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
=== [[機動戦士ガンダム]] === | === [[機動戦士ガンダム]] === | ||
− | [[ジオン軍]]の[[サイド7]]攻撃によって親とはぐれ、[[ホワイトベース]] | + | 当時の姓はハウィン(カツ・ハウィン)。[[ジオン軍]]の[[サイド7]]攻撃によって親とはぐれ、[[ホワイトベース]]で避難した戦災孤児三人組の一人。同じ境遇のレツやキッカよりも年上だが気弱な子供であった。[[ア・バオア・クー]]を脱出する[[アムロ・レイ]]を感じ取るなど、[[ニュータイプ]]の素養を見せていた。 |
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[[一年戦争]]終戦後、レツやキッカと共に[[ハヤト・コバヤシ]]と[[フラウ・ボゥ]]に引き取られ、養子となる。 | [[一年戦争]]終戦後、レツやキッカと共に[[ハヤト・コバヤシ]]と[[フラウ・ボゥ]]に引き取られ、養子となる。 | ||
=== [[機動戦士Ζガンダム]] === | === [[機動戦士Ζガンダム]] === | ||
− | 劇中における主な搭乗機は[[ | + | 劇中における主な搭乗機は[[ネモ]]、[[Gディフェンサー]]。 |
− | [[グリプス戦役]] | + | [[グリプス戦役]]時、フラウやレツ、キッカと共にアムロの元を訪れ、アムロの惨状を見て彼を叱咤して再起のキッカケを作り、共に[[カラバ]]に合流する。その後[[クワトロ・バジーナ]]と共に[[宇宙]]に上がり、パイロット候補生として[[エゥーゴ]]に参加。Gディフェンサーのパイロットを務める。 |
− | + | 一年戦争時とは異なり、感情的な言動が目立つ少年に育っている。作中では時折カミーユらのピンチを救ったりする活躍もあるが、無断で出撃したり、捕虜になった[[サラ・ザビアロフ]]の言葉を信じてあっさり逃げられてしまったりと、問題行動が目立つ。また、一年戦争の実体験故か、[[アクシズ]]との共闘については頑なに拒んでいた。 | |
[[ティターンズ]]との最終決戦において、[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘中に[[ガンダムMk-II]]にGディフェンサーを合体させた後、撤退せずにコクピットブロックだけの状態で戦闘に参加するが、ヤザンの攻撃を避けた際によそ見をしてしまい、'''隕石に衝突'''したところをヤザンの乗る[[ハンブラビ]]により撃墜され、死亡する。 | [[ティターンズ]]との最終決戦において、[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘中に[[ガンダムMk-II]]にGディフェンサーを合体させた後、撤退せずにコクピットブロックだけの状態で戦闘に参加するが、ヤザンの攻撃を避けた際によそ見をしてしまい、'''隕石に衝突'''したところをヤザンの乗る[[ハンブラビ]]により撃墜され、死亡する。 | ||
− | + | カツは同世代である[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]や[[ファ・ユイリィ|ファ]]の様に人間的に大きな成長を遂げたりせず、問題行動を挽回するような活躍を見せることが少なかった故に、視聴者から非難されることがある。しかしながら、'''カツは(人間的に成長していく)カミーユとの対比となる存在であり、彼と共に作品内の「若さ」(未熟さや危うさという意味で)を担当したキャラクター'''であったとも言えよう。 | |
+ | |||
+ | 富野由悠季監督はムック本『機動戦士Ζガンダム大事典』のインタビュー記事においてカツのことを「(子供から大人へと成長していく時期において)自制心が足りなかったのでしょう。…(中略)…しかし、これは現代の子供たちにも多い状況ではないでしょうか」と評している。 | ||
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+ | 劇場版では、テレビシリーズのような身勝手さは抑えられていたが、アクシズとの共闘には否定的であることは変わらず。また、戦死については「隕石に衝突した時点で死亡」に変更されている。 | ||
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | === [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | ||
− | [[地球]]に[[アーガマ]]が降りた際、父ハヤトがダブリン上空で[[ブライト・ノア]]と再会した際、二人がカツの使っていた部屋を訪れるシーンがある。なお、[[ジュドー・アーシタ]] | + | [[地球]]に[[アーガマ]]が降りた際、父ハヤトがダブリン上空で[[ブライト・ノア]]と再会した際、二人がカツの使っていた部屋を訪れるシーンがある。なお、[[ジュドー・アーシタ]]たちが[[アーガマ]]に加わった後もカツの使っていた部屋はそのままにしてあった。 |
また、最終回では[[ハマーン・カーン]]との最終決戦で[[エルピー・プル]]、[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、サラ、そしてカミーユと共にジュドーに力を貸した。 | また、最終回では[[ハマーン・カーン]]との最終決戦で[[エルピー・プル]]、[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、サラ、そしてカミーユと共にジュドーに力を貸した。 | ||
− | == | + | == 登場作品と役柄 == |
− | + | 原作最期の戦闘で乗機Gディフェンサーを[[エマ・シーン|エマ]]に提供した再現か、ほとんどの作品で「[[補給]]」を習得するのが特徴の一つ。しかし、基本スペックに恵まれておらず、[[ニュータイプ]]技能はあるものの、[[能力]]は極めて低く、リアル系パイロットの最底辺を示す語として'''「カツ以下」'''などという言葉が使われるほど。射撃などは平均的な数値があることも多いが、回避はかなり低めで、[[ニュータイプ]]補正を抜けば「避けずに耐える」スーパー系パイロット並に抑えられている場合がほとんどである。そのため、出撃させたい場合は[[モビルアーマー]]など堅固な機体を回す必要がある。 | |
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− | + | 上記の様にカツの能力が低いこともあって[[二軍]]となることが多く、それ故にスパロボシリーズにおける彼に対する(負の)評価へとつながったのだが、近年では[[Zシリーズ]]の様にカツの能力の見直しが進められてきている。 | |
− | + | スパロボにおけるカツは原作と同じく直情的な言動も見られるが、その一方でアムロが同行する等、'''原作よりも周囲にいる大人が多いこともあって、無断出撃等の問題行動は少ない'''。その意味では、カツもまたカミーユと同じく[[スパロボ補正]]の恩恵を被っているキャラクターだと言える。 | |
− | + | また、SRWのストーリー上におけるカツは、基本的にはどのシリーズにもとりあえずいるだけのような扱いだが、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』と『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではリアル系ならサラを[[説得]]する事で仲間に引き込める重要キャラクターである。ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でもサラを説得出来るが、『第4次(S)』とは異なり[[パプテマス・シロッコ]]が健在であるためか、仲間に引き込めない。 | |
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− | + | なお、1stガンダムにおける「'''カツ・ハウィン'''」(いわゆる、カツ・レツ・キッカの一人)としての登場は一切無く、序盤が一年戦争に沿ったストーリーの『[[スーパーロボット大戦GC]]』および移植版の『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』でも『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の戦災孤児グループが彼らの代わりを務めている。 | |
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :初登場作。[[隠し要素/第3次|隠し要素]]で[[シャア・アズナブル|シャア]]を説得しなかった場合のルートにて、[[Gディフェンサー]]で参戦。[[セイラ・マス|セイラさん]]を自軍に引き留めたい人・シャア未加入ルートを攻略したい人以外ではお目にかかれない。 |
− | : | + | :しかし、この作品においては[[幸運]]所持者で育成し易い上、貴重な[[補給]]使いでもあり、大いに活躍できる可能性を秘めている。 |
− | : | + | :ところで、[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]と[[フラウ・ボゥ|フラウ]]は1stの姿で登場しており、同年代の姿になっているのだが、もう養子になっているのだろうか……(ハヤトは序盤で離脱するので対面しないが)。 |
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :今回も[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で[[Gディフェンサー]] | + | :今回も[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で[[Gディフェンサー]]に乗って登場。今回はリアル系主人公のみサラの[[説得]]イベントがある。何気に全シリーズで一番重要な役を演じていたかもしれない。 |
− | : | + | :しかし、エンディングではカツはパイロットを続けているのに対して、サラは[[月]]で静かに暮らしている。上手くいかなかったのだろうか。 |
− | :命中・回避は全[[モビルスーツ|MS]]パイロット中最低だが、ニュータイプ技能を持ち、[[必中]]と[[隠れ身]] | + | :命中・回避は全[[モビルスーツ|MS]]パイロット中最低だが、ニュータイプ技能を持ち、[[必中]]と[[隠れ身]]を身に付ける。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] | |
− | + | :今回から声が入ったが、サラの登場が没になった為イベントは何もなし。顔グラフィックは斜めから見た顔から、正面を向いた不貞腐れた顔に。 | |
− | : | + | :スーパー系ルートでは[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]](後に離脱)、[[ルー・ルカ|ルー]]と一緒にガンダム系パイロットの中で最も早く仲間になるが、リアル系では補充要員として仲間になった際にアムロらに叱られる(ちなみにスーパー系でも味方増援で現れた際に、『アムロ達じゃない』とがっかりされてしまい、拗ねていた)。 |
− | :スーパー系ルートでは[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]] | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | ; | + | :旧シリーズで唯一、ハヤトとの会話がある。 |
− | |||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | + | :原作のアムロに対する台詞が再現され、後半[[ロンド・ベル]]隊に参入する。初登場時の原作との違いは、フラウと二人きりで北米[[シャイアン基地]]を訪れており、レツとキッカは[[ミライ・ノア|ミライ]]と一緒に[[香港]]にいるため不在という設定である。 | |
− | :デフォルトユニットは[[Gディフェンサー]] | + | :デフォルトユニットは[[Gディフェンサー]]。サラを[[説得]]できながら結局は『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と違って仲間に出来ない。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | :アムロ達と共に[[ティターンズ]]に捕縛されていたが、解放作戦の際には裏方に回っていたため出撃できず、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]] | + | :アムロ達と共に[[ティターンズ]]に捕縛されていたが、解放作戦の際には裏方に回っていたため出撃できず、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]に「いたのか」などと言われ、未来でも出番が少ない。デフォルト乗機は[[ジェガン]]に変更された。 |
− | : | + | :パイロット能力は散々だが、[[援護]]はLv3まで成長する。精神が優秀、更に[[SP]]も高くなる[[成長タイプ]]なので、[[Gディフェンサー]]に向いている。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :アムロとともに行動し、[[αナンバーズ]]に組み込まれるが影は薄い。ちなみにデフォルト乗機は[[ヘビーガン]]にパワーアップしている。クワトロ(シャア)との戦闘台詞が入っている。 |
− | : | + | :精神コマンドはこれまでの補給に加えて、加速・ひらめきがあるので、小隊要員としては有用な方である。 |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | |
:[[コーディネイター]]批判をして[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に怒鳴られる。憎まれ役を押し付けられるあたりカツらしいのだが、「異種族と接してきた部隊の古参メンバー」であることを考えると、意味深なエピソードとも受け取れる。 | :[[コーディネイター]]批判をして[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に怒鳴られる。憎まれ役を押し付けられるあたりカツらしいのだが、「異種族と接してきた部隊の古参メンバー」であることを考えると、意味深なエピソードとも受け取れる。 | ||
− | :エンディングでは[[ファ・ユイリィ|ファ]]や[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と共に、[[フォン・ブラウン]] | + | :エンディングでは[[ファ・ユイリィ|ファ]]や[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と共に、[[フォン・ブラウン]]市のスクールへ復学し、エンジニアを目指して工学系を専攻する事が語られる。ゆくゆくは[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]のスタッフとなって、工学者として活躍しているカミーユのプロジェクトに参加するつもりらしい。また、[[アムロ・レイ|アムロ]]によれば、父[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や母[[フラウ・コバヤシ|フラウ]]も応援しているとの事である。 |
− | : | + | :能力的には前作と同じく[[補給]]を覚えるので後半の小隊要員として有用だが、戦闘力に過度な期待は禁物。デフォルト乗機は[[機動戦士ガンダムF91|ガンダムF91]]が抜けたので[[ジェガン]]に格下げ。 |
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | : | + | :劇場版準拠のため、声が浪川大輔氏に替わった。浪川氏は本作がスパロボ初出演となる。[[レコア・ロンド|レコア]]&[[サラ・ザビアロフ|サラ]]仲間フラグがあり、特定のマップで彼とサラが戦闘する事でフラグの一部が立つ。今回はサラがかなり使えるので重要。また、[[ディジェ]]の入手条件はアムロと彼の撃墜数の平均が25以上が条件の一つ。ちなみに、初期撃墜数は0である。 |
− | + | :[[Gディフェンサー]]が無いので大抵の場合は最後まで[[ネモ]]に乗っている。しかし、精神コマンドに恵まれており、小隊員としては一級。能力も[[ファ・ユイリィ|ファ]]よりは高いので、[[リ・ガズィ]]にでも乗せれば活躍できる可能性を秘めている。歴代でもかなり優遇されていると言えるだろう。 | |
− | + | :[[ニュータイプ]]Lvも普通にプレイして[[バイオセンサー]]を発動するくらいまで上がる。問題はデフォルト機体が設定されていないので、'''自動で小隊編成すると外されてしまう'''こと。育てたい人は注意しよう。意図は不明だが[[Ζガンダム]]のパイロットの中で一人だけ[[カットイン]]挿入の演出が違う。初めて最終ボスとの戦闘台詞が入った。 | |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | |
− | ; | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来の参戦。浪川氏が[[リディ・マーセナス|他の]][[シュレード・エラン|役柄]]でも出演している関係で、カツのボイスも新録されている。 |
− | : | + | :[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]の面倒を見るなどそれなりに成長したところを見せたり、精神コマンドが優秀だったりと若干優遇されている。[[パイロット養成]]は[[SPアップ]]や[[援護攻撃]]でサブ型が良いだろう。 |
− | :[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | ; | + | :第1話「新地球皇国」から参戦し、デフォルト機がジェガンからリゼルに変更された。 |
− | + | :エンディングでは[[アムロ・レイ|他の]][[カミーユ・ビダン|面々]][[フォウ・ムラサメ|が第3次]][[ファ・ユイリィ|α同様の]]進路に進むのに対して、軍人として連邦軍に残る事を語っている。 | |
− | :エンディングでは[[アムロ・レイ|他の]][[カミーユ・ビダン|面々]][[フォウ・ムラサメ| | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦MX]] | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | ||
:原作終了後のため故人。名前だけ出てくる。 | :原作終了後のため故人。名前だけ出てくる。 | ||
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
− | :[[ハマーン・カーン|ハマーン]] | + | :[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・[[ロシュ・ラビンスク|ロシュ]]ルートと[[ラズロ・ファーエデン|ラズロ]]ルートのみに登場。本作でも『Ζ』版の設定で味方パイロットだが、アポリー・ロベルト・ファと4人セットで「低ランクのブランチ」扱いされている。 |
− | :最初から[[必中]]や[[補給]] | + | :最初から[[必中]]や[[補給]]を使えるが、能力はそれほど高くない。 |
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
<!-- === [[能力|能力値]] === --> | <!-- === [[能力|能力値]] === --> | ||
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;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]] | ||
:'''[[幸運]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[補給]]''' | :'''[[幸運]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[補給]]''' | ||
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;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[補給]]''' | :'''[[根性]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[補給]]''' | ||
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ||
:'''[[幸運]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[補給]]''' | :'''[[幸運]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[補給]]''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[戦意高揚]]、[[気力+ (命中)]]''' | :'''[[ニュータイプ]]L6、[[戦意高揚]]、[[気力+ (命中)]]''' | ||
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=== [[小隊長能力]](隊長効果) === | === [[小隊長能力]](隊長効果) === | ||
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:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]で採用。 | :[[スーパーロボット大戦Z|Z]]で採用。 | ||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
;精神コマンド「かく乱」の消費SPが40になる | ;精神コマンド「かく乱」の消費SPが40になる | ||
− | : | + | :[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]で採用。 |
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
199行目: | 167行目: | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:尊敬する相手。 | :尊敬する相手。 | ||
− | :『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]] | + | :『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』では、当初は長い半幽閉生活の影響で腑抜けた彼の姿に大いに失望した事もあったが、後にパイロットとしての復活を遂げた事で大いに喜ぶ。また、[[宇宙]]に上がる際に、彼が[[一年戦争|7年前]]に[[シャア・アズナブル|シャア]]と撃ち合った時に使った銃を餞別として渡される。 |
− | |||
;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
:『Ζ』では上官。 | :『Ζ』では上官。 | ||
;[[ハヤト・コバヤシ]] | ;[[ハヤト・コバヤシ]] | ||
:養父。時には彼に厳しい[[修正]]を受ける事もあったが、実の親子同然の信頼関係があった。彼がカツの死を知るのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』になってからである。 | :養父。時には彼に厳しい[[修正]]を受ける事もあったが、実の親子同然の信頼関係があった。彼がカツの死を知るのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』になってからである。 | ||
− | ; | + | ;[[フラウ・コバヤシ]] |
:養母。[[一年戦争]]時から面倒を見て貰っていた。 | :養母。[[一年戦争]]時から面倒を見て貰っていた。 | ||
− | ; | + | ;レツ・コバヤシ |
− | :[[ホワイトベース]] | + | :[[ホワイトベース]]の孤児3人組の一人。義弟。SRW未登場。 |
− | ; | + | ;キッカ・コバヤシ |
− | : | + | :ホワイトベースの孤児3人組の一人。義妹。SRW未登場。 |
=== [[機動戦士Ζガンダム]] === | === [[機動戦士Ζガンダム]] === | ||
231行目: | 198行目: | ||
:サラの戦死以降はシロッコを仇として憎み、彼女の仇討ちに逸るあまりに独断行動が目立った。そのため、カミーユからはたしなめられることに。 | :サラの戦死以降はシロッコを仇として憎み、彼女の仇討ちに逸るあまりに独断行動が目立った。そのため、カミーユからはたしなめられることに。 | ||
;[[サラ・ザビアロフ]] | ;[[サラ・ザビアロフ]] | ||
− | : | + | :シロッコの部下。彼女に惹かれるが…。アムロにとっての[[ララァ・スン|ララァ]]のような存在。 |
;[[ジェリド・メサ]] | ;[[ジェリド・メサ]] | ||
:第24話では彼に銃を突き付けてカミーユの窮地を救っており、同話では互いに何かと突っ掛り合う。 | :第24話では彼に銃を突き付けてカミーユの窮地を救っており、同話では互いに何かと突っ掛り合う。 | ||
− | |||
;[[ヤザン・ゲーブル]] | ;[[ヤザン・ゲーブル]] | ||
:上記の通り、最期はヤザンに撃墜され戦死する。 | :上記の通り、最期はヤザンに撃墜され戦死する。 | ||
241行目: | 207行目: | ||
;[[ハマーン・カーン]] | ;[[ハマーン・カーン]] | ||
:共同戦線を張るが何かと気に入らない存在で、サラの死後は彼女の死の一因を作った仇敵として憎む。 | :共同戦線を張るが何かと気に入らない存在で、サラの死後は彼女の死の一因を作った仇敵として憎む。 | ||
− | : | + | :彼の実の両親はジオンの攻撃で死亡していることもあり、TV版と劇場版の両方とも基本的にジオンを信用していない。 |
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | === [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | ||
248行目: | 214行目: | ||
;[[ジュドー・アーシタ]] | ;[[ジュドー・アーシタ]] | ||
:『ΖΖ』の最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼に力を貸した。 | :『ΖΖ』の最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼に力を貸した。 | ||
− | : | + | :SRWでは生存して共闘する作品が幾つかあり、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』でアムロ達と共にティターンズから開放された時にジュドーがカツの存在を忘れていた発言をした事で反発する場面があるが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でジュドーと[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]を心配する場面があるので、仲は良いと思われる。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
258行目: | 224行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系では、ヘンケンの指揮の下彼女と一緒に味方部隊に合流する。 | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系では、ヘンケンの指揮の下彼女と一緒に味方部隊に合流する。 | ||
;[[ケーラ・スゥ]] | ;[[ケーラ・スゥ]] | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』及び『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではアムロの部下として、序盤から行動を共にする。 |
;[[トビア・アロナクス]] | ;[[トビア・アロナクス]] | ||
− | : | + | :『第2次α』に於ける数少ない交流相手。と言っても、[[ベラ・ロナ|べラ]]が焼いた所謂「[[セシリーのパン]]」を彼に推奨する程度のものだが。 |
;[[バナージ・リンクス]] | ;[[バナージ・リンクス]] | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では後輩分。カミーユやシンほど彼と密接に関わることはないが、カツも彼に対して先輩分として接する。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では後輩分。カミーユやシンほど彼と密接に関わることはないが、カツも彼に対して先輩分として接する。 | ||
;[[リディ・マーセナス]] | ;[[リディ・マーセナス]] | ||
− | :『第3次Z』では同じ[[ロンド・ベル]]に配属されているが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』終盤に彼がZ- | + | :『第3次Z』では同じ[[ロンド・ベル]]に配属されているが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』終盤に彼がZ-BLUEに復帰した際には彼の敵対時の所業もあり彼に対して嫌悪感を露にする一幕もあった。ちなみに、劇場版カツとは声優が同じであるためか、戦闘前会話や特殊戦闘台詞も用意されている。 |
− | |||
;[[ハサウェイ・ノア]] | ;[[ハサウェイ・ノア]] | ||
:『第3次Z』での弟分。 | :『第3次Z』での弟分。 | ||
− | : | + | :なお、富野由悠季監督によれば、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』でのハサウェイの立ち位置は、『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』のカツを意識したものと語られている。確かに、「父親が先の戦争の功労者である」「[[ニュータイプ]]として素養はあるものの好きな女の子の事となると、血気に逸り後先考えずに行動するなど周囲が見えなくなる」といった、「若さゆえの未熟さ」等に共通点がある。 |
;[[クェス・パラヤ]] | ;[[クェス・パラヤ]] | ||
− | : | + | : |
− | |||
==== アナザーガンダムシリーズ ==== | ==== アナザーガンダムシリーズ ==== | ||
;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]] | ;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]] | ||
− | : | + | :『F』のリアル系では、2人と共に[[アデレード]]基地で戦っていたロンド・ベル隊と合流することに。 |
==== 正暦作品 ==== | ==== 正暦作品 ==== | ||
287行目: | 251行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』において散々滅茶苦茶な行動をとって[[オーブ連合首長国|オーブ]]を放置しておきながら、突然[[アークエンジェル|AA]]クルーを伴って帰国し、復権するや否や反[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の意思を表明した彼女に対し、今までの行動が行動なだけに「説得力が無い」と痛烈に批判した。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』において散々滅茶苦茶な行動をとって[[オーブ連合首長国|オーブ]]を放置しておきながら、突然[[アークエンジェル|AA]]クルーを伴って帰国し、復権するや否や反[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の意思を表明した彼女に対し、今までの行動が行動なだけに「説得力が無い」と痛烈に批判した。 | ||
; [[シン・アスカ]] | ; [[シン・アスカ]] | ||
− | : | + | : 『Z』では同じザフト組のメンバーとして行動を共にする。民間人の時に戦争に巻き込まれて実の家族を失った、ちょっとした事ですぐに激昂し食って掛かり反発する、周囲の迷惑を顧みず命令無視する、勝手に捕虜を解放してしまう、自分の行いを顧みず別の人間に逆恨みする等、実は経暦や性格、行動原理等に関しては、カミーユ以上に似通っていたりする。 |
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて'''非常にいい顔'''で海兵隊式の訓練を受けられる羽目に。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて'''非常にいい顔'''で海兵隊式の訓練を受けられる羽目に。 | ||
− | == | + | == 名台詞 == |
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=== [[機動戦士ガンダム]] === | === [[機動戦士ガンダム]] === | ||
;キッカ「お姉ちゃん私もやっつけにいく!」<br/>カツ「戦争なんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!」<br/>レツ「怖いんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!!」 | ;キッカ「お姉ちゃん私もやっつけにいく!」<br/>カツ「戦争なんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!」<br/>レツ「怖いんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!!」 | ||
:第5話「大気圏突入」において。この時点ではカツはまだ冷静である。 | :第5話「大気圏突入」において。この時点ではカツはまだ冷静である。 | ||
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;「アムロよくやったぞ」 | ;「アムロよくやったぞ」 | ||
− | : | + | :冒険王で連載された漫画版の台詞。妙に[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して上から目線な台詞な辺り、『Ζ』期のカツの性格を先見している気がしないでもない。 |
=== [[機動戦士Ζガンダム]] === | === [[機動戦士Ζガンダム]] === | ||
315行目: | 272行目: | ||
:第15話「カツの出撃」より。整備中の[[ガンダムMk-II]]のコクピットへ乗り込んだ時の台詞。 | :第15話「カツの出撃」より。整備中の[[ガンダムMk-II]]のコクピットへ乗り込んだ時の台詞。 | ||
:最新鋭機、かつあのガンダムの後継機を目の前に心を踊らせるが、浮かれついでに電源が入ったままの操縦レバーに素手で触ろうとして感電しそうになり、傍らのカミーユの叱責を受ける事に。 | :最新鋭機、かつあのガンダムの後継機を目の前に心を踊らせるが、浮かれついでに電源が入ったままの操縦レバーに素手で触ろうとして感電しそうになり、傍らのカミーユの叱責を受ける事に。 | ||
− | ; | + | ;「ごめんなさい、父さん。でもね、僕、見えない敵が見えたんだ! 本当だ!!」 |
− | : | + | :同じく第15話より。無断出撃の罰としてハヤトの[[修正]]を受けた際、殴られながらの弁明。 |
:カツ自身もニュータイプへ覚醒しつつあることを示唆している台詞。 | :カツ自身もニュータイプへ覚醒しつつあることを示唆している台詞。 | ||
;「人間って、そんなに信じられないのか…」 | ;「人間って、そんなに信じられないのか…」 | ||
:第25話「コロニーが落ちる日」より。捕虜の[[サラ・ザビアロフ|サラ]]に騙されて逃げられてしまい、罰として独房に入れられた時の台詞。 | :第25話「コロニーが落ちる日」より。捕虜の[[サラ・ザビアロフ|サラ]]に騙されて逃げられてしまい、罰として独房に入れられた時の台詞。 | ||
− | ; | + | ;「できない…出撃できない!ジオンのためなんかに出撃できない!」 |
− | :第44話「ゼダンの門」より。[[アクシズ]] | + | :第44話「ゼダンの門」より。[[アクシズ]]との共同作戦の最中、苦悶の末に出撃を拒否した際の台詞。成り行きとは言え共闘の相手はかつての家族の仇、早々割り切ることなど出来ないという事か。 |
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』のジオン残党兵との特殊戦闘台詞においても「恨みはこっちにだってあるんだ!」という台詞があり、その根の深さが現れている。 |
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;「そんな弾に当たるもんか!」 | ;「そんな弾に当たるもんか!」 | ||
:第49話「生命散って」において[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の攻撃を回避して調子に乗っている時の台詞。しかし、この台詞の後隕石に激突してしまい、ヤザンに止めを刺されてしまうことに。 | :第49話「生命散って」において[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の攻撃を回避して調子に乗っている時の台詞。しかし、この台詞の後隕石に激突してしまい、ヤザンに止めを刺されてしまうことに。 | ||
341行目: | 285行目: | ||
:死ぬ直前の台詞。意識が朦朧とする中、サラの幻影がはっきり見えたカツにはもう生きようという意志は失われ、死ねばサラに会えるという意識が、彼から生きようという意志を奪ってしまったのかもしれない。 | :死ぬ直前の台詞。意識が朦朧とする中、サラの幻影がはっきり見えたカツにはもう生きようという意志は失われ、死ねばサラに会えるという意識が、彼から生きようという意志を奪ってしまったのかもしれない。 | ||
;『なんでそう、頭だけで考えるんだ! そんなんじゃ……疲れるばかりじゃないか。』<br />『カミーユが見ているものを見てごらんよ。あの中にいる人だって、すぐこうして溶け合えるんだ』 | ;『なんでそう、頭だけで考えるんだ! そんなんじゃ……疲れるばかりじゃないか。』<br />『カミーユが見ているものを見てごらんよ。あの中にいる人だって、すぐこうして溶け合えるんだ』 | ||
− | :第50話「宇宙を駆ける」より。思念体となったサラを[[説得]] | + | :第50話「宇宙を駆ける」より。思念体となったサラを[[説得]]しようとした台詞。死して心理がわかったカツだが、あまり人のことは言えない。『'''馬鹿は死ななきゃ治らない'''』とはよく言ったものである。 |
− | ; | + | ;『あの人は一人だ。今のサラのことだって見ようとしない』 |
− | : | + | :こちらは劇場版。『あの人』というのはシロッコのこと。彼の傲慢な人となりを鋭く言い当てている。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== TV版 === | === TV版 === | ||
==== [[旧シリーズ]] ==== | ==== [[旧シリーズ]] ==== | ||
− | ; | + | ;「やめなよサラ!! そんな事したって、死んだ人間は生き返りはしないんだ!」<br /> サラ「! それは・・・」 <br /> カツ「死んだ人間にしばられてちゃ、生きていけないよ、サラ! サラだって、わかってるはずだろ!」 |
− | :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]] | + | :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』リアル系ルート第20話(『S』では第21話)「老兵の挽歌」におけるサラを説得する際の台詞。珍しく一理ある主張をぶつけている。 |
==== [[αシリーズ]] ==== | ==== [[αシリーズ]] ==== | ||
;「クワトロ大尉! あなたはどうしてこんなことを!」 | ;「クワトロ大尉! あなたはどうしてこんなことを!」 | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』より。クワトロ(シャア)との[[特殊戦闘台詞]]。[[バルマー戦役]]で一緒に戦った上司が、地球を本気で潰そうとした行動にカツも驚きを隠しきれなかった。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』より。クワトロ(シャア)との[[特殊戦闘台詞]]。[[バルマー戦役]]で一緒に戦った上司が、地球を本気で潰そうとした行動にカツも驚きを隠しきれなかった。 | ||
− | ; | + | ;「人として基から違うんでしょ。そんな気にもなりますよ」 |
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第20話地球ルート「強襲、砂漠の虎」より。所謂[[コーディネイター]]に対する批判であり、カミーユの怒りを買ってしまう。カツが「[[異世界]]人、[[異星人]]等と接してきた部隊」の古参メンバーであることを考えると、違和感がある台詞。 |
− | + | :とはいえ、そのような部隊にいて「異星人と仲良くする」展開にこぎつけた過程を知るカツだからこそ、同じ「地球人」である[[ナチュラル]]を敵視する[[プラント]]のコーディネイターが「自分達とは基が違う」と見えたのかも知れない。 | |
=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
362行目: | 306行目: | ||
;「あの人、異常だよ…。出撃してないときはずっとシミュレーターで訓練してるんだから…」 | ;「あの人、異常だよ…。出撃してないときはずっとシミュレーターで訓練してるんだから…」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第25話「闇の在処」より。カミーユとアムロが[[セツコ・オハラ|セツコ]]のシミュレーター訓練を手伝っていると知ったときの台詞。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第25話「闇の在処」より。カミーユとアムロが[[セツコ・オハラ|セツコ]]のシミュレーター訓練を手伝っていると知ったときの台詞。 | ||
− | : | + | :『第3次α』のコーディネイター批判に続きやや不用意な台詞ともとれなくもない言い回しだが、カツもセツコを心配している事が伺えると共に、セツコが思いつめ過ぎている事を示唆する発言であるが。 |
;「でも、あの人…今までアークエンジェルと一緒に訳の分からない行動をしてきたのに…いきなり、こんな所に出てきても何の説得力もないと思います」 | ;「でも、あの人…今までアークエンジェルと一緒に訳の分からない行動をしてきたのに…いきなり、こんな所に出てきても何の説得力もないと思います」 | ||
:『Z』第46話「混迷の中の正義」より。 | :『Z』第46話「混迷の中の正義」より。 | ||
;「僕は君の使用人じゃないんだ…! そんな頭ごなしの命令なんて聞けないよ!」 | ;「僕は君の使用人じゃないんだ…! そんな頭ごなしの命令なんて聞けないよ!」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける[[ゼラバイア]]との[[戦闘前会話]]より。高圧的な[[ソシエ・ハイム|ソシエ]]の物言いに立腹するが、直後に彼女から'''スマイル込みの煽てを受けた事で見事に丸め込まれる'''。 | + | :『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける [[ゼラバイア]]との[[戦闘前会話]]より。高圧的な[[ソシエ・ハイム|ソシエ]]の物言いに立腹するが、直後に彼女から'''スマイル込みの煽てを受けた事で見事に丸め込まれる'''。 |
;「うおおおおっ、突撃だぁぁっ! ガンホー! ガンホー! ガンホー!」 | ;「うおおおおっ、突撃だぁぁっ! ガンホー! ガンホー! ガンホー!」 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』より。[[メリッサ・マオ|マオ]]から海兵隊式の訓練を受けられる事になった結果、そのステージの戦闘マップにて。本当にやりすぎてしまったのか、マオにカツの訓練を依頼した[[エマ・シーン|エマ]]もドン引きしていた。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』より。[[メリッサ・マオ|マオ]]から海兵隊式の訓練を受けられる事になった結果、そのステージの戦闘マップにて。本当にやりすぎてしまったのか、マオにカツの訓練を依頼した[[エマ・シーン|エマ]]もドン引きしていた。 | ||
372行目: | 316行目: | ||
;「だけど、考えている以上に状況は困難だぞ。…女の子は自分をわかってくれるって思い込んだ相手…特に年上の男には一途になるからな…」<br>「わかるんだよ…。そんな子を追えば、待っているのは取り返しのつかない悲しみだけだって…」<br>「だから、絶対に…クェスをシャアから取り戻そうな」 | ;「だけど、考えている以上に状況は困難だぞ。…女の子は自分をわかってくれるって思い込んだ相手…特に年上の男には一途になるからな…」<br>「わかるんだよ…。そんな子を追えば、待っているのは取り返しのつかない悲しみだけだって…」<br>「だから、絶対に…クェスをシャアから取り戻そうな」 | ||
:『第3次Z時獄篇』より。無断出撃を行った[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]を庇った後に語った言葉。かつて[[サラ・ザビアロフ|自ら経験した事]]だけに、弟分には経験させてはならないと考えていることがうかがえる。 | :『第3次Z時獄篇』より。無断出撃を行った[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]を庇った後に語った言葉。かつて[[サラ・ザビアロフ|自ら経験した事]]だけに、弟分には経験させてはならないと考えていることがうかがえる。 | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』におけるカツとハサウェイの関係は、ちょうど[[Zシリーズ]]における[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と[[シン・アスカ|シン]]の関係に似ていると言える。 |
;「静かにしろ、ハサウェイ!」<br/>「もし僕の名前が出ても聞こえないじゃないか…!」 | ;「静かにしろ、ハサウェイ!」<br/>「もし僕の名前が出ても聞こえないじゃないか…!」 | ||
:『第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にて。誰が出してくれると思ったんだろう……。 | :『第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にて。誰が出してくれると思ったんだろう……。 | ||
379行目: | 323行目: | ||
;「あの人…[[バナージ・リンクス|バナージ]]と[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ・ザビ]]に嫉妬してそれで敵に回ったのかな」 | ;「あの人…[[バナージ・リンクス|バナージ]]と[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ・ザビ]]に嫉妬してそれで敵に回ったのかな」 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第38話「ハマーンのためらい」より。前話で[[クロノ]]の尖兵と化し、敵対することとなった[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第38話「ハマーンのためらい」より。前話で[[クロノ]]の尖兵と化し、敵対することとなった[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。 | ||
− | :[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]] | + | :[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]から「さすがにそれはないと思いますけど…」と言われており、実際天獄篇のリディの敵対はクロノの教義に感化されたが故のものである。 |
− | :しかし、それでも根っこの部分はカツの言う通りであり、直後に[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]] | + | :しかし、それでも根っこの部分はカツの言う通りであり、直後に[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]からも「個人的な感情ってのは大きな動機になる」と同意に近い意見を言われている。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[Gディフェンサー]] | ;[[Gディフェンサー]] | ||
− | :[[ガンダムMk-II]]の支援機。そのため、[[エマ・シーン|エマ]] | + | :[[ガンダムMk-II]]の支援機。そのため、[[エマ・シーン|エマ]]との連携は必須である。だが…。 |
− | ;[[ | + | ;[[ネモ]] |
:[[エゥーゴ]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | :[[エゥーゴ]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | ||
;[[ガンダムMk-II]] | ;[[ガンダムMk-II]] | ||
:TV版第15話「カツの出撃」で、無断出撃した時に搭乗。 | :TV版第15話「カツの出撃」で、無断出撃した時に搭乗。 | ||
;[[ゲルググ]] | ;[[ゲルググ]] | ||
− | : | + | : |
;[[メタス]] | ;[[メタス]] | ||
− | : | + | : |
=== スパロボでの搭乗機体 === | === スパロボでの搭乗機体 === | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *当時安彦良和氏は『[[機動戦士Ζガンダム]]』におけるカツをレツやキッカ同様のゲストキャラだと思っていたらしく、後年のインタビューにおいて「あんなに活躍するキャラだったら、もっときちんとデザインすれば良かった」と後悔している。 |
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |