「エルザム・V・ブランシュタイン」を編集中
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以後は'''レーツェル・ファインシュメッカー'''と名乗り、連邦軍の[[レイカー・ランドルフ]]准将から託された[[クロガネ]]の艦長として、ハガネと[[ヒリュウ改]]([[鋼龍戦隊]])の影として地球圏を守るために奮闘する。Rätselはドイツ語で「謎」。また、「[[ドイツ語]]」でいわゆるグルメの達人を「der fein schmecker」と呼ぶ。 | 以後は'''レーツェル・ファインシュメッカー'''と名乗り、連邦軍の[[レイカー・ランドルフ]]准将から託された[[クロガネ]]の艦長として、ハガネと[[ヒリュウ改]]([[鋼龍戦隊]])の影として地球圏を守るために奮闘する。Rätselはドイツ語で「謎」。また、「[[ドイツ語]]」でいわゆるグルメの達人を「der fein schmecker」と呼ぶ。 | ||
− | + | サングラスで変装しており、[[レフィーナ・エンフィールド]]や[[アラド・バランガ]]はエルザムとは別人であると信じていた……あるいは気付かなかったが、それ以外の大多数には正体はバレバレであった。乗機を「[[トロンベ]]」と呼んだり、カラーリングを彼のパーソナルカラーである「黒、赤、金」に塗装したり、マーキングとしてブランシュタイン家の紋章を入れたりする習慣は変装前から変える様子がなく、本気で正体を隠す気があったのかは疑問である。誰かから正体を指摘された際には間髪入れずに否定するにも関わらず、[[レオナ・ガーシュタイン]]には「エルザム様」と呼ばれ、[[フィリオ・プレスティ]]には「エル」と呼ばれても反論しないなど、色々と矛盾のある行動を取っている(2人とも関係の深い人物だからという可能性はある)。この大きな理由としては、「レーツェル・ファインシュメッカー」という名前が他者ではなくエルザム、つまり'''自身に対する偽名'''であるという側面からのものが強い。αシリーズではエルピス事件後にブランシュタイン家を出奔しており、ゼンガーやライに対してすら初見でエルザムである事を否定し、ライには「お前の兄は妻と共に死んだ」とすら言っている事から愛する妻を殺した自分へのケジメとしてブランシュタインを名乗らない意図もあると思われる。 | |
ゲーム中でも食通としてのエピソードは多々あるが、やはり一番凄いのはクスハの栄養ドリンクを飲んでも倒れないどころか、材料を全て言い当てた上で、問題点及び改良点を指摘したエピソードであろう。 | ゲーム中でも食通としてのエピソードは多々あるが、やはり一番凄いのはクスハの栄養ドリンクを飲んでも倒れないどころか、材料を全て言い当てた上で、問題点及び改良点を指摘したエピソードであろう。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 現在はレーツェル名義で登場するため、エルザム名義で戦闘に参加することはない。 | |
作品により[[偽名]]を使う理由が異なる。αシリーズではブランシュタイン家を出奔したと言う事情と[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]に対する負い目から[[αナンバーズ]]と合流する際に偽名を使っており、『[[第3次α]]』では最初からライの兄と認めている。 | 作品により[[偽名]]を使う理由が異なる。αシリーズではブランシュタイン家を出奔したと言う事情と[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]に対する負い目から[[αナンバーズ]]と合流する際に偽名を使っており、『[[第3次α]]』では最初からライの兄と認めている。 | ||
− | [[OGシリーズ]]では、[[DC戦争]]で[[DC]]側の[[エース]] | + | [[OGシリーズ]]では、[[DC戦争]]で[[DC]]側の[[エース]]として戦ったエルザムの名前があまりにも知られてしまい、連邦からお尋ね者扱いされて表舞台に出られなくなったため。合流時にライに「兄さん」と呼ばれた時は「お前の兄ではない」と否定。ただし[[ハガネ]]艦長の[[ダイテツ・ミナセ]]が戦死した際には、サングラスを外しエルザムとしてその死を悼んだ。以降はあまりエルザムである事を否定しなくなっている。 |
なお、声が始めて入ったのは『第2次α』ではなく、ドラマCDの『[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY|α ORIGINAL STORY]]』である。 | なお、声が始めて入ったのは『第2次α』ではなく、ドラマCDの『[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY|α ORIGINAL STORY]]』である。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
:2021年12月のイベント「DARK KNIGHT」にて登場。シナリオNPC。 | :2021年12月のイベント「DARK KNIGHT」にて登場。シナリオNPC。 | ||
− | : | + | :2023年9月のイベント「黒鉄島の守護神」にてアウセンザイターのパイロットとして実装。また、同時実装のSSRユニットパーツ「我が愛馬、トロンベ」ではSRW初登場となる馬の方の[[トロンベ]]を他人に語る形で登場している。 |
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。今回はアウセンザイターが常時プフェールト・モードで[[ダイゼンガー]]が騎乗した状態のため、サブパイロット扱いとなる。ボイスは新規収録されており、ゼンガーとの掛け合いがある。 | :DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。今回はアウセンザイターが常時プフェールト・モードで[[ダイゼンガー]]が騎乗した状態のため、サブパイロット扱いとなる。ボイスは新規収録されており、ゼンガーとの掛け合いがある。 | ||
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:'''[[天才]]、[[ガンファイト]]L6、[[ヒット&アウェイ]]、[[集中力]]''' | :'''[[天才]]、[[ガンファイト]]L6、[[ヒット&アウェイ]]、[[集中力]]''' | ||
:ガンファイトの最大レベルが下方修正。 | :ガンファイトの最大レベルが下方修正。 | ||
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=== [[小隊長能力]] === | === [[小隊長能力]] === | ||
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== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
;「Trombe!」 | ;「Trombe!」 | ||
− | :彼専用の戦闘[[BGM]]。これより優先される戦闘BGMはない(レーツェル時には[[レオナルド・メディチ・ブンドル|5]][[ペルフェクティオ|人]][[エルデ・ミッテ|しか]][[イルイ・ガンエデン|な]][[ユーゼス・ゴッツォ|い]] | + | :彼専用の戦闘[[BGM]]。これより優先される戦闘BGMはない(レーツェル時には[[レオナルド・メディチ・ブンドル|5]][[ペルフェクティオ|人]][[エルデ・ミッテ|しか]][[イルイ・ガンエデン|な]][[ユーゼス・ゴッツォ|い]])。 |
;「Trombe! Ver.R」 | ;「Trombe! Ver.R」 | ||
:『第2次α』の内部データに存在する幻の没BGM。一応デバッグモードやサントラで聴く事は可能(しかし、'''サントラでは1ループする前に終わってしまう''')。デバッグではエルザムBGM2と表記されているので、開発当初はエルザムとレーツェルで別々にBGMを変更する仕様だったと思われる。ちなみにこのBGMは続編の『第3次α』でも没データとして存在するが、音質がかなり低下しているので、聴きたい人は『第2次α』のものを聴いた方がいいだろう。 | :『第2次α』の内部データに存在する幻の没BGM。一応デバッグモードやサントラで聴く事は可能(しかし、'''サントラでは1ループする前に終わってしまう''')。デバッグではエルザムBGM2と表記されているので、開発当初はエルザムとレーツェルで別々にBGMを変更する仕様だったと思われる。ちなみにこのBGMは続編の『第3次α』でも没データとして存在するが、音質がかなり低下しているので、聴きたい人は『第2次α』のものを聴いた方がいいだろう。 | ||
195行目: | 186行目: | ||
;[[マイヤー・V・ブランシュタイン]] | ;[[マイヤー・V・ブランシュタイン]] | ||
:父親。お互い理念を共有した。 | :父親。お互い理念を共有した。 | ||
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;[[カトライア・F・ブランシュタイン]] | ;[[カトライア・F・ブランシュタイン]] | ||
:亡き妻。エルピス事件の際、毒ガスの脅威が迫るコロニーの住人を救う為、自ら望んで彼の手にかかって死亡。 | :亡き妻。エルピス事件の際、毒ガスの脅威が迫るコロニーの住人を救う為、自ら望んで彼の手にかかって死亡。 | ||
234行目: | 223行目: | ||
;[[ヴィガジ]] | ;[[ヴィガジ]] | ||
:インスペクター幹部。OGシリーズにおける愛機アウセンザイターの初戦の相手。翻訳機がレーツェル・ファインシュメッカ―の名を「謎」「食通」と直訳してしまい、意味を理解できず困惑させられた。 | :インスペクター幹部。OGシリーズにおける愛機アウセンザイターの初戦の相手。翻訳機がレーツェル・ファインシュメッカ―の名を「謎」「食通」と直訳してしまい、意味を理解できず困惑させられた。 | ||
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== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
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;「駆けろ、トロンベ! その名の如く!!」 | ;「駆けろ、トロンベ! その名の如く!!」 | ||
:ゼンガーとの合体攻撃の時の台詞。トロンベとは「竜巻」を意味する。アウセンザイターを「トロンベ」と呼ぶのは彼だけだが、アウセンザイターは「穴馬」を意味するので、どちらにせよ意味は通じる。 | :ゼンガーとの合体攻撃の時の台詞。トロンベとは「竜巻」を意味する。アウセンザイターを「トロンベ」と呼ぶのは彼だけだが、アウセンザイターは「穴馬」を意味するので、どちらにせよ意味は通じる。 | ||
− | ; | + | ;「フッ、我らに…」「断てぬものなし…!」 |
− | : | + | :ゼンガーとの合体攻撃の時の決め台詞。後半はゼンガーの台詞。 |
;「その役目は私に任せてもらおう!」 | ;「その役目は私に任せてもらおう!」 | ||
− | : | + | :味方のピンチに「Trombe!」がかかり、このセリフで登場するのがもはやお約束になっている。 |
;「フッ……影同士、相応しい対決かも知れんな」 | ;「フッ……影同士、相応しい対決かも知れんな」 | ||
:[[ゴラー・ゴレム隊]]や[[シャドウミラー]]との戦闘台詞。 | :[[ゴラー・ゴレム隊]]や[[シャドウミラー]]との戦闘台詞。 | ||
275行目: | 260行目: | ||
:上記の台詞同様対レビ戦にて。レビのBGMを差し置いて鳴り響く「Trombe!」と相まって否応なく場を盛り上げる。ある意味、「トロンベ」がただのネタではなくエルザムを象徴する絶対の存在へと昇華した瞬間でもある。 | :上記の台詞同様対レビ戦にて。レビのBGMを差し置いて鳴り響く「Trombe!」と相まって否応なく場を盛り上げる。ある意味、「トロンベ」がただのネタではなくエルザムを象徴する絶対の存在へと昇華した瞬間でもある。 | ||
:なお、「心のどこかで死に場所を求めているが、大切なものを守るために今この時を死に場所として選ぶ気はない」というのはGBA版においてはライとの共通点だったりする。 | :なお、「心のどこかで死に場所を求めているが、大切なものを守るために今この時を死に場所として選ぶ気はない」というのはGBA版においてはライとの共通点だったりする。 | ||
+ | ;「その役目は私に任せてもらおう!」 | ||
+ | :決め台詞2。 | ||
;「……L5戦役の時……ダイテツ中佐の尽力がなければ、私はここにいなかっただろう」<br />「だから、今は……レーツェルとしてではなく、エルザムとして彼を送りたい……」 | ;「……L5戦役の時……ダイテツ中佐の尽力がなければ、私はここにいなかっただろう」<br />「だから、今は……レーツェルとしてではなく、エルザムとして彼を送りたい……」 | ||
:[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]のダイテツ艦長の艦上葬にて。[[OG2]]では[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]名義で自軍入りしたエルザムだが、この時はダイテツ艦長への恩義もあってかレーツェルとしてではなくエルザムとして彼を弔った。 | :[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]のダイテツ艦長の艦上葬にて。[[OG2]]では[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]名義で自軍入りしたエルザムだが、この時はダイテツ艦長への恩義もあってかレーツェルとしてではなくエルザムとして彼を弔った。 | ||
355行目: | 342行目: | ||
;[[コスモリオン]] | ;[[コスモリオン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』ではこの機体でゼンガーとの対決を制した。ゲームだとシャッフルバトラーにしか出てこないレア機体。 | :『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』ではこの機体でゼンガーとの対決を制した。ゲームだとシャッフルバトラーにしか出てこないレア機体。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ガーリオン・カスタム|ガーリオン・トロンベ]] |
− | : | + | :専用のガーリオン・カスタム。ソニック・ブレイカーのことを「シュツルム・アングリフ」と呼ぶ。 |
:『DW』では後述のヒュッケバインMk-IIが[[ヒュッケバイン問題|諸般の事情]]で未登場であるため、最後まで使用している。 | :『DW』では後述のヒュッケバインMk-IIが[[ヒュッケバイン問題|諸般の事情]]で未登場であるため、最後まで使用している。 | ||
;[[ヒュッケバインMk-II|ヒュッケバインMk-II・トロンべ]] | ;[[ヒュッケバインMk-II|ヒュッケバインMk-II・トロンべ]] | ||
:『OG1』終盤、[[L5戦役]]での搭乗機。 | :『OG1』終盤、[[L5戦役]]での搭乗機。 | ||
− | ;[[ヒュッケバインMk-III|ヒュッケバインMk-III・トロンベ]] | + | ;[[搭乗機::ヒュッケバインMk-III|ヒュッケバインMk-III・トロンベ]] |
:[[テスラ・ドライブ]]を搭載しているため単独で飛行可能になっているが、トロニウムエンジンでは無いので出力は大幅に低下し、[[AMガンナー]]及びAMボクサーとのドッキングは不可能になっている為、一長一短。 | :[[テスラ・ドライブ]]を搭載しているため単独で飛行可能になっているが、トロニウムエンジンでは無いので出力は大幅に低下し、[[AMガンナー]]及びAMボクサーとのドッキングは不可能になっている為、一長一短。 | ||
− | ;[[アウセンザイター]] | + | ;[[搭乗機::アウセンザイター]] |
:ビアン総帥が開発した[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]([[DGG]])の一機。彼を象徴する機体であり、最大の愛機。彼の願いを形にした機体。ただし、正式名称の方は一向に呼んでもらえない。言いやすさの問題か? | :ビアン総帥が開発した[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]([[DGG]])の一機。彼を象徴する機体であり、最大の愛機。彼の願いを形にした機体。ただし、正式名称の方は一向に呼んでもらえない。言いやすさの問題か? | ||
:;[[ダイゼンガー (刃馬一体)]] | :;[[ダイゼンガー (刃馬一体)]] | ||
::[[ダイゼンガー]]と[[合体]]した形態。 | ::[[ダイゼンガー]]と[[合体]]した形態。 | ||
− | ;[[クロガネ]] | + | ;[[搭乗機::クロガネ]] |
:上記の人型機動兵器と比べれば稀ではあるが、「[[トロンベ]]」と呼ぶ事がある。そして『OG外伝』で公式化。先端に取り付けられた大型のドリルは色々と衝撃的な武装である。 | :上記の人型機動兵器と比べれば稀ではあるが、「[[トロンベ]]」と呼ぶ事がある。そして『OG外伝』で公式化。先端に取り付けられた大型のドリルは色々と衝撃的な武装である。 | ||
− | ;[[ビルトビルガー]] | + | ;[[搭乗機::ビルトビルガー]] |
:『第2次α』のアラド編ではビルガーの初登場時は彼が乗り込んでおり、その後アラドと機体を交換した。 | :『第2次α』のアラド編ではビルガーの初登場時は彼が乗り込んでおり、その後アラドと機体を交換した。 | ||
− | ;[[ガーバインMk-III]] | + | ;[[搭乗機::ガーバインMk-III]] |
:『[[ジ・インスペクター]]』に登場したヒュッケバインMk-IIIの改修機。 | :『[[ジ・インスペクター]]』に登場したヒュッケバインMk-IIIの改修機。 | ||