「アンドリュー・バルトフェルド」を編集中

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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}}
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| 声優 ={{声優|置鮎龍太郎|SRW=Y}}
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY}}
+
| キャラクターデザイン ={{キャラクターデザイン|平井久司}}
| 声優 ={{声優 (登場作品別)|置鮎龍太郎|機動戦士ガンダムSEED,機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SRW=Y}}
+
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦α]]
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|平井久司| 機動戦士ガンダムSEED,機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[サブパイロット]]
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]
 
 
}}
 
}}
  
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| 役職 =[[役職::ザフト北アフリカ駐留軍司令官]](『SEED』[[ザフト]]所属時代) → [[エターナル]]艦長(クライン派時代)
 
| 役職 =[[役職::ザフト北アフリカ駐留軍司令官]](『SEED』[[ザフト]]所属時代) → [[エターナル]]艦長(クライン派時代)
 
| 趣味 =コーヒーのブレンド
 
| 趣味 =コーヒーのブレンド
| 好きな食べ物 = ヨーグルトソースをかけたドネルケバブ
 
 
}}
 
}}
 
'''アンドリュー・バルトフェルド'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
'''アンドリュー・バルトフェルド'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
'''「砂漠の[[虎]]」'''の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。
+
'''「砂漠の虎」'''の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。
  
 
[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃はキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
 
[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃はキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
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キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけでバルトフェルドはキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には「ドレス姿も実に板についている」「真っ直ぐで実にいい眼だ」と身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
 
キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけでバルトフェルドはキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には「ドレス姿も実に板についている」「真っ直ぐで実にいい眼だ」と身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
  
アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てにストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした<ref>『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY R]]』では、大破したレセップスに残っていたダコスタがカプセルを守っていたが、その中の1つに彼が入っていたと思われる。</ref>。
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アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てにストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした。
  
 
その後、ダコスタがクライン派に通じている事を見抜いたバルトフェルドは自らもこれに加わり、密かに決起の時を伺っていた。一方で[[パトリック・ザラ]]にその戦歴を買われ、新造艦[[エターナル]]の艦長に抜擢される。
 
その後、ダコスタがクライン派に通じている事を見抜いたバルトフェルドは自らもこれに加わり、密かに決起の時を伺っていた。一方で[[パトリック・ザラ]]にその戦歴を買われ、新造艦[[エターナル]]の艦長に抜擢される。
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「街は焼いても戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さない」という軍人としてのモラルを持つ。
 
「街は焼いても戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さない」という軍人としてのモラルを持つ。
  
独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない<ref>一方、[[コンピュータゲーム|ゲーム]]や[[漫画]]等の媒体では高評価を得ていることも。</ref>。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
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独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない<ref>一方、[[コンピュータゲーム|ゲーム]]や[[漫画]]等の媒体では高評価を得ている事も。</ref>。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
  
 
本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たない等、平時の軽妙な語り口からは想像できぬ程、懐が深い人物である。
 
本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たない等、平時の軽妙な語り口からは想像できぬ程、懐が深い人物である。
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY]] ===
 
物語後半にて、[[叢雲劾]]を審判役にしてロウに[[ドレッドノートガンダム]]の[[Xアストレイ|更なる力となるデータ]]を託している。
 
  
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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[[地球]]・[[プラント]]間で戦争が勃発した当初はプラントに移住する予定であったが、[[コーディネイター]]部隊によるラクス[[暗殺]]未遂に遭遇・これを義手に仕込んだ銃で返り討ちにした。プラントの不穏な空気を察知したバルトフェルドは、第三勢力として[[アークエンジェル]]に乗艦する。隻眼・義手に義足というハンディキャップを物ともせず、[[ムラサメ]]のパイロットを務め、主力の一人として貢献した。
 
[[地球]]・[[プラント]]間で戦争が勃発した当初はプラントに移住する予定であったが、[[コーディネイター]]部隊によるラクス[[暗殺]]未遂に遭遇・これを義手に仕込んだ銃で返り討ちにした。プラントの不穏な空気を察知したバルトフェルドは、第三勢力として[[アークエンジェル]]に乗艦する。隻眼・義手に義足というハンディキャップを物ともせず、[[ムラサメ]]のパイロットを務め、主力の一人として貢献した。
  
ラクスが宇宙へと上がる際には、ラクスが[[ミーア・キャンベル]]に成りすましたのに合わせてバルトフェルドもミーアのマネージャーである「'''キングT@KED@'''」に成りすまし、シャトルを強奪する。余談だが、このキングT@KED@は、関西弁で話す陽気な男……と、本来のバルトフェルドとは随分と性格の異なる風変わりな人物である。
+
ラクスが宇宙へと上がる際には、ラクスが[[ミーア・キャンベル]]に成りすましたのに合わせてバルトフェルドもミーアのマネージャーである「'''キングT@KED@'''」に成りすまし、シャトルを強奪する。余談だが、このキングT@KED@は、関西弁で話す陽気な男…と、本来のバルトフェルドとは随分と性格の異なる風変わりな人物である。
  
 
その後[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き生還した。
 
その後[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き生還した。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
基本的に当初は敵(或いは第三陣営)として登場。味方になるのは中盤以降だが、多くの場合[[エターナル]]のサブパイロットに収まり、モビルスーツに乗る機会は敵や[[スポット参戦]]であることが多い。
+
基本的に『SEED』準拠の場合は当初は敵として登場して、その後原作同様に仲間になる。
 +
 
 +
ただしMSパイロットとして使用できる作品は少なく、[[エターナル]]のサブパイロットを務めることが多い。ラクスの能力が低いのでJのように彼が艦長を務めることが出来れば良いのだが…なお彼は[[ゾイド]]に乗ってるとよく言われていたが、[[K]]ではとうとう[[ゾイド]]と一線交えた。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:初登場作品。地球降下ルートでのみ敵として登場する。同ルートでは、味方としてスポット参戦もしており、[[ラゴゥ]]を入手する条件に関わっている。その後は[[エターナル]]に乗艦して再登場するが、メインパイロットは戦闘能力の低いラクスに据えられており、バルトフェルドは艦長にも関わらずサブパイロットに収まっている。加入後はサブパイロット専任であるため、折角入手したラゴゥに乗れないのは残念。
+
:初登場作品。地球降下ルートでのみ敵として登場する。同ルートでは、味方としてスポット参戦もしており、[[ラゴゥ]]を入手する条件に関わっている。その後、[[エターナル]]に乗艦して再登場。[[エターナル]]の艦長は彼であるにも拘らず、メインパイロットは戦闘能力の低いラクスである。キラ、カガリは勿論、[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]などとの絡みがある。
:キラ、カガリは勿論、[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]などとの絡みがある他、シナリオ面ではバトル7を接収するエピソードがあるが、良くも悪くも彼らしい言動をしてしまい部下に呆れられるシーンが印象的。
+
:中断メッセージではダコスタとコーヒーのブレンドを巡るやり取りがあり、声付きの会話イベントではドネル・ケバブにかけるソースを巡るカガリとの口論……と、戦闘台詞以外の声付きの台詞のチョイスが面白い。一定の条件を満たすと彼の愛機・ラゴゥが手に入るものの、バルトフェルド本人は[[エターナル]]に乗っている為、乗る事が出来ない。[[ディアッカ・エルスマン]]と[[イザーク・ジュール]]の2人だけが搭乗する事が出来る。
:中断メッセージではダコスタとコーヒーのブレンドを巡るやり取りがあり、声付きの会話イベントではドネル・ケバブにかけるソースを巡るカガリとの口論……と、戦闘台詞以外の声付きの台詞のチョイスが面白い。
 
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
+
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:基本はエターナルのサブパイロットだが、専用カラーの[[ムラサメ]]や[[ガイアガンダム]]が登場し、スポット参戦で運用可能。
+
:今回も役所は同じだが、専用カラーの[[ムラサメ]]や[[ガイアガンダム]]が登場。イベント戦で出番が多い…というかイベント以外でMSには乗らない。
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇}}
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:ラクスとエターナルの復帰に伴いサブパイロットとして登場。
+
:今回はラクスとエターナルが復帰参戦するため、それに伴い彼もサブパイロットとして中盤から参戦。
 
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
:敵としては序盤のアークエンジェルルートで登場。今回のみラクスとメインパイロットを交代することができ、エターナルのメインパイロットとして運用できる。ラクスは性格が「冷静」であり、被弾で[[気力]]が下がる都合上、バルトフェルドをメインパイロットにした方が戦力的にも安定する。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
:第二部前半でほぼイベント扱いでキラと対決([[ニコル・アマルフィ]]生存フラグの条件が存在する)。その後はエターナルのサブパイロットで、スポット参戦を経て正式加入する。
 
:本作では加入後はサブパイロット固定であり、エターナルの使い勝手にも響いてしまっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
:乗機と似た特徴を持つ[[ゾイド]]との記念すべき初共演作品。
 
:登場当初からモビルスーツパイロット専任で、エターナルのサブパイロットにならない珍しい作品。専用カラーの[[ムラサメ]]が登場する他、[[ガイアガンダム]]に乗ると自動的にバルトフェルド仕様になる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
 
:『K』同様、モビルスーツパイロットとして加入。ステラがいない場合はずっとガイアガンダムに乗せておいても良いだろう。
 
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
+
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
:基本的に原作と同じ流れで登場してそのまま味方陣営になる。
 
:基本的に原作と同じ流れで登場してそのまま味方陣営になる。
  
=== VXT三部作 ===
+
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
+
;[[スーパーロボット大戦J]]
:エターナルのサブパイロット。台詞も新規収録されている。
+
:序盤のアークエンジェルルートのみ敵として登場、その後、後半でラクスのサブパイロットとして仲間に。今回はラクスとメインパイロットを交代する事が出来、性格的には彼の方がエターナルのパイロットとしては安定する(ラクスは「冷静」であるため、被弾で[[気力]]が下がる)。
 +
;[[スーパーロボット大戦W]]
 +
:第二部前半でほぼイベント扱いでキラと対決(このイベント戦はニコル生存フラグの一つである)。その後、後半で少しだけエターナルのサブパイロットとして[[スポット参戦]]した後、終盤で仲間に。
 +
:本作ではラクスとパイロット交代出来ないので、エターナルの使い勝手にも響いてしまっている(ラクスは相変わらず「冷静」)。
 +
;[[スーパーロボット大戦K]]
 +
:[[ゾイド]]との記念すべき初共演作品。例によって役所は同じだが、艦長にはならず登場当初からMSパイロット。専用カラーの[[ムラサメ]]が登場する他、[[ガイアガンダム]]に乗ると自動的にバルトフェルド仕様になる。
 +
;[[スーパーロボット大戦L]]
 +
:Kとほぼ同じ。ステラがいない場合はずっとガイアガンダムに乗せておいても良いだろう。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
+
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:イベント「帝国の野望」では[[ラゴウ]]に反応するシーンがある。
+
:イベント「帝国の野望」では[[ラゴゥ|かつて乗った機体に]][[ラゴウ|似た名を持つ敵]]に反応するシーンがある。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
+
;[[スーパーロボット大戦V]]
:[[ムラサメ]][[ガイアガンダム]]のパイロット。
+
:今作でもエターナルのサブパイロット。台詞も新規収録されている。
:2019年6月のイベント「間暮れに消えゆく王の器」では戦艦アクション搭載型SSR[[エターナル]]が登場。ラクスとの掛け合い演出でボイスが入った。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:2章Part1から登場。1章では登場しなかったがアークエンジェルが単独行動中に交戦していた事が語られる。
 
:3章Part8からは『DESTINY』設定。
 
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[直撃]]'''
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[直撃]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
+
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[能力]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[気迫]]、[[熱血]]'''
 
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
:'''[[不屈]]、[[直撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[激励]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[直撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[激励]]'''
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[加速]]、[[先見]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[加速]]、[[先見]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]'''
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[熱血]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[不屈]]、[[気迫]]、[[激励]]+'''
 
  
=== [[特殊スキル]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 +
基本的にパイロット時のみ有効となる能力。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[底力]]L5 、[[カウンター]]L6(パイロット時)、[[指揮官]]L5(艦長時)、[[ガード]]、[[戦意高揚]]'''
 
:'''[[底力]]L5 、[[カウンター]]L6(パイロット時)、[[指揮官]]L5(艦長時)、[[ガード]]、[[戦意高揚]]'''
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;[[マーチン・ダコスタ]]
 
;[[マーチン・ダコスタ]]
 
:副官。地味ながらも優秀な人物で、バルトフェルドをサポートしている。気苦労は絶えないものの、彼を深く信頼している。
 
:副官。地味ながらも優秀な人物で、バルトフェルドをサポートしている。気苦労は絶えないものの、彼を深く信頼している。
:また、バルトフェルドも彼の事を「ダコスタ君」と気さくに呼んでいる事からも、信頼のほどが窺える。後にクライン派になり、バルトフェルドを引き入れる。
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:また、バルトフェルドも彼の事を『ダコスタ君』と気さくに呼んでいる事からも、信頼のほどが窺える。後にクライン派になり、バルトフェルドを引き入れる。
:なお、劇中では彼からはコーヒー趣味を窘められているが、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY R]]』での描写を見るにバルトフェルドのコーヒー趣味にはすっかり影響されてしまったようである。
 
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
:[[地球]]に降下し、バルトフェルドの指揮下に入るも、慣れない砂漠での戦闘に苦戦していた。バルトフェルドは彼の顔の傷を見て、その傷を消さない理由を看破した。
 
:[[地球]]に降下し、バルトフェルドの指揮下に入るも、慣れない砂漠での戦闘に苦戦していた。バルトフェルドは彼の顔の傷を見て、その傷を消さない理由を看破した。
 
;[[ディアッカ・エルスマン]]
 
;[[ディアッカ・エルスマン]]
:イザークと共にバルトフェルドの指揮下に入るも、同様に砂漠での戦闘に苦戦していた。もっとも、[[バスターガンダム]]の機体特性ゆえにレセップスの艦上から射撃をしていた分、イザークよりはマシだったかもしれない……が、この戦闘では彼の攻撃で工場地帯跡地に挟まって動けなかったアークエンジェルを自由にさせてしまうなど、完全に足を引っ張った。彼の引き際を見たバルトフェルドは「彼は長生きできる」と評した。
+
:イザークと共にバルトフェルドの指揮下に入るも、同様に砂漠での戦闘に苦戦していた。もっとも、[[バスターガンダム]]の機体特性ゆえにレセップスの艦上から射撃をしていた分、イザークよりはマシだったかもしれない。彼の引き際を見たバルトフェルドは「彼は長生きできる」と評した。
  
 
===== その他 =====
 
===== その他 =====
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
:バルトフェルド曰く「僕はアイツが嫌いでね」との事。「[[仮面キャラ|目を見せない奴]]なんて信用出来ない」と理由を述べているが、バルトフェルドはクルーゼの闇を感じ取っていたのかもしれない。
+
:バルトフェルド曰く「僕はアイツが嫌いでね」との事。「[[仮面キャラクター|目を見せない奴]]なんて信用出来ない」と理由を述べているが、バルトフェルドはクルーゼの闇を感じ取っていたのかもしれない。
  
 
==== [[アークエンジェル隊]] ====
 
==== [[アークエンジェル隊]] ====
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;[[紫雲統夜]]
 
;[[紫雲統夜]]
 
:キラやエイジと共に邸に招く。ナデシコのクルーとして戦ってきた統夜に対して「どこまで戦い続ける気でいる?」と問いを投げかけた。
 
:キラやエイジと共に邸に招く。ナデシコのクルーとして戦ってきた統夜に対して「どこまで戦い続ける気でいる?」と問いを投げかけた。
;[[ホランド・ノヴァク]]
 
:『[[Z]]』では彼等[[ゲッコーステイト]]に、カガリとユウナの結婚式を妨害するよう協力要請を送った。
 
 
 
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
;「むっ!」
 
;ダコスタ「な、何か!?」
 
;「いや、今回はモカマタリを5%減らしてみたんだがね……こりゃ良いな」
 
:第16話「燃える砂塵」にて、初登場シーンでのダコスタとの会話。二人は砂漠に降りた直後にアークエンジェルを偵察しており、突然顔をしかめたバルトフェルドにダコスタはAAに何か動きがあったのかと慌てて双眼鏡を覗き込むが、バルトフェルドは単に新調合のコーヒーの出来に満足しただけだった。彼が飄々とした態度の指揮官である事と、コーヒー好きな人物である事を端的に示したシーン。
 
;「ん~…コーヒーが美味いと気分がいい。さ!戦争をしに行くぞ!」
 
:上記の続き。まるでどこかに遊びに行くようなノリで戦闘開始命令を出す。
 
;「あ~ららぁ、パイロットに優しくない指揮官だなぁ。それとも、信頼しているのか?」
 
:上記と同じく16話にて。ナタルがトノムラの反対を押し切り「PS装甲があるから平気だ」と、ストライクごとバクゥをAAのミサイルで攻撃させた事に対して。結局軽快な運動性を持つバクゥには避けられ、砂に足を取られて満足に動けないストライクだけが被弾、結果的にはただのフレンドリーファイアになってしまった。実際ナタルはお世辞にも「優しい指揮官」とは言い難い。
 
;「ではこれより、レジスタンス拠点に対する攻撃を行う。昨夜はおいたが過ぎた。悪い子にはきっちりとお仕置きをせんとな」
 
:第17話「カガリ再び」より。前話にて、バルトフェルド隊に対抗するレジスタンス組織「明けの砂漠」の妨害により、あと一歩まで追い詰めたストライクを取り逃したばかりかバクゥ3機を撃墜された事への報復攻撃として、明けの砂漠が拠点とする町への焼き討ち作戦を実行する際の部下への訓示。
 
:「おいた」とは勿論明けの砂漠の仕掛けた工作を指す。小説版では地の分で'''「この男は余計な一言を挟まずにはいられないのだろうか」'''とツッコまれている。
 
;ダコスタ「もう寝静まる時間ですね」
 
;「そのまま永久に眠りについてもらおう……なんてことは言わないよ、僕は」
 
;ダコスタ「はぁ……」
 
:同じく、報復攻撃開始直前のダコスタとの会話。やはり余計な一言を付け加えるバルトフェルドにダコスタは呆れるばかりであったが、その直後には真面目に命令を下しており、それに対してはダコスタも「はっ!」としっかりした返事を返している。
 
:彼の「民間人や非戦闘員までは無暗に傷付けない」という信条が伺える台詞……とも取れる。
 
;「では、引き上げる。グズグズしてると、旦那方が帰ってくるぞ?」
 
;ダコスタ「それを待って討つんじゃないんですか?」
 
;「おいおいそりゃ卑怯だろ。誘き出そうと思って街を焼いわけじゃないぞ」
 
:第18話「ペイバック」より。報復攻撃終了後、ダコスタからの報告を聞いて。あくまで彼の目的はレジスタンス行為をできなくする事であり、明けの砂漠の戦闘員すらなるべく殺さない様にしていた。
 
:しかしその行動方針は、ムゥは理解を示すものの当の明けの砂漠からは侮辱・挑発行為と受け取られてしまう事になる。
 
;「運命の分かれ道だな」
 
;「自走砲とバクゥじゃ喧嘩にもならん。死んだ方がマシというセリフはけっこうよく聞くが、本当にそうなのかねぇ?」
 
:報復攻撃からのんびりと帰艦する途中、ダコスタから早く帰投しないと明けの砂漠に追撃される可能性を指摘されて。
 
:明けの砂漠の、文字通りの死ぬ気の戦いぶりに対する彼の評価。この直後、本当に明けの砂漠の戦闘車輌が追撃して来た事を受け、「やはり死んだ方がマシなのかねぇ……」と呆れたようにこぼす。
 
;「バクゥを私と替われ!」
 
;「撃ち合ってみないと分からないこともあるんでね……」
 
:上記の戦闘にて明けの砂漠の増援にストライクが現れた直後、乗機が小破し擱座した所をようやく持ち直した部下のパイロットに対して。
 
:当のパイロットとダコスタは'''「はぁ!?」'''と彼の突然の行動に驚きを隠せなかったが、バルトフェルドはストライクのパイロットに対する興味で一杯であった。
 
;「通常弾頭でも76発でフェイズシフトはその効力を失う! その時同時にライフルのパワーも尽きる! さぁこれをどうするかね? 奇妙なパイロット君!」
 
:部下と共にバクゥでストライクに攻撃を仕掛けながら。
 
:それまでの戦闘で収集したデータから、バルトフェルドはストライクがエネルギー切れを起こすまでに必要な攻撃回数を割り出していた。
 
:これまで指揮官に徹していたバルトフェルドが初めてMSで戦闘を行ったシーンでもあり、乗機が破損していたにも関わらず部下2機との連携攻撃でキラを圧倒した。
 
:総じて、彼の観察力、指揮能力、MS操縦技能の高さを一度に示したシーンと言える。またこの時以降、バルトフェルドはキラを「奇妙なパイロット君」と呼ぶ。
 
 
;「あいや待った!ちょっと待った! ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!? このヨーグルトソースをかけるのが常識だろうが!! いや、常識というよりも、もっと、こう…そう! ヨーグルトソースをかけないなんて、この料理に対する冒涜だよ!!」
 
;「あいや待った!ちょっと待った! ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!? このヨーグルトソースをかけるのが常識だろうが!! いや、常識というよりも、もっと、こう…そう! ヨーグルトソースをかけないなんて、この料理に対する冒涜だよ!!」
:第19話「宿敵の牙」より。ドネル・ケバブにかけるソースを巡って、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と口論になった際に発した名言。
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:第18話「ペイバック」より。ドネル・ケバブにかけるソースを巡って、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と口論になった際に発した名言。
:その後、口論の末に[[キラ・ヤマト|キラ]]の分のケバブはチリ&ヨーグルトソースまみれに…。どんな味だったかは、食べた直後にキラが見せた苦悶の表情から推して知るべし<ref>[[小説|小説版]]では「ミックスも確かに不味くはないが、双方かけた量が多すぎてソースの味しかしない」との事。[[ヴァン|この人]]なら満足するかも知れないが…。</ref>。
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:その後、口論の末に[[キラ・ヤマト|キラ]]の分のケバブはチリ&ヨーグルトソースまみれに…。どんな味だったかは、食べた直後にキラが見せた苦悶の表情から推して知るべし<ref>[[小説|小説版]]では「ミックスも確かに不味くはないが、双方かけた量が多すぎてソースの味しかしない」との事。</ref>。
:コミカルなシーンではあるのだが、「互いの主張がぶつかり合い混ざっても巻き込まれた第三者が必ずしも幸せになるとは限らない」という『SEED』という物語の本質を表しているシーン。
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:'''『第3次α』では何故か[[DVE]]'''になっている。なお、身も蓋も無い指摘になるが、本場のケバブはソースをかけないとの事。
:'''『第3次α』では何故か[[DVE]]になっている。'''なお、身も蓋も無い指摘になるが、本場のケバブはソースをかけないとの事。
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;「戦争に明確な終わりのルールは無い…。なら、どこで終わりにすればいい?」<br />「戦うしかなかろう…互いに敵であるかぎり! どちらかが滅びるまでな!!」
;「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなね。ならどうやって勝ち負けを決める?……敵である者を全て滅ぼして、かね?」
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:第21話「砂塵の果て」より。キラに対して、戦争の仕組みを独特の言葉で問いかけた言葉。
;「言ったはずだぞ! 戦争には明確な終わりのルールなどないと! 戦うしかなかろう……互いに敵であるかぎり! どちらかが滅びるまでな!!」
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:「ルールは無い」と言っているように、[[コズミック・イラ]][[世界観|世界]]で起きている'''[[ヤキン・ドゥーエ戦役|戦争]]が既に外交の一部分ではなく、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]との種族間の殲滅戦争に入っている'''事を示唆している。
:一行目は第19話「宿敵の牙」、二行目は第21話「砂塵の果て」より。キラに対して、戦争の仕組みを独特の言葉で問いかけた言葉。
 
:「ルールは無い」と言っているように、[[コズミック・イラ]][[世界観|世界]]で起きている'''[[第1次連合・プラント大戦|戦争]]が既に外交の一部分ではなく、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]との種族間の殲滅戦争に入っている'''事を示唆している。
 
:また、SEEDの作風に大きな影響を与えた同時多発テロなどの中東問題をはじめ、各国の戦争や紛争が様々な原因が絡み合って複雑化し数百年、時には千年単位で争い続け「ルールが存在しない」「明確な終わり」がないというのは劇中の争いの話だけでなく現実の戦争紛争問題を象徴する台詞でもある。
 
:事実、20年以上経過した現在では世界情勢を揺るがす事態が立て続けに起きたためにこの説得力が増しており、共感する視聴者も増えることになった。
 
;「よう、初めまして! ようこそ歌姫の船へ。アンドリュー・バルトフェルドだ」
 
:第42話「ラクス出撃」より。一度は逮捕され、ダコスタらクライン派によって救出されたアスランがエターナルのブリッジでバルトフェルドと対面して。『第3次α』ではDVE。
 
:実は劇中ではバルトフェルドとアスランが顔を合わせるのはこのシーンが初めてである。
 
;「よぉ少年、助かったぞ。」
 
;キラ「バルトフェルド、さん……?」
 
;(アイキャッチ)
 
;「初めまして、と言うのは変かな? アンドリュー・バルトフェルドだ」
 
;マリュー「マリュー・ラミアスです。しかし驚きましたわ」
 
;「お互い様さ。な、少年?」
 
;キラ「貴方には……僕を討つ理由がある……」
 
;「戦争の中だ。誰にでもそんなもんあるし、誰にだって無い」
 
;キラ「……ありがとう……」
 
:フリーダムの援護によりエターナルが窮地を脱した後、AAと合流した際のキラ・マリューとの会話。砂漠では敵として出会い、しかもAA側としてはバルトフェルドは死んだものとばかり思っていたため、味方として現れたバルトフェルドに驚きが隠せなかった。
 
:特にキラはアイシャを殺害した事を気に病んでおり、彼が報復を望むならそれは甘んじて受けるという姿勢でいたが、当のバルトフェルドは「敵同士で出会った以上は仕方のない事」と、キラを責めるつもりは最初から無かった。
 
:SEED系を通して重要な'''「復讐の連鎖を断ち切る事に成功したシーン」'''の一つでもある。
 
;マリュー「撃ってくると思いますか? 地球を……」
 
;「……強力な遠距離大量破壊兵器保持の、本来の目的は……抑止だろ。だがもう、撃たれちまったからな。核も、あれも……どちらももう躊躇わんだろうよ」
 
;「戦場で、始めて人を撃った時……俺は震えたよ。だが、直ぐ慣れると言われて……確かに直ぐ慣れた」
 
;マリュー「あれのボタンも、核のボタンも、同じと……?」
 
;「……違うか?人はすぐ慣れるもんだ。戦い…殺し合いにも」
 
:第48話「怒りの日」にて。
 
:ザフトの最終兵器ジェネシスが地球軍艦隊を焼き払った後、エリカ・シモンズからジェネシスが如何なる兵器か、そしてもし地球が撃たれれば地球上の生物は全滅間違いなしと説明されて。
 
:バルトフェルドの言う通り、核兵器の様な大量破壊兵器は「相互確証破壊」の原理で互いに手が出せない状況を作るためにあるものである。しかし最早、その原理は崩れ去ってしまっていた。事実、彼の言う通り大量破壊兵器の報復合戦により、世界は滅亡寸前にまで至ってしまう。
 
:SEEDの世界(の国・軍上層部)に蔓延する'''敵性「種族」は全て滅ぼし尽くすべし'''という狂気の一端を示した会話である。
 
:またこのシーンのバルトフェルドは'''一人称が「俺」になっている'''(普段は「僕」)他、かなり苛立った口調になっている。平素の飄々とした態度を装う事無く、本心を剥き出しにしているのだろう。
 
  
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
;「…アンドリュー・バルトフェルドって奴を知ってるかい? これはそいつからの伝言だ」
 
;「…アンドリュー・バルトフェルドって奴を知ってるかい? これはそいつからの伝言だ」
:第11話、ミネルバへ匿名で通信を送り、地球軍の攻撃が迫りつつある事を伝える。言うまでもなく自演であり、傍にいたマリューは吹き出していた。本作はオマージュの多い作品なので、Zにおけるクワトロ(シャア)の台詞のオマージュとも取れる。
+
:第11話、ミネルバへ匿名で通信を送り、地球軍の攻撃が迫りつつある事を伝える。言うまでもなく、自演であり傍にいたマリューは吹き出していた。
;マリュー「あの……バルトフェルド隊長?」
 
;「んー?」
 
;マリュー「やっぱり、こちらの席にお座りになりません?」
 
;「いやいや、元より人手不足のこの艦だ。状況によっては僕は出ちゃうしね。そこはやっぱり貴女の席でしょう、ラミアス艦長」
 
:第14話「明日への出航」より。
 
:AA出航準備の際、操縦士席に座るバルトフェルドにマリューは艦長席を譲ろうとするが、バルトフェルドは辞退する。実際、確かに艦長としての能力を鑑みればバルトフェルドが艦長であるべきかもしれないが、AAを知り尽くし、またバルトフェルドはパイロットとして出撃せねばならないかもしれない(事実彼がMSで出撃するシーンもある)事を考えれば、この中で最も艦長に相応しいのはマリューとも言える。他のメンバーも同様に考えていた様で、バルトフェルドの意見に口を挟む者は一人も居なかった。
 
;「了解! でも俺、キラ程の腕はないからねぇ。そちらもフォロー頼みますよ、ラミアス艦長」
 
;「俺はキラ程上手くないと言ったろうが! 落としちゃうぞ!」
 
:第23話「戦火の蔭」より。
 
:専用のムラサメで出撃する彼は、操縦テクニックはともかく片目片腕片足のハンデまで背負っている。
 
:しかしそれでもなお未だにエースパイロットとして通用する事を考えれば、これでもまだ謙遜している方と言える。実際、後者のニュアンスは「キラの様に手加減できずに撃墜してしまう」という意味での発言である。
 
 
;「はいはいはいはい、どうもどうもどうも、あんじょうたのむでぇ~」
 
;「はいはいはいはい、どうもどうもどうも、あんじょうたのむでぇ~」
 
:第26話「約束」より。シャトルを強奪するべく、本物の[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に[[ミーア・キャンベル|ミーア]]のマネージャー・キングT@KED@に扮して、ディオキア基地に登場した第一声。
 
:第26話「約束」より。シャトルを強奪するべく、本物の[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に[[ミーア・キャンベル|ミーア]]のマネージャー・キングT@KED@に扮して、ディオキア基地に登場した第一声。
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;「アレは…! また厄介なものを出してきたな!」
 
;「アレは…! また厄介なものを出してきたな!」
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でのイベント「帝国の陰謀」にて、[[ラゴウ]]が現れた際に。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でのイベント「帝国の陰謀」にて、[[ラゴウ]]が現れた際に。
:まあ、ラゴウの牙には[[データウェポン]]を瀕死に追いやるウイルスが含まれているので、そういう意味では厄介であろう。[[ラゴゥ]]と似た名前だからという部分もある。
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:まあ、ラゴウの牙には[[データウェポン]]を瀕死に追いやるウイルスが含まれているので、そういう意味では厄介であろう。
 
;「いいねえ!この機体!好みだよ!」
 
;「いいねえ!この機体!好みだよ!」
 
:[[ガイアガンダム]]搭乗時の汎用戦闘台詞。やはり四足歩行型の機体は彼の好みのようだ。
 
:[[ガイアガンダム]]搭乗時の汎用戦闘台詞。やはり四足歩行型の機体は彼の好みのようだ。
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
;バルドフェルド「我々ザフトはシティ7の引渡しを諸君らに要求する」<br />ガムリン「何だと!?」<br />バルドフェルド「勿論ザフトは移民船団の権利を認め、相応の待遇で彼らを迎え入れるつもりである。ここでシティ7を渡してくれれば、諸君らの通行を黙認しても良いと上層部も言っている」<br />ミリア「こちらはシティ7の市長、ミリア・ファリーナ・ジーナスです。貴官は自分がどれだけ恥知らずなことを言っているかおわかりか…!?」<br />バルドフェルド「これは手厳しい」<br />ミリア「我々超長距離移民船団は自治体としての権利を有している。それを接収することや引渡しを要求することなど、内政干渉…いえ、侵略行為といえます」<br />バルドフェルド「そりゃ、ごもっとも」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』22話「砂塵の果て」におけるシティ7の引渡しの通達の際の舌戦なのだが、'''敵対組織に非難された内容を司令官でありながら呆気なく認めてしまっている。'''当然ながら部下からは'''「認めてどうするんですか!」'''と呆れられてしまうが、良くも悪くもバルドフェルド自身の性格が出ており「無血で任務遂行をしたかった」とも述べている上、作戦開始時は「敵であるものを殲滅させて任務を達しよう」と仕方なさそうに発している。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
=== [[モビルスーツ]] ===
 
 
;[[バクゥ]]
 
;[[バクゥ]]
:『SEED』で搭乗。
+
:
 
;[[ラゴゥ]]
 
;[[ラゴゥ]]
:『SEED』で搭乗。[[アークエンジェル隊]]との最終決戦において[[アイシャ]]と共に搭乗した。
+
:
;[[ムラサメ]]
+
;[[ムラサメ (バルトフェルド専用)]]
:『DESTINY』にて搭乗。黄色の専用カラーリングが施されている。
+
:
;[[ガイアガンダム]]
+
;[[ガイアガンダム (バルトフェルド専用)]]
:『DESTINY』にて搭乗。プラント本国に移送中だった筈の機体を[[クライン派]]が奪いバルトフェルド用に調整したもので、[[VPS装甲]]の色がラゴゥ同様のカラーリングとなっている。
+
:
=== 戦艦 ===
 
 
;[[レセップス]]
 
;[[レセップス]]
:[[ザフト]]時代に乗艦していた地上戦艦。
+
:
 
;[[エターナル]]
 
;[[エターナル]]
:クライン派に身を寄せて以降の乗艦で、艦長を務める。
+
:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*バルトフェルド(Waldfeld)という姓は、『機動戦士ガンダムSEED』の脚本および特殊設定を担当した森田繁氏の姓を[[ドイツ語]]に置き換えたものである。
 
*バルトフェルド(Waldfeld)という姓は、『機動戦士ガンダムSEED』の脚本および特殊設定を担当した森田繁氏の姓を[[ドイツ語]]に置き換えたものである。
 
**すなわち、'''「森→バルト(Wald)」「田→フェルド(Feld)」'''である。
 
**すなわち、'''「森→バルト(Wald)」「田→フェルド(Feld)」'''である。
*愛人の存在や戦場が砂漠であることに加え、主人公キラを諭す場面もあることから『機動戦士ガンダム』における[[ランバ・ラル]]をオマージュしたキャラクターとなっている。ちなみにランバ・ラル役の広瀬正志氏は同エピソードにて反ザフト組織「[[明けの砂漠]]」のリーダー[[サイーブ・アシュマン]]役として出演している。
 
*バルトフェルドの[[異名]]「砂漠の虎」は、[[デザート・ロンメル|砂漠戦を得意とした]]第二次世界大戦期のドイツ軍の名将エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル(1891~1944)の異名「砂漠の狐」に由来するものと思われる。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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