「アルバート・W・ワイリー」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Albert W. Wily]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ロックマン (ゲーム)|ロックマン}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ロックマン (ゲーム)|ロックマン}} | ||
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| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
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| 趣味 = 卓球 | | 趣味 = 卓球 | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 世界征服を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。 | |
− | 所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]] | + | 所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。 |
ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじていた。 | ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじていた。 | ||
− | ロボットの平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果<ref>大学時代にロボットの性能を飛躍的に向上させる代償として過度の負担を強いる「ダブルギアシステム」と呼ばれる装置の試作機をワイリーが開発し、それが2人を対立させるきっかけになった事が『ロックマン11』で判明している。</ref>、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』のエンディングでは'''世界征服の罪''' | + | ロボットの平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果<ref>大学時代にロボットの性能を飛躍的に向上させる代償として過度の負担を強いる「ダブルギアシステム」と呼ばれる装置の試作機をワイリーが開発し、それが2人を対立させるきっかけになった事が『ロックマン11』で判明している。</ref>、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』のエンディングでは'''世界征服の罪'''で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。 |
− | + | 基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリングタイトルのラストボスを務める。「'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''」・「'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。 | |
自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、独自で研究所を兼ねた要塞や宇宙戦艦や衛星を設計と開発をするほど。その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。 | 自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、独自で研究所を兼ねた要塞や宇宙戦艦や衛星を設計と開発をするほど。その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。 | ||
− | + | 「憎めない悪役」としての側面も強いものの、その所業の数々は間違いなく卑劣な悪行に他ならない。心優しいロックですら度重なる彼の悪行に怒り心頭に発し、生身で命乞いするワイリーに対して明確な殺意を示したことがあるほど<ref>『7』のエンディングデモより。命乞いするワイリーにバスターを突きつけるが、いわゆるロボット3原則を盾にされたため躊躇った隙に逃げられてしまう。なお海外版ではこの際に明確に「死ね!」と言い放っている。</ref>。 | |
+ | |||
+ | また、『ロックマン』シリーズの遠い未来を舞台とした『ロックマンX』シリーズではゼロの開発者として、ネットワーク工学が発達した世界が舞台の『ロックマンエグゼ』シリーズでは秘密結社のトップとして客演している<ref>また、彼をモデルにした、もしくはワイリーが自らロボット化したと思しきイレギュラーも登場する。</ref>。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
− | : | + | :初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」期間限定参戦。 |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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;悪の天才科学者 | ;悪の天才科学者 | ||
:R。「Dr.ワイリー」名義。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。 | :R。「Dr.ワイリー」名義。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。 | ||
− | : | + | :ラスボスなのだが、ワイリーナンバーズたちよりもレアリティが低い。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[フォルテ]]、ゴスペル | ;[[フォルテ]]、ゴスペル | ||
:ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。 | :ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。 | ||
:ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。 | :ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。 | ||
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;レゲエ | ;レゲエ | ||
:孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。 | :孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。 | ||
;キング | ;キング | ||
− | :『ロックマン& | + | :『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボット。彼に謀反を起こされてしまう。 |
+ | ;サンゴッド | ||
+ | :『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させる。 | ||
+ | ;ラ・ムーン | ||
+ | :『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、ワイリーと協力して世界征服を進めていたが、真実はワイリーを騙して体よく利用していたに過ぎず、裏切られる。 | ||
;ラ・トール | ;ラ・トール | ||
− | : | + | :『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。ラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていた。 |
− | + | ;悪のエネルギーのロボット(名称不明) | |
− | + | :『ロックマン8』に登場。デューオが倒した外宇宙のロボットで、地球に大気圏突入した時に残っていた動力炉を回収し、そのエネルギーを利用する。 | |
+ | ;[[メタルマン]]、[[エアーマン]]、[[バブルマン]]、[[クイックマン]]、[[クラッシュマン]]、[[フラッシュマン]]、[[ヒートマン]]、[[ウッドマン]] | ||
+ | :『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発したワイリーナンバーズ。 | ||
+ | :有賀ヒトシ氏のコミカライズでは「セカンドナンバーズ」と呼ばれている。 | ||
+ | :『スーパーアドベンチャーロックマン』では彼ら(と『ロックマン3』のワイリーナンバーズ)のコアを大事に所持しており、特にクイックマンとは相互に信頼を結んでいた。 | ||
;[[ロックマン]] | ;[[ロックマン]] | ||
:宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。 | :宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。 | ||
;[[ブルース]] | ;[[ブルース]] | ||
− | : | + | :動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。その恩義があってなおワイリーの悪事を看過できなくなったのか、『ロックマン4』にて完全に敵対される。 |
+ | ;トーマス・ライト | ||
+ | :宿命のライバル。大学時代からの腐れ縁だったが、『ロックマン11』で存在が明かされた「ダブルギアシステム」の一件で決定的に対立してしまった。とはいえライトの技術力は常に認めており、『ロックマン3』ではライトと共同開発でロボットを生み出したり、『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言していたりもする。 | ||
;[[ロール (ロックマン)|ロール]] | ;[[ロール (ロックマン)|ロール]] | ||
− | : | + | :『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡す。 |
;ガッツマン | ;ガッツマン | ||
− | : | + | :ライトナンバーズの一体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。 |
− | : | + | :何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるがその一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。 |
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;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック | ;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック | ||
:『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。 | :『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。 | ||
;カリンカ・ミハイロヴナ・コサック | ;カリンカ・ミハイロヴナ・コサック | ||
:Dr.コサックの娘。彼女をさらう。 | :Dr.コサックの娘。彼女をさらう。 | ||
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=== 歴代ロックマンシリーズ === | === 歴代ロックマンシリーズ === | ||
;ゼロ | ;ゼロ | ||
− | : | + | :『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した最高傑作。自分以外のロボットを全て破壊する「'''ロボット破壊プログラム'''」を組み込まれていた。 |
− | : | + | :しかし皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後には'''ロックマンの名を冠するレプリロイド'''となったが、ロボット破壊プログラムはシグマに感染し、最凶最悪のコンピュータウィルス「'''シグマウィルス'''」と化した。 |
:また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。 | :また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。 | ||
:SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。 | :SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。 | ||
+ | ;サーゲス | ||
+ | :『ロックマンX2』に登場した敵キャラクター。黒衣を着た老人型のレプリロイドにして「カウンターハンター」の一人。誰にも不可能だったゼロのボディ修復を成し遂げた天才であり、倒されると「ライトの忘れ形見のロボットにまたも敗北するとは」と言い残す。このことからワイリーとの関係が公式で質問されたこともあったが、「'''ユーザーが想像して頂く部分'''」と、公式回答もあえてぼかされているため、真相は不明。 | ||
+ | ;アイゾック | ||
+ | :『ロックマンX6』に登場した敵キャラクター。白衣を着た老人型のレプリロイド。ワイリーと同じ青野氏が声を担当しているほか、ハイマックスがエックスに倒されると罵倒してくるのに対し、ゼロで勝利すると狂喜する姿が描かれる。その際に「ゼロの事は自分が一番よく知っている」と発言するなどワイリーを彷彿させる言動が特徴的だが、ワイリーおよび上記のサーゲスとの具体的な関係はやはりぼかされている。 | ||
;シグマ | ;シグマ | ||
− | : | + | :『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。『X5』では、ワイリーらしき人物と共闘した事がシグマの口からほのめかされているが、こちらも具体的には明かされておらず、前述したアイゾックの可能性もある。 |
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;カイ | ;カイ | ||
:元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。 | :元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」 | ;「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」 | ||
− | : | + | :『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。 |
;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん! 何体壊れようと知った事か! お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」 | ;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん! 何体壊れようと知った事か! お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」 | ||
:池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーが発した台詞。 | :池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーが発した台詞。 | ||
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;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ! ガハハハハハッ!」 | ;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ! ガハハハハハッ!」 | ||
:『8』より。初めての音声付きの台詞。 | :『8』より。初めての音声付きの台詞。 | ||
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;「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん! ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」 | ;「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん! ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」 | ||
− | : | + | :『スーパーアドベンチャーロックマン』にて。人類を滅ぼそうと企むスーパーコンピュータ、ラ・ムーンに対して言い放った台詞。 |
− | : | + | :しかしこの100年後、彼らしき人物は世界そのものを破滅させかねない[[スペースコロニー]][[コロニー落とし|落下作戦]]を実行させることになる…。 |
− | ; | + | ;「お別れじゃロックマン、この城と一緒に死ね!」 |
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:『9』より。追い詰められた際にあらかじめ仕掛けた罠で気絶させたロックマンに対して。 | :『9』より。追い詰められた際にあらかじめ仕掛けた罠で気絶させたロックマンに対して。 | ||
:ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。 | :ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。 | ||
− | ; | + | ;「圧倒的なパワー!目にも止まらぬスピード!」<br />「到底、人の及ばぬ驚異の力を誇示してこそ…ロボットは人々から慕われ、認められる存在になる!」 |
− | + | :『11』より。明かされた過去のワイリーの思想。 | |
− | + | :ワイリーなりにロボットの将来を案じていたセリフだが、ロボットを性能しか見ていないとも取れるこの思想は人々に受け入れられなかった。 | |
− | + | ;「ゼロ…ワシの最高傑作…」<br />「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」 | |
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:『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。 | :『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。 | ||
:本人だと明言されていないもののワイリーそのもののシルエットと声でゼロの夢の中に現れ、ライト博士の最高傑作であるエックスを破壊する様に告げる。 | :本人だと明言されていないもののワイリーそのもののシルエットと声でゼロの夢の中に現れ、ライト博士の最高傑作であるエックスを破壊する様に告げる。 | ||
160行目: | 133行目: | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
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;「まてーっ そんなことはワシがさせぬ!!」<br />「ロックマンやぶれたり!!」 | ;「まてーっ そんなことはワシがさせぬ!!」<br />「ロックマンやぶれたり!!」 | ||
:漫画版『7』より。ワイリーとロックマン及びライト博士の立場を入れ替えたコンピューターゲームで、ワイリーマンとして現れた際の台詞。 | :漫画版『7』より。ワイリーとロックマン及びライト博士の立場を入れ替えたコンピューターゲームで、ワイリーマンとして現れた際の台詞。 | ||
173行目: | 142行目: | ||
:『ロックマンワールド5』より。古代の最終兵器、サンゴッドを復活させたものの命令を無視した彼の攻撃を受けた際の台詞。見てわかるように、後半の絶叫が全て「'''[[グ=ランドン・ゴーツ|を]]'''」になっている。 | :『ロックマンワールド5』より。古代の最終兵器、サンゴッドを復活させたものの命令を無視した彼の攻撃を受けた際の台詞。見てわかるように、後半の絶叫が全て「'''[[グ=ランドン・ゴーツ|を]]'''」になっている。 | ||
;「○○○(ライトナンバーズ)か! うぬぬ 欲しい 欲しいが…」<br />「わしはびりっとくるのが超苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(エレキマン)<br />「わしは熱いのがものすごく苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ファイヤーマン)<br />「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ボンバーマン)<br />「ワシはアブラっこいモノが苦手なんじゃ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(オイルマン) | ;「○○○(ライトナンバーズ)か! うぬぬ 欲しい 欲しいが…」<br />「わしはびりっとくるのが超苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(エレキマン)<br />「わしは熱いのがものすごく苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ファイヤーマン)<br />「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ボンバーマン)<br />「ワシはアブラっこいモノが苦手なんじゃ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(オイルマン) | ||
− | : | + | :『ロックマンロックマン』より。オープニングで街頭モニターから世界征服を宣言した後、'''UFOでモニターを破って登場'''。ライトナンバーズでプレイすると、こんな理由でプレイヤーのロボットを攫わない。 |
:上記以外だと「木の枝を切りとばすくらいのことしかできんポンコツ(カットマン)」「パワーはあってもニブいやつ(ガッツマン)」「寒さに強いだけがとりえの役立たず(アイスマン)」と非情な理由で拒否している<ref>タイムマンのみ時間に関する研究の途中で、まだ完成に至っていないため「完成するまで待つとしよう」と拒否せずに去っている。</ref>。 | :上記以外だと「木の枝を切りとばすくらいのことしかできんポンコツ(カットマン)」「パワーはあってもニブいやつ(ガッツマン)」「寒さに強いだけがとりえの役立たず(アイスマン)」と非情な理由で拒否している<ref>タイムマンのみ時間に関する研究の途中で、まだ完成に至っていないため「完成するまで待つとしよう」と拒否せずに去っている。</ref>。 | ||
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;「わしの長所……それは決してあきらめないところ!」 | ;「わしの長所……それは決してあきらめないところ!」 | ||
:有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンMANIAX』より。ロックマンに何度倒されても諦めずに世界征服を目指す自分の姿に、感涙しながら自画自賛しているが、隣でそれを聞いていたロックマンは'''「短所はしつこいところだな……」'''と内心でツッコんでいた。 | :有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンMANIAX』より。ロックマンに何度倒されても諦めずに世界征服を目指す自分の姿に、感涙しながら自画自賛しているが、隣でそれを聞いていたロックマンは'''「短所はしつこいところだな……」'''と内心でツッコんでいた。 | ||
188行目: | 153行目: | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
− | ; | + | ;UFO |
− | : | + | :移動時に乗り込む円盤。『ロックマンワールド4』の説明書のストーリー紹介で「UFO」と呼称されている。 |
− | : | + | :ワイリー基地への移動時に使用される他、ワイリーマシン1号、2号、メガワールド号には構成パーツとして機能している。『ロックマン』のみ赤、『2』以降は青色のキャノピーが特徴。 |
− | : | + | :その形状から'''ブルーレット'''と言われることも。 |
− | : | + | ;ワイリーマシン〇号/ワイリーマシンワールド〇号 |
− | + | :ワイリーが搭乗する有人戦闘メカ。『4』以降ドクロの意匠が入っているのが特徴。一部の作品を除き、一度破壊させるとワイリーが搭乗するコクピットが露出する第2形態へ移行し、攻撃方法が変化する。 | |
− | + | :特にワイリーマシン9号は[[大空魔竜|ドクロ顔の]][[大空魔竜 (LOD)|竜型ロボット]]というどこかで見たようなデザインとなっている。 | |
− | + | ;ワイリーカプセル | |
− | + | :ワイリーマシンの緊急脱出装置。『4』以降に登場。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ場合もある。 | |
− | : | ||
;ガンマ | ;ガンマ | ||
− | : | + | :『ロックマン3』にてワイリーマシン3号を失ったワイリーが搭乗する巨大有人操作ロボット。元々はライト博士が平和利用のために彼と共同で開発をしたものだったが、世界征服のために強奪する。 |
− | |||
;ワイリープレス | ;ワイリープレス | ||
− | : | + | :『ロックマン5』に登場した秘密兵器。円盤型の機体で「ロックマンを踏み潰す」という単純な機体ではあるものの、対空能力に難のあるロックマンには有効な手段であった。 |
;Xクラッシャー | ;Xクラッシャー | ||
:『ロックマン6』において「Mr.X」を名乗り正体を隠していた際に搭乗していたメカ。巨大な鉄球型のメカで振り子運動をするため、乗り心地は最悪。 | :『ロックマン6』において「Mr.X」を名乗り正体を隠していた際に搭乗していたメカ。巨大な鉄球型のメカで振り子運動をするため、乗り心地は最悪。 | ||
;ワイリーロボ・アイアンゴーレム | ;ワイリーロボ・アイアンゴーレム | ||
− | : | + | :『ロックマンワールド4』に登場する巨大有人操作ロボット。ワイリーマシンワールド1号(ワイリーの顔面がモチーフ)を試作機とする、ワイリー自身を模した巨大ロボットとなっている。 |
;ブレーン・クラッシャー | ;ブレーン・クラッシャー | ||
:『ロックマンワールド5』に登場するロボット生産管理用コンピュータ。同作の最終ステージである宇宙要塞「ワイリースター」の中枢にあたるマシン。 | :『ロックマンワールド5』に登場するロボット生産管理用コンピュータ。同作の最終ステージである宇宙要塞「ワイリースター」の中枢にあたるマシン。 | ||
;スカルマシンXX | ;スカルマシンXX | ||
− | :『バトル& | + | :『バトル&チェイス』における自機。攻撃を一定回数無効化するバリア、トラップを無視するタイヤ等、特異な性能を持っている。 |
:飛行能力を有しているが、レース中は飛べない。 | :飛行能力を有しているが、レース中は飛べない。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ; | + | ;Dr.ワイリーナンバーズ(DWN) |
− | : | + | :ワイリーが開発したロボットの総称。 |
− | : | + | :『3』のDr.ライトとの共同開発、『4』のコサックナンバーズ、『6』の世界強豪ロボット、『10』のロボットエンザ感染者、『11』の定期健診に来たロボットは世界征服計画の為に悪用したという事で便宜上DWN扱いで登録されているが、ワイリーは製作に関与していない為、厳密に本当の意味でのDWNは『2』『5』『7』『8』の8大ボス達となる。その中でも既存ロボットを改造した物もあり、一から製造した物は半数にも満たない。 |
− | : | + | :型式番号は何故か「[[メタルマン|'''DWN.009''']]」から始まっているが、これは『1』のボスであるライトナンバーズ(DRN.003~008<ref>ちなみに000・001・002は順にブルース・ロックマン・ロール。</ref>)の次から数えているため。どうやらライトナンバーズにも勝手にDWN型番を当て嵌めているようだ<ref>『ロックマン9』に登場するライトナンバーズ(DRN.065~072)も当て嵌めている。</ref>。 |
− | : | + | :他にも対ロックマン専用の「ロックマンキラー」、サンゴッドの解析から作られた「スペースルーラーズ」、『ロックマンメガワールド』に登場した「メガワールドナンバーズ」が存在する。『ロックマン&フォルテ』に登場した「キングナンバーズ」に関してはワイリーが制作したのかは不明。 |
;エイリアン | ;エイリアン | ||
− | :『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]] | + | :『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]]だった…」と見せかけた立体映像。本物は裏で投影装置を操作していた。 |
− | |||
;パワーマッスラー | ;パワーマッスラー | ||
:『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが[[鉄人28号|昔見た漫画]]に影響されて開発した大型ロボット。 | :『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが[[鉄人28号|昔見た漫画]]に影響されて開発した大型ロボット。 | ||
;メットンガーZ | ;メットンガーZ | ||
− | :『ロックマン6』に登場するステージボスの1体。ザコ敵のメットールが操縦する[[ホバーパイルダー|ホバークラフト状のマシン]] | + | :『ロックマン6』に登場するステージボスの1体。ザコ敵のメットールが操縦する[[ホバーパイルダー|ホバークラフト状のマシン]]がドッキングする大型戦車。PS版ではそのデザインを見たライト博士が「[[マジンガーZ|漫画]]の読み過ぎじゃ」と呆れる。 |
+ | ;ファイナルシグマ-W | ||
+ | :『ロックマンX5』に登場するラストボス。ワイリーらしき人物が持てる全ての技術で作り上げた巨大ロボットにして、シグマのボディの一つ。上記のガンマとアイアン・ゴーレムに酷似している。 | ||
− | ==余談== | + | == 余談 == |
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*毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、[http://dic.nicovideo.jp/id/290143 '''ジャンピング土下座''']なる言葉が生まれた。 | *毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、[http://dic.nicovideo.jp/id/290143 '''ジャンピング土下座''']なる言葉が生まれた。 | ||
**リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をする事になるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、機体を破壊した際の高さから'''飛び降りると同時に土下座なので……'''。 | **リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をする事になるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、機体を破壊した際の高さから'''飛び降りると同時に土下座なので……'''。 | ||
− | ** | + | **更に2の場合は、操作機器から'''自力でジャンプして土下座をしている'''。 |
− | * | + | *有賀ヒトシ氏による漫画版ではよく眼鏡やサングラスを着用している。 |
− | + | *『流星のロックマン3』にはワイリーを思わせる老科学者「ヨイリー博士」が登場する。ただし、ヨイリーは女性でありポジションも善玉となっている。「'''悪イリー'''」の反対なので「'''良イリー'''」、というわけである。 | |
− | + | *『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター「マスター・アルバート」の名はワイリーのオマージュで、『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。 | |
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− | ==商品情報== | + | == 商品情報 == |
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− | ==脚注== | + | == 脚注 == |
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[[Category:登場人物あ行]] | [[Category:登場人物あ行]] | ||
[[Category:ロックマン]] | [[Category:ロックマン]] |