「アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Arubatro Nal Eiji Asuka]]<ref>資料によっては「'''Albatro Null Eiji Asuka'''」の表記も見られる。</ref> | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|蒼き流星SPTレイズナー}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|蒼き流星SPTレイズナー}} | ||
| 声優 = {{声優|井上和彦|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|井上和彦|SRW=Y}} | ||
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=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | 少し暗めの性格で頑なな所もあるが、本当は優しく戦いを好まない人物で、そして同時に揺ぎ無い信念の持ち主でもある。それ故にか戦闘でパイロットを殺害しかねないことを非常に恐れ、コクピット部を狙わず戦い、[[ | + | 少し暗めの性格で頑なな所もあるが、本当は優しく戦いを好まない人物で、そして同時に揺ぎ無い信念の持ち主でもある。それ故にか戦闘でパイロットを殺害しかねないことを非常に恐れ、コクピット部を狙わず戦い、[[レイ]]がそれを提案しても一向に拒否し続けていた。一方で、時として地球人の心情(特にプライドに関して)を鑑みぬ発言を口にする事が有り、ジョン・ギルバート博士も「彼は地球人の心情を知らなさ過ぎる」と指摘している。 |
=== 第1部 === | === 第1部 === | ||
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袖の下に仕込んだ折り畳み式のトンファーで[[白兵戦]]を行う姿が印象的だが、第1部でもデビッドとの乱闘の際に柔道の背負い投げらしき技を決めており、士官学校にいた経歴からも考えればこの頃から格闘術はそれなりのものを身に着けていたと見られる。更に設定資料集『マスターファイル SPTレイズナー』によると、第1部ラストの後グラドス軍の追撃隊から逃れるため地球に降下、各地を巡って協力者を集めていたようであり、その中には武術の師範も含まれていたという。また、ル・カイン相手に駆け引きや挑発を行なって対等の状況にまで事態を好転させたり、敵機の武器を利用して同士討ちを図るなど、少年時代には持ち合わせていなかった「戦略家」としての側面も垣間見せるようになる。 | 袖の下に仕込んだ折り畳み式のトンファーで[[白兵戦]]を行う姿が印象的だが、第1部でもデビッドとの乱闘の際に柔道の背負い投げらしき技を決めており、士官学校にいた経歴からも考えればこの頃から格闘術はそれなりのものを身に着けていたと見られる。更に設定資料集『マスターファイル SPTレイズナー』によると、第1部ラストの後グラドス軍の追撃隊から逃れるため地球に降下、各地を巡って協力者を集めていたようであり、その中には武術の師範も含まれていたという。また、ル・カイン相手に駆け引きや挑発を行なって対等の状況にまで事態を好転させたり、敵機の武器を利用して同士討ちを図るなど、少年時代には持ち合わせていなかった「戦略家」としての側面も垣間見せるようになる。 | ||
− | TV版のラストでは打ち切りの影響で急展開を迎える中、ジュリアを守る為にル・カインとの最後の戦いを繰り広げる。直後に刻印が発動し、エイジがどうなったのかは明確には語られぬまま、地球へと向かうレイズナーを映して物語は終わりを迎える<ref>宇宙空間で近づいてくる生命反応を感知した[[ | + | TV版のラストでは打ち切りの影響で急展開を迎える中、ジュリアを守る為にル・カインとの最後の戦いを繰り広げる。直後に刻印が発動し、エイジがどうなったのかは明確には語られぬまま、地球へと向かうレイズナーを映して物語は終わりを迎える<ref>宇宙空間で近づいてくる生命反応を感知した[[レイ]]がレイズナーへの収容準備を行っているので、OVA版の描写から考えるとこれがエイジとも考えられる。</ref>。 |
しかし、OVA版では、ジュリアに地球に取り残され、帰れなくなってしまったグラドス人達の事を託され、彼女と永遠の別れを遂げた後、自らの声に反応したレイズナーと共に地球へ向けて帰還。仲間達の元へ戻ったエイジは、誰よりも自分の帰還を望んでくれていたアンナと抱擁し、デビット達が見届ける中、彼女とキスを交わす形でレイズナーの物語は完結を迎えた…。 | しかし、OVA版では、ジュリアに地球に取り残され、帰れなくなってしまったグラドス人達の事を託され、彼女と永遠の別れを遂げた後、自らの声に反応したレイズナーと共に地球へ向けて帰還。仲間達の元へ戻ったエイジは、誰よりも自分の帰還を望んでくれていたアンナと抱擁し、デビット達が見届ける中、彼女とキスを交わす形でレイズナーの物語は完結を迎えた…。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}} | ||
:第1部の姿で登場(ただし、後半でジュリアと再会した際に「髪を短くしたのね」と言われるので途中で第2部の姿になっているらしい)。今回は[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]との絡みが多く、同じく近しい人間と戦わなければならない状況である[[キラ・ヤマト|キラ]]との絡みが多く、彼自身の境遇も理解している。またキラと同様にバルトフェルドからは戦いの意味を問われる。ちなみに第34話でのバカンスでは女性陣によって首以外砂で埋められてしまう羽目に。 | :第1部の姿で登場(ただし、後半でジュリアと再会した際に「髪を短くしたのね」と言われるので途中で第2部の姿になっているらしい)。今回は[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]との絡みが多く、同じく近しい人間と戦わなければならない状況である[[キラ・ヤマト|キラ]]との絡みが多く、彼自身の境遇も理解している。またキラと同様にバルトフェルドからは戦いの意味を問われる。ちなみに第34話でのバカンスでは女性陣によって首以外砂で埋められてしまう羽目に。 | ||
− | :今回[[合体攻撃]]が[[ | + | :今回[[合体攻撃]]が[[射撃]]扱いのため、従来のようなジレンマはないが、リアル系には何かとキツいバランスなので愛が必要。命中が上がる特殊技能が底力のみのため養成しないと一部敵にあてることすら出来ない。[[分身]]を持つ敵が多いなか、[[必中]]や[[直撃]]を持たないのも難。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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:本作のみ母親はバルマー人であり、地球人とバルマー人のハーフという設定(グラドス星はかなり昔にバルマーに征服されたという設定であるため、「グラドス系バルマー人」とでも呼ぶべきか)。 | :本作のみ母親はバルマー人であり、地球人とバルマー人のハーフという設定(グラドス星はかなり昔にバルマーに征服されたという設定であるため、「グラドス系バルマー人」とでも呼ぶべきか)。 | ||
:[[乗り換え]]系統が[[レイズナー]]に完全固定で他の[[SPT]]に乗れない。宇宙編では[[スポット参戦]]。正式に仲間になるのは地上編。ムー帝国の残した[[トロニウム]]の在り処を探す役割も担う…のだがとんでもないやらかしを行ってしまう(作中で特に突っ込みはくらわないが)。 | :[[乗り換え]]系統が[[レイズナー]]に完全固定で他の[[SPT]]に乗れない。宇宙編では[[スポット参戦]]。正式に仲間になるのは地上編。ムー帝国の残した[[トロニウム]]の在り処を探す役割も担う…のだがとんでもないやらかしを行ってしまう(作中で特に突っ込みはくらわないが)。 | ||
− | : | + | :能力そのものは高いのだが、後半に[[レイズナー]]を破壊され一時離脱、ラスト2話になってレベル据え置きで復帰する。しかも強化型もしくはMK-IIに乗り換えているものの、[[改造]]が引き継がれていない。 |
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}} | :;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}} | ||
::フリーバトル、おまけマップに登場。 | ::フリーバトル、おまけマップに登場。 | ||
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:2020年5月のイベント「夢見た楽園は遠く」期間限定参戦。第1部準拠。 | :2020年5月のイベント「夢見た楽園は遠く」期間限定参戦。第1部準拠。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
− | : | + | :序章ワールド4より参戦。第1部準拠。本作は[[特殊戦闘台詞]]未導入なので、無人機や生物相手でもコックピットを避けて攻撃する。 |
− | :2021年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第5弾」では、[[スコープドッグ (エイジ機)|スコープドッグ]] | + | :2021年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第5弾」では、[[スコープドッグ (エイジ機)|スコープドッグ]]に搭乗。音声が新規収録されており、専用のボイスが収録されている。本イベントは他のクロッシング・パイロットとは異なり、本編シナリオの前日譚に位置付けられている。 |
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]] | ;[[スーパーロボット大戦DD|DD]] | ||
:'''レイへの指示''' | :'''レイへの指示''' | ||
− | : | + | :必殺技と運動性に補正がかかる。 |
:'''ふたつの血''' | :'''ふたつの血''' | ||
− | : | + | :攻撃力に補正がかかる。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「[[ひらめき]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。 |
:'''[[起死回生]](エイジ)''' | :'''[[起死回生]](エイジ)''' | ||
− | : | + | :攻撃力が増加する。気力上限が20増加する(効果は重複しない。効果の最も高いもののみ有効) |
:'''覚悟(エイジ)''' | :'''覚悟(エイジ)''' | ||
− | : | + | :運動性が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が2増加する(LV20で3増加に変更される)。 |
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=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
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;[[ル・カイン]] | ;[[ル・カイン]] | ||
:第2部で宿敵として対立。 | :第2部で宿敵として対立。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[カルラ・エジール]] |
:彼女からはゲイルの仇として憎まれている。しかし、第二部では彼女から憎まれつつも刻印の発見にて一時協力関係となった。 | :彼女からはゲイルの仇として憎まれている。しかし、第二部では彼女から憎まれつつも刻印の発見にて一時協力関係となった。 | ||
;[[死鬼隊]] | ;[[死鬼隊]] | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
− | ;[[ | + | ;[[レイ]] |
:相棒である[[レイズナー]]のコンピュータ人格。固有の名前を与えることにより、エイジしか運用できないようにされている。 | :相棒である[[レイズナー]]のコンピュータ人格。固有の名前を与えることにより、エイジしか運用できないようにされている。 | ||
;[[フォロン]] | ;[[フォロン]] | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
− | ;[[ | + | ;[[クワトロ・バジーナ]]、[[ララァ・スン]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ブライト・ノア]]、[[エマ・シーン]] |
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では初参戦シナリオで、ステーション衛星付近にて[[星間連合]]と交戦中の彼らに加勢する。 | :『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では初参戦シナリオで、ステーション衛星付近にて[[星間連合]]と交戦中の彼らに加勢する。 | ||
;[[キラ・ヤマト]] | ;[[キラ・ヤマト]] | ||
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;[[三日月・オーガス]] | ;[[三日月・オーガス]] | ||
:『DD』にて、グラドス軍と戦う事に否定的な姿勢を彼に諫められる。 | :『DD』にて、グラドス軍と戦う事に否定的な姿勢を彼に諫められる。 | ||
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
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;[[キリコ・キュービィー]] | ;[[キリコ・キュービィー]] | ||
:同じ高橋監督作品の主人公。 | :同じ高橋監督作品の主人公。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]] | + | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』においては協力関係にあり、共に地球圏に降り立つ。 |
;[[アンジェラ・バルザック]] | ;[[アンジェラ・バルザック]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「夢見た楽園は遠く」では戦友の一人で、シンと同様に火星での戦いより苦楽を共にしている。 | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「夢見た楽園は遠く」では戦友の一人で、シンと同様に火星での戦いより苦楽を共にしている。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | + | OPのハイライト内で使用された部分については''斜体''で示す。 | |
=== 第1部 === | === 第1部 === | ||
− | ;「 | + | ;「''僕の名はエイジ。…地球は狙われている!''」 |
:第1話、生き残っていた火星基地の人々に初めて素顔を見せての台詞。エイジを象徴する台詞といえばやはりこれである。第2部開始前の総集編のOPにも挿入されている。 | :第1話、生き残っていた火星基地の人々に初めて素顔を見せての台詞。エイジを象徴する台詞といえばやはりこれである。第2部開始前の総集編のOPにも挿入されている。 | ||
:エイジ役の井上和彦氏が演じているキャラがらみでしばしば[[声優ネタ]]として使われており、たとえば[[叢雲劾]]が『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の小説版にてこれに似た言い回しの台詞を発しており、井上氏がナレーション及び主人公の一人である[[フリット・アスノ]](第2部以降)を演じる『[[機動戦士ガンダムAGE]]』では、BB戦士付属の組立説明書掲載の漫画『BB戦士コミックワールド』にて「ぼくがガンダムAGE('''エイジ''')だ」「'''地球は狙われている!!'''」と丸々パロディされている。 | :エイジ役の井上和彦氏が演じているキャラがらみでしばしば[[声優ネタ]]として使われており、たとえば[[叢雲劾]]が『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の小説版にてこれに似た言い回しの台詞を発しており、井上氏がナレーション及び主人公の一人である[[フリット・アスノ]](第2部以降)を演じる『[[機動戦士ガンダムAGE]]』では、BB戦士付属の組立説明書掲載の漫画『BB戦士コミックワールド』にて「ぼくがガンダムAGE('''エイジ''')だ」「'''地球は狙われている!!'''」と丸々パロディされている。 | ||
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;「僕にも半分グラドス人の血が流れているからだ!」<br />「僕の母さんは、あなたと同じグラドス人だ!」 | ;「僕にも半分グラドス人の血が流れているからだ!」<br />「僕の母さんは、あなたと同じグラドス人だ!」 | ||
:捕虜にした[[ゴステロ]]の部下・ガステンを射殺できなかった理由の返答。上記の台詞とも対比して、同じ星の同胞と戦わねばならないことの苦悩が見て取れる。 | :捕虜にした[[ゴステロ]]の部下・ガステンを射殺できなかった理由の返答。上記の台詞とも対比して、同じ星の同胞と戦わねばならないことの苦悩が見て取れる。 | ||
− | ;「グラドスでは喧嘩しないのか、って聞いたのは[[シモーヌ・ルフラン|あんた]]だったな…。グラドス人も殴られれば痛い、腹だって立つ…。 | + | ;「グラドスでは喧嘩しないのか、って聞いたのは[[シモーヌ・ルフラン|あんた]]だったな…。グラドス人も殴られれば痛い、腹だって立つ…。''僕だって…人間なんだぁーっ!!''」 |
:第7話より。戦いに巻き込んだ負い目ゆえに、[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]からの暴言や暴行を甘んじて受けてきたエイジが、遂に彼への逆襲へと転じた際の台詞。この直後に繰り広げられる大乱闘は、互いのしこりを取り除くために必要な'''儀式'''でもあった。 | :第7話より。戦いに巻き込んだ負い目ゆえに、[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]からの暴言や暴行を甘んじて受けてきたエイジが、遂に彼への逆襲へと転じた際の台詞。この直後に繰り広げられる大乱闘は、互いのしこりを取り除くために必要な'''儀式'''でもあった。 | ||
− | ;ダニー「正直言って、私にはまだ信じられんよ。君とあの、地球の子供達のつながりが… 急ごう!」<br />「…少佐! | + | ;ダニー「正直言って、私にはまだ信じられんよ。君とあの、地球の子供達のつながりが… 急ごう!」<br />「…少佐! ''……あなたとも、今は繋がっています''」 |
:第13話でソ連軍に拘束の身からアメリカ軍のダニー少佐に助けられた際に。同じ地球人であるソ連軍に話を信じてもらえない中、エイジが異星の仲間と強い絆を築いたことを不思議がるダニー少佐に対し、その彼とも絆が生まれていることに気づくのだった。その後、少佐はエイジ達を逃がすためにソ連軍の足止めに残る。 | :第13話でソ連軍に拘束の身からアメリカ軍のダニー少佐に助けられた際に。同じ地球人であるソ連軍に話を信じてもらえない中、エイジが異星の仲間と強い絆を築いたことを不思議がるダニー少佐に対し、その彼とも絆が生まれていることに気づくのだった。その後、少佐はエイジ達を逃がすためにソ連軍の足止めに残る。 | ||
;「地球は…地球は僕にとってグラドスと同じふるさとです! 僕だけじゃない…何億という人間が地球で生きている! 彼らを見たでしょう…? 彼らは、僕達と同じ人間です! 彼らは自分達の惑星に誇りを感じながら生きている…それは僕も同じです。 青くて美しい地球を、グラドス同様に愛しているんです!」<br />ゲイル「青くて美しい…? お前は見たことがあるのか」<br />「見なくても… 父さんに何度も何度も聞かされて、僕の心にはそれが現実の姿として焼き付いています!」 | ;「地球は…地球は僕にとってグラドスと同じふるさとです! 僕だけじゃない…何億という人間が地球で生きている! 彼らを見たでしょう…? 彼らは、僕達と同じ人間です! 彼らは自分達の惑星に誇りを感じながら生きている…それは僕も同じです。 青くて美しい地球を、グラドス同様に愛しているんです!」<br />ゲイル「青くて美しい…? お前は見たことがあるのか」<br />「見なくても… 父さんに何度も何度も聞かされて、僕の心にはそれが現実の姿として焼き付いています!」 | ||
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:第15話より。ゲイルのグライムカイザルに追い詰められ、突如システムダウンしたレイに向かって。しかしレイの反応はなく、何が起きているのかわからぬまま恐怖の絶叫を上げる中、レイズナーは蒼き流星と化す。 | :第15話より。ゲイルのグライムカイザルに追い詰められ、突如システムダウンしたレイに向かって。しかしレイの反応はなく、何が起きているのかわからぬまま恐怖の絶叫を上げる中、レイズナーは蒼き流星と化す。 | ||
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』でもこの台詞が再現されている。 | :『[[新スーパーロボット大戦|新]]』でもこの台詞が再現されている。 | ||
− | ;( | + | ;(''もしこのまま現状に踏みとどまれば、レイズナーの秘密がわかるかもしれない…'')<br />「''…っ! 見届けてやる!!''」 |
:第18話。ゲイルとの決戦の後、しばらくレイズナーのコクピットに篭ったままのエイジはその際の戦闘データの一部――レイの応答がなくなった直後の部分の不自然な消失を突き止めていた。大群の[[スカルガンナー]]の急襲の中で思い立ったエイジは敢えて自ら窮地へと追い込む。レイの再三の脱出勧告をも無視し…そしてレイズナーは再び蒼き流星と化す。 | :第18話。ゲイルとの決戦の後、しばらくレイズナーのコクピットに篭ったままのエイジはその際の戦闘データの一部――レイの応答がなくなった直後の部分の不自然な消失を突き止めていた。大群の[[スカルガンナー]]の急襲の中で思い立ったエイジは敢えて自ら窮地へと追い込む。レイの再三の脱出勧告をも無視し…そしてレイズナーは再び蒼き流星と化す。 | ||
;「…僕は… 何もしていない!」 | ;「…僕は… 何もしていない!」 | ||
:上の直後、[[V-MAX]]を発動しスカルガンナーを次々と撃墜してゆくレイズナー。突然のショックで気絶していた前回とは違い、意識を確かに持ったままのエイジは操縦桿から手を離し、レイズナーが完全に自分のコントロール下にないことを確認。ついに、レイズナーに隠されたレイとは異なる意思の存在を突き止めるに至る。 | :上の直後、[[V-MAX]]を発動しスカルガンナーを次々と撃墜してゆくレイズナー。突然のショックで気絶していた前回とは違い、意識を確かに持ったままのエイジは操縦桿から手を離し、レイズナーが完全に自分のコントロール下にないことを確認。ついに、レイズナーに隠されたレイとは異なる意思の存在を突き止めるに至る。 | ||
− | ;「 | + | ;「''だから僕は手を触れるなと、あれだけ忠告したんだ!''」 |
:第20話より。無事に地球に到着できたと思ったのも束の間、米軍はエイジの身包みを剥いで隔離、実験動物のごとくその身体を調べ上げる。それだけならば耐える覚悟はあったエイジであったが、ブラックボックスの存在するレイズナーを解体分析する可能性に気づき、再三に警告。しかし他国に対するアドバンテージを得たいがために彼らはそれを無視し、その結果レイズナーの暴走を招く。その段となってレイズナーの阻止を頼みに来た長官達に対し、その独善的な行動から怒りを露わにした。 | :第20話より。無事に地球に到着できたと思ったのも束の間、米軍はエイジの身包みを剥いで隔離、実験動物のごとくその身体を調べ上げる。それだけならば耐える覚悟はあったエイジであったが、ブラックボックスの存在するレイズナーを解体分析する可能性に気づき、再三に警告。しかし他国に対するアドバンテージを得たいがために彼らはそれを無視し、その結果レイズナーの暴走を招く。その段となってレイズナーの阻止を頼みに来た長官達に対し、その独善的な行動から怒りを露わにした。 | ||
− | ;「地球に着いた途端に裸に剥かれた僕でも、お前の態度には我慢がならない! | + | ;「地球に着いた途端に裸に剥かれた僕でも、お前の態度には我慢がならない! ''このコックピットは、僕の世界だ! それなのに、お前は僕の意志の外に存在する… 呼びかけにも応じようとしない!'' 答えろ! …答えなければ撃つ! 撃つだけだ!」 |
:第21話より。[[レイズナー]]のブラックボックスに潜む[[フォロン]]。レイにどれだけ詰問しようともコンタクトを取ることができなかったため、痺れを切らしたエイジは拳銃をコンソールへと向かって構える。二発の銃弾が打ち込まれるや否や、三発目を撃たんとした瞬間フォロンは自らの存在を明かし、エイジの父ケン・アスカからグラドス創生の秘密を託されてきたことを打ち明ける。 | :第21話より。[[レイズナー]]のブラックボックスに潜む[[フォロン]]。レイにどれだけ詰問しようともコンタクトを取ることができなかったため、痺れを切らしたエイジは拳銃をコンソールへと向かって構える。二発の銃弾が打ち込まれるや否や、三発目を撃たんとした瞬間フォロンは自らの存在を明かし、エイジの父ケン・アスカからグラドス創生の秘密を託されてきたことを打ち明ける。 | ||
:かつて井上氏が演じていた『[[太陽の牙ダグラム]]』の主人公、[[クリン・カシム]]の「このダグラムは…僕の全てだ!」を髣髴とさせる台詞でもある(この時クリンはダグラムを渡すまいと火を放っていたため、無二の信頼を置いていた自分の機体を害する行為と言う点も共通している)。 | :かつて井上氏が演じていた『[[太陽の牙ダグラム]]』の主人公、[[クリン・カシム]]の「このダグラムは…僕の全てだ!」を髣髴とさせる台詞でもある(この時クリンはダグラムを渡すまいと火を放っていたため、無二の信頼を置いていた自分の機体を害する行為と言う点も共通している)。 | ||
− | ;「お前は勝手に、伝承の保護をするがいい! | + | ;「お前は勝手に、伝承の保護をするがいい! ''僕はもう、合理的に殺人をする機械に乗っているのは、まっぴらだ!''」 |
:第22話より。ゲイルを死に追いやったのも自己防衛のための合理的判断であり、自らが秘めるグラドス創生の伝承の保護が全てに優先するためと告げた[[フォロン]]に対して。この台詞と共に自らはレイズナーのコクピットを飛び出し… | :第22話より。ゲイルを死に追いやったのも自己防衛のための合理的判断であり、自らが秘めるグラドス創生の伝承の保護が全てに優先するためと告げた[[フォロン]]に対して。この台詞と共に自らはレイズナーのコクピットを飛び出し… | ||
− | ;「グラドスと、地球人との混血としての僕を認めるなら… | + | ;「グラドスと、地球人との混血としての僕を認めるなら… ''フォロン! お前は記憶回路の奥に引っ込んでいろ… 認めないなら僕を殺せ!!''」 |
:創生の秘密を護るためそれを知りながらレイズナーを離れようとするエイジにレーザードライフルを向けるフォロンに対し、グラドス人と地球人が同一人種である証拠の混血児である自分を殺すならばその証明は出来ないと啖呵を切った台詞。創生伝承の保護をすべき自らがグラドス創生の証明を抹消しかねない、という自己矛盾に陥らされたフォロンはついに根負けし、レイズナーの全機能の権限をレイに譲り眠りについた。 | :創生の秘密を護るためそれを知りながらレイズナーを離れようとするエイジにレーザードライフルを向けるフォロンに対し、グラドス人と地球人が同一人種である証拠の混血児である自分を殺すならばその証明は出来ないと啖呵を切った台詞。創生伝承の保護をすべき自らがグラドス創生の証明を抹消しかねない、という自己矛盾に陥らされたフォロンはついに根負けし、レイズナーの全機能の権限をレイに譲り眠りについた。 | ||
;「…よしわかった! レイ、V-MAX発動!」 | ;「…よしわかった! レイ、V-MAX発動!」 | ||
263行目: | 248行目: | ||
:第24話より。残っていた戦略ゲラン衛星によるオゾン層の完全な破壊を阻止すべくシャトルで出撃した仲間達と合流したエイジ。地球の危機に際して米ソ双方の軍人達が気の置けない会話を弾ませるのを聞いて、対立構造の中の地球人同士でも手を取り合えることを実感し、グラドス人達とも同じことが出来るはずだと思いを馳せた。しかし地球の危機を目前にし、気持ちを切り替えていく。 | :第24話より。残っていた戦略ゲラン衛星によるオゾン層の完全な破壊を阻止すべくシャトルで出撃した仲間達と合流したエイジ。地球の危機に際して米ソ双方の軍人達が気の置けない会話を弾ませるのを聞いて、対立構造の中の地球人同士でも手を取り合えることを実感し、グラドス人達とも同じことが出来るはずだと思いを馳せた。しかし地球の危機を目前にし、気持ちを切り替えていく。 | ||
;「“雛菊”……ありがとう」 | ;「“雛菊”……ありがとう」 | ||
− | :[[特攻]]直前の[[アンナ・ステファニー|アンナ]] | + | :[[特攻]]直前の[[アンナ・ステファニー|アンナ]]との通信で、彼女から手渡された花の名前を教えて貰って。 |
− | ;「行くぞ、レイ! | + | ;「行くぞ、レイ! ''地球を守る僕の戦いは、今始まるんだ!''」<br />「死にはしない…''このまま死んでたまるかぁっ!''」 |
:グラドスの大部隊に突撃していった際の台詞。この直後光が弾け、第1部は唐突に幕を閉じる。 | :グラドスの大部隊に突撃していった際の台詞。この直後光が弾け、第1部は唐突に幕を閉じる。 | ||
272行目: | 257行目: | ||
;「自信と…自惚れの区別がつかない男だ…あいつが来たからには、今以上にグラドスの支配力が強まる」 | ;「自信と…自惚れの区別がつかない男だ…あいつが来たからには、今以上にグラドスの支配力が強まる」 | ||
:第27話より。デビッドらに対して語った、ル・カインを評した台詞。 | :第27話より。デビッドらに対して語った、ル・カインを評した台詞。 | ||
− | ;「ル・カイン! 俺達も好き勝手にさせておくほど、お人よしではない! よく聞け! | + | ;「ル・カイン! 俺達も好き勝手にさせておくほど、お人よしではない! よく聞け!''俺は…地の底から蘇ってきた男だ!'' いいか! 俺はあんたと、グレスコ提督は必ずこの地球から叩き出してみせる!」 |
:同上。[[ル・カイン]]との初対面時、「血が濁った男の世迷言など聞く耳は持ち合わせてはおらん」と言い放った彼に対し、その決意を突きつけた台詞。「俺」という1人称をとっても、第1部とのキャラクター性の違いを表している台詞の一つと言える。 | :同上。[[ル・カイン]]との初対面時、「血が濁った男の世迷言など聞く耳は持ち合わせてはおらん」と言い放った彼に対し、その決意を突きつけた台詞。「俺」という1人称をとっても、第1部とのキャラクター性の違いを表している台詞の一つと言える。 | ||
:ニュアンス的には某世紀末救世主を連想させなくもない(ル・カインの人物像を考えると尚更である)。 | :ニュアンス的には某世紀末救世主を連想させなくもない(ル・カインの人物像を考えると尚更である)。 | ||
304行目: | 289行目: | ||
;「お前はゲームのやりすぎだ。少しは休むんだな」 | ;「お前はゲームのやりすぎだ。少しは休むんだな」 | ||
:『GC(XO)』での[[中断メッセージ]]における[[ゴステロ]]に対しての台詞。例の如く「脳が痛い」と呻いている[[ゴステロ]]への忠告。[[ゴステロ]]が本当にゲームのやりすぎで呻いているのかどうかは謎で、実際のところにっくきエイジがすぐ傍にいるので相変わらずエイジへの敵意が原因で呻いているのかもしれないので、その場合はこのエイジの忠告も勘違いでしかないのだが…。なんにせよ、この二人の本編では見られない、シュールでどこか微笑ましくすら思える遣り取りである。 | :『GC(XO)』での[[中断メッセージ]]における[[ゴステロ]]に対しての台詞。例の如く「脳が痛い」と呻いている[[ゴステロ]]への忠告。[[ゴステロ]]が本当にゲームのやりすぎで呻いているのかどうかは謎で、実際のところにっくきエイジがすぐ傍にいるので相変わらずエイジへの敵意が原因で呻いているのかもしれないので、その場合はこのエイジの忠告も勘違いでしかないのだが…。なんにせよ、この二人の本編では見られない、シュールでどこか微笑ましくすら思える遣り取りである。 | ||
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
;[[レイズナー]] | ;[[レイズナー]] | ||
:本編での愛機。 | :本編での愛機。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[強化型レイズナー]] |
:第37話でザカールによってレイズナーが破壊された後、地球側の手によって修復されたレイズナーで、以前よりも性能が上がっている。 | :第37話でザカールによってレイズナーが破壊された後、地球側の手によって修復されたレイズナーで、以前よりも性能が上がっている。 | ||
;[[レイズナーMk-II]] | ;[[レイズナーMk-II]] | ||
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=== SRWでの搭乗機体 === | === SRWでの搭乗機体 === | ||
− | ;[[スコープドッグ (エイジ機)]] | + | ;[[スコープドッグ (エイジ機)|スコープドッグ]] |
:『[[DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第5弾」にて搭乗。レイズナーの速射型レーザードライフルとバックパックを装備している。 | :『[[DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第5弾」にて搭乗。レイズナーの速射型レーザードライフルとバックパックを装備している。 | ||