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− | {{登場メカ概要
| + | == MAX-03 アッザム(Adzam) == |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Adzam]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/mecha/mecha01.html#b02 MS]、機動戦士ガンダム公式Web、2022年1月22日閲覧。</ref>
| + | *登場作品:[[機動戦士ガンダム]] |
− | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
| + | *分類:試作型[[モビルアーマー]] |
− | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}} | + | *形式番号:MAX-03 |
− | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
| + | *全高:25.2m |
− | | SRWでの分類 = [[機体]]
| + | *本体重量:860.5t |
− | }}
| + | *全備重量:1420.0t |
| + | *動力:熱核融合炉 |
| + | *装甲材質:超硬スチール合金 |
| + | *開発:[[ジオン公国軍]] |
| + | *所属:[[ジオン公国軍]] |
| + | *主なパイロット:[[マ・クベ]]、[[キシリア・ザビ]] |
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− | {{登場メカ概要
| + | [[ジオン公国軍]]が開発した試作型[[モビルアーマー]]。[[宇宙世紀]]史上初の[[モビルアーマー]]でもある。[[月|月面]]に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基と[[ミノフスキークラフト]]を搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。 |
− | | タイトル = スペック
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− | | 分類 = [[分類::モビルアーマー]]
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− | | 生産形態 = 試作機
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− | | 型式番号 = [[型式番号::MAX-03]]
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− | | 全高 = 25 m
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− | | 全幅 = 55.9 m
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− | | 本体重量 = 300 t
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− | | 動力 = [[動力::熱核融合炉]]
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− | | 出力 = 620,000 kW
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− | | 装甲材質 = [[装甲材質::超硬スチール合金]]
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− | | 開発 = [[ジオン公国軍]]
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− | | 所属 = {{所属 (メカ)|ジオン公国軍}}
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− | | 乗員人数 = 1~2名
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− | | 主なパイロット = [[パイロット::マ・クベ]]<br />[[パイロット::キシリア・ザビ]] | |
− | }}
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− | '''アッザム'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ]]。
| + | 劇中では、[[マ・クベ]]と[[キシリア・ザビ]]が搭乗して[[ホワイトベース]]から脱走した[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦したが、損傷して撤退している(漫画版では撃墜された)。 |
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− | == 概要 ==
| + | TV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。 |
− | [[ジオン公国軍]]が開発した試作型[[モビルアーマー]]。[[宇宙世紀]]史上初のモビルアーマーでもある。
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− | [[月|月面]]に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基と[[ミノフスキークラフト]]を搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。
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− | 劇中では、[[マ・クベ]]と[[キシリア・ザビ]]が搭乗して[[ホワイトベース]]から脱走した[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
− | ;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}} | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[MAP兵器]]「アッザムリーダー」を使う。アッザムリーダーを喰らうと経験値と資金が加算されるバグがある。
| + | :[[ディバイン・クルセイダーズ]]の戦力として登場。[[マップ兵器]]・アッザムリーダーを使う。 |
− | :;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
| + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | ::マップ「グレートマジンガー奪回」に、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]配下の敵増援としても登場するようになった。
| + | :そこそこHPはあるものの、そこまで苦戦するレベルではない。火力もあまりあるわけではないが、一応アッザムリーダーには注意したい。 |
− | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
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− | :『第4次』同様、DCの戦力として中盤のみ登場。出番は少ない。そこそこ高い[[HP]]とMAP兵器アッザムリーダーを持つが、[[運動性]]も火力も大した事無いので恐れるに足らない。しぶとい割に[[資金]]も大して多くない。 | |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
− | === 武装・[[必殺武器]] === | + | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;2連装メガ粒子砲 | | ;2連装メガ粒子砲 |
| :本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。 | | :本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。 |
| ;アッザム・リーダー | | ;アッザム・リーダー |
− | :底部に格納されている兵器。まず、「リーダー」と呼ばれる粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。発生装置はプロペラが付いた自立飛行型の小型ユニットとなっており、敵機の頭上に接近すると無数のワイヤーを展開してドーム状の即席檻を形成、電磁波はこのワイヤーから発せられる。後にこの兵器の改良型が[[ヴァル・ヴァロ]]に装備される事となった。 | + | :底部に格納されている兵器。まず、粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。後にこの兵器の改良型が[[ヴァル・ヴァロ]]に装備される事となった。 |
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| + | === [[特殊能力]] === |
| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
| ;[[空]] | | ;[[空]] |
| :[[飛行]]可能。 | | :[[飛行]]可能。 |
− | | + | <!-- == 機体BGM == --> |
− | === [[サイズ]] ===
| + | <!-- :「曲名」:採用作品や解説など --> |
− | ;L
| + | <!-- == 対決・名場面など == --> |
− | : | + | <!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 --> |
− | | |
− | == 対決・名場面 == | |
− | ;灼熱のアッザム・リーダー(対[[ガンダム]])
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− | :TV版第18話にて[[地球連邦軍]]の最新型[[モビルスーツ]]・ガンダムと交戦する。
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− | :はじめ[[マ・クベ]]はアッザムの兵器「アッザム・リーダー」で敵パイロットの[[アムロ・レイ|アムロ]]を苦しめているが、機体の全エネルギーを放出してパイロット・機体および敵の油断を誘うというガンダムの[[人工知能]]の奇策にひっかかったマ・クベは思わず攻撃の手を緩めてしまう。
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− | :その後、反撃の機会を狙っていたガンダムによって「アッザム・リーダー」を切断され、機体にダメージを負ったアッザムは撤退するのであった。
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | ;[[GUNDAM:ルナタンク|ルナタンク]](SRW未登場)
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− | :原型となった宇宙用の移動砲台。
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| ;[[ヴァル・ヴァロ]] | | ;[[ヴァル・ヴァロ]] |
− | :[[一年戦争]]末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。 | + | : |
− | ;[[GUNDAM:RFアッザム|RFアッザム]](SRW未登場) | + | ;RFアッザム |
− | :『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している。 | + | :『[[機動戦士ガンダム F90]]』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している他、ビーム撹乱膜を搭載する事で敵の[[ビーム兵器]]を弾く事ができる。また[[宇宙]]でも運用可能。SRW未登場。 |
− | ;アッザム・改修型(リペア)
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− | :漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。アッザムに[[アプサラス]]のパーツを組み込み、更には機体管制として[[旧ザク|ザクI]]の上半身が取りつけられている。SRW未登場。
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア・アズナブル|シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
| + | 初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。 |
− | *胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『[[SDガンダム外伝]]』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
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− | *アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。'''「[[ガンダムシリーズ]]における記念すべきモビルアーマー第1号」'''と言える機体なのに、やや不遇である。
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− | **一方で、もしTV版が[[打ち切り]]にならず全50話で作られていた場合、連邦軍の[[月|月面]]攻撃に対し防衛用に'''宇宙用のアッザム'''が出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
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− | *アッザムは「モビルアーマーの'''原型になった機体'''」で、正式なモビルアーマー第1号は「グラブロ」である……とする資料もある。実際アッザムが開発された段階ではまだジオン軍内にもモビルアーマーという概念が存在していなかったはずなので、より正確に記すならアッザムはモビルアーマー第1号ではなく'''第0号'''と呼ぶべきなのかも知れない。
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− | *漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)においては[[ランバ・ラル]]編で登場しなかったため、[[ジャブロー]]侵攻作戦の際に登場。ガルシア・ロメオ少将が搭乗し、[[ガウ]]から降下してジャブロー内部に侵入するも、[[レビル]]により工事区画に誘い込まれ落盤に巻き込まれて大破した。
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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− | == 脚注 ==
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− | <references />
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− | == 資料リンク ==
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− | *[[GUNDAM:アッザム]]
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| {{ガンダムシリーズ}} | | {{ガンダムシリーズ}} |
− | {{DEFAULTSORT:あつさむ}}
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| [[category:登場メカあ行]] | | [[category:登場メカあ行]] |
| [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | | [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] |
| + | {{DEFAULTSORT:あつさむ}} |