「マーサ・ビスト・カーバイン」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::Martha Vist Carbine]] | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダムUC]] | |
− | * | + | *[[声優]]:塩田朋子 |
− | * | + | *種族:地球人 |
− | + | *性別:女性 | |
− | + | *[[年齢]]:55歳 | |
− | + | *役職・称号など:[[アナハイム・エレクトロニクス]]社長夫人、[[ビスト財団]]当主代行 | |
− | + | *キャラクターデザイン:安彦良和、高橋久美子 | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | [[サイアム・ビスト]]の孫の一人で、[[カーディアス・ビスト]]の妹。[[アルベルト・ビスト]]と[[バナージ・リンクス]]の叔母にあたる。 | |
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− | + | [[アナハイム・エレクトロニクス]]の創業者一族であるカーバイン家に嫁いだ。 | |
− | + | 妖艶な美貌と政治的な才覚を持ち、利用できるものはなんでも利用する。特に政治的手腕においてはカーディアスをも凌ぐ。 | |
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− | + | サイアムに父を謀殺されたことにショックを受け、「男社会」に対して激しい憎悪を持っている。[[オードリー・バーン]]に対し「自分達『女』が主導する世界に社会を変革しよう」と語るも、オードリーからは「あなたの気質は'''男そのもの'''」と拒絶された。なお、ドイツの哲学者ニーチェの格言に「怪物と闘う者は自らも怪物にならないように気を付けなければならない」というものが有るが、「男社会」を憎むあまりに気質までもが(憎むべき)男そのものになってしまったマーサに対しても充分当てはまるものだと言えよう。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:初登場作品。[[クロノ]]保守派の一員として「箱」の開放阻止に動いている。 | :初登場作品。[[クロノ]]保守派の一員として「箱」の開放阻止に動いている。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:引き続き登場。『時獄篇』と同様にクロノ保守派として暗躍しているが、原作の様な政治手腕の発揮されるシーンがほぼ無く、ほとんど'''「[[新地球皇国]]および[[サイデリアル]]に対して真っ先に[[地球]]を売った[[裏切りイベント|裏切り者]]」'''と言うべき小物臭い部分が目立つ。 | :引き続き登場。『時獄篇』と同様にクロノ保守派として暗躍しているが、原作の様な政治手腕の発揮されるシーンがほぼ無く、ほとんど'''「[[新地球皇国]]および[[サイデリアル]]に対して真っ先に[[地球]]を売った[[裏切りイベント|裏切り者]]」'''と言うべき小物臭い部分が目立つ。 | ||
:その末路もクロノの教義が明らかになったことの重要さを理解できずに己の保身に執着したことでアルベルトに見捨てられ、クロノのキングこと[[カルロス・アクシオン|アクシオン]]に「クロノがもう長くない。その先の時代を作るのは老人ではない」と言うことを聞かされて崩れ落ちるという無様なものであった。 | :その末路もクロノの教義が明らかになったことの重要さを理解できずに己の保身に執着したことでアルベルトに見捨てられ、クロノのキングこと[[カルロス・アクシオン|アクシオン]]に「クロノがもう長くない。その先の時代を作るのは老人ではない」と言うことを聞かされて崩れ落ちるという無様なものであった。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:今作では「箱」の開示を阻止すべく、連邦軍はおろか[[GAIL]]などにも干渉しており、原作よりも暗躍の度合いが増加している。[[オウストラル島]]への[[核ミサイル|核攻撃]]を指示し、更に[[アローン・シモンズ]]の様な裏切り者と結託する等、クロスオーバーにより他作品で発生した事件の犯人の協力者或いは黒幕の立場を担う事も多く、『第3次Z』よりも存在感が大きくなっている上、政治的取引や自らが干渉しておいて結局は対岸の火事として処理する様はOVA版よりも[[小説|原作小説版]]に近い悪どさをみせる。 | :今作では「箱」の開示を阻止すべく、連邦軍はおろか[[GAIL]]などにも干渉しており、原作よりも暗躍の度合いが増加している。[[オウストラル島]]への[[核ミサイル|核攻撃]]を指示し、更に[[アローン・シモンズ]]の様な裏切り者と結託する等、クロスオーバーにより他作品で発生した事件の犯人の協力者或いは黒幕の立場を担う事も多く、『第3次Z』よりも存在感が大きくなっている上、政治的取引や自らが干渉しておいて結局は対岸の火事として処理する様はOVA版よりも[[小説|原作小説版]]に近い悪どさをみせる。 | ||
:その暗躍ぶりは『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[ハザード・パシャ]]率いる[[人類軍]]を想起させるが、彼らと違いマーサは政治的手腕も巧みなためなかなか尻尾を掴ませず、連邦軍の改革派にとっては「獅子身中の虫」であり、敵対する[[フリット・アスノ]]を始め様々な他作品のキャラ達から'''「女狐」'''と呼ばれて嫌悪されており、敵対怪物・[[異星人]]以上に憎い地球人である。 | :その暗躍ぶりは『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[ハザード・パシャ]]率いる[[人類軍]]を想起させるが、彼らと違いマーサは政治的手腕も巧みなためなかなか尻尾を掴ませず、連邦軍の改革派にとっては「獅子身中の虫」であり、敵対する[[フリット・アスノ]]を始め様々な他作品のキャラ達から'''「女狐」'''と呼ばれて嫌悪されており、敵対怪物・[[異星人]]以上に憎い地球人である。 | ||
:最後はアルベルトがこれまでの悪行をビシディアンにリークし、その情報を手にしたアルグレアスに追い落とされるが、OVA版の様に不遜な態度を取ることも、『第3次Z天獄篇』の様に惨めに崩れ落ちることもなく、潔くブライトに連行されていった。 | :最後はアルベルトがこれまでの悪行をビシディアンにリークし、その情報を手にしたアルグレアスに追い落とされるが、OVA版の様に不遜な態度を取ることも、『第3次Z天獄篇』の様に惨めに崩れ落ちることもなく、潔くブライトに連行されていった。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[アルベルト・ビスト]] | ;[[アルベルト・ビスト]] | ||
:甥。マーサの命を受け行動しており、彼女からは表裏両方の仕事を任されている事からそれなりに信頼されている(原作小説ではマーサとアルベルトは肉体関係がある設定で、それが両者の繋がりの根本となっていた)。 | :甥。マーサの命を受け行動しており、彼女からは表裏両方の仕事を任されている事からそれなりに信頼されている(原作小説ではマーサとアルベルトは肉体関係がある設定で、それが両者の繋がりの根本となっていた)。 | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では自己保身のためにしか動かないマーサに見切りをつけて[[Z-BLUE]]の支援に回り、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では自己保身のためにしか動かないマーサに見切りをつけて[[Z-BLUE]]の支援に回り、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではマーサの悪事を告発した。 |
;[[バナージ・リンクス]] | ;[[バナージ・リンクス]] | ||
:もう一人の甥。「箱」解放を防ぐため、バナージと彼の乗る[[ユニコーンガンダム]]を確保しようと暗躍する。 | :もう一人の甥。「箱」解放を防ぐため、バナージと彼の乗る[[ユニコーンガンダム]]を確保しようと暗躍する。 | ||
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:彼女に共闘を持ちかけるも拒絶された。 | :彼女に共闘を持ちかけるも拒絶された。 | ||
;[[ローナン・マーセナス]] | ;[[ローナン・マーセナス]] | ||
− | : | + | :ダカールの惨劇の黒幕に仕立てるというマーサの恫喝に屈し、オードリーの引き渡しに応じてしまう。 |
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;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
− | : | + | :OVA版第7巻にて、彼に数々の不正の証拠を掴まれ逮捕された。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;[[フリット・アスノ]] | ;[[フリット・アスノ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では政敵。己の私利私欲の為に連邦軍を私物化し利用するマーサを'''「女狐」'''と呼んで忌み嫌っている。さらにマーサは戦力増強の為、AGEシステムと[[ガンダムAGE-3]]の奪取も企てていた。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では政敵。己の私利私欲の為に連邦軍を私物化し利用するマーサを'''「女狐」'''と呼んで忌み嫌っている。さらにマーサは戦力増強の為、AGEシステムと[[ガンダムAGE-3]]の奪取も企てていた。 | ||
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;[[ミスマル・コウイチロウ]]、[[カティ・マネキン]] | ;[[ミスマル・コウイチロウ]]、[[カティ・マネキン]] | ||
:『BX』ではフリットと同じ改革派であるため対立。 | :『BX』ではフリットと同じ改革派であるため対立。 | ||
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;[[カルロス・アクシオン]] | ;[[カルロス・アクシオン]] | ||
− | : | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にて[[クロノ]]の教義が明らかになった際に、「クロノはもう長くない。その先の時代を作るのは老人ではない」ということを聞かされる。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:episode5にて、マリーダの再調整についてオードリーに詰問された際に。 | :episode5にて、マリーダの再調整についてオードリーに詰問された際に。 | ||
− | == | + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
;「[[超時空要塞マクロス #用語|ゼントラーディとの間に起こった星間戦争]]の事を忘れたわけではないでしょ?」<BR/>「あの島は異星人の巣窟だった。それらが人類に対して牙を剥いたのなら、火種が炎となる前に消すのは当たり前よ」 | ;「[[超時空要塞マクロス #用語|ゼントラーディとの間に起こった星間戦争]]の事を忘れたわけではないでしょ?」<BR/>「あの島は異星人の巣窟だった。それらが人類に対して牙を剥いたのなら、火種が炎となる前に消すのは当たり前よ」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第36話「光る島」より。[[オウストラル島]]への[[核ミサイル|核攻撃]]を指示した後の台詞。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第36話「光る島」より。[[オウストラル島]]への[[核ミサイル|核攻撃]]を指示した後の台詞。 | ||
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*マーサ・ビスト・カーバインは「[[アナハイム・エレクトロニクス]]社長夫人」という設定故に、「(『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場する)メラニー・ヒュー・カーバインの妻」であると解釈される事もあるが、これは誤りである。 | *マーサ・ビスト・カーバインは「[[アナハイム・エレクトロニクス]]社長夫人」という設定故に、「(『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場する)メラニー・ヒュー・カーバインの妻」であると解釈される事もあるが、これは誤りである。 | ||
**そもそも、メラニーはアナハイム・エレクトロニクスの「会長」であって、[[社長]]ではない。したがって、マーサの配偶者は「カーバイン姓の男性(ただし、名は不明)」という事になる。 | **そもそも、メラニーはアナハイム・エレクトロニクスの「会長」であって、[[社長]]ではない。したがって、マーサの配偶者は「カーバイン姓の男性(ただし、名は不明)」という事になる。 | ||
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[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]] | [[Category:ガンダムシリーズの登場人物]] | ||
[[Category:機動戦士ガンダムUC]] | [[Category:機動戦士ガンダムUC]] | ||
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