「マリナ・イスマイール」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Marina Ismail]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Marina Ismail]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}} | ||
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}} | *{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}} | ||
− | | 声優 = {{声優|恒松あゆみ | + | | 声優 = {{声優|恒松あゆみ}} |
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| 種族 = [[種族::地球人]] | | 種族 = [[種族::地球人]] | ||
| 性別 = [[性別::女]] | | 性別 = [[性別::女]] | ||
| 年齢 = [[年齢::24]]歳(1st) → [[年齢::29]]歳(2nd) → [[年齢::31]]歳(劇場版) → [[年齢::81]]歳(劇場版エピローグ) | | 年齢 = [[年齢::24]]歳(1st) → [[年齢::29]]歳(2nd) → [[年齢::31]]歳(劇場版) → [[年齢::81]]歳(劇場版エピローグ) | ||
− | | 出身 = | + | | 出身 = 中東・アザディスタン出身 |
| 身長 = [[身長::162 cm]] | | 身長 = [[身長::162 cm]] | ||
| 体重 = [[体重::48 kg]] | | 体重 = [[体重::48 kg]] | ||
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| 所属 = {{所属 (人物)|アザディスタン王国}} | | 所属 = {{所属 (人物)|アザディスタン王国}} | ||
| 称号 = [[称号::第一皇女]] | | 称号 = [[称号::第一皇女]] | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|高河ゆん}}(原案) | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ヒロイン]]格。 | |
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+ | 中東の新興国アザディスタン王国の第一皇女。化石燃料の輸出規制と枯渇による、[[食べ物・料理|食糧難]]等で困窮する祖国を救うために、援助を求め世界各国を飛び回っている。また、[[太陽光エネルギー|宇宙太陽光発電システム]]の設置運動に参加し、経済を立て直そうとしている改革派の旗頭だが、そのため[[宗教]]と戒律を重視し外国からの介入を嫌う保守派からは命を狙われている。 | ||
王家の血筋を引くものの一般人として生活してきたが、クルジスとの内戦終結後にアザディスタン王国議会が形式的な王政復古を決めたため、皇女として担ぎ出された。そのため議会や軍等の上層には軽視したり反発する者が多いが、市民受けは悪くない。 | 王家の血筋を引くものの一般人として生活してきたが、クルジスとの内戦終結後にアザディスタン王国議会が形式的な王政復古を決めたため、皇女として担ぎ出された。そのため議会や軍等の上層には軽視したり反発する者が多いが、市民受けは悪くない。 | ||
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1stにおいて外交の旅の途中、スコットランドで刹那と出会う。以降も刹那との関わりが続く事となり、劇場版ラストでは50年の時を経て[[地球]]へと帰還した彼を迎える事となった。 | 1stにおいて外交の旅の途中、スコットランドで刹那と出会う。以降も刹那との関わりが続く事となり、劇場版ラストでは50年の時を経て[[地球]]へと帰還した彼を迎える事となった。 | ||
− | また、その際の刹那は[[ELS]] | + | また、その際の刹那は[[ELS]]と同化しているのだが、マリナは老化によって視力が弱っていたので、その姿に驚くことはなかった。 |
+ | |||
+ | == 登場作品 == | ||
+ | いずれの作品も[[NPC]]としての登場。なお、担当声優の恒松あゆみ氏が[[貂蝉キュベレイ|別の]][[ラケージ|役]]で出演したSRWであっても、[[中断メッセージ]]への登場は未だに果たしていない。 | ||
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]( | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) |
− | : | + | :初登場作品。他作品キャラ(主にNPC)との絡みやストーリー面での出番は原作に比べてそこそこ多いので、存在感は薄くない。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]( | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]])/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]) |
− | : | + | :引き続き、NPCとして登場。『天獄篇』EDでは外宇宙へと旅立つ刹那を見送った。 |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | |
− | ; | + | :劇場版設定で登場。 |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | ; | + | :劇場版設定で登場。 |
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− | :劇場版設定で登場。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
:サポートキャラとして登場。 | :サポートキャラとして登場。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | + | :劇場版設定で登場。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と共に[[エンブリヲ]]に囚われ、終盤で救出される。このため、最終決戦に同行する。 | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[刹那・F・セイエイ]] | ;[[刹那・F・セイエイ]] | ||
:マリナは刹那の「運命の人」。彼と初めて出会った際に[[ガンダムマイスター]]である事を明かされ大きな衝撃を受けた。その後も真逆の道を行くが、互いに良き理解者となっていく。本編中では互いの信念を認めながらも分かり合えずにいたが、劇場版では50年の時を経て、ようやく分かり合う事が出来た。 | :マリナは刹那の「運命の人」。彼と初めて出会った際に[[ガンダムマイスター]]である事を明かされ大きな衝撃を受けた。その後も真逆の道を行くが、互いに良き理解者となっていく。本編中では互いの信念を認めながらも分かり合えずにいたが、劇場版では50年の時を経て、ようやく分かり合う事が出来た。 | ||
− | : | + | :マリナの声は刹那の母親に酷似している事から(演じているのはどちらも恒松あゆみ氏)、刹那はマリナに母の面影を見出しており、平和や安寧の象徴のように見ていたらしい。 |
− | :なお、マリナは刹那の「両親を殺した過去」を知っているほぼ唯一の人物でもある<ref>([[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]] | + | :なお、マリナは刹那の「両親を殺した過去」を知っているほぼ唯一の人物でもある<ref>([[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]によって洗脳された)刹那が両親を殺している事自体がアニメでは示唆するだけの形になっていたので作中ではぼかされていたが、ノベライズ版では2ndシーズン第15話におけるマリナと刹那が自分のそれまでの境遇を話した時に刹那から明かされている。</ref>。 |
− | ; | + | ;マスード・ラフマディ |
− | :[[アザディスタン王国]]の[[宗教]] | + | :[[アザディスタン王国]]の[[宗教]]指導者にして国内における保守派のリーダー。以前からのマリナの理解者でもあり、保守派の暴発を抑える役割を買って出ている。 |
− | + | :1stシーズンのみの登場で、2ndシーズンでは既に故人と化している。SRW未登場。 | |
− | : | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
=== ガンダムシリーズ === | === ガンダムシリーズ === | ||
;[[リリーナ・ドーリアン]] | ;[[リリーナ・ドーリアン]] | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤、アザディスタン郊外の「秘密の場所」にて彼女と知り合うも、折り悪く[[WLF]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤、アザディスタン郊外の「秘密の場所」にて彼女と知り合うも、折り悪く[[WLF]]のテロリストによって共に拉致されてしまう。終盤では国家の枠組みが取り払われつつある状況下、彼女へ国連大使との会談に同席する事を頼む。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも共に平和を望む同志であり、関わる場面は多い。 |
− | |||
:リリーナとは「主人公以外のガンダムの[[パイロット]](ガンダムマイスター)と関わる機会が殆ど無い」という共通点もある。 | :リリーナとは「主人公以外のガンダムの[[パイロット]](ガンダムマイスター)と関わる機会が殆ど無い」という共通点もある。 | ||
;[[ディアナ・ソレル]] | ;[[ディアナ・ソレル]] | ||
− | : | + | :『第2次Z破界篇』の終盤で、新たな国連の特別大使に就任した彼女との会談を行なう。ディアナとの出会いが、指導者としての生き方に影響を受けた事が『第2次Z再世篇』では語られている。 |
− | |||
;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
:『第2次Z再世篇』では彼女から「平和の歌」を託される事に。『UX』でも友好関係。 | :『第2次Z再世篇』では彼女から「平和の歌」を託される事に。『UX』でも友好関係。 | ||
;[[シン・アスカ]] | ;[[シン・アスカ]] | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、復興したアザディスタンで育った花を刹那に送るように頼んだ。 |
;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では友好関係。 |
;[[貂蝉キュベレイ]] | ;[[貂蝉キュベレイ]] | ||
:同じく恒松氏が演じるキャラ。『UX』では直接絡む場面は無いが、彼女がマリナを意識した台詞を言う場面も。 | :同じく恒松氏が演じるキャラ。『UX』では直接絡む場面は無いが、彼女がマリナを意識した台詞を言う場面も。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で彼女が投獄された際には、世論を動かすために世界中で公演してまわった。 | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で彼女が投獄された際には、世論を動かすために世界中で公演してまわった。 | ||
;[[ティンプ・シャローン]]、[[ジェイソン・ベック]]、[[カン・ユー]] | ;[[ティンプ・シャローン]]、[[ジェイソン・ベック]]、[[カン・ユー]] | ||
− | : | + | :『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルート終盤、難民キャンプにて偶然訪れた彼らに復興の手伝いを頼む。どうしようもない小悪党三人組な彼らだが、マリナの平和を願う想いは彼ら三人にも確かに伝わった様子。 |
;[[覇道瑠璃]] | ;[[覇道瑠璃]] | ||
:『UX』では友好関係。 | :『UX』では友好関係。 | ||
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;[[ハザード・パシャ]] | ;[[ハザード・パシャ]] | ||
:『UX』では政敵。マリナの存在を疎ましく思い、第一部序盤にテロリストを利用してマリナの[[暗殺]]を企てるも、刹那達によって阻止される。 | :『UX』では政敵。マリナの存在を疎ましく思い、第一部序盤にテロリストを利用してマリナの[[暗殺]]を企てるも、刹那達によって阻止される。 | ||
− | : | + | :その後も、捕縛された暗殺実行犯のテロリストを謀殺して「マリナ暗殺を企てたのはUXである」というテロリストの「遺言」をでっち上げて、マリナ暗殺計画をもダシにしてUXを陥れるが、マリナも彼の陰謀に対して毅然と抵抗する。 |
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=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
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=== 1st === | === 1st === | ||
;「だからね…もう、戦わなくてもいいのよ」<br />「いいのよ、ソラン…」 | ;「だからね…もう、戦わなくてもいいのよ」<br />「いいのよ、ソラン…」 | ||
− | : | + | :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[夢]]の中で出てきた時の台詞。『[[機動戦士ガンダム00|00]]』のシリーズ通して、マリナが刹那を本名である「ソラン」と言ったのはこの夢の中のみ。 |
:[[小説|ノベライズ版]]では刹那は母親と声が酷似しているマリナに名前を呼ばれる事を想像して安らぎを覚える場面があるので、ここでマリナが「ソラン」と呼んだのは刹那が無意識の内に望んでいた事であろう。 | :[[小説|ノベライズ版]]では刹那は母親と声が酷似しているマリナに名前を呼ばれる事を想像して安らぎを覚える場面があるので、ここでマリナが「ソラン」と呼んだのは刹那が無意識の内に望んでいた事であろう。 | ||
=== 2nd === | === 2nd === | ||
;「あなたが…泣かないからよ」 | ;「あなたが…泣かないからよ」 | ||
− | : | + | : |
;マリナ「違います」<br/>刹那「違う」 | ;マリナ「違います」<br/>刹那「違う」 | ||
− | : | + | :[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]に「お二人は恋人同士なのですか?」と聞かれて。即座に否定するも、同時に息の合った返答をしているため、視聴者間では「恋人じゃなくもはや夫婦」などとネタにされた。 |
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;「無理をしていたのかしら…でも、あなたも同じように見えるわ……無理をして、戦っている」 | ;「無理をしていたのかしら…でも、あなたも同じように見えるわ……無理をして、戦っている」 | ||
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;「だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください」<br />「刹那、あなたに幸せが訪れる事を、私は祈っています…」 | ;「だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください」<br />「刹那、あなたに幸せが訪れる事を、私は祈っています…」 | ||
− | : | + | :マリナが手紙の中で刹那に綴った願い。ちなみに'''書いただけで刹那には送っていない'''ので、その後も刹那が戦い続けているのは、別にマリナの手紙をスルーしたわけではない。 |
− | + | <!-- === 劇場版 === --> | |
− | === 劇場版 === | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== Zシリーズ === | === Zシリーズ === | ||
− | ;「そのような絵空事を…! | + | ;「そのような絵空事を…! 戦いによる変革で、どれだけの生命が失われると思っているのです!?」 |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で、アザディスタンを活動拠点として、世界に変革を促すと息巻く[[WLF]]の[[テロリスト]]に対してぶつけた非難。 |
− | ; | + | ;「完全平和主義を謳ったサンクキングダム…その存在は、今日の世界では叶わない夢なのかも知れません…」 |
− | : | + | :『第2次Z破界篇』にて「[[サンクキングダム]]の掲げる『完全平和主義』を手本に平和的解決の道を模索し続けてきたものの、理想論に過ぎなかったのでは?」との心情を[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]へと吐露する。精神的に追い詰められた感のあるマリナだったが…。 |
− | ; | + | ;「…仰る通りかも知れません。私の言っている事は、きっと幼稚な理想論なのでしょう」<br />「ですが、私は皇女として自分の信じるやり方で、この国のこれからに尽くすつもりです」 |
− | : | + | :[[リモネシア共和国]]からの支援を断った事で、激怒する[[シオニー・レジス|シオニー]]から「政治を分かっていない」と非難され、それを肯定した上で自身の決意を述べる。 |
− | ; | + | ;「もし、本当に助けが必要になった時には、私の方から頭を下げさせて頂きます。それこそ何度でも」<br />「それしか出来る事がありませんから」 |
− | : | + | :激昂のあまり「支援の話は二度と無い」と恫喝するシオニーへの返答。「貴女にはプライドが無いのですか…!?」と捲くし立てる彼女に圧される事無く、毅然とした口調で言い切った。 |
− | ; | + | ;(刹那・F・セイエイ…私は戦えるのかしら…自分の道を進む貴方のように…) |
:シオニー達が退席した後、自身の偽らざる心情を告げたモノローグ。刹那との邂逅を経て一つの答えを導き出したものの、依然としてマリナの苦悩は続く事に…。 | :シオニー達が退席した後、自身の偽らざる心情を告げたモノローグ。刹那との邂逅を経て一つの答えを導き出したものの、依然としてマリナの苦悩は続く事に…。 | ||
− | ; | + | ;「行政特区日本のことを語っている時のあの方の目は本当に輝いていた」<br />「今でもあの方があのような事件を引き起こした事が信じられない…」 |
− | : | + | :[[行政特区日本]]の日本人虐殺事件で世界の混乱が加速した事実を[[シーリン・バフティヤール|シーリン]]に指摘され、「虐殺事件について事前に[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]から聞かされていなかったか?」と問われた際の返答。この時のマリナは悲しみに沈んでいた。 |
:実際、虐殺命令はユフィの意志ではなく[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の(暴走した)[[ギアス]]に操られたためであり、マリナの疑念は正しい。無論、マリナはそれを知る由も無いが…(なお、[[続編]]『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、上記の真相知る事ができたか否かは不明)。 | :実際、虐殺命令はユフィの意志ではなく[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の(暴走した)[[ギアス]]に操られたためであり、マリナの疑念は正しい。無論、マリナはそれを知る由も無いが…(なお、[[続編]]『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、上記の真相知る事ができたか否かは不明)。 | ||
− | ; | + | ;「インぺリウム…。皮肉にも、戦いを広げる存在によって世界が一つになっていくのね…」 |
− | : | + | :『第2次Z破界篇』中盤にて、[[新帝国インペリウム]]が誕生したことで三大国家が正式に軍事同盟を結んだ事を報道で知った時の台詞。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
205行目: | 148行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第22話にて[[衛星兵器]]を破壊したのもつかの間、加藤機関によって全世界に[[核ミサイル]]が発射されてしまう。 | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第22話にて[[衛星兵器]]を破壊したのもつかの間、加藤機関によって全世界に[[核ミサイル]]が発射されてしまう。 | ||
:「もう自分達には[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]に出来る事はないのか」と嘆く[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に、「まだ自分達にも出来る事がある」と一人の女性が議会に、全世界の人間に告げた…。 | :「もう自分達には[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]に出来る事はないのか」と嘆く[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に、「まだ自分達にも出来る事がある」と一人の女性が議会に、全世界の人間に告げた…。 | ||
− | ; | + | ;「皆さん…いま宇宙で戦っている方々は、これまで世界の敵と非難された人たちです。しかし、真実は違いました。彼らはいつも、世界のために戦っていたのです。 そう…今この瞬間も!」<br/>「かつて、世界中から憎まれながらも、戦い続けた人たちがいました。しかし彼らもまた、人と人が分かり合える道を求めていただけだったのです。私たちと、同じように…!」<br/>「たとえ道は違っても、平和を求める気持ちは、誰もが同じです。どうか皆さん、祈ってください。今も命をかけて戦っている、彼らのために…!そしていつか、本当の平和が訪れるように…!」 |
− | : | + | :同上話より。[[ハザード・パシャ|ハザード]]の策略により、世界の敵と仕立て上げたUXが世界のために命がけに戦ったことを皆に知らしめた。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏による初期ラフ稿におけるマリナ・イスマイールのデザインには'''「絶世の美女」'''というオーダーを反映して、「ウェーブがかかったロングヘアのもの」や「『00』2ndシーズンにおける[[王留美]]に似た表情のもの」が存在している。 | *『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏による初期ラフ稿におけるマリナ・イスマイールのデザインには'''「絶世の美女」'''というオーダーを反映して、「ウェーブがかかったロングヘアのもの」や「『00』2ndシーズンにおける[[王留美]]に似た表情のもの」が存在している。 | ||
*マリナは、『00』に登場する女性キャラクターの中では(食玩等のチープトイを除き)唯一フィギュアが販売されていない。 | *マリナは、『00』に登場する女性キャラクターの中では(食玩等のチープトイを除き)唯一フィギュアが販売されていない。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |