「ニーナ・アインシュタイン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Nina]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Some Nina Einstein]] |
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] | | 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} | *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} | ||
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}} | *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}} | ||
− | + | | 声優 = {{声優|千葉紗子}} | |
− | + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|CLAMP}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|木村貴宏}} | |
− | | | + | | 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
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− | | 初登場SRW = | ||
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}} | }} | ||
'''ニーナ・アインシュタイン'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。 | '''ニーナ・アインシュタイン'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アッシュフォード学園]] | + | [[アッシュフォード学園]]の生徒で、生徒会役員の一人。眼鏡っ子。物理学を専攻して研究熱心。そのせいか、自分のスタイルを気にしている素振りをみせている。[[性格]]は大人しいが、周りが見えないことがあり、やや優柔不断な一面や自分の心を開かないこともある。一言で言えば愛想ない女の子と見られるが、本来は心優しい人柄である。 |
過去のトラウマから日本人(特に男性)に対し恐怖心を抱いており、[[枢木スザク]]への警戒心を丸出しにして嫌悪する姿が目に付く。他の生徒会役員同様、自分がブリタニア人であることを特に鼻にかけているわけではないが、日本人に対しては嫌悪意識を隠さないため、自覚の無いまま差別的な発言をしてしまうことも。 | 過去のトラウマから日本人(特に男性)に対し恐怖心を抱いており、[[枢木スザク]]への警戒心を丸出しにして嫌悪する姿が目に付く。他の生徒会役員同様、自分がブリタニア人であることを特に鼻にかけているわけではないが、日本人に対しては嫌悪意識を隠さないため、自覚の無いまま差別的な発言をしてしまうことも。 | ||
− | 日本開放戦線のホテルジャック事件において、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | + | 日本開放戦線のホテルジャック事件において、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]に命を救われたことがあり、彼女への敬愛の心を強めるようになる。そして、単独でユーフェミアに嘆願、警備兵に止められるものの、ユーフェミアはニーナを覚えていた。部屋でお互いの心情を吐露してからはより一層ユーフェミアを敬愛、恋心すら抱くようになる。それ故、ユーフェミアがゼロに殺されたことを知った際には驚愕の表情のまま涙し、叫び続けていた。 |
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+ | その後、学園にてガニメデにある[[改造]]を施すが…。 | ||
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+ | ニーナは核エネルギーの研究開発が進んでいないコードギアスの世界において学生の頃からウランの核分裂や濃縮について研究し、[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]を唸らせるほどの論文を書けるほどの女性であり、そのためかR2では[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に引き抜かれブリタニアの技術局「インヴォーク」所属に。 | ||
− | + | ユーフェミアの一件からイレヴンへの恐怖は強い差別意識へと変わってしまうが、ユーフェミアをよく知る一部の者達が彼女の無実を信じていたり、虐殺事件の真相に疑念を抱く中でイレヴン嫌いのニーナはユーフェミアが自分の意思で虐殺命令を出したと思っており、皮肉にも自分自身が敬愛するユーフェミアを中傷しているなど想像すらしていなかった。 | |
− | + | R2の終盤で限定領域核兵器「フレイヤ」を完成させ、スザクの[[ランスロット・コンクエスター]]に実装している。ニーナ本人はユーフェミアの仇を討つ一念で完成させた新兵器だったが、第二次トウキョウ決戦で放たれたフレイヤは、想定をはるかに上回る威力を発揮し、トウキョウ租界の中央部を跡形もなく消滅させてしまった。 | |
− | + | スザク共々自分が為した結果に打ちのめされたニーナは、後に皇帝となった[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]達が立ち上げた秘密計画「[[ゼロレクイエム]]」に加わり、シュナイゼルが保有するフレイヤへの対抗策として「フレイヤ・エリミネーター」を完成。計画完遂後は本格的に[[科学者・技術者|科学者]]に転向している。 | |
− | + | なお、漫画版でも登場するが、日本解放戦線の人質になった際にユーフェミアに助けてもらうのは同様だが彼女を敬愛する様子はない(例の「イレヴン」と呟く場面もユーフェミアの死を知って驚愕と絶望の表情を見せる場面もない)。それ故、フレイヤを開発することもなく、[[リヴァル・カルデモンド|リヴァル]]と同じように本筋のストーリーには絡んでこない。さらに、本編の[[パラレルワールド]](平行世界)を舞台にした[[漫画]]『ナイトメア・オブ・ナナリー』では登場すらせず、小説版では名前は出てくるがほとんど会話すらないという不遇な扱いである。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初登場作品。[[NPC]] | + | :初登場作品。[[NPC]]として登場。どうにも怯えてばかりの印象が強い。なお、原作でユーフェミアが死亡した際に見せた驚愕した顔は再現されていない。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:NPC。ルートを問わず概ね原作通りに立ち回るが、原作の中華連邦でのミレイとのやり取りは[[アッシュフォード学園]]内に回されている。 | :NPC。ルートを問わず概ね原作通りに立ち回るが、原作の中華連邦でのミレイとのやり取りは[[アッシュフォード学園]]内に回されている。 | ||
:また、[[黒の騎士団]]ルートでは[[ゼロレクイエム]]が発動しないため、行き場を失くしてミレイの手回しでアッシュフォード学園に匿われていたところをロイド達に発見され、スザクの依頼でフレイヤ・エリミネーターを完成させることになる。 | :また、[[黒の騎士団]]ルートでは[[ゼロレクイエム]]が発動しないため、行き場を失くしてミレイの手回しでアッシュフォード学園に匿われていたところをロイド達に発見され、スザクの依頼でフレイヤ・エリミネーターを完成させることになる。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:『R2』の時期には、それなりに話しかけられるようになっている。そして、紆余曲折を経て[[ゼロレクイエム]]の同志となった。 | :『R2』の時期には、それなりに話しかけられるようになっている。そして、紆余曲折を経て[[ゼロレクイエム]]の同志となった。 | ||
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :ユーフェミアに依存し、恋心を抱く。彼女が死亡した時は表情が酷く歪む程の悲しみをみせた(後述) |
;[[ナナリー・ランペルージ]] | ;[[ナナリー・ランペルージ]] | ||
:生徒会準役員で顔見知り。彼女にイレヴンのスザクを恐れていることを打ち明ける場面がある。 | :生徒会準役員で顔見知り。彼女にイレヴンのスザクを恐れていることを打ち明ける場面がある。 | ||
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;[[コーネリア・リ・ブリタニア]] | ;[[コーネリア・リ・ブリタニア]] | ||
:面識はないが、最愛のユーフェミアを殺したゼロに最大級の憎しみを抱くという共通点がある。 | :面識はないが、最愛のユーフェミアを殺したゼロに最大級の憎しみを抱くという共通点がある。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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=== 第一期 === | === 第一期 === | ||
;「イ、[[イレヴン]]…」 | ;「イ、[[イレヴン]]…」 | ||
− | : | + | :ホテルジャック事件の際、人質となったときに日本解放戦線のメンバーを見ながらつぶやく。この呟きを聞かれ、訂正するよう脅されるが怯えるばかりであった。 |
:ここで[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が名乗り出て助けてもらえたことから以後、彼女を尊敬するようになる。 | :ここで[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が名乗り出て助けてもらえたことから以後、彼女を尊敬するようになる。 | ||
;「ううん、何でもない。何でもないの」 | ;「ううん、何でもない。何でもないの」 | ||
− | : | + | :第12話「キョウトからの使者」より。人気のない部屋で「不適切な行為」に及んでいた時、ナナリーがやってくる。幸い彼女は目が見えなかったため、このセリフでごまかした。 |
;「あああ…、あああああー!!」 | ;「あああ…、あああああー!!」 | ||
− | :ユーフェミアが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | + | :ユーフェミアが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に殺されたことを知ったときの彼女の呟きと叫び。このときの彼女の顔は絶望で歪んでいた。 |
:この後、彼女はコーネリアがゼロに対して抱いたのに匹敵するほどの憎悪をゼロに向けることになる。 | :この後、彼女はコーネリアがゼロに対して抱いたのに匹敵するほどの憎悪をゼロに向けることになる。 | ||
;(待っていてください、ユーフェミア様。仇は討ちますから…!) | ;(待っていてください、ユーフェミア様。仇は討ちますから…!) | ||
:ユーフェミアを殺したゼロが軍勢を率いてトウキョウに迫っていることを知って倉庫のガニメデに改造を施しながらの独白。 | :ユーフェミアを殺したゼロが軍勢を率いてトウキョウに迫っていることを知って倉庫のガニメデに改造を施しながらの独白。 | ||
− | ; | + | ;「ゼロ・・・、ユーフェミア様の・・・」 |
:自らが改造を施したガニメデに搭乗し、ロイド達と黒の騎士団が対峙している場面に現れた際の言葉。この直後、ゼロと戦っているコーネリアの「仇ぃ!!!」の叫びにつながる。 | :自らが改造を施したガニメデに搭乗し、ロイド達と黒の騎士団が対峙している場面に現れた際の言葉。この直後、ゼロと戦っているコーネリアの「仇ぃ!!!」の叫びにつながる。 | ||
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=== R2 === | === R2 === | ||
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:劇場版第三章ではゼロの素性を知らされた上で委ねようとしており、イレヴンへの偏見ではなくルルーシュと戦う事への迷いをスザクに問うている。 | :劇場版第三章ではゼロの素性を知らされた上で委ねようとしており、イレヴンへの偏見ではなくルルーシュと戦う事への迷いをスザクに問うている。 | ||
;「こんな…こんなことになるなんて。みんな…みんな…!」 | ;「こんな…こんなことになるなんて。みんな…みんな…!」 | ||
− | : | + | :実際にトウキョウ租界でフレイヤが撃たれた結果、死者だけで一時被害は一千万人を超え、二次被害等も累計すれば数倍にまで膨れあがった。「ゼロを殺す」以外頭になかった彼女だが、自分がイレヴンだけでなくブリタニア人それもほぼ全てが一年前の自分と同じ民間人を何千万人も殺したと実感した。 |
+ | :次の第20話ではスザクに恐ろしい武器を押しつけた罪悪感から彼に会いに言ったが、スザクは冷徹にニーナが殺した事実とフレイヤがブリタニアに勝利をもたらすという結果だけ突きつけた。 | ||
;「結局、わかっていなかったんです、私…。どんな被害が起きるかなんて」<br />「私が作ったフレイヤが、私が殺したんだ…。みんな…みんな…」 | ;「結局、わかっていなかったんです、私…。どんな被害が起きるかなんて」<br />「私が作ったフレイヤが、私が殺したんだ…。みんな…みんな…」 | ||
− | : | + | :第19話におけるロイドとの会話から。自らが作った大量破壊兵器・フレイヤによって多くの人命を奪った事実と、その罪の重さをようやく実感したニーナは泣き崩れるのであった。只ゼロを殺すこと以外考えていなかった彼女に決定的に欠けていたもの……つまり想像力であり、ニーナは自分で作ってその威力を実験で見ていながら、人口密集地でフレイヤを撃てばどうなるか想像していなかった。 |
:なお、この出来事を境に、ニーナの心の中にあった日本人への憎悪感情が消えている。そして、ロイドからの叱咤激励を胸に、彼女は[[科学者・技術者|科学者]]としての道を歩んでいくことになる。 | :なお、この出来事を境に、ニーナの心の中にあった日本人への憎悪感情が消えている。そして、ロイドからの叱咤激励を胸に、彼女は[[科学者・技術者|科学者]]としての道を歩んでいくことになる。 | ||
;「私はゼロを許さない。多分、一生。…でも、それとは別に私自身の答えを出さないといけないと思ったから。ただ、それだけなの」 | ;「私はゼロを許さない。多分、一生。…でも、それとは別に私自身の答えを出さないといけないと思ったから。ただ、それだけなの」 | ||
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;「思い出したわ、[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]……あなたに一言、伝えたかったの」<br />「友達になってくれて、ありがとうって……」 | ;「思い出したわ、[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]……あなたに一言、伝えたかったの」<br />「友達になってくれて、ありがとうって……」 | ||
:ピクチャードラマ「キセキの誕生日」より。 | :ピクチャードラマ「キセキの誕生日」より。 | ||
− | ; | + | ;「ええ、今のシュナイゼル様は変わってしまわれたから。」 |
− | :劇場版第三章「皇道」ではニーナは最初から[[ | + | :劇場版第三章「皇道」ではニーナは最初から[[ゼロ・レクイエム]]に協力している。トウキョウ租界の被害とそれを用いたダモクレスの計画を間接的に知っていたニーナはその先を想像し、責任を取るべく賛同した。 |
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
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:[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]がブリタニアの支配を否定するような発言をした際の反応。どことなく言い回しが[[機動戦士ガンダムSEED]]の[[カズイ・バスカーク]]を彷彿とさせる。なお、別にリリーナは反ブリタニア主義者ではなく、それどころか身近にガチガチの[[ルルーシュ・ランペルージ|反ブリタニア主義者]]がいることに気づいていない。 | :[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]がブリタニアの支配を否定するような発言をした際の反応。どことなく言い回しが[[機動戦士ガンダムSEED]]の[[カズイ・バスカーク]]を彷彿とさせる。なお、別にリリーナは反ブリタニア主義者ではなく、それどころか身近にガチガチの[[ルルーシュ・ランペルージ|反ブリタニア主義者]]がいることに気づいていない。 | ||
:また、リリーナは特に強硬な意見を述べたわけでもないのだが、言葉尻だけで反ブリタニア主義者と決め付けるような物言いをするあたりに、彼女の考えの狭さが伺える。 | :また、リリーナは特に強硬な意見を述べたわけでもないのだが、言葉尻だけで反ブリタニア主義者と決め付けるような物言いをするあたりに、彼女の考えの狭さが伺える。 | ||
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;「いいえ、愛に性別は関係ないわ…!」 | ;「いいえ、愛に性別は関係ないわ…!」 | ||
:『X-Ω』特別クエスト「伝えたい言葉」にて。妙な説得力があるが、これを聞いたシャーリーはスザクがルルーシュを連れた事を大きく誤解してしまう羽目に。 | :『X-Ω』特別クエスト「伝えたい言葉」にて。妙な説得力があるが、これを聞いたシャーリーはスザクがルルーシュを連れた事を大きく誤解してしまう羽目に。 | ||
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