「ドム」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
29行目: | 29行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | ツィマッド社が開発した[[ジオン公国軍]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | |
− | [[ | + | 局地戦用として開発され、脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している。これによって[[ホバー]]走行が可能となり、地上での高い機動性を誇っている。大きく出た腰部から、[[連邦兵]]から「'''スカート付き'''」のあだ名で呼ばれた。 |
− | + | ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場したEMS-04ヅダの土星エンジンの技術が使われている。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 劇中での様相 === | === 劇中での様相 === | ||
− | [[ | + | 劇中では、まず先行量産型が[[黒い三連星]]に配備され、[[アムロ・レイ]]の駆る[[ガンダム]]と交戦。「ジェット・ストリーム・アタック」で翻弄したが、[[マチルダ・アジャン]]の[[ミデア]]の援護もあり、敗れている。 |
− | + | その後、量産されて地上での主力として運用された。なお、[[ランバ・ラル]]はホワイトベースとの戦いのために[[マ・クベ]]にドムの支給を要請しているが拒否されて届かなかった。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
リギルド・センチュリー(『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。 | リギルド・センチュリー(『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。 | ||
60行目: | 47行目: | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G|G}}) | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G|G}}) | ||
− | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[黒い三連星]] | + | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[黒い三連星]]が乗る。 |
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}} | ||
:[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、台詞内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。[[コンスコン]]配下の12機も宇宙適応の低いこちらなので、成長の遅れている味方の育成には丁度いい。 | :[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、台詞内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。[[コンスコン]]配下の12機も宇宙適応の低いこちらなので、成長の遅れている味方の育成には丁度いい。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}} | ||
− | :マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]は「''' | + | :マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]は「'''オレ達なんざドムだぜぇ'''」と零す……ファンは複雑な気分である。改造された状態で敵ユニットとして出られるようになったのは次作である『第4次』からなので、それまで[[一年戦争]]の[[モビルスーツ]]で戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。 |
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}) | ;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}) | ||
:「ドム」表記で登場しているが、グラフィック等から判断するに実際は[[リック・ドムII]]に酷似している。 | :「ドム」表記で登場しているが、グラフィック等から判断するに実際は[[リック・ドムII]]に酷似している。 | ||
:なお、ソフトのバージョンによって出典が異なっており、初期版では『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|機動戦士ガンダム0080]]』出典となっているが、後期版では出典が『機動戦士ガンダム』となっている。 | :なお、ソフトのバージョンによって出典が異なっており、初期版では『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|機動戦士ガンダム0080]]』出典となっているが、後期版では出典が『機動戦士ガンダム』となっている。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}} | ||
− | :[[リック・ドムII|ドムII]]とは別に新規グラフィックで登場しているが、何故かロボット大図鑑には掲載されていない。妙にスタイルが良いことを攻略本で突っ込まれていた<ref>ソフトバンク『スーパーロボット大戦コンプリートボックス | + | :[[リック・ドムII|ドムII]]とは別に新規グラフィックで登場しているが、何故かロボット大図鑑には掲載されていない。妙にスタイルが良いことを攻略本で突っ込まれていた<ref>ソフトバンク『スーパーロボット大戦コンプリートボックス パーフェクトガイド』P334・424</ref>。 |
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
77行目: | 64行目: | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}} | ||
− | : | + | :初登場作品。[[ザク]]より[[移動力]]は高いが、武器の命中率が低い。自分が[[黒い三連星|3機編成]]であることを強調してくる([[ハンブラビ]]も同様である)。 |
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}} | ||
:最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。 | :最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。 | ||
88行目: | 75行目: | ||
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] | ;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] | ||
− | : | + | :ザコ敵。上位種としてドムトローペンも登場。また中ボスとして三連星のガイアドム、オルテガドム、マッシュドムも登場する。 |
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
:やはり三連星が乗る。基本的には敵だが、[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートで三連星に協力すればNPCの味方となる。 | :やはり三連星が乗る。基本的には敵だが、[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートで三連星に協力すればNPCの味方となる。 | ||
96行目: | 83行目: | ||
==== 基本装備 ==== | ==== 基本装備 ==== | ||
;拡散ビーム砲 | ;拡散ビーム砲 | ||
− | : | + | :胸部右側に1門内蔵されている武装。出力が低く、目眩まし程度の効果しかない。 |
;ヒートサーベル | ;ヒートサーベル | ||
:背部に1本マウントしている近接戦用の武装。熱を帯びた刀身で対象を溶断する。刀身の形状が細長い棒のようになっており、構造上突き・斬りどちらにも対応可能で、更にビームサーベル同様斬撃の際に刀身の向きを気にする必要がないため、取り回しにも優れる。ザクのヒートホーク同様の使い捨て式。 | :背部に1本マウントしている近接戦用の武装。熱を帯びた刀身で対象を溶断する。刀身の形状が細長い棒のようになっており、構造上突き・斬りどちらにも対応可能で、更にビームサーベル同様斬撃の際に刀身の向きを気にする必要がないため、取り回しにも優れる。ザクのヒートホーク同様の使い捨て式。 | ||
152行目: | 139行目: | ||
=== 関連機 === | === 関連機 === | ||
;[[グフ]] | ;[[グフ]] | ||
− | : | + | :試作機のプロトタイプ・ドムのベース機である「[[グフ]]試作実験機」の基となっている。つまり、本機の開発の大元となった機体である。 |
;[[ガンダム試作2号機]] | ;[[ガンダム試作2号機]] | ||
:開発に際しドムが参考になっている。 | :開発に際しドムが参考になっている。 | ||
;[[ドムトルーパー]] | ;[[ドムトルーパー]] | ||
− | : | + | :SEED世界に於けるドムのリメイク。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *黒い三連星が使っていた三位一体攻撃であるジェット・ストリーム・アタックは後に『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて形を変えつつ復活している。 |
− | * | + | **なお、この更に前に『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にて[[香港|ネオ・ホンコン]]在住のチンピラ三人組が相手(この時の相手は生身の[[サイ・サイシー]])を囲んでグルグルと回るジェット・ストリーム・クラッシュという技を使っているが、[[ドモン・カッシュ]]の乗る[[ゴッドガンダム]]に足を引っかけられてアッサリと破られている。 |
− | + | *セガが過去に出したシューティングゲーム「スペースハリアー」には本機と形状が酷似したロボット、その名もまんまの'''「ドム」'''という敵がいる(タイトル画面にいるロボットがそれ)。マニュアルでは'''「超高性能モビルスーツロボット」'''と紹介されていた。 | |
− | + | **なお、こちらはモノアイが[[スタンディングトータス|三つ目]]であるほか、緑色の機体を筆頭に青・黒・赤・金などカラーバリエーションは本家以上に豊富だが、黒い機体はよく[[黒い三連星|3機一組]]で登場し、さらに赤い機体は[[シャア・アズナブル|緑よりも数段早いスピードで動き回り]]、なおかつ情け容赦無く高速弾を連射してくる難敵であるなど、姿かたちだけでなく性能面でも似通った部分が多い。さらに続編の「スペースハリアーII」では縦に二つ目になった'''「ネオドム」'''が登場する。 | |
− | * | + | **当時のゲーム業界が著作権に対して(良くも悪くも)無頓着だったことを象徴する機体であるが、後の移植作品ではさすがにマズいのか外観はそのままだが名称を「バレル」に改められた(タイピングスペースハリアーからともいわれている)。 |
− | + | *作中では地球上で効率よく高速移動する為のホバーエンジンシステムと説明されているが、製作サイドの事情として「'''足が動かなければ作画枚数が少なくて済むから'''」という裏話がある。 | |
− | + | *[[コンピュータゲーム|ゲーム]]『ギレンの野望』ではランバ・ラルにドムを届けることが可能である、専用の青いカラーのドムも登場する。 | |
− | ** | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
172行目: | 158行目: | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
+ | *実は2006年に「HGUC ドム / リックドム」が発売されるまで、ドムの1/144キットは存在しなかった。一方リック・ドムは1stガンダムのプラモデル展開の最中、既に発売されていた。 | ||
+ | **とはいえTV版当時はドムとリック・ドムに外見上の違いは存在しなかったため、リック・ドムのキットをドム扱いすればいいだけではあったが。現在の設定ではバーニアの形状などで差別化されている。 | ||
+ | |||
=== プラモデル === | === プラモデル === | ||
<amazon>B000CQM334</amazon><amazon>B002DLO92Y</amazon><amazon>B00030EVBG</amazon><amazon>B002IT67XU</amazon><amazon>B001J6C052</amazon> | <amazon>B000CQM334</amazon><amazon>B002DLO92Y</amazon><amazon>B00030EVBG</amazon><amazon>B002IT67XU</amazon><amazon>B001J6C052</amazon> |