「コクリコ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Coquelicot]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Coquelicot]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|サクラ大戦}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|サクラ大戦}} | ||
| 声優 = {{声優|小桜エツコ}} | | 声優 = {{声優|小桜エツコ}} | ||
− | + | | 種族 = 地球人(ベトナム人) | |
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| 生年月日 = 1914年10月10日 | | 生年月日 = 1914年10月10日 | ||
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| 身長 = [[身長::142 cm]] | | 身長 = [[身長::142 cm]] | ||
| 体重 = [[体重::36 kg]] | | 体重 = [[体重::36 kg]] | ||
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| 所属 = {{所属 (人物)|巴里華撃団}}<br/>シルク・ド・ユーロ | | 所属 = {{所属 (人物)|巴里華撃団}}<br/>シルク・ド・ユーロ | ||
| 役職 = [[役職::巴里華撃団・花組隊員]]<br/>[[役職::サーカス団員]] | | 役職 = [[役職::巴里華撃団・花組隊員]]<br/>[[役職::サーカス団員]] | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|藤島康介}}(原案)<br/>{{キャラクターデザイン|松原秀典}} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 『サクラ大戦』シリーズの[[ヒロイン]]の1人。 | |
− | + | ベトナム人のファム・ヴァン・ニャン(范文仁)とフランス人のスザンヌ・ベールの子供。スザンヌはサイゴン近郊にゴム農園を持つ裕福な家庭で育ち、ニャンはその農園の奉公人だった。農園のそばにいた親からはぐれた子猫が出会いの切っ掛けとなり、身分の違う2人は親密になった。スザンヌのたっての願いで2人は駆け落ちし、ニャンは1度は捨てた故郷に戻るが、スザンヌは閉鎖的な農村での生活に耐えられなかった。その折にコクリコは産まれた。 | |
− | + | コクリコという名前を希望したのはスザンヌだが、彼女はコクリコを産んだ直後、それまでの心労が重なり発作的に村を飛び出してしまう。ニャンはスザンヌがフランスに帰った事実を突き止め、彼女に会う為に欧州大戦の兵士に志願する。コクリコは教会に預けられニャンの帰りを待ったが彼がベトナムに戻る事はなく、教会の神父が亡くなり親族中をたらい回しにされた挙句、「シルク・ド・ユーロ」の団長であるジャック・ドニクールに見い出される。シルク・ド・ユーロは世界中を旅する移動式のサーカスであり、1924年のマルセイユ公演でフランスを訪れた後、1926年に巴里のモンマルトルで長期公演に入る。この公演期間中に[[大神一郎]]らと出会い、ある事件で霊力の素質を開花させ、自らの意思で[[巴里華撃団]]・花組の隊員となった。サーカスは脱退せず、そのまま掛け持ちしている。 | |
幼くも壮絶な人生を歩んできたコクリコは、ジャック・ドニクールの元で過酷な扱いを受けていた事もあって、大人びた性格をしている。それでも子供らしい輝きは失っておらず、サーカスの動物たちの世話を日々の楽しみとしている。また、サーカスで培った身体能力とマジックの腕前は一級品であり、[[霊子甲冑]]での戦闘では霊力と持ち前の能力を掛け合わせて戦う。 | 幼くも壮絶な人生を歩んできたコクリコは、ジャック・ドニクールの元で過酷な扱いを受けていた事もあって、大人びた性格をしている。それでも子供らしい輝きは失っておらず、サーカスの動物たちの世話を日々の楽しみとしている。また、サーカスで培った身体能力とマジックの腕前は一級品であり、[[霊子甲冑]]での戦闘では霊力と持ち前の能力を掛け合わせて戦う。 | ||
− | + | 父と母の出会いの切っ掛けになった子猫「ニャンニャン」は教会から親族に引き取られる際に分かれる事になったが、両親と過ごす時間が殆どなかったコクリコにとっては「家族」の一員であり、この猫をデフォルメした姿を霊子甲冑の肩部アーマーに書き込んだり霊力エネルギー体のモチーフとして選んでいる。特に注意書きがない限り、ニャンニャンと言えばこのデフォルメされた猫の方を指す場合が多い。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | + | :初登場作品。 | |
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ||
:'''[[応援]]、[[閃き]]、[[友情]]''' | :'''[[応援]]、[[閃き]]、[[友情]]''' | ||
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=== [[アビリティ]] === | === [[アビリティ]] === | ||
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! マジカルエンジェル | ! マジカルエンジェル | ||
− | | 通常攻撃に貫通を付与 || | + | | 通常攻撃に貫通を付与 || 自分のターン開始時、自分のタイプと同色コアを2つ獲得 || |
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! ネコのマーク | ! ネコのマーク | ||
− | | 命中率特大アップ、移動速度、クリティカル倍率大アップ || HPが1/ | + | | 命中率特大アップ、移動速度、クリティカル倍率大アップ || HPが1/3以上のときに、1回まで致命ダメージに対して残りHP10%で耐える || |
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! かわいい手品師 | ! かわいい手品師 | ||
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:同僚。積極的に前に出ようとしない花火を年下ながらリードする事も。 | :同僚。積極的に前に出ようとしない花火を年下ながらリードする事も。 | ||
;ファム・ヴァン・ニャン | ;ファム・ヴァン・ニャン | ||
− | : | + | :父。スザンヌに会う為に欧州大戦に出兵するが、結局その願いは叶わず第二次マルヌ会戦で戦死。 |
;スザンヌ・ベール | ;スザンヌ・ベール | ||
− | : | + | :母。夫と娘を置き去りにした自分を責めた。コクリコはスザンヌの居場所を知り彼女と出会うが…。 |
;ロランス・ロラン | ;ロランス・ロラン | ||
− | : | + | :宝石商。1924年のマルセイユ公演の際に知り合い、以降もコクリコの境遇を気に掛けている。フランスに戻って以降のスザンヌの足取りをコクリコに教えたのも彼である。 |
;ジャック・ドニクール | ;ジャック・ドニクール | ||
− | : | + | :シルク・ド・ユーロの団長。コクリコに過酷な労働を強いていた。ただし、当時の世相を考慮すると彼が特段酷いという訳でもない。ある事件で行方不明となる。 |
;ベルナール・ドニクール | ;ベルナール・ドニクール | ||
− | :ジャックの弟であり彼の失踪後のシルク・ド・ユーロの団長<ref>シルク・ド・ユーロを立ち上げたのはそもそもベルナールであり、結果的に元の鞘に収まる形となった。</ref> | + | :ジャックの弟であり彼の失踪後のシルク・ド・ユーロの団長<ref>シルク・ド・ユーロを立ち上げたのはそもそもベルナールであり、結果的に元の鞘に収まる形となった。</ref>。ジャックより商才はないが、団員からの人望は厚い。 |
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== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == | ||
;「みんなともだちだから!」 | ;「みんなともだちだから!」 | ||
− | : | + | :『3』の初登場時、市場に乱入した暴れ馬を見事に宥めたコクリコに大神が感心していた際の一言。 |
:コクリコが動物を分け隔てなく愛している事を伺えるが、サーカスで暴れた動物をドニクールは簡単に殺処分しようとするといった事情から来る台詞でもある。 | :コクリコが動物を分け隔てなく愛している事を伺えるが、サーカスで暴れた動物をドニクールは簡単に殺処分しようとするといった事情から来る台詞でもある。 | ||
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;「あはっ!オジサン、なかなかやるね。ちょっとカッコ悪かったけど。」 | ;「あはっ!オジサン、なかなかやるね。ちょっとカッコ悪かったけど。」 | ||
:同じく『3』での初登場時の台詞。 | :同じく『3』での初登場時の台詞。 | ||
:当時の大神の年齢は23歳だが、初対面の際はコクリコにオジサン扱いされていた。コクリコも大神とその場にいたエリカに男の子だと勘違されている<ref>帽子でツインテールが隠れていた為。</ref>。 | :当時の大神の年齢は23歳だが、初対面の際はコクリコにオジサン扱いされていた。コクリコも大神とその場にいたエリカに男の子だと勘違されている<ref>帽子でツインテールが隠れていた為。</ref>。 | ||
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;「ボク……どんなに悲しいときでも泣かないんだ……」<br/>「泣いてもつらいことはなくならないもん……」<br/>「だから……ボクは笑うんだ…………悲しい時ほど……笑うんだ、つらい時ほど笑うんだよ……」<br/>「ねえ、イチロー……ボク笑ってるよね……?泣いてなんかいないよね?」 | ;「ボク……どんなに悲しいときでも泣かないんだ……」<br/>「泣いてもつらいことはなくならないもん……」<br/>「だから……ボクは笑うんだ…………悲しい時ほど……笑うんだ、つらい時ほど笑うんだよ……」<br/>「ねえ、イチロー……ボク笑ってるよね……?泣いてなんかいないよね?」 | ||
:『3』にて、信頼していたある人物に裏切られた際の台詞。 | :『3』にて、信頼していたある人物に裏切られた際の台詞。 | ||
:コクリコが泣かなくなったのは子猫のニャンニャンの引き取りを叔父に拒否された時だった。ひどく怒られた彼女は「泣いて大人を困らせたら生きていけない」と知り、人前で常に笑顔でいる事が処世術だと悟った。だが、ある人物の裏切りはそんなコクリコでも耐えられない程の心の傷を与え、抑えられていた感情が霊力として発現するに至る。 | :コクリコが泣かなくなったのは子猫のニャンニャンの引き取りを叔父に拒否された時だった。ひどく怒られた彼女は「泣いて大人を困らせたら生きていけない」と知り、人前で常に笑顔でいる事が処世術だと悟った。だが、ある人物の裏切りはそんなコクリコでも耐えられない程の心の傷を与え、抑えられていた感情が霊力として発現するに至る。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *コクリコが描いたニャンニャンは『サクラ大戦』のメカニックを紹介する『ドリームキャストマガジン』の連載コーナー「蒸気工廠」のイメージキャラクターも担当、人気を博した。コーナーの内容が巴里華撃団から帝国華撃団や紐育華撃団に移行しても、そのまま継続して登場している。因みに、原作ゲームのニャンニャンには小桜エツコ氏によるサウンドエフェクトが付けられているが、蒸気工廠では'''明確に人語を話し直立歩行する猫'''として設定されている。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |