「ギリアム・イェーガー」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Guiliam Jäger]] |
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
*{{登場作品 (人物)|ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス}} | *{{登場作品 (人物)|ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス}} | ||
− | + | *バトルドッジボールII | |
− | + | *[[旧シリーズ]](初登場:{{登場作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{登場作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})) | |
− | + | *[[OGシリーズ]] | |
− | | | + | **初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
− | | | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ}} |
− | }} | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}} |
− | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION}} | |
− | {{ | + | | 声優 = {{声優|田中秀幸}} |
− | | | ||
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| 種族 = 人間?(長命種) | | 種族 = 人間?(長命種) | ||
− | | 出身 = [[出身::惑星エルピス]] | + | | 出身 = [[出身::惑星エルピス]](詳細不明) |
| 年齢 = [[年齢::27]]歳(自称。正確な年齢は不詳) | | 年齢 = [[年齢::27]]歳(自称。正確な年齢は不詳) | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
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| 階級 = [[階級::少佐]] | | 階級 = [[階級::少佐]] | ||
| コールサイン = [[コールサイン::ゴースト1]](カイ不在時のみ) | | コールサイン = [[コールサイン::ゴースト1]](カイ不在時のみ) | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン) | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 地球連邦軍所属の軍人。クールな外見に冷静沈着、頭脳明晰な謎の男だが、それは彼の表面的な一面に過ぎず、実際には義理人情に篤く、時には頭に血が上りすぎて無茶な突撃をしてしまうほどの激情を秘めた熱血漢である。さらにそれだけでもなく、意外にノリが良く、遊びの入った性格でもある。[[OGシリーズ]]では旧特殊戦技教導隊の一員で[[パーソナルトルーパー]]の扱いも超一流。 | |
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[[予知|予知能力]]を持っているとされるが、これが純粋な未来予知なのか、はたまた渡り歩いてきた並行世界の記憶から未来を類推できる事なのかについては、OGシリーズでは「俺が予測した未来に行くか、別の未来に行くか」と語っているため、後者のように受け取れるが、ヒーロー戦記においてははっきり「予知能力があり、未来を垣間見る事が出来た」と断言している。さらにヒーロー戦記EDにおいてはギリアムが予知した未来は別の物に変わっている事がギリアム本人の口から明言されているので、ギリアムの予知能力とは「数多の未来の可能性の中で、その時点で最も有力な未来を垣間見る」ものと思われる(これだと、前述のOGシリーズでの発言とも矛盾はしない)。 | [[予知|予知能力]]を持っているとされるが、これが純粋な未来予知なのか、はたまた渡り歩いてきた並行世界の記憶から未来を類推できる事なのかについては、OGシリーズでは「俺が予測した未来に行くか、別の未来に行くか」と語っているため、後者のように受け取れるが、ヒーロー戦記においてははっきり「予知能力があり、未来を垣間見る事が出来た」と断言している。さらにヒーロー戦記EDにおいてはギリアムが予知した未来は別の物に変わっている事がギリアム本人の口から明言されているので、ギリアムの予知能力とは「数多の未来の可能性の中で、その時点で最も有力な未来を垣間見る」ものと思われる(これだと、前述のOGシリーズでの発言とも矛盾はしない)。 | ||
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=== [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] === | === [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] === | ||
− | + | 初出。舞台となる惑星エルピスのαフォース(劇中は'''アルファぶたい'''名義)という特殊部隊出身だが、本編の1年前に軍の訓練場で記憶喪失の状態で倒れていたのを拾われたため、その正体は謎である。通り名は搭乗機にちなんだ「漆黒の堕天使」。 | |
物語冒頭、優秀な戦績を認められて[[アムロ・レイ]]、モロボシダン(ウルトラセブン)、南光太郎(仮面ライダーBlack)の3人と共にゼウス所属となるが、ダカール周辺のテロを鎮圧した直後、αフォースの面々がショッカーとの戦闘で全滅した事を知り、その後のショッカーとの戦闘では怒りの余り、単身突撃。ショッカーに捕まってしまった。後にアムロ達に救出されてショッカーとの戦いの終盤戦に参加する。ショッカーの残党が人質を取って廃ビルに立て篭もっていたが、抜け道から人質を逃がしたことで敵はこちらを道連れにしようとビルを爆破してしまう。 | 物語冒頭、優秀な戦績を認められて[[アムロ・レイ]]、モロボシダン(ウルトラセブン)、南光太郎(仮面ライダーBlack)の3人と共にゼウス所属となるが、ダカール周辺のテロを鎮圧した直後、αフォースの面々がショッカーとの戦闘で全滅した事を知り、その後のショッカーとの戦闘では怒りの余り、単身突撃。ショッカーに捕まってしまった。後にアムロ達に救出されてショッカーとの戦いの終盤戦に参加する。ショッカーの残党が人質を取って廃ビルに立て篭もっていたが、抜け道から人質を逃がしたことで敵はこちらを道連れにしようとビルを爆破してしまう。 | ||
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スパロボシリーズ初登場。 | スパロボシリーズ初登場。 | ||
− | 反地球連邦組織「[[エゥーゴ]]」に参加。[[ブレックス・フォーラ]]や[[ | + | 反地球連邦組織「[[エゥーゴ]]」に参加。[[ブレックス・フォーラ]]や[[クワトロ・バジーナ]]と共に組織の中核として参加していた。この世界では[[ゲシュペンストMk-II]]を駆り、Fではその後Mk-IIを主人公に明け渡す。主に情報部員として活動していたらしいのだが、その詳細は不明。明らかに外見年齢以上に歳を食っている事が伺えるのだが…… |
第4次では戦争終結から1年後、突如として姿を消す。 | 第4次では戦争終結から1年後、突如として姿を消す。 | ||
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[[L5戦役]]から半年後、事後処理と調査の為に[[ホワイトスター]]に訪れていたギリアムは彼が懸念していた事態…[[シャドウミラー]]と呼ばれる部隊がこの世界に現れた事を確信する。彼らに追われている事を知っていたギリアムは単身その調査に乗り出す。そしてゼンガー、レーツェルと合流したギリアムはさらに単身、シャドウミラーに戦いを挑もうとするがそこで2人の助太刀が入る。その戦闘ではシャドウミラーを逃がした彼は仲間達に今まで誰にも語らなかった自らの素性を話し始める。 | [[L5戦役]]から半年後、事後処理と調査の為に[[ホワイトスター]]に訪れていたギリアムは彼が懸念していた事態…[[シャドウミラー]]と呼ばれる部隊がこの世界に現れた事を確信する。彼らに追われている事を知っていたギリアムは単身その調査に乗り出す。そしてゼンガー、レーツェルと合流したギリアムはさらに単身、シャドウミラーに戦いを挑もうとするがそこで2人の助太刀が入る。その戦闘ではシャドウミラーを逃がした彼は仲間達に今まで誰にも語らなかった自らの素性を話し始める。 | ||
− | + | ギリアムはかつて、OGの世界とはパラレルワールド(劇中で「向こう側」と言われている)の[[テスラ・ライヒ研究所]]で「ヘリオス・オリンパス」と名乗る研究者として、あるシステムの研究をしていた。「[[システムXN]]」と呼ばれるそのシステムは[[平行世界]]への転移機能を持っていたが、ギリアムはその内の1つ「アギュイエウス」の起動実験に失敗、この世界へと独り転移してしまったのであった。アギュイエウスはギリアムを核にした時、その性能が発揮される。パラレルワールドにいた時からシャドウミラーに疑念を抱いていたギリアムは彼らに追われる事を確信、自らの正体を隠し、彼らが現れる時を待っていたのだった。アギュイエウスはシャドウミラーの隊長[[ヴィンデル・マウザー]]機である[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載されている。ギリアムはそれを破壊する事こそが自らの贖罪の手段であるとしていたのだった。 | |
− | + | 仲間達には語らなかったが、彼にはさらに秘密があった。彼は元々は「向こう側」の人間でもない…さらに他の[[平行世界]]を彷徨った挙句、この世界へと辿り着いたのだ。彼にはかつて、ある重大な罪を犯した過去があった。その結果、様々な平行世界を彷徨う宿命を背負う事になっていた。システムXN・アギュイエウスも彼とテスラ研が開発したものではなく、かつてギリアムが使用した禁断の機動兵器・[[XNガイスト]]のコア部分を修復しただけのものであった。彼の真の目的はシステムXNを修復して元々自分のいた世界へと帰還する事であった。 | |
だが、今回のような事態を二度と招かぬため、ギリアムは元の世界へ帰る事を諦め、アギュイエウスを破壊するためにヴィンデルと対峙する。更に[[アインスト]]に囚われたホワイトスターからは仲間達は脱出できない。ヴィンデルを倒したギリアムは逃げようとする彼を追い、自らアギュイエウスを起動、仲間達を脱出させ、自らとヴィンデルを[[因果地平]]の彼方へと飛ばして、贖罪を完遂させようとした。しかし、そこへ[[アインスト・アルフィミィ]]が現れ、アギュイエウスはアインスト空間を繋ぐ門として利用されてしまう。 | だが、今回のような事態を二度と招かぬため、ギリアムは元の世界へ帰る事を諦め、アギュイエウスを破壊するためにヴィンデルと対峙する。更に[[アインスト]]に囚われたホワイトスターからは仲間達は脱出できない。ヴィンデルを倒したギリアムは逃げようとする彼を追い、自らアギュイエウスを起動、仲間達を脱出させ、自らとヴィンデルを[[因果地平]]の彼方へと飛ばして、贖罪を完遂させようとした。しかし、そこへ[[アインスト・アルフィミィ]]が現れ、アギュイエウスはアインスト空間を繋ぐ門として利用されてしまう。 | ||
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[[バルトール事件]]では情報部勤務となり、完全に説明役となって戦闘をする事はなかった(OVA版。『OGs』『OG外伝』では戦闘に参加)。ただ、腕を組んで壁に寄りかかった姿が余りにも様になった為、リュウセイに「壁際のいぶし銀」という、少々微妙なあだ名を付けられてしまった。 | [[バルトール事件]]では情報部勤務となり、完全に説明役となって戦闘をする事はなかった(OVA版。『OGs』『OG外伝』では戦闘に参加)。ただ、腕を組んで壁に寄りかかった姿が余りにも様になった為、リュウセイに「壁際のいぶし銀」という、少々微妙なあだ名を付けられてしまった。 | ||
− | + | なお、分離行動などでカイやゼンガーがいない場合、「ゴースト1」のコールサインで前線指揮を執ることもある。 | |
− | [[クロスゲート]]を知っていたり、[[アストラナガン]] | + | [[クロスゲート]]を知っていたり、[[アストラナガン]]を見て驚いたり、[[ダークブレイン]]を見て何者かを想起したり、かつて「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」道を行こうとしていたり…… と、[[αシリーズ]]や[[Zシリーズ]]との関わりを仄めかす味方サイドでは未だに屈指の謎キャラである。『ヒーロー戦記』から「向こう側」に至るまでに何かあったと考えるのが妥当であろう。もっとも、それを言うならそもそも出自からして謎なのだが(以前の記憶については全く語っていないため、別の世界から転移して来た可能性もある)。 |
一番の謎は、ヒーロー戦記で思い出したにも関わらず、未だ誰にも語っていない「使命」である。何らかの目的を持って生まれ落ちた存在のようだが、使命の内容、与えた存在、その目的など一切合財が不明である。 | 一番の謎は、ヒーロー戦記で思い出したにも関わらず、未だ誰にも語っていない「使命」である。何らかの目的を持って生まれ落ちた存在のようだが、使命の内容、与えた存在、その目的など一切合財が不明である。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
OGシリーズに入るまでは、必ず途中で仲間から抜けるキャラであった。ヒーロー戦記でラスボス化した経歴もあるが、ヒーロー戦記後の設定との説が定着していることから、敵にまわることはないであろうとされている。旧シリーズでもそうだったが、OGシリーズに入ってからは作品を経るごとに謎が増えていくキャラクターでもある。 | OGシリーズに入るまでは、必ず途中で仲間から抜けるキャラであった。ヒーロー戦記でラスボス化した経歴もあるが、ヒーロー戦記後の設定との説が定着していることから、敵にまわることはないであろうとされている。旧シリーズでもそうだったが、OGシリーズに入ってからは作品を経るごとに謎が増えていくキャラクターでもある。 | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}} | ;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}} | ||
− | : | + | :[[エゥーゴ]]に参加している。[[ゲシュペンストMk-II]]に乗って[[NPC]]として登場。勝手に突撃して[[資金]]と[[経験値]]を奪った挙句、落とされて[[サザビー]]入手フラグを潰したりする(戦闘後は「また頭に血が上った」と反省する)。EDでは地球連邦の要職になるが、先述の通り1年後に突如行方不明になったとされる。同じくエゥーゴに所属していたクワトロも行方不明になっているため、共に何らかの行動を起こそうとしているか、或いはまた別の世界に転移したのかもしれない。本作では[[予知]]能力について何も触れられなかったが、その理由はFで明かされる。 |
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}} | :;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}} | ||
::初の声付き作品では、ギリアムにも田中秀幸氏(同作では[[キリー・ギャグレー]]役も)による声が付いた。[[光子力研究所]]に援軍に現れた際は操作できるようになった。その後の[[コロニー]]内部での戦闘ではNPCなので、フラグ潰しの恐怖は健在。 | ::初の声付き作品では、ギリアムにも田中秀幸氏(同作では[[キリー・ギャグレー]]役も)による声が付いた。[[光子力研究所]]に援軍に現れた際は操作できるようになった。その後の[[コロニー]]内部での戦闘ではNPCなので、フラグ潰しの恐怖は健在。 | ||
: | : | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}} | ||
− | : | + | :[[エゥーゴ]]に参加している。リアル系主人公の場合のみ最終話で1度だけゲシュペンストMk-IIで戦闘に参加する。スーパー系では会話パートのみの登場。アムロとの会話のやり取りが楽しそうで印象的。[[クワトロ・バジーナ]]に愚痴を言うこともあった。なお、キャラ辞典の彼の項の最後に「'''そうそう予知能力も持ってます。すっかり忘れてたけど'''」と記載され、第4次で予知能力を使わなかった衝撃の理由が判明した。 |
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} | ||
− | :[[ロンド・ベル]] | + | :[[ロンド・ベル]]にオブザーバーとして同行する。本作ではリアル系主人公の場合でも、ゲシュペンストMk-IIをゲーム開始早々に主人公に譲るため、完全に会話パートのみの登場。長命種の超人という設定は本作で初めて示唆された。 |
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=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}} | ||
:能力値に変化がなく、RVのメガ・バスターキャノンが気力無制限で使えるので、序盤の[[バルトール]]の群れでも[[無双]]状態。なお、今回はソーディアン攻略作戦「オペレーション・オーバーゲート」を立案するものの、スタッフを集めたのに肝心のソーディアン・ダガーは「それが…ないのだ」、「これから手に入れる」など、やや行き当たりばったりな面がちらほら。終盤では[[αシリーズ]]・[[Zシリーズ]]との関連が示唆されている。 | :能力値に変化がなく、RVのメガ・バスターキャノンが気力無制限で使えるので、序盤の[[バルトール]]の群れでも[[無双]]状態。なお、今回はソーディアン攻略作戦「オペレーション・オーバーゲート」を立案するものの、スタッフを集めたのに肝心のソーディアン・ダガーは「それが…ないのだ」、「これから手に入れる」など、やや行き当たりばったりな面がちらほら。終盤では[[αシリーズ]]・[[Zシリーズ]]との関連が示唆されている。 | ||
− | + | ;{{参戦作品 (人物)|シャッフルバトラー}} | |
− | + | :G・Jが少女に贈ったぬいぐるみ「ヒューイのおともだち」のカードが登場する。また、プレイヤー名のランダムネームの一つに「GJ」が存在する。 | |
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} | ||
− | : | + | :今作は中盤から参加。タイプRVに単体攻撃型バスターキャノンが追加され、戦闘力が上がった。直接の上司であるジェイコブが今作から登場し、彼と戦隊の繋ぎを行っている。また、本作からコールサインが追加。今作で[[虚憶]]という用語と[[クロスゲート]]の出現により、彼に対する謎が更に深まってしまった。 |
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ||
− | : | + | :引き続き登場。要所要所で活躍の場が与えられており、インターミッションや戦闘時において重大な役割を担うことあある。最終局面で出現したXN-Lについて何やら知っている模様で、またしても謎が増えてしまった。 |
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ}} |
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:ゲーム版では描かれていない[[イングラム・プリスケン]]と共闘するシーンが描かれた。また、2人を対比するかのような意味深な描写がある。 | :ゲーム版では描かれていない[[イングラム・プリスケン]]と共闘するシーンが描かれた。また、2人を対比するかのような意味深な描写がある。 | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX}} |
+ | :アニメ本編以上にイングラムとの対比が描かれており、[[R-GUNリヴァーレ]]戦ではSRXチームやキョウスケ、ヴィレッタと共にリヴァーレと交戦したメンバーとなった。 | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}} | ||
:OG2のアニメ版である本作においても、初登場から声付きのコール・ゲシュペンストを披露し、終盤では前述の通り、自身がヒーロー戦記の世界から来たことを示唆するなど重要人物として活躍している。更にシステムXN使用時はアポロン総統のマスクをかぶることで操作している。 | :OG2のアニメ版である本作においても、初登場から声付きのコール・ゲシュペンストを披露し、終盤では前述の通り、自身がヒーロー戦記の世界から来たことを示唆するなど重要人物として活躍している。更にシステムXN使用時はアポロン総統のマスクをかぶることで操作している。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION}} |
− | : | + | :ハガネにODEシステムの情報を提供してくれる。しかし、そのギリアムがハガネにやってくる描写は完全に省略されていたため、1巻のラストで突如姿を現したようにしか見えず、ネタになった。 |
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス}} |
− | : | + | :[[主人公]]兼[[ラストボス|ラスボス]]。頭に血が上ると突撃してしまう悪い癖のせいで、ショッカーに捕まった事もあった。 |
;バトルドッジボールII | ;バトルドッジボールII | ||
:ラスボスチームの一員。自分達が君臨して大会が継続されることで人々に夢を与え続けるという、[[戦士ロア|ロア]]、[[エミィ]]、[[ダークブレイン]]らの計画に協力。表向きは最強チームとして、裏では正体を明かさぬ謎の大会主催者として活動するチーム「ゴッドファクトリー」の一員になる。しかし主人公チームからは争いを招いていると否定されており、またもや少し急ぎすぎてしまったのかもしれない。 | :ラスボスチームの一員。自分達が君臨して大会が継続されることで人々に夢を与え続けるという、[[戦士ロア|ロア]]、[[エミィ]]、[[ダークブレイン]]らの計画に協力。表向きは最強チームとして、裏では正体を明かさぬ謎の大会主催者として活動するチーム「ゴッドファクトリー」の一員になる。しかし主人公チームからは争いを招いていると否定されており、またもや少し急ぎすぎてしまったのかもしれない。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[回避]]・[[技量]]・[[ | + | [[回避]]・[[技量]]・[[射撃]]に特化したリアル系の手本。予知とエースボーナスの相乗効果で、とにかく避ける。その反面防御と[[SP]]は最低クラス。精神的にはまだまだ、ということなのか。なお、実はGBA版OG2では射撃より[[格闘]]の方が高かったりする。なのでMk-II・Sがぴったり。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
ヒーロー戦記のエピソードや[[NPC]]時の暴れっぷりから「突撃狂」と呼ぶ人もいるが、彼が精神コマンドの[[突撃]]を修得した事はない。第4次、第4次Sではサポート系を2つ覚えるが、覚える頃にはNPCなので結局使えない。 | ヒーロー戦記のエピソードや[[NPC]]時の暴れっぷりから「突撃狂」と呼ぶ人もいるが、彼が精神コマンドの[[突撃]]を修得した事はない。第4次、第4次Sではサポート系を2つ覚えるが、覚える頃にはNPCなので結局使えない。 | ||
− | + | OGs以降では精神コマンドを覚えるスピードが異様に早く、35レベルでコンプリート。過去シリーズで「急ぎ過ぎた」のが原因か? とはいえ、同作の精神は大体早めにコンプリートする(最速はエスト父子で、22で揃う)ので、OGキャラでは遅い方である。 | |
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;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | ||
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[熱血]]、[[かく乱]](ツイン)''' | :'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[熱血]]、[[かく乱]](ツイン)''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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;[[第4次]]、[[第4次S]] | ;[[第4次]]、[[第4次S]] | ||
:'''[[切り払い]]L6''' | :'''[[切り払い]]L6''' | ||
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[F完結編]] | ||
:'''[[切り払い]]L8''' | :'''[[切り払い]]L8''' | ||
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;[[OG1]] | ;[[OG1]] | ||
:'''[[予知]]、[[カウンター]]L4、[[アタッカー]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[SP回復]]''' | :'''[[予知]]、[[カウンター]]L4、[[アタッカー]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[SP回復]]''' | ||
− | :敵陣に切り込め、と言わんばかりの構成である。Mk- | + | :敵陣に切り込め、と言わんばかりの構成である。Mk-I・Rを入手すれば無双が狙える。さすがにボスにはやや非力だが。 |
− | ;[[OG2 | + | ;[[OG2]] |
:'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L2''' | :'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L2''' | ||
:有用性抜群の技能が揃っている。 | :有用性抜群の技能が揃っている。 | ||
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− | === [[エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
;最終回避率+15% | ;最終回避率+15% | ||
:[[予知]]と合わせると、敵フェイズ限定だが回避率が45%も上がることになり、[[集中]]込みだと75%。最強の切り込み要員としての活躍が見込める。 | :[[予知]]と合わせると、敵フェイズ限定だが回避率が45%も上がることになり、[[集中]]込みだと75%。最強の切り込み要員としての活躍が見込める。 | ||
;自軍フェイズ開始時、10マス以内の敵に「偵察」の効果 | ;自軍フェイズ開始時、10マス以内の敵に「偵察」の効果 | ||
:OGMDではこちら。今作では多くのキャラが持つ「自軍フェイズ開始時~」のボーナスだが、この種類のボーナスは'''1ターン目は機能しない'''。つまり、このボーナスの効果を発揮するためにはギリアムを突撃させる必要があるのだが、そうすると相手の方が勝手にギリアムや周囲の味方を狙ってくる=戦闘発生によって情報がオープンになる+雑魚は大体同じステータス、と'''わざわざこれに頼る必要性がほぼない'''。はっきり言って不遇のボーナスである。 | :OGMDではこちら。今作では多くのキャラが持つ「自軍フェイズ開始時~」のボーナスだが、この種類のボーナスは'''1ターン目は機能しない'''。つまり、このボーナスの効果を発揮するためにはギリアムを突撃させる必要があるのだが、そうすると相手の方が勝手にギリアムや周囲の味方を狙ってくる=戦闘発生によって情報がオープンになる+雑魚は大体同じステータス、と'''わざわざこれに頼る必要性がほぼない'''。はっきり言って不遇のボーナスである。 | ||
− | : | + | :それでも活用したい場合は、敵の移動距離や射程を上手く見切り、ギリギリのところに配置するという定石通りの戦い方を心掛けよう。ただ、そのような戦いの勘所が分かっているプレイヤーに、偵察が必要かどうかはやや疑問だが。 |
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== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
;「熱風! 疾風! サイバスター」 | ;「熱風! 疾風! サイバスター」 | ||
− | :[[旧シリーズ]] | + | :[[旧シリーズ]]におけるデフォルトBGM。別にラ・ギアスと関連しているわけではない。 |
;「TIME TO COME」 | ;「TIME TO COME」 | ||
:GBA版[[OGシリーズ]]におけるデフォルトBGM。パイロットBGMはリメイク後もこれ。 | :GBA版[[OGシリーズ]]におけるデフォルトBGM。パイロットBGMはリメイク後もこれ。 | ||
− | + | なお、実質的に彼のためのBGMである「英雄戦記」は、彼自身ではなく機体([[ゲシュペンスト・タイプRV]])側のBGMである。 | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ||
:戦友。OG序盤では敵対関係となったが、後半以降は共に戦う。ちなみにギリアムのゼンガー評は全てギリアム自身にも当てはまったりもする。詳しくは後述。 | :戦友。OG序盤では敵対関係となったが、後半以降は共に戦う。ちなみにギリアムのゼンガー評は全てギリアム自身にも当てはまったりもする。詳しくは後述。 | ||
− | ;[[エルザム・V・ブランシュタイン | + | ;[[エルザム・V・ブランシュタイン]]/[[レーツェル・ファインシュメッカー]] |
− | : | + | :戦友。やはりOG後半は共に戦う。OG以後はレーツェルの名を名乗る。ギリアムとは時々連絡し合っているようだ。 |
;[[カイ・キタムラ]] | ;[[カイ・キタムラ]] | ||
:戦友。ギリアムは目上の先輩として接している。 | :戦友。ギリアムは目上の先輩として接している。 | ||
239行目: | 198行目: | ||
:元[[エアロゲイター]]の二重スパイ。ギリアム自身、かつて仲間を裏切った苦い過去があったためか、彼女を快く仲間に受け入れ情報部へとスカウトする。彼女がSRXチームを統率する関係上辞退されてしまうが、いつでも手を貸す事を約束、またギリアムに対する感謝の言葉も口にしている。OG2では絡みは少なくなっていたが、教導隊と並んでギリアムの身を心配する発言をする事もあるため、カップリング扱いする人も多い。 | :元[[エアロゲイター]]の二重スパイ。ギリアム自身、かつて仲間を裏切った苦い過去があったためか、彼女を快く仲間に受け入れ情報部へとスカウトする。彼女がSRXチームを統率する関係上辞退されてしまうが、いつでも手を貸す事を約束、またギリアムに対する感謝の言葉も口にしている。OG2では絡みは少なくなっていたが、教導隊と並んでギリアムの身を心配する発言をする事もあるため、カップリング扱いする人も多い。 | ||
;[[ラミア・ラヴレス]] | ;[[ラミア・ラヴレス]] | ||
− | : | + | :シャドウミラーの人造人間。経緯上、シャドウミラーとの戦いではギリアムと共に戦う事も多く、ギリアムが因果地平の彼方へと転移しようとした時やシステムXN破壊などで行動を共にしていた。 |
;[[イングラム・プリスケン]] | ;[[イングラム・プリスケン]] | ||
:ギリアムとは「並行する世界をさまよう宿命を背負う者」という共通点を持つ。ただし、ギリアムは「進む道は違う」と語っている。なお、ギリアムとイングラムの関係は[[シャア・アズナブル|シャア]]に対する[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の関係と良く似ており、ある意味で彼はギリアムの後継者と言える人物である。 | :ギリアムとは「並行する世界をさまよう宿命を背負う者」という共通点を持つ。ただし、ギリアムは「進む道は違う」と語っている。なお、ギリアムとイングラムの関係は[[シャア・アズナブル|シャア]]に対する[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の関係と良く似ており、ある意味で彼はギリアムの後継者と言える人物である。 | ||
;[[キョウスケ・ナンブ]] | ;[[キョウスケ・ナンブ]] | ||
− | : | + | :ATXチームの隊長。性格が被っているせいか、キョウスケの決断をギリアムが感心する一幕がある。[[アルトアイゼン]]=[[ゲシュペンストMk-III]]を駆るキョウスケは「ゲシュペンスト乗り」としてのギリアムの後継者と言える。 |
;[[マサキ・アンドー]] | ;[[マサキ・アンドー]] | ||
− | : | + | :宿敵[[シュウ・シラカワ]]を追い異世界よりやってきた青年。『ヒーロー戦記』にも登場しており、その時もまたシュウを追いあの世界へと迷い込んでいた。展開によってはアムロ達と共に最終決戦へと臨むことも。このことから、ギリアムの存在にデジャヴを感じており、またギリアムもマサキと会った時の動揺っぷりは半端ではなかったので、本当にあの世界で対峙していた可能性が高い。 |
;[[ヴィンデル・マウザー]] | ;[[ヴィンデル・マウザー]] | ||
− | : | + | :シャドウミラーの司令官で、闘争の続く世界を作る事を目論む。連邦軍内で反乱を起こすがベーオウルブズに敗れ、ギリアムが残したリュケイオスを使ってこちら側の世界へ転移する。だがコアとなるギリアムがいないまま転移を行ったために、多くの機体と同胞を失ってしまう。転移先の世界で戦力を増強した後、ギリアムを捕獲して乗機の[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載したシステムXNとリンクさせ、確実な転移を行おうとしていたが叶わぬまま滅びた。 |
;[[ラウル・グレーデン]] | ;[[ラウル・グレーデン]] | ||
− | : | + | :自分が以前居た[[平行世界]]における住人。「[[時流エンジン]]」について興味を示していた。事件解決後に戸籍及び住居を手配するなど世話されている。 |
;[[戦士ロア]] | ;[[戦士ロア]] | ||
:過去の[[平行世界]]で出会っているのだが、よく覚えていないらしい。 | :過去の[[平行世界]]で出会っているのだが、よく覚えていないらしい。 | ||
256行目: | 215行目: | ||
:『バトルドッジボールII』ではチームメイト。 | :『バトルドッジボールII』ではチームメイト。 | ||
;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ||
− | : | + | :イングラムの宿敵であり、L5戦役の黒幕。彼からは自身の素性をある程度把握されていたが、ギリアムは逆にユーゼスに因子が揃っていない事…すなわち破滅の運命を予知する。 |
:イングラムが「ヒーロー」としての、キョウスケが「ゲシュペンスト乗り」としてのギリアムの後継者とするならば、ユーゼスはギリアムの負の一面…すなわち「悪の首領」としての後継者と言える存在。 | :イングラムが「ヒーロー」としての、キョウスケが「ゲシュペンスト乗り」としてのギリアムの後継者とするならば、ユーゼスはギリアムの負の一面…すなわち「悪の首領」としての後継者と言える存在。 | ||
:また、作中では触れられなかったが、ウルトラセブンの戦友であるギリアムにとっては、「ウルトラマン」の力のみを追い求め、[[アダマトロン|乗機]]や[[エア・クリスマス|乗艦]]にその意匠を施すユーゼスは許し難い存在であったに違いない。 | :また、作中では触れられなかったが、ウルトラセブンの戦友であるギリアムにとっては、「ウルトラマン」の力のみを追い求め、[[アダマトロン|乗機]]や[[エア・クリスマス|乗艦]]にその意匠を施すユーゼスは許し難い存在であったに違いない。 | ||
;[[ルスラン・マカロフ]] | ;[[ルスラン・マカロフ]] | ||
− | : | + | :OGクロニクル「Let's Dance!」に登場した大物情報屋。作中でギリアムが直接会っているわけではないが、レーツェルを通じて彼に何らかの調査を依頼していた。 |
;怜次 / 壇 / 光次郎 | ;怜次 / 壇 / 光次郎 | ||
:『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』の一篇「渡る世界は鬼ばかり」から登場しているギリアムの部下達。年齢はばらばらのようだが三人ともギリアムとの付き合いが長そうな上、かつての『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』においてのギリアムのゼウス時代の仲間三人を髣髴とさせる名前と外見の持ち主達である。詳しくは後述。 | :『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』の一篇「渡る世界は鬼ばかり」から登場しているギリアムの部下達。年齢はばらばらのようだが三人ともギリアムとの付き合いが長そうな上、かつての『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』においてのギリアムのゼウス時代の仲間三人を髣髴とさせる名前と外見の持ち主達である。詳しくは後述。 | ||
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;[[フランツ・ツェッペリン]] | ;[[フランツ・ツェッペリン]] | ||
:『OGMD』では彼にかけあって[[ベルゼルート・ブリガンディ]]を用意してもらう。余談だが、Jでは[[声優ネタ|ギリアムと同じ声]]の[[アラン・イゴール]]が同じ役回りを担当していた。 | :『OGMD』では彼にかけあって[[ベルゼルート・ブリガンディ]]を用意してもらう。余談だが、Jでは[[声優ネタ|ギリアムと同じ声]]の[[アラン・イゴール]]が同じ役回りを担当していた。 | ||
274行目: | 231行目: | ||
:ゼウスの仲間。スパロボで共演した時は何かしらの反応がある。先述した怜次の風貌は彼によく似ている。 | :ゼウスの仲間。スパロボで共演した時は何かしらの反応がある。先述した怜次の風貌は彼によく似ている。 | ||
;モロボシ・ダン / ウルトラセブン | ;モロボシ・ダン / ウルトラセブン | ||
− | : | + | :『ウルトラセブン』の主人公(後年のウルトラシリーズにも度々登場)。ゼウスの仲間。先述の壇は、近年のウルトラシリーズに登場する初老のダンが眼鏡をかけたような風貌である。余談だがギリアムの声優である田中秀幸氏は後年のウルトラシリーズにて、ウルトラ兄弟の長兄・ゾフィー(『ウルトラマンメビウス』以降)やウルトラマン・ザ・ネクスト(映画『ULTRAMAN』)を演じている。[[ユーゼス・ゴッツォ|彼]]の事を考えると偶然とは言え、意味深である。 |
;南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(BLACK RX) | ;南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(BLACK RX) | ||
:『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスの仲間。ヒーロー戦記エンディングでの「生きて償う事がお前のやるべき事だろ!!」は、後のOGシリーズへと繋がる重要な台詞である。先述の光次郎は、原作放映当時の光太郎によく似た風貌をしている。 | :『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスの仲間。ヒーロー戦記エンディングでの「生きて償う事がお前のやるべき事だろ!!」は、後のOGシリーズへと繋がる重要な台詞である。先述の光次郎は、原作放映当時の光太郎によく似た風貌をしている。 | ||
− | :ちなみに、ギリアム役の田中秀幸氏は『仮面ライダーSD | + | :ちなみに、ギリアム役の田中秀幸氏は『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』にて仮面ライダー1号を演じている。ただし現時点ではSRWでゲシュペンストキックを使用してもライダーキックネタは言ってくれないし、仮面ライダーになろうとするような者も現れていない([[雷鳳|それっぽい機体]]は登場したが)。 |
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
:ネオアクシズ三大幹部の一人。ZEUSとの戦闘前後の会話から察するに、正体を明かしていたようだ。 | :ネオアクシズ三大幹部の一人。ZEUSとの戦闘前後の会話から察するに、正体を明かしていたようだ。 | ||
;異次元人ヤプール(巨大ヤプール) | ;異次元人ヤプール(巨大ヤプール) | ||
− | : | + | :ウルトラマンエースの(ひいてはウルトラ一族の)宿敵。ネオアクシズ三大幹部の一人(?)。原作からして卑劣かつ陰質な策を好んでいたが、ヒーロー戦記でも相変わらず悪行の限りを尽くす。 |
;世紀王シャドームーン / 秋月信彦 | ;世紀王シャドームーン / 秋月信彦 | ||
:仮面ライダーBLACK=光太郎の宿敵にして対存在。ネオアクシズ三大幹部の一人。 | :仮面ライダーBLACK=光太郎の宿敵にして対存在。ネオアクシズ三大幹部の一人。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[クワトロ・バジーナ]] |
− | :「旧シリーズ」における「[[エゥーゴ]] | + | :「旧シリーズ」における「[[エゥーゴ]]」の幹部。付き合いも長かったのだが、エンディングで共に行方不明ということになっている。ヒーロー戦記でも[[シャア・アズナブル]]としてギリアムと会った事がある。 |
;[[ブレックス・フォーラ]] | ;[[ブレックス・フォーラ]] | ||
:旧シリーズのエゥーゴでは上司に当たる人物。 | :旧シリーズのエゥーゴでは上司に当たる人物。 | ||
292行目: | 249行目: | ||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
;「ゲシュペンストの真の力を見るがいい…!」 | ;「ゲシュペンストの真の力を見るがいい…!」 | ||
− | : | + | :ゲシュペンスト系統の機体に乗っている時の戦闘台詞。後述のXNガイスト変形時の台詞が元ネタ。 |
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;「弐式、ファイナルアタック!」 | ;「弐式、ファイナルアタック!」 | ||
:GBA版OG2にて、ツイン・マグナライフルを使うと必ず発生するバグ台詞。本来はグルンガスト弐式が計都瞬獄剣を使う際の台詞。PS2版では発生しない。また、アルトアイゼンに乗せてヒートホーンを使わせるとジガンスクードの台詞が発生する。 | :GBA版OG2にて、ツイン・マグナライフルを使うと必ず発生するバグ台詞。本来はグルンガスト弐式が計都瞬獄剣を使う際の台詞。PS2版では発生しない。また、アルトアイゼンに乗せてヒートホーンを使わせるとジガンスクードの台詞が発生する。 | ||
;「教導隊の人間を甘く見ないでもらおうか」 | ;「教導隊の人間を甘く見ないでもらおうか」 | ||
− | : | + | :回避時の汎用台詞。特殊戦技教導隊はギリアムにとっては誇りであり、分かちがたい絆でもある。 |
;「……地球人の力を甘く見ないでもらおうか」 | ;「……地球人の力を甘く見ないでもらおうか」 | ||
:インスペクターやエアロゲイターが相手だとこれが出る。前半の意味深な間が意味するものは……? まあ、『ヒーロー戦記』から来たのなら少なくとも「地球人」ではない(ヒーロー戦記の舞台は「惑星エルピス」という「異星」である)。 | :インスペクターやエアロゲイターが相手だとこれが出る。前半の意味深な間が意味するものは……? まあ、『ヒーロー戦記』から来たのなら少なくとも「地球人」ではない(ヒーロー戦記の舞台は「惑星エルピス」という「異星」である)。 | ||
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;「シュウ・シラカワ。俺にはお前の未来が見える……!」 | ;「シュウ・シラカワ。俺にはお前の未来が見える……!」 | ||
:シュウとの戦闘台詞。ギリアムが見た彼の未来とは……。ここで「未来が見える」ということはシュウの人生にまだ続きがあることを示唆しており、事実この後、第2次OGにてシュウはラ・ギアスでよみがえり、自身の自由を侵した者に対しての復讐を開始している。 | :シュウとの戦闘台詞。ギリアムが見た彼の未来とは……。ここで「未来が見える」ということはシュウの人生にまだ続きがあることを示唆しており、事実この後、第2次OGにてシュウはラ・ギアスでよみがえり、自身の自由を侵した者に対しての復讐を開始している。 | ||
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;「ところで……何故、先ほどの呼び名を?」 | ;「ところで……何故、先ほどの呼び名を?」 | ||
:『OGMD』においてフェニックス・ショウダウン使用後のトドメ演出時に。なお、アシェンからの呼び名は「仮面総統」である。 | :『OGMD』においてフェニックス・ショウダウン使用後のトドメ演出時に。なお、アシェンからの呼び名は「仮面総統」である。 | ||
;「自身で命の重さを知るがいい……!」 | ;「自身で命の重さを知るがいい……!」 | ||
:対[[ソ=デス・ズォー]]。何時ものギリアムとは違うトーンである。必聴。 | :対[[ソ=デス・ズォー]]。何時ものギリアムとは違うトーンである。必聴。 | ||
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=== [[ヒーロー戦記]] === | === [[ヒーロー戦記]] === | ||
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;「ギリアムという。よろしく頼む」 | ;「ギリアムという。よろしく頼む」 | ||
:初登場時の自己紹介。正真正銘、ギリアム最初の台詞がこれ。 | :初登場時の自己紹介。正真正銘、ギリアム最初の台詞がこれ。 | ||
;「俺も、変な呼び名をつけられたぞ。漆黒の堕天使だとさ」 | ;「俺も、変な呼び名をつけられたぞ。漆黒の堕天使だとさ」 | ||
:直後の場面で兵士に話しかけた際のリアクション。しかし、後にこの呼び名が[[アストラナガン|別の形で使われることになる]]とは、この時誰が予想したであろうか。 | :直後の場面で兵士に話しかけた際のリアクション。しかし、後にこの呼び名が[[アストラナガン|別の形で使われることになる]]とは、この時誰が予想したであろうか。 | ||
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;「こういうのはどうも好きになれんが…コール ゲシュペンスト!」 | ;「こういうのはどうも好きになれんが…コール ゲシュペンスト!」 | ||
− | :ゲシュペンストを呼び出す際の台詞。[[無限のフロンティア]]では[[小牟]]や[[ハーケン・ブロウニング]] | + | :ゲシュペンストを呼び出す際の台詞。[[無限のフロンティア]]では[[小牟]]や[[ハーケン・ブロウニング]]も喋った。ちなみにアムロ曰くノリノリだったらしい。ちなみにアポロン時には「コール・XNガイスト!」となる。……呼び出せるのだろうか、あの巨体を。 |
;「な…全滅だって!? くそうっ!! テロリストの奴ら…許せん!! ニック…コーリャ…フレディ…みんな俺の家族も同然だったのに!」 | ;「な…全滅だって!? くそうっ!! テロリストの奴ら…許せん!! ニック…コーリャ…フレディ…みんな俺の家族も同然だったのに!」 | ||
:αフォースの仲間達が全滅した事を伝えられた際の台詞。記憶喪失の彼にとって、仲間=家族となっていた。 | :αフォースの仲間達が全滅した事を伝えられた際の台詞。記憶喪失の彼にとって、仲間=家族となっていた。 | ||
366行目: | 293行目: | ||
:シロッコが語った「ギリアムは自ら命を絶った」というのも嘘ではなく、「アウフ ヴィーダーゼン」(さよなら)の決別の言葉を最後に彼は仲間を始末できないギリアムとしての想いをアポロン総統という仮面の下に押し殺していた。 | :シロッコが語った「ギリアムは自ら命を絶った」というのも嘘ではなく、「アウフ ヴィーダーゼン」(さよなら)の決別の言葉を最後に彼は仲間を始末できないギリアムとしての想いをアポロン総統という仮面の下に押し殺していた。 | ||
;「オレには予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そして…その未来は暗雲に包まれていた…」<br />「おかしいとは思わないか?モビルスーツ、怪獣、サイボーグ、更には異星人までも一つの世界に存在している。こんなデタラメな世界が自然に存在するはずがない!!」<br />「何者かがこの世界を人工的に造りあげた…この世界は実験室のフラスコなんだ…そして実験は…失敗したんだ」<br />「オレは何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅の道を突き進む事は目に見えていたんだ…」<br />「間違っている…と言うんだろ? そんなことは百も承知さ…しかし俺にはこの方法しかわからなかった…」<br />「だが…やはり君たちの方が正しかったようだ…俺は急ぎすぎたのかもしれん……」<br />「今俺には未来が見える…だがそれは昔のように暗黒の未来じゃない…君たちこそが…エルピスだ…ごぼっ…」 | ;「オレには予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そして…その未来は暗雲に包まれていた…」<br />「おかしいとは思わないか?モビルスーツ、怪獣、サイボーグ、更には異星人までも一つの世界に存在している。こんなデタラメな世界が自然に存在するはずがない!!」<br />「何者かがこの世界を人工的に造りあげた…この世界は実験室のフラスコなんだ…そして実験は…失敗したんだ」<br />「オレは何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅の道を突き進む事は目に見えていたんだ…」<br />「間違っている…と言うんだろ? そんなことは百も承知さ…しかし俺にはこの方法しかわからなかった…」<br />「だが…やはり君たちの方が正しかったようだ…俺は急ぎすぎたのかもしれん……」<br />「今俺には未来が見える…だがそれは昔のように暗黒の未来じゃない…君たちこそが…エルピスだ…ごぼっ…」 | ||
− | :明かされる真実。未来を予知できるが故の、そしてギリアムが「正義の味方」であり過ぎたが故の悲劇。ギリアムが予知した未来はアムロ達がアポロンを倒した事で変わるのだから皮肉である。なお、「実験室のフラスコ」という言葉はOGシリーズでも使っている。<br />この「実験室のフラスコ」発言は[[第3次α]]では[[碇ゲンドウ]]も発言しており、その際にはヴィレッタが強く反応していた。<br />[[ギリシア神話]]モチーフ成分が多めの作品なので、惑星エルピスというフラスコの中にあった希望というのも、ギリシア神話の壺の中に残されたエルピス(希望)に掛かっていると思われる。エルピスには予兆という意味もあり、壺の中に残った希望の正体とは、未来を予知できてしまうという最悪の絶望が世界に解き放たれずに済んだことであるとも言われている。 | + | :明かされる真実。未来を予知できるが故の、そしてギリアムが「正義の味方」であり過ぎたが故の悲劇。ギリアムが予知した未来はアムロ達がアポロンを倒した事で変わるのだから皮肉である。なお、「実験室のフラスコ」という言葉はOGシリーズでも使っている。<br />この「実験室のフラスコ」発言は[[第3次α]]では[[碇ゲンドウ]]も発言しており、その際にはヴィレッタが強く反応していた。<br />[[ギリシア神話]]モチーフ成分が多めの作品なので、惑星エルピスというフラスコの中にあった希望というのも、ギリシア神話の壺の中に残されたエルピス(希望)に掛かっていると思われる。エルピスには予兆という意味もあり、壺の中に残った希望の正体とは、未来を予知できてしまうという最悪の絶望が世界に解き放たれずに済んだことであるとも言われている。<br />なお、続編『[[スーパーヒーロー作戦]]』のさらに続編である 『[[スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望]]』でも、[[帝王ダイダス|ラスボス]]は未来予測をできるがゆえに希望という概念を持てなかった存在となっている。 |
;ギリアム「…そうだ…最後に一つだけ教えてくれ…オレが助けたあのぬいぐるみを探していた女の子…助かったのか?」<br />ダン「ああ…お前の事が……大好きだって…」<br />ギリアム「そうか…よかっ………」<BR/>光太郎「ギリアム! ばかやろう…」 | ;ギリアム「…そうだ…最後に一つだけ教えてくれ…オレが助けたあのぬいぐるみを探していた女の子…助かったのか?」<br />ダン「ああ…お前の事が……大好きだって…」<br />ギリアム「そうか…よかっ………」<BR/>光太郎「ギリアム! ばかやろう…」 | ||
− | : | + | :世界を救うという大きな目的のために全てを犠牲にしたギリアムが最後に気にかけたのは、たった一人の少女というミクロな存在であった。この後、ヘリオス要塞は崩壊し、力尽きたギリアムは消息不明となる。だが……。 |
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
==== OG1 ==== | ==== OG1 ==== | ||
− | ; | + | ;「ゼンガーは信念の男だ。己の信じた道をひたすら突き進む…。生き方は多少不器用だがな」 |
:キョウスケ編第10話「再会、そして巨大なる盾」にて、ギリアムのゼンガー評。しかしヒーロー戦記を省みるとこの評価、'''そっくりそのままギリアム本人にも当てはまる'''。 | :キョウスケ編第10話「再会、そして巨大なる盾」にて、ギリアムのゼンガー評。しかしヒーロー戦記を省みるとこの評価、'''そっくりそのままギリアム本人にも当てはまる'''。 | ||
;「……初見だと思うが?」 | ;「……初見だと思うが?」 | ||
:共通ルート31話「仮面の下にある顔は」にて、マサキと対面した際の問いへの返答。最初の驚きぶりからすると、かつて惑星エルピスで戦ったのかもしれない。 | :共通ルート31話「仮面の下にある顔は」にて、マサキと対面した際の問いへの返答。最初の驚きぶりからすると、かつて惑星エルピスで戦ったのかもしれない。 | ||
− | ; | + | ;「…仕方がありません。ゲシュペンストと我々には…因縁めいたものがあるのですから」 |
:キョウスケ編第34話「亡霊、過去より来たりて」にて。ここで言う「我々」は教導隊の事。しかし、本当に因縁があるのはヒーロー戦記以来、ゲシュペンストを愛機とし続けるギリアム本人であろう。 | :キョウスケ編第34話「亡霊、過去より来たりて」にて。ここで言う「我々」は教導隊の事。しかし、本当に因縁があるのはヒーロー戦記以来、ゲシュペンストを愛機とし続けるギリアム本人であろう。 | ||
− | ; | + | ;「…お前と同じような宿命………」<br />「…並行する世界をさまよう宿命を背負った者…とだけ言っておこう」<br />「…だが、互いの道は違ったものになるだろう…」<br />「俺には…それがわかる」 |
:リュウセイ編第34話「鋼の巨神」orキョウスケ編第35話「奪還」にて、[[イングラム・プリスケン]]との間に発生する[[戦闘前会話]]。ついに実現した夢の対決に多くのファンが唸った瞬間。 | :リュウセイ編第34話「鋼の巨神」orキョウスケ編第35話「奪還」にて、[[イングラム・プリスケン]]との間に発生する[[戦闘前会話]]。ついに実現した夢の対決に多くのファンが唸った瞬間。 | ||
− | ; | + | ;「くっ…予測はしていた…。予測はしていたことだったが…!」<br />「…エアロゲイターめ…よくも…!!」<br />「よくもっ!!」 |
:リュウセイ編第37話「黒い幽霊」にて、かつての上司カーウァイ・ラウが死亡した際の台詞。OGシリーズにおいて、クールな一面が強調されていたギリアムがマジギレした数少ない場面である。なお、キョウスケ編でも同様の台詞はあるのだが、最後の「よくもっ!!」がなく、リュウセイ編に比べるとまだ冷静な印象がある。 | :リュウセイ編第37話「黒い幽霊」にて、かつての上司カーウァイ・ラウが死亡した際の台詞。OGシリーズにおいて、クールな一面が強調されていたギリアムがマジギレした数少ない場面である。なお、キョウスケ編でも同様の台詞はあるのだが、最後の「よくもっ!!」がなく、リュウセイ編に比べるとまだ冷静な印象がある。 | ||
;(それがお前の宿命か……イングラム・プリスケン) | ;(それがお前の宿命か……イングラム・プリスケン) | ||
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;「俺の予測した未来へ進むか…それとも、別の未来へ行くか。ここが分岐点のようだな」 | ;「俺の予測した未来へ進むか…それとも、別の未来へ行くか。ここが分岐点のようだな」 | ||
:リュウセイ編第41話「手にする剣は諸刃なり」orキョウスケ編41話「ただ、撃ち貫くのみ」にて、レビとの戦闘前会話。どうも何らかの未来を予知していたらしいのだが、何を予知していたのかは不明。「予知した未来を変えるために戦う」という点で捉えた場合は彼が相変わらずである事が分かる。 | :リュウセイ編第41話「手にする剣は諸刃なり」orキョウスケ編41話「ただ、撃ち貫くのみ」にて、レビとの戦闘前会話。どうも何らかの未来を予知していたらしいのだが、何を予知していたのかは不明。「予知した未来を変えるために戦う」という点で捉えた場合は彼が相変わらずである事が分かる。 | ||
− | ; | + | ;(…南極で接触した異星人がバルマーであるかどうかも、定かではないということになるな)<br />(いずれにせよ…銀河に存在する文明は、一つではない…)<br />(それどころか…我々の想像を超えたモノが混じり合う世界…)<br />(…実験室のフラスコか…)<br />(…だとすれば、その実験の結果は…………………) |
:EDにてヴィレッタにバルマーの事を聞いて。この時点ではギリアムがヒーロー戦記後という事は判明していなかったので、最後の意味深な沈黙に嫌な予感を覚えたファンもいるものと思われる。また、この台詞を見る限り、この時点ではギリアムはゲストを知らないとも受け取れる(インスペクターも知らなかったので、恐らく「向こう側」での64及び旧シリーズの戦争にはかかわっていないのだろう)。 | :EDにてヴィレッタにバルマーの事を聞いて。この時点ではギリアムがヒーロー戦記後という事は判明していなかったので、最後の意味深な沈黙に嫌な予感を覚えたファンもいるものと思われる。また、この台詞を見る限り、この時点ではギリアムはゲストを知らないとも受け取れる(インスペクターも知らなかったので、恐らく「向こう側」での64及び旧シリーズの戦争にはかかわっていないのだろう)。 | ||
;「フフ…それはお互い様さ」 | ;「フフ…それはお互い様さ」 | ||
395行目: | 322行目: | ||
:第28話(『OGs』では第35話)「楽園からの追放者」より。 | :第28話(『OGs』では第35話)「楽園からの追放者」より。 | ||
;「……お前達は知るまい」<br />「この世界は、我々と言う異物を受け入れながら、奇跡的なバランスで保たれている……」<br />「本来ならば、崩壊していてもおかしくない。在り得ないのだ、このような世界は」<br />「何かの力が……何者かの意志が働いているのだ」<br />「さながらこの世界は、その者が作り出した実験室のフラスコ……その結果が出た時、我々は……」 | ;「……お前達は知るまい」<br />「この世界は、我々と言う異物を受け入れながら、奇跡的なバランスで保たれている……」<br />「本来ならば、崩壊していてもおかしくない。在り得ないのだ、このような世界は」<br />「何かの力が……何者かの意志が働いているのだ」<br />「さながらこの世界は、その者が作り出した実験室のフラスコ……その結果が出た時、我々は……」 | ||
− | : | + | :同上。「ヒーロー戦記」での危惧をそのまま表現した、アクセルへの警告。OG世界はとにかく異世界からの来訪者が多く、OG外伝の終了時点で「こちら側」にいるのはギリアム当人、アクセル・ラミアとL&Eコーポレーションの「向こう側」組、ロア・エミィのコンパチヒーロー組、元アインストのアルフィミィ。既に地上にいない者たちだとマサキ、修羅達、デュミナス一派にダークブレイン、アインストにシャドウミラー隊、可能性だがイングラムと、とにかく大勢。さらにOGSの「1」ではクォヴレーらしき男の干渉もあり、OG世界に混迷が渦巻き始めている。 |
− | |||
− | |||
;ラミア「もしや……少佐は、そのアンノウンについて心当たりがあっちゃったり? ……ゴホン、失礼しました」<br />ギリアム「フッ……あっちゃったりはせんな」 | ;ラミア「もしや……少佐は、そのアンノウンについて心当たりがあっちゃったり? ……ゴホン、失礼しました」<br />ギリアム「フッ……あっちゃったりはせんな」 | ||
:「時のストレイシープ」にて、ラウル達が遭遇した[[デュミナス|アンノウン]]について問われた際の一幕。後述の迷台詞もそうだが、素のギリアムは結構ノリのいい人間らしい。 | :「時のストレイシープ」にて、ラウル達が遭遇した[[デュミナス|アンノウン]]について問われた際の一幕。後述の迷台詞もそうだが、素のギリアムは結構ノリのいい人間らしい。 | ||
404行目: | 329行目: | ||
;「俺はギリアム……ギリアム・イェーガー」<br />「過去に犯した罪により、並行する世界をさまよう宿命を背負った男だ」 | ;「俺はギリアム……ギリアム・イェーガー」<br />「過去に犯した罪により、並行する世界をさまよう宿命を背負った男だ」 | ||
:第41話(『OGS』では第49話)「彼方への扉」に於ける[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との戦闘前会話より。この前のステージのアクセルとの会話を含めてギリアムの素性が分かる人にははっきりと分かる瞬間。 | :第41話(『OGS』では第49話)「彼方への扉」に於ける[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との戦闘前会話より。この前のステージのアクセルとの会話を含めてギリアムの素性が分かる人にははっきりと分かる瞬間。 | ||
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;「そこまでだ、ラウル。お前は……お前の道を行け」<br />「これは過去に過ちを犯した俺の宿命なのさ。だから、それに付き合う必要はない」<br />「お前達には……俺と違う道を歩んで欲しい。それが俺の願いだ」 | ;「そこまでだ、ラウル。お前は……お前の道を行け」<br />「これは過去に過ちを犯した俺の宿命なのさ。だから、それに付き合う必要はない」<br />「お前達には……俺と違う道を歩んで欲しい。それが俺の願いだ」 | ||
:同上。ツヴァイザーゲインに取りついた後、ラウルに遺言のつもりで向けた言葉。 | :同上。ツヴァイザーゲインに取りついた後、ラウルに遺言のつもりで向けた言葉。 | ||
413行目: | 335行目: | ||
;ギリアム「おまえも、大いなる終焉を導く因子の一つかもしれん……となれば、この戦いは別の意味を持つ事となる」<br />レジセイア「…………理解不可能……」<br />ギリアム「…そうか。ならば、おまえは単なる異形だ。太極へ至る者ではない……!」<br />レジセイア「…終焉……? 因子…? …理解不可能……お前は……? お・ま・え・は……?」 | ;ギリアム「おまえも、大いなる終焉を導く因子の一つかもしれん……となれば、この戦いは別の意味を持つ事となる」<br />レジセイア「…………理解不可能……」<br />ギリアム「…そうか。ならば、おまえは単なる異形だ。太極へ至る者ではない……!」<br />レジセイア「…終焉……? 因子…? …理解不可能……お前は……? お・ま・え・は……?」 | ||
:同上。[[シュテルン・ノイレジセイア]]との戦闘前会話。<br />Zシリーズに先駆けて[[太極]]が初めて単語として登場した会話。クォヴレーやイングラムもDWで言及した「大いなる終焉」の正体はいまだ不明。 | :同上。[[シュテルン・ノイレジセイア]]との戦闘前会話。<br />Zシリーズに先駆けて[[太極]]が初めて単語として登場した会話。クォヴレーやイングラムもDWで言及した「大いなる終焉」の正体はいまだ不明。 | ||
+ | <!--- | ||
+ | 余談に書き込んでください。予想であり、確定事項ではありません。 | ||
+ | :この台詞を裏返すと、「太極へ至る者=大いなる終焉を導く因子」ということになる。第3次Z天獄篇で開示された情報を見ると、レジセイアひいてはアインストが「消滅しようとする力」の使徒、あるいは歪んだ真化を遂げた存在ではないかと疑っていた可能性がある(後者であれば、真理を理解することで道を正すことも可能となる)。 | ||
+ | ---> | ||
;(さらばだ、システムXN……)<br />(いや、XNガイスト……かつての我が半身よ) | ;(さらばだ、システムXN……)<br />(いや、XNガイスト……かつての我が半身よ) | ||
:エンディングでシステムXNを破壊する時に。XNガイストの名前を出し、「ヒーロー戦記」の彼であることが9割方確定した瞬間。逆にわからない人には何のことやらさっぱりわからない気がしないでもない。 | :エンディングでシステムXNを破壊する時に。XNガイストの名前を出し、「ヒーロー戦記」の彼であることが9割方確定した瞬間。逆にわからない人には何のことやらさっぱりわからない気がしないでもない。 | ||
;(これで、俺は……) | ;(これで、俺は……) | ||
:システムXNを爆破してのモノローグ。そうせざるを得なかったとは言え、元いた世界へ戻る手段を失ったギリアムは人知れず苦渋の表情を浮かべる。しかしそれは、彼が贖罪を完遂し、「[[呪われし放浪者]]」の頸木から逃れた証でもあった。 | :システムXNを爆破してのモノローグ。そうせざるを得なかったとは言え、元いた世界へ戻る手段を失ったギリアムは人知れず苦渋の表情を浮かべる。しかしそれは、彼が贖罪を完遂し、「[[呪われし放浪者]]」の頸木から逃れた証でもあった。 | ||
− | + | ||
− | |||
==== OG外伝 ==== | ==== OG外伝 ==== | ||
;「プロテクトがかけられている? ならば…」<br />「解除コード、XN666…」 | ;「プロテクトがかけられている? ならば…」<br />「解除コード、XN666…」 | ||
425行目: | 350行目: | ||
:28話のエンドデモにて、モニターに映ったロアを見て。「バトルドッジボールII」のネタである。 | :28話のエンドデモにて、モニターに映ったロアを見て。「バトルドッジボールII」のネタである。 | ||
;(人の負の想念が凝り固まったものだというのか。それでは、まるで……) | ;(人の負の想念が凝り固まったものだというのか。それでは、まるで……) | ||
− | :ダークブレインを見て。だが、ヒーロー戦記にはダークブレインに類似する存在はいない。OGシリーズでは[[巨人族]]の負の想念が凝り固まった[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]] | + | :ダークブレインを見て。だが、ヒーロー戦記にはダークブレインに類似する存在はいない。OGシリーズでは[[巨人族]]の負の想念が凝り固まった[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]]がラ・ギアスに居るが、OG外伝は召喚事件以前の出来事である(旧シリーズでなら知っていてもおかしくはないが、時間軸を考えると微妙)。あるいは、ギリアムはあの[[ペルフェクティオ|破滅の王]]や[[ケイサル・エフェス|霊帝]]を知っているのだろうか? |
;「………」 | ;「………」 | ||
− | :ダークブレインの「十二の鍵を集め、至高天を目指す」という目的を聞き、「かつてのお前が歩もうとした道を覚えていないのか」と問われての意味深な沈黙。システムXNがあった頃は紛れもない「呪われし放浪者」だったので、ひょっとすると本当に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]] | + | :ダークブレインの「十二の鍵を集め、至高天を目指す」という目的を聞き、「かつてのお前が歩もうとした道を覚えていないのか」と問われての意味深な沈黙。システムXNがあった頃は紛れもない「呪われし放浪者」だったので、ひょっとすると本当に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]言うところの「聖戦」に参加しようと考えていたのかもしれない。 |
;「……アウフ・ヴィーダーゼン。俺と同じく、異邦から来た者達よ……」 | ;「……アウフ・ヴィーダーゼン。俺と同じく、異邦から来た者達よ……」 | ||
:ソーディアンで別の世界に旅立つ修羅達への別れの言葉。ドイツ語で「さよなら」もしくは「また会おう」ぐらいの意味の言葉。ヒーロー戦記でも使われたフレーズだが、ここからすると別に起動コードではなかったらしい。まぁ、起動コードだとしてもシステムXNがないので関係ないのだが。 | :ソーディアンで別の世界に旅立つ修羅達への別れの言葉。ドイツ語で「さよなら」もしくは「また会おう」ぐらいの意味の言葉。ヒーロー戦記でも使われたフレーズだが、ここからすると別に起動コードではなかったらしい。まぁ、起動コードだとしてもシステムXNがないので関係ないのだが。 | ||
+ | |||
+ | ==== 第2次OG ==== | ||
+ | ;「人外の宿命を背負う者を増やすわけにはいかない」<br />「あえて高みを目指すか。だがそれを他人に強要するな」<br />「人を超越したところで、待つのは果てなき牢獄だ……!」 | ||
+ | :[[超機人]]を駆る[[夏喃潤|夏喃]]達に対しての戦闘台詞。かつて「放浪者」であったギリアムが言うだけに重い台詞。ついでに天獄篇でまさにそういう状態になった[[御使い|連中]]が登場している。 | ||
+ | ;「自業自得だ、ゼゼーナン。そして……同じ結末を迎える」<br/>「ゼゼーナン……どうあがいたところで、結末は同じだ」 | ||
+ | :「激震の白き大地」における対ゼゼーナンにて。言うまでもないがOGでは初対面なので、恐らく旧シリーズやF完結篇のことを言っているのだろう。そしてここからすると、ギリアムが辿った道筋は大方の予想通り「ヒーロー戦記⇒旧シリーズ&F⇒向こう側⇒OG世界」で正しいようだ。なお、旧シリーズではゼゼーナンとの決戦には参加していないので、旧シリーズではなかった「ギリアムがゼゼーナンにトドメを刺す」結末にしてみるのも一興。 | ||
+ | ;「ペルフェクティオ……お前もこの世界に引き寄せられたのか?」 | ||
+ | :対[[ペルフェクティオ]]戦。真顔でのグラフィックといい、ギリアムは過去に「ペルフェクティオ=破滅の王」の存在を間近で知っていたのか。ギリアムの謎は深まるばかりだが。 | ||
+ | ;「人を超越しても、得る物より失う物の方が多い。光龍、お前ならわかるはずだ」 | ||
+ | :対[[孫光龍]]。上記同様、罪を背負いながら永き時を生きるギリアムならではの台詞。 | ||
+ | ;「ガンエデンの出現は……さらなる災いを呼ぶ……!」 | ||
+ | :対ガンエデン。ノーマルルートでも言っていることから、第3次αに相当する未来を予知したのだろうか。 | ||
+ | ;「ついに、真のクロスゲートが出現したか……!」<br/>「一刻も早くクロスゲートを封印しなければ……!」<br/>「ユーゼス、輪廻からはそう簡単には逃れられんぞ」<br/>「結末は同じだぞ、ユーゼス・ゴッツォ」<br/>「ユーゼス……お前の因子は全て揃ってはいない」<br/>「まだ早い……その時ではない、ユーゼス」 | ||
+ | :対[[アダマトロン]]。ユーゼスの輪廻は彼とイングラム、そしてクォヴレーやシヴァー、ラオデキヤなど多くの人間を巻き込んで雁字搦めになった「因果の鎖」によるものであるため、ユーゼス単身ではどうあっても逃げることなどできはしない。ましてや、最大の因子であるイングラムを欠いた状態では。 | ||
+ | :しかし、こういうことを当然のように知っている辺り、ギリアムの過去が気になるところ。本当に惑星エルピスの出身なのか……? その時ではないというのは、ガンエデンもギリアムに言っているように終焉のことだろうか。 | ||
==== OGMD ==== | ==== OGMD ==== | ||
;「かつて、[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]が述べた[[虚憶]]の因子や一大劫を経ての再有生……あるいは、並行世界間や次元の壁の超越経験……」<br/>「それらは俺達の身体に押された[[烙印]]であり、クロスゲートを通過できる証なのかも知れない」 | ;「かつて、[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]が述べた[[虚憶]]の因子や一大劫を経ての再有生……あるいは、並行世界間や次元の壁の超越経験……」<br/>「それらは俺達の身体に押された[[烙印]]であり、クロスゲートを通過できる証なのかも知れない」 | ||
− | :第34話「虚ろな魂」における「クロスゲートを通過する因子や条件」に関する推察。この場で[[イルムガルト・カザハラ|イルム]] | + | :第34話「虚ろな魂」における「クロスゲートを通過する因子や条件」に関する推察。この場で[[イルムガルト・カザハラ|イルム]]が指摘している通り、鋼龍戦隊の全員がそうではないはずであるが…… |
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=== アニメ・漫画作品 === | === アニメ・漫画作品 === | ||
447行目: | 386行目: | ||
:OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。ゲシュペンストを遠隔起動させた際の台詞。アニメ『[[ジ・インスペクター]]』でもほぼそのままの状態でこの場面が再現され、『ヒーロー戦記』から約18年の時を経て'''声付きの「コール・ゲシュペンスト」'''が実現。このときのギリアムはアーチボルドに対して、してやったりと言わんばかりの若干悪そうな笑みを浮かべ、ライ、ラト、シャイン達はカッコ良くゲシュペンストを呼びだしたギリアムに、ヒーローを見る子供の様な表情で見上げていた。またアーチボルドからは「連邦軍の非常識な人材」扱いされることに。 | :OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。ゲシュペンストを遠隔起動させた際の台詞。アニメ『[[ジ・インスペクター]]』でもほぼそのままの状態でこの場面が再現され、『ヒーロー戦記』から約18年の時を経て'''声付きの「コール・ゲシュペンスト」'''が実現。このときのギリアムはアーチボルドに対して、してやったりと言わんばかりの若干悪そうな笑みを浮かべ、ライ、ラト、シャイン達はカッコ良くゲシュペンストを呼びだしたギリアムに、ヒーローを見る子供の様な表情で見上げていた。またアーチボルドからは「連邦軍の非常識な人材」扱いされることに。 | ||
;「才能だけでは生きてはいけんか」 | ;「才能だけでは生きてはいけんか」 | ||
− | : | + | :「渡る世界は鬼ばかり」を締めくくる台詞。……世知辛い世の中である。なお、この直前、捕まえたハッカーからゲシュペンストXNとオリュンポス・プロジェクトの名前の由来を聞いたのか、物凄く微妙そうな顔をしていた。 |
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;「あれは、ゲート……やはり、彼は!」 | ;「あれは、ゲート……やはり、彼は!」 | ||
:DWにて、ゲートからリヴァーレが出現した際の台詞。イングラムの本質に気付いていたようだが…… | :DWにて、ゲートからリヴァーレが出現した際の台詞。イングラムの本質に気付いていたようだが…… | ||
462行目: | 400行目: | ||
:直後の台詞がこれ。確定である。 | :直後の台詞がこれ。確定である。 | ||
;「付き合ってもらうぞ、ヴィンデル……因果地平の彼方へ!」 | ;「付き合ってもらうぞ、ヴィンデル……因果地平の彼方へ!」 | ||
− | : | + | :ヴィンデルごと転移しようとしたときの台詞。己の存在さえも捨てて贖罪を完遂することを決意したギリアムだったが…… |
;「転移座標Z<ruby>9999<rp>(</rp><rt>フォー・ナイン</rt><rp>)</rp></ruby>……ファイナルコード、アポロン!」 | ;「転移座標Z<ruby>9999<rp>(</rp><rt>フォー・ナイン</rt><rp>)</rp></ruby>……ファイナルコード、アポロン!」 | ||
:転移の際に発した台詞。 | :転移の際に発した台詞。 | ||
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== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
;[[搭乗機::ゲシュペンスト]] | ;[[搭乗機::ゲシュペンスト]] | ||
− | : | + | :αフォース時代の愛機たるパワードスーツ。システムXNはこれに搭載されていたパーソナル転送システムをもとに改造を加えたものであり、後にXNガイストのコアに転用される。 |
;[[搭乗機::ゲシュペンストMk-II・タイプR]] | ;[[搭乗機::ゲシュペンストMk-II・タイプR]] | ||
:旧シリーズの搭乗機。「突撃狂」ギリアムの象徴でもある。なお、OG1でも条件を満たさなければこれに乗り続ける。 | :旧シリーズの搭乗機。「突撃狂」ギリアムの象徴でもある。なお、OG1でも条件を満たさなければこれに乗り続ける。 | ||
518行目: | 440行目: | ||
: | : | ||
;[[搭乗機::XNガイスト]] | ;[[搭乗機::XNガイスト]] | ||
− | : | + | :ヒーロー戦記における最終搭乗機。システムXN本来の搭載機でもあり、かつてはこの機体とともに数多の世界を彷徨っていた。パワードスーツのゲシュペンストを転用したコア部分は、後に大きな事件の引き金を引く事に…。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *時折話題に上げられるものに「[[旧シリーズ]]と[[OGシリーズ]] | + | *時折話題に上げられるものに「[[旧シリーズ]]と[[OGシリーズ]]のギリアムは同一人物なのか」という疑問がある。根拠となっているのは[[OG1]]および[[OGs]]の「仮面の下にある顔は」で該当シナリオでマサキと遭遇した際の反応で、この時無表情ながら非常に驚いている。もしマサキが登場する旧シリーズを経由しているのだとすれば不自然であるため、「これから旧シリーズへ跳ぶ」という見方もされている。しかし、[[OG2]]のエンディングでシステムXNを破壊しているため、少なくともOGシリーズからどこかの世界に跳躍することはないだろう(別の要因で偶発的に転移する可能性も捨てきれないが)。強引に推測するなら「旧シリーズ⇒ヒーロー戦記⇒(Zシリーズ?)→OGシリーズ」という流れなら一応の説明はつく(しかし、マサキは第3次ではっきり「ヒーロー戦記で…」と発言している上、アムロもおぼろげにギリアムを覚えている。さらには第4次でギリアムは「'''また'''頭に血が上ってしまった」と自分の突撃癖を反省する場面がある)。 |
− | ** | + | **第2次OGにて、ゼゼーナンに「同じ結末を迎える」と告げていることから、少なくとも「旧シリーズ及びFとF完結編⇒OG世界」の順が正しいようだ。 |
− | * | + | *世界を跳躍したりパワードスーツを着て戦っていたことからか『[[PROJECT X ZONE]]』の登場キャラクターの候補に挙がっていた。寺田P曰く森住氏にゼンガーか彼を使わせてほしいと言われたとのこと。 |
− | + | *ネオ・アクシズでの偽名が「アポロン」、研究者としての偽名が「ヘリオス」、Z.E.U.Sでの仲間の光太郎は「太陽の子」、とやたら「太陽」を意識したキャラクターであるが、天獄篇の根幹に関わる太極&アドヴェントも「太陽」をモデルとした造形になっていることから、関連性を指摘する声もある。 | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |