高低差とは、シミュレーションRPGのマップ上の各位置に設定される要素。戦闘や移動に影響を与える。戦闘では一般に相手より高所にいると有利になる。

スパロボシリーズでは『αシリーズ』の一部の作品や『魔装機神シリーズ』、マップや機体が3Dで描写されるNEOOEで採用されている。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α』、『スーパーロボット大戦α外伝』で採用。地上マップで、相手より高所にいれば命中率にプラス補正が、低所にいればマイナス補正がかかる。計算式は以下のとおり。

補正値=(攻撃するユニットの高さ−攻撃を受けるユニットの高さ)×5%

魔装機神シリーズ編集

シリーズを通して採用。移動制限、格闘武器の使用制限、命中率の増減といった影響がある。

移動制限編集

高度差が2以上ある隣接スクエアには直接移動できない(ただし、階段や斜面があれば迂回して移動することができる。移動力は余分に消費することになる)。

魔装機神II』では、風属性のユニットは高低差が2までの隣接スクエアに直接移動できるようになった。

格闘武器の使用制限編集

相手ユニットとの高度差が2以上の場合、格闘武器で攻撃することができない。

命中率の増減編集

相手より高所にいれば命中率にプラス補正が、低所にいればマイナス補正がかかる。乗算による補正のため、効果が大きい。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL編集

魔装機神Iでの補正値
高度差 命中率
+10以上 2.0倍
+9 1.9倍
+8 1.8倍
+7 1.7倍
+6 1.6倍
+5 1.5倍
+4 1.4倍
+3 1.3倍
+2 1.2倍
+1 1.1倍
±0 1.0倍
−1 0.9倍
−2 0.8倍
−3 0.7倍
−4 0.6倍
−5 0.5倍
−6 0.4倍
−7 0.3倍
−8 0.2倍
−9以下 0.1倍

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD編集

魔装機神IIでの補正値
高度差 命中率

NEO・OE編集

命中率や回避率への補正はないが、を移動している場合は段差の上で待機することができないため、本来の移動力分の距離を移動できない場合がある。また、『押出』攻撃で段差方面に押し出された場合、段差にぶつかったり転落したりして追加ダメージを受ける場合がある。このダメージは特殊能力精神コマンドで軽減できない固定値であるため、段差の多いマップでにいる場合、『押出』攻撃に気を付ける必要がある。