銅鐸パワー

銅鐸パワーとは、『鋼鉄神ジーグ』に登場する重要アイテム「銅鐸」から引き出されるパワー。

概要編集

鋼鉄ジーグ』TV版では特にパワー源にはなっていないが、『鋼鉄神ジーグ』では独自にパワー源という設定になっている。

銅鐸は磁偉倶は頭部である司馬宙本人の体の中に、鋼鉄ジーグ (新)は頭部を形成するバイク・雷鋼馬の中に内蔵されている。

ジーグがビルドアップするためには銅鐸のパワーが必要であり、また銅鐸から発せられるパワーが上昇するとジーグ自身もパワーアップする。銅鐸の所有者の感情によってその力はより一層引き出される。逆に、銅鐸を失うとジーグはビルドアップはおろか、サイボーグ宙への変身能力すら喪失してしまう。

その正体は、遥か昔に多卦流妃魅禍らが乗ってきた宇宙船「ラングーン」の制御ユニットであり、その中に眠るより大きな力を持つ「大銅鐸」の封印解除キーでもある。妃魅禍らは銅鐸を手に入れることで自身の力を増し、また最終的に大銅鐸の力を我が物とするため、銅鐸を持つジーグを付け狙う。

特殊能力としての銅鐸パワー編集

鋼鉄ジーグ、および磁偉倶が持つ能力。

K』『L』では感情の高ぶりによって力を発揮すると言う設定から気力130以上で発動し、「敵に与えるダメージ25%アップ」「敵から受けるダメージ25%カット」「命中・回避10%アップ」の効果を得られる(『L』のみ、ダメージカットの効果はゲーム内の説明文には書かれているものの、効果が無い)。

見ての通り非常に強力な能力で、所持ユニットの一つのパイロット・草薙剣児を持つ事とあわせ、『K』『L』のいずれも鋼鉄ジーグが最大ダメージを叩き出せるユニットとなっている。

採用作品編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦K
ジーグが初参戦である事もあり、これをもつジーグ2体は非常に強力なユニットに仕上がっている。特に合体攻撃の「鋼鉄神ジーグ」は攻撃力がカンストするほどの高威力で、これに銅鐸パワーと魂が乗せられるので、食らう側としてはたまったものではない。
スーパーロボット大戦L
『K』とほぼ同じだが、先述の通り防御力アップの効果だけ削除されてしまった(が、表記は残っている)。効果が消えたのがバグなのか、表記の消し忘れなのかは不明だが、どの道ジーグには防御力アップはあっても無くても大差ないだろう。
今作ではKよりも武器の威力が抑えられてしまっており、鋼鉄神ジーグは攻撃力カンストしなくなった。一方で他に攻撃力カンストする武器が登場しているが、そちらは攻撃力アップの特殊能力を何も持たない上にパイロットが熱血止まりなので、諸々を含めた最高威力は相変わらず魂+銅鐸パワー+鋼鉄神ジーグである。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
ジーグのSSR必殺技ユニットパーツ「猛烈地獄張り手」のメインアビリティ名として採用。ゲームシステムの都合上、過去作品同様の能力ではないが、気力を条件として発動し、攻撃力と回避力が伸びる部分は共通している。