蓬瓜尊
蓬瓜尊は『第2次スーパーロボット大戦OG』の登場人物。
蓬瓜尊 | |
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読み | ほうかそん |
外国語表記 | Hou Cason |
登場作品 | |
デザイン | 八房龍之助 |
プロフィール | |
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種族 | 仙狐(獣仙) |
性別 | 男 |
年齢 | 半不老不死 |
髪色 | 金 |
所属 | バラル |
概要編集
バラルに属する仙人の一人で、狐の尾のような髪と、蓄えた髭が印象的な壮年の男。首に数珠のようなものを巻いている。
元々は狐の変化であり、泰北三太遊に命を助けられたことがある。それ以来、彼を師と仰いで付き従い、バラルに身を置いている。組織においては情報収集役を担当し、「機人召生符」を用いて超機人を呼び出し、操る。作中に登場した妖機人の大半は彼が呼び出したもの。
冷静な性格で物腰は穏やか。役割の関係で前線に出ることがないため、鋼龍戦隊はククルから教えられるまで彼の存在を知らなかった。ハガネに侵入してイルイを連れ去った際は巫術によって姿を消しており、映像にも記録にも残らず、目撃者もいなかったことから、仙術の腕は相当なものであることがわかる。
泰北からは最終戦に際し、ガンエデンと鋼龍戦隊の戦いを見届けるよう蓬に命じており、それでガンエデンが敗れたならばイルイを救い出すようにも言い置かれていた。その後、師命に従い、崩壊するバラルの園からイルイを救出、地球に送り届けた後姿を消す。
結果として、封印戦争の終結時点では生存が確実な唯一のバラル勢となった。
登場作品と役柄編集
OGシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 初登場作品。自軍と会話する場面がなく、また出番自体も多くないためそんなに目立たないが、終盤で重要な役割を果たすことに。
人間関係編集
名台詞編集
- 「しかし、あれは何だ? 異質な気……いや、念なのか、これは」
「ただの人間ではない。むしろ我々に近いようだが……不自然だ」 - 「甦る青龍」にて、イングの念を感知して。この時点で彼の正体に勘付いている。
- 「龍王機を傷つけたくはないが、止むを得んか。向吾者死、留吾者亡、亡神再妖、機人転生、急々如律令……勅!」
- 妖機人召喚の真言。亡者の魂を妖機人として呼び出している、ということらしい。
- 蓬「尸解の候補者として、ですか」
夏喃「それもあるが、彼女たちは実にいい」
蓬(……そちらの方か) - 「甦る青龍」クリア時の夏喃との会話にて。
- (彼らが光龍様、夏喃様、そして泰北師父を打ち破るとは)
(それがバラルの神の見立て……天命だというのか。だが、総人尸解計画はもはや止められぬ)
(古来より俗人達が憧憬して来た桃源郷、約束の地……シャングリラ、最後の楽園が現出するのだ) - 「封印戦争」「母なる星の守り神」IMにて。ちなみにこの時会話しているバラル兵は、第2次αでブリットがつけていた仮面を被っている。
- (師父……あなたから与えられた最後の役目を……)
(最後の楽園を巡る神と人の戦い……そう、封印戦争の行く末を……) - バラル兵の魂を解放して。泰北より課された最後の使命は、鋼龍戦隊とガンエデンの戦いを見届けること。そして……。
- 蓬「我が師父から与えられた最後の役目を果たしました」
「最後の楽園を巡る神と人との戦い……封印戦争を見届け……神が敗れることあらば……そして、あなたをお救いする機会あらば、そうするよう命じられていたのです」
イルイ「な、何故……?」
蓬「あなたは神ではなく……人ですから。それに……あなたや、あなたが見出した剣達には、まだ果たさねばならぬことがあるのでしょう。故に、私はあなたを見つけることが出来たのでしょう」
イルイ「私を……? それに、鋼龍戦隊のみんなは……?」
蓬「我が神は、人に敗れたのです。……それでは」 - 「古の忌憶」エンドデモにて。バラルの敗北をイルイに告げ、蓬は姿を消した。