篠原弘樹

篠原弘樹は『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。

概要編集

宇宙戦艦ヤマトの航空隊副隊長。

ロングヘアでクールかつ軽い言動で一見すると軽薄そうに見えるが、直情径行な加藤や突出しがちな山本のフォローをしたり、周囲への心配りを忘れないため仲間たちから慕われている。

父親をガミラスの遊星爆弾で亡くしているが、そういった暗い過去や辛さをおくびにも出さず、常に飄々と振舞っている。

パイロットとしての技量も高く、加藤とは乗艦前からの仲。

「…オレの父親、遊星爆弾の第一波で死んじまったんですよね。大嫌いだったんですよ、いつも怒鳴ってばかりで」 「それがこの頃、不思議とよく思い出すんです。決まって怒鳴られた時のことをね」: 第7話「太陽圏に別れを告げて」より。地球との最後の交信で他の乗員が家族と別れを告げる中、父親との会話を渋る加藤に自分の経験を話して説得した。

ヤマト: 航空隊副隊長。
コスモファルコン: ヤマトの艦載機。篠原の機体は濃い目のスカイブルーにシャークマウスのノーズアートが描かれており、旧作の｢ブラックタイガー｣に近い姿となっている。
ツヴァルケ: 捕獲した機体で、バラン星への強行偵察を行った。

篠原弘樹は、「当初は山本明としてデザインされたが、山本が女性に設定変更されたためにデザインを流用された」という経緯を持つ。
- 性格設定等も旧作の山本から流用されているが、これは古代や加藤との差別化のためである。