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78 バイト追加 、 2014年11月30日 (日) 22:52
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<!-- ※作品ごと別々に説明すると閲覧する側にとっては混乱するので、基本設定以上の事項は避けました。 -->
 
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[[シュウ・シラカワ]]の乗機。かつて神聖ラングランの未来見が予見したラ・ギアスを滅ぼす魔神でもある。それを知ってか知らずか放浪者[[ギリアム・イェーガー]]は「重力を操る魔神」と形容したことがある。中枢部には[[ゾヴォーク]]の技術を提供したゾガルの代表ゼゼーナンの細工により、一定の位相を持たせた「[[特異点]]」が存在。この特異点が通常では起こり得ない「偶然」を地球圏で多発させる状況を作り出す仕組みとなっていた。[[OGシリーズ]]におけるグランゾンは、メテオ3に封入されていたバルマーの技術、ゾガル(ゲスト)から提供された技術、地底世界の練金学を投入したハイブリッド機という扱い。
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[[シュウ・シラカワ]]の乗機。かつて神聖ラングランの未来見が予見したラ・ギアスを滅ぼす魔神でもある。それを知ってか知らずか放浪者[[ギリアム・イェーガー]]は「重力を操る魔神」と形容したことがある。公式の紹介では「蒼き魔神」と表現されることが多い。中枢部には[[ゾヴォーク]]の技術を提供したゾガル(ゲスト)の代表ゼゼーナンの細工により、一定の位相を持たせた「[[特異点]]」が存在。この特異点が通常では起こり得ない「偶然」を地球圏で多発させる状況を作り出す仕組みとなっていた。[[OGシリーズ]]におけるグランゾンは、メテオ3に封入されていたバルマーの技術、ゾガルから提供された技術、地底世界の練金学を投入したハイブリッド機という扱い。
    
素粒子レベルでの強化処理を施された「超抗力チタニウム」の装甲、ラ・ギアス及び地球外の科学技術を併せた攻防一体の重力操作能力、歪曲空間を利用した次元跳躍と重力の束縛を脱す推進機能「ネオ・ドライブ」を駆使した神出鬼没の機動性でもって、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。ただし、パイロットが水面下での暗躍を好むためこの機体の実力を窺い知る局面は少ない。なお、得意とする次元跳躍の限界点は不明。
 
素粒子レベルでの強化処理を施された「超抗力チタニウム」の装甲、ラ・ギアス及び地球外の科学技術を併せた攻防一体の重力操作能力、歪曲空間を利用した次元跳躍と重力の束縛を脱す推進機能「ネオ・ドライブ」を駆使した神出鬼没の機動性でもって、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。ただし、パイロットが水面下での暗躍を好むためこの機体の実力を窺い知る局面は少ない。なお、得意とする次元跳躍の限界点は不明。
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機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。このネットワークは「[[マハーカーラ]]」と称され、極秘裏に組み込まれた管理システム「[[カバラ・プログラム]]」を起動することでアストラル・エネルギー([[ラ・ギアス]]の精霊界に潜む[[サーヴァ・ヴォルクルス|破壊神]]の力)を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。リドルやカバラ・プログラムは機体性能を爆発的に高める栄養剤であり、表向きの肩書である「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」も仮の姿に過ぎない。
 
機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。このネットワークは「[[マハーカーラ]]」と称され、極秘裏に組み込まれた管理システム「[[カバラ・プログラム]]」を起動することでアストラル・エネルギー([[ラ・ギアス]]の精霊界に潜む[[サーヴァ・ヴォルクルス|破壊神]]の力)を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。リドルやカバラ・プログラムは機体性能を爆発的に高める栄養剤であり、表向きの肩書である「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」も仮の姿に過ぎない。
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本機の開発経緯は、それぞれの思惑が入り乱れて複雑なものとなっている。地球政府は接触してきたゾヴォークの代表(ゾガル側)に地球人の利用価値を証明するため、DCの代表[[ビアン・ゾルダーク]]は「対異星人戦闘用アーマードモジュール」とするため、ゾガル側はウォルガ(ゾヴォークに所属するゾガルの競合勢力)とゼ・バルマリィ帝国(バルマー)との抗争を有利に運ぶため、破壊神ヴォルクルスの信徒であったシュウは邪神の力を発揮するための媒体として開発した。設計と開発の中心者であったシュウは、グランゾンに彼と彼が敬慕するビアン博士以外の思惑が絡む事を嫌い「[[南極事件]]」に加担。会議に出席するため終結したゾガルと地球政府の代表者たちにその牙を剥け氷の大地を炎で包んだ。
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本機の開発経緯は、それぞれの思惑が入り乱れて複雑なものとなっている。地球政府は接触してきたゾヴォークの代表(ゾガル側)に地球人の利用価値を証明するため、DCの代表[[ビアン・ゾルダーク]]は「対異星人戦闘用アーマードモジュール」とするため、ゾガル側はウォルガ(ゾヴォークに所属するゾガルの競合勢力)とゼ・バルマリィ帝国(バルマー)との抗争を有利に運ぶため、破壊神ヴォルクルスの信徒であったシュウは邪神の力を発揮するための媒体として開発した。設計と開発の中心者であったシュウは、グランゾンに彼と彼が敬慕するビアン博士以外の思惑が絡む事を嫌い「[[南極事件]]」に加担。会議に出席するため終結したゾガルと地球政府の代表者たちにその牙を剥け、氷の大地を炎で包んだ。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。
 
:*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。
 
;ディストリオンブレイク
 
;ディストリオンブレイク
:胸部から発射したビームを、いくつもの歪曲空間を通して収束・増幅し、鉄器へ命中させる(OGクルセイド)。新紀元社のムックにも「ワームスマッシャー」と原理を同じくするとある。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはない。
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:胸部から発射したビームを、いくつもの歪曲空間を通して収束・増幅し、敵機へ命中させる(OGクルセイド)。新紀元社のムックにも「ワームスマッシャー」と原理を同じくするとある。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはない。
 
:*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射撃技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。完結作で演出面を強化。左右の掌から生み出された重力波のレンズが、光線の破壊力を高める無数の歪曲空間を生み出す。スマッシャーの武器ランクアップで追加される長射程高威力の技(射程は7、7発の弾数制)。
 
:*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射撃技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。完結作で演出面を強化。左右の掌から生み出された重力波のレンズが、光線の破壊力を高める無数の歪曲空間を生み出す。スマッシャーの武器ランクアップで追加される長射程高威力の技(射程は7、7発の弾数制)。
 
:*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。
 
:*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。
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